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(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

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松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

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根拠条項 第 131 条の 2 第 3 項 壁面線の指定等がある場合の高さ制限の例外認定 法令の定め第 131 条の 2 3 前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ後退して壁面線の指定がある場合又は前面道路の境界線若しくはその反対側の境界線からそれぞれ 後退して法第 68 条の 2

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5-1から3許可・不許可

別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

⑵ 街頭防犯カメラの設置は 補助金の交付申請を行った年度に着手し 当該年度内に完了できるものであること ⑶ 補助金の交付を受けようとする街頭防犯カメラに関し 他の法令等により 国 県又は市から同種の補助金の交付を受けていないこと ( 補助対象経費 ) 第 5 条補助の対象となる経費 ( 以下 補助対

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はじめに 宅地造成等規制法が昭和 36 年に制定されてからおよそ半世紀を経過しました この間 平成 18 年には同法制定以来初めての抜本改正が行われています この改正は 阪神 淡路大震災 ( 平成 7 年 ) 新潟県中越地震 ( 平成 16 年 ) などで被災例が多かった大規模盛土造成地に対応するの

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目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

8 号様式 ) を市長に提出しなければならない 2 前項の協議書には 法第 30 条第 2 項及び第 1 条に規定する図書のうち市長が必要と認めるものを添付しなければならない ( 開発行為の変更の許可等 ) 第 4 条法第 35 条の2 第 1 項の規定による変更の許可を受けようとする者は 開発行為

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1 策定の目的 この手引書は 茅ヶ崎市地域防犯カメラ ( 以下 地域防犯カメラ という ) の設置及び運用について配慮すべき事項を定めることにより 地域防犯カメラの有用性とプライバシー保護等との調和を図り 地域防犯カメラを適切かつ効果的に活用し 茅ヶ崎市の安心して安全に暮らせるまちづくりを推進するこ

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(1) 請負契約に基づく工事であること (2) ブロック塀等の一部を撤去する撤去工事にあっては 当該工事後に全部のブロック塀等 ( 独立し 安定した門柱を除く ) の高さが 道路等から80センチメートル未満になること (3) 平成 31 年 3 月 31 日 ( 市長が認めたときは平成 31 年 6

来る条件とした また本工法は がけに近接して施工する場合 掘削及び混合 攪拌から 転圧 締固め施工時 施工に伴うがけへの影響を避けることが難しいので がけに影響を与えず施工出来る場合を条件とした 具体的にはバックホー等の施工機械を がけに近接配置して施工することを避けるとともに 特にがけ近接部分の転

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

( メール施行 ) 薬第 号平成 29 年 2 月 14 日 各保健所 支所長殿 ( 薬事担当班扱い ) 保健福祉部長 ( 公印省略 ) 温泉資源の保護に関するガイドライン ( 地熱発電関係 ) の一部改正に伴う運用について ( 通知 ) 温泉資源の保護に関するガイドライン ( 地熱

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( 業務計画の策定 ) 第 3 条受注者は 本業務を実施するに当たり 管理技術者が行う担当技術者に対する指揮命令等を明示した業務計画書を作成するものとする 2 受注者は 前項により作成した業務計画書を発注者に提出するものとする ( 施行上の義務及び心得 ) 第 4 条受注者は 本業務の実施に当たって

( 法第 33 条第 4 項の条例で定める建築物の敷地面積の最低限度 ) 第 3 条法 34 条第 8 号の3に規定する開発行為を行う場合における建築物の敷地面積の最低限度は, 法第 33 条第 4 項の規定に基づき,250 平方メートルとする ただし, 市長が良好な住居等の環境の形成又は保持のため

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立川市雨水浸透施設設置基準 1. 目的この設置基準は 立川市雨水浸透施設設置補助金交付要綱 ( 以下 要綱 という ) の雨水浸透施設の設置にあたり 必要な事項を定めることを目的とする 2. 用語の定義補助対象の雨水浸透施設とは 雨水浸透ます 及び 雨水浸透管 とし 雨水浸透施設の設置に伴い発生する簡易工事を 付帯工事 とする (1) 雨水浸透ます は 有孔又は多孔性の浸透ますの周辺を砕石で充填し 集水した雨水を側面及び底面より地中に浸透させる施設をいう (2) 雨水浸透管 は 浸透管 ( 有孔管 多孔管等 ) の周囲を砕石等で充填し集水した雨水を側面及び底面から地中へ浸透させる施設をいう (3) 付帯工事 は 浸透施設を設置するために必要と判断される軽度な作業等 ( コンクトート撤去 復旧 植栽の移植 浸透施設から既存合流施設への接続等 ) であり 半日程度を要する簡易工事等をいう 3. 雨水浸透ますの構造雨水浸透ますの構造は表 1を標準とする 表 1 雨水浸透ますの構造 単位 : mm 型番 ますの径 a ます高 b 土被り h1 砕石高 h2 砂層厚 h3 砕石厚 h4 掘削辺 c P3 250 500 100 510 30 110 500 P4 300 500 100 510 30 110 600 P5 350 600 100 630 35 130 700 雨水浸透ます断面図 雨水浸透ます平面図 h1 埋戻土 a 透水シート 雨水浸透ます h2 b 雨水浸透ます h4 h3 洗砂 ( 荒目 ) C 1

4. 雨水浸透管の構造 雨水浸透管の構造は表 2 を標準とする 表 2 雨水浸透管の構造 単位 : mm 型番 トレンチの幅 W トレンチの高さ (B+C) 土被り A 砂層の高さ C 管径 D 掘削深 H T3 350 400 150 25 125 550 T4 400 450 150 30 150 600 T5 550 600 200 40 200 800 雨水浸透管横断面図 雨水浸透管縦断面図 A 埋戻土 埋戻土 100 以上 H B 雨水浸透管 透水シート 雨水浸透管 D C 洗砂 ( 荒目 ) 洗砂 ( 荒目 ) W 2

5. 関係機関との調整雨水浸透施設の設置にあたり 各法令に係る場合等 ( 雨水浸透施設を排水設備に接続する場合を含む ) は関係機関との調整の上 計画 設計 施工を行うこと 6. 設置禁止区域浸透施設の設置禁止区域は以下の各号の通り (1) 急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律 ( 昭和 44 年 7 月 1 日法律第 57 号 ) 第 7 条に規定される急傾斜地崩壊危険区域 (2) 雨水浸透施設を設置することにより安全性が損なわれる恐れのある区域 7. 雨水浸透施設の設置にあたり注意すべき事項雨水浸透施設の設置にあたっては 次の事項に留意すること (1) 浸透機能が効果的に発揮するよう 施設の配置に十分留意すること (2) 建物等の構造や地下埋設物に対し安全上支障がないこと (3) 設置位置は 図 1のように構造物の基礎及び使用している埋設物へ影響を及ぼさない距離 ( 概ね30cm以上 ) を確保すること また 2 基以上設置する場合は 浸透能力又は浸透施設相互に影響が生じないよう配置すること (4) 地下水位よりも高い位置に設置すること (5) 擁壁上部や傾斜部がある場所に設置する場合は 図 2のような距離を確保すること 図 1 3 0 c m 以上はなす 建物基礎 浸透施設 埋設物 図 2 2 H 以上 2 H 以上 H 2 m 以上 浸透施設 浸透施設 3 0 以上 関東ロームは 3 5 以上 3

8. 施工上の注意雨水浸透施設は 自然の地山の浸透能力を損なわないように配慮するとともに 降雨時においても浸透施設や周辺構造物に影響が生じないよう 次の事項に留意し施工すること また 雨水浸透管の設置についても下記の事項を準用することとする (1) 掘削工掘削は 原則として人力で行い余掘りは行わないこと (2) 敷砂工浸透底面は 締め固めを行わず直ちにフィルター層として洗砂 ( 荒目 ) を敷きならすこと 洗砂は足で締め固めを行い タンパ等の機械転圧は行わないこと (3) 透水シート工 ( 底面 側面等 ) 雨水浸透施設に土砂等の流入を防ぐため 充填材の回りに透水シート ( 以下 シート という ) を設けること また シートはポリエステル等で引張り強度 腐食等の面で長期間の使用に耐え 透水性を有するものとする (4) 砕石の充填工 ( 底面 ) 浸透面の保護と貯留量をできるだけ多く確保するため 充填材とし単粒度砕石 (S-30)2 種 4 号を使用すること 充填材の投入にあたっては 雨水浸透施設内に土砂が混入しないようにすること (5) 砕石の充填工 ( 側部 上部 ) 砕石は シートを引き込まないように充填する (6) 透水シート工 ( 上面 ) 砕石充填工が終了後 埋め戻しを行う前に充填砕石の上面にシートで覆う (7) 埋戻し工ゴミ 土砂等が雨水浸透施設内に入らないよう慎重に行うこと (8) 付帯工雨水浸透施設設置に伴い必要と判断される付帯工事は 主に既存施設が対象となるため 影響範囲は最小限度に行うこと (9) 施工完了後 雨水浸透施設の清掃と浸透の確認を行うこと 9. 工事写真工事写真を撮影する場合 寸法や位置及び撮影日等が確認できるように黒板 ポール等を添えるとともに 背景面が変わらぬよう撮影すること また 撮影は次に掲げる工程毎に撮影すること (1) 施工前施工前の状況 ( 全箇所 ) (2) 施行中 1 掘削完了時 ( 全箇所 )* 寸法を明示する (3) 施工中 2 浸透施設の設置及び接続管布設時 ( 型番ごと ) 4

(4) 施工中 3 砂及び単粒度砕石の充填完了時 ( 全箇所 ) (5) 工事完了施工後の状況 ( 全箇所 ) (6) 付帯工事施工前 施工中 施工後 ( 全箇所 ) 10. 標準工事単価要綱第 6 条第 1 項に規定する標準工事単価は 浸透施設の設置に係る工事費 ( 人力による掘削 残土処理 シートの設置 浸透施設の設置 砂及び単粒度砕石の充填 樋からの接続管路設置 埋め戻し等 ) と設置に伴い必要と判断される付帯工事の単価であり 次に掲げる標準工事単価表による また 標準工事単価表に定める標準の寸法以外の雨水浸透施設を設置する場合は 直近下位の単価を準用する なお 口径 200mm 以下の雨水浸透ます又は管径 100mm 以下の雨水浸透管は 要綱の対象外とする 標準工事単価表雨水浸透ます型番規格標準工事単価 ( 消費税込み ) P3 口径 250 mm 深さ 500 mm 38,000 円 / 基 P4 口径 300 mm 深さ 500 mm 44,000 円 / 基 P5 口径 350 mm 深さ 600 mm 59,000 円 / 基 雨水浸透管 型番 規格 (W H) mm 管径mm 標準工事単価 ( 消費税込み ) T3 350 400 125 15,000 円 /m T4 400 450 150 19,000 円 /m T5 550 600 200 30,000 円 /m 付帯工事工事内容標準工事単価 ( 消費税込み ) 浸透施設を設置するために 軽度な作業等 ( コンクトート撤去 復旧 植栽の移植 浸透施設から 53,000 円 / 式既存合流施設への接続等 ) が必要であると判断される場合で 申請 1 件当たりの限度額 ( 材工共 ) * 上記の施工に伴い発生した廃材等については 法令等に基づき適正な処理を行うこと 11. その他 この設置基準に定めるもののほか必要な事項は 環境下水道部長が別に定める 附則 この設置基準は 平成 22 年 8 月 2 日から施行する この設置基準は 平成 26 年 4 月 1 日から施行する 5

この設置基準は 平成 27 年 4 月 1 日から施行する この設置基準は 平成 28 年 4 月 1 日から施行する この設置基準は 平成 29 年 4 月 1 日から施行する この設置基準は 平成 30 年 4 月 1 日から施行する 6