VoIP ゲートウェイと TELstaff の設定方法 株式会社日立ソリューションズ TELstaff サポートグループ
目次 1.VoIP ゲートウェイの設定 2.TELstaff の設定 VoIP ゲートウェイ側の詳細な設定は 機器付属のマニュアルをご参照ください 1
1.VoIP ゲートウェイの設定
1-1. メイン画面表示
1-1. メイン画面表示 メイン画面表示方法メイン画面の表示には 2 種類の方法があります いずれかの方法でメイン画面を表示してください 1.telnet で接続 1-1-1. メイン画面表示 (telnet) 2. ハイパーターミナルで接続 1-1-2. メイン画面表示 ( ハイパーターミナル ) 4
1-1-1. メイン画面表示 (telnet)
1-1-1(1). メイン画面表示 (telnet) (1)telnet で接続します コマンドは telnet [IP アドレス ] です ( 出荷時 IP アドレスは 192.168.0.200 です サブネットマスクは 255.255.255.0 です ) 6
1-1-1(2). メイン画面表示 (telnet) (2) スペースキーを押します 7
1-1-1(3). メイン画面表示 (telnet) (3) パスワードを入力します ( 出荷時のパスワードは 00000000 です ) 8
1-1-1(4). メイン画面表示 (telnet) (4) 下記のメイン画面が表示されます 9
1-1-2. メイン画面表示 ( ハイパーターミナル ) Windows XP の例です Vista 以降ではハイパーターミナルはご利用になれません RS232C のクロスケーブルをご用意ください
1-1-2(1). メイン画面表示 ( ハイパーターミナル ) (1) RS232C( クロス ) ケーブルを介し マシンと NT-4S を接続してスイッチを入れます ハイパーターミナル を起動し 適当な 名前 を入力 アイコンを選択します 11
1-1-2(2). メイン画面表示 ( ハイパーターミナル ) (2) NT-4S を接続している COM ポートを選択します ( 例として COM1 を選択します ) 12
1-1-2(3). メイン画面表示 ( ハイパーターミナル ) (3) 下記のように設定します ビット / 秒 : 9600 データビット : 8 パリティ : なし ストップビット : 1 フロー制御 : なし 13
1-1-2(4). メイン画面表示 ( ハイパーターミナル ) (4) ハイパーターミナルのプロパティウィンドウ ( ファイル - プロパティ ) 設定 タブを開き エミュレーション を VT100 に設定します 14
1-1-2(5). メイン画面表示 ( ハイパーターミナル ) (5) プロパティウィンドウ 設定 タブの ASCII 設定 ボタンを押し ASCII 設定 ウィンドウを開きます 下記右側の図の設定内容に合わせて設定します 15
1-1-2(6). メイン画面表示 ( ハイパーターミナル ) (6) しばらく待つと下記の画面が表示されますので スペースキーを押します 16
1-1-2(7). メイン画面表示 ( ハイパーターミナル ) (7) パスワードを入力します ( 出荷時のパスワードは 00000000 です ) 17
1-1-2(8). メイン画面表示 ( ハイパーターミナル ) (8) 下記のメイン画面が表示されます 18
1-2. 設定方法
1-2. 設定方法 設定の流れ 1. Set Configuration にて諸設定を行います 1-2-1. 設定変更 2. Change Configuration にて設定変更内容の反映を行います 1-2-2. 設定変更内容反映 20
1-2-1. 設定変更
1-2-1(1). 設定変更 (1) メイン画面で 2:Set Configuration を選び Enter キーを押します ( 選択操作は十字キーで行います ) 22
1-2-1(2). 設定変更 (2) 次画面の Configuration Type で Conf-1 ( ) を選択し Enter キーを押します ( 選択操作は十字キーで行います ) ( ) Conf-2 でも構いません 23
1-2-1(3). 設定変更 (3) Conf Menu 画面が表示されるため 1:System を選択し Enter キーを押します ( 選択操作は十字キーで行います ) 24
1-2-1(4). 設定変更 (4) System Menu 画面が表示されるため 1:Basic を選択し Enter キーを押します ( 選択操作は十字キーで行います ) 25
1-2-1(5). 設定変更 (5) 以下の箇所を設定します IP Address Subnet Mask 下記の設定は任意 Default Gateway- Primary Default Gateway- Secondary 26
1-2-1(6). 設定変更 (6) Tab キーを押して System Menu 画面に戻ります 27
1-2-1(7). 設定変更 (7) 2:Option を選択し Enter キーを押します ( 選択操作は十字キーで行います ) 28
1-2-1(8). 設定変更 (8) System Option Menu 画面が表示されるため 1:SIP を選択し Enter キーを押します ( 選択操作は十字キーで行います ) 29
1-2-1(9). 設定変更 (9) System Option SIP1 画面が表示されるため System Option SIP4 画面になるまで Enter キーを押します 30
1-2-1(10). 設定変更 (10) System Option SIP4 画面において 100rel Support を Off に Request Send Direction を Standard に変更します ( 項目の選択操作は十字キーで 設定の変更操作はスペースキーで行います ) 31
1-2-1(11). 設定変更 (11) System Option Menu 画面になるまで Tab キーまたは Enter キーを押します 32
1-2-1(12). 設定変更 (12) Tab キーを押し System Menu 画面に戻ります 33
1-2-1(13). 設定変更 (13) Tab キーを押して Conf Menu 画面に戻ります 34
1-2-1(14). 設定変更 (14) 2:Terminal IF を選択し Enter キーを押します ( 選択操作は十字キーで行います ) 35
1-2-1(15). 設定変更 (15) Terminal IF Type を BRI に変更し Enter キーを押します ( 変更操作はスペースキーキーで行います ) 36
1-2-1(16). 設定変更 (16) 2:BRI0 を選択し Enter キーを押します ( 選択操作は十字キーで行います ) 37
1-2-1(17). 設定変更 (17) 1:Interface を選択し Enter キーを押します ( 選択操作は十字キーで行います ) 38
1-2-1(18). 設定変更 (18) 以下の箇所を設定します ( 項目の選択操作は十字キーで 設定の変更操作はスペースキーで行います ) Port Used/Unused: Used P-P/P-MP: 契約形態に合わせ変更 (*1) NT/TE Mode: TE Electric Supply: Off *1: 契約形態によりますが 基本的な契約形態に合わせると P-MP/Call by Call となります 39
1-2-1(19). 設定変更 (19) Tab キーを押して BRI0 Port Menu 画面に戻ります 40
1-2-1(20). 設定変更 (20) Tab キーを押して BRI Port Select 画面まで戻ります 41
1-2-1(21). 設定変更 (21) 3:BRI1 を選択し Enter キーを押します ( 選択操作は十字キーで行います ) 42
1-2-1(22). 設定変更 (22) 1:Interface を選択し Enter キーを押します ( 選択操作は十字キーで行います ) 43
1-2-1(23). 設定変更 (23) Port Used/Unused を Unused に変更します ( 項目の選択操作は十字キーで 設定の変更操作はスペースキーで行います ) 1 つの VoIP ゲートウェイに 2 回線 4 チャンネル接続する場合 そのための設定をする (BRI1 も有効にする ) 必要があります BRI1 も有効にする場合は 以下のように設定します Port Used/Unused: Used P-P/P-MP: 契約形態に合わせ変更 (*1) NT/TE Mode: TE Electric Supply: Off *1: 契約形態によりますが 基本的な契約形態に合わせると P-MP/Call by Call となります BRI0 と BRI1 の両方を有効にする場合は 1-2-1(26)~1-2-1(30) の設定を実施してください 44
1-2-1(24). 設定変更 (24) Tab キーを押して BRI Port Menu 画面に戻ります 45
1-2-1(25). 設定変更 (25) Tab キーを押して BRI Port Select 画面に戻ります 46
1-2-1(26). 設定変更 BRI0,BRI1 両方を有効にする場合に必要な設定です (26) Common を選択し Enter キーを押します ( 選択操作は十字キーで行います ) BRI1を有効にしない場合は 1-2-1(26)~1-2-1(30) の手順は不要です 47
1-2-1(27). 設定変更 BRI0,BRI1 両方を有効にする場合に必要な設定です (27) Basic を選択し Enter キーを押します ( 選択操作は十字キーで行います ) BRI1を有効にしない場合は 1-2-1(26)~1-2-1(30) の手順は不要です 48
1-2-1(28). 設定変更 BRI0,BRI1 両方を有効にする場合に必要な設定です (28) BRI Common Basic1 画面が表示されますため 以下の設定を確認します ( 項目の選択操作は十字キーで 設定の変更操作はスペースキーで行います ) Clock Source : External Clock Master 1st : BRI0 Clock Master 2nd : BRI1 BRI1 を有効にしない場合は 1-2-1(26)~1-2-1(30) の手順は不要です
1-2-1(29). 設定変更 BRI0,BRI1 両方を有効にする場合に必要な設定です (29) Tab キーを押して BRI Common Menu 画面に戻ります BRI1を有効にしない場合は 1-2-1(26)~1-2-1(30) の手順は不要です 50
1-2-1(30). 設定変更 BRI0,BRI1 両方を有効にする場合に必要な設定です (30) Tab キーを押して BRI Port Select 画面に戻ります BRI1を有効にしない場合は 1-2-1(26)~1-2-1(30) の手順は不要です 51
1-2-1(31). 設定変更 (31) Tab キーを押して Conf Menu 画面に戻ります 52
1-2-1(32). 設定変更 (32) Tab キーを押すと Save 画面が表示されます 53
1-2-1(33). 設定変更 (33) Configuration Save of を 2-1-2. 設定変更 で選択した Conf-1 ( または Conf-2) に変更し Enter キーを押します 54
1-2-1(34). 設定変更 (34) Save Configuration(y/n)? と表示されるので y キーを押します 別画面に切り替わるまでしばらく待ちます 55
1-2-1(35). 設定変更 (35) Executing Save! 50 / 50 の下線部が 50 になれば完了です 56
1-2-2. 設定変更内容反映
1-2-2(1). 設定変更内容反映 (1) メイン画面で 3:Change Configuration を選択します 58
1-2-2(2). 設定変更内容反映 (2) Configuration change from Conf-1 to で 2-1-2. 設定変更 で選択した Conf-1 ( または Conf-2) を選択し Enter キーを押します ( 設定の変更操作はスペースキーで行います ) 59
1-2-2(3). 設定変更内容反映 (3) Change Configuration (y/n)? と表示されるので y キーを押し 設定変更内容を反映します 60
1-2-2(4). 設定変更内容反映 (4) Change Configuration & System Reboot(y/n)? と表示されますので y キーを押し再起動します しばらく待ち ホストとの接続が切断されました と表示されたら完了です しばらく待ち ホストとの接続が切断されました と表示されたら完了 61
1-3. ( ご参考 ) 初期化方法
1-3(1). 初期化方法 (1) 1-1~1-4 の方法でメイン画面を表示します IP アドレスをお忘れの場合はハイパーターミナルで接続します 1-1-2. メイン画面表示 ( ハイパーターミナル ) 63
1-3(2). 初期化方法 (2) 2:Set Configuration を選びます 64
1-3(3). 初期化方法 (3) Configuration Type を Conf-Def に変更し Enter キーを押します 65
1-3(4). 初期化方法 (4) 下記の画面が表示されますので Tab キーを押します 66
1-3(5). 初期化方法 (5) 下記の画面が表示されますので Enter キーを押します 67
1-3(6). 初期化方法 (6) Save Configuration(y/n)? と表示されますので y キーを押します 68
1-3(7). 初期化方法 (7) 1-2-2(1)~1-2-2(3) 設定変更内容反映 を実行して完了です 69
2.TELstaff の設定
2-1-1. 電話通報の設定 (VoIP ゲートウェイ ) 電話通報 [VoIP ゲートウェイ :NT-4S] 環境設定 使用する VoIP ゲートウェイの定義 ユーザ 電話通報する電話番号 連絡網 電話の内容 通報グループの作成
2-1-1(1). 電話通報の設定 ( 環境設定 ) 環境設定 (1/5) 環境設定の画面を開きます
2-1-1(2). 電話通報の設定 ( 環境設定 ) 環境設定 (2/5) IP 電話 タブで VoIP ゲートウェイの設定をします 追加ボタンをクリックします 場所 :VoIP ゲートウェイの IP アドレスを指定します ポート番号 : 使用するポート番号を指定します (NT-4S の場合は 5060 を指定します ) 任意の 4 桁の数字を指定します NT-4S の場合は どのような番号でも可 ( 例 :1111) 電話番号 と同じ 4 桁の数字を指定します ( 例 :1111) 通知毎に電話番号を登録する のチェックを外します OK ボタンを押して設定します
2-1-1(3). 電話通報の設定 ( 環境設定 ) 環境設定 (3/5) 音声合成ソフトウェア タブで音声合成ソフトの設定をします 音声合成方法の設定 をクリックします 音声合成ソフトウェア タブを選択します 使用する音声合成ソフトを指定します ボイスソムリエマリアージュランタイム Tyep2 を使用する場合 ホ イスソムリエを使用する を選択します ボイスソムリエネオ ( 日本語 英語 中国語 ) を使用する場合 ホ イスソムリエネオを使用する を選択します 音声合成ソフト で ホ イスソムリエを使用する を選択した場合 省リソース版を使用する にチェックを入れます # ボイスソムリエネオを使用する場合は # チェック不要です OK ボタンを押して設定します
2-1-1(4). 電話通報の設定 ( 環境設定 ) 環境設定 (4/5) IP 電話 タブで VoIP ゲートウェイの設定をします IP 電話通知の詳細設定 ボタンをクリックします 同時発信数を指定します NT-4S に BRI ケーブルを 1 本接続している場合 2 を指定します OK ボタンを押して設定します
2-1-1(5). 電話通報の設定 ( 環境設定 ) 環境設定 (5/5) IP 電話 タブで VoIP ゲートウェイの設定をします OK ボタンを押して設定します
2-1-2(1). 電話通報の設定 ( ユーザ管理 ) ユーザ (1/3) ユーザ管理の画面を開きます
2-1-2(2). 電話通報の設定 ( ユーザ管理 ) ユーザ (2/3) 新規ユーザ登録画面を開き 全般 タブにて設定します ユーザの名前を指定 わかりやすい説明を指定 必要に応じて数字 4 桁のパスワードを指定
2-1-2(3). 電話通報の設定 ( ユーザ管理 ) ユーザ (3/3) 電話 SMS タブにて設定します 電話番号を指定 ( 電話番号は数字のみで設定し ハイフンは付与しない ) IP 電話 にチェックを入れる 電話通知の繰り返し回数を指定 OK ボタンを押して設定します
2-1-3(1). 電話通報の設定 ( 連絡網 ) 連絡網 (1/7) 連絡網の新規作成画面を開きます
2-1-3(2). 電話通報の設定 ( 連絡網 ) 連絡網 (2/7) 電話通報するユーザを選択し連絡網に設定します 電話通報するユーザの電話を選択 電話を選択後に を押して連絡網に定義
2-1-3(3). 電話通報の設定 ( 連絡網 ) 連絡網 (3/7) 電話通報で使用する電話通知文を連絡網のプロパティにて設定します
2-1-3(4). 電話通報の設定 ( 連絡網 ) 連絡網 (4/7) 電話 SMS タブにて設定します 電話通報で使用する内容をテキストファイル ( 拡張子は.txt ) で作成し フルパスで指定
2-1-3(5). 電話通報の設定 ( 連絡網 ) 連絡網 (5/7) 電話通報で使用する電話通知文を連絡網のプロパティにて設定します ファイルが指定されていることを確認 OK ボタンを押して設定します
2-1-3(6). 電話通報の設定 ( 連絡網 ) 連絡網 (6/7) 電話通報で使用する電話通知文の内容例 電話通知文例 1 行目以降 : 本文 ~ で囲まれた文字は TELstaff が提供する変数 実行するコマンド例 teldial h HOST_01 u 危険域ノードが停止 2000 各オプションは次のとおり置き換わります -h = ~node~ -u = ~UserInformation~ 電話通報例 21:54:20 HOST_01 で 危険域ノードが停止が発生しました
2-1-3(7). 電話通報の設定 ( 連絡網 ) 連絡網 (7/7) 連絡網 ID を設定し連絡網を保存する 数字 4 桁で指定 (0000 9999 以外 ) OK ボタンを押して設定します
お問合わせ TELstaff サポートチーム Tel: 03-3471-6221 E-Mail: telstaff@hitachi-solutions.com http://www.hitachi-solutions.co.jp/ 87