マネージドクラウド with bit-drive 仮想マシンサービス 管理者マニュアル [ 管理者さま向け ] 2018 年 10 月 15 日 Version 3.0 bit- drive 2018/10/15 Version 3.0 マネージドクラウド with bit-drive 仮想マシン

Similar documents
RW-4040 導入説明書 Windows 7 用 2017 年 7 月 シャープ株式会社

RW-5100 導入説明書 Windows7 用 2017 年 7 月 シャープ株式会社

SAMBA Stunnel(Mac) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxxxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Mac OS 版ダウンロー

SAMBA Stunnel(Windows) 編 1. インストール 1 セキュア SAMBA の URL にアクセスし ログインを行います xxx 部分は会社様によって異なります xxxxx 2 Windows 版ダウンロード ボ

はじめに 京セラ製スマートフォンを指定の microusb ケーブル ( 別売 ) またはこれと共通仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をインストールしてい

CentreCOM VT-Kit2 plus リリースノート

PC にソフトをインストールすることによって OpenVPN でセキュア SAMBA へ接続することができます 注意 OpenVPN 接続は仮想 IP を使用します ローカル環境にて IP 設定が被らない事をご確認下さい 万が一仮想 IP とローカル環境 IP が被るとローカル環境内接続が行えなくな

クラウドバックアップサービスアンインストールガイド 第 1.3 版 平成 29 年 1 月 24 日 株式会社大塚商会

親指シフトキーボード(FMV-KB611)、JISキーボード(FMV-KB621)、FMV-LIFEBOOK(親指シフトキーボードモデル)をお使いになる方へ

インストール要領書

Microsoft SQL Server 2016 インストール手順書 (Standard) この文書は SQL Server 2016 のインストール手順について簡潔にまとめたもので Microsoft SQL Server 2016 Books Online に記述されている一部を抜粋した内容で

はじめに URBANO PROGRESSO を microusb ケーブル 01 ( 別売 ) またはこれと共通の仕様の microusb ケーブル ( 別売 )( 以下 USB ケーブル ) と接続して USB テザリング機能をご使用いただくためには あらかじめパソコンに USB ドライバ をイン

SAMBA Remote(Mac) 編 PC にソフトをインストールすることによって OpenVPN でセキュア SAMBA へ接続することができます 注意 OpenVPN 接続は仮想 IP を使用します ローカル環境にて IP 設定が被らない事をご確認下さい 万が一仮想 IP とローカル環境 IP

PowerPoint プレゼンテーション

3 メニュー選択後 Web ブラウザ画面にセキュリティ証明の証明書エラー画面が表示された場合は このサイトの閲覧を続行する ( 推奨されません ) をクリックします このサイトの閲覧を続行する ( 推奨されません ) をクリック セキュリティ証明の証明書エラー画面 4 Web ブラウザ画面に URL

LTE モバイルルータ ソフトウェア更新手順 第 2 版 2017 年 9 月 富士通株式会社

Shareresearchオンラインマニュアル

1. 信頼済みサイトの設定 (1/3) この設定をしないとレイアウト ( 公報 ) ダウンロードなどの一部の機能が使えませんので 必ず設定してください 1 Internet Explorer を起動し [ ツール ]-[ インターネットオプション (O)] を選択します 2 [ セキュリティ ] の

LinuxCD操作ガイド コピー

Microsoft Word - インストールマニュアルSBS XP SP1第1版 doc

リモートアクセス Smart Device VPN ユーザマニュアル [ マネージドイントラネット Smart Device VPN 利用者さま向け ] 2015 年 10 月 20 日 Version 1.6 bit- drive Version 1.6 リモートアクセス S

クイックセットアップ for モバイル(iOS/Android)

東芝製外付けハードディスク CANVIO シリーズ用 フォーマットツールソフトウェア 取扱説明書 03 版 SC1023-A2

スライド 1

LTE WiFi USBドングル ソフトウェアの更新手順

LCV-Net セットアップガイド Windows 8

PowerPoint プレゼンテーション

2006

Confidential

親指シフトキーボード(FMV-KB611)、JISキーボード(FMV-KB621)、FMV-LIFEBOOK(親指シフトキーボードモデル)をお使いになる方へ

OpenLAN2利用ガイド

LCV-Net セットアップガイド Windows10

オンラインドクター

目次 第 1 章 ユーザーアカウント ( メールアドレス ) の取得 サービス内容の確認 インターネット環境設定通知書の確認 アカウントについて 4 ユーザーアカウントを登録する ユーザーアカウントを登録する サービス

ご利用の前に 目次 推奨環境とソフトウェアのバージョン 推奨環境について Windows8 Windows8.1 について Internet Explorer のバージョン確認 SAMWEB の初期設定 セ

Microsoft Word - e-Parcel_VCN-CommCenter7.0_Installation_manual doc

Stratus everrun Enterprise Arcserve Unified Data Protection バックアップ / リストア手順書

Pirates Buster Series Secure Viewer セットアップマニュアル (Web インストーラ)

捺印ツールを使う 捺印ツールをインストールする 1. [ パソコン決裁 6 試用版捺印ツール ] の [ ダウンロード ] ボタンをクリックします 2. [ 実行 ] ボタンをクリックし [SetupDstmp32.exe] ファイルを実行します ご利用のブラウザまたはバージョンにより画面が異なりま

ご注意 1) 本書の内容 およびプログラムの一部 または全部を当社に無断で転載 複製することは禁止されております 2) 本書 およびプログラムに関して将来予告なしに変更することがあります 3) プログラムの機能向上のため 本書の内容と実際の画面 操作が異なってしまう可能性があります この場合には 実

OS の bit 数の確認方法 - Windows0 及び Windows8. Windows のコントロールパネルを開きます Windows0 の場合 スタート から Windows システムツール の コントロールパネル をクリックします Windows8. の場合 スタート から PC 設定

はじめに このマニュアルは BACREX-R を実際に使用する前に知っておいて頂きたい内容として 使用する前の設定や 動作に関する注意事項を記述したものです 最初に必ずお読み頂き 各設定を行ってください 実際に表示される画面と マニュアルの画面とが異なる場合があります BACREX-R は お客様の

目次 本書の取り扱いについて... 3 事前準備... 4 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のディスク領域を使う場合の起動方法 )... 5 MultiPoint Server 2011 OEM 版のインストール (OS リカバリー用のメデ

Alfa-Products_installguide

パソコン決裁7 Business 試用版

アルファメールプレミア 移行設定の手引き

もくじ 2 はじめに... 3 概要... 4 動作環境... 4 利用制限モードについて... 4 本マニュアルの見かた... 4 HOME アプリマネージャの基本操作... 5 HOME アプリマネージャをインストールする... 6 HOME アプリマネージャを起動する... 8 HOME アプ

インターネット EDI システムを使用する前の準備 目次 動作環境について... 2 Internet Explorer7.0 / 8.0 をご利用の場合の設定方法... 3 [1] インターネット EDI システムを利用するための標準的な設定... 3 [2] ブラウザ型で帳票を利用する場合に必要

BACREX-R クライアント利用者用ドキュメント

VG シリーズ用ローカルファームアップ / 自動ファームウェア更新設定手順書 VG400aⅡ ローカルファームアップ / 自動ファームウェア更新設定手順書

目次 1 VirtualBoot for Hyper-V とは バックアップを実行するマシンの設定 確認すべきこと SPX によるバックアップ VirtualBoot for Hyper-V を実行するマシンの設定 確

Microsoft PowerPoint ï½žéł»å�’å–¥æœ�ㇷㇹㅃㅀ㇤ㅳㇹㅋㅼㅫ曉逃.ppt [äº™æ‘łã…¢ã…¼ã…›]

Microsoft Word - ESX_Restore_R15.docx

マカフィー R セキュリティサービス (Mac 版 ) インストール 基本操作 アンインストールマニュアル McAfee と McAfee のロゴは 米国およびその他の国における McAfee LLC の商標です 中部ケーブルネットワーク株式会社 第 1.5 版 2018/11/5

改版履歴 版数 日付 内容 担当 V /3/9 初版発行 STS V /5/4 エラー画面の削除 STS V //3 サポート環境の追加 サポート環境の説明文章の STS 修正 画面修正 V /2/25 サポート環境変更 STS V

目次 1 はじめに NTT コミュニケーションズビジネスポータルとは ご利用の流れ 事前準備をする 初めてログインする Arcstar IP Voice の設定変更 契約変更をする ログアウトする..

目次 1. はじめに 3 2. システム要件 4 3. HDD Password Tool のインストール 5 Windows の場合 5 macos/os X/Mac OS X の場合 8 4. HDD Password Tool の使い方 HDD Password Tool を起動

(8) [ 全般 ] タブをクリックします (9) [ インターネット一時ファイル ] の [ 設定 ] ボタンをクリックします (10) [ 保存しているページの新しいバージョンの確認 ] から [ ページを表示するごとに確認する ] をクリックします (11) [OK] ボタンをクリックしていき

ご利用の前に 目次 - 0. 推奨環境とソフトウェアのバージョン 推奨環境について Windows8 Windows8. について Internet Explorer のバージョン確認 SAMWEB の初期設定 セキュリティ設定..

. はじめに はじめに みなと外国為替 WEBをご利用いただくにあたり ブラウザ ( インターネットに接続するソフト ) の設定作業は原則不要ですが お客さまのご利用環境によっては ブラウザの設定が必要となる場合があります お客さまの状況にあわせて手順をご確認ください ブラウザの設定を行う前にお客さ

f-secure 2006 インストールガイド

2 1 事前準備する バージョンアップ操作を行う前に 次の準備を行います (1-1) ひかり電話対応 VoIP アダプタ (AD-200NE) にログインするための パスワード を用意します ひかり電話対応 VoIP アダプタ (AD-200NE) に初めてログインする場合 パスワード設定を行う必要

目次 1. はじめに 証明書ダウンロード方法 ブラウザの設定 アドオンの設定 証明書のダウンロード サインアップ サービスへのログイン

改版履歴 Ver. 日付履歴初版 2014/7/10 - 目次 1. はじめに クラスター構築の流れ Windows Server Failover Cluster をインストールするための準備 OS のセットアップ時の注意... -

BROAD-GATE 01

USB フラッシュメモリUX-A064GT 用,UX-A032GT 用 セキュリティソフトインストールマニュアル USB フラッシュメモリ TransMemor y-ex TM UX-A064GT UX-A032GT セキュリティソフト インストールマニュアル セミコンダクター & ストレージ社 1

ESET Internet Security V10 モニター版プログラム インストール / アンインストール手順

目次 移行前の作業 3 ステップ1: 移行元サービス メールソフトの設定変更 3 ステップ2: アルファメール2 メールソフトの設定追加 6 ステップ3: アルファメール2 サーバへの接続テスト 11 ステップ4: 管理者へ完了報告 11 移行完了後の作業 14 作業の流れ 14 ステップ1: メー

更新用証明書インポートツール 操作マニュアル 2011 年 10 月 31 日 セコムトラストシステムズ株式会社 Copyright 2011 SECOM Trust Systems CO.,LTD. All rights reserved. P-1

Microsoft PowerPoint - セキュリティ強化後のWEBアクセスFAQ.ppt

DrugstarPrime アップデート手順書 DrugstarPrime アップデート手順書 DrugstarPrime のアップデート手順をご案内いたします 本書は DrugstarPrime2 DrugstarPrime に共通の手順書です 手順内の画面は Prime2 を使用しています [

目次 第 1 章はじめに 電子入札システムを使用するまでの流れ 1 第 2 章 Java ポリシーを設定する前に 前提条件の確認 2 第 3 章 Java のバージョンについて Java バージョン確認方法 Java のアンインストール ( ケース2の

クイックセットアップ for モバイル(Windows)

Ver.30 改版履歴 版数 日付 内容 担当 V //3 初版発行 STS V..0 05//6 パスワード再発行後のパスワード変更機能追加 STS V..0 05//5 サポート環境変更 STS V //9 サポート環境の追加 STS ii

改版履歴 版数 日付 内容 担当 V /03/27 初版発行 STS V /01/27 動作条件のオペレーティングシステムに Windows 7 STS を追加 また 動作条件のブラウザに Internet Explorer 8 を追加 V /0

楽2ライブラリ クライアントサーバ V5.0 体験版 クライアントOS利用時におけるIIS設定手順書

アルファメール 移行設定の手引き Outlook2016

【ドコモあんしんスキャン】サービスマニュアル

PowerPoint プレゼンテーション

クライアント証明書インストールマニュアル

事前準備マニュアル

クイックセットアップ for モバイル(iOS/Android)

ATOK Syncの設定方法と使い方(Windows用)

クラウドファイルサーバーデスクトップ版 インストールマニュアル 利用者機能 第 1.2 版 2019/04/01 富士通株式会社

プラン作成ガイド ~ 仮想環境をエージェントレスで バックアップするプランの作成 ~ 年 8 月

システム利用前の準備作業2.1 準備作業の流れ 準備作業の流れは 以下のとおりです 2必要なものを用意する 2.2 パソコンインターネット接続回線 E メールアドレス 2.2-(1) 2.2-(2) 2.2-(3) 当金庫からの送付物 2.2-(4) パソコンの設定をする 2.3 Cookie の設

目次 1. PDF 変換サービスの設定について )Internet Explorer をご利用の場合 )Microsoft Edge をご利用の場合 )Google Chrome をご利用の場合 )Mozilla Firefox をご利

Ver1.40 証明書発行マニュアル (Export 可能 ) Windows 10 InternetExplorer 2018 年 3 月 14 日 セコムトラストシステムズ株式会社 Copyright SECOM Trust Systems CO.,LTD. All Rights Reserve

プリンタドライバインストールガイド <OPS645>-Windows Vista(32bit 版 )/ Windows 7(32bit 版 )/ Windows 8(32bit 版 )/ Windows 8.1(32bit 版 )- プリンタドライバインストールガイド <OPS645> Window

目次 1 輸出証明書発給システムについて システムの概要 システム利用に必要な設定 システム利用にあたっての注意 システムの推奨利用環境 申請から証明書発給までの流れ 輸出証明書申請フロー.

ユーザーズサイトのオフライン ウイルス定義データベースを利用したオフライン更新手順書(バージョン 5 以前向け)

LCV-Net セットアップガイド macOS

改版履歴 版数 日付 内容 担当 V /2/25 初版発行 STS V //9 サポート環境の追加 STS 2

改版履歴 版数 日付 内容 担当 V /0/27 初版発行 STS V..0 20/03/04 トラブルシューティング改訂 STS P-2

目次 メールの基本設定内容 2 メールの設定方法 Windows Vista / Windows 7 (Windows Live Mail) Windows 8 / Windows 10 (Mozilla Thunderbird) 3 5 Windows (Outlook 2016) メ

Android用 印刷プラグイン Canon Print Service マニュアル

操作パネルのないプリンターでは IP アドレスの設定をプリンターだけでは行えません PC とプリンターをクロスケーブルで繋ぐ または PC とプリンターの間にハブをひとつ置いてネットワークケーブルで繋いで IP アドレスの設定変更を行うことができます 1. 接続します (1) 下記のいずれかの方法で

Express5800/51Le電源交換

Windows2000/XPインストール手順

コープこうべ様向け iteran/ae セットアップガイド 第 2.2 版 2016 年 12 月 26 日 富士通エフ アイ ピー株式会社

Transcription:

マネージドクラウド with bit-drive 仮想マシンサービス 管理者マニュアル [ 管理者さま向け ] 2018 年 10 月 15 日 Version 3.0 bit- drive 1/36

著作権情報 本ドキュメントは 著作権法で保護された著作物で その全部または一部を許可なく複製したり複製物を配布 したり あるいは他のコンピュータ用に変換したり 他の言語に翻訳すると 著作権の侵害となります ご注意 予告なく本書の一部または全体を修正 変更することがあります また 本製品の内容またはその仕様により 発生した損害については いかなる責任も負いかねます 商標表示 記載されている会社名および製品名は 各社の商標または登録商標です 2/36

目次 1.. はじめに... 4 2.. 注意事項... 5 3.. マネージドクラウドポータル... 6 3-1 マネージドクラウドポータルへログイン... 6 4.. Web 管理コンソールの利用手順... 8 4-1 リモートコンソール接続... 9 4-2 電源管理... 10 4-3 スナップショット管理... 14 5.. 仮想マシンのディスク拡張... 19 5-1 標準ディスクの拡張... 19 5-2 追加ディスクの割り当て... 26 6.. セキュリティソフトのセンターへの接続方法の変更... 32 3/36

1 はじめに このたびは サービスをご契約いただき ありがとうございます 本マニュアルでは サービスで提供される Windows Server の管理者向けの利用 設定手順について記載しています サービスを利用開始するにあたり 本マニュアルをご一読ください 4/36

2 注意事項 サービスをご利用になるにあたり 以下の注意事項があります 本マニュアルに記載されている内容以外の機能および作業に関してはサポート対象外です 弊社にてお客さま環境のバックアップは取得していません 万が一 OS が起動しなくなるなどの状況が発生した場合 バックアップを取得していないと初期状態での再提供になりますので 必ずお客さまにてバックアップを取得してください 標準ディスクを拡張した場合 拡張ボリュームのみを解約することはできません 標準ディスクの拡張は十分にご検討のうえ ご契約ください 5/36

3 マネージドクラウドポータル サービスのご契約の仮想マシンに対し Web サービスを通じて主に以下の機能が利用できます 仮想マシンごとの契約リソース表示 仮想マシンのリソース変更オーダー Web 管理コンソール機能 リモートコンソールによる仮想マシンの操作 リモートからの仮想マシンの電源 OFF/ON 仮想マシンのスナップショット管理これらの機能を利用するためには弊社より提供している Web サービス マネージドクラウドポータル にログインする必要があります 本章ではマネージドクラウドポータルへのログイン手順および Web 管理コンソールを利用するためのパスワード設定手順について記載しています 3-1 マネージドクラウドポータルへログイン 1. マネージドクラウドポータルにログインします URL:https://cloud-portal.jp/ 6/36

2. ご契約時にお送りしている登録内容通知に記載されているマネージドクラウドポータルのログイ ン ID および初期パスワードを入力し ログイン をクリックします ダッシュボードが表示されます 3. 現在契約されているサービスが表示されます bit-drive bit-drive@example.com 以上でマネージドクラウドポータルへのログイン手順は完了です 7/36

4 Web 管理コンソールの利用手順 マネージドクラウドポータルの Web 管理コンソール機能により ご契約の仮想マシンをマネージドクラウドポータル上で操作することができます それぞれの仮想マシンに対してリモートコンソール接続 電源オフ / オン スナップショット取得などが行えます 本章では Web 管理コンソール機能の利用手順を以下の項目ごとに説明します リモートコンソール接続 (4-1 章 ) 電源オフ / オン (4-2 章 ) スナップショット管理 (4-3 章 ) メモ 各操作はすべてマネージドクラウドポータルにログインして行う操作です ご利用の際は 下記手順でマネージドクラウドポータルにログインしてから行ってください 1. マネージドクラウドポータルにログインします ( 詳細手順はこちら ) 2. サービス > Management Link をクリックします bit-drive bit-drive@example.com ご契約中の仮想マシン一覧が表示されます 8/36

4-1 リモートコンソール接続 仮想マシンを Web ブラウザから操作するためのリモートコンソールの接続手順について記述し ます 1. 仮想マシン一覧から接続したい仮想マシンの 仮想マシンにログオン をクリックします 管理コンソール 画面が表示されます 2. 接続 をクリックします DG00000-VMW01-WIN2012R2STD64 確認画面が表示されるので 接続 をクリックします Windows Server の画面が表示されれば接続は完了です メモ Windows Server がスリープ状態の場合は画面が暗くなっています マウスなどを動かせば画面が復帰します 9/36

4-2 電源管理 マネージドクラウドポータルよりご契約の仮想マシンの電源オフ / オンを実施することができま す 電源のオフとオンに分けてそれぞれの手順を記述します 重要 マネージドクラウドポータルからの電源オフは 強制的に仮想マシンを停止させる機能です Windows Server にログオンできる場合は ログオンして正常にシステムをシャットダウンされることをお勧めします 何かしらの理由でログオンできない場合などに限り本操作を実施してください 4-2-1 電源オフ 1. 仮想マシン一覧から接続したい仮想マシンの 仮想マシンにログオン をクリックします 管理コンソール 画面が表示されます 2. 電源管理 > 電源オフ をクリックします DG00000-VMW01-WIN2012R2STD64 3. 確認画面が表示されるので 電源オフ をクリックします 10/36

4. 電源をオフにしました と表示されることを確認します DG00000-VMW01-WIN2012R2STD64 5. 仮想マシン一覧の 電源ステータス が stopped となっていることを確認します 以上で仮想マシンの電源オフは完了です 11/36

4-2-2 電源オン 1. 仮想マシン一覧から接続したい仮想マシンの 仮想マシンにログオン をクリックします 管理コンソール 画面が表示されます 2. 電源管理 > 電源オン をクリックします DG00000-VMW01-WIN2012R2STD64 3. 確認画面が表示されるので 電源オン をクリックします 12/36

4. 電源をオンにしました と表示されることを確認します DG00000-VMW01-WIN2012R2STD64 5. 仮想マシン一覧の 電源ステータス が running となっていることを確認します 以上で仮想マシンの電源オンは完了です 13/36

4-3 スナップショット管理仮想マシンのスナップショットを管理するための手順について記述します この機能では 仮想マシンのスナップショットを任意のタイミングで取得することと 取得してあるスナップショットを使って取得時点の状態に仮想マシンを復元することが出来ます 重要 スナップショット管理では 複数のブラウザウィンドウでの同時操作および複数ログインによる同時操作は絶対に行わないでください 同時にスナップショットの取得や復元が実行されると 意図しない動作が起こる可能性があります 4-3-1 スナップショットの取得仮想マシンのスナップショットは自動で毎日 1 回取得されていますが 任意のタイミングで手動取得することも出来ます その手順について記述します なお スナップショットの保存個数は自動 手動の区別なく一定数と決まっており その数を超えるスナップショットは古いものから削除されます 1. 仮想マシン一覧から対象の仮想マシンに対し 仮想マシンにログオン をクリックします 管理コンソール 画面が表示されます 2. スナップショット管理 をクリックします DG00000-VMW01-WIN2012R2STD64 スナップショット管理 画面が表示されます 14/36

3. スナップショットを取得 をクリックします DG00000-VMW01-WIN2012R2STD64 4. 確認画面が表示されますので 実行 をクリックします 5. スナップショット取得処理を開始しました と表示されるので 10 分程お待ちください DG00000-VMW01-WIN2012R2STD64 15/36

6. ページを再読み込みすると取得されたスナップショットが表示されます DG00000-VMW01-WIN2012R2STD64 以上で スナップショットの取得作業は完了です 4-3-2 スナップショットからの復元 仮想マシンをスナップショット取得時点の状態に復元する手順について記述します 復元を一旦 開始すると中断や取消はできませんのでご注意ください 重要 Windows Server 2008 R2 のドメインコントローラーに対してスナップショットを使って Windows Server を復元することは絶対に行わないでください ドメインコントローラーのレプリケーションに関する問題が発生することがマイクロソフト社から報告されています Windows Server 2008 R2 のドメインコントローラーは Windows Server バックアップ機能を使用するなどして復元してください Windows Server 2012 R2 のドメインコントローラーに対してはスナップショットを使った Windows Server の復元に対応しています 1. 仮想マシン一覧から対象の仮想マシンに対し 仮想マシンにログオン をクリックします 管理コンソール 画面が表示されます 16/36

2. スナップショット管理 をクリックします DG00000-VMW01-WIN2012R2STD64 スナップショット管理 画面が表示されます 3. この時点に戻す をクリックします DG00000-VMW01-WIN2012R2STD64 4. 確認画面が表示されますので 実行 をクリックします 17/36

5. 指定された時点に戻す処理を開始しました と表示されるので 10 分程お待ちください DG00000-VMW01-WIN2012R2STD64 6. 復元が成功し 正常にアクセスできることを確認します メモ スナップショットから復元すると OS は強制的にシャットダウンされるため 起動時に以下のポップアップが表示される場合があります 以上で スナップショットからの復元作業は完了です 18/36

5 仮想マシンのディスク拡張 仮想マシンには標準ディスクを持ち 追加ディスクを最大 1 つまで追加することができます それぞれ初期サイズから拡張できます ただし 一旦拡張したディスクは縮小できませんのでご注意ください 追加ディスクのみディスク自体の削除をお申込みいただけます 5-1 標準ディスクの拡張仮想マシンの標準ディスクの拡張を申し込むとその拡張部分は OS からは未割り当て状態で提供されます Windows Server にログオンして以下の手順で拡張してください 標準ディスクの拡張には 既存ボリュームの拡張 と 別ボリュームの作成 の 2 通りがあり それぞれの手順を以下に記述します 5-1-1 既存ボリュームの拡張 重要 既存ドライブに拡張した場合 ディスクサイズの縮小および追加したボリュームの解約は行えなくなりますので ご注意ください 1. 標準ディスク拡張の申し込み後 弊社側の作業が完了すると未割り当ての領域が表示されます 2. 拡張したい領域を右クリックし ボリュームの拡張 をクリックします 19/36

3. 次へ をクリックします 4. 対象のボリュームが選択されていることを確認し ボリュームに割り当てるサイズを指定後 次 へ をクリックします 20/36

5. 完了 をクリックします 6. 既存ドライブのボリュームサイズが拡張されていることを確認します 以上で既存ボリュームの拡張は完了です 21/36

5-1-2 別ボリュームの作成 1. 標準ディスクの拡張のお申し込み後 弊社側の作業が完了すると未割り当ての領域が表示されま す 2. 未割り当て領域を右クリックし 新しいシンプルボリューム をクリックします 22/36

3. 次へ をクリックします 4. ボリュームに割り当てるサイズを指定後 次へ をクリックします 23/36

5. ボリュームに割り当てる ドライブ文字 を選択し 次へ をクリックします 6. 次へ をクリックします 24/36

7. 内容を確認し 完了 をクリックします メモ 以下のメッセージが表示された場合は ディスクのフォーマット を 実施してください 8. 正常にボリュームが作成されたことを確認します 25/36

9. 作成したボリュームにアクセスできることを確認します 以上で別ボリュームの作成は完了です 5-2 追加ディスクの割り当て 追加ディスクを追加した場合 OS からは未割り当て状態のディスクで提供されます 以下の手順 でボリュームを追加してください 1. 追加ディスクの申し込み後 弊社側の作業が完了すると未割り当ての領域が表示されます 26/36

2. 画面左の ディスク 1 を右クリックし オンライン をクリックします 3. 画面左の ディスク 1 を右クリックし ディスクの初期化 をクリックします 27/36

4. 選択したディスクに次のパーティションスタイルを使用する にて GPT(GUID パーティシ ョンテーブル ) を選択し OK をクリックします 5. 次へ をクリックします 28/36

6. 作成するボリュームのサイズを選択し 次へ をクリックします 7. ボリュームに割り当てる ドライブ文字 を選択し 次へ をクリックします 29/36

8. 次へ をクリックします 9. 完了 をクリックします 30/36

10. 正常にボリュームが作成されたことを確認します 11. 作成したボリュームにアクセスできることを確認します 以上で追加ディスクの割当は完了です 31/36

6 セキュリティソフトのセンターへの接続方法の変更 Windows Server はセキュリティソフト (F-secure Server Security) がインストールされた状態で提供されます 初期状態では Windows Server が直接インターネットゲートウェイ経由でセンターと接続する設定になっていますが 任意のプロキシ経由で接続させたい場合は 以下の手順にて設定が可能です 1. スタート > アプリ > F-Secure Server Security > F-Secure Server Security Web コンソール をクリックします 2. Internet Explorer が立ち上がるので このサイトの閲覧を続行する ( 推奨されません ) をクリ ックします 32/36

メモ セキュリティ警告が表示される場合は以下の手順にて許可してください 1. OK をクリックします 2. 追加 をクリックします 3. 追加 をクリックします 33/36

4. 127.0.0.1 が Web サイトに追加されたことを確認し 閉じる をクリックし ます 3. ユーザ名 パスワード を入力し ログイン をクリックします 項目 ユーザ名 パスワード 値 仮想マシンの管理者権限を持ったアカウント例 :Administrator ユーザ名 に設定されているパスワード 34/36

4. 左メニューの 自動更新 をクリックします 5. 右ペイン内の パターンファイルの更新 > HTTP プロキシを使用する にて HTTP プロ キシを手動で設定する を選択します 35/36

6. パターンファイルの更新 > ユーザ指定のプロキシ にて プロキシサーバの IP アドレ ス : ポート番号 を入力し 適用 をクリックします 項目 ユーザ指定のプロキシ 値 プロキシサーバの IP アドレス : ポート番号例 :10.255.254.11:8080 7. ホーム > 概要 タブの 自動更新 が となっていれば最新のパターンファイルが 適用されています 以上で セキュリティソフトのセンター接続のプロキシ設定は完了です 36/36