はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバーを使ってデータを移行しよう ~ はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~
目次 目次...2 はじめに...3 この資料の表記方法...3 実行環境...4 ステップ 1:Mobile サーバーおよび MGP の起動...5 Mobile サーバーの起動...5 MGP(Message Generator and Processor) の起動...5 ユーザーの作成...10 ステップ 2: データベース ファイルをパッケージする...15 ステップ 3. パッケージしたテーブルをパブリッシュする...26 ステップ 4. 同期を取る...34 Windows 2000 クライアント...34 Pocket PC クライアント...38 最後に...45 はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 2
はじめに この資料は はじめて Oracle9i Lite R5.0.2.9 の Mobile サーバーを使用される方向けのチュートリアルです クライアントに持ち出したい Oracle データベース サーバーのテーブルを切り出し パッケージ化して Mobile サーバーにアップロードします そして ノートパソコンや PDA 等のクライアントから Mobile サーバーに接続してパッケージをダウンロードし テーブルを参照できるようにするまでの手順を以下の 4 ステップで説明します 1. Mobile サーバーおよび MGP を起動させる 2. ターゲットとなるデータベースのテーブルをパッケージする 3. パッケージしたテーブルを Mobile サーバーにパブリッシュする 4. Mobile サーバーと同期を取る 注意 :Mobile サーバーのインストールについては Oracle9i Lite 製品マニュアル Oracle9i Lite for Windows インストレーションおよび構成ガイド および Oracle9i Lite for Windows リリース ノートリリース 5.0.2.9 を参照してください この資料の表記方法 この資料で使用している表記方法は次の通りです 表記方法 説明 例 太字 ファイル名や URL test1.jar クーリエ フォント コマンドやソース コード webtogo イタリック 使用する環境に合わせて変更する部分 User1 <LITE_HOME> Oracle9i Lite をインストールしたフォルダ はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~
実行環境 このチュートリアルを実行するには以下のソフトウェアが必要です Oracle データベース サーバー (Enterprise Edition または Standard Edition) 対応バージョン Oracle8i R8.1.7 Oracle9i Database Release 1(9.0.1) Oracle9i Database Release 2(9.2.0) Oracle9i Lite R5.0.2(Mobile サーバー及び MDK(Mobile Development Kit)) Oracle9i Lite R5.0.2.9 パッチ JDK 1.3.1_02 以降 (JDK 1.4 以降は対応しません ) Oracle データベース サーバーと Oracle9i Lite (Mobile サーバー MDK) は同一マシン上である必要はありません 今回のチュートリアルは以下の環境で実行しています Oracle データベース サーバー プラットフォーム :Windows 2000 データベース :Oracle9i Database Release 2 Enterprise Edition Mobile サーバー プラットフォーム :Windows 2000 ソフトウェア :Oracle9i Lite R5.0.2.9(Mobile サーバー ) ソフトウェア :Oracle9i Lite R5.0.2.9(Mobile Development Kit) JDK 1.3.1_06 クライアントノートパソコン プラットフォーム :Windows 2000 ソフトウェア :Oracle9i Lite R5.0.2.9(Win32 用 Mobile クライアント ) JDK 1.3.1_09 PDA プラットフォーム :Windows CE 3.0(Pocket PC 2002) ソフトウェア :Oracle9i Lite R5.0.2.9(Mobile Development Kit for Windows CE) 注意 :Win32 用 Mobile クライアントを使用するクライアント側には Microsoft 社の ODBC Driver が必要です (ODBC Driver は Microsoft Office などによってインストールされます ) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~
ステップ 1:Mobile サーバーおよび MGP の起動 まず始めに Mobile サーバーと MGP(Message Generator and Processor) の起動を行います Mobile サーバーの起動 1. Mobile サーバーを起動する前に 接続先の Oracle データベース サーバーが起動していることを確認してください 2. Mobile サーバーがインストールされているマシンのコマンドプロンプトから以下のコマンド実行し Mobile サーバーを起動させます webtogo -d0 MOBILEADMIN/MANAGER@WEBTOGO.WORLD メモ :webtogo は Mobile サーバーの実行ファイル名 -d0 はデバックインフォ付き MOBILEADMIN/MANAGER は Mobile サーバー リポジトリのユーザー名 / パスワード @WEBTOGO.WORLD はサービス名です MGP(Message Generator and Processor) の起動 1. ブラウザを起動して Mobile サーバーの URL にアクセスします ( ここでは http://lite03.jp.oracle.com/ と入力します ) http://<mobile サーバーをインストールしたホスト名 >: ポート番号 メモ : ポート番号が 80 のときは省略可能です 2. ログオン画面が表示されるので Administrator/admin でログオンします ( 図 1-1) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~
図 1-1 3. ログオン後 表示された画面の コントロール センター をクリックします ( 図 1-2) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 6
図 1-2 4. コントロール センターの画面が表示されたら 画面上部のタブにある サーバー をクリックします ( 図 1-3) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 7
図 1-3 5. 左側のメニューにある MGP コントロール をクリックします ( 図 1-4) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 8
図 1-4 6. MGP コントロールの 現在のモード が 停止 になっている場合は 開始 ボタンを押して MGP を稼働させます ( 図 1-5) 開始 ボタンを押すとコマンドプロンプトが開いてバッチ処理が開始されますので 最小化させておいてください はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 9
図 1-5 ユーザーの作成 この後 ステップ 2 で作成するアプリケーションにアクセス権を与えるユーザーを先に作成しておきます 1. タブの ユーザー をクリックして 次に表示される画面の左側のメニューから ユーザーの作成 をクリックしてください ( 図 1-6) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 10
図 1-6 2. ユーザーのプロパティ 設定画面が表示されます ここでは新規ユーザー user1 を作成しますが 任意のユーザー名で構いません 以下のように入力したら 保存 をクリックします ( 図 1-7) フルネーム :user1 ユーザー名 :user1 パスワード :user1 パスワードの確認入力 :user1 システム権限 : なし はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 11
図 1-7 3. ユーザーの作成に成功すると下図のようなダイアログが表示されるので OK ボタンを押してダイアログを閉じてください ( 図 1-8) 図 1-8 4. user1 が作成されていることを確認します 左側のメニュー 検索 の下にある 実行 をクリックしてください ( 図 1-9) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 12
図 1-9 5. 既存ユーザーの一覧が表示されるので user1 が存在しているかを確認します ( 図 1-10) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 13
図 1-10 はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 14
ステップ 2: データベース ファイルをパッケージする ステップ 2 では データベース ファイルをパッケージする方法をご説明します データベースのデモ ユーザー SCOTT の EMP 表をライアント側に同期できるようにパッケージします 注意 : ここではデフォルトで作成されるデータベース ユーザー SCOTT の EMP 表を使用しています その他のテーブルをパッケージする場合 以下の前提条件が必要ですのでご注意ください ユーザーの権限に CONNECT RESOURCE ロールが与えられている事 表に Primary Key が設定されている事 1. Oracle9i Lite Mobile Development Kit がインストールされているマシンのコマンドプロンプトを立ち上げ 次のコマンドを入力して パッケージ ウィザード を起動します wtgpack 2. アプリケーションの選択 ダイアログで 新規アプリケーションの作成 を選択し OK ボタンを押します ( 図 2-1) 図 2-1 3. 次に表示される プラットフォーム パネル で使用するプラットフォー はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~
ムの情報を上段のリストボックスから選択します 今回は Win32 ネイティブと PocketPC(ARM) 日本語を選択します Pocket PC については 実際に使用する Pocket PC(CPU) 日本語 を使用可能プラットフォームから選択してください 選択したら 次へ ボタンをクリックします ( 図 2-2) 図 2-2 4. 次に表示される アプリケーション パネル で今回作成するアプリケー ションの情報を入力します ( ここでは test1 と入力 )( 図 2-3) アプリケーション名 : test1 仮想パス : test1 説明 : test1 はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 16
図 2-3 5. 次へ ボタンを押すと ファイル パネル が表示されます ファイル名 に何も入力されていない状態にして 次へ ボタンを押します ( 図 2-4) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 17
図 2-4 6. データベース パネル では 次の項目を入力します 今回は Oracle データベース サーバーのデモ ユーザーである SCOTT の EMP 表を使用しますので サーバー側のデータベース ユーザー名は SCOTT と入力してください ここではクライアント側のデータベース名を myemp としていますが ほかの名前でも構いません 入力が終わったら 次へ ボタンを押して次に進みます ( 図 2-5) サーバー側データベースのユーザー名 :SCOTT クライアント側データベース名 :myemp メモ : クライアント側のデータベース名は 同期を取ったとき クライアントに作成されるデータベース ファイルの名前になります はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 18
図 2-5 7. 次の スナップショット パネル では クライアントのプラットフォーム ( 同期先の Mobile クライアントのプラットフォーム ) を選択してください ( 今回は様々なクライアントを使用するため ここでは 全プラットフォーム を選択 )( 図 2-6) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 19
図 2-6 8. プラットフォームを選択したら インポート ボタンを押します すると データベースへの接続 ダイアログが表示されるので 各項目に以下のように入力し OK ボタンを押してデータベースに接続します ( 図 2-7) ユーザー名 : SCOTT (DB サーバーのユーザー名 ) パスワード : tiger (DB サーバーのパスワード ) データベースの URL :jdbc:oracle:oci8:@webtogo.world 図 2-7 9. 接続すると 表 をリストしたダイアログが表示されます スキーマが はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 20
SCOTT であることを確認して リストの中から EMP 表を選択します 追加 ボタンを押してから 閉じる ボタンでダイアログを閉じます ( 図 2-8) 図 2-8 10. スナップショット パネル に戻ると 名前 のところに EMP が表示されています この行をクリックして選択し 今度は 編集 ボタンを押します ( 図 2-9) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 21
図 2-9 11. スナップショットの編集 画面でサーバー タブにある 比率 の値に 1 と入力してください 入力したら OK ボタンを押します ( 図 2-10) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 22
図 2-10 メモ : 比率 の値は同期する表の数に合わせます 12. スナップショット パネル に戻り 次へ ボタンを押して次に進みます 13. 次の DDL パネル ではそのまま 終了 ボタンを押します これでウィザードが終了します ( 図 2-11) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 23
図 2-11 14. 終了 ボタンを押すと 下図のダイアログが表示されます ファイルの作成 を選択し アプリケーションを JAR ファイルに含めます にチェックをして OK ボタンを押してください ( 図 2-12) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 24
図 2-12 15. 次に表示される アプリケーションの保存 で test1.jar を保存する場所を指定し OK ボタンを押します ( 図 2-13) 例 d: temp f1 test1.jar 図 2-13 16. 一瞬 JAR ファイル作成ダイアログが表示されて JAR ファイルが作成されます その後 終了 ボタンを押してダイアログを終了させます 17. 指定した場所に JAR ファイルが作成されていることを確認してください 例 d: temp f1 test1.jar はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 25
ステップ 3. パッケージしたテーブルをパブリッシュする ステップ 3 では ステップ 2 でパッケージしたテーブル (test1.jar) を Mobile サーバーにパブリッシュする方法を説明します 1. Web ブラウザを起動して Mobile サーバーの URL にアクセスしてください ( ここでは http://lite03.jp.oracle.com/ と入力 ) http://<mobile サーバーをインストールしたホスト名 >: ポート番号 2. ログオン画面が表示されるので Administrator/admin で Mobile サーバーにログオンします ( 図 3-1) 図 3-1 3. ログオン後 表示される画面の コントロール センター をクリックします ( 図 3-2) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 26
図 3-2 4. コントロール センター画面上部のタブから アプリケーション をクリックし 次に表示される画面の左側のメニューにある アプリケーションのパブリッシュ をクリックしてください ( 図 3-3) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 27
図 3-3 5. 新規アプリケーション 画面が表示されます JAR ファイル にステップ 2 で作成したアプリケーションの JAR ファイル test1.jar を 参照 ボタンで指定してください 指定したら アップロード をクリックします ( 図 3-4) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 28
図 3-4 6. パブリッシュに成功すると下図のメッセージが表示されます メッセージを確認したら 右下の プロパティ をクリックして アプリケーションのプロパティ画面 に移動します ( 図 3-5) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 29
図 3-5 7. アプリケーション test1 のプロパティが表示されます データベースへの接続 の下にある データベース パスワード にデータベース ユーザー SCOTT のパスワード tiger を入力して 保存 をクリックしてください ( 図 3-6) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 30
図 3-6 8. アプリケーション test1 にステップ 1 で作成しておいたユーザー user1 がアクセスできるようにアクセス権を設定します 左側のメニューから アクセス をクリックしてください ( 図 3-7) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 31
図 3-7 9. 既存のグループとユーザーの一覧が表示されます user1 にアクセス許可を与えるには user1 の右隣にある アクセス チェックボックスにチェックを入れて 保存 をクリックします ( 図 3-8) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 32
図 3-8 10. アクセス許可の変更に成功すると 次のようなダイアログが表示されるので OK ボタンを押します ( 図 3-9) 図 3-9 はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 33
ステップ 4. 同期を取る ステップ 4 では Mobile サーバーとクライアント間でパッケージしたデータベースの同期を取る方法をご説明します ステップ 3 で Mobile サーバーにパブリッシュした myemp をクライアントに取り込み EMP 表を参照できるようにします 今回は Windows 2000 Pocket PC の 2 つのクライアントを用意し Mobile クライアントのインストールから myemp をクライアントに取り込むまでの手順について それぞれ説明します Windows 2000 クライアント 1. Windows 2000 クライアントマシンに Win32 用 Mobile クライアントをインストールします ブラウザを立ち上げて Mobile サーバーのアドレスの後ろに /setup と入力してアクセスしてください ( ここでは http://lite03.jp.oracle.com/setup と入力 ) http://<mobile サーバーのホスト名 >: ポート番号 /setup 2. セットアップ画面が表示されます ここでは Windows 2000 クライアントにインストールするので Win32 用 Mobile クライアント をクリックします ( 図 4-1) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 34
図 4-1 3. setup.exe の保存先を聞かれますので 適当な場所にダウンロードしてください 4. ダウンロードが終わったら setup.exe を実行します ( プロキシ サーバーを使用している環境のときは プロキシ サーバー名とポート番号の入力を求められます ) ディレクトリの選択 画面で Win32 用 Mobile クライアントをインストールするディレクトリを指定して OK ボタンを押します ( 図 4-2) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 35
図 4-2 5. インストール後 次の場所にある msync.exe を実行してください <LITE_HOME> Moible Bin msync.exe 6. msync ダイアログが表示されます ステップ 2 で作成した test1.jar にアクセス許可を与えたユーザー user1 で同期を取ります ユーザー名 パスワード サーバー (Mobile サーバーがインストールされているホスト名 ) を入力して 同期 ボタンを押します ( 図 4-3) ユーザー名 :user1 パスワード :user1 サーバー :Lite03.jp.oracle.com 図 4-3 7. 同期が成功すると 同期結果 ダイアログに以下のようなメッセージが表示されます OK ボタンを押して msync を終了してください これで Mobile サーバーからクライアント側に myemp が同期されました ( 図 4-4) 図 4-4 はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 36
8. 次は system/manager で myemp に接続します コマンドプロンプトを立ち上げてカレント ディレクトリを <LITE_HOME> Moible Bin に移動し 以下のコマンドを実行してください msql system/manager@jdbc:polite:user1_myemp 9. 次に以下の SELECT 文を実行して myemp 内に EMP 表が存在することを確認します ( 図 4-5) select table_name from all_tables; 10. また以下の SELECT 文を実行して EMP 表の内容を確認できます ( 図 4-5) select * from EMP; 図 4-5 はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 37
Pocket PC クライアント次は Pocket PC のクライアントから Mobile サーバーと同期を取る方法をご説明します Mobile クライアントのインストールは ActiveSync から行う方法をご紹介します Pocket PC 上の Internet Explorer を使用して直接 Mobile サーバーから Mobile クライアントをダウンロードする方法については Oracle9i Lite 製品マニュアル Oracle9i Lite for Windows CE/Pocket PC 開発者ガイド を参照してください 1. Mobile Development Kit(MDK) がインストールされているマシンと Pocket PC を ActiveSync で接続しておきます AcitveSync を起動し ツール メニューから アプリケーションの追加と削除 を選択します ( 図 4-6) 図 4-6 2. インストール済 / 可能なアプリケーションの一覧が表示されますので インストールするプラットフォームの Mobile クライアントのチェックボックスをオンにして OK をクリックします この例では Oracle Mobile Client Pocket PC(ARM) を選択しています ( 図 4-7) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 38
図 4-7 3. アプリケーションのダウンロードが完了すると下図のような画面が表示されます ( 図 4-8) 図 4-8 4. Pocket PC でダウンロードした Mobile クライアントのファイルが展開されます ( 図 4-9) 展開が完了すると Mobile クライアントのインストールは完了です Pocket PC 用 Mobile クライアントは必ず Orace フォルダにインストー ルされます はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 39
図 4-9 5. 次は Pocket PC から Mobile サーバーへアクセスして同期を取ります Pocket PC の以下の場所にある msync.exe をクリックして実行してください ( 図 4-10) Orace msync.exe 図 4-10 はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 40
6. msync 画面が表示されます ステップ 2 で作成したアプリケーション test1 にアクセス許可を与えたユーザー user1 で同期を取ります ユーザー名 パスワード サーバー (Mobile サーバーがインストールされているホスト名 ) を入力して 同期 ボタンを押します ( 図 4-11) ユーザー名 :user1 パスワード :user1 サーバー :Lite03.jp.oracle.com 図 4-11 7. 同期の進捗を示すダイアログが表示されます ( 図 4-12) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 41
図 4-12 8. 同期が成功すると下図のようなダイアログが表示されます OK ボタンを押してダイアログを閉じてください ( 図 4-13) 図 4-13 9. 次は MSQL で myemp にアクセスします 次の場所にある msql.exe を実行 はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 42
してください ( 図 4-14) Orace msql.exe 図 4-14 10. ログイン画面が表示されるので system/manager でログインします DSN 名は myemp( クライアントデータベース名 ) を入力してください ( 図 4-15) はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 43
図 4-15 11. MSQL の画面が表示されます 表 リストに EMP 表があることを確認して スタイラスペン等で EMP 表をクリックしてください Windows 2000 クライアントで SELECT 文を実行したときと同様に EMP 表を参照することができます ( 図 4-16) 図 4-16 はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~ 44
最後に このチュートリアルでは Oracle9i Lite R5.0.2.9 をはじめて使用される方向けに Oracle データベース サーバーから表をパッケージし Mobile サーバーを経由して最終的にクライアントマシン上で表を参照できるようにするまでを説明しました Mobile サーバーの詳細については Oracle9i Lite 製品マニュアル Oracle9i Lite 管理者およびデプロイ ガイド を参照して下さい はじめての Oracle9i Lite ~Mobile サーバー編 ~
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