ゼロ タッチ プロビジョニングの設定

Similar documents
CLI Python モジュール

Microsoft Word - Win-Outlook.docx

コンフィギュレーション レジスタの設定変更

Cisco NCS コマンドライン インターフェイスの概要

付録

syspro-0405.ppt

DHCPサーバのクラスタ化

最も一般的な手法: ファイアウォールによってノード間の MPI 通信がブロックされた場合の対応方法

ServerView with Data ONTAP-v™ PowerChute® Network Shutdown 設定について

How to Install and Configure Panorama Panorama のインストールと設定 Panorama は Palo Alto Networks のサポートサイトからダウンロード可能な VMware イメージです 本書は Panorama のインストールと Panora

コンフィギュレーション ファイルのバックアップと復元

ActiveImage Protector 2016 R2 for Express5800 / ftサーバ

はじめに このドキュメントではftServerに関する障害調査を行う際に 必要となるログ データの取得方法を説明しています ログ データの取得には 初期解析用のデータの取得方法と 詳細な調査を行うときのデータ取得方法があります 特別な理由でOS 側のログが必要となった場合には RHELログの取得につ

Crashinfo ファイルからの情報の取得

破損した CIMC ファームウェアの復旧

IPv6 リンクローカル アドレスについて

CLUSTERPRO for Linux PostgreSQL HowTo

SMB スイッチ CLI に SSH を使用してアクセスするか、または Telnet で接続して下さい

Cisco Start Firewall Cisco ASA 5506-X PAT(Port Address Translation) の設定 2016 年 3 月 23 日 第 1.1 版 株式会社ネットワールド

RouteMagic Controller RMC-MP200 / MP Version

VPN 接続の設定

NSR-500 Create DVD Installer Procedures

実習 :DHCPv4 のトラブルシューティング トポロジ アドレステーブルデバイス インターフェイス IP アドレス サブネットマスク デフォルトゲートウェイ R1 G0/ N/A G0/

適応型セキュリティ アプライ アンスの設定

実習 :VLAN 間ルーティングのトラブルシューティング トポロジ 2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. This document is Cisco Public. 1 / 8 ページ

ファームウェアのトラブルシューティング

ロードバランサー配下のシボレス IdP 環境設定に関する検証実験 2009 年 12 月 22 日国立情報学研究所学術ネットワーク研究開発センター山地一禎, 中村素典

Packet Tracer: 拡張 ACL の設定 : シナリオ 1 トポロジ アドレステーブル R1 デバイスインターフェイス IP アドレスサブネットマスクデフォルトゲートウェイ G0/ N/A G0/

ftServerでのログの取得方法の概要

初めてのBFD

適応型セキュリティ アプライ アンスの設定

RouteMagic Controller( RMC ) 3.6 RMC RouteMagic RouteMagic Controller RouteMagic Controller MP1200 / MP200 Version 3.6 RouteMagic Controller Version 3

Red Hat Enterprise Linuxのcron(8)デーモンにデフォルト定義されたtmpwatch命令の動作による、WebOTXのトラブル対処方法

自律アクセス ポイントでの Cisco IOS のアップグレード

MIB サポートの設定

VLAN の設定

SRX License

UCS M シリーズ サーバでの Redhat/CentOS オペレーティング システムのインストール

VPN の IP アドレス

Asterisk PBX 不正利用防止

An-190_Dell_EqualLogic_Storage_Arrays_JP

Windows GPO のスクリプトと Cisco NAC 相互運用性

Cisco Hyperlocation

Upload path ファイル送信先ディレクトリのパスを指定します ホームディレクトリに画像を送信する場合は空白のまま サブディレクトリに画像を送信する場合はディレクトリ名を指定します さらに下位のディレクトリを指定する場合は \ マークを利用します 例 ) ホームディレクトリ以下の camera

アラートの使用

DIRECTIONS

ip nat outside source list コマンドを使用した設定例

任意の間隔での FTP 画像送信イベントの設定方法 はじめに 本ドキュメントでは AXIS ネットワークカメラ / ビデオエンコーダにおいて任意の間隔で画像を FTP サー バーへ送信するイベントの設定手順を説明します 設定手順手順 1:AXIS ネットワークカメラ / ビデオエンコーダの設定ページ

改版履歴 版数改版内容 新規作成 Page 1

ログインおよび設定

Microsoft Word - D JP.docx

PostgreSQLによる クラスタ運用および負荷分散術 SRA OSS, Inc. 日本支社 OSS事業本部 星合 拓馬

Microsoft Word - PC0502_090925_IPアドレスの設定.doc

GenieATM 6300-T / 6200-T シリーズ 1. 基本的な機器オペレーションのために 1-1. 機器への接続 機器への接続方法は 以下の 2 通りがあります シリアルポートを使用してログインする LAN 経由で Telnet または SSH を使用して仮想 Interface からロ

新しいモビリティの設定

Troubleshooting SSH connections with Reflection X

西川町広報誌NETWORKにしかわ2011年1月号

Airwave_upgrade.pdf

サードパーティ コール制御のセットアップ

1 TCP/IPがインストールされていて正常に動作している場合は ループバックアドレィング5.3 ネットワークのトラブルシューティング スでリプライが返ってきます リプライが返ってこない場合 なんらかの原因でサービスが無効になっていたり TCP/IPプロトコルが壊れていたりする可能性があります 2

プレゼンタイトルを入力してください

RouteMagic Controller RMC-MP200 / MP Version

ソフトウェアエンジニアリング - 機能 #14

2. Save をクリックします 3. System Options - Network - TCP/IP - Advanced を開き Primary DNS server と Secondary DNS Server に AXIS ネットワークカメラ / ビデオエンコーダが参照できる DNS サ

Introduction Purpose This training course demonstrates the use of the High-performance Embedded Workshop (HEW), a key tool for developing software for

Windows Server 2012 および Windows Server 2008 のインストール

<48554C46545F F A5490E08E9197BF2E786C73>

Agenda /etc/network/interfaces とは? interfaces ファイルの構造 stanza の種類実設定ファイル紹介 1/40

はじめに 今回お話する内容は筆者が普段検証環境にて 使用してる設定手法の共有です 実施前に検証機などで十分確認し 稼働中の実機に投入する際には必ず自身で確認する様にして下さい Cisco Confidential 2

実習 : 拡張 ACL の設定と確認 トポロジ 2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. This document is Cisco Public. 1 / 9 ページ

Symantec AntiVirus の設定

Juniper Networks Corporate PowerPoint Template

別紙 : 検証環境の構築手順 ( 章 ) 1. サーバ設定 1.1 IP アドレス設定 サーバは以下の 6 台を用いる pgpool-ii サーバ 2 台 DB サーバ 3 台 上位サーバ 1 台 OS は全サーバで CentOS 6.4 x86_64 とする pgpool-ii のサー

Microsoft Word - SSL-VPN_PC_PulseSecure docx

NFS On CLUSTERPRO for Linux

Exam : 日本語版 Title : Introducing Cisco Data Center Networking Vendor : Cisco Version : DEMO 1 / 4 Get Latest & Valid J Exam's Question a

Transcription:

ゼロ タッチ プロビジョニングの設定 ゼロ タッチ プロビジョニング ZTP は ルートスイッチ プロセッサ RSP およびルート プロセッサ RP のサード パーティ アプリケーション TPA として機能します ZTP は 2 つの異なる操作を実行するように設計されました 初期設定をダウンロードして適用します シェル スクリプトをダウンロードして実行します ZTP は次のように動作します 1. 起動時に実行される XR スクリプトが DHCP 要求を呼び出します 2. DHCP サーバがユーザ スクリプトまたは設定ファイルのいずれかを返します 3. ユーザ スクリプトまたは設定ファイルをダウンロードします 4. ダウンロードしたユーザ スクリプトを実行するか またはダウンロードした設定を適用し ます ZTP には DHCP サーバと HTTP サーバという 2 つの外部サービスが必要です ZTP は シス テムが実行のためにスケジューリングされる最後のプロセスに到達すると Cisco IOS XR プロ セス マネージャから起動されます 実行の開始時に ZTP は設定をスキャンしてユーザ名の 有無を調べます ユーザ名が設定されていない場合 ZTP は IPv4 と IPv6 の管理インターフェ イス上で同時に DHCP クライアントを起動し 応答を待ちます この章は次のトピックで構成されています 手動 ZTP 呼び出し 1 ページ ZTP ブートスクリプト 2 ページ ZTP ユーティリティ 3 ページ 4 ページ 手動 ZTP 呼び出し 手動ゼロ タッチ プロビジョニング ZTP は CLI コマンドを使用して手動で呼び出すことが できます この手動による方法は ルータを段階的にプロビジョニングするのに役立ちます ゼロ タッチ プロビジョニングの設定 1

ZTP ブートスクリプト 再起動なしで ZTP 設定をテストするのに最適です インターフェイス ( データポートまたは管理ポート ) 上で ZTP を呼び出す場合は 最初にインターフェイスを起動して設定する必要はありません ztp initiate コマンドを実行すると インターフェイスがダウンしていても ZTP スクリプトによって起動され dhclient が呼び出されます したがって ZTP はアップ状態かダウン状態かに関係なく すべてのインターフェイスで実行できます さらに多くのインターフェイス上で ZTP を実行させるには ztp initiate ztp breakout ztp terminate および ztp clean コマンドを使用します ztp initiate: 新しい ZTP DHCP セッションを呼び出します ログはコンソールと /disk0:/ztp/ztp.log に送られます ztp terminate: 進行中の ZTP セッションを終了します ztp clean: ディスクに保存されているすべての ZTP ファイルを削除します コマンドの詳細については の ZTP command の章を参照してください このタスクでは 手動 ZTP 呼び出しの最も一般的な使用 4x10 ブレークアウト検出と ZTP の呼び出しを示しています 手順 ステップ 1 ステップ 2 コマンドまたはアクション ztp breakout : RP/0/RP0/CPU0:router# ztp breakout ztp initiate dataport : RP/0/RP0/CPU0:router# ztp initiate dataport 目的 ブレイクアウトをサポートしている 100 GE インターフェイス上で 4x10 ブレークアウトを試行し no-shut 後に動作がダウンします 10x10 ブレークアウト設定によって10GEインターフェイスの動作が起動する場合は ブレークアウト設定が維持されます それ以外の場合は 設定が元に戻されます 起動している または起動可能なすべてのデータポートで DHCP セッションを呼び出します ZTPはバックグラウンドで実行されます 進捗状況を確認するには show logging を使用するか または /disk0:/ztp/ztp.log を確認してください ZTP ブートスクリプト ブートごとに実行するようにスクリプトをハードコードする場合は 次のように設定します conf t ztp bootscript /disk0:/myscript commit 2

ZTP ユーティリティ 上記の設定では 最初のデータプレーンインターフェイスが設定されるまで待機し その後 IP アドレスで管理インターフェイスが設定されるまでさらに 1 分待機することで アプリケーションが使用するサードパーティの名前空間への接続が確実に行われます 遅延が望ましくない場合は 以下を使用します conf t ztp bootscript preip /disk0:/myscript commit ( 注 ) 上記のコマンドが最初に設定されると 今すぐ呼び出すかどうかを尋ねるプロンプトが表示されます このプロンプトはテスト時に役立ちます 次は /disk0:/myscript のコンテンツです #!/bin/bash exec &> /dev/console # send logs to console source /pkg/bin/ztp_helper.sh # If we want to only run one time: xrcmd "show running" grep -q myhostname if [[ $? -eq 0 ]]; then echo Already configured fi # Set the hostname cat >/tmp/config <<%%!! XR config example hostname myhostname %% xrapply /tmp/config # # Force an invoke of ZTP again. If there was a username normally it would not run. This forces it. # Kill off ztp if it is running already and suppress errors to the console when ztp runs below and # cleans up xrcmd that invokes it. ztp will continue to run however. # xrcmd "ztp terminate noprompt" 2>/dev/null xrcmd "ztp initiate noprompt" 2>/dev/null ZTP ユーティリティ ZTP には ユーザスクリプト内でソースとなることができる一連のシェルユーティリティが含まれています ztp_helper.sh は ユーザスクリプトでソースにできるシェルスクリプトです ztp_helper.sh では 複数の XR 機能にアクセスするための簡単なユーティリティが提供されます 以下は 呼び出すことができる bash 関数です xrcmd: 単一の XR exec コマンドを実行するために使用されます xrcmd show running 3

xrapply: ファイルに指定された構成ブロックを適用します cat >/tmp/config <<%%!! XR config example hostname node1-mgmt-via-xrapply %% xrapply /tmp/config xrapply_with_reason:xr 構成のブロックをロギング目的の理由とともに適用するために使用されます cat >/tmp/config <<%%!! XR config example hostname node1-mgmt-via-xrapply %% xrapply_with_reason "this is a system upgrade" /tmp/config xrapply_string:xr 構成のブロックを 1 行で適用するために使用されます xrapply_string "hostname foo\ninterface GigabitEthernet0/0/0/0\nipv4 address 1.2.3.44 255.255.255.0\n" xrapply_string_with_reason: ロギング目的の理由とともに XR 構成のブロックを 1 行で適用するために使用されます xrapply_string_with_reason system renamed again" "hostname venus\n interface TenGigE0/0/0/0\n ipv4 address 172.30.0.144/24\n ZFS はフラッシュファイルシステムでの操作をディレクトリ /disk0:/ztp/ に記録します ZTP は DHCP サーバとのすべてのトランザクションおよびすべての状態遷移を記録します ZTP の先行実行も /disk0:/ztp/old_logs/ に記録されます 次のに コマンド ztp initiate interface Ten 0/0/0/0 verbose を使用してデータインターフェイスからダウンロードした単純な構成スクリプトの実行を示します このスクリプトは システムのすべてのインターフェイスを開き すべてのインターフェイスに 30 秒のロード間隔を設定します #!/bin/bash ############################################################################# # *** Be careful this is powerful and can potentially destroy your system *** # ***!!! Use at your own risk!!! *** # # Script file should be saved on the backend HTTP server ############################################################################# source ztp_helper.sh config_file="/tmp/config.txt" interfaces=$(xrcmd "show interfaces brief") function activate_all_if(){ arint=($(echo $interfaces grep -oe '(Te Fo Hu)[0-9]*/[0-9]*/[0-9]*/[0-9]*')) 4

} for int in ${arint[*]}; do echo -ne "interface $int\n no shutdown\n load-interval 30\n" >> $config_file done xrapply_with_reason "Initial ZTP configuration" $config_file ### Script entry point if [ -f $config_file ]; then /bin/rm -f $config_file else /bin/touch $config_file fi activate_all_if; exit 0 次に ZTP ロギング出力のを示します Oct 11 11:05:38 172.30.0.54 ztp-script: Hello from ncs-540-c!!! Oct 11 11:05:40 172.30.0.54 ztp-script: current=6.1.1, desired=6.1.1 Oct 11 11:05:40 172.30.0.54 ztp-script: Version match, proceeding to configuration Oct 11 11:05:41 172.30.0.54 ztp-script: Starting autoprovision process... Oct 11 11:05:42 172.30.0.54 ztp-script: ### XR K9SEC INSTALL ### Oct 11 11:05:44 172.30.0.54 ztp-script: ### Downloading complete ### Oct 11 11:05:55 172.30.0.54 ztp-script: Waiting for k9sec package to be activated Oct 11 11:06:01 172.30.0.54 ztp-script: ### XR K9SEC INSTALL COMPLETE ### Oct 11 11:06:03 172.30.0.54 ztp-script: ### Installing midnight commander ### Oct 11 11:06:04 172.30.0.54 ztp-script: ### Downloading system configuration ### Oct 11 11:06:05 172.30.0.54 ztp-script: ### Downloading system configuration complete ### Oct 11 11:06:06 172.30.0.54 ztp-script: ### Applying initial system configuration ### Oct 11 11:06:11 172.30.0.54 ztp-script:!!! Checking for errors!!! Oct 11 11:06:14 172.30.0.54 ztp-script: ### Applying system configuration complete ### Oct 11 11:06:15 172.30.0.54 ztp-script: Autoprovision complete... 5

6