事前準備ガイド 概要 IBM Z の概要 IBM Z は メインフレーム コンピューターのハードウェア ブランドです IBM Z は 5つのオペレーティング システム (OS) をサポートします IBM Z は 1 台で数千もの OS を稼働させることができます z/os は IBM Z 独自の OS です 当コンテストで主に使用します IBM Z は ビジネス上の重要なデータを保管 管理しています IBM Z のオペレーティング システムに興味がありましたら こちらをご覧ください z/os はさまざまな接続サービスがありますが 当コンテストでは 2 つの接続セービスを使用します それぞれのサービスは同じ IP アドレスですが ポート番号は異なります 学校からアクセスできない場合は 自宅から試してみてください 学校からアクセスする場合は 次の IP アドレスやポート番号が学校のネットワークからアクセスすることを許可されているか ネットワーク管理者にご確認いただく必要があるかもしれません 接続情報 z/os IP Address : 192.86.32.153 Service Port TN3270 23 SSH 22 FTP (Optional) 21 IDz (Optional) 4035 and 6715 Db2 (Optional) 5040
ネットワーク接続を確認するために パソコンから以下のコマンドを実行してください ping が成功したらそのまま進めてください 失敗した場合 利用している環境のネットワーク管理者に上記の IP アドレスとポート番号が利用可能か確認してみてください ネットワークファイヤウォール等でコンテストに参加するための IP アドレスやポート番号がブロックされている可能性があります 注記 : コンテストで接続する IBM Z は定期的にメンテナンスを行なっています メンテナンス期間中は稼働停止となり 使用することができません 隔週日曜日の米国 時間 (Central time zone)9 時半から 15 時 30 分が利用不可となる予定です
ソフトウェアの導入 コンテストの参加者は コンテストで使う PC の OS に対応したさまざまなソフトウェア をインストールする必要があります インストールするソフトウェアは お使いの PC の OS によって異なりますので ご自身の PC に対応するセクションを参照してください Linux の場合 x3270 各自の Linux ワークステーションのディストリビューション リポジトリーを参照し x3270 を取得の上インストールしてください あるいは 検索エンジンで Ubuntu 16.04 x3270 installation または Fedora 24 x3270 installation を探してみてください インストールが完了すれば x3270 とコマンド入力することにより ローカル端末から 3270 エミュレーターを開くことができます OpenSSH 一般に OpenSSH はデフォルトで Linux にインストールされています ローカル端末 セッションを開き ssh とコマンド入力して確認してみてください
Mac の場合 tn3270 Option #1 - x3270 クライアントの導入 導入方法はこちらをご覧ください http://planetmvs.com/mvsintosh/x3270.html Option #2 ブラウン大学のライセンスを利用ブラウン大学は tn3270 クライアントを配布しています 非営利目的の使用に限り 無料でライセンスされます こちらからダウンロードしてください http://www.brown.edu/cis/tn3270/ お使いの OS X のバージョンをサポートする tn3270 リリースを選択してください ほとんどの Mac ユーザーは OS X 10.3.9 以降をサポートする最新の 3.4.0 リリースを選択することになると思われます ダウンロードしたファイルから tn3270x をアプリケーションフォルダーにコピーして使用してください OpenSSH 一般に OpenSSH はデフォルトで Mac OS X にインストールされています ローカル 端末セッションを開き ssh とコマンド入力して確認してみてください
Windows の場合 Vista tn3270 トム ブレナン ソフトウェア社は メインフレーム コンテストの参加者全員に同社の tn3270 クライアントを提供しています 次のリンクから Vista V1.27 をダウンロードしてインストールしてください http://www.tombrennansoftware.com/download.html IBM Master the Mainframe コンテストチームからライセンスキーに関するメールが送付されます Vista tn3270 は 30 日の試用期間中は無料ですが その後はライセンスキーが必要となります IBM Master the Mainframe コンテストチームからライセンスキーに関するメールが送付されますのでご確認ください PuTTY PuTTY は サイモン テイサムが提供する無償の telent/ssh クライアントです こちらからダウンロードできます http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/download.html 質問や問題があれば以下の QA サイトに投稿 参照ください http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/faq.html
接続手順 <ID とパスワード > ID は参加登録後 コンテストがスタートするまでには送付されます パスワードはコンテスト開始日より利用可能となります 以下の 2 つのサービスを使って z/os へ接続する手順を説明します 1. TN3270 (TSO/ISPF) 2. SSH (Unix Services Shell Prompt) PC が Linux の場合 X3270 をご使用ください Linux 上の x3270 クライアントからコンテスト用 z/os TN3270(TSO, ISPF など ) に接続するには 最初にクライアントを起動させます コンソールのコマンド ラインから x3270 を実行します 新しく x3270 セッションのウィンドウが開きます メニューから Model 4 を選択してください Options Screes Size Model 4 (80 43) 一番上にある Connect をクリックし Enter Hostname ボックスに 192.86.32.153 とタイプしてください
次に connect をクリックします この画面が表示されたら z/os への接続は正しく機能しています z/os へのログオンの仕方についてはパート 1 の説明をご覧ください
PC が Mac の場合 < 方法 1> ブラウン大学の tn3270 を利用 tn3270 が入っているフォルダーを開き tn3270 X のアイコンをダブルクリックして TN3270 を起動させます インターネットからダウンロードされたアプリケーションであることを知らせるメッセージが表示される場合がありますが Open を選択してください < 方法 2 > x3270 を使用 MAC のダウンロードとインストールはこちらから (http://planetmvs.com/mvsintosh/x3270.html) 新しく開いたウィンドウで 下図の通りコンテストで使用する z/os システムの IP ア ドレスと Window Title を入力します Window Title は任意の名前で結構です 以下 の IP アドレスはサンプルです 192.86.32.153 に置き換えてください
Screen Format をクリックして Large Screen Size にて 43 80(Model 4) を選択 して OK をクリックします Open Connection をクリックします z/os または z/ovm のウェルカム画面が表示さ れるまで数秒かかる場合があります ウェルカム画面が表示されれば接続完了です
PC が Windows の場合の z/os TN3270 の接続 Vista TN3270 を使ってください TN3270 を使うのが初めての場合 Vista tn3270 を起動し File -> New Session Ask をクリックします 以前に TN3270 を使用したことがある場合は 自動的に Vista TN3270 が起動されるでしょう 新しいターミナルウィンドウをスタートしてください または下図のように tn3270.mycompany.com を 192.86.32.153 で上書きする
Connect をクリックします こちらの画面が出たら z/os への接続に成功しています
TN3270 のモデル 4(Mod 4) 設定 Vista TN3270 をモデル 4 のディスプレイに変更するには Options -> Options を選択 します に display のタブを選択し Mod4 のラジオボタンをクリックします Mod 4 は Mod 2 のデフォルト 24 行 80 列から 43 行 80 列に表示を拡大します 次 OK をクリックすると Vista tn3270 から再接続をうながされます OK をクリックし てください z/os に再ログオンすると 画面の解像度が上がったことに気付がつかれるでしょう
Vista TN3270 のキーボードとキーパッド TN3270 のキーボードやキーパッドを変更するためには 下の図の様にアイコンをク リックしてください
z/os SSH への接続 個人用 PCが Linux の場合 : ssh をご使用ください ローカル端末からコマンド z#####@192.86.32.153. を実行します 初めて接続する際 次のメッセージが表示されますが yes と入力して接続を継続してください 次の画面が表示されるでしょう これで SSH の z/os 接続は正しく機能しています 個人用 PC が Mac の場合 :ssh をご使用ください 個人用 PC が Linux の場合の手順に従って接続してください Mac の場合も同様にな ります 個人用 PCが Windows の場合 :PuTTY をご使用ください PuTTY を起動したら コンテストで使用する Linux システムの IP アドレスを Host Name (or IP address) ボックスに入力してください Port は 22 にセットし SSH は選択してください 次に Saved Session ボックスに MTM-Unix と入力し Save をクリックします
次に PuTTY を起動するときは 新しく作った Saved Session の MTM-Unix をダブ ルクリックするだけで 速やかに再接続できます 一番下の Open ボタンをクリックします はじめて z/os Unix に接続する時は 次のセキュリティー警告が表示されます Yes をクリックして進んでください
login as: のプロンプトが表示されたら ユーザー ID を入力してください パスワードを要求するプロンプトが表示されたら コンテスト環境の z/os USS への 接続準備は完了です そのまま画面は閉じてください お疲れ様でした! 注意点 : パート 1 を進める中で初期パスワードは TSO/ISPF へのログイン中に変更されています Part 1 で必要となる TSO/ISPF のパスワードは Unix System Services で使ったパスワードと同じものを使用してください