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ガイドワイヤー( 操作型で マイクロカテーテルに適合するもの ) 三方活栓 2 個 ヘパリン加生理食塩液のフラッシュライン ストップウォッチ又はタイマー < 使用方法 > 1. 本品使用にあたっての準備 1-1 使用例図を参考にセットアップする 1-2 標準的インターベンション手技により ガイディングカテーテルを血管内に挿入する この際に使用するガイディングカテーテルは マイクロカテーテルが中に入っていても造影剤を注入できるほど十分な内径が必要である これにより手技中にX 線透視下のロードマップができる 1-3 ローテーター付きY 型止血弁 ( 以下 RHV) をガイディングカテーテルのハブに取り付ける RHVのサイドアームに三方活栓を取り付け 次にヘパリン加生理食塩液等の持続注入用輸液ラインを接続する 1-4 ガイドワイヤーを先行させ マイクロカテーテルを慎重に進め 病変内に留置後 ガイドワイヤーを抜き取る 1-5 2 つ目のRHVをマイクロカテーテルのハブに取り付ける そのRHVのサイドアームに三方活栓を取り付け それにフラッシュラインを接続する 1-6 三方活栓を開いてヘパリン加生理食塩液等でマイクロカテーテルをフラッシュする 注意 フラッシュラインにより 適量のヘパリン加生理食塩液等を持続注入すること [ 血栓塞栓が生じる可能性がある ] 2. 適切なコイル選択 2-1 X 線透視下のロードマップを作成する 2-2 治療する動脈瘤のサイズを測定して推定値を決定する 2-3 適切なサイズのコイルを選択する 注意 最初のフレーム形成をする場合は 1 つ以上のフレーミングコイルを使用すること 1 番目と 2 番目のコイルは 径が動脈瘤ネック幅よりも大きいものを使用すること [ コイルが移動する可能性がある ] 3. コイルデリバリーシステムのデリバリー準備 3-1 離脱コントローラーを包装から取り出す 離脱コントローラーは滅菌器具として別に包装されている 離脱コントローラーの側面から白色のタブを取り除く 白色のタブを廃棄し 離脱コントローラーを無菌野に置く 3-2 保護包装から本品の近位端を取り出し 離脱コントローラーの漏斗部の挿入口にしっかりと差し込む 注意 プッシャーカテーテルの近位部に血液又は造影剤などが付着しないように注意すること 離脱コントローラーにある離脱ボタンを押さないこと 3-3 3 秒待ち 離脱コントローラーのライトを確認する 注意 緑色ライトが点灯しない 又は赤色ライトが点灯する場合 別の離脱コントローラーに交換すること 緑色ライトが点灯し その後 3 秒間観察している間に消灯した場合 別の離脱コントローラーに交換すること 緑色ライトが点灯し 3 秒間継続したら 離脱コントローラーの使用を続けること 3-4 本品が完全に出るまでプッシャーカテーテルの手元の端を引っ張って本品を保護包装から取り出す 3-5 ストッパーのすぐ先端側で本品を持ち ストッパーを手元方向に引いて イントロデューサーシース上のタブを出す ( 図 1) イントロデューサーシース上のタブ 図 1 ストッパーを近位側に引く ストッパーを近位側に引く 3-6 本品をゆっくり前進させてイントロデューサーシースからコイルを出し プッシャーカテーテルの全体 コイル及びコイル離脱部位に折れ 曲がり 伸び等が無いか コイルが離脱している等の異常が無いか確かめる 注意 異常がある場合は新しいコイルデリバリーシステムに取り替えること 損傷したコイルを使用すると コイルの配置中や離脱時に血管を傷つけたりコイルの予期しない反応をみることがある 3-7 イントロデューサーシースを垂直に持って コイルの先端がイントロデューサーシースの先端から 1 cmから 2 cm中に入るまでゆっくり慎重に引き戻す 注意 ゆっくり引かないと コイルの伸び 結束 破損 切断を生じる可能性がある 4. コイルデリバリーシステムの挿入及び展開 4-1 マイクロカテーテルに取り付けたRHVを開き 本品のイントロデューサーシースを挿入できるようにする 4-2 RHVに本品のイントロデューサーシースを挿入する 空気が完全に抜けて 適量のヘパリン加生理食塩液等がイントロデューサーシースの近位端から出てくるまで イントロデューサーシースをフラッシュする 4-3 マイクロカテーテルのハブ遠位部にイントロデューサーシースの遠位部を納め 次にRHVを軽く閉じてイントロデューサーシースを固定する 注意 RHVをイントロデューサーシースに強く締めすぎないこと [ 強く締めすぎるとリード線の剥離等 プッシャーカテーテルが破損することがある ] 4-4 イントロデューサーシースを通しコイルをマイクロカテーテルの内腔に押し進める 注意 コイルがイントロデューサーシースとマイクロカテーテルハブの繋ぎ目に引っ掛からないように注意すること コイルをマイクロカテーテルに入れた時点からストップウォッチ又はタイマーで時間を計り始めること 4-5 プッシャーカテーテルの近位端がイントロデューサーシースの近位端に近づくまでプッシャーカテーテルをマイクロカテーテル内に押し入れる RHVを緩め その後 RHVからイントロデューサーシースを引き抜き プッシャーカテーテルの操作ができる程度に軽くプッシャーカテーテルを直接 RHVで締める イントロデューサーシースをスライドさせプッシャーカテーテルから完全に出す 注意 この時プッシャーカテーテルやイントロデューサーシースが折れ曲がらないように注意すること ハイドロジェルの膨潤時間を早めないため フラッシュラインに適量のヘパリン加生理食塩液等を持続注入しているか確認すること 2/6

* 4-6 プッシャーカテーテルの近位側の警告マーク ( コイル出口 マーカー ) が マイクロカテーテルのハブに取り付けられた RHVに到達するまでプッシャーカテーテルを注意して進める ( 図 2) 図 2 プッシャーカテーテル及びコイル出口マーカー 注意 コイル出口マーカーがRHVに到着後 マイクロカテーテル先端からコイルが出てくるため X 線透視下で操作を行うこと 4-7 X 線透視下でマイクロカテーテルの先端口から動脈瘤内にコイルをゆっくり押し進める 4-8 最適なコイルの留置が得られるまでコイルを病変内に押し進める 必要に応じて位置を変える 注意 コイルのサイズが適切でない場合には引き抜いて別のサイズのコイルデリバリーシステムと交換すること コイルを離脱する前に X 線透視下でコイルに意図しない動きが認められた場合は そのコイルを取り出して別の適切なサイズのコイルに取り替えること この時点でコイルが動くのは 離脱後コイルが移動する可能性がある コイルの離脱前に必ずX 線透視下で コイルが母血管内腔に飛び出していないことを確認すること コイルの動脈瘤内挿入中や挿入後にプッシャーカテーテルを回転させないこと [ プッシャーカテーテルを回転させると コイルが伸展したりプッシャーカテーテルからのコイルの早期離脱を起こすことがあり 結果としてコイルが移動することがある ] 4-9 コイルをマイクロカテーテルに入れた時点から 30 分以内にコイルを離脱できるよう 留置と位置変更を完了する それ以降は ハイドロジェルの膨潤により マイクロカテーテル内の動きを妨げ コイルが破損する可能性がある この規定時間内にコイルを適切に位置取りして離脱できなかった場合は コイルデリバリーシステムとマイクロカテーテルを一緒に抜去する * 4-10 プッシャーカテーテルのX 線不透過近位マーカー ( 以下 近位マーカー ) とマイクロカテーテルの重複マーカーのそれぞれの近位側が合うまでコイルを目標部位へ進める ( 図 3) このとき コイル部分は全てマイクロカテーテルの外に出ている インプラント ( 埋め込み用コイル ) プッシャーカテーテルの遠位端 コイルの近位端がマイクロカテーテルの外に出ている マイクロカテーテル 重複マーカー近位マーカー 図 3 コイル離脱前の X 線不透過マーカーの位置 4-11 ここでRHVを締め付けてコイルが移動しないようにする 注意 コイル離脱前に コイル離脱部分に力が掛かっていないことを繰り返し確認すること [ 軸方向の圧縮力又は歪力が存在するとコイルの離脱時にマイクロカテーテルの先端やコイルが移動してしまうことがある マイクロカテーテルの先端やコイルが移動すると動脈瘤や血管の破裂を引き起こすことがある ] 3/6 5. コイルの離脱 5-1 プッシャーカテーテルの近位端を離脱コントローラーの漏斗部の挿入口にしっかりと差し込んで プッシャーカテーテルの近位端を離脱コントローラーに接続する 注意 接続操作中にコイルが動かないよう 離脱コントローラーを装着する前にRHVがプッシャーカテーテルの周囲にしっかりロックされていることを確認すること [ 動脈瘤や血管破裂の危険につながる可能性がある ] プッシャーカテーテルの近位端に血液や造影剤が付かないようにすること 血液や造影剤が付いている場合は 離脱コントローラーを装填する前に滅菌水又はヘパリン加生理食塩液等で拭くこと [ 離脱コントローラーが正常に動作しない可能性がある ] 図 4 離脱コントローラー 5-2 離脱コントローラーがプッシャーカテーテルに正しく接続されるとブザーが 1 回鳴り コイルを離脱する準備ができると緑色ライトが点灯する 離脱ボタンが 30 秒以内に押されない場合 緑色ライトはゆっくりとした点滅に変わる 緑色ライトの点灯及び点滅とも離脱する準備ができたことを知らせている 緑色ライトが点灯しない場合は 離脱コントローラーがプッシャーカテーテルにしっかりと接続されているかを確認すること もし 正しく接続されているにも関わらず緑色ライトが点灯しない場合は 新しい離脱コントローラーへ変更すること 5-3 離脱ボタンを押す前にコイルの位置を確認する 5-4 離脱ボタンを押す ブザーが鳴り 緑色ライトが 1 回点灯することを確認する 5-5 ブザーが 3 回鳴り 黄色ライトが 3 回点滅して 離脱サイクルが完了したことを確認する 離脱サイクル中にコイルが離脱しない場合には離脱コントローラーをプッシャーカテーテルに接続したままにしておき ライトが緑色に変わったら再度離脱サイクルを試みる * 5-6 離脱サイクルが 20 回繰り返されると赤色ライトが点灯するので 離脱動作前に赤色ライトが点灯したときは その離脱コントローラーは廃棄して新しい離脱コントローラーに取り替える 5-7 コイルの離脱を確認するには まずRHVを緩め 次にプッシャーカテーテルと離脱コントローラーをゆっくり引き戻し X 線透視下でコイルが動かないことを確かめる 注意 3 回離脱動作を行ってもコイルが離脱しないときは 本品を抜去すること * 5-8 離脱を確認した後 プッシャーカテーテルをゆっくり後退させ 抜去する 5-9 ガイディングカテーテルから造影剤を注入し 血管造影にてコイルの位置を確認する 5-10 処置している部位からマイクロカテーテルを抜去する前に マイクロカテーテルの中にコイルの一部が残らないようにするため 適切な大きさのガイドワイヤーをマイクロカテーテルのルーメンに通す

使用上の注意 < 重要な基本的注意 > (1) プッシャーカテーテルの操作は慎重に行い 過度の力を入れて押し進めないこと また 操作中に異常な抵抗を感じたら その原因を確認すること [ 本品の破損 切断を生じる可能性がある ] (2) 本品を取り扱う際には プッシャーカテーテルのキンクに注意しながら 慎重に行うこと プッシャーカテーテルがキンクした場合は 使用を中止すること [ キンクした状態での操作は 本品の破損 切断を生じる可能性がある ] (3) 本品取扱いの際に プッシャーカテーテルに過度な曲げや負荷をかけたり トルク操作を行わないこと [ リード線の剥離や切断を生じる可能性がある ] (4) 本品を使用する際には コイルをイントロデューサーシースから一度出し コイル部に折れ 曲がり 伸び 外れ等の異常が無いことを確認すること [ コイルの配置 離脱時に 血管を損傷させるなど 予期しない結果を引き起こす可能性がある ] (5) 操作中にコイルの位置変更をする場合 X 線透視下でプッシャーカテーテルはゆっくりと丁寧に前後操作を行い コイル本体の動きに十分注意すること [ コイルの伸び 結束 破損 切断を生じる可能性がある ] (6) 本品は 蛇行した血管 動脈瘤の病変状態に注意し コイルの操作を慎重に行うこと [ コイルの伸び 結束 破損 切断を生じる可能性がある ] (7) マイクロカテーテルの先端を適正な位置に留置し 本品の操作を慎重に行うこと [ コイルの伸び 結束 破損 切断を生じる可能性がある ] (8) コイルの離脱に際しては X 線透視下でプッシャーカテーテルをゆっくり引き戻し 確実に離脱していることを確認すること [ コイルを瘤部から引き出してしまう可能性がある ] (9) 手技にあたっては 患者の状態を考慮して適切な抗血小板療法 抗凝固療法を行うこと [ 血栓性塞栓等の有害事象の可能性がある ] (10) プッシャーカテーテルは常に手術用手袋をして取り扱うこと [ 静電気により 誤作動を生じる可能性がある ] **(11) 本品の血管外組織に対する長期的な影響は確認されていないことから 血管内腔内でコイルが維持されるよう 適切な経過観察を行うこと [ 予期しない不具合及び有害事象が発生する可能性がある ] (12) 消毒用アルコール等 有機溶剤を含む薬剤への浸漬 又は薬剤による拭き取りを行わないこと [ 本品の破損 切断が生じたり 潤滑性が損なわれる可能性がある ] (13) 本品を金属が露出した面に置かないこと [ 静電気により 誤動作を生じる可能性がある ] (14) 離脱には離脱コントローラー以外の出力源を使用しないこと [ コイル本体の離脱ができない ] (15) 本品は高画質のDSA 血管撮影装置 (Digital Subtraction Angiography) を使用し 血管内の操作は慎重に行うこと 操作中に少しでも抵抗を感じたら操作を中止し その原因を確認し 本品ごと抜去すること [ 血管を損傷したり 本品の破損 切断を生じる可能性がある ] (16)0.0165 インチ未満のマイクロカテーテルは使用しないこと [ コイルが変形したり破損する可能性がある ]( 使用方法等 の< 最小適用マイクロカテーテル>の項参照 ) (17) 本品をマイクロカテーテルに再挿入しないこと [ 膨潤したハイドロジェルが破損する可能性がある ] (18) コイルは 規定されている位置取り時間内 (30 分以内 ) に動脈瘤内に正しく位置取りすること 位置取り時間とは 本品をマイクロカテーテルに挿入したときからコイルの離脱までの時間である この時間内にコイルを位置取りして離脱できなかった場合は 本品とマイクロカテーテルを一緒に抜去すること [ コイルの伸び 結束 破損 切断を生じる可能性がある ] **(19) スネアカテーテルのような回収機器を用いてコイルを回収する必要が生じた場合は マイクロカテーテル内に引き込まないこと コイル マイクロカテーテル及び回収機器を同時に抜去すること [ コイルを破損する可能性がある ] < 相互作用 ( 他の医薬品 医療機器等との併用に関すること )> [ 併用注意 ( 併用に注意すること )] < 磁気共鳴映像法 (MRI) 適合性 > 本品は American Society for Testing and Materials(A STM) に準じた非臨床試験に基づき 以下の条件における MRI 適合性が確認されている 磁束密度:3 tesla 以下 空間磁場勾配:720 gauss/cm 以下 MRシステムに表示された全身平均比吸収率(SAR) ( スキャン時間 :15 分 ):2.9 W/kg 本品は磁束密度 3 tesla 15 分の条件下で 最大 1.6 の温度上昇を認めた また 本品をスキャンする際には画像アーチファクトが発生する可能性があり 本品のコイル留置部位と同じ領域又は近接している場合はMRIの画質が低下する可能性がある したがって 本品の存在に対しMRI 撮像条件を最適化する必要がある < 不具合 > 本品の使用に伴い 以下の不具合の可能性があるが これに限定されるものではない 事前に対処方法について確認しておくこと [ 重大な不具合 ] コイルの移動又は配置異常 コイルの早期離脱又は離脱困難 < 有害事象 > 可能性のある有害事象には次のものが含まれるが これに限定されるものではない 事前に対処方法について確認しておくこと [ 重大な有害事象 ] 挿入部位の血腫 血管穿孔 動脈瘤の破裂 局所の血管閉塞 不完全な動脈瘤の充填 塞栓 出血 虚血 血管痙攣 凝血形成 血管再生 血栓後症候群及び脳卒中や死亡を含む神経学的障害 < 妊婦 産婦 授乳婦及び小児等への適用 > 妊娠又は妊娠している可能性のある患者に対しては治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合のみ使用すること [ 本品はⅩ 線透視下で治療を行うため ] 保管方法及び有効期間等 < 保管方法 > 水ぬれに注意し 直射日光及び高温多湿を避けて保管すること < 有効期間 > 使用期限は外箱に記載 ( 自己認証による ) 4/6

製造販売業者及び製造業者の氏名又は名称等 製造販売業者 : テルモ株式会社 電話番号 :0120-12-8195 テルモ コールセンター 外国製造所 : マイクロベンションインク MicroVention,Inc. 国名 : アメリカ合衆国 5/6

MV_22400BZX00016_500_013 PD111576 Rev. A Revised 2016-08 6/6 はテルモ株式会社の商標です テルモはテルモ株式会社の登録商標です