Data sheet Version 04.01 パワー リフレクション メータ August 2010 システム稼働中の伝送 反射測定に ローデ シュワルツ ジャパン株式会社
2 パワー リフレクション メータ R&S NRT 高い要求を満たした製品コンセプト
POW ER REFLECTION METER N. SENSOR POW ER MENU REFLECTIO N SCALE SCALE AVG CONF CORR SW R ENV RFL AUTO REF dbm W UTIL RT LO CAL SEL AUTO ON/ S TBY G Source NRT-Z14 NRT-Z43 NRT-Z44 Forward power Reverse power AC line NRT Load オプション NRT-Z3 DC RS-232-C NRT-Z4 PC Card 簡単な操作 PC Laptop 3
4 PC との直接接続用インタフェースを備えたセンサ通過型パワー センサ R&S NRT-Z14/-Z43/-Z44 BRST.AV PEP AVG CF = PEP AVG Power Time 0
方向性と測定確度 P C で直接 パワーをモニタリング 通過型パワー センサ R&S NAP-Z 通過型パワー センサの一覧 R&S NRT-Z14 25 MHz ~ 1 GHz 0.006 W ~ 120 W ( 平均 ) 300 W ( ピーク ) R&S NRT-Z43 400 MHz ~ 4 GHz 0.0007 W ~ 30 W ( 平均 ) 75 W ( ピーク ) R&S NRT-Z44 200 MHz ~ 4 GHz 0.003 W ~ 120 W ( 平均 ) 300 W ( ピーク ) R&S NAP-Z7 0.4 MHz ~ 80 MHz 0.05 W ~ 200 W R&S NAP-Z8 0.2 MHz ~ 80 MHz 0.5 W ~ 2000 W 5
6 多彩なアプリケーション 送信システムの連続的なモニタリング 持ち運びを伴う用途にも
7 デジタル変調信号のパワー測定
主な仕様 1) 0.006 W ~ 120 W ( 平均 ) 300 W ( ピーク ) 0.0007 W ~ 30 W ( 平均 ) 75 W ( ピーク ) 0.003 W ~ 120 W ( 平均 ) 300 W ( ピーク ) 25 MHz ~ 1 GHz 400 MHz ~ 4 GHz 200 MHz ~ 4 GHz 最大 1.06 最大 1.07 (0.4 GHz ~ 3 GHz) 最大 1.12 (3 GHz ~ 4 GHz) 最大 0.06 db 最大 0.06 db (0.4 GHz ~ 1.5 GHz) 最大 0.09 db (1.5 GHz ~ 4 GHz) 最大 1.07 (0.2 GHz ~ 3 GHz) 最大 1.12 (3 GHz ~ 4 GHz) 最大 0.06 db (0.2 GHz ~ 1.5 GHz) 最大 0.09 db (1.5 GHz ~ 4 GHz) 2) 最小 30 db 最小 30 db (0.4 GHz ~ 3 GHz) 最小 26 db (3 GHz ~ 4 GHz) 最小 30 db (0.2 GHz ~ 3 GHz) 最小 26 db (3 GHz ~ 4 GHz) 複数の変調サイクルにわたるキャリア パワーの平均値 ( 熱等価 電圧測定における True RMS 値 ) 5) CF ( クレスト ファクタ ): ピーク対平均比 0.03 [0.006] W ~ 300 W : CW FM φm FSK GMSK 0.03 [0.006] W ~ 300 [50] W/CF 6) : その他の変調 0.007 [0.0007] W ~ 75 W CW FM φm FSK GMSK など ~ 30 [3] W 6) : (W)CDMA, DAB/DVB-T ~ 75 [7.5] W/CF 6) : その他の変調 0.03 [0.003] W ~ 300 W: CW FM φm FSK GMSK など ~ 120 [12] W 6) : (W)CDMA, DAB/DVB-T ~ 300 [30] W/CF 6) : その他の変調 すべてのアナログおよびデジタル変調に対応 安定した測定値を表示するには 信号エンベロープの最低周波数成分が 7Hz を超えていること 7) 18 C ~ 28 C CW 信号 読取り値の 3.2%(0.14 db) 8) 40 MHz ~ 1 GHz 読取り値の 4.0 %(0.17 db) 8) 25 MHz ~ 40 MHz ゼロ オフセットを追加 CW 信号の値に変調による誤差を追加 読取り値の 3.2 % (0.14 db) 9) ゼロ オフセットを追加 読取り値の 3.2 % (0.14 db) 9) 0.3 GHz ~ 4 GHz 読取り値の 4.0 % (0.17 db) 9) 0.2 GHz ~ 0.3 GHz ゼロ オフセットを追加 ±0.004 [±0.0008] W 10) ±0.001 [±0.0001] W 10) ±0.004 [±0.0004] W 10) 11) FM φm FSK GMSK: 読取り値の ±0 % (0 db) AM (80 %): 読取り値の ±3 % (±0.13 db) EDGE TETRA 12) : 読取り値の ±0.5 % (±0.02 db) CW 2 信号 : 読取り値の ±2.0 % (±0.09 db) FM φm FSK GMSK: 読取り値の ±0 % (0 db) AM (80 %): 読取り値の ±3 % (±0.13 db) cdmaone, DAB 12) : 読取り値の ±1 % (±0.04 db) CDMA2000 (3X) 13) : 読取り値の ±2 % (±0.09 db) EDGE 12) : 読取り値の ±0.5 % (±0.02dB) WCDMA 14) : 読取り値の ±2 % (±0.09 db) DVB-T 12) : 読取り値の ±2 % (±0.09 db) π/4 DQPSK: 読取り値の ±2 % (±0.09 db) CW 2 信号 : 読取り値の ±2 % (±0.09 db) 15) 0.25 %/K (0.011 db/k): 40 MHz ~ 1 GHz 0.40 %/K (0.017 db/k): 25 MHz ~ 40 MHz 0.25 %/K (0.011 db/k): 0.4 GHz ~ 4 GHz 0.25 %/K (0.011 db/k): 0.3 GHz ~ 4 GHz 0.40 %/K (0.017 db/k): 0.2 GHz ~ 0.3 GHz 16) ( ) 内は高分解能設定の場合 1.40 (4.9) s / 32 (128) 0 W ~ 0.2 W 0.37 (1.4) s / 4 (32) 0.2 W ~ 2 W 0.26 (0.4) s / 1 (4) 2 W ~ 300 W 1.4 (4.9) s / 32 (128) 0 W ~ 0.05 W 0.37 (1.4) s / 4 (32) 0.05 W ~ 0.5 W 0.26 (0.4) s / 1 (4) 0.5 W ~ 75 W 1.4 (4.9) s / 32 (128) 0 W ~ 0.2 W 0.37 (1.4) s / 4 (32) 0.2 W ~ 2 W 0.26 (0.4) s / 1 (4) 2 W ~ 300 W 3)4) { } 内は ビデオ帯域幅の設定値 計算モード 5) 測定モード ( 順方向 1 2 のみ ) バースト幅 (t) と繰り返しレート (1/T) の周期的な RF バーストの平均パワーを測定バースト平均パワー = 平均パワー T/t t および T は あらかじめ設定 ( 計算モード ) または測定 ( 測定モード ) する 0.03 [0.006] W (T/t) 平均パワー測定値を上限とする 計算モードと同じ ただし 2 (4) W 以上とする ( ) 内は ビデオ帯域幅が FULL の場合 0.007 [0.0007] W (T/t) 平均パワー測定値を上限とする 計算モードと同じ ただし 0.5 (1.25) W 以上とする ( ) 内は ビデオ帯域幅が FULL の場合 0.03 [0.003] W (T/t) 平均パワー測定値を上限とする 計算モードと同じ ただし 2 (5) W 以上とする ( ) 内は ビデオ帯域幅が FULL の場合 8
3)4) { } 内は ビデオ帯域幅の設定値 3) { } 内は ビデオ帯域幅の設定値 計算モード 0.2 µs ~ 150 ms 0.2 µs ~ 150 ms 測定モード 最小 7/s 計算モード 測定モード 0.01 ~ 1 18 C ~ 28 C 計算モード 500 µs ~ 150 ms {4 khz} 10 µs ~ 150 ms {200 khz} 2 µs ~ 150 ms { FULL } バースト幅および繰り返しレートによって確定 平均パワー測定の値に ゼロ オフセット T/t を追加 500 µs ~ 150 ms {4 khz} 10 µs ~ 150 ms {200 khz} 1 µs ~ 150 ms { FULL } 測定モード計算モードの値に 0.1 デューティ サイクルごとに読取り値の 2 %(0.09 db) を追加 17) 16) 平均パワー測定と同じ 計算モード対応する平均パワー測定の値を参照 ( バースト平均パワーは 平均パワー t/t にて算出 ) 測定モード 0.1 デューティ サイクル ( ) 内は高分解能設定の場合 1.6 (9.5) s / 4 (32) 2 W ~ 20 W 0.75 (1.6) s / 1 (4) 20 W ~ 300 W 1.6 (9.5) s / 4 (32) 0.5 W ~ 5 W 0.75 (1.6) s / 1 (4) 5 W ~ 75 W 平均パワーに対するピーク エンベロープ パワーの比率 (db) ( 順方向 1 2 のみ ) 平均パワー測定およびピーク エンベロープ パワー測定の項を参照 約 4.3 db ( ピーク ホールド回路の測定誤差 ) 同時反射測定のピーク エンベロープ パワーの項を参照 キャリア パワーのピーク値 ( 順方向 1 2 のみ ) バースト信号 ( 繰り返しレート : 最小 20/s) cdmaone, WCDMA, CDMA2000, DAB, DVB-T その他の信号 0.4 W ~ 300 W 100 µs 幅 {4kHz} ~ 1.0 W ~ 300 W 2 µs 幅 {200 khz} ~ 2.0 W ~ 300 W 1.5 µs 幅 { FULL } ~ 同等バースト幅のバースト信号の仕様を参照 0.1 W ~ 75 W 100 µs 幅 {4kHz} ~ 0.25 W ~ 75 W 2 µs 幅 {200 khz} ~ 0.5 W ~ 75 W 0.2 µs 幅 { FULL } ~ 1 W ~ 75 W { FULL 変調補正を有効時 } 18 C ~ 28 C 平均パワー測定の値に ピーク ホールド回路の測定誤差を追加 ピーク ホールド回路の測定誤差 ( 繰り返しレート : 最小 100/s min デューティ サイクル : 最小 0.1) ±( 読取り値の 3 % + 0.05 W ) 10) 200 µs {4 khz} ~ ±( 読取り値の 3 % + 0.2 W ) 10) 4 µs {200 khz} ~ ±( 読取り値の 7 % + 0.4 W ) 10) 2 µs { FULL } ~ ±( 読取り値の 3 % + 0.012 W) 10) 200 µs {4 khz} ~ ±( 読取り値の 3 % + 0.05 W) 10) 4 µs {200 khz} ~ ±( 読取り値の 7 % + 0.1 W) 10) 1 µs { FULL } ~ 1.6 (9.5) s / 4 (32) 2 W ~ 20 W 0.75 (1.6) s / 1 (4) 20 W ~ 300 W 0.4 W ~ 300 W 100 µs 幅 {4kHz} ~ 1 W ~ 300 W 2 µs 幅 {200 khz} ~ 2 W ~ 300 W 0.2 µs 幅 { FULL } ~ 4 W ~ 300 W { FULL 変調補正を有効時 } ±( 読取り値 3 % + 0.05 W) 10) 200 µs {4 khz} ~ ±( 読取り値の 3 % + 0.2 W) 10) 4 µs {200 khz} ~ ±( 読取り値の 7 % + 0.4 W) 10) 1 µs { FULL } ~ 繰り返しレート : 20/s ~ 100/s ±(1.6 % 読取り値 + 0.15 W) を追加 ±(1.6 % 読取り値 + 0.04 W) を追加 ±(1.6 % 読取り値 + 0.15 W) を追加 デューティ サイクル : 0.001 ~ 0.1 バースト幅 : 0.5 µs ~ 1 µs 0.2 µs ~ 0.5 µs ±0.10 W {200 khz, FULL } を追加 ±0.05 W {4 khz} を追加 ±0.025 W {200 khz, FULL } を追加 ±0.013 W {4 khz} を追加 読取り値の ±5 % を追加読取り値の 10 % を追加 ±0.10 W {200 khz, FULL } を追加 ±0.05 W {4 khz} を追加 9
3) { } 内は ビデオ帯域幅の設定値 ピーク ホールド回路の測定誤差 ( スペクトラム拡散信号 ) 18) 15) 16) ( ) 内は高分解能設定の場合 0.35 %/K (0.015 db/k) 40 MHz ~ 1 GHz 0.50 %/K (0.022 db/k) 25 MHz ~ 40 MHz cdmaone, DAB 12) : ±( 読取り値の 5 % + 0.1 W) CDMA2000 (3X) 13), WCDMA14),DVB-T: ±( 読取り値の 15 % + 0.1 W) 0.35 %/K (0.015 db/k) 0.4 GHz ~ 4 GHz PEP 測定のみ 19) ( リモート測定時のみ ) 0.28 (0.40) s / 1 (4) {4 khz, 200 khz} 0.40 (0.55) s / 4 (8) { FULL } 同時反射測定 0.7 (1.5) s / 1 (4) {4 khz, 200 khz} 1.5 (2.7) s / 4 (8) { FULL } cdmaone, DAB12): ±( 読取り値の 5 % of rdg + 0.4 W) CDMA2000 (3X) 13), WCDMA 14), DVB-T: ±( 読取り値の 15 % + 0.4 W) 0.35 %/K (0.015 db/k) 0.3 GHz ~ 4 GHz 0.50 %/K (0.022 db/k) 0.2 GHz ~ 0.3 GHz ピーク エンベロープ パワーが定義した閾値を超えた頻度を測定 ( 順方向 1 2 のみ ) 0 % ~ 100 % 4) { } 内は 3 GHz ~ 4 GHz での値 18 C ~ 28 C 0.2 % 20) ル 1 W ~ 300 W 0.25 W ~ 75 W 1 W ~ 300 W 18 C ~ 28 C 16) ( ) 内は高分解能設定の場合 リターン ロス SWR 反射係数 ±( しきい値レベル (W) の 5 % + 0.5 W) ±( しきい値レベル (W) の 5 % + 0.13 W) CCDF 測定のみ 19) 0.26 (0.37) s / 1 (4) CCDF 測定と反射測定を同時に実施 0.7 (1.6) s / 1 (4) ( リモート測定時のみ ) SWR リターン ロス 反射係数を単位としてロード マッチングを測定 0 ~ 23 db 1.15 ~ 0.07 ~ 1 0.4 [2] W ( 代表値 0.06 [0.3] W) ダイヤグラムを参照 0 db ~ 23 {20} db 1.15 {1.22} ~ 0.07 {0.10} ~ 1 0.05 [0.5] W ( 代表値 0.007 [0.07] W) 選択したパワー測定機能の測定時間と同等 ( 最短は平均パワー測定時 ) ±( しきい値レベル (W) の 5 % + 0.5 W) 0.2 [2] W ( 代表値 0.03 [0.3] W) R&S NAP-Z センサを使用したパワー測定 ( オプション R&S NRT-B1 必要 ) 0.2 ~ 0.4 0.4 ~ 1.5 30 ~ 50 50 ~ 80 2) R&S NAP-Z7 R&S NAP-Z8 25 23 30 30 30 20 20 22) R&S NAP-Z7 R&S NAP-Z8 32 [15] 35 [12] 13 [6] 11 [4] 11 [4] 25 [5] 25 [5] 10
R&S NAP-Z7 R&S NAP-Z8 の仕様 ( 最大パワーは ダイアグラムを参照 ) 1) 0.05 W ~ 200 W 0.5 W ~ 2000 W 0.4 MHz ~ 80 MHz 0.2 (0.421) MHz ~ 80 MHz 最大 1.03 (1.5 MHz ~ 30 MHz: 最大 1.02) 最大 0.015 db( 全周波数範囲 ) 2) 1.5 MHz ~ 30 MHz: 最小 35 db その他の周波数については 表を参照 5) 0.05 W ~ 200 W 0.5 W ~ 2000 W 3) 3) 22) 20 C ~ 25 C 1.5 MHz ~ 30 MHz: 最大 読取り値の 6 [4] % 24) にゼロ オフセット (1.5 MHz ~ 30 MHz) を追加 その他の周波数については 表を参照 10) ±0.01 W ±0.1 W 23) 最大 0.25 % / K 20 C ~ 25 C の範囲外で考慮 0.5 s 測定範囲 0.5 W ~ 200 W 5 W ~ 2000 W 20 C ~ 25 C 23) 30 Hz ~ 10 khz 最小 20 µs 最小 30/s 平均パワー測定時の不確かさに ピーク加重誤差限度を追加 同等振幅 周波数オフセット :0.3 khz ~ 3 khz (0.03 khz ~ 0.3 khz と 3 khz ~ 10 khz) の 2 つの CW キャリアに対し ±( 読取り値の 2 (7) % + P nom 25) の 0.04 % ) 平均パワー測定時の温度係数に P nom 25) /K の 0.003 % を追加 1.5 s リターン ロス SWR 反射係数 ( ) 内の電力値を適用 0 db ~ 28 db / 1.08 ~ / 0.04 ~ 1 (1.5 MHz ~ 30 MHz) 0.5 W (10 W) 5 W (100 W) ダイアグラムを参照 ( ゼロ調整後 平均パワー測定選択時に有効 ) 選択したパワー測定機能の測定時間と同等 ( 最短は 平均パワー測定時 ) 1) 測定機能により異なります 2) 完全整合ロードの順方向および逆方向のパワー測定比 (db) 3) 仕様は 順方向のパワーの測定に適用されます 4) [ ] の値 :2 1 順方向パワーの値 (1 2 方向でない場合 ) 5) ゼロ セットの影響が増大しても構わなければ 所定の限界以下のパワー測定が可能です 6) 追加誤差が増大しても構わなければ CW 限度いっぱいまでの平均パワー測定が可能です 7) カバレッジファクタ k = 2の拡張された不確かさ このカバレッジファクタは 正規分布では95% の区間に相当します 8) 1% の精度で入力する必要があるキャリア周波数の整合ロード (SWR 最大 1.2) では 測定結果はセンサのロード端へ返され 平均フィルタは自動モード ( 高解像度 ) に設定されます キャリア高調波は 5GHzまでの周波数範囲で-30dBc 以下であれば この影響を無視することができます SWR1.2 以上のロードでは 順方向のパワー測定に方向性の影響を考慮する必要があります カバレッジファクタ k = 2の拡張された不確かさは 読取り値 (0.25 db) の6% ロード反射係数に等しくなります 例 :SWR3.0の非整合ロードでは 反射係数 0.5が得られ 読取り値 (0.13 db) の3% の誤差が追加されます 総合測定不確かさは 読取り値 (0.19 db) の4.4% となります 9) 1% の精度で入力する必要があるキャリア周波数の整合ロード (SWR 最大 1.2) では 測定結果はセンサのロード端へ返され 平均フィルタは自動モード ( 高解像度 ) に設定されます キャリア高調波は 4GHzまでは-30dBc 4GHz~10GHzでは-35dBc 10GHz 以上では-60dBcであれば この影響を無視することができます SWR1.2 以上のロードでは 順方向のパワー測定に方向性の影響を考慮する必要があります カバレッジファクタ k = 2の拡張された不確かさは 3GHzまでの周波数範囲では読取り値 (0.25 db) の6% ロード反射係数に等しく 3GHz~4GHzの周波数範囲では読取り値 (0.4 db) の10% ロード反射係数に等しくなります 例 :SWR3.0の非整合ロードでは 反射係数 0.5が得られ 読取り値 (0.13 db) の3% の誤差が追加されます 総合測定不確かさは 読取り値 (0.19 db) の4.4% となります 10) ゼロ調整実施後 11
Forward power in W 2000 1600 1300 1000 800 650 500 SWR (DUT) 1 to 3 NAP-Z7 NAP-Z8 0.2 0.4 1.5 30 50 80 Frequency in MHz 5 13 11) 温度範囲 :18 ~28 CW 信号を基準とします 誤差は AM 変調では変調周波数など各変調パラメータや各センサの特性に依存します 1 2 順方向パワーの測定範囲は 30 W(R&S NRT-Z43) または120W(R&S NRT-Z44) です バースト信号の誤差は 30 W(R&S NRT-Z43) または120W(R&S NRT-Z14/-Z44) の平均バーストパワーを参照ください 変調による誤差はパワーに比例するため パワーが小さい場合には誤差も小さくなります たとえば 平均パワーが30WのWCDMA 信号の場合 R&S NRT-Z44センサの変調補正を有効にすると 誤差は約 ± 0.5% と非常に小さくなります 12) 変調補正を有効時 13) 変調補正を有効時 チップレートを WCDMAと同じ 3.6864 Mc/sに設定 14) 3GPP 規格 (3G TS 25.141 V3.1.0(2000-03)) のテストモデル1-64DPCHに準拠したチップレート 3.84Mc/sの信号 変調補正を有効時 チップレートをテスト信号に対応 15) 平均値 0%/ Kで統計的に配分された所定温度係数は 約 2 種類の標準偏差に相当します 温度係数は18 および28 以上における測定不確かさを算出する際に考慮する必要があります 例 :+5 1 GHzでは 18 に対し平均電パワー測定で (18-5) 0.25%= 読取り値 (0.14dB) の3.25% という温度ドリフトが予想されます 18 ~28 における測定不確かさ3.2% を含めると 総合測定不確かさは 読取り値 (0.19 db) の4.6% となります 16) 測定結果は レベルに依存する ( 自動 ) 平均化による読取り値です 各測定時間は トリガコマンドの入力時から応答ストリング (38400ボーレート ) の終了までと定義されます 測定結果は 順方向パワーの測定値および反射パラメータ (SWR リターンロス 反射係数 逆方向パワーの測定値) によって構成されます R&S NRT 本体でセンサを操作する場合には 0.05sを追加します 17) ゼロ調整後 無変調の方形バースト信号 最小バースト パワーは R&S NRT-Z43では1W R&S NRT-Z14/-Z44では4Wです 最小バースト幅は R&S NRT-Z43/-Z44では2ms(4 khz)/40μs(200 khz)/5μs( FULL ) R&S NRT-Z14では 2ms(4 khz)/40μs(200 khz)/10μs( FULL ) です 測定不確かさは バースト幅とパワーに反比例するので 記載値は波形によって異なる場合があります 18) 温度範囲 :18 ~ 28 ビデオ帯域幅: FULL PEPは CCDF<10-6 のパワーとして定義されます 19) センサのリモート インタフェースを介しての順方向パワー測定を設定する際には 通常の設定コマンドに加えて rev:pow コマンドを送信して初期化をする必要があります この設定にしたがって センサは逆方向パワーを測定しますが このパラメータは平均パワー測定以外には使用しないので PEP 測定のみ または CCDF 測定のみ のための設定と呼びます 20) ゼロ調整後 無変調の方形バースト信号では しきい値レベルはバーストパワーの半分に設定します 最小バースト パワーは R&S NRT-Z43では1W R&S NRT- Z14/-Z44では4Wです 最小バースト反復レートは R&S NRT-Z43およびR&S NRT-Z44では 50/s(4 khz)/2500/s(200 khz)/20000/s( FULL ) R&S NRT-Z14では 50/s(4 khz)/<2500/s(200 khz)/10000/s( FULL ) です 測定不確かさは バースト反復レートに比例し パワーに反比例するため 記載値は波形によって異なる場合があります WCDMA cdmaone CDMA2000 (3x) DAB DVB-Tなどのスペクトラム拡散信号は 測定不確かさを しきい値設定の不確かさによって表します この不確かさには 仕様の値に追加されます 変調補正を有効時には 追加不確かさは 前述の基準パワー値 (W) の約 5% です 21) PEP 測定は 0.4 MHz~ 22) 整合ロード (SWR 最大 1.2) 無変調のテスト信号のエンベロープ (CW FM φm FSK GMSKなど ) センサのロード端を基準とした測定結果 表中の最大不確かさは カバレッジ ファクタ k=2 拡張不確かさにほぼ等しくなります SWR1.2 以上のロードでは 順方向パワーの測定には方向性の影響を考慮する必要があります カバレッジファクタ k = 2の拡張された不確かさは 6% 方向性 30dBのロードの反射係数に等しくなります 例 :SWR3.0の非整合ロードでは 反射係数 0.5が得られ 6 % 0.5=3% の追加不確かさが生じます 23) 測定結果は 固定 24) [] 内の値は センサの校正係数を考慮した場合の値 25) パワー範囲の上限 12
6 4 Error limits in db 2 0-2 NAP-Z7/-Z8-4 0 5 10 15 20 25 30 Return loss in db Forward power in W 1000 800 600 400 200 AVG 10 C to 35 C SWR < 3 AVG +35 C to +50 C SWR < 3 PEAK (max.10 ms) SWR < 3 AVG 10 C to +35 C SWR < 1.5 100 shadowed area: only NRT-Z44 ( NRT-Z43 max. 700 W) 0.2 0.4 0.7 1 2 3 4 Frequency in GHz 1000 800 600 AVG 10 C to +35 C SWR <_ 3.0 AVG 10 C to +35 C SWR <_ 1.5 PEAK (MAX: 10 ms) SWR <_ 3.0 Forward power in W 400 AVG 10 C to +50 C SWR <_ 3.0 200 100 25 100 205 400 600 800 1000 Frequency in MHz 6 4 Error limits in db 2 0-2 NRT-Z14 NRT-Z43/-Z44 (< 3 GHz) NRT-Z43/-Z44 (3 GHz to 4 GHz) - 4 0 5 10 15 20 25 Return loss in db 13
R&S NRT 本体 200 khz ~ 4 GHz 1) パワー測定範囲 0.7 mw ~ 2 kw 1) 測定チャネル数 R&S NRT-Z センサ R&S NAP-Z センサ パワー パラメータ 1) 反射 デジタル 分解能 アナログ IEC / IEEE バス シリアル インタフェース 測定時間 R&S NAP-Z センサ R&S NRT-Z センサ 1 ~ 3 (4) フロント パネルに 1 入力 リア パネルに 2 入力 ( オプション R&S NRT-B2) リア パネルに 1 入力 ( オプション R&S NRT-B1) 順方向およびロードによる吸収電力 (W dbm db %) dbおよび % は 測定値または基準値に適用 平均 バースト平均 ピーク エンベロープ パワー ピーク対平均比 ( クレスト ファクタ ) 相補累積分布関数 (CCDF) SWR リターン ロス 反射係数 逆方向対順方向電力比 (%) 反射パワー パワー センサに保存された 入力周波数に対応する補正係数を適用 R&S NAP-Z センサについては 3 セットの補正係数用のメモリが R&S NRT に用意されています RF レベル : オフ時 約 5 秒間実行 パワー センサの仕様を参照 LCD パワー 反射 周波数 ( 入力値 ) を同時に表示 高 : 4½ 桁 (0.001 db) 低 : 3½ 桁 (0.01 db) パワーおよび反射の表示用に 2 つの棒グラフ (50 項目 ) スケールの最終値は自動設定またはユーザ設定可能 自動 選択した分解能とセンサの種類によって異なる 選択した測定機能に対する 現在の最大値 最小値 差分 ( 最大値 - 最小値 ) を表示 SCPI-1995.0 コマンド セット IEC 625 (IEEE 488) インタフェース ファンクション :SH1, AH1, T6, L4, SR1, RL1, PP1, DC1, DT1 9- ピン D-Sub コネクタ EIA-232E に準拠 ボーレート :1200/2400/4800/9600 ハンドシェーク :RTS/CTS または XON/XOFF R&S NAP-Z の仕様を参照 R&S NRT-Z センサの仕様に 0.05 秒を追加 BNC コネクタ : 信号出力またはトリガ入力 (TTL) SWR のモニタリング ( パワーまたは SWR しきい値を設定 ) キー操作 最終セットアップ デフォルト セットアップ ユーザ セットアップ (4) R&S NRT-B1 R&S NRT-B2 R&S NRT-B3 AC 電源 1) バッテリ電源 外形寸法 (W H D) 背面に R&S NAP-Z センサ用インタフェース (1 つ ) を追加 背面に R&S NRT-Z センサ用インタフェース (2 つ ) を追加 NiMH バッテリおよび内蔵充電器 3 年間 オプション R&S NRT-B1 を内蔵している場合のみ必要 単相 AC 90 V ~ 264 V/47 Hz ~ 63 Hz 90 V ~ 132 V/47 Hz ~ 440 Hz 35 VA 最大 0.4 A オプション R&S NRT-B3 必要 オプション R&S NRT-B1 と R&S NRT-Z センサ使用で約 8 時間使用可能 充電時間 : 約 2 時間で充電完了 電源オン時間の設定可能 本体を開けずにバッテリ交換可能 219 mm 103 mm 240 mm 質量 3.5 kg ( 全オプション搭載時 ) センサによって異なる 通過型パワー センサ R&S NRT-Z14/-Z43/-Z44 2 ( 順方向パワーおよび逆方向パワー ) 方向 1 2 2 1 パワー パラメータ 反射 範囲設定 ビデオ帯域幅 すべての測定機能に対応 平均 バースト平均 ( 低レベル ) のみ 順方向パワーと反射 平均 バースト平均 ピーク エンベロープ パワー ピーク対平均比 ( クレスト ファクタ ) 相補累積分布関数 (CCDF) SWR リターン ロス 反射係数 逆方向対順方向電力比 (%) 反射パワー 自動 4 khz, 200 khz, FULL (R&S NRT-Z14 は 600 khz R&S NRT-Z43/-Z44 は 4 MHz) 平均パワー測定を除くすべてのパワー パラメータに適用可能 パワーセンサに保存された 入力周波数に対応する補正係数を適用 RF レベル : オフ時 約 5 秒間実行 両端ともに N (f) RS-422 シリアル インタフェース ボーレート :4.8/9.6/19.2/38.4 k ボー ハンドシェーク :RTS/CTS または XON/XOFF SCPI 同等のコマンドセット LEMOSA 6 ピン 2 プラグ :RXD/TXD ケーブルと電源 2 年間 14
通過型パワー センサ R&S NRT-Z14/-Z43/-Z44 ( つづき ) 電源 6.5 V ~ 28 V 約 1.5 W 接続ケーブルの長さ 1.5 m 延長ケーブルの長さ ( 最長 ) 500 m (R&S NRTを外部電源もしくは R&S NRT-Z3/-Z4にて駆動時 電圧 :12 V) 30 m (R&S NRTをバッテリ駆動時 電圧 :7 V) 外形寸法 (W H D) 質量 120 mm 95 mm 39 mm 0.65 kg RS-232 インタフェース アダプタ R&S NRT-Z3 電源 RS-232 インタフェース 接続ケーブルの長さ 90 V ~ 264 V, 47 Hz ~ 63 Hz 同梱の AC 電源アダプタを使用して供給 9 ピン D-Sub( メス ) コネクタ 約 1.3 m 質量 0.3 kg ( アダプタ ) 0.1 kg ( 電源 ) 動作温度範囲 0 C ~ +50 C PCMCIA インタフェース アダプタ R&S NRT-Z4 互換性 PCMCIA リリース 2.1 カード タイプ II ( 厚さ :5 mm) 供給電流 350 ma/5 V ( センサ接続時 ) ( 一般的なノート PC の消費電力の約 10 %) 必要なシステム環境 接続ケーブルの長さ 質量 PC カード スロットを備えた PC (OS:Windows 98 / NT / 2000 / ME / XP) 約 2 m 0.25 kg 動作温度範囲 0 C ~ +50 C 環境条件 許容温度範囲 10 C ~ +55 C EN 60068-2-1 EN 60068-2-2 MIL-T- 28800D, class 5 に適合 動作温度 0 C ~ +50 C ( 他に記載が無い限り ) 保管温度 40 C ~ +71 C 正弦波振動試験 IEC/EN 60068-2-30 に準拠したヒートサイクル試験 :+25 C と +40 C の間の温度周期と 95 % の相対湿度 EN 60068-2-6 EN 61010-1 MIL-T-28800 D に準拠 5 Hz ~ 55 Hz/ 最大 2 g 55 Hz ~ 150 Hz/0.5 g 一定 オーダー情報 パワー リフレクション メータ R&S NRT 1080.9506.02 120 (300) W 25 MHz ~ 1GHz R&S NRT-Z14 1120.5505.02 30 (75) W 0.4 GHz ~ 4 GHz R&S NRT-Z43 1081.2905.02 120 (300) W 0.2 GHz ~ 4 GHz R&S NRT-Z44 1081.1309.02 200 W 0.4 MHz ~ 80 MHz R&S NAP-Z7 0350.8214.02 2000 W 0.2 MHz ~ 80 MHz R&S NAP-Z8 0350.4619.02 R&S NAP-Z センサ用インタフェース ( リアパネルに 1 入力 ) R&S NRT-Z センサ用インタフェース ( リアパネルに 2 入力 ) R&S NRT-B1 1081.0902.02 R&S NRT-B2 1081.0702.02 NiMH バッテリと内蔵急速充電器 R&S NRT-B3 1081.0502.02 NiMH バッテリ ( 予備 ) R&S NRT-Z1 1081.1209.02 延長ケーブル R&S NRT-Z センサ用 10 m 30 m R&S NAP-Z センサ用 25 m R&S NRT-Z センサ用 RS232インタフェース アダプタ (AC 電源含む ) R&S NRT-Z センサ用 PCMCIAインタフェース アダプタ R&S NRT-Z センサ用 USBインタフェース アダプタアクセサリ ポケット付キャリング バッグ (R&S NRT 1 台用 ) R&S NRT-Z2 R&S NRT-Z2 1081.2505.10 1081.2505.30 R&S NAP-Z2 0392.5813.02 R&S NRT-Z3 1081.2705.02 R&S NRT-Z4 1120.5005.02 R&S NRT-Z5 1400.6909.02 R&S ZZT-222 1001.0500.00 19インチ ラック アダプタ R&S ZZA-97 0827.4527.00 R&S NRT 試験データ付校正証明書 (DCV 校正 ) R&S NRT-DCV 0240.2187.06 各パワー センサについては お問い合わせください 校正 3 年延長 : あり 校正 5 年延長 : あり 修理保証 3 年延長 : あり 修理保証 5 年延長 : あり ランダム振動試験 EN 60068-2-64 に準拠 10 Hz ~ 500 Hz/1.9 g (rms) 衝撃試験 MIL-STD-810 C EN 60068-2-27 MIL-T-28800 D, class 5 に準拠 40 g の衝撃スペクトラム CDMA2000 は Telecommunications Industry Association (TIA-USA) の登録商標です EN 61326 EN 55011 MIL-STD-461C, CE03, RE02, CS02, RS03 ( 電界強度 :20 V/m) EN61010-1 に適合 15
Certified Quality System ISO 9001 DQS REG. NO 1954 QM Certified Environmental System ISO 14001 DQS REG. NO 1954 UM 仕様については www.rohde-schwarz.co.jp を参照してください R&S は ドイツ Rohde & Schwarz 社の商標または登録商標です 掲載されている記事 図表などの無断転載を禁止します おことわりなしに掲載内容の一部を変更させていただくことがあります あらかじめご了承ください PD 0758.2202.36 Version 04.01 R&S NRT Aug.2010