平成 25 年度老人保健健康増進等事業 有料老人ホーム に関する実態調査研究事業結果概要平成 26 年 3 月公益社団法人全国有料老人ホーム協会 Ⅰ 有料老人ホーム の概況 1 2 平成 25 年 7 月 1 日時点の有料老人ホーム件数は 8,424 件 ( 健康型有料老人ホームを含む ) ホーム数では 住宅型有料老人ホーム ( 以下 住宅型ホーム という ) が全体の 60.5 を占める ホーム定員総数は 34 万人超で 定員数では介護付有料老人ホーム ( 以下 介護付ホーム という ) が 58.6 を占める 平均定員数は 介護付ホームが 61.6 人 住宅型ホームが 28.1 人である 件数は 2,875 件 住戸総数は 88,536 戸で 1 物件あたり平均戸数は 30.8 戸である 有料老人ホームの定員数の分布は 29 人以下 の小規模ホームが全体の 46.5 を占める 住宅型ホームでは 半数近くが 19 人以下 の小規模ホームである では 29 戸以下の物件が 55.7 を占める 図表 Ⅰ-1 有料老人ホーム の件数 定員数 住戸数 ( 百件 ) ホーム 住宅件数 60 40 20 0 定員数 住戸数 ( 千人 戸 ) 0 100 200 300 3,308 件 (39.3) 介護付有料老人ホーム 203,914 人 (58.6) 5,100 件 (60.5) 住宅型有料老人ホーム 143,466 人 (41.2) 16 件 (0.2) 健康型有料老人ホーム 611 人 (0.2) 2,875 件 88,536 戸 注 :( ) 内は有料老人ホームの類型別割合 注 :( ) 内は有料老人ホームの類型別割合 図表 Ⅰ-2 有料老人ホーム の定員 住戸規模分布 ホーム数 ( 件 ) 1,600 1,400 1,200 1,000 800 600 400 200 0 975 件 (11.6) H18 法改正前の下限 地域密着型特定施設上限 1506 件 (17.9) 1429 件 (17.0) 26.7 20.9 1075 件 (12.8) 934 件 (11.1) [ 有料老人ホーム ( 類型別 )] [ ] 854 件 (10.1) 全体 ( 総数 =8,424: 左軸 ) 住宅型ホーム ( 総数 =5,100: 右軸 ) 介護付ホーム ( 総数 =3,308: 右軸 ) 18.7 13.9 18.1 530 件 15 15.6 (6.3) 326 件 12.0 (3.9) 11.6 10 10.9 199 件 231 件 135 件 (2.3) 137 件 (2.7) 8.2 7.4 (1.6) (1.6) 45 件 48 件 5 4.9 (0.5) (0.6) 5.5 4.3 4.4 2.8 3.0 2.9 0.8 1.0 1.6 0 0.5 1.1 0.7 0.8 0.3 0.3 1.0 ~9 人 ~19 人 ~29 人 ~39 人 ~49 人 ~59 人 ~69 人 ~79 人 ~89 人 ~99 人 ~109 人 ~119 人 ~129 人 130 人 ~ 構成比 () 住宅数 ( 件 ) 30 800 25 20 700 600 500 400 300 200 100 0 188 件 (6.5) 726 件 (25.3) 686 件 (23.9) 536 件 (18.6) 285 件 (9.9) 213 件 (7.4) 98 件 (3.4) 57 件 (2.0) 29 件 (1.0) 25 件 (0.9) 12 件 (0.4) 4 件 (0.1) 7 件 (0.3) 9 件 (0.3) ~9 戸 ~19 戸 ~29 戸 ~39 戸 ~49 戸 ~59 戸 ~69 戸 ~79 戸 ~89 戸 ~99 戸 ~109 戸 ~119 戸 ~129 戸 130 戸 ~ 資料 ) 各自治体ホームページ等で公表されている 有料老人ホーム一覧 及び登録情報を基礎データとした 集計対象 有料老人ホーム : 平成 25 年 7 月 1 日までに開設されているホーム 8,424 件 : 平成 25 年 8 月 30 日時点で登録済みの住宅 2,875 件 1
3 都道府県別の 65 歳以上の人口 10 万人に対する有料老人ホーム定員数 の住 戸数は以下のとおりである 自治体の政策 整備状況には差があることがわかる 図表 Ⅰ-3 高齢者人口に対する有料老人ホーム の整備状況 [ 有料老人ホーム定員数 ] [ 戸数 ] 大分県 (11) 宮崎県 (12) 福岡県 (4) 神奈川県 (1) 沖縄県 (20) 青森県 (13) 佐賀県 (31) 熊本県 (14) 千葉県 (5) 大阪府 (3) 東京都 (2) 群馬県 (15) 埼玉県 (6) 全国鹿児島県 (19) 愛知県 (7) 山口県 (21) 岡山県 (17) 石川県 (34) 山形県 (29) 高知県 (37) 静岡県 (10) 香川県 (35) 兵庫県 (9) 北海道 (8) 奈良県 (30) 長野県 (16) 和歌山県 (36) 長崎県 (28) 愛媛県 (27) 三重県 (23) 島根県 (40) 広島県 (18) 鳥取県 (45) 宮城県 (24) 福島県 (32) 徳島県 (42) 茨城県 (22) 岩手県 (38) 岐阜県 (33) 京都府 (25) 新潟県 (26) 秋田県 (41) 栃木県 (39) 滋賀県 (43) 富山県 (44) 山梨県 (46) 福井県 (47) 0 500 1000 1500 2000 2500 ( 人 3000 ) 2298.8 2285.0 1963.8 1905.1 1896.4 1860.6 1524.0 1416.5 1366.5 1349.3 1343.9 1320.1 1129.9 1123.7 1103.7 1077.3 1034.1 1027.2 1024.8 1013.5 990.6 985.9 978.4 962.1 956.6 913.8 898.5 893.0 869.7 847.1 814.6 788.9 716.3 711.5 685.3 633.2 595.7 584.9 579.9 介護付ホーム 572.6 542.4 住宅型ホーム 534.1 健康型ホーム 497.1 408.6 403.5 388.9 368.8 341.3 沖縄県 (21) 群馬県 (11) 三重県 (12) 鳥取県 (35) 徳島県 (28) 広島県 (8) 長崎県 (15) 北海道 (2) 和歌山県 (26) 山口県 (14) 大阪府 (1) 愛媛県 (20) 香川県 (32) 福井県 (38) 福岡県 (5) 島根県 (39) 熊本県 (17) 青森県 (27) 岡山県 (16) 山梨県 (41) 栃木県 (23) 秋田県 (33) 大分県 (33) 岐阜県 (19) 宮城県 (18) 全国 石川県 (36) 茨城県 (13) 滋賀県 (37) 兵庫県 (6) 鹿児島県 (30) 埼玉県 (4) 長野県 (24) 福島県 (31) 愛知県 (9) 高知県 (54) 千葉県 (10) 山形県 (41) 新潟県 (25) 岩手県 (40) 奈良県 (43) 京都府 (29) 神奈川県 (7) 富山県 (44) 静岡県 (22) 東京都 (3) 宮崎県 (46) 佐賀県 (47) 0 200 400 600 800 ( 戸 ) 584.1 577.4 576.1 568.4 556.2 491.4 452.4 448.7 439.7 421.7 377.9 376.5 364.5 361.6 341.3 336.7 334.3 332.6 324.2 305.6 299.1 290.1 289.2 288.5 287.9 285.9 285.2 280.1 268.4 266.0 259.9 258.1 234.2 231.3 216.8 211.2 208.5 207.0 197.1 190.0 188.6 186.5 181.2 180.7 152.6 152.0 132.9 123.3 65 歳以上人口出典 : 平成 25 年 3 月 31 日住民基本台帳年齢別人口 ( 都道府県別 ) カッコ内は 定員総数が多い順位 グラフ内の数値は 65 歳人口 10 万人あたりの定員総数となっている 2
Ⅱ アンケートからみた有料老人ホーム の概況 実施概要平成 25 年 7 月時点の自治体一覧及び登録情報で確認できたホーム 住宅全数に対する郵送によ るアンケート調査 配布 回収状況は以下のとおり 配布数 有効回答数 有効回収率 有料老人ホーム 8,424 件 2,427 件 28.8 ( 内訳 ) 介護付きホーム 3,308 件 1,092 件 33.0 住宅型ホーム 5,100 件 1,332 件 26.1 健康型ホーム 16 件 3 件 18.9 2,875 件 1,034 件 36.0 1 ホーム 住宅の概況 1 居室 住戸数介護付ホームでは 80 室以上の事業所が 17.3 みられ 比較的大規模である 住宅型ホーム では比較的小規模な事業所が多く 30 室 住戸未満が半数以上を占めている 2 施設 事業所等の併設状況介護サービスを内部で提供している介護付ホームでは 住宅型ホームに比べ介護保険事業所を併設している割合は低い では 有料老人ホームに比べ 訪問看護事業所 や 小規模多機能型居宅介護 ( 含複合型 ) 配食サービス事業所 等の設置割合が高い傾向にある 図表 Ⅱ-1-1 居室 住戸数 0 10 20 30 10 室未満 1.4 10~20 室未満 5.0 20~30 室未満 11.8 30~40 室未満 14.0 40~50 室未満 16.0 50~60 室未満 17.5 60~80 室未満 16.0 80 室以上 17.3 1.0 10 室未満 10~20 室未満 20~30 室未満 30~40 室未満 40~50 室未満 50~60 室未満 60~80 室未満 80 室以上 (n=1,034) 0 10 20 30 0 10 20 30 19.7 10 室未満 6.6 24.6 21.2 10~20 室未満 20~30 室未満 25.5 21.6 11.6 30~40 室未満 18.9 8.6 40~50 室未満 10.6 4.7 3.6 3.2 2.8 50~60 室未満 60~80 室未満 80 室以上 8.5 5.6 2.7 0.0 図表 Ⅱ-1-2 施設 事業所等の併設状況 (n=1,034) 居宅介護支援事業所 18.1 36.3 40.8 訪問介護事業所 11.8 53.0 50.3 訪問看護事業所 4.2 7.7 12.2 通所介護 通所リハ事業所 24.0 53.0 52.1 短期入所生活 ( 療養 ) 介護事業所 9.6 5.4 8.4 小規模多機能型居宅介護 ( 含複合型 ) 定期巡回 随時対応型訪問介護看護事業所 4.3 0.1 7.1 0.8 11.8 2.9 認知症対応型グループホーム 9.2 9.1 9.7 配食サービス事業所 1.5 3.2 5.0 病院 7.5 5.6 5.6 診療所 ( 参考 )1 つ以上の介護保険事業所を併設しているホーム 住宅 13.0 41.9 9.2 82.7 12.4 82.0 3
3 最多居室面積介護付ホームの最多居室面積は 18~25 m2未満 が 42.5 で 平均では 22.2 m2である 住宅型ホームの平均は 16.0 m2 では 23.9 m2となっている 住宅型ホームとでは居室面積水準にかなりの差がみられる 4 各種設備の全居室への設置割合住宅型ホームでは トイレ や 洗面 収納 などの設置割合が 40~ 60 にとどまっており 介護付ホームやに比べて設置水準が低い 図表 Ⅱ-1-3 最多居室面積 0 20 40 60 80 0 20 40 60 80 (n=1,034) 0 20 40 60 80 13 m2未満 3.0 13 m2未満 22.6 13 m2未満 0.3 13~18 m2未満 24.3 13~18 m2未満 26.7 13~18 m2未満 1.1 18~25 m2未満 42.5 18~25 m2未満 18.5 18~25 m2未満 64.9 25~30 m2未満 2.6 25~30 m2未満 2.3 25~30 m2未満 14.5 30 m2以上 11.8 30 m2以上 3.9 30 m2以上 9.6 15.8 26.0 9.6 図表 Ⅱ-1-4 各種設備の全居室への設置割合 (n=1,034) トイレ 80.7 トイレ 42.3 トイレ 浴室 8.6 浴室 5.5 浴室 29.7 洗面 91.4 洗面 54.9 洗面 台所 14.4 台所 11.3 台所 46.4 収納 78.0 収納 61.3 収納 95.6 緊急連絡装置 95.9 緊急連絡装置 79.1 緊急連絡装置 97.4 スプリンクラー 92.5 スプリンクラー 79.3 スプリンクラー 84.2 火災感知器 95.2 火災感知器 90.8 火災感知器 96.4 注 : ではトイレや洗面設備の設置が義務 づけられているため 調査からは除外している 4
2 入居者の状況 1 入居者の要介護度分布入居者の自立割合は 介護付ホームで 20.0 住宅型ホームでは 7.3 では 11.5 である 住宅型ホームの入居者は要介護 3 以上の要介護者が入居者全体の半数近くを占め 重度の要介護者割合が高い 2 認知症高齢者の日常生活自立度の分布入居者のうち認知症高齢者の日常生活自立度判定基準が Ⅱ 以上 (Ⅱ~ M) の割合は 介護付ホームでは 50.7 住宅型ホームでは 58.4 でも 39.7 を占めており いずれも認知症高齢者の割合が高い 3 特別な医療を受けている入居者が 1 人以上いるホーム 住宅の割合ほとんどのホーム 住宅において在宅療養支援診療所 病院またはその他の医療機関等との連携体制ができていることを反映してか いずれにおいてもホーム 住宅内で特別な医療を受けている入居者が一定割合みられる 図表 Ⅱ-2-1 入居者の要介護度分布 介護付ホーム (n=60,914) 住宅型ホーム (n=29,684) (n=24,874) 要介護 4 13.5 要介護 3 12.5 要介護 5 11.0 要介護 2 14.3 申請中 0.2 不明 0.5 自立 20.0 要介護 1 16.1 要支援 1 6.4 要支援 2 5.5 要介護 4 16.3 要介護 5 13.1 要介護 3 18.1 申請中 0.2 不明 0.3 自立 7.3 要支援 1 3.7 要支援 2 4.4 要介護 2 19.3 要介護 1 17.3 要介護 4 10.2 要介護 3 12.6 申請中 0.5 要介護 5 6.3 要介護 2 18.0 不明 4.7 自立 11.5 要支援 1 7.9 要介護 1 19.8 要支援 2 8.5 図表 Ⅱ-2-2 認知症高齢者の日常生活自立度の分布 判定基準 Ⅳ 11.5 判定基準 M 3.6 介護付ホーム (n=57,274) 未把握 5.4 認知症自立 29.6 判定基準 Ⅳ 12.3 判定基準 M 4.3 住宅型ホーム (n=28,054) 未把握 5.1 認知症自立 20.1 (n=22,650) 判定基準 M 2.3 判定基準 Ⅳ 6.2 未把握 10.4 認知症自立 32.5 判定基準 Ⅲ 16.7 判定基準 Ⅱ 18.9 判定基準 Ⅰ 14.3 判定基準 Ⅲ 20.2 判定基準 Ⅱ 21.6 判定基準 Ⅰ 16.4 判定基準 Ⅲ 12.6 判定基準 Ⅱ 18.6 判定基準 Ⅰ 17.4 図表 Ⅱ-2-3 特別な医療を受けている入居者が 1 人以上いるホーム 住宅の割合 (n=1,034) 点滴の管理中心静脈栄養ストーマの処置酸素療法レスピレーター気管切開の処置疼痛の看護経管栄養 ( 胃ろう 鼻腔 口腔 ) 吸引処置 18.2 7.2 30.0 45.4 1.6 6.9 11.3 61.9 41.8 9.8 3.6 14.3 23.8 0.4 2.9 4.0 25.4 17.2 8.6 2.7 12.3 24.9 0.5 1.8 5.6 15.4 9.2 モニター測定 ( 血圧 心拍 酸素飽和度 ) 5.7 3.2 3.9 褥瘡の処置 39.5 22.4 15.8 カテーテル 35.3 16.1 14.9 13.7 43.2 51.5 5
4 入居者の生活保護の受給状況入居者に生活保護受給者が いる 割合は 住宅型ホームでは 49.0 でも 32.1 である 生活保護受給者を受け入れているホーム 住宅の全入居者に占める生活保護受給者の割合をみると 50 以上 を占めているホーム 住宅は 介護付ホームやでは 10 前後 住宅型ホームでは 16.4 である 図表 Ⅱ-2-4. 生活保護受給者がいるホーム 住宅の割合 図表 Ⅱ-2-4-2. 全入居者に占める生活保護受給者の割合 ( 生活保護受給者がいる事業所のみ ) 0 10 20 30 40 50 60 11.3 (n=1,034) 32.1 49.0 介護付ホーム (n=123) 0 20 40 60 10 未満 38.2 住宅型ホーム (n=653) 0 20 40 60 10 未満 17.3 (n=332) 0 20 40 60 10 未満 24.1 10~20 未満 27.7 10~20 未満 26.3 10~20 未満 28.0 20~30 未満 15.4 20~30 未満 17.3 20~30 未満 18.7 30~50 未満 8.1 30~50 未満 18.2 30~50 未満 17.5 50 以上 9.8 50 以上 16.4 50 以上 11.1 0.8 4.5 0.6 3 サービス提供状況 1 状況把握 見守りの方法 居室訪問 や 緊急通報コール フロント等による入居者の外出チェック 喫食による確認 等は いずれにおいても実施されている割合が高い 介護付ホームでは サロン 趣味 健康づくり活動等への参加状況の把握 を行っている割合も高い 2 生活支援サービス等の提供状況介護付ホームでは 介護予防 自立支援を目的とした各種教室 と 金銭管理サービス を除く項目では 80~90 程度の実施率となっている 介護予防 自立支援を目的とした各種教室 も 60 のホームで実施されており 一般的なアクティビティ とあわせ 住宅型ホームやとは実施割合に大きな差がみられる 図表 Ⅱ-3-1 状況把握 見守りの方法 ( 複数回答 ) 住宅型ホーム (n=1,332) サービス付き高齢者向 け住宅 (n=1,034) 居室訪問 97.5 95.4 93.5 電話による確認 17.2 8.3 14.7 緊急通報コール ( 押しボタン等の能動的方法 ) 93.3 81.6 87.3 緊急ペンダント 10.6 3.8 14.9 フロント等による入居者の外出チェック 77.7 54.2 62.6 生活リズムセンサー ( 水センサー 人感センサー等の受動的な方法 ) 間接的方法による実施 ( 例 : ゴミ出しや新聞等の受け取りによる確認等 ) 33.1 34.1 18.9 22.3 11.9 34.4 喫食による確認 69.5 51.9 62.2 サロン 趣味 健康づくり活動等への参加状況の把握 66.8 31.8 34.9 1.0 1.1 0.9 6
図表 Ⅱ-3-2 介護保険以外の生活支援サービス等の実施割合 ( 複数回答 ) 0 20 40 60 80 100 食事介助入浴介助排泄介助ゴミ出し清掃代行洗濯サービス健康管理サービス ( 健康診断 ) 服薬管理サービス通院付添 ( 提携医療機関 ) 通院付添 ( 提携医療機関以外 ) 通院以外の外出支援買物代行 79.9 83.8 79.4 85.3 86.8 87.7 89.9 85.3 89.1 90.2 87.5 91.3 介護予防 自立支援を目的とした各種教室 60.6 一般的なアクティビティ 89.1 金銭管理サービス 49.5 0 20 40 60 80 100 70.6 50.5 74.8 82.6 74.3 78.5 72.3 86.9 78.2 75.8 66.5 77.0 18.5 52.8 55.8 (n=1,034) 0 20 40 60 80 100 52.4 46.1 58.5 78.0 62.7 61.5 53.4 77.5 66.3 64.4 61.4 70.7 24.1 49.2 46.4 4 医療支援体制 1 看護の体制看護師がホーム ( 含む併設施設 ) に常駐している割合は 介護付ホームでは 95.7 住宅型ホーム では 外部の訪問看護サービス事業所と連携している 割合も 30 以上にのぼる 看護師が常駐しているホーム 住宅における常駐時間帯をみると 介護付ホームでは約 20 が 24 時間 常駐の環境にある 2 医療機関との連携体制 在宅療養支援診療所 病院と協力 連携体制をとっている と回答した割合は 介護付ホーム 78.5 住宅型ホーム 67.6 63.0 であった いずれかの医療機関と協力 連携体制をとっているホーム 住宅の過去半年間の協力 連携の実績をみると ホームでの看取りへの対応 については 介護付ホームとそれ以外で差がみられた 図表 Ⅱ 4-1 看護の体制 ( 複数回答 ) (n=1,034) ホーム ( 含併設等 ) に看護師が常駐している 95.7 ホーム ( 含併設等 ) に看護師が常駐している 59.3 ホーム ( 含併設等 ) に看護師が常駐している 50.4 外部の訪問看護サービス事業所と連携している 8.2 外部の訪問看護サービス事業所と連携している 35.1 外部の訪問看護サービス事業所と連携している 32.2 いずれも当てはまるものはない 2.5 いずれも当てはまるものはない 19.1 いずれも当てはまるものはない 28.6 0.7 2.2 2.3 図表 Ⅱ-4-1-2 看護師が常駐しているホーム 住宅の看護師の常駐時間帯 0 20 40 60 80 100 介護付ホーム (n=1,045) 79.2 19.9 0.9 住宅型ホーム (n=790) 88.1 9.9 2.0 (n=521) 88.3 8.3 3.4 日中のみ 24 時間 7
図表 Ⅱ 4 2 医療機関との協力 連携体制 ( 複数回答 ) (n=1,034) 在宅療養支援診療所 病院と協力 連携体制をとっている 78.5 67.6 63.0 上記以外の医療機関と 協力 連携体制をとっている 56.3 55.4 47.3 いずれも当てはまるものはない 0.4 1.4 5.5 0.7 1.1 1.5 図表 Ⅱ-4-2-2 協力 連携している医療機関との過去半年間の関わりの実績 ( 複数回答 ) 介護付ホーム (n=1,080) 住宅型ホーム (n=1,299) (n=962) 定期的に医師がホームに来診し 入居者の診察や相談にのっている 92.8 77.9 70.4 夜間 早朝等を含め 24 時間の緊急往診要請に対応 69.0 55.3 57.9 緊急入院等の手配 受入 78.8 65.7 65.1 入院の優先受入 30.9 20.0 25.1 ホームでの看取りへの対応 70.4 44.4 34.6 以上 アンケート調査からは 入居者の状態像や生活支援ニーズ 介護 医療ニーズには 3つの施設 住宅で共通性がみられることが明らかとなった 引き続き これら施設 住宅の入居者像やそれを支える職員体制 サービス提供システム 介護 医療に関する周辺地域資源の多寡や連携状況等の実情を定点観測しながら 実態に即したこれら住宅系施設の類型化をおこなった上で 事業者の取組課題 さらには今後の制度枠組に関する政策提言を行っていく必要がある お問合わせ ご連絡先 公益社団法人全国有料老人ホーム協会担当 : 灰藤 古川郵便番号 104-0028 東京都中央区八重洲 2-10-12 国際興業第 2 ビル 3 階電話 :03(3272)3781 FAX:03(3548)1078 報告の全文は 下記ホームページに掲載中です ご参照ください http://www.yurokyo.or.jp/ 8