障害発生時に必要な情報採取について

Similar documents
ごあいさつ このたびは ESMPRO/AC Advance マルチサーバオプション Ver3.6(1 ライセンス ) をお買い上げ頂き 誠にありがとうございます 本書は お買い上げ頂きましたセットの内容確認 セットアップの内容 注意事項を中心に構成されています ESMPRO/AC Advance マ

2. セットアップ手順の開始 セットアップ手順を進める前に OS をインストールするパーティションのサイズを決定して ください システムをインストールするパーティションのサイズは 次の計算式から求めること ができます インストールに必要なサイズ + ページングファイルサイズ + ダンプファイルサイズ

障害調査用ログの設定 保存方法 ~ まいと ~ く FAX Server~ 2014 年 5 月 20 日更新 障害の技術調査が必要な場合 障害調査用のログファイルや設定ファイルをお送りいただく場合がござ います ログファイルの種類によっては 予め設定が必要なものもあります 以下にその手順につきまし

Microsoft Word - ACA_SetupCard.doc

Microsoft PowerPoint ï½žéł»å�’å–¥æœ�ㇷㇹㅃㅀ㇤ㅳㇹㅋㅼㅫ曉逃.ppt [äº™æ‘łã…¢ã…¼ã…›]

GHS混合物分類判定システムインストールマニュアル

<4D F736F F F696E74202D F56504E90DA91B1835C CC834E838A B838B837D836A B2E >

Windows ログオンサービス インストールマニュアル 2018/12/21 1

RW-5100 導入説明書 Windows7 用 2017 年 7 月 シャープ株式会社

目次 1. 概要 復旧のためのフルバックアップ手順 バックアップ前準備 前提条件 ( サポート範囲 ) バックアップ手順 復旧のためのフルリストア手順 リストアのための準備

RW-4040 導入説明書 Windows 7 用 2017 年 7 月 シャープ株式会社

目次 1. プリンタの設定 プリンタ出力モード設定 3 2. B-419 プリンタドライバのインストール 前準備 4 インストール 6 3. 用紙設定 圧着サーマル送り状 らく楽複写送り状 印刷設定 印刷設定 ネットワークプリンタ対応 共有指定 ネットワークプリンタの設定

目次 初めに必ずお読みください ソフトウェアのインストール ソフトウェアの選択 ソフトウェアのインストール レシーバー用ドライバのインストール WindowsXP のインストール方法 Win

CompuSec SW 強制削除手順

手順書

Windows2000/XPインストール手順

SAMBA Stunnel(Mac) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxxxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Mac OS 版ダウンロー

V-Client for Mac ユーザーズガイド

DJM-900nexus アップデート方法 for Microsoft Windows 7 A. 展開したファイルの内容を確認してください : 1. ダウンロードしたファイルを展開します ダウンロードしたファイルを右クリックし 表示されたメニューから すべて展開 を選びます 展開先を指定してファイル

セットアップマニュアル

改版履歴 Ver. 日付履歴 1.0 版 2014/5/30 新規作成 目次 0 はじめに 本文中の記号について Hyper-V 2.0 をインストールするための準備 インストール前に確認が必要なもの Hyper-V 2.0 の

Windows AIKを使用したPE2

プリンタドライバのインストール. Windows で使用する場合 Windows プリンタドライバのインストール方法は 接続方法や使用するプリンタドライバによって異なります また コンピュータの OS によってインストール方法が異なります お使いのコンピュータの OS に合わせて 以下の参照ページを

Microsoft SQL Server 2016 インストール手順書 (Standard) この文書は SQL Server 2016 のインストール手順について簡潔にまとめたもので Microsoft SQL Server 2016 Books Online に記述されている一部を抜粋した内容で

利用ガイド

顧客名

PowerPoint プレゼンテーション

(6) コンボドライブのドライブ文字の変更 コンピュータの管理 ウィンドウの右下側フレームの CD-ROM 0 DVD (E:) と書かれた箱 ( 図 02-2) にマウスのポインタを合わせ, 右ボタンをクリックしてメニューを表示する メニューから ドライブ文字とパスの変更 (C)... を選択する

SAMBA Stunnel(Windows) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Windows 版ダウンロード ボ

ファクス送信用変換ソフト 操作説明書_UA

23_TRENDPOINTセットアップ(バージョンアップ)

<4D F736F F D208D C8FEE95F18DEC90AC A B D836A B2E646F63>

インストールの前に

Inet-Builder Client 操作説明書

Microsoft PowerPoint - PPPoE-2kME マニュアル [互換モード]

目次 第 1 章はじめに 電子入札システムを使用するまでの流れ 1 第 2 章 Java ポリシーを設定する前に 前提条件の確認 2 第 3 章 Java のバージョンについて Java バージョン確認方法 Java のアンインストール ( ケース2の

譲渡人複数証明データコンバータ操作説明書 平成 26 年 6 月

31_TRENDCOREセットアップ(新規)

FUJITSU Printer XL-C8350 プリンタードライバーインストールガイド はじめに このマニュアルは FUJITSU Printer XL-C8350 を Windows 10 /Windows 8.1 /Windows 7 Microsoft Windows Server 2016

Windows Server 2003 におけるPrint Manager V6.0L10の留意事項

e 飛伝 Pro システム e 飛伝 Pro バージョンアップ手順書 第 11 版 平成 2 3 年 5 月 2 3 日

アーカイブ機能インストールマニュアル

<4D F736F F D C A8DED8F9C8EE88F878F E C5816A2E646F63>

第 7.0 版 利用履歴管理 ETCPRO5 セットアップマニュアル (Ver5.002) カードリーダモデル変更 ( 表示付き 表示なし ) に伴い 改訂 Windows10 対応に伴い 改訂 参考ホームページサイト :

建築業務管理システム 補足マニュアル Internet Explorer11 設定ガイド (Windows10 用 )

11_Evoセットアップ(新規)

カルテダウンロード 操作マニュアル

共通 障害調査依頼の際には ログの他に分かる範囲で以下の情報の提供をお願いします 障害の概要 ( 障害の具体的な内容どの様な現象が発生したか等の情報 ) 障害の発生日時 障害の発生手順 ( 障害発生時に どの様な操作 運用を行ったかの情報 ) 画面上に表示されているエラーメッセージ ネットワーク構成

Express5800/51Le電源交換

Inet-Builder Client 操作説明書

Microsoft Word - インストールマニュアルSBS XP SP1第1版 doc

1 目次 本書の構成 2 体験版申請用総合ソフトの機能 3 申請用総合ソフトとの相違点 体験版申請用総合ソフト ver.3.0 は, 本番用の申請用総合ソフト (3.0A) の機能に擬似データを加えたものです

================================================================== UHF 帯 RFID ロングレンジリーダライタドライバインストールマニュアル 2011 年 1 月 19 日 ============================

Microsoft Word - PCET10-CL_02a†iWinNT40_PDFŠp†j.doc

PrintBarrierV3L50(V ) アップデート手順書 第 1.01 版 株式会社富士通アドバンストエンジニアリング 平成 25 年 3 月 7 日 1

33_TRENDCOREセットアップ(バージョンアップ)

ESMPRO/JMSS Ver6.0

厚生労働省版ストレスチェック実施プログラムバージョンアップマニュアル (Ver2.2 から Ver.3.2) 目次 1. プログラム概要 バージョンアップ実施手順 要注意 zip ファイル解凍の準備 Windows によって PC が保護されました と

User Support Tool 操作ガイド

電子納品のセットアップ(ネット認証版)

<4D F736F F D20342E899E D2091E52D81848FAC82D682CC88F8897A2E646F6378>

ServerView Resource Orchestrator V3.0 ネットワーク構成情報ファイルツール(Excel形式)の利用方法

Microsoft Word - Windows XP Service Pack 3 適用のご注意.doc

Microsoft Word - _ ‘C’³_V1.6InstManual.doc

Windows Server 2003 Service Pack 適用手順書

flashplayer確認手順_ xls

スライド 1

CLUSTERPRO MC RootDiskMonitor 1.0 for Windows インストールガイド 2013(Mar) NEC Corporation はじめに 製品導入の事前準備 本製品のインストール 本製品の初期設定 本製品のアンインストール

電子納品のセットアップ(ネット認証版)

Windows Server 2003 Service Pack 適用手順書

目次 第 1 章はじめに 本ソフトの概要... 2 第 2 章インストール編 ソフトの動作環境を確認しましょう ソフトをコンピュータにセットアップしましょう 動作を確認しましょう コンピュータからアンインストー

SetupVerup_dl_M

PN-T321

セットアップマニュアル

(2) [ バックアップツール ] が表示されます [1] [2] [3] [4] [5] [6] Windows Storage Server 2012 バックアップ手順 (V_01) < 画面の説明 > [1] バックアップ項目リスト登録されているバックアップセットの一覧です [2] 新規 ボタ

PC にソフトをインストールすることによって OpenVPN でセキュア SAMBA へ接続することができます 注意 OpenVPN 接続は仮想 IP を使用します ローカル環境にて IP 設定が被らない事をご確認下さい 万が一仮想 IP とローカル環境 IP が被るとローカル環境内接続が行えなくな

取り付けの準備 確認 この章では パソコンへの本製品取り付けに際しての準備や 確認について説明します ネットワークへの接続 3 ヘ ーシ 本製品をネットワークに接続します 2

はじめに

BACREX-R クライアント利用者用ドキュメント

Imation Encryption Manager Plus Imation Encryption Manager Plus ソフトウェアにより 対応 USB フラッシュドライブにパスワード保護に対応した総合セキュリティーを設定することができます Imation Encryption Manage

ESMPRO/JMSS Ver6.0

平成 29 年 11 月 国民健康保険中央会

共有フォルダ接続手順 1 共有フォルダ接続ツールのダウンロード 展開 CSVEX のトップページから共有フォルダ接続ツールの zip ファイルをダウンロードします ダウンロードした zip ファイルを右クリックして すべて展開 を選択します (Windows 環境では zip ファイルを解凍しなくて

目次 第 1 章はじめに 本ソフトの概要... 2 第 2 章インストール編 ソフトの動作環境を確認しましょう ソフトをコンピュータにセットアップしましょう 動作を確認しましょう コンピュータからアンインストー

Microsoft Word - XPC4ソフトマニュアル.doc

『テクノス』V2プログラムインストール説明書

ご利用の前に 目次 - 0. 推奨環境とソフトウェアのバージョン 推奨環境について Windows8 Windows8. について Internet Explorer のバージョン確認 SAMWEB の初期設定 セキュリティ設定..

Microsoft Word JA_revH.doc

(3) 図 ファイルの展開先 ( 保存場所 ) 指定画面 が表示されます 参照ボタンを押下すると 図 フォルダ指定画面 が表示されるので 保存先を指定し OK ボタン を押下します 図 ファイルの展開先 ( 保存場所 ) 指定画面 の 展開 ボタンを押下します 図

目次 目次 準備いただくもの 準備 SQLServer2008 R2 ExpressEdition のインストール インストールの前に インストール 設定一覧 機

ネットキーの操作手順について

文書番号: NWT KO001

TFU-RW811A ドライバインストール手順書

他のOSをお使いになる方へ

< F F D815B B408EED95CA C815B83678FEE95F13F7C3F C815B A896E282A28D8782ED82B93F7C3F57494C4C4

Microsoft PowerPoint - ソフトウェア更新手順書_DAN-W62_mac_ _1.ppt

Windows2000/XPインストール手順

目次 第 1 章はじめに 電子入札システムを使用するまでの流れ 1 第 2 章 Java ポリシーを設定する前に 前提条件の確認 2 第 3 章 Java のバージョンについて Java バージョン確認方法 Java のアンインストール ( ケース2の

「Microsoft

winras.pdf

Transcription:

Express5800/ft サーバ (Windows モデル ) 障害発生時に必要な情報採取について 本書では お客様のシステムにおいて障害が発生した場合に速やかに 調査解決するために 障害発生時の採取情報および採取するために必 要な設定について説明します 障害情報採取について 障害が発生した場合に速やかに調査解決するために 障害発生時の情報採取にご協力お願い致 します また 出来るだけ詳細にご記入をいただくようお願い致します 第 6 版 2013 年 12 月

目次 1 こんな現象が出たとき... 3 1.1 BlueScreen( 青画面 ) で STOP: 0x... と表示されたとき... 4 1.2 キーボード / マウスが効かないとき... 4 1.3 ネットワークがつながらないとき... 4 1.4 レスポンスが低下したとき... 5 1.5 OS が起動しないとき... 5 1.6 ストールしたとき... 5 1.7 自動リブートが発生したとき... 5 1.8 イベントログにハードウェアに関するエラーが出力されるとき... 6 1.9 CPU/PCI モジュールが二重化しないとき... 6 1.10 その他... 6 2 調査に必要な情報... 7 2.1 障害発生状況... 7 2.2 システム構成... 7 2.3 Collect ログ... 7 2.4 IPMI 情報... 7 2.5 メモリダンプ... 8 2.6 ユーザモードプロセスダンプ... 8 2.7 ネットワーク構成図... 8 2.8 パフォーマンスログ... 8 2.9 BMC ダンプ... 8 2.10 画面情報... 9 2.11 ブート ログ... 9 3 事前に実施しておく設定... 10 3.1 メモリダンプの設定... 10 3.2 ユーザモードプロセスダンプの設定... 17 4 情報の採取手順... 21 4.1 Collect ログ... 21 4.2 IPMI 情報... 21 4.3 メモリダンプ... 23 4.4 ユーザモードプロセスダンプ... 24 4.5 パフォーマンスログ... 25 4.6 タスクマネージャの画面情報... 36 4.7 ブート ログ... 38 2

BMC IPMI Collect 1 こんな現象が出たとき 現象別必要な採取資料一覧 現象 資料 BlueScreen( 青画面 ) で STOP: 0x... と表示された とき キーボード / マウスが効かな いとき ネットワークがつながらない とき レスポンスが低下したとき システ ム構成 ログ 情報 メモリ ダンプ ネット ワーク構成図 パフォ ーマン スログ ダンプ 画面情報 その他 STOP エラーメッセージの内容 追加資料有 1.2 項を参照 タスクマネージャの画面情報 OS が起動しないとき ブート ログ ストールしたとき 自動リブートが発生したとき イベントログに HW に関す るエラーが出力されるとき CPU/PCI モジュールが二 重化しないとき その他 必須 ある場合のみ 追加資料有 1.9 項を参照 3

1.1 BlueScreen( 青画面 ) で STOP: 0x... と表示されたとき突然コンソールが BlueScreen( 青画面 ) となり STOP: 0xnnnnnnnn (0xnnnnnnnn, 0xnnnnnnnn, 0xnnnnnnnn, 0xnnnnnnnn) ~ *** Address nnnnnnnn has base at nnnnnnnn - モジュール名 (0xnnnnnnnn は 16 進数字で n は 0~f になる ) が表示されたときは 下記情報を採取してください システム構成 Collect ログ IPMI 情報 メモリダンプ ( 注 : 事前に設定が必要ですので 3.1 項を参照願います ) 上記メッセージの STOP からモジュール名が表示された範囲の画面情報 1.2 キーボード / マウスが効かないとき突然キーボード / マウスが効かなくなったときは 別のコンピュータからネットワークドライブの割り当てを行って 接続できないかどうか及び USB ポートの抜き差しで回復するかを確認後 ダンプスイッチを押し メモリダンプを採取してください 下記情報を採取してください システム構成 Collect ログ IPMI 情報 メモリダンプ ( 注 : 事前に設定が必要ですので 3.1 項を参照願います ) クライアント機からアクセスできたかどうか USB ポートの抜き差しで回復するか キーボードの LED は消灯しているか 1.3 ネットワークがつながらないときケーブル等がきっちりと接続されているか HUB とネットワークデバイスの設定が合っているか確認し 再度ネットワークがつながるかどうか確認してください ケーブルがきっちりと接続されており HUB とネットワークデバイスの設定が合っているのにつながらない場合は 下記情報を採取してください システム構成 Collect ログ ネットワーク構成図 4

1.4 レスポンスが低下したときレスポンスが低下したときは 特定モジュールの CPU 独占使用 メモリリーク等が疑われますので 下記情報を採取してください システム構成 Collect ログ パフォーマンスログ タスクマネージャの画面情報 1.5 OS が起動しないとき OS が起動しないときは 起動を停止した状態の画面の情報と下記情報を採取してください ブート ログ IPMI 情報 画面の表示内容 1.6 ストールしたとき OS がストールしたときは WDT タイムアウトとなり自動リブートが発生し メモリダンプが採取されます 自動リブートされない場合には ダンプスイッチを押し メモリダンプを採取してください この場合は 下記情報を採取してください システム構成 Collect ログ IPMI 情報 メモリダンプ ( 注 : 事前に設定が必要ですので 3.1 項を参照願います ) 1.7 自動リブートが発生したとき 1.1 項と同じ STOP エラーが発生したことが考えられます CPU モジュールが二重化されている場合 BlueScreen は一瞬表示された後 すぐにリブートすることがあります この場合には 下記情報を採取してください システム構成 Collect ログ IPMI 情報 メモリダンプ ( 注 : 事前に設定が必要ですので 3.1 項を参照願います ) 5

1.8 イベントログにハードウェアに関するエラーが出力されるとき下記情報を採取してください システム構成 Collect ログ IPMI 情報 BMC ダンプ ( 採取されている場合 ) 1.9 CPU/PCI モジュールが二重化しないとき下記情報を採取してください システム構成 Collect ログ IPMI 情報 BMC ダンプ ( 採取されている場合 ) CPU/PCI モジュールのランプ表示 ハードディスクのランプ表示 ディスクの管理 もしくは VERITAS Volume Manager / VERITAS Storage Foundation でのディスクの状態 1.10 その他上記以外の場合 障害内容の詳細と下記情報を採取してください システム構成 Collect ログ IPMI 情報 6

2 調査に必要な情報 2.1 項から 2.3 項までは必須の情報です 必ずご提供ください 2.1 障害発生状況 (1) 発生日時 (2) 現象 状況 作業手順など (3) 障害発生時に実施していた作業内容と直前に変更した内容障害が発生時に実施していた作業内容と 障害発生前にハードウェアあるいはソフトウェアの環境を変更していた場合は 何を変更したかをメモに控えてください 2.2 システム構成障害が発生したシステムがシステム固有であったり 本体とオプション装置やインストールされているソフトの相性の問題を含んでいる場合があります 現象を再現させる場合などにも必要になりますので 以下の情報をご提供ください (1) システム概要利用されているシステムの形態 用途 (2) ハードウェア情報本体機種名 (Express5800/nnn) N 型番 ( 本体裏側ラベルに記載 :N8800-nnn) メモリ容量 ディスク構成 オプションボードを付けている場合は その名称 N 型番 (3) ソフトウェア情報インストールし 利用されているソフトウェアの製品名とバージョンおよび UL 型番 パッチ適用情報 2.3 Collect ログ簡単な操作で障害調査に必要なシステム情報を一括採取できます [Collect で採取する情報 ] イベントログ マシン情報 レジストリ IPMI 情報 ログファイル DMI 情報 ファイル情報 2.4 IPMI 情報 ハードウェア ソフトウェアで発生したエラー情報が記録されており トラブルが発生したときに 有用な情報になります 7

2.5 メモリダンプ何らかのトラブルのために Windows システム自身が動作できなくなり BlueScreen( 青画面 ) で STOP エラーの発生 あるいはダンプスイッチを押した場合に その時点のメモリ情報をファイルに出力します この出力したファイルをメモリダンプと呼びます メモリダンプの格納場所はデフォルトでは以下のようになっています ft 制御ソフトウェア Ver1.3 以前 :%SystemRoot% MEMORY.DMP ft 制御ソフトウェア Ver2.0 以降 :C: NECDump MEMORY.DMP 2.6 ユーザモードプロセスダンプ メモリダンプが Windows 自身の情報であるのに対して ユーザモードプロセスダンプは Windows 上で動作するアプリケーションが異常終了した場合に出力されるメモリの情報です 2.7 ネットワーク構成図ネットワークで問題が発生した場合 どのような装置がどのように接続されていて どんなプロトコルで問題が発生しているのかがわかるように ネットワーク構成の図を提供してください 例えば ドメインコントローラ WINS サーバと問題が発生しているマシンとの関連がわかるようなものです 2.8 パフォーマンスログ性能に関するトラブルが発生した場合に利用します アプリケーションプロセスや特定の単位でシステムリソースの使用状況をログファイルとして記録したものをパフォーマンスログと呼びます 2.9 BMC ダンプ BMC ダンプはセカンダリBMC のリセット時に自動的に採取されます BMC ダンプの格納場所はデフォルトでは下記のフォルダです 格納フォルダに BMC ダンプが出力されている場合は採取してください Express5800/320La(-R) 環境変数 %TEMP% 配下に作成されます ダンプファイル名は BMCDMPmm.bmc(mm:01~10) となります Express5800/320Lb(-R), 320Lb2-R, 320Lc(-R), 320Mc-R 環境変数 %SystemRoot% 配下に作成されます ダンプファイル名は BMCDMPmm.bmc(mm:01~10) となります Express5800/320Fa, 320Fb, 320Fc, 320Fd BMC ダンプは採取されないため 採取頂く必要はありません 8

Express5800/R320a, R320b, R320c %SystemDrive% NECDump 配下に作成されます ダンプファイル名は bmc_mm_nn.dmp となります (mm:10 または 11 / nn:01~10) 2.10 画面情報障害発生時に画面に表示されている情報です (1) BlueScreen( 青画面 ) で STOP: 0x... と表示されたときは STOP: 0xnnnnnnnn (0xnnnnnnnn, 0xnnnnnnnn, 0xnnnnnnnn, 0xnnnnnnnn) ~ *** Address nnnnnnnn has base at nnnnnnnn - モジュール名 までをメモに控えてください (STOP エラー時に再起動設定をされている場合は システムイベントログのソース名 :SaveDump のイベントを参照してください ) (2) エラーダイアログが表示されたときは ダイアログの表示 ( ダイアログのタイトルとエラーメッセージ内容 ) をメモに控えてください (3) タスクマネージャの画面情報性能に関するトラブルが発生した場合に利用します パフォーマンスログと違い 前もって設定の必要がなく 全体の CPU 使用率とメモリ使用量 特定プロセスの CPU 使用率とメモリ使用量を確認することができます 2.11 ブート ログ OS が起動できない場合に利用します Windows 拡張オプションメニューから ブートのログ作成を有効にする で OS を起動した時に 起動時に読み込まれたファイルと読み込まれなかったファイルのログファイルが作成されます これをブート ログと呼びます 9

3 事前に実施しておく設定 3.1 メモリダンプの設定 メモリダンプを採取するには 予めメモリダンプが出力されるように設定しておく必要があります <Windows Server 2008> (1) スタートメニューから [ コントロールパネル ] を選び [ システム ] をクリックする [ システム ] ダイアログボックスが表示されます (2) [ システムの詳細設定 ] をクリックする [ システムのプロパティ ] ダイアログボックスが表示されます (3) [ 詳細設定 ] タブを選択し [ 起動と回復 ] ボックスの [ 設定 ] をクリックする (4) [ デバッグ情報の書き込み ] の欄でプルダウンメニューから 完全メモリダンプ か カーネルメモリダンプ を選び ダンプファイル名を記述する この時 ファイルの出力先に十分な容量がある事を確認してください ファイルサイズは 実装メモリ (MB)+300(MB) で計算してください 空き容量がない場合 空き容量のあるドライブに変更してください 完全メモリダンプ の場合 サイズが大きいため採取に時間がかかりますが 詳細調査のため可能な限り 完全メモリダンプ を選択してください ただし 搭載メモリサイズが2GB を超える場合は 完全メモリダンプ を指定することはできません その場合は カーネルメモリダンプ を指定してください 10

(5) [ 詳細設定 ] タブ内の [ パフォーマンス ] ボックスにある [ 設定 ] をクリックする (6) [ パフォーマンスオプション ] の [ 詳細設定 ] タブをクリックする (7) [ 仮想メモリ ] 欄の [ 変更 ] をクリックする [ 仮想メモリ ] ダイアログが表示される (8) [ すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する ] にチェックがあれば 11

チェックをはずし [ カスタムサイズ ] にチェックする システムがインストールされているドライブのみで 実装メモリサイズ (MB) 1.5 倍のサイズを確保する 例えば Cドライブにシステムが入っている場合は [ 仮想メモリ ] ダイアログボックスのドライブの選択欄で C: を選択し [ 選択したドライブのページングファイルサイズ ] の初期サイズを実装メモリサイズ (MB) 1.5 倍以上に設定する 注 ) 設定の変更内容によってはシステムを再起動するようメッセージが表示されます メッセージに従って再起動してください また 念のため再起動後ディスクの空き容量を 確認ください 12

<Windows Server 2003> (1) スタートメニューから [ コントロールパネル ] 選び [ システム ] をクリックする [ システムのプロパティ ] ダイアログボックスが表示されます (2) [ 詳細設定 ] タブをクリックする (3) [ 起動と回復 ] ボックスの [ 設定 ] をクリックする (4) [ デバッグ情報の書き込み ] の欄でプルダウンメニューから 完全メモリダンプ か カーネルメモリダンプ を選び ダンプファイル名を記述する この時 ファイルの出力先に十分な容量がある事を確認して下さい ファイルサイズは 実装メモリ (MB)+12(MB) で計算して下さい 空き容量がない場合 空き容量のあるドライブに変更してください 完全メモリダンプ の場合 サイズが大きいため採取に時間がかかりますが 詳細調査のため可能な限り 完全メモリダンプ を選択してください ただし 搭載メモリサイズが 2GB を超える場合は 完全メモリダンプ を指定することはできません その場合は カーネルメモリダンプ を指定してください (5) [ 詳細設定 ] タグ内の [ パフォーマンス ] ボックスにある [ 設定 ] をクリックする (6) [ パフォーマンスオプション ] の [ 詳細設定 ] タブをクリックする (7) [ 仮想メモリ ] 欄の [ 変更 ] をクリックする [ 仮想メモリ ] ダイアログが表示される 13

(8) システムがインストールされているドライブのみで 実装メモリサイズ (MB) 1.5 倍のサイズを確保する 例えば C ドライブにシステムが入っている場合は [ 仮想メモリ ] ダイアログボックスのドライブの選択欄で C: を選択し [ 選択したドライブのページングファイルサイズ ] の初期サイズを実装メモリサイズ (MB) 1.5 倍以上に設定する 注 ) 設定の変更内容によってはシステムを再起動するようメッセージが表示されます メッセージに従って再起動してください また 念のため 再起動後ディスクの空き容量を確認ください 14

<Windows 2000> (1) [ スタートメニュー ]-[ 設定 ]-[ コントロールパネル ] からコントロールパネルを表示する (2) コントロールパネルから [ システム ] を表示する (3) [ 詳細 ] タブを選択し [ 起動 / 回復 ] ボタンをクリックする (4) [ 起動 / 回復 ] ダイアログが表示され システムエラー として囲まれた部分にあるチェックボックスをチェックする (5) [ デバッグ情報の書き込み ] 欄でプルダウンメニューから 完全メモリダンプ か カーネルメモリダンプ を選択し ダンプファイル名を記述する この時 ファイルの出力先に十分な容量がある事を確認して下さい ファイルサイズは 実装メモリ (MB)+12(MB) で計算して下さい 空き容量がない場合 空き容量のあるドライブに変更してください 完全メモリダンプ の場合 サイズが大きいため採取に時間がかかりますが 詳細調査のため可能な限り 完全メモリダンプ を選択してください (6) [ 詳細 ] タグ内の [ パフォーマンスオプション ] を選択する 15

(7) [ 仮想メモリ ] 欄の [ 変更 ] ボタンをクリックする [ 仮想メモリ ] ダイアログが表示される (8) システムがインストールされているドライブのみで 実装メモリサイズ (MB) 1.5 倍のサイズを確保する 例えば C ドライブにシステムが入っている場合は [ 仮想メモリ ] ダイアログボックスのドライブの選択欄で C: を選択し [ 選択したドライブのページングファイルサイズ ] の初期サイズを実装メモリサイズ (MB) 1.5 倍以上に設定する 注 ) 再設定された場合は システムを再起動する必要があります ご注意ください 念のため 再起動後ディスクの空き容量を確認ください 16

3.2 ユーザモードプロセスダンプの設定 Windows Server 2003 Windows 2000 をご使用の場合 ユーザモードプロセスダンプを採取するには あらかじめ Dr.Watson ログと user.dmp が出力されるように設定しておく必要があります Windows Server 2008 をご使用の場合は 事前の設定は必要ありません 現象が発生した際に 4.4 項ユーザモードプロセスダンプに記載された手順に従って ユーザモードプロセスダンプを採取してください <Windows Server 2003> (1) [ スタートメニュー ]-[ ファイル名を指定して実行 ] から [ ファイル名を指定して実行 ] ダイアログを 表示する (2) テキストボックスに drwtsn32 i と入力し [OK] をクリックする これで アプリケーションエラーが発生した場合 Dr.Watson が実行されるように設定されま す (3) 再度 [ ファイル名を指定して実行 ] ダイアログで drwtsn32 と入力し [OK] をクリックする 17

[Windows ワトソン博士 ] ダイアログが表示される (4) [ ログファイルパス ] で Dr.Watson ログの出力先を指定する (5) [ クラッシュダンプ ] でユーザダンプの出力先及びファイル名を指定する (6) オプション欄のチェックボックスを [ 音による通知 ] 以外はすべてチェックする 18

<Windows 2000> (1) [ スタートメニュー ]-[ ファイル名を指定して実行 ] から [ ファイル名を指定して実行 ] ダイアログを 表示する (2) テキストボックスに drwtsn32 i と入力し [OK] をクリックする これで アプリケーションエラーが発生した場合 Dr.Watson が実行されるように設定されま す (3) 再度 [ ファイル名を指定して実行 ] ダイアログで drwtsn32 と入力し [OK] をクリックする [Windows2000 ワトソン博士 ] ダイアログが表示される 19

(4) [ ログファイルパス ] で Dr.Watson ログの出力先を指定する (5) [ クラッシュダンプ ] でユーザダンプの出力先及びファイル名を指定する (6) オプション欄のチェックボックスを [ 音による通知 ] 以外はすべてチェックする 20

4 情報の採取手順 4.1 Collect ログ (1) Collect は通常 ESMPRO/ServerAgent をインストールしたパス (%EsmDir%) 配下の tool フォルダにあります ( デフォルトでは C: ESM tool collect.exe となります ) (2) explorer で collect.exe をダブルクリックしてください 情報採取が開始されます 注意 Express5800/320Fc-MR をご使用の場合 collect.exe の実行中は サーバの操作画面から離れずに 以下の点に注意してください collect.exe の実行中に ftdatacollector 画面が起動したまま 自動で終了しない場合があります ftdatacollector 画面が起動してしばらく待ち 右下の Exit ボタンが有効になっても画面が終了していない場合は Exit ボタンを選択して ftdatacollector 画面を終了させてください ftdatacollector 画面が終了した後 collect.exe の処理が継続され 正常に情報採取が行われます ftdatacollector 画面が自動で終了しない状態のまま 10 分程度放置すると ftdatacollector の処理が完了しない状態で collect.exe の処理が継続され 終了することがあります ftdatacollector 画面が起動した状態で collect.exe の処理が終了している場合 一部のログ情報の採取に失敗していますので 再度 collect.exe を実行し 情報を採取してください (3) 採取された情報は tool log フォルダ配下に作成されます (4) 採取された情報を全て提供ください 4.2 IPMI 情報 注意 Express5800/320Fc, 320Fd, R320a, R320b, R320c におきましては IPMI 情報を本手順で採取できませんが イベントログに登録されるため問題はございません (1) スタートメニューから [ プログラム ]-[ESMPRO ServerAgent]-[ESRASユーティリティ ] を選ぶ [ESRASユーティリティ] ウィンドウが表示されます (2) ツリービューより [ 最新情報 ] を選択して ローカルコンピュータの情報を取得する データが表示されれば取得ができたことになります 21

(3) [ ファイル ] メニューから [ 現在の IPMI 情報をバックアップする ] をクリックする (4) バックアップ対象のコンピュータ名を確認する (5) 退避するバックアップファイル名と保存する場所を指定して [ バックアップ ] をクリックする 22

4.3 メモリダンプシステムメモリダンプについてシステムクラッシュが起きた場合やシステムストールを監視ソフトが関知した場合 システムリブート後システムメモリダンプが作成されます クラッシュやストールの原因調査に必要となりますので採取してください <メモリダンプが採取される場所の確認 > マイコンピュータのプロパティ ( システムのプロパティ ) の 詳細設定 タブの 起動と回復 の設定の デバッグ情報の書き込み に採取される ここに設定された場所に MEMORY0.DMP 以外に MEMORY0.TXT のような拡張子が.TXT のファイルも作成される場合があります 作成されていた場合は採取ください 注意 メモリダンプの採取が行われる場合 サーバが起動した後で [ イベントビューア ] の [ システム ] に 以下のイベントが登録されることがあります ソース : srabid 種類 : エラー ID : 4096 説明 : CpuBoard dump, to file '[X]: NECDump MEMORY[X].DMP', has failed because the CpuBoard is not holding a valid memory dump image (0xd) 上記 [ 説明 ] 中の [X] の部分は 環境や状況によって異なります 上記のイベントが登録されていても ダンプファイルは保存されますので 上記イベントは無視してください また 以下のイベントが登録されていることを確認して ダンプファイルが保存されていることを確認してください ソース : Save Dump 種類 : 情報 ID : 1001 説明 : このコンピュータはバグチェック後 再起動されました バグチェック :[XXX]([XXX],[XXX],[XXX],[XXX]) ダンプが保存されました : [ ダンプファイル名 ] また 上記 [ 説明 ] 中の [XXX] の部分は 状況によって異なります オンラインダンプについて片方の CPU モジュールで動作したまま ( オンライン ) で もう一方の CPU モジュールのメモリからシステムメモリダンプを採取することができます メモリダンプ採取は ft サーバユーティリティから ユーティリティ画面の CPU モジュール画面で行うことができます 23

停止中のモジュールのダンプ採取停止中 ( 故障または強制停止 ) の CPU モジュールからメモリダンプを採取します 本機能は Express5800/R320a 以降は使用できません システム動作中にダンプを採取するシステム動作中に一方の CPU モジュールを切り離し メモリダンプを採取します 採取後 再び二重化状態に戻ります 二重化状態 (Duplex) 時にのみ実行することができます 手順 (1) ft サーバユーティリティで対象 CPU モジュールを選択する (2) 対象 CPU モジュールのランプ表示で現在の状態を確認する (3) 対象 CPU モジュールの [ ダンプ ] でダンプの採取方法を選んで [ 採取 ] をクリックする (4) システムイベントログに以下のログが登録されたらダンプ採取完了 [ft 制御ソフトウェア Ver.2.3 以前 ] ソース :srabb 種類 : 情報 ID :266 説明 :Dump of CpuBoard 0 (to file C: NECDump MEMORY0.DMP &.TXT) has succeeded. [ft 制御ソフトウェア Ver.3.0 以降 ] ソース :srabid 種類 : 情報 ID :4096 説明 :CpuBoard dump, to file 'C: NECDump MEMORY0.DMP &.TXT', has succeeded. メモリダンプ採取にはある程度の時間が必要です 4.4 ユーザモードプロセスダンプ <Windows Server 2008> アプリケーションエラーが発生した場合 エラーが発生した旨を伝えるポップアップを終了させずに 以下の方法にてユーザモードプロセスダンプを取得する (1) タスクバー上の空いている場所を右クリックして [ タスクマネージャ ] をクリックするか <Ctrl>+<Shift>+<Esc> キーを押下して [ タスクマネージャ ] を起動する (2) [ プロセス ] タブをクリックする 24

(3) ダンプを取得するプロセス名を右クリックし [ ダンプファイルの作成 ] をクリックする 次のフォルダにダンプファイルが作成されます C: Users ( ユーザ名 ) AppData Local Temp ユーザモードプロセスダンプが作成されたら 上記 (3) のフォルダから取得する ユーザモードプロセスダンプの取得方法の詳細は 以下のMicrosoft 社のサポート技術情報を参照してください Windows Server 2008 でユーザーモードプロセスダンプを取得する方法 http://support.microsoft.com/kb/949180/ja <Windows Server 2003/ Windows 2000> アプリケーションエラーが発生した場合 3.2 項で指定した場所に Dr.Watson ログとユーザダン プが保存されているので ファイルを採取する 4.5 パフォーマンスログ <Windows Server 2008> (1) [ スタート ]-[ 管理ツール ]-[ コンピュータの管理 ] をクリックする (2) コンソールツリーで [ システムツール ]-[ 信頼性とパフォーマンス ]-[ データコレクタセット ] 配下 の [ ユーザー定義 ] で右クリックし [ 新規作成 ] をポイントし [ データコレクターセット ] を選択す る 25

(3) 新しいダイアログが表示されるので 適当なログの名前を入力し [ 手動で作成する ] を選択し て [ 次へ ] をクリックする (4) [ データログを作成する ] を選択し [ パフォーマンスカウンタ ] にチェックボックスをオンにして [ 次へ ] をクリックする 26

(5) [ 追加 ] をクリックする (6) カウンタを追加するダイアログが表示されるので 各設定を次のように設定する 1 [ 使用可能なカウンタ ] から Process を選択し [+] を選択してカウンタを表示させ 全てのカウンタを選択する 2 [ 選択したオブジェクトのインスタンス ] に [ すべてのインスタンス ] が表示されていれば 選択する 3 [ 追加 ] を選択する 4 [ 使用可能なカウンタ ] において以下のオブジェクトを順次選択し 1~3を繰り返す Processor Memory System ( パフォーマンスオブジェクトとして Process Memory System Processor を取得することになる ) パフォーマンスオブジェクトの追加が完了したら [OK] を選択する (7) [OK] をクリックし パフォーマンスカウンタの一覧に (6) で追加したカウンタが表示されていることを確認する 問題なければ [ 次へ ] をクリックする 27

(8) カウンタログの保存場所を変更したい場合は [ ルートディレクトリ ] の値を変更し [ 次へ ] をク リックする (9) [ このデータコレクタセットをすぐに開始する ] を選択し [ 完了 ] をクリックする 28

(10) 10 分程度経過したら 対象のデータコレクタセットを右クリックし [ 停止 ] を選択する (11) 手順 (8) の画面で設定したディレクトリにあるログファイルをパフォーマンスログとして 提供してください 29

<Windows Server 2003> (1) [ スタート ]-[ 管理ツール ]-[ コンピュータの管理 ] または [ パフォーマンス ] をクリックする 図は コンピュータの管理 の画面です (2) コンソールツリーで [ システムツール ] 配下の [ パフォーマンスログと警告 ] 配下の [ カウンタログ ] で 右クリックし 表示されたメニューの中から [ 新しいログの設定 ] を選択する (3) [ 新しいログの設定 ] ダイアログが表示されるので 適当なログの名前を入力し [OK] を クリックする (4) ログの詳細設定を行なうダイアログが表示されるので [ カウンタの追加 ] をクリックする ( 現在のログファイル名に表示されているログが調査に必要となります ) 30

(5) [ カウンタの追加 ] ダイアログが表示されるので 各設定を次のように設定する 1 [ パフォーマンスオブジェクト ] において Process を選択する 2 [ すべてのカウンタ ] をチェックする 3 [ すべてのインスタンス ] をチェックする 4 [ 追加 ] をクリックする 5 [ パフォーマンスオブジェクト ] において以下のオブジェクトを順次選択し 1~4を繰り返す Processor Memory System ( パフォーマンスオブジェクトとして Process Memory System Processor を取得することになる ) 6 [ 閉じる ] をクリックする (6) ログ詳細設定のダイアログに戻るので [OK] をクリックする ログの採取が開始される 31

(7) 10 分程度経過したら 現在採取中ログのログファイル名を右クリックし [ 停止 ] を選択し ログの 採取を停止する (8) 手順エラー! 参照元が見つかりません の画面で表示されていたログファイルをパフォーマンス ログとして提供してください 32

<Windows 2000> (1) [ スタート ]-[ 設定 ]-[ コントロールパネル ] をクリックする [ コントロールパネル ] ダイアログで [ 管理ツール ] をダブルクリックし 表示されたウィンドウにて [ コンピュータの管理 ] または [ パフォーマンスログ ] をダブルクリックする 図は コンピュータの管理 の画面です (2) コンソールツリーで [ システムツール ] 配下の [ パフォーマンスログと警告 ] 配下の [ カウンタログ ] で 右クリックし 表示されたメニューの中から [ 新しいログの設定 ] を選択する (3) [ 新しいログの設定 ] ダイアログが表示されるので 適当なログの名前を入力し [OK] をクリックす る 33

(4) ログの詳細設定を行なうダイアログが表示されるので [ 追加 ] をクリックする ( 現在のログファイル名に表示されているログが調査に必要となります ) (5) [ カウンタの選択 ] ダイアログが表示されるので 各設定を次のように設定する 1 [ パフォーマンスオブジェクト ] において Process を選択する 2 [ すべてのカウンタ ] をチェックする 3 [ すべてのインスタンス ] をチェックする 4 [ 追加 ] をクリックする 5 [ パフォーマンスオブジェクト ] において以下のオブジェクトを順次選択し 1~4を繰り返す Processor Memory System ( パフォーマンスオブジェクトとして Process Memory System Processor を取得することになる ) 6 [ 閉じる ] をクリックする 34

(6) ログ詳細設定のダイアログに戻るので [OK] をクリックする ログの採取が開始される (7) 10 分程度経過したら 現在採取中ログのログファイル名を右クリックし [ 停止 ] を選択し ログの 採取を停止する (8) 手順 (4) の画面で表示されていたログファイルをパフォーマンスログとして提供してください 35

4.6 タスクマネージャの画面情報 (1) Ctrl + Alt + Delete キーを押し Windows のセキュリティ画面 からタスクマネージャを起動する (2) 下記ウィンドウで プロセス タブを選択し メニューから [ 表示 ] [ 列の選択 ] をクリックする (3) [ 列の選択 ] ウィンドウで [CPU 時間 ] のチェックボックスをチェックする 36

(4) Windows 2008 の場合は 列を選択するウィンドウで 更に [ メモリ ワーキングセット ] の チェックボックスをチェックする (5) 各プロセスの CPU 時間 メモリ使用量 を確認し メモに控えてください Windows 2008 の場合は CPU 時間 メモリ ワーキングセット を確認し メモに控えてください 37

4.7 ブート ログ OS が起動できない場合に利用します Windows 拡張オプションメニューから ブートのログ作成を有効にする で OS を起動した時に 起動時に読み込まれたファイルと読み込まれなかったファイルのログファイルが作成されます これをブート ログと呼びます <Windows Server 2008 および Windows Server 2003> (1) Windows 起動中に OS 選択画面で F8 キーを押す (2) 拡張オプションメニューの一覧が表示されるので ブートのログ作成を有効にする を選択する (3) OS 起動に失敗したら OS を再起動し OS 選択画面で F8 キーを押す (4) 拡張オプションメニューの一覧が表示されるので セーフモード を選択する (5) OS が起動したら ブート ログファイル (ntbtlog.txt) が %SystemRoot% フォルダに作成されているので これを採取する <Windows 2000> (1) Windows2000 起動中の以下のメッセージが表示された時に F8 キーを押す -------------------------------------------------------------------------------------------------------------- Windows を起動しています... Windows2000 の問題解決と拡張起動オプションについては F8 キーを押してください -------------------------------------------------------------------------------------------------------------- (2) 拡張オプションメニューの一覧が表示されるので ブートのログ作成を有効にする を選択する (3) OS 起動に失敗したら OS を再起動し 以下のメッセージが表示された時に F8 キーを押す -------------------------------------------------------------------------------------------------------------- Windows を起動しています... Windows2000 の問題解決と拡張起動オプションについては F8 キーを押してください -------------------------------------------------------------------------------------------------------------- (4) 拡張オプションメニューの一覧が表示されるので セーフモード を選択する (5) OS が起動したら ブート ログファイル (ntbtlog.txt) が %SystemRoot% フォルダに作成されているので これを採取する 38