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練習問題 - 不動産所得編 - 株式会社ゼンアオイロ 株式会社ゼンアオイロ

1. 不動産所得の業種設定 ブルーリターン A は不動産賃貸業の専業または兼業設定ができます 専業 兼業の設定 により収入および経費に関する勘定科目コードがことなります (1) 不動産賃貸業のみ ( 専業 ) の場合 [10 初期設定 ] の [ 事業情報設定 ] 画面の [ 業種設定 ] において [ 不動産賃貸業 ] を選択してください (2) 一般の事業と不動産賃貸業を兼業している場合 [10 初期設定 ] の [ 事業情報設定 ] 画面の [ 業種設定 ] において [ 一般の事業 ] を 選択し あわせて [ 不動産賃貸業を兼業している ] にチェックをつけてください (3) 不動産と農業の 2 業種を兼業している場合 [10 初期設定 ] の [ 事業情報設定 ] 画面の [ 業種設定 ] において 主たる事業を選択 し 従たる事業を兼業設定で選択します 不動産賃貸業を設定した場合の不動産科目 不動産収入 ( 専業 ) 不動産収入 ( 兼業 ) 402 賃貸料 500 賃貸料 ( 不 ) 403 礼金権利金更新料 520 礼金権利金更新料 442 その他収入 540 その他収入 ( 不 ) 不動産経費 ( 専業 ) 不動産経費 ( 兼業 ) 700 租税公課 800 租税公課 ( 不 ) 701 荷造運賃 801 損害保険料 ( 不 ) 702 水道光熱費 802 修繕費 ( 不 ) 703 旅費交通費 803 減価償却費 ( 不 ) 704 通信費 804 借入金利子 ( 不 ) 705 広告宣伝費 805 地代家賃 ( 不 ) 706 接待交際費 806 給料賃金 ( 不 ) 707 損害保険料 807 専従者給与 ( 不 ) 708 修繕費 808 その他経費 ( 不 ) 709 消耗品費 710 減価償却費 711 福利厚生費 712 給料賃金 715 地代家賃 716 貸倒金 720 借入金利子 721 その他経費 764 諸会費 767 支払手数料 780 事業主報酬 781 専従者給与 1

2. 初期設定 ( 記帳前に必要な処理 ) 2-1 事業情報設定 事業に関する情報を入力します 本テキストでは 不動産賃貸業の専業を例にしています < 設定内容 > (1) 事 業 主 名 青色次郎 ( 姓名の間は一文字空けて入力する ) (2) フ リ ガ ナ アオイロジロウ ( 自動表示 ) (3) 事業所名 ( 屋号 ) ( 空欄にします ) (4) 会 員 番 号 1234( ご自身の会員番号等を入力してください ) (5) 会 計 年 20 年 ( 西暦で入力する ) (6) 業 種 設 定 不動産賃貸業 (7) 消費税設定 しない ( 全て居住用アパートのため非課税 ) (8) 登 録 [ 事業情報の設定 ] 画面 [ メインメニュー ] 画面の [10 初期設定 ] をクリックし [ 事業情報設定 ] をクリックします [ 事業情報の設定 ] 画面が表示されたら 各項目を入力します 登録後 [ メニューへ ] をクリックし メニュー画面に戻ります 登録後は会計年と業種の訂正はできません 注意 兼業設定を行った場合 青色申告決算書は業種別 ( 一般用 不動産所得用 農業所得用 ) に作成されますが 貸借対照表 ( 四面 ) は 主たる事業の決算書に集約されます 2

2-2 勘定科目設定 日々の取引に使用する勘定科目の設定を行います < 設定内容 > 勘定科目の非表示 追加 補助科目の設定 (1) 科目の非表示 資産科目 105 その他の預金 (2) 科目の追加 負債科目 207 前受金 (3) 補助科目の設定 収入科目 402 賃貸料 001 101 号室 002 102 号室 003 103 号室 004 104 号室 [ 勘定科目の設定 ] 画面 [ メインメニュー ] 画面で [10 初期設定 ] をクリックし [ 勘定科目設定 ] をクリックします (1) 科目の非表示 1 非表示にする科目をクリックし [ 変更 ] をクリックします 2 [ 勘定科目の変更 ] 画面の [ 表示 ] の [ 未使用科目はレをはずす ] をクリックします 3 [ 登録 ] をクリックします (2) 科目の追加 1 追加したい科目をクリックし [ 変更 ] をクリックします 2 [ 勘定科目の変更 ] 画面の [ 表示 ] の [ 使用科目はレをつける ] をクリックします 3 [ 登録 ] をクリックします (3) 補助科目の設定 1 補助科目を作成したい主科目をクリックし [F10 補助作成 ] をクリックします 2 [ 補助科目コード001] から順に [ 補助科目名称 ] 欄に科目名を入力後 [ 登録 ] をクリックします 3 入力がすべて終わったら [ 閉じる ] をクリックし [ メニューへ ] をクリックします 3

2-3 開始残高設定 ブルーリターン A 導入年の開始残高 (1 月 1 日現在 ) を 巻末の 開始残高一覧表 に したがって入力します [ メインメニュー ] 画面の [10 初期設定 ] をクリックし [ 開始残高設定 ] をクリックします 1 日付の入力 1 Enter 1 Enter (1 月 1 日 ) と入力し Enter を押します 損益科目 事業主貸 事業主借は表示されません 貸借の差額が元入金に自動設定されます というメッセージが表示されましたら [ はい ] をクリックします 2 金額の入力 ( 巻末 1-1 開始残高一覧表 を参照) 現金の残高 500000 を入力し Enter を押します 他の残高を入力します 残高のない勘定科目は Enter を押します 金額の, ( カンマ ) は入力不要です 3 登録借方合計と貸方合計が 39,750,000 で一致していることを確認して[ 登録 ] をクリックします 登録完了後 [ 閉じる ] をクリックします 注意 (1) 補助科目がある場合は 補助科目ごとに残高を入力してください 主科目の残高欄は各補助科目の残高合計が自動集計されます (2) 金額を修正する場合は 修正したい項目をクリックし 再度正しい金額を入力します (3) 開始日が 1 月 1 日の場合 元入金は貸借差額が自動集計されます 1 月 1 日以外の日付の場合は 画面右下の 差額 の金額を元入金に入力します 4

3-1 メニュー入力 3. 日常取引の入力 日々の取引を画面の質問に答えながら入力します 例題 1 2 月 25 日 101 号室分の3 月分家賃 ( 共益費込み )120,000 円が普通預金に振り込まれた 入力内容 (1) 日 付 2 月 25 日 (2) 取引選択 1 収入 (3) 取引選択 1 賃貸料の受取 (4) 取引選択 001 101 号室 (5) 取引選択 普通預金への入金 (6) 金 額 120,000 円 (7) 摘 要 家賃 3 月分 ( 1: 摘要参照を行う ) (8) 登 録 [ メインメニュー ] 画面で [24 メニュー入力 ] をクリックします 1 日付の入力 20XX 年 1 月 1 日 と表示されていますので 月を 2 日を 25 と入力し Enter を押します( または [ 次へ ] をクリックします ) 2 取引の入力取引の選択肢から 1 収入 を選択し Enter を押します( または [ 次へ ] をクリックします ) 取引の選択肢から 1 賃貸料の受取 を選択し Enter を押します( または [ 次へ ] をクリックします ) 取引の選択肢から補助科目 001 101 号室 を選択し Enter を押します( または [ 次へ ] をクリックします ) 取引の選択肢から 2 普通預金への入金 を選択し Enter を押します( または [ 次へ ] をクリックします ) 5

3 金額の入力 120000 と入力し Enter を押します( または [ 次へ ] をクリックします ) 4 摘要の入力 1 摘要参照を行います [F9 摘要参照 ] をクリックします ( 摘要事例の一覧が表示されます ) 欄に 31 と入力し Enter を押します( または [ 決定 ] をクリックします ) 0031 家賃月分 をクリックして選択することもできます 月 の前をクリックしてカーソルを移動して 3 と入力し Enter を押します ( または [ 次へ ] をクリックします ) 5 登録確認メッセージで Enter を押します( または [ はい ] をクリックします ) 登録後は [ メニューへ ] をクリックし メインメニュー画面に戻ります 6

3-2 帳簿入力 現金出納帳入力 例題 2 2 月 25 日 水色塗装店にアパート屋根の塗装を依頼し 代金 89,000 円を現金で支払った 入力内容 (1) 日付 2 月 25 日 (2) 相手科目 708 修繕費 ( 1: プルダウンから科目を選択 ) (3) 摘要水色塗装店屋根塗装 (4) 支払金額 89,000 円 (5) 登録 帳簿選択メニューで [ 現金出納帳 ] をクリックします 1 日付の入力 2 月 25 日 と表示されていますので そのまま Enter を押します 2 取引の入力 1 プルダウンから科目を選択します コード欄にカーソルがある状態で をクリックし 708 修繕費 を選択します [ 摘要 ] 欄に 水色塗装店屋根塗装 と入力します Enter を2 回押し 支払金額欄にカーソルを進めます 支払金額に 89000 と入力し Enter を押します( または [ 次へ ] をクリックします ) 3 登録 [ 登録 ] をクリックします 登録後は [ メニューへ ] をクリックし メインメニュー画面に戻ります 7

普通預金出納帳入力 例題 3 2 月 26 日に事業用の携帯電話の料金が普通預金から引き落とされた 入力内容 (1) 日付 2 月 26 日 (2) 相手科目 704 通信費 ( 1: 科目参照を行う ) (3) 摘要 NTT 携帯電話代 ( 2: 摘要設定を行う ) (4) 支払金額 7,500 円 (5) 登録 [ メインメニュー ] 画面で [23 帳簿入力 ] をクリックし 帳簿選択メニューの [ 普通預金出納帳 ] をクリックします 1 日付の入力日を 26 と入力します 2 取引の入力 [F7 科目参照 ] をクリックします ( 勘定科目の一覧が表示されます ) 1 科目参照を行います 704 通信費 をクリックし Enter を押します( または [ 確定 ] をクリックします ) [ 摘要 ] 欄に NTT 携帯電話代 と入力します 2 摘要設定を行います 摘要欄にカーソルのある状態で [F8 摘要設定 ] をクリックします 登録確認のメッセージが表示されますので [ はい ] をクリックします Enter を 1 回押し 引出金額欄にカーソルを進めます 引出金額に 7500 と入力し Enter を押します( または [ 次へ ] をクリックします ) 3 登録 [ 登録 ] をクリックします 登録後は [ メニューへ ] をクリックし 帳簿選択メニューに戻ります 8

3-3 振替伝票入力 例題 4 2 月 27 日 102 号室分の 3 月分家賃 ( 共益費込み )120,000 円を現金で集金 した 入力内容 (1) 日 付 2 月 27 日 (2) 借方科目 100 現金 ( 1: キーワードから科目を選択 ) (3) 貸方科目 402-002 賃貸料 102 号室 ( 1) (4) 金 額 120,000 円 (5) 摘 要 家賃 3 月分 ( 2: 摘要参照および事例設定を行う ) (6) 登 録 メインメニュー 画面で[21 振替伝票入力 ] をクリックします 1 日付の入力日を 27 と入力し Enter を押します 2 借方科目の入力 1 キーワードから科目を選択します カーソルが コード 欄にある状態でキーワード ( ゲ ge ) を入力します ( 科目コードおよび科目名が表示されます ) 100 現金 が選択されているのを確認後 Enter を押します 3 貸方科目の入力 1キーワードから科目を選択します 貸方科目も2と同様の方法で 402 賃貸料 002 102 号室 を入力し確認後 Enter を押します 4 金額の入力借方金額欄に 120000 と入力し Enter を押します 単一 が選択されているため 貸方金額には借方金額と同額が表示されますので Enter を押します 9

5 摘要の入力 2 摘要参照および事例設定を行います 例題 1 と同様に[F9 摘要参照 ] から 家賃 3 月分 と入力し Enter を押します [F4 事例設定 ] をクリックします 登録確認メッセージが表示されたら [ はい ] をクリックします 事例検索用のキーワードは 家賃 3 月分 のまま [ 確定 ] をクリックします 6 登録 [ 登録 ] をクリックします 登録後は [ メニューへ ] をクリックし メインメニュー画面に戻ります 10

3-4 仕訳帳入力 例題 5 2 月 28 日 103 号室分の 3 月分家賃 ( 共益費込み )120,000 円を現金集金し た 入力内容 (1) 日 付 2 月 28 日 ( 1: 事例参照を行う ) (2) 借方科目 100 現金 (3) 貸方科目 402-003 賃貸料 103 号室 (4) 金 額 120,000 円 (5) 摘 要 家賃 3 月分 (6) 登 録 メインメニュー 画面で[22 仕訳帳入力 ] をクリックします 1 日付の入力日を 28 と入力し Enter を押します 2 科目 摘要の入力 1 事例参照を行います [ 事例参照 ] をクリックします ( 参照画面が表示されます ) 例題 4で登録した仕訳事例 (No.1) を選択し [ 確定 ] をクリックします 4 金額の入力借方金額欄に 120000 と入力し Enter を押します 貸方科目 賃貸料 の補助科目コード欄 002 をクリックし 3 と入力して Enter を押し 補助科目を 103 号室 とします 6 登録 [ 登録 ] をクリックします 登録後は 閉じずに次の例題へ進みます 11

例題 6 2 月 28 日 104 号室に3 月から入居する方から 一括して1 年分の家賃 1, 440, 000 円 ( 前払家賃 2ヶ月分 240, 000 円含む ) 礼金 240,000 円 敷金 240,000 円が普通預金に振り込まれた 入力内容 (1) 日 付 2 月 28 日 ( 1: 事例参照を行う ) (2) 借 方 科 目 102 普通預金 (3) 貸方科目 (1 行目 ) 402-004 賃貸料 104 号室 貸方科目 (2 行目 ) 207 前受金 貸方科目 (3 行目 ) 403 礼金権利金更新料 貸方科目 (4 行目 ) 212 敷金 (4) 借 方 金 額 1,920,000 円 (5) 貸方金額 (1 行目 ) 1,200,000 円 貸方金額 (2 行目 ) 240,000 円 貸方金額 (3 行目 ) 240,000 円 貸方金額 (4 行目 ) 240,000 円 (6) 摘 要 (1 行目 ) 家賃年内分 摘 要 (2 行目 ) 翌年 1~2 月分前受家賃 摘 要 (3 行目 ) 礼金 104 号室 摘 要 (4 行目 ) 敷金 104 号室 (7) 登 録 12

[ 仕訳帳入力 ] 画面で [F12 複合仕訳 ] をクリックします 1 日付の入力 2 月 28 日 と表示されていますので そのまま Enter を押します 2 1 行目の科目 金額 摘要の入力借方科目に 102 普通預金 を入力します 貸方科目に 402-004 賃貸料 104 号 を入力します 借方金額欄に 1920000 と入力します 貸方金額欄に 1200000 と入力します 摘要欄に 家賃年内分 と入力します 3 2 行目の科目 金額 摘要の入力貸方科目に 207 前受金 を入力します 貸方金額欄に 240000 と入力します 摘要欄に 翌年 1 月 ~2 月分前受家賃 と入力します 4 3 行目の科目 金額 摘要の入力貸方科目に 403 礼金権利金更新料 を入力します 貸方金額欄に 240000 と入力します 摘要欄に 礼金 104 号室 と入力します 5 4 行目の科目 金額 摘要の入力貸方科目に 212 敷金 と入力します 貸方金額欄に 240000 と入力します 摘要欄に 敷金 104 号室 と入力します 6 登録 [ 登録 ] をクリックします 登録後は [ 閉じる ] をクリックし [ メインメニュー ] 画面に戻ります 注意 複合仕訳で入力したときの総勘定元帳等での相手科目名の表示 (1) 借方 貸方のいずれかが1 科目の場合 (N 対 1 1 対 N) 相手科目を判断することができるので 相手科目が表示されます (2) 借方 貸方がともに複数の科目の場合 (N 対 M N 対 N) 相手科目を判断することができないので 諸口 と表示されます 13

3-5 仕訳の修正 削除 登録した取引の修正または削除を行います 例題 7 [ 伝票番号 5] の仕訳の日付を修正する 入力内容 (1) 日付 2 月 24 日 [ メインメニュー ] 画面で [22 仕訳帳入力 ] をクリックします 1 モードの切り替え [ 登録モード ] をクリックし [ 修正モード ] をクリックします 伝票を削除する場合は [ 削除モード ] をクリックします 2 取引の修正修正箇所 ( 今回は 伝票番号 5 の日付欄) をクリックし 24 と入力します 削除モードの場合は 削除する伝票の行をクリックします 3 登録 [ 登録 ] をクリックします 削除モードの場合は [ 削除 ] をクリックします 注意 会計年と伝票番号は修正できません 1 仕訳につき 9 回まで修正可能です 複合仕訳については該当仕訳をダブルクリック ( またはクリック後 [F12 複合仕訳 ] をクリック ) すると修正できます 削除したその伝票番号は欠番となります 修正 削除の履歴は [50 サポート ] の [ 仕訳の修正 削除記録の出力 ] より参照できます 14

4. 決算整理 4-1 減価償却資産の登録 例題 8 前年 1 月にアパートを取得している 取得価額 :29,000,000 円耐用年数 :20 年事業専用割合 :50% 入力内容 (1) 科目コード 140 建物 (2) 減価償却資産名 アパート (3) 元 号 平成 (4) 取 得 年 月 年 1 月 ( は本年 -1 年を入力 ) (5) 面積 数量 420 平米 (6) 取 得 価 額 29,000,000 円 (7) 償 却 方 法 1 定額 (8) 期 首 残 高 27,550,000 円 (9) 耐 用 年 数 20 年 (10) 貸 付 割 合 50% (11) 登 録 [61 減価償却資産の登録 ] 画面 [ メインメニュー ] 画面で [61 減価償却資産の登録 ] をクリックし 決算書選択メニ ューの [ 不動産所得用 ] をクリックします [F11 新規作成 ] をクリックします 1 科目の入力 ( 科目参照を利用します ) [ 参照 ] をクリックします ( 勘定科目の一覧が表示されます ) 140 建物 をクリックし Enter を押します 15

2 減価償却資産の名称等の入力 アパート と入力し Enter を押します 3 元号の入力平成と表示されていますので そのまま Enter を押します 4 取得年月の入力取得年 ( 本年 -1 年 ) と入力し Enter を押します 取得月 1 と表示されていますので そのまま Enter を押します 5 面積または数量の入力 420 平米 と入力し Enter を押します 6 取得価額 ( 償却保証額 ) の入力 29000000 と入力し Enter を押します 7 償却方法の入力定額法の 1 と表示されていますので そのまま Enter を押します 残存割合 については減価償却費の計算方法が改正され 平成 19 年 4 月以降に取得した事業用資産については - で表示されます) 8 期首残高の入力 27550000 と入力し Enter を押します 9 耐用年数の入力 20 と入力し Enter を押します( Enter を3 回押し カーソルを 貸付割合 まで進めます ) 10 貸付割合の入力 50 と入力し Enter を押します 11 登録 [ 登録 ] をクリックします 登録確認メッセージに [ はい ] をクリックし [ 閉じる ] をクリックします 注意 償却方法は 1: 定額 2: 定率 3: 一括償却 4: 均等償却 5: その他 6: 定額 ( 牛馬 ) があります ( 旧定額法および旧定率法の場合は 償却方法は1: 定額および2: 定率を選択します 取得年月により旧定額 旧定率で計算されます ) はじめて減価償却資産を登録する場合は 前年分の青色申告決算書( 三面 ) の控を参照し 入力してください 前年以前に購入した減価償却資産については 前年分の青色申告決算書( 三面 ) の減価償却費の計算で計算した 未償却残高 ( 期末残高 ) の金額を本年分の 未償却残高 ( 期首残高 ) に入力してください [81 翌年への繰越 ] 処理を行うと 登録した減価償却資産も繰越されます 16

4-2 決算整理仕訳入力 決算整理仕訳を振替伝票で入力します 例題 9 例題 8 で登録した資産について 減価償却費を計上する [62 決算整理仕訳入力 ] 画面 [ メインメニュー ] 画面で [62 決算整理仕訳入力 ] をクリックします 1 [ 減価償却 ] [ 確定 ] の順にクリックします 2 確認メッセージが表示されたら [ はい ] [OK] の順にクリックします 参考 (1)[62 決算整理仕訳入力 ] 画面の [ 減価償却 ] ボタンからは資産の除却や売却等の決算整理仕訳は作成されません (2) 決算整理仕訳入力で 家事共用の必要経費を家事按分した仕訳を入力できます 1[ メインメニュー ] 画面メニューバーの [ 補助機能 ] にある [ 家事按分比率の設定 ] から 対象となる必要経費の家事按分比率を設定します 2 [62 決算整理仕訳入力 ] 画面の [ 家事按分 ] ボタンから1で比率設定した家事按分仕訳を選択することによって 家事按分の決算整理ができます 17

5. 帳票出力 日々の取引の内容を反映した損益計算書 合計残高試算表等の各種帳票を確認し印刷でき ます ( ここでは 月別総括集計表 を例にしています ) [ メインメニュー ] 画面で [30 帳票出力 ] をクリック 1 帳票選択画面で [ 月別総括集計表 ] をクリック 2 選択期間 第 1 四半期 を確認し [ 確定 ] をクリック 期間は 第 1~4 四半期 上半期 下半期 通年を選択できます 3 月別総括集計表の確認後は [ メニューへ ] をクリック 参考 損益計算書 貸借対照表科目 を切り替えて確認できます 18

6. 青色申告決算書の作成 6-1 青色申告決算書の作成 ( 一面 ) 青色申告決算書の一面の損益計算書は 総勘定元帳から自動集計されます 例題 10 決算書一面に必要事項を入力する 入力内容 (1) 住所 : 東京都千代田区神田駿河台 2-9 (2) 職業 : 不動産賃貸業 (3) 電話番号 : 03-3294-2306 登録せず二面へ移動します [ 決算書一面 ] 画面 [ メインメニュー ] 画面で [63 青色申告決算書 ] をクリックし [ 確定 ] ボタンをク リックします 1 住所の入力 住所欄をクリックし 東京都千代田区神田駿河台 2-9 と入力し Enter を押し ます 2 職業の入力 職業欄に 不動産賃貸業 と入力し Enter を押します 3 電話番号の入力 電話番号欄に 03 3294 2306 と入力します 登録せず [ 二面 ] タブをクリックし 決算書二面に移動します 19

6-2 青色申告決算書の作成 ( 二面 ) 二面の 不動産所得の収入の内訳 に入力します 例題 11 不動産所得の収入の内訳を入力する 入力内容 貸付面積は全室とも60m2 家賃は全室とも月額 120,000 円 (1) 黄色一郎 緑色二郎 赤色三郎については賃借契約期間 H 〇〇.10~H.9 ( 〇〇は本年 -1 年を入力 は本年 +1 年を入力 )( 1: 行複写 行貼付を行う ) (2) 藍色四郎については賃借契約期間 H.3~H.2 礼金 240,000 円 1 [ 不動産収入 ] を表示 [ 不動産収入の手入力 ] ボタンをクリックします 貸家 と入力し Enter を押します 2 [ 用途 ( 住宅用住宅用以外等の別 )] 欄を入力 [ 用途 ( 住宅用住宅用以外等の別 )] 欄に 住宅用 と入力し Enter を押します 3 [ 不動産の所在地 ] 欄を入力 [ 不動産の所在地 ] 欄に 千代田区神田 と入力し Enter を押します 4 [ 賃借人の住所 氏名 ] 欄を入力 [ 賃借人の住所 氏名 ] 欄に 黄色一郎 と入力し Enter を押します 5 [ 賃借契約期間 ] 欄を入力 [ 賃借契約期間 ] 欄の [ 元号 ] に 平成 [ 自年 ] に 〇〇 ( 本年 -1 年 ) [ 自 月 ] に 10 [ 元号 ] に 平成 [ 至年 ] に ( 本年 +1 年 ) [ 至月 ] に 9 と選択または入力し そのつど Enter を押します 6 [ 貸付面積 ] 欄を入力 [ 貸付面積 ] 欄に 60 と入力し Enter を押します 7 [ 月額 ][ 年額 ] 欄を入力 [ 月額 ] 欄に 120000 と入力し Enter を押します [ 年額 ] 欄に 1,44 0,000 が自動計算表示されますので Enter を押し カーソルを [ 保証金 敷金 ( 期末残高 )] まで進めます 8 [ 保証金 敷金 ( 期末残高 )] 欄に敷金を入力 [ 保証金 敷金 ( 期末残高 )] 欄に 240000 と入力し Enter を押します カーソルは 2 行目に進みます 9 2 行目 3 行目を入力 1 行複写 行貼付を行います 20

例題のとおり2 行目 3 行目を上記同様に入力しますが [ 賃借人の住所 氏名 ] 欄の他は1 行目と同じ入力内容となるため [F4 行編集 ] 機能の [ 行コピー ] および [ 行貼り付け ] を利用します 1 行目をクリックし [F4 行編集 ] [ 行コピー ] の順にクリックします 2 行目の 貸家貸地等の別 欄をクリックし [F4 行編集 ] [ 行貼り付け ] の順にクリックして1 行目と同内容を複写します [ 賃借人の住所 氏名 ] 欄をクリックし 緑色二郎 と入力して Enter を押します 3 行目 赤色三郎 も同様の方法で入力します 10 4 行目 [ 藍色四郎 ] を入力内容は9と同様の方法で入力します ただし賃貸契約期間は本年の3 月 ~ 本年 +2 年の2 月までと設定します また 礼金権利金更新料 欄で 礼金 をクリックして選択し 240000 と入力して Enter を押します 11 登録 [ 確定 ] をクリックし 確認メッセージが表示されたら [ はい ] をクリックします 二面が画面表示され [ 不動産所得の収入の内訳 ] が反映されます [ 登録 ] をクリックし 数値の整合性にエラーがあります そのまま登録しますか? というメッセージが表示されたら [ はい ] をクリックします 12 入力チェック [ 入力チェック ] をクリックし [ 項目詳細 ] からエラーの内容を確認します [ 閉じる ] を 2 回クリックし [ メニューへ ] をクリックします 給料賃金の内訳 や 専従者給与の内訳 などの項目は直接入力してください 参考 青色申告決算書の作成時には 内容に誤りがないか確認する機能があります [ 入力チェック ] から確認するほか 決算書の登録時に整合性エラーメッセージを表示して注意喚起をしています 整合性エラーが表示された場合は [ 入力チェック ] ボタンからエラーの内容を確認し 詳細な内容は [ 項目詳細 ] ボタンから確認してください 決算書は画面左上の 拡大 縮小 ボタンから見やすい倍率を選択できます 6-3 青色申告決算書の作成 ( 三面 ) 三面 [ 減価償却費の計算 ] については [61 減価償却資産の登録 ] で入力した計算結果が表示されますので 誤りがあった場合は [61 減価償却資産の登録 ] で修正を行い 併せて仕訳帳等で仕訳を修正してください [ 地代家賃の内訳 ] や [ 借入金利子の内訳 ] [ 税理士 弁護士等の報酬 料金の内訳 ] などは直接入力してください 6-4 青色申告決算書の作成 ( 四面 ) 青色申告決算書の四面の貸借対照表は総勘定元帳から自動集計した結果が表示されます 21

注意 四面 貸借対照表の期首金額について開始残高の日付を 1 月 1 日以外で設定した場合 青色申告決算書四面の貸借対照表の期首金額は次のとおり表示されます (1) 開始残高の損益科目に金額が設定されていない場合新規開業とみなして貸借対照表の期首残高を表示します (2) 開始残高の損益科目に金額が設定されている場合ソフトの期中導入とみなして貸借対照表の期首残高を表示しません 22

7-1 確定申告書の作成 7. 申告書の作成 所得税 確定申告書 B 第一表 第二表 分離課税用申告書第三表 ( 株式等のみ ) と損失申告用申告書第四表を作成することができます 青色申告決算書が未作成の場合 ( 登録していない場合 ) は 所得税の確定申告書は作成できません また 山林所得と退職所得には対応していません 7-2 申告書第一表の入力 例題 12 申告書の必要事項を入力します ( ここでは必要最低限の項目のみ入力します ) 入力内容 (1) 性別 : 男 (2) 生年月日 : 昭和 40 年 10 月 10 日 [ 申告書第一表 ] 画面 [ メインメニュー ] 画面で [71 所得税 ] をクリックし [ 確定 ] をクリックします 所得税作成帳票の選択 画面が表示されたら [ 確定 ] をクリックします 1 性別の入力性別欄の をクリックし 男 をクリックします 2 生年月日の入力生年月日欄の をクリックし 昭和 をクリックします 40 と入力し 10 と入力し Enter 10 と入力し Enter を押します 23

7-3 所得控除の入力 所得控除の入力を行います 社会保険料控除 例題 13 一年間で次の社会保険料を支払った 国民健康保険 86,800 円 国民年金 196,530 円 介護保険 17,400 円 入力内容 社会保険の種類 : 1 国民健康保険 2 国民年金 3 介護保険 社会保険料 : 86,800 196,530 17,400 [ 社会保険料控除 ] 画面 [ 所得控除 ] をクリックします (1) 国民健康保険の入力 1 社会保険の種類の入力 [ 社会保険の種類 ] 欄をダブルクリックし リストの中から 国民健康保険 をクリッ クします 2 支払保険料の金額の入力 86800 と入力し Enter を押します (2) 国民年金の入力 1 社会保険の種類の入力 [ 社会保険の種類 ] 欄をダブルクリックし リストの中から 国民年金 をクリックし ます 2 支払保険料の金額の入力 196530 と入力し Enter を押します (3) 介護保険の入力 1 社会保険の種類の入力 [ 社会保険の種類 ] 欄をダブルクリックし リストの中から 介護保険 をクリックし ます 2 支払保険料の金額の入力 17400 と入力し Enter を押します (4) 控除額の確認 控除額が 300,730 になっていることを確認し [ 申告書へ ] をクリックします 24

注意 リストに表示されない 社会保険の種類 を入力する場合は [ 区分選択 ] 画面で 空白 を選択後 直接入力します また [ 社会保険の種類 ] が3 種類以上ある場合は [ 社会保険の種類 ] [ 支払保険料 ] の欄に 複数の内容を合わせて入力します 給与所得があり年末調整の際に 社会保険料控除 小規模企業共済等掛金控除 生命保険料控除 地震保険料控除 の控除を受けた金額がある場合には [ 源泉徴収票のとおり ] のチェックボックスをクリックしてチェックをつけると 控除額の合計額を直接入力することができます 第二表の確認 所得控除の入力内容は申告書第二表に自動転記されます [ 第二表 ] をクリックし 申告書第二表画面を表示します 所得から差し引かれる金額に関する事項 には入力した所得控除の内容が表示されますので確認します 確認後 [ 登録 ] [ メニューへ ] の順にクリックし メインメニュー画面に戻ります 7-4 消費税について 消費税の課税事業者は 消費税の確定申告書を作成し提出します ブルーリターン A では 一般課税用と簡易課税用のいずれも作成することができます 25

8. 保守作業 8-1 データのバックアップ データ保全等のために USB メモリ等にバックアップをとります (1) USBメモリにバックアップ 1 USBメモリをパソコンにセット 2 [ メインメニュー ] 画面で [51 データのバックアップ ] をクリック 3 バックアップデータの保存先を確認する 自動的に [USBメモリ等にバックアップ] が選択されます USBメモリがパソコンに2 箇所以上セットされている場合 [ ドライブ指定 ] のプルダウン ( ) をクリックして USBメモリのドライブを選択してください メディアの名称およびドライブの表記 (E:) 等は メディアやパソコンにより異なります 4 [ 実行 ] をクリック 5 バックアップ完了 のメッセージが表示されたら [OK] をクリック 書き込み作業が正常に終了すると 自動的に [ メインメニュー ] 画面に戻ります (2) CDにバックアップ 1 書き込み可能なCD-R 等をパソコンにセット 2 [ メインメニュー ] 画面で [51 データのバックアップ ] をクリック 3 [CDにバックアップ] をクリック [ ドライブ指定 ] には あらかじめ該当のドライブが指定されていますが 指定されていない場合には プルダウン ( ) からCD-R 等をセットしたドライブを選択します ドライブの表記はパソコンにより異なります 4 [ 実行 ] をクリック 5 バックアップ完了 のメッセージが表示されたら [OK] をクリック 書き込み作業が正常に終了すると 自動的に [ メインメニュー ] 画面に戻ります 26

(3) その他の場所を指定してバックアップ 1 [ メインメニュー ] 画面で [51 データのバックアップ ] をクリック 2 [ 保存先を指定してバックアップ ] の項目をクリック 3 [ 設定 ] をクリック 4 [ フォルダーの参照 ] 画面で保存先を指定し [OK] をクリック 5 [ 実行 ] をクリック 6 完了 のメッセージが表示されたら [OK] をクリック 書き込み作業が正常に終了すると 自動的に [ メインメニュー ] 画面に戻ります 重要 USBメモリ等のメディアにバックアップデータが保存されているかどうかは次の方法で確認できます (1) [ データの復元 ] から確認するバックアップしたUSBメモリ等をドライブにセットし [ メインメニュー ] 画面で [52 データの復元 ] をクリックし バックアップした保存先を参照します ( 手順は次項 8-2 データの復元 参照 ) データ一覧に保存したデータが表示され [ 最終更新日 ] がバックアップを実行した日時になっていれば正しくバックアップされています 誤って異なるデータを復元した場合 上書きされて入力中のデータが消滅する場合がありますので ご注意ください (2) 保存したメディアを直接確認する USBメモリの場合は [ コンピュータ (PC)] から [USBメモリのドライブ]( ドライブの名称およびその表記は パソコンにより異なります ( 例 : リムーバブルディスク )) をダブルクリックして 20 _ 事業主名 _..._bk というファイルが表示されていれば正しくバックアップされています CDの場合は [ コンピュータ (PC)] から [CDのドライブ]( ドライブの名称およびその表記は パソコンにより異なります ( 例 :DVD-RWドライブ)) をダブルクリックして 20 _ 事業主名 _..._bk というファイルが表示されていれば正しくバックアップされています 27

8-2 データの復元 パソコンの移行作業等のために USB メモリ等のバックアップデータをパソコンに復元します (1) USBメモリから復元 1 バックアップデータが保存されているUSBメモリをパソコンにセット 2 [ メインメニュー ] 画面で [52 データの復元 ] をクリック 3 復元するデータの保存先を確認する 自動的に [USBメモリ等より復元] が選択されます USBメモリがパソコンに2 箇所以上セットされている場合 [ ドライブ指定 ] のプルダウン ( ) をクリックして USBメモリのドライブを選択してください メディアの名称およびドライブの表記 (E:) 等は メディアやパソコンにより異なります 4 復元したいデータをクリックし [ 実行 ] をクリック 5 [ データの格納先設定 ] 画面が表示されたら [ 確定 ] をクリック 6 復元完了 のメッセージが表示されたら [OK] をクリック 7 復元作業が正常に終了すると 自動的に [ メインメニュー ] 画面に戻ります (2) その他の場所を指定して復元 1 [ メインメニュー ] 画面で [52 データの復元 ] をクリック 2 [ 参照先を指定して復元 ] をクリックして [ 参照 ] をクリック 3 [ フォルダーの参照 ] 画面で復元もとを指定し [OK] をクリック 以降の操作は (1)USB メモリから復元 の 4~7 と同様です 28

9. 翌年への繰越 決算処理が正しく終了した後 繰越処理を行うことにより翌年用のデータファイルを自 動作成します 前年末の資産 負債等の繰越を行うとともに 15 ヶ月入力を行った場合 は 翌年 1 月から 3 月までの取引データを翌年用のデータファイルへ移動します [ メインメニュー ] 画面で [81 翌年への繰越 ] をクリックします 1 画面の表示内容を確認し [ 実行 ] をクリックします 2 繰越確認 のメッセージが表示されたら [ はい ] をクリックします 引き続き練習問題を行う場合は [ いいえ ] をクリックしてください 3 繰越完了 のメッセージが表示されたら [OK] をクリックします 注意 繰越処理は完了まで時間がかかることがあります 完了するまでお待ちください 繰越処理を行うと入力ロック機能により 前年データは閲覧のみ行うことができます 繰越処理を行うと 操作対象ファイルは繰越後のデータファイルに変更されます 29

10. データの保存場所 切り替え 10-1 事業ごとのデータの作成 複数の事業を行っている場合など データを分けて管理したいときは 新たにデータを 作成して個別に記帳処理ができます [ メインメニュー ] 画面でメニューバーの [ ファイル ] をクリック 1 [ 新規作成 ] をクリックします 2 [ 事業情報の設定 ] 画面が表示されます 3 必要項目を入力します 4 [ 登録 ] をクリックします 10-2 事業ごとのデータの切り替え 前年データを閲覧する場合など 現在使用しているデータから切り替える方法は次のと おりです 1 [ メインメニュー ] 画面で メニューバーの [ ファイル ] をクリックします 2 [ 開く ] をクリックします 3 [ データファイルの選択画面 ] で 切り替えたいデータをクリックします 4 [ 実行 ] をクリックします 30

11. 補助機能 補助機能は ブルーリターン A を使いやすくするために 様々な機能を個別に設定でき るメニューです [ 補助機能 ] の選択画面 11-1 会計期間の設定 会計期間を変更することが可能です ([ 開始残高の設定 ] で日付の登録が済んでいること が必要です ) 会計期間は予め [1 月 1 日 ~12 月 31 日 ] が自動設定されています 変更する場合は [ 開始残高の設定 ] の日付を設定し その直後に会計期間の変更を行ってください 記 帳データを登録すると 会計期間の変更はできません 11-2 入力ロック 二重記帳等を防止するための機能です 一定期間内の入力や編集を制限します 11-3 詳細設定 動作環境設定 ( 補助科目や仕訳事例の順序設定 ) やパスワード設定を行います 文字サ イズの変更もできます 11-4 仕訳事例の設定 日常または決算で利用する仕訳事例をあらかじめ登録し 登録した仕訳事例の修正や削 除などの編集を行うことができます 31

11-5 摘要事例の設定 日常または決算で利用する摘要事例をあらかじめ登録し 登録した摘要事例の修正や削 除などの編集を行うことができます 11-6 メニュー入力事例の設定 メニュー入力事例の修正や 新規事例の追加 不要な事例の削除ができます 11-7 家事按分比率の設定 経費科目について家事按分比率を設定し 決算整理仕訳で自動的に家事按分仕訳を作成 できます 11-8 重複仕訳検索 ( 単一仕訳 ) 帳簿内の重複した仕訳を検索することができます 32

開始残高一覧表 印刷日 20 年 1 月 1 日 青色次郎 20 年 1 月 1 日 科目コード 補助コード 科目名 補助科目名 残 高 資産 流動資産 100 現金 500,000 101 当座預金 0 102 普通預金 1,200,000 103 定期預金 0 104 定期積金 0 106 受取手形 0 109 未収賃貸料 0 110 未収金 0 111 有価証券 0 118 前払金 0 124 貸付金 0 有形固定資産 140 建物 27,550,000 141 建物附属設備 0 142 構築物 0 144 船舶 0 146 工具器具備品 0 149 土地 10,500,000 151 一括償却資産 0 無形固定資産 160 借地権 0 161 電話加入権 0 繰延資産 183 公共施設負担金 0 小 計 39,750,000 負債 流動負債 203 借入金 20,000,000 205 未払金 0 207 前受金 240,000 211 保証金 0 212 敷金 720,000 小 計 20,960,000 資本 300 元入金 18,790,000 小 計 18,790,000 借方合計 39,750,000 貸方合計 39,750,000 1-1