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SA 協議会 2014 年度東京スキルアップミーティング (2014 年 8 月 28 日開催 ) 報告 SA 協議会 2014-9-2X WG; 大賀 冨田 津野 藤井 吉川 畑 西山 大野 外山 1

報告項目 1. 概略計画 (WGメンバーにて計画運営を実施) 東京会場 2. 参加者 3. 当日の内容報告東京会場 4. アンケート結果 5. その他 ( 懇親会 ) * 講演資料は別 PDFファイルを参照 2

1. スキルアップミーティング概略計画 ( 東京会場 ) 開催概要 東京会場 開催日時 : 平成 26 年 8 月 28 日 ( 木 ) 13 時 00 分 ~17 時 15 分 開催内容 : 講演とグループディスカッション 開催場所 : 明治大学駿河台キャンパス紫紺館 3 階会議室 定員 : 50 名様 参加費 : 無料 懇親会費 : 4,000 円 ( 予定 ) 懇親会へのご参加は任意です 申込締切日 : 平成 25 年 8 月 4 日 ( 月 ) 着 プログラム 受付 :12:30 開始開会 :13:00 終了 :17:15 頃予定懇親会 :17:45~19:30 開催内容 会長挨拶及び基調講演 ISO/IEC ガイド 51 の改正について 向殿政男明治大学名誉教授 第一部講演 機械安全関連法令概要と動向 講師 : 厚労省中央産業安全専門官芳司俊郎氏 第二部グループディスカッションテーマ 機械の危険情報の提供に対する組織での取り組み 3

2. 参加者結果 参加希望者 東京 62 名 (WG 除く ) 当日参加者 東京 51 名 +WG 12 名 ( 会長 + 講演者 + アドバイザ含む ) ( 懇親会参加者 19 名 ) 参加者の SA 資格別内訳別 4

東京会場 プログラム 13:00~17:15 司会 ; 大野氏 13:00 会長挨拶及び基調講演 ISO/IECガイド51 改正について 向殿政男明治大学名誉教授 (SA 協議会会長 ) 13:20 講演タイトル 機械安全関連法令概要と動向 - 労働安全衛生法と一連の通達 指針 ( 機械の包括安全指針 危険情報の通知 及び関連教育 )- 講師 : 厚生労働省中央産業安全専門官芳司俊郎氏 15:15 グループディスカッション 発表 講評テーマ 両頭グラインダのリスクアセスメントとリスク低減の方策検討 進行役 ; 大賀氏講評 アドバイザー ; 安全衛生総合研究所清水氏 17:00 情報提供日本認証から 法令講習会の案内 アンケート結果の発表 17:15 閉会 終了 懇親会 場所 ; 咲くら 御茶ノ水店時間 ;17:45~19:30 5

(1) 挨拶及び基調講演 SA 協議会会長明治大学名誉教授向殿政男先生 厚労省の通達にあるように SA が活躍する環境が整いつついる この SUM の場でスキルアップしてください との期待と激励の挨拶があった ご講演 ISO/IEC ガイド 51;2014 改正について のテーマで以下のポイントでの講演があった 安全の基本思想はガイド 51 にあり ガイド 51 の構成 ガイド 51 の主な改正点 (1. 消費者視点 2. 安全の定義 3.RA/ リスク低減の反復プロセス図が改正 ) ガイド 51 の基本概念 ( 講演資料は SA 協議会掲示板に掲示予定 ) 6

(2) 講演 機械安全関連法令概要と動向 講師 : 厚生労働省中央産業安全専門官芳司俊郎氏 芳司氏より以下の講演があった 平成 26 年 1 月 ~6 月の労働災害状況 ( 増加している ) 労働災害に対する緊急対策 ( 平成.26 年 8 月 5 日 ) 災害事例の紹介 厚労省通達 ( 機械の包括的安全基準に関する指針と解説 機械に関する危険情報の通知 ) 設計技術者 生産技術管理者に対する機械安全に係る教育 ( 人材育成通達 ) ( 講演資料は SA 協議会掲示板に掲示予定 ) 7

(3) グループディスカッション (GD) テーマ 両頭グラインダのリスクアセスメントとリスク低減の方策検討 と題し 実物のグラインダを藤井氏の厚意で会議室にセットしてディスカッションを実施した 冒頭 大賀氏よりグランダの説明と GD の進め方を説明し 各グループ 3 名から 6 名の構成で あらかじめ想定した危険事象について 低減方策と方策の妥当性評価を議論しました ライフサイクル ( 作業内容 ) 危害発生箇所 危険事象シナリオ イニシャルリスク S F A O S1 S2 F1 F2 A1 A2 O1 O2 O3 リスクレベル 優先順位 調整作業研削作業 砥石表面 運転中で砥石が回転していることに気付かず 停止状態と誤認してうっかり手を触れて 手指を挫傷 S1 F2 A2 O3 2 Ⅲ 8

(3) グループディスカッション中 9

(3) 結果発表 ( 各グループ 12 グループ ) 10

(4) 主な提議と講評 各グループからの発表の中で 以下の項目が実施する場合に疑問及び気づいたとのことでこの点についても全体でディスカッションした 安全衛生総合研究所の清水氏より的確なアドバイスをいただいた 1 保護方策採用後のリスク低減効果について 各パラメータが低減できないことへの疑問 必ずしも保護方策を採用することでリスクを適切に低減できないことがあるが その場合には他の方策の検討とともに 幾つかの方策を組み合わせることも検討してはどうか 2 危険度の区分に最少で評価 やたら多くの区分を作り 評価を分散させるよりも 最少の区分で評価した方が ばらつきが少なくなる 3 コストも評価してたら現実的 コストは RA に含めないで マネジメントとして捉える ( 清水氏 ) 4 保護具で評価点が低減しないことへの疑問 保護具については適切な使用が条件となるため 人の注意力に依存することになる そのため 適切な教育 管理とともにリスクを低減することを考える 5 発生確率の選択が難しい あくまでも作業者の目線で発生の確率を評価する 6 回転体に対しての手袋作業 軍手は繊維が巻込まれるため使用禁止だが 皮手袋は表面が滑り巻き込まれにくいため機械によっては使用可 ( 清水氏 ) 7 原因が多く 事象がわかりにくい 災害に至るまでのストーリーを明確にすることで 原因や事象を明確にすることができる また 清水氏より SA 資格者に対し以下の期待も寄せていただいた 各グループ共にメーカ側とユーザー側の両面からリスク低減を検討されていた これはインテグレータとしての役割であり SA 資格者に期待されるところでもある 11

4. アンケート結果 (47 名から回収 ) 1 本日の講演についての感想は 2 本日のグループ / 討議についての感想は やや不満 8% 不満 0% 普通 11% 講演の満足度 満足 32% 記入無 2% やや不満 6% 記入無 15% GD 満足度 不満 0% 満足 19% まあまあ満足 47% 普通 26% まあまあ満足 34% 3 社内外での安全活動 4 参加してスキルアップできましたか? していない 6% 社内外の安全活動 大いにしている 34% スキルアップできなかった 9% スキルアップできた? 維持のみ 2% 記入無 2% 少ししている 60% スキルアップできた 87% 12

5. 纏め 大変に有意義なミーティングとなった 1 講演は 講演テーマは 規格動向 -ISO/IECガイド51の改正 と 最近の法令の動向 という協議会会員からの要求が最も多い講演だったために多くの参加があった 受講の結果は 満足 + まあまあ満足 の割合が約 80% の高い率となり好評であった 規格改定の内容が聞けて良かった 新しい動向を把握できた 講演の内容を更に詳しく知りたいため参照のHP にアクセスした との声があった ただ 不満 の声の大多数が 講演の時間が短い! の指摘があり もっとゆっくり聞いて理解したかったとの声も多く 今後のスキルアップミーティング ( 短時間のミーティングでいかに多くの情報を提供するかということも検討し ) の企画の際の検討課題にしたい また 後ろの席の方には 投影された資料の図等が細かいものは見難い部分があり工夫が必要 2 グループディスカッションでは 前回までは あるケースに対し危険源同定 見積もり 評価までのディスカッションを実施したのに対して ケースの危険事象について それに対しての安全方策をディスカッションしていただいた 感想として 他社の方の考え方 (RA 方策 実施法 ) など聞くことができ良かった 他社の方とディスカッションすることで設備の違いと考え方を見直すことができた との多数の意見があった 今回のディスカッションも好評であった 前回同様に ディスカッションの時間が短いとの意見も多く 講演とパネルディスカッションの配分とミーティング全体の時間を多くする等については 今後の検討課題とした グループ人数を少数 ( 従来は 6 人以上 3 人 ~6 人 ) にして誰もが意見を言えるようにしたことで意見を言える効果はあったが 反面 発表が 12 グループと多くなり間延びしたとのコメントもあった 向殿先生を囲んでの交流会 最後に 向殿先生を囲んでの楽しい懇親会を実施しました 参加者 19 名 他社の方と安全の土俵で交流することにより 種々の安全に対する考え方 見方をリフレッシュすることができた 次回もぜひ参加したいとの多くの感想が寄せられた 13