Data sheet Version パワー リフレクション メータ August 2010 システム稼働中の伝送 反射測定に ローデ シュワルツ ジャパン株式会社

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Version シグナル アナライザ July 2010 優れたダイナミック レンジと復調帯域幅 の信号解析 *) オプション搭載時 ローデ シュワルツ ジャパン株式会社

クレスト ファクタ : フル スケールにおいて3:1 : 各レンジ 周波数範囲において ( 追加誤差を含むの1/10)/ ACV V COM 300mV μV 1MΩ±2%, 140pF 以下

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仕様 ケーブル / アンテナアナライザ 測定 VSWR 1 DTF DTF VSWR 設定パラメータ - クラシックモード F1/F2 DTF D1/D2 DTF / / RF / RFOn/Off / 2 41 / 5 M1 M2 /6 M3 M

データシート, 型式 4503B...

CMOS リニアイメージセンサ用駆動回路 C CMOS リニアイメージセンサ S 等用 C は当社製 CMOSリニアイメージセンサ S 等用に開発された駆動回路です USB 2.0インターフェースを用いて C と PCを接続

形式 :PDU 計装用プラグイン形変換器 M UNIT シリーズ パルス分周変換器 ( レンジ可変形 ) 主な機能と特長 パルス入力信号を分周 絶縁して単位パルス出力信号に変換 センサ用電源内蔵 パルス分周比は前面のスイッチで可変 出力は均等パルス オープンコレクタ 電圧パルス リレー接点パルス出力

総合仕様

形式 :RPPD 計装用プラグイン形変換器 M UNIT シリーズ パルスアイソレータ ( センサ用電源付 ロータリエンコーダ用 ) 主な機能と特長 ロータリエンコーダの 2 相パルス入力信号を絶縁して各種の 2 相パルス出力信号に変換 オープンコレクタ 電圧パルス パワーフォト MOS リレー R

CCD リニアイメージセンサ用駆動回路 C CCD リニアイメージセンサ (S11155/S ) 用 C は 当社製 CCDリニアイメージセンサ S11155/S 用に開発された駆動回路です S11155/S11156-

デジマイクロ

形式 :WYPD 絶縁 2 出力計装用変換器 W UNIT シリーズ パルスアイソレータ ( センサ用電源付 2 出力形 ) 主な機能と特長 パルス入力信号を絶縁して各種のパルス出力信号に変換 オープンコレクタ 電圧パルス リレー接点パルス出力を用意 センサ用電源内蔵 耐電圧 2000V AC 密着

電気的特性 (Ta=25 C) 項目 記号 条件 Min. Typ. Max. 単位 読み出し周波数 * 3 fop khz ラインレート * Hz 変換ゲイン Gc ゲイン =2-5 - e-/adu トリガ出力電圧 Highレベル Vdd V -

フロントエンド IC 付光センサ S CR S CR 各種光量の検出に適した小型 APD Si APD とプリアンプを一体化した小型光デバイスです 外乱光の影響を低減するための DC フィードバック回路を内蔵していま す また 優れたノイズ特性 周波数特性を実現しています

dsA4

RMS(Root Mean Square value 実効値 ) 実効値は AC の電圧と電流両方の値を規定する 最も一般的で便利な値です AC 波形の実効値はその波形から得られる パワーのレベルを示すものであり AC 信号の最も重要な属性となります 実効値の計算は AC の電流波形と それによって

仕様書

目次 1. M シリーズ仕様 製品仕様 機械仕様 ( 接続口径と圧力損失 ) 外形寸法図 M-0.5SCCM ~ 50SCCM M-100SCCM ~ 20SLPM M

形式 :KAPU プラグイン形 FA 用変換器 K UNIT シリーズ アナログパルス変換器 ( レンジ可変形 ) 主な機能と特長 直流入力信号を単位パルス信号に変換 オープンコレクタ 5V 電圧パルス リレー接点出力を用意 出力周波数レンジは前面から可変 ドロップアウトは前面から可変 耐電圧 20

共通部機器仕様構造 : 壁取付シャーシに避雷器 モデム 入出力ユニットをマウント接続方式 回線 :M4 ねじ端子接続 入出力 電源 :M3.5 ねじ端子接続 接地 :M4 ねじ端子接続シャーシ材質 : 鋼板に黒色クロメート処理ハウジング材質 : 難燃性黒色樹脂アイソレーション : 回線 - 入出力

形式 :MXAP 計装用プラグイン形変換器 MX UNIT シリーズ アナログパルス変換器 ( デジタル設定形 ) 主な機能と特長 直流入力信号を単位パルス信号に変換 出力周波数レンジ 出力パルス幅を前面パネルで設定可能 ドロップアウト機能付 ループテスト出力付 出力パルス数をカウント表示 ( 手動

AN504 Through-hole IRED/Right Angle Type 特長 パッケージ 製品の特長 φ3.6 サイドビュ - タイプ 無色透明樹脂 光出力 : 5mW TYP. (I F =50mA) 鉛フリーはんだ耐熱対応 RoHS 対応 ピーク発光波長指向半値角素子材質ランク選別はん

dsA4

テクニカルガイド「ディスプレイ・キーボード・マウス・スイッチユニット」(2007/05/09)

形式 :KS2TR2 プラグイン形 FA 用変換器 K UNIT シリーズ 温度センサ入力警報器 ( デジタル設定 2 点警報形 ) 主な機能と特長 指示計機能 全ての設定を前面パネルにより設定可能 アプリケーション例 アナログ値警報接点 機器の異常警報 R:24V DC( 許容範囲 ±10% リッ

形式 :TMS テレメータ テレメータ変換器 (300bps 専用回線用 ) 主な機能と特長 アナログ 1 点または 2 点 接点 2 点を送受信するテレメータ変換器 帯域品目 3.4kHz 300bps アプリケーション例 小規模テレメータシステム 符号品目 50bps 用テレメータ ( 形式 :

ACV(AC+DC) 23 ± 5 V COM 100 mv μv 1M Ω ± 12 %, 140 pf 以下 mv μv 1M Ω ± 12 %, 140 pf 以

電波型式を決める規則 電波型式は アルファベット 数字 ( 例外もあります ) アルファベット の 3 文字で構成され それぞれの 文字の意味は 次の表のとおりです 第 1 文字第 2 文字第 3 文字 主搬送波の変調の型式主搬送波を変調する信号の性質伝送情報の型式 無変調 N 変調信号無し 0 無

CMOS リニアイメージセンサ用駆動回路 C10808 シリーズ 蓄積時間の可変機能付き 高精度駆動回路 C10808 シリーズは 電流出力タイプ CMOS リニアイメージセンサ S10111~S10114 シリーズ S10121~S10124 シリーズ (-01) 用に設計された駆動回路です セン

1 世界最小ファンレス正弦波インバータ DIAsine(GD シリーズ ) GD300NA-112 GD300NA W 39,000 GD300NA-148 GD150NA-112 GD150NA W 35,000 DIAsine GD150NA-148 正弦波インバータ

150MHz 帯デジタルデータ通信設備のキャリアセンスの技術的条件 ( 案 ) 資料 - 作 4-4

Series ( ご使用前に取扱説明書をお読みください ) 規格 ( ご使用前に取扱説明書をお読みください ) (*1) 最小出力電圧は定格出力電圧の 0.2% 以下です (*2) 最小出力電流は定格出力電流の0.4% 以下です (*3) ロントパネル操作 またはシリアルコントロール時の値です (*

8250A 光パワー メータ 光ディスクの開発や生産ラインの自動化に最適な ベンチ タイプの光パワー メータ 405 nm 650 nm 780 nm 405/650/780nm 3 405nm TQ8210/ /650/780nm 5½ 0.001dB GPIB USB

機器仕様構造 : プラグイン構造接続方式 入出力信号 供給電源 :M3.5 ねじ端子接続 ( 締付トルク 0.8N m) NestBus RUN 接点出力 : コネクタ形ユーロ端子台 ( 適用電線サイズ :0.2~2.5mm 2 剥離長 7mm) 端子ねじ材質 : 鉄にクロメート処理ハウジング材質

(2010/01/22) キーボード マウスサーバスイッチユニット

形式 :IT60SW1 積層形表示灯インテリジェントタワーシリーズ 無線 LAN 表示灯 ( 小形 直径 60mm Modbus/TCP(Ethernet) 1~5 段ランプ ブリッジ機能 ) 主な機能と特長 接点入力 または PC( パソコン ) から Modbus/TCP で 表示ランプの点灯

形式 :AEDY 直流出力付リミッタラーム AE UNIT シリーズ ディストリビュータリミッタラーム主な機能と特長 直流出力付プラグイン形の上下限警報器 入力短絡保護回路付 サムロータリスイッチ設定方式 ( 最小桁 1%) 警報時のリレー励磁 非励磁が選択可能 出力接点はトランスファ形 (c 接点

形式 :W2VS 絶縁 2 出力小形信号変換器みにまる W2 シリーズ 直流入力変換器 ( アナログ形 ) 主な機能と特長 直流信号を入力とするコンパクト形プラグイン構造の変換器 アナログ回路により直流信号を統一信号に変換 高速応答形を用意 ワールド電源を用意 密着取付可能 アプリケーション例 プロ

接続方法 < 区間 A ( ソース機器側 ) : 最大 35m> 太さ AWG24 以上の長尺専用の HDMI ケーブルを使用してください <ケーブルダイレクト標準品型番 > HDMI ケーブルの場合 DVD-2HDMIHDMI-MXX < 区間 B ( ディスプレイ側 ) : 最大 2m> 太さ

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形式 :R5 リモート I/O 変換器 R5 シリーズ R5 シリーズ共通主な機能と特長 アナログ入出力やデジタル入出力信号をフィールドバス (DeviceNet CC-Link など ) に入出力するリモート I/O カード 各種直入力信号に対応 2 重化対応可 アプリケーション例 DCS や P

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テクニカルガイド

仕様 品 種 形 格 対応機種 液晶ディスプレイ キーボード 1 ポインティングデバイス 外部マウス接続コネクタ コンソール Full HD 1U Drawer 黒 Full HD 1U Drawer 白 FD-6000DVI/J FD-6008DVI/J FD-6000DVI/JW FD-6008

2STB240PP(AM-2S-G-005)_02

モータ HILS の概要 1 はじめに モータ HILS の需要 自動車の電子化及び 電気自動車やハイブリッド車の実用化に伴い モータの使用数が増大しています 従来行われていた駆動用モータ単体のシミュレーション レシプロエンジンとモータの駆動力分配制御シミュレーションの利用に加え パワーウインドやサ

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注意 本製品は FCC Class A 装置です 一般家庭でご使用になると 電波干渉を起こすことがあります その際には ユーザーご自身で適切な処置を行ってください 本製品は FCC( 米国連邦通信委員会 ) 規則の Part15 に準拠したデジタル装置 Class A の制限事項を満たして設計され

R&S SMBV100A は 優れた 性能 高い出力レベル 設定時間の速さを特徴とするベクトル信号発生器です また など様々なデジタル通信規格の信号を生成するベースバンド ジェネレータを内蔵することができます さらに 周波数範囲は ですので主要な移動体通信や無線通信をカバーしています は 用途に合わ

推奨条件 / 絶対最大定格 ( 指定のない場合は Ta=25 C) 消費電流絶対最大定格電源電圧 Icc 容量性負荷出力抵抗型名 Vcc Max. CL 電源電圧動作温度保存温度 Zo (V) 暗状態 Min. Vcc max Topr* 2 Tstg* 2 Min. Max. (ma) (pf)

Gefen_EXT-DVI-CP-FM10取扱説明書_ indd

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形式 :R3-NCIE1 リモート I/O 変換器 R3 シリーズ 通信カード (CC-Link IE Field ネットワーク用 ) 関連機器 コンフィギュレータソフトウェア ( 形式 :R3CON) コンフィギュレータソフトウェアは 弊社のホームページよりダウンロードして下さい 本器をパソコンに

複数ポイントの測定を実施し その平均値を取得するには? SENS:VOLT:DC:NPLC 10 CALC:FUNC AVER;STAT ON // DCV 測定, レンジ 1V, 桁半表示 5 // 積分時間を 10 に設定 // 演算機能 ( 平均値 ) を ON に設定 CALC:AVER:A

形式 :WJPAD 絶縁 2 出力計装用変換器 W UNIT シリーズ 本製品は生産中止となりました 代替機種として WJPAD2 をご検討下さい パルスアナログ変換器 ( センサ用電源付 スペックソフト形 ) 主な機能と特長 パルス入力信号を直流出力信号に変換 センサ用電源内蔵 無電圧接点パルス

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SAR測定方法の概要

形式 :R3-NC1 リモート I/O 変換器 R3 シリーズ 通信カード (CC-Link 用 Ver.1.10 アナログ 16 点対応 ) /CE:CE 適合品 三菱製 PLC の 2 重化システム無記入 : 非対応品 /W: 対応品 オプション仕様無記入 : なし /Q: あり ( オプション

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形式 :M2XPA3 コンパクト変換器みにまるシリーズ パルスアナログ変換器 (PC スペック形 ) 主な機能と特長 パルス入力信号を統一信号に変換 PC による入出力フルコンフィギュレーション可能 センサ用電源内蔵 RS-422 ドライバによるパルス信号を直入力可能 入力周波数レンジ :0~200

5 付加コード ( 複数項指定可能 ) 規格適合 ( 下記より必ずご指定下さい ) /N:CE UL 適合なし /CE:CE 適合品 /UL:UL CE 適合品 オプション仕様無記入 : なし /Q: あり ( オプション仕様より別途ご指定下さい ) ( 付加コード ( 規格適合 ) の /UL は

8230 光パワー メータ 次世代光ディスクの開発や生産ラインに 青紫 高出力レーザの評価に最適な光パワー メータ 405 nm 650 nm 780 nm 405/650/780nm 3 405nm 405/650/780nm 5½ 0.001dB USB

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プログラマブルコントローラ 形CPM1A、形CPM2Aシリーズ 生産終了のお知らせ

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能力グラフ 50Hz OCA-300BC-200V-R 60Hz 能力グラフの見方の説明は 編 P に掲載しておりますのでご参照ください OCA-300BC-200V-R 屋外盤用 外形寸法図 < 正面図 > < 側面図 > < 裏面図 > < 下面図 > パネルカット図 取付図 <

7351シリーズ DMMは7451A/61Aで開発した高速 高精度 ADコンバータをベースに低価格化を追求したローコスト ハイパフォーマンスの新世代 DMMです クラス最高の測定速度により研究 / 開発部門のみならずライン ユースにおいても大幅なシステム スループットの向上に貢献します USB GP

サーマル型 ( ロッカースイッチ ) 3130 特長 1~3 極対応のロッカースイッチ兼用サーキットプロテクタです 内部はトリップフリー構造になっており またスナップインになっているため 簡単に取付可能です オプションとしてランプ点灯も可能です CBE standard EN (IEC

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Data sheet Version 04.01 パワー リフレクション メータ August 2010 システム稼働中の伝送 反射測定に ローデ シュワルツ ジャパン株式会社

2 パワー リフレクション メータ R&S NRT 高い要求を満たした製品コンセプト

POW ER REFLECTION METER N. SENSOR POW ER MENU REFLECTIO N SCALE SCALE AVG CONF CORR SW R ENV RFL AUTO REF dbm W UTIL RT LO CAL SEL AUTO ON/ S TBY G Source NRT-Z14 NRT-Z43 NRT-Z44 Forward power Reverse power AC line NRT Load オプション NRT-Z3 DC RS-232-C NRT-Z4 PC Card 簡単な操作 PC Laptop 3

4 PC との直接接続用インタフェースを備えたセンサ通過型パワー センサ R&S NRT-Z14/-Z43/-Z44 BRST.AV PEP AVG CF = PEP AVG Power Time 0

方向性と測定確度 P C で直接 パワーをモニタリング 通過型パワー センサ R&S NAP-Z 通過型パワー センサの一覧 R&S NRT-Z14 25 MHz ~ 1 GHz 0.006 W ~ 120 W ( 平均 ) 300 W ( ピーク ) R&S NRT-Z43 400 MHz ~ 4 GHz 0.0007 W ~ 30 W ( 平均 ) 75 W ( ピーク ) R&S NRT-Z44 200 MHz ~ 4 GHz 0.003 W ~ 120 W ( 平均 ) 300 W ( ピーク ) R&S NAP-Z7 0.4 MHz ~ 80 MHz 0.05 W ~ 200 W R&S NAP-Z8 0.2 MHz ~ 80 MHz 0.5 W ~ 2000 W 5

6 多彩なアプリケーション 送信システムの連続的なモニタリング 持ち運びを伴う用途にも

7 デジタル変調信号のパワー測定

主な仕様 1) 0.006 W ~ 120 W ( 平均 ) 300 W ( ピーク ) 0.0007 W ~ 30 W ( 平均 ) 75 W ( ピーク ) 0.003 W ~ 120 W ( 平均 ) 300 W ( ピーク ) 25 MHz ~ 1 GHz 400 MHz ~ 4 GHz 200 MHz ~ 4 GHz 最大 1.06 最大 1.07 (0.4 GHz ~ 3 GHz) 最大 1.12 (3 GHz ~ 4 GHz) 最大 0.06 db 最大 0.06 db (0.4 GHz ~ 1.5 GHz) 最大 0.09 db (1.5 GHz ~ 4 GHz) 最大 1.07 (0.2 GHz ~ 3 GHz) 最大 1.12 (3 GHz ~ 4 GHz) 最大 0.06 db (0.2 GHz ~ 1.5 GHz) 最大 0.09 db (1.5 GHz ~ 4 GHz) 2) 最小 30 db 最小 30 db (0.4 GHz ~ 3 GHz) 最小 26 db (3 GHz ~ 4 GHz) 最小 30 db (0.2 GHz ~ 3 GHz) 最小 26 db (3 GHz ~ 4 GHz) 複数の変調サイクルにわたるキャリア パワーの平均値 ( 熱等価 電圧測定における True RMS 値 ) 5) CF ( クレスト ファクタ ): ピーク対平均比 0.03 [0.006] W ~ 300 W : CW FM φm FSK GMSK 0.03 [0.006] W ~ 300 [50] W/CF 6) : その他の変調 0.007 [0.0007] W ~ 75 W CW FM φm FSK GMSK など ~ 30 [3] W 6) : (W)CDMA, DAB/DVB-T ~ 75 [7.5] W/CF 6) : その他の変調 0.03 [0.003] W ~ 300 W: CW FM φm FSK GMSK など ~ 120 [12] W 6) : (W)CDMA, DAB/DVB-T ~ 300 [30] W/CF 6) : その他の変調 すべてのアナログおよびデジタル変調に対応 安定した測定値を表示するには 信号エンベロープの最低周波数成分が 7Hz を超えていること 7) 18 C ~ 28 C CW 信号 読取り値の 3.2%(0.14 db) 8) 40 MHz ~ 1 GHz 読取り値の 4.0 %(0.17 db) 8) 25 MHz ~ 40 MHz ゼロ オフセットを追加 CW 信号の値に変調による誤差を追加 読取り値の 3.2 % (0.14 db) 9) ゼロ オフセットを追加 読取り値の 3.2 % (0.14 db) 9) 0.3 GHz ~ 4 GHz 読取り値の 4.0 % (0.17 db) 9) 0.2 GHz ~ 0.3 GHz ゼロ オフセットを追加 ±0.004 [±0.0008] W 10) ±0.001 [±0.0001] W 10) ±0.004 [±0.0004] W 10) 11) FM φm FSK GMSK: 読取り値の ±0 % (0 db) AM (80 %): 読取り値の ±3 % (±0.13 db) EDGE TETRA 12) : 読取り値の ±0.5 % (±0.02 db) CW 2 信号 : 読取り値の ±2.0 % (±0.09 db) FM φm FSK GMSK: 読取り値の ±0 % (0 db) AM (80 %): 読取り値の ±3 % (±0.13 db) cdmaone, DAB 12) : 読取り値の ±1 % (±0.04 db) CDMA2000 (3X) 13) : 読取り値の ±2 % (±0.09 db) EDGE 12) : 読取り値の ±0.5 % (±0.02dB) WCDMA 14) : 読取り値の ±2 % (±0.09 db) DVB-T 12) : 読取り値の ±2 % (±0.09 db) π/4 DQPSK: 読取り値の ±2 % (±0.09 db) CW 2 信号 : 読取り値の ±2 % (±0.09 db) 15) 0.25 %/K (0.011 db/k): 40 MHz ~ 1 GHz 0.40 %/K (0.017 db/k): 25 MHz ~ 40 MHz 0.25 %/K (0.011 db/k): 0.4 GHz ~ 4 GHz 0.25 %/K (0.011 db/k): 0.3 GHz ~ 4 GHz 0.40 %/K (0.017 db/k): 0.2 GHz ~ 0.3 GHz 16) ( ) 内は高分解能設定の場合 1.40 (4.9) s / 32 (128) 0 W ~ 0.2 W 0.37 (1.4) s / 4 (32) 0.2 W ~ 2 W 0.26 (0.4) s / 1 (4) 2 W ~ 300 W 1.4 (4.9) s / 32 (128) 0 W ~ 0.05 W 0.37 (1.4) s / 4 (32) 0.05 W ~ 0.5 W 0.26 (0.4) s / 1 (4) 0.5 W ~ 75 W 1.4 (4.9) s / 32 (128) 0 W ~ 0.2 W 0.37 (1.4) s / 4 (32) 0.2 W ~ 2 W 0.26 (0.4) s / 1 (4) 2 W ~ 300 W 3)4) { } 内は ビデオ帯域幅の設定値 計算モード 5) 測定モード ( 順方向 1 2 のみ ) バースト幅 (t) と繰り返しレート (1/T) の周期的な RF バーストの平均パワーを測定バースト平均パワー = 平均パワー T/t t および T は あらかじめ設定 ( 計算モード ) または測定 ( 測定モード ) する 0.03 [0.006] W (T/t) 平均パワー測定値を上限とする 計算モードと同じ ただし 2 (4) W 以上とする ( ) 内は ビデオ帯域幅が FULL の場合 0.007 [0.0007] W (T/t) 平均パワー測定値を上限とする 計算モードと同じ ただし 0.5 (1.25) W 以上とする ( ) 内は ビデオ帯域幅が FULL の場合 0.03 [0.003] W (T/t) 平均パワー測定値を上限とする 計算モードと同じ ただし 2 (5) W 以上とする ( ) 内は ビデオ帯域幅が FULL の場合 8

3)4) { } 内は ビデオ帯域幅の設定値 3) { } 内は ビデオ帯域幅の設定値 計算モード 0.2 µs ~ 150 ms 0.2 µs ~ 150 ms 測定モード 最小 7/s 計算モード 測定モード 0.01 ~ 1 18 C ~ 28 C 計算モード 500 µs ~ 150 ms {4 khz} 10 µs ~ 150 ms {200 khz} 2 µs ~ 150 ms { FULL } バースト幅および繰り返しレートによって確定 平均パワー測定の値に ゼロ オフセット T/t を追加 500 µs ~ 150 ms {4 khz} 10 µs ~ 150 ms {200 khz} 1 µs ~ 150 ms { FULL } 測定モード計算モードの値に 0.1 デューティ サイクルごとに読取り値の 2 %(0.09 db) を追加 17) 16) 平均パワー測定と同じ 計算モード対応する平均パワー測定の値を参照 ( バースト平均パワーは 平均パワー t/t にて算出 ) 測定モード 0.1 デューティ サイクル ( ) 内は高分解能設定の場合 1.6 (9.5) s / 4 (32) 2 W ~ 20 W 0.75 (1.6) s / 1 (4) 20 W ~ 300 W 1.6 (9.5) s / 4 (32) 0.5 W ~ 5 W 0.75 (1.6) s / 1 (4) 5 W ~ 75 W 平均パワーに対するピーク エンベロープ パワーの比率 (db) ( 順方向 1 2 のみ ) 平均パワー測定およびピーク エンベロープ パワー測定の項を参照 約 4.3 db ( ピーク ホールド回路の測定誤差 ) 同時反射測定のピーク エンベロープ パワーの項を参照 キャリア パワーのピーク値 ( 順方向 1 2 のみ ) バースト信号 ( 繰り返しレート : 最小 20/s) cdmaone, WCDMA, CDMA2000, DAB, DVB-T その他の信号 0.4 W ~ 300 W 100 µs 幅 {4kHz} ~ 1.0 W ~ 300 W 2 µs 幅 {200 khz} ~ 2.0 W ~ 300 W 1.5 µs 幅 { FULL } ~ 同等バースト幅のバースト信号の仕様を参照 0.1 W ~ 75 W 100 µs 幅 {4kHz} ~ 0.25 W ~ 75 W 2 µs 幅 {200 khz} ~ 0.5 W ~ 75 W 0.2 µs 幅 { FULL } ~ 1 W ~ 75 W { FULL 変調補正を有効時 } 18 C ~ 28 C 平均パワー測定の値に ピーク ホールド回路の測定誤差を追加 ピーク ホールド回路の測定誤差 ( 繰り返しレート : 最小 100/s min デューティ サイクル : 最小 0.1) ±( 読取り値の 3 % + 0.05 W ) 10) 200 µs {4 khz} ~ ±( 読取り値の 3 % + 0.2 W ) 10) 4 µs {200 khz} ~ ±( 読取り値の 7 % + 0.4 W ) 10) 2 µs { FULL } ~ ±( 読取り値の 3 % + 0.012 W) 10) 200 µs {4 khz} ~ ±( 読取り値の 3 % + 0.05 W) 10) 4 µs {200 khz} ~ ±( 読取り値の 7 % + 0.1 W) 10) 1 µs { FULL } ~ 1.6 (9.5) s / 4 (32) 2 W ~ 20 W 0.75 (1.6) s / 1 (4) 20 W ~ 300 W 0.4 W ~ 300 W 100 µs 幅 {4kHz} ~ 1 W ~ 300 W 2 µs 幅 {200 khz} ~ 2 W ~ 300 W 0.2 µs 幅 { FULL } ~ 4 W ~ 300 W { FULL 変調補正を有効時 } ±( 読取り値 3 % + 0.05 W) 10) 200 µs {4 khz} ~ ±( 読取り値の 3 % + 0.2 W) 10) 4 µs {200 khz} ~ ±( 読取り値の 7 % + 0.4 W) 10) 1 µs { FULL } ~ 繰り返しレート : 20/s ~ 100/s ±(1.6 % 読取り値 + 0.15 W) を追加 ±(1.6 % 読取り値 + 0.04 W) を追加 ±(1.6 % 読取り値 + 0.15 W) を追加 デューティ サイクル : 0.001 ~ 0.1 バースト幅 : 0.5 µs ~ 1 µs 0.2 µs ~ 0.5 µs ±0.10 W {200 khz, FULL } を追加 ±0.05 W {4 khz} を追加 ±0.025 W {200 khz, FULL } を追加 ±0.013 W {4 khz} を追加 読取り値の ±5 % を追加読取り値の 10 % を追加 ±0.10 W {200 khz, FULL } を追加 ±0.05 W {4 khz} を追加 9

3) { } 内は ビデオ帯域幅の設定値 ピーク ホールド回路の測定誤差 ( スペクトラム拡散信号 ) 18) 15) 16) ( ) 内は高分解能設定の場合 0.35 %/K (0.015 db/k) 40 MHz ~ 1 GHz 0.50 %/K (0.022 db/k) 25 MHz ~ 40 MHz cdmaone, DAB 12) : ±( 読取り値の 5 % + 0.1 W) CDMA2000 (3X) 13), WCDMA14),DVB-T: ±( 読取り値の 15 % + 0.1 W) 0.35 %/K (0.015 db/k) 0.4 GHz ~ 4 GHz PEP 測定のみ 19) ( リモート測定時のみ ) 0.28 (0.40) s / 1 (4) {4 khz, 200 khz} 0.40 (0.55) s / 4 (8) { FULL } 同時反射測定 0.7 (1.5) s / 1 (4) {4 khz, 200 khz} 1.5 (2.7) s / 4 (8) { FULL } cdmaone, DAB12): ±( 読取り値の 5 % of rdg + 0.4 W) CDMA2000 (3X) 13), WCDMA 14), DVB-T: ±( 読取り値の 15 % + 0.4 W) 0.35 %/K (0.015 db/k) 0.3 GHz ~ 4 GHz 0.50 %/K (0.022 db/k) 0.2 GHz ~ 0.3 GHz ピーク エンベロープ パワーが定義した閾値を超えた頻度を測定 ( 順方向 1 2 のみ ) 0 % ~ 100 % 4) { } 内は 3 GHz ~ 4 GHz での値 18 C ~ 28 C 0.2 % 20) ル 1 W ~ 300 W 0.25 W ~ 75 W 1 W ~ 300 W 18 C ~ 28 C 16) ( ) 内は高分解能設定の場合 リターン ロス SWR 反射係数 ±( しきい値レベル (W) の 5 % + 0.5 W) ±( しきい値レベル (W) の 5 % + 0.13 W) CCDF 測定のみ 19) 0.26 (0.37) s / 1 (4) CCDF 測定と反射測定を同時に実施 0.7 (1.6) s / 1 (4) ( リモート測定時のみ ) SWR リターン ロス 反射係数を単位としてロード マッチングを測定 0 ~ 23 db 1.15 ~ 0.07 ~ 1 0.4 [2] W ( 代表値 0.06 [0.3] W) ダイヤグラムを参照 0 db ~ 23 {20} db 1.15 {1.22} ~ 0.07 {0.10} ~ 1 0.05 [0.5] W ( 代表値 0.007 [0.07] W) 選択したパワー測定機能の測定時間と同等 ( 最短は平均パワー測定時 ) ±( しきい値レベル (W) の 5 % + 0.5 W) 0.2 [2] W ( 代表値 0.03 [0.3] W) R&S NAP-Z センサを使用したパワー測定 ( オプション R&S NRT-B1 必要 ) 0.2 ~ 0.4 0.4 ~ 1.5 30 ~ 50 50 ~ 80 2) R&S NAP-Z7 R&S NAP-Z8 25 23 30 30 30 20 20 22) R&S NAP-Z7 R&S NAP-Z8 32 [15] 35 [12] 13 [6] 11 [4] 11 [4] 25 [5] 25 [5] 10

R&S NAP-Z7 R&S NAP-Z8 の仕様 ( 最大パワーは ダイアグラムを参照 ) 1) 0.05 W ~ 200 W 0.5 W ~ 2000 W 0.4 MHz ~ 80 MHz 0.2 (0.421) MHz ~ 80 MHz 最大 1.03 (1.5 MHz ~ 30 MHz: 最大 1.02) 最大 0.015 db( 全周波数範囲 ) 2) 1.5 MHz ~ 30 MHz: 最小 35 db その他の周波数については 表を参照 5) 0.05 W ~ 200 W 0.5 W ~ 2000 W 3) 3) 22) 20 C ~ 25 C 1.5 MHz ~ 30 MHz: 最大 読取り値の 6 [4] % 24) にゼロ オフセット (1.5 MHz ~ 30 MHz) を追加 その他の周波数については 表を参照 10) ±0.01 W ±0.1 W 23) 最大 0.25 % / K 20 C ~ 25 C の範囲外で考慮 0.5 s 測定範囲 0.5 W ~ 200 W 5 W ~ 2000 W 20 C ~ 25 C 23) 30 Hz ~ 10 khz 最小 20 µs 最小 30/s 平均パワー測定時の不確かさに ピーク加重誤差限度を追加 同等振幅 周波数オフセット :0.3 khz ~ 3 khz (0.03 khz ~ 0.3 khz と 3 khz ~ 10 khz) の 2 つの CW キャリアに対し ±( 読取り値の 2 (7) % + P nom 25) の 0.04 % ) 平均パワー測定時の温度係数に P nom 25) /K の 0.003 % を追加 1.5 s リターン ロス SWR 反射係数 ( ) 内の電力値を適用 0 db ~ 28 db / 1.08 ~ / 0.04 ~ 1 (1.5 MHz ~ 30 MHz) 0.5 W (10 W) 5 W (100 W) ダイアグラムを参照 ( ゼロ調整後 平均パワー測定選択時に有効 ) 選択したパワー測定機能の測定時間と同等 ( 最短は 平均パワー測定時 ) 1) 測定機能により異なります 2) 完全整合ロードの順方向および逆方向のパワー測定比 (db) 3) 仕様は 順方向のパワーの測定に適用されます 4) [ ] の値 :2 1 順方向パワーの値 (1 2 方向でない場合 ) 5) ゼロ セットの影響が増大しても構わなければ 所定の限界以下のパワー測定が可能です 6) 追加誤差が増大しても構わなければ CW 限度いっぱいまでの平均パワー測定が可能です 7) カバレッジファクタ k = 2の拡張された不確かさ このカバレッジファクタは 正規分布では95% の区間に相当します 8) 1% の精度で入力する必要があるキャリア周波数の整合ロード (SWR 最大 1.2) では 測定結果はセンサのロード端へ返され 平均フィルタは自動モード ( 高解像度 ) に設定されます キャリア高調波は 5GHzまでの周波数範囲で-30dBc 以下であれば この影響を無視することができます SWR1.2 以上のロードでは 順方向のパワー測定に方向性の影響を考慮する必要があります カバレッジファクタ k = 2の拡張された不確かさは 読取り値 (0.25 db) の6% ロード反射係数に等しくなります 例 :SWR3.0の非整合ロードでは 反射係数 0.5が得られ 読取り値 (0.13 db) の3% の誤差が追加されます 総合測定不確かさは 読取り値 (0.19 db) の4.4% となります 9) 1% の精度で入力する必要があるキャリア周波数の整合ロード (SWR 最大 1.2) では 測定結果はセンサのロード端へ返され 平均フィルタは自動モード ( 高解像度 ) に設定されます キャリア高調波は 4GHzまでは-30dBc 4GHz~10GHzでは-35dBc 10GHz 以上では-60dBcであれば この影響を無視することができます SWR1.2 以上のロードでは 順方向のパワー測定に方向性の影響を考慮する必要があります カバレッジファクタ k = 2の拡張された不確かさは 3GHzまでの周波数範囲では読取り値 (0.25 db) の6% ロード反射係数に等しく 3GHz~4GHzの周波数範囲では読取り値 (0.4 db) の10% ロード反射係数に等しくなります 例 :SWR3.0の非整合ロードでは 反射係数 0.5が得られ 読取り値 (0.13 db) の3% の誤差が追加されます 総合測定不確かさは 読取り値 (0.19 db) の4.4% となります 10) ゼロ調整実施後 11

Forward power in W 2000 1600 1300 1000 800 650 500 SWR (DUT) 1 to 3 NAP-Z7 NAP-Z8 0.2 0.4 1.5 30 50 80 Frequency in MHz 5 13 11) 温度範囲 :18 ~28 CW 信号を基準とします 誤差は AM 変調では変調周波数など各変調パラメータや各センサの特性に依存します 1 2 順方向パワーの測定範囲は 30 W(R&S NRT-Z43) または120W(R&S NRT-Z44) です バースト信号の誤差は 30 W(R&S NRT-Z43) または120W(R&S NRT-Z14/-Z44) の平均バーストパワーを参照ください 変調による誤差はパワーに比例するため パワーが小さい場合には誤差も小さくなります たとえば 平均パワーが30WのWCDMA 信号の場合 R&S NRT-Z44センサの変調補正を有効にすると 誤差は約 ± 0.5% と非常に小さくなります 12) 変調補正を有効時 13) 変調補正を有効時 チップレートを WCDMAと同じ 3.6864 Mc/sに設定 14) 3GPP 規格 (3G TS 25.141 V3.1.0(2000-03)) のテストモデル1-64DPCHに準拠したチップレート 3.84Mc/sの信号 変調補正を有効時 チップレートをテスト信号に対応 15) 平均値 0%/ Kで統計的に配分された所定温度係数は 約 2 種類の標準偏差に相当します 温度係数は18 および28 以上における測定不確かさを算出する際に考慮する必要があります 例 :+5 1 GHzでは 18 に対し平均電パワー測定で (18-5) 0.25%= 読取り値 (0.14dB) の3.25% という温度ドリフトが予想されます 18 ~28 における測定不確かさ3.2% を含めると 総合測定不確かさは 読取り値 (0.19 db) の4.6% となります 16) 測定結果は レベルに依存する ( 自動 ) 平均化による読取り値です 各測定時間は トリガコマンドの入力時から応答ストリング (38400ボーレート ) の終了までと定義されます 測定結果は 順方向パワーの測定値および反射パラメータ (SWR リターンロス 反射係数 逆方向パワーの測定値) によって構成されます R&S NRT 本体でセンサを操作する場合には 0.05sを追加します 17) ゼロ調整後 無変調の方形バースト信号 最小バースト パワーは R&S NRT-Z43では1W R&S NRT-Z14/-Z44では4Wです 最小バースト幅は R&S NRT-Z43/-Z44では2ms(4 khz)/40μs(200 khz)/5μs( FULL ) R&S NRT-Z14では 2ms(4 khz)/40μs(200 khz)/10μs( FULL ) です 測定不確かさは バースト幅とパワーに反比例するので 記載値は波形によって異なる場合があります 18) 温度範囲 :18 ~ 28 ビデオ帯域幅: FULL PEPは CCDF<10-6 のパワーとして定義されます 19) センサのリモート インタフェースを介しての順方向パワー測定を設定する際には 通常の設定コマンドに加えて rev:pow コマンドを送信して初期化をする必要があります この設定にしたがって センサは逆方向パワーを測定しますが このパラメータは平均パワー測定以外には使用しないので PEP 測定のみ または CCDF 測定のみ のための設定と呼びます 20) ゼロ調整後 無変調の方形バースト信号では しきい値レベルはバーストパワーの半分に設定します 最小バースト パワーは R&S NRT-Z43では1W R&S NRT- Z14/-Z44では4Wです 最小バースト反復レートは R&S NRT-Z43およびR&S NRT-Z44では 50/s(4 khz)/2500/s(200 khz)/20000/s( FULL ) R&S NRT-Z14では 50/s(4 khz)/<2500/s(200 khz)/10000/s( FULL ) です 測定不確かさは バースト反復レートに比例し パワーに反比例するため 記載値は波形によって異なる場合があります WCDMA cdmaone CDMA2000 (3x) DAB DVB-Tなどのスペクトラム拡散信号は 測定不確かさを しきい値設定の不確かさによって表します この不確かさには 仕様の値に追加されます 変調補正を有効時には 追加不確かさは 前述の基準パワー値 (W) の約 5% です 21) PEP 測定は 0.4 MHz~ 22) 整合ロード (SWR 最大 1.2) 無変調のテスト信号のエンベロープ (CW FM φm FSK GMSKなど ) センサのロード端を基準とした測定結果 表中の最大不確かさは カバレッジ ファクタ k=2 拡張不確かさにほぼ等しくなります SWR1.2 以上のロードでは 順方向パワーの測定には方向性の影響を考慮する必要があります カバレッジファクタ k = 2の拡張された不確かさは 6% 方向性 30dBのロードの反射係数に等しくなります 例 :SWR3.0の非整合ロードでは 反射係数 0.5が得られ 6 % 0.5=3% の追加不確かさが生じます 23) 測定結果は 固定 24) [] 内の値は センサの校正係数を考慮した場合の値 25) パワー範囲の上限 12

6 4 Error limits in db 2 0-2 NAP-Z7/-Z8-4 0 5 10 15 20 25 30 Return loss in db Forward power in W 1000 800 600 400 200 AVG 10 C to 35 C SWR < 3 AVG +35 C to +50 C SWR < 3 PEAK (max.10 ms) SWR < 3 AVG 10 C to +35 C SWR < 1.5 100 shadowed area: only NRT-Z44 ( NRT-Z43 max. 700 W) 0.2 0.4 0.7 1 2 3 4 Frequency in GHz 1000 800 600 AVG 10 C to +35 C SWR <_ 3.0 AVG 10 C to +35 C SWR <_ 1.5 PEAK (MAX: 10 ms) SWR <_ 3.0 Forward power in W 400 AVG 10 C to +50 C SWR <_ 3.0 200 100 25 100 205 400 600 800 1000 Frequency in MHz 6 4 Error limits in db 2 0-2 NRT-Z14 NRT-Z43/-Z44 (< 3 GHz) NRT-Z43/-Z44 (3 GHz to 4 GHz) - 4 0 5 10 15 20 25 Return loss in db 13

R&S NRT 本体 200 khz ~ 4 GHz 1) パワー測定範囲 0.7 mw ~ 2 kw 1) 測定チャネル数 R&S NRT-Z センサ R&S NAP-Z センサ パワー パラメータ 1) 反射 デジタル 分解能 アナログ IEC / IEEE バス シリアル インタフェース 測定時間 R&S NAP-Z センサ R&S NRT-Z センサ 1 ~ 3 (4) フロント パネルに 1 入力 リア パネルに 2 入力 ( オプション R&S NRT-B2) リア パネルに 1 入力 ( オプション R&S NRT-B1) 順方向およびロードによる吸収電力 (W dbm db %) dbおよび % は 測定値または基準値に適用 平均 バースト平均 ピーク エンベロープ パワー ピーク対平均比 ( クレスト ファクタ ) 相補累積分布関数 (CCDF) SWR リターン ロス 反射係数 逆方向対順方向電力比 (%) 反射パワー パワー センサに保存された 入力周波数に対応する補正係数を適用 R&S NAP-Z センサについては 3 セットの補正係数用のメモリが R&S NRT に用意されています RF レベル : オフ時 約 5 秒間実行 パワー センサの仕様を参照 LCD パワー 反射 周波数 ( 入力値 ) を同時に表示 高 : 4½ 桁 (0.001 db) 低 : 3½ 桁 (0.01 db) パワーおよび反射の表示用に 2 つの棒グラフ (50 項目 ) スケールの最終値は自動設定またはユーザ設定可能 自動 選択した分解能とセンサの種類によって異なる 選択した測定機能に対する 現在の最大値 最小値 差分 ( 最大値 - 最小値 ) を表示 SCPI-1995.0 コマンド セット IEC 625 (IEEE 488) インタフェース ファンクション :SH1, AH1, T6, L4, SR1, RL1, PP1, DC1, DT1 9- ピン D-Sub コネクタ EIA-232E に準拠 ボーレート :1200/2400/4800/9600 ハンドシェーク :RTS/CTS または XON/XOFF R&S NAP-Z の仕様を参照 R&S NRT-Z センサの仕様に 0.05 秒を追加 BNC コネクタ : 信号出力またはトリガ入力 (TTL) SWR のモニタリング ( パワーまたは SWR しきい値を設定 ) キー操作 最終セットアップ デフォルト セットアップ ユーザ セットアップ (4) R&S NRT-B1 R&S NRT-B2 R&S NRT-B3 AC 電源 1) バッテリ電源 外形寸法 (W H D) 背面に R&S NAP-Z センサ用インタフェース (1 つ ) を追加 背面に R&S NRT-Z センサ用インタフェース (2 つ ) を追加 NiMH バッテリおよび内蔵充電器 3 年間 オプション R&S NRT-B1 を内蔵している場合のみ必要 単相 AC 90 V ~ 264 V/47 Hz ~ 63 Hz 90 V ~ 132 V/47 Hz ~ 440 Hz 35 VA 最大 0.4 A オプション R&S NRT-B3 必要 オプション R&S NRT-B1 と R&S NRT-Z センサ使用で約 8 時間使用可能 充電時間 : 約 2 時間で充電完了 電源オン時間の設定可能 本体を開けずにバッテリ交換可能 219 mm 103 mm 240 mm 質量 3.5 kg ( 全オプション搭載時 ) センサによって異なる 通過型パワー センサ R&S NRT-Z14/-Z43/-Z44 2 ( 順方向パワーおよび逆方向パワー ) 方向 1 2 2 1 パワー パラメータ 反射 範囲設定 ビデオ帯域幅 すべての測定機能に対応 平均 バースト平均 ( 低レベル ) のみ 順方向パワーと反射 平均 バースト平均 ピーク エンベロープ パワー ピーク対平均比 ( クレスト ファクタ ) 相補累積分布関数 (CCDF) SWR リターン ロス 反射係数 逆方向対順方向電力比 (%) 反射パワー 自動 4 khz, 200 khz, FULL (R&S NRT-Z14 は 600 khz R&S NRT-Z43/-Z44 は 4 MHz) 平均パワー測定を除くすべてのパワー パラメータに適用可能 パワーセンサに保存された 入力周波数に対応する補正係数を適用 RF レベル : オフ時 約 5 秒間実行 両端ともに N (f) RS-422 シリアル インタフェース ボーレート :4.8/9.6/19.2/38.4 k ボー ハンドシェーク :RTS/CTS または XON/XOFF SCPI 同等のコマンドセット LEMOSA 6 ピン 2 プラグ :RXD/TXD ケーブルと電源 2 年間 14

通過型パワー センサ R&S NRT-Z14/-Z43/-Z44 ( つづき ) 電源 6.5 V ~ 28 V 約 1.5 W 接続ケーブルの長さ 1.5 m 延長ケーブルの長さ ( 最長 ) 500 m (R&S NRTを外部電源もしくは R&S NRT-Z3/-Z4にて駆動時 電圧 :12 V) 30 m (R&S NRTをバッテリ駆動時 電圧 :7 V) 外形寸法 (W H D) 質量 120 mm 95 mm 39 mm 0.65 kg RS-232 インタフェース アダプタ R&S NRT-Z3 電源 RS-232 インタフェース 接続ケーブルの長さ 90 V ~ 264 V, 47 Hz ~ 63 Hz 同梱の AC 電源アダプタを使用して供給 9 ピン D-Sub( メス ) コネクタ 約 1.3 m 質量 0.3 kg ( アダプタ ) 0.1 kg ( 電源 ) 動作温度範囲 0 C ~ +50 C PCMCIA インタフェース アダプタ R&S NRT-Z4 互換性 PCMCIA リリース 2.1 カード タイプ II ( 厚さ :5 mm) 供給電流 350 ma/5 V ( センサ接続時 ) ( 一般的なノート PC の消費電力の約 10 %) 必要なシステム環境 接続ケーブルの長さ 質量 PC カード スロットを備えた PC (OS:Windows 98 / NT / 2000 / ME / XP) 約 2 m 0.25 kg 動作温度範囲 0 C ~ +50 C 環境条件 許容温度範囲 10 C ~ +55 C EN 60068-2-1 EN 60068-2-2 MIL-T- 28800D, class 5 に適合 動作温度 0 C ~ +50 C ( 他に記載が無い限り ) 保管温度 40 C ~ +71 C 正弦波振動試験 IEC/EN 60068-2-30 に準拠したヒートサイクル試験 :+25 C と +40 C の間の温度周期と 95 % の相対湿度 EN 60068-2-6 EN 61010-1 MIL-T-28800 D に準拠 5 Hz ~ 55 Hz/ 最大 2 g 55 Hz ~ 150 Hz/0.5 g 一定 オーダー情報 パワー リフレクション メータ R&S NRT 1080.9506.02 120 (300) W 25 MHz ~ 1GHz R&S NRT-Z14 1120.5505.02 30 (75) W 0.4 GHz ~ 4 GHz R&S NRT-Z43 1081.2905.02 120 (300) W 0.2 GHz ~ 4 GHz R&S NRT-Z44 1081.1309.02 200 W 0.4 MHz ~ 80 MHz R&S NAP-Z7 0350.8214.02 2000 W 0.2 MHz ~ 80 MHz R&S NAP-Z8 0350.4619.02 R&S NAP-Z センサ用インタフェース ( リアパネルに 1 入力 ) R&S NRT-Z センサ用インタフェース ( リアパネルに 2 入力 ) R&S NRT-B1 1081.0902.02 R&S NRT-B2 1081.0702.02 NiMH バッテリと内蔵急速充電器 R&S NRT-B3 1081.0502.02 NiMH バッテリ ( 予備 ) R&S NRT-Z1 1081.1209.02 延長ケーブル R&S NRT-Z センサ用 10 m 30 m R&S NAP-Z センサ用 25 m R&S NRT-Z センサ用 RS232インタフェース アダプタ (AC 電源含む ) R&S NRT-Z センサ用 PCMCIAインタフェース アダプタ R&S NRT-Z センサ用 USBインタフェース アダプタアクセサリ ポケット付キャリング バッグ (R&S NRT 1 台用 ) R&S NRT-Z2 R&S NRT-Z2 1081.2505.10 1081.2505.30 R&S NAP-Z2 0392.5813.02 R&S NRT-Z3 1081.2705.02 R&S NRT-Z4 1120.5005.02 R&S NRT-Z5 1400.6909.02 R&S ZZT-222 1001.0500.00 19インチ ラック アダプタ R&S ZZA-97 0827.4527.00 R&S NRT 試験データ付校正証明書 (DCV 校正 ) R&S NRT-DCV 0240.2187.06 各パワー センサについては お問い合わせください 校正 3 年延長 : あり 校正 5 年延長 : あり 修理保証 3 年延長 : あり 修理保証 5 年延長 : あり ランダム振動試験 EN 60068-2-64 に準拠 10 Hz ~ 500 Hz/1.9 g (rms) 衝撃試験 MIL-STD-810 C EN 60068-2-27 MIL-T-28800 D, class 5 に準拠 40 g の衝撃スペクトラム CDMA2000 は Telecommunications Industry Association (TIA-USA) の登録商標です EN 61326 EN 55011 MIL-STD-461C, CE03, RE02, CS02, RS03 ( 電界強度 :20 V/m) EN61010-1 に適合 15

Certified Quality System ISO 9001 DQS REG. NO 1954 QM Certified Environmental System ISO 14001 DQS REG. NO 1954 UM 仕様については www.rohde-schwarz.co.jp を参照してください R&S は ドイツ Rohde & Schwarz 社の商標または登録商標です 掲載されている記事 図表などの無断転載を禁止します おことわりなしに掲載内容の一部を変更させていただくことがあります あらかじめご了承ください PD 0758.2202.36 Version 04.01 R&S NRT Aug.2010