NTT Communications Cloudⁿ AutoScaling 操作マニュアル Ver.1.0 本冊子掲載の内容の二次配布 ( 配布 転載 提供等 ) は ご遠慮ください 1
版数編集日変更内容 Ver.1.0 2014/9/8 初版作成 2
目次 1 はじめに P4~ 1) サービスの概要 2) 事前に準備いただくもの 2 AutoScaling サービスの利用準備をする P6 1) AutoScaling コンソールを起動する 3 AutoScalingサービスを利用する P7~ 1) AutoScalingグループを新規作成する 2) AutoScalingグループを変更する 3) AutoScalingグループを削除する 4 AutoScaling サービスの留意点 P14~ 1) スケーリング動作後のクールダウン 3
本マニュアルでは Cloud n AutoScaling(AS) のご利用方法に関してご説明いたします Cloud n AutoScaling(AS) は ユーザのアプリケーションの負荷に応じて Cloud n Compute 上仮想サーバー数を調整したり 常に一定の規模の仮想サーバー数を確保して アプリケーションを実行するなどの用途に利用できる AWS Auto Scaling に相当する機能です また Cloud n Load Balancer Advance と組み合わせて 増減した VM インスタンスを Cloud n Load Balancer Advance の負荷分散対象と同期することができます 主な提供機能は以下の通りです 1-1) サービスの概要 AutoScaling グループ ( 仮想サーバーの最大数 最少数等オートスケールの挙動を設定 ) および仮想サーバーの起動設定 (Launch Configuration) に従って 仮想サーバーを自動的に増減することができます 動作のトリガーは Cloud n AutoScaling メトリクスによるもの あるいは定義したスケジュールに基づいて行われます Cloud n Load Balancer Advance と組み合わせることで システムの負荷に応じて VM を増減するだけでなく自動的に負荷分散対象への組み入れ 取り外しを行うことが可能です アクセス集中!! スケールアウト 4
1-2) 事前に準備いただくもの Cloud n AutoScaling をご利用頂くにあたっては 以下のものをご用意ください インターネットに接続するための機器 パソコンやモデム等 イントラネット / インターネットに接続する為に必要な機器をご用意ください インターネットに接続するためのサービス インターネットへ接続するためのサービスをご用意ください 例 :OCN ダイヤルアクセスサービス OCN ADSL 接続サービス スーパー OCN 等の常時接続 サービスなど 他社のインターネット接続サービスでもご利用いただけます 御社内にてプロキシサーバーを利用されている場合は https( ポート番号 443) が開放さ れていることをご確認下さい AutoScaling サービスの利用開始 Cloud n ポータルより AutoScaling サービスの利用を開始して下さい なお LBALBA と連携してご利用される場合は LBA サービスの利用も開始していただく必要があります サービスの利用開始方法については Cloud n ポータル操作マニュアル の 3-1) サービスの利用を開始する を参照下さい 5
AutoScaling コンソールを起動します 1 2-1) AutoScaling コンソールを起動する Cloudⁿ ポータルにログインし ご利用いただいているリージョンの 利用開始した AutoScaling アイコンへのマウスオーバーにて表示される コンソールへ をクリックします 2 クリック 新しいウィンドウで AutoScaling コンソールが起動します 6
3-1) AutoScaling グループを作成する AutoScaling グループを新規に作成します 1 新規作成 ボタンをクリックします 2 新規に作成する AutoScaling グループの設定項目を入力し 確定 ボタンをクリックします クリック 7
3 OK をクリックします 3-1) AutoScaling グループを作成する クリック 4 新規作成した AutoScaling グループのステータスが 作成中から稼働中に変化すると 作成した AutoScaling グループが有効状態となります 8
3-1) AutoScaling グループを作成する AutoScaling グループの各設定項目の意味については 項目横の? マークをクリックすると そのガイドメッセージが表示されます クリック AutoScaling グループ作成時の留意点 (1) 上記のガイドメッセージでもご案内しておりますが 仮想サーバー (Compute) のテンプレートやセキュリティグループは Compute コンソールから作成して下さい (2) トリガー項目にある ( 平均 ) とは AutoScaling で生成した仮想サーバー全ての平均値を意味します (3) AutoScaling サービスで生成した仮想サーバー (Compute) は 下記のように UUID の名前になります (4) AutoScaling サービスで生成したトリガー (Monitoring のアラーム ) は 下記のように -ASConsole- が付いた名前になります 9
3-2) AutoScaling グループを編集する 作成済みの AutoScaling グループの設定を編集します 1 AutoScaling コンソールより 設定を編集する AutoScaling グループの 編集 ボタンをクリックします 2 AutoScaling グループの設定項目を編集し 確定 ボタンをクリックします クリック 10
3 OK をクリックします 3-2) AutoScaling グループを編集する クリック 4 設定編集した AutoScaling グループのステータスが 更新中から稼働中に変化すると 編集した AutoScaling グループが有効状態となります 11
3-3) AutoScaling グループを削除する 作成した AutoScaling グループを削除します 1 AutoScaling コンソールより 削除する AutoScaling グループの 削除 ボタンをクリックします 2 OK をクリックします クリック 12
3 3-3) AutoScaling グループを削除する 設定編集した AutoScaling グループのステータスが削除中となった後 当該グループが削除されます 13
4) AutoScaling サービスの留意点 AutoScaling サービスには 本来想定していない不本意なスケールアウト スケールイン動作を避けるため 仮想サーバーの増減時に 仮想サーバーが起動完了して負荷状況が安定するまで待つ時間 ( クールダウン :5 分 ) が設定されています そのため スケーリング動作後のクールダウンにより 次のスケーリングが実行されない場合があります 仮想サーバー台数 3 スケーリング ( 仮想サーバー起動 ) 後 5 分のクールダウンが設定されています クールダウン中に次のトリガーが引かれても その通知は無視されスケーリング動作はしません 2 クールダウン (5 分 ) 仮想サーバーの起動 1 時間 スケールアウトのトリガー (Monitoring のアラーム通知 ) スケールインのトリガー (Monitoring のアラーム通知 ) もしこのような事象が発生した場合は 編集画面から 現状台数 を修正して下さい この 現状台数 を編集することで マニュアルスケーリングが可能になっております 14