目次 2.7. TPTPの初期設定... 2 2.7.1. Agent Controllerのインストール 設定および起動...2 2.8. CVSのインストール... 3 2.8.1. CVSNT2.5.02 のインストール...3 2.8.2. cvsntのcvsリポジトリー作成...4 2.8.3. cvsntのユーザ作成...5 2.8.4. cvs-1.11.20 のインストール...6 1
2.7.TPTP の初期設定 2.7.1.Agent Controller のインストール 設定および起動 Agent Controller のアーカイブを任意の場所に解凍します 環境変数 AGENT_HOME を作成して Agent Controller のアーカイブを解凍したディレクトリを指定します ここでは C:\AgentController4.2.1 にインストールしています 環境変数 PATH に %AGENT_HOME%\bin を追加します コマンドプロンプトから %AGENT_HOME%\bin に移動して SetConfig と入力して Agent Controller の設 定を行います SetConfig.bat で設定する内容は 特に理由がない限り既定値でかまいませんが Network Access Mode については LOCAL から ALL に変更してください %AGENT_HOME%\bin の manageservice.exe で Agent Controller を Windows のサービスに登録します 例えばエージェントコントローラの解凍先が "C:\AgentController4.2.1" で サービス名を TPTP Agent Controller と指定したい場合は以下のようにコマンドを実行します 2
C:\AgentController4.2.1\bin> manageservice add "TPTP Agent Controller" "C:\AgentController4.2.1" また サービスからの登録解除は以下のコマンドで行えます C:\AgentController4.0.1\bin> manageservice remove "TPTP Agent Controller" サービスに登録した Agent Controller の起動は以下のように行います 1. Windows スタート メニューから コントロールパネル を選択 2. 管理ツール を選択して サービス を選択 3. [ サービス ] 画面で登録した Agent Controller を選択して 右クリックのポップアップメニューから 開始 またはメニューバーの サービスの開始 を選択 2.8.CVS のインストール 本節は CVS のインストール例です ( 必須の初期設定ではありません ) 2.8.1.CVSNT2.5.02 のインストール cvsnt-2.5.02.2115.msi を起動します 3
インストールウィザードの指示に従い インストールを完了してください システム環境変数 PATH を有効にするために マシンを再起動してください 続いて リポジトリーの指定を行います 2.8.2.cvsnt の CVS リポジトリー作成 CVS リポジトリーを作成する例を示します コントロールパネルを開いて CVS for NT をクリックします Repository configuration タブを選択して [Add] ボタンを押します 4
CVS リポジトリーのパスを設定して [OK] ボタンを押します 2.8.3.cvsnt のユーザ作成 CVS リポジトリーにアクセスするユーザを作成する例を示します D:\cvs\repo\CVSROOT\passwd (CVS リポジトリーの CVSROOT 配下の passwd ファイル ) にユーザを登録します ファイルが存在しない場合は新規作成してください 必要に応じて パスワードを設定してください <cvs passwd コマンドの設定例 > 5
cvs コマンド詳細については http://www.cvshome.org/ の CVS Manual を参照してください 2.8.4.cvs-1.11.20 のインストール CVS-1.11.20 をダウンロードして インストールします ( 作業は root で行います ) CVS コマンドのインストールパス CVS リポジトリーのパス /usr/local/bin /home/cvs/cvsrepository ダウンロードした cvs-1.11.20.tar.gz を解凍します # gzip -d cvs-1.11.20.tar.gz # tar -xvf cvs-1.11.20.tar configure make を実行して cvs バイナリを作成します # cd cvs-1.11.20 #./configure # make ここで 以下のようなリンクエラーが出る場合は ld: Unsatisfied symbol "GSS_C_NT_HOSTBASED_SERVICE" in file client.o 1 errors. *** Error exit code 1 以下のようにしてください #./configure without-gssapi # make 実行形式 cvs バイナリを /usr/local/bin/ にコピーします # cp src/cvs /usr/local/bin/. # chmod 755 /usr/local/bin/cvs /etc/services に 以下のエントリーを追加します < 記述内容 > cvspserver cvspserver 2401/tcp 2401/udp /etc/inetd.conf に以下のエントリーを追加します < 記述内容 (1 行で記述すること )> cvspserver stream tcp nowait root /usr/local/bin/cvs cvs -f --allow-root=/home/cvs/cvsrepository pserver inetd.conf を有効にします # inetd -c cvs ユーザを作成します # useradd -s /usr/bin/false -g users -d /home/cvs cvs 6
CVS リポジトリーを作成します # mkdir -p /home/cvs/cvsrepository # chmod og-w /home/cvs # chmod 775 /home/cvs/cvsrepository # /usr/local/bin/cvs -d /home/cvs/cvsrepository init # chown -R cvs:users /home/cvs/cvsrepository CVS リポジトリーにアクセスするユーザを作成します /home/cvs/cvsrepository/cvsroot/passwd に以下を記述します < 記述内容 > test1::cvs test2::cvs passwd ファイルの属性を変更します # chown -R cvs:users /home/cvs/cvsrepository/cvsroot/passwd # chmod 644 /home/cvs/cvsrepository/cvsroot/passwd 必要に応じて パスワードを設定します cvs コマンド詳細については http://www.cvshome.org/ の CVS Manual を参照してください 7