報道機関各位 < 取り扱い注意 > 解禁日 : 平成 23 年 3 月 8 日 ( 火 )13 時 取材していただいて結構ですが 発表は解禁日以降 としてください ( 問い合わせ先 ) 財団法人地域活性化センター振興部業務 1 課埇田 ( そねだ ) 03-5202-6136 Fax 03-5202-0755 第 15 回ふるさとイベント大賞 表彰式の開催について 1 第 15 回ふるさとイベント大賞受賞イベント ( 詳細は別紙 ) 受賞名 イベント名 開催回数 主催団体 / 開催地名 大賞 田んぼアート ( 稲作体験ツアー ) 第 18 回 田舎館村むらおこし推進協議会 / 青森県田舎館村 優秀賞 スキヤキ ミーツ ザ ワールド第 20 回スキヤキ ミーツ ザ ワールド実行 2010 委員会 / 富山県南砺市 優秀賞 全国高校書道パフォーマンス選手書道パフォーマンス甲子園実行委員権大会 ( 書道パフォーマンス甲子第 3 回会 / 愛媛県四国中央市園 ) 奨励賞ながい黒獅子まつり第 21 回ながい黒獅子まつり実行委員会 / 山形県長井市 奨励賞 金屋町楽市 in さまのこ 第 3 回 金屋町楽市実行委員会 / 富山県高岡市 奨励賞 INAKAイルミ @ おおなん第 1 回 INAKAイルミ実行委員会 / 島根県邑南町 奨励賞 夕焼けプラットホームコンサート 第 25 回 夕焼けプラットホームコンサート運営委員会 / 愛媛県伊予市 選考委員特別賞 瀬戸内国際芸術祭 2010 第 1 回 瀬戸内国際芸術祭実行委員会 / 直島 豊島 女木島 男木島 小豆島 大島 犬島 高松港 2 第 15 回ふるさとイベント大賞 について 趣旨 ふるさとイベント大賞 は 全国各地で数多く開催されている地域の活力を生み出すイベントを表彰し 全国に向けて紹介することによって ふるさとイベントの更なる発展を応援することを目的に設けられた賞です ふるさとイベントの創造 発展を促すことで 地域固有の風土 伝統 暮らしを守るとともに 地域に対する愛着と誇りを育み 内外との交流につながる地域の活性化を目指しております 経緯 ふるさとイベント大賞 は 平成 8 年度に地方自治法施行 50 周年を記念し創設され 全国 地域情報発信共同事業 ( 新聞広告による都道府県 PR 事業 ) との関連から 社団法人日本新聞 協会に加盟する全国の新聞社との共催で 平成 15 年度 ( 第 8 回 ) まで実施しました 平成 16 年度 ( 第 9 回 ) 以降は当センター単独自主事業として実施しましたが 平成 19 年度 ( 第 12 回 ) より NHK との共催で実施しています
3 第 15 回ふるさとイベント大賞 主催および共催 後援 主催 財団法人地域活性化センター 共催 NHK 後援 内閣府 総務省 全国知事会 全国都道府県議会議長会 全国市長会 全国市議会議長会 全国町村会 全国町村議会議長会 地域づくり団体全国協議会 社団法人日本ケーブルテレビ連盟 社団法人日本新聞協会加盟新聞各社 4 第 15 回ふるさとイベント大賞 選考方法 応募対象イベント 平成 22 年 1 月 1 日から平成 22 年 12 月 31 日までに市区町村 ( 広域を含む ) で開催されたイベント ただし 以下のいずれかに該当するイベントは対象外とします これまで ( 第 1 回 ~14 回 ) に大賞を受賞したイベント 直近の 5 回 ( 第 10 回 ~ 第 14 回 ) に優秀賞等の各賞を受賞したイベント 平成 22 年のみの開催及び平成 22 年で終了するイベント 選考方法 全国から応募いただいた 183 イベントのうち 都道府県から 120 イベントを推薦いただき ( 財 ) 地域活性化センターによる第一次選考を経て 第 15 回ふるさとイベント大 賞 選考委員で構成される選考委員会において審査を行ない 受賞イベントを決定しました 選考委員会開催日時 平成 23 年 1 月 27 日 ( 木 ) 13:15~16:00 ( 於 : 東京国際フォーラム ) 選考委員会委員 選考委員長 北山孝雄 ( プロデューサー 北山創造研究所代表 ) 選考委員 甲賀雅章 ( イベントプロデューサー CI センター代表取締役 ) セーラ マリ カミングス (( 株 ) 桝一市村酒造取締役 ) 萩原なつ子 ( 立教大学社会学部社会学科教授 ) 牧村真史 ( イベントプロデューサー 集客創造研究所所長 ) 新山賢治 (NHK 制作局長 ) 中川浩明 ( 全国知事会事務総長 ) 門山泰明 ( 総務省大臣官房地域力創造審議官 ) 石田直裕 ( 財団法人地域活性化センター理事長 )
選考基準 イベントの企画 運営について 1 斬新で独創性に溢れていること 2 地域資源や地域特性を積極的に活用していること 3 地域住民が積極的に参加または協力できる仕組みが作られていること 4 地域の内外を問わず交流や連携が行われていること 5 継続的な活動が行われ 将来の発展性がみられること 6 地域課題への取り組みが図られていること イベントによる効果について 1 地域の知名度アップとイメージ向上に貢献していること 2 地場産業の振興や観光客誘致など 経済的な波及効果がること 3 伝統文化の継承や新しい文化の創造に繋がっていること 4 地域住民の郷土意識や連帯意識の高揚に繋がっていること 5 受賞を契機に なお一層の活性化が期待されること 5 第 15 回ふるさとイベント大賞表彰式について 日時平成 23 年 3 月 8 日 ( 火 ) 13:00~14:00 場所 東京国際フォーラム B-5 ホール ( 東京都千代田区丸の内 3-5-1) スケジュール 平成 22 年度地域再生実践フォーラム と同時開催します 13:00 開会 13:05 第 15 回ふるさとイベント大賞表彰式 ( 表彰式には受賞イベント関係者が登壇します また 受賞イベントに関連す るものを展示する予定です ) 14:10 平成 22 年度地域再生実践フォーラム開始 基調講演 お金をかけずに地域を活性化するためのヒント!! (B-5 ホール ) 講師 : 流通ジャーナリスト プライスアナリスト金子哲雄氏 15:25 分科会 セミナー 1 社会起業家が地方を元気にする (B-5 ホール ) セミナー 2 食のまちづくり ~ 市民のニーズはスローフードあり ~ (D-5 ホール ) 17:15 閉会 表彰式当日の受賞団体への取材は 表彰式終了後 (14:00~) に 受賞者控室 (G510) で行なっていただきますよう お願いいたします
第 15 回ふるさとイベント大賞大賞 ( 総務大臣表彰 ) 田んぼアート ( 稲作体験ツアー ) 自治体名 青森県田舎館村 ( 人口 8,440 人 ) 主催団体 田舎館村むらおこし推進協議会 開催回数 第 18 回 開催日 ( 田植え体験ツアー ) 平成 22 年 5 月 30 日 ( 日 ) ( 田んぼアート観覧 ) 平成 22 年 5 月 31 日 ( 月 )~10 日 2 日 ( 土 ) ( 稲刈り体験ツアー ) 平成 22 年 10 月 3 日 ( 日 ) 開催場所 田舎館村役場東側水田 観客動員数 田植 1,200 人 稲刈り 1,000 人 観覧期間 14 万人 イベントの概要 田舎館村は 米の反収日本一を 11 回記録するなど 稲作を中心とした農業を基幹産業とする村です 稲作文化の歴史は古く 国の指定を受けた垂柳遺跡からは弥生時代中期 ( 約 210 0 年前 ) の水田跡が発見されています この 米 にこだわったイベントを開催しようと 平成 5 年から一般参加者を募り稲作体験ツアーを開催しています 農業未経験者に農業の魅力 収穫の喜びを感じてもらい 衰退した農業の発展を推進するもので 田植えから稲刈りまで昔ながらの手作業で行っています 楽しみながら稲の生長を見られるように 稲で図柄を描いていますが 平成 14 年 稲作体験ツアー 10 周年を記念して NHK の企画 千人のちから に挑戦し見事成功 平成 15 年から約 15,000 m2の水田に色 種類の異なる稲を使って巨大なアートを描く 田んぼアート を行っています 年を増すごとに図柄が細かくなり 使用する稲の種類も増え 今年で 18 回目を迎えました 評価のポイント 青森県田舎館村の 田んぼアート には 毎年多くの参加者が訪れ 最近では海外メディアも取材に訪れるなど小さな村が大きく注目されるイベントとなっている このイベントを通じて村内外の交流が図られ 経済効果も周辺市町村まで及ぶイベントとして発展してきており 地域の活性化に貢献している
第 15 回ふるさとイベント大賞優秀賞 ( 財団法人地域活性化センター会長表彰 ) スキヤキ ミーツ ザ ワールド 2010 自治体名 富山県南砺市 ( 人口 55,670 人 ) 主催団体 スキヤキ ミーツ ザ ワールド実行委員会 開催回数 第 20 回 開催日 ( 事前会期 ) 平成 22 年 6 月 5 日 ( 土 )~8 月 19 日 ( 木 ) ( 本会期 ) 平成 22 年 8 月 20 日 ( 金 )~8 月 22 日 ( 日 ) 開催場所 南砺市福野文化創造センター ヘリオス ほか市内一円 観客動員数 約 10,000 人 イベントの概要 音楽を通しての異文化交流 をテーマに 世界各地の音楽や文化を伝えるワールドミュージック フェスティバル 地域に根ざした新たな音楽文化の創造を目指す 市民参加型フェスティバル としてユニークな活動を展開しています 事前会期では より多くの市民が異文化に触れられるよう市内外での公演と 本会期でのステージ発表を目指すための演奏 楽器製作など延べ 100 回程度のワークショップを実施 本会期では プロステージだけでなく音楽パレードやワークショップ アマチュアステージにより多くの市民が参加できるよう工夫 これらの活動により今まで多くの市民楽団が誕生し活動を続けています 20 回目の開催となった今回 プロアーティストによる多国籍特別編成ユニットが誕生し 韓国やアフリカ 4 カ国のツアーも実現 企画運営は 200 名を超えるボランティアスタッフで行い 手作り感溢れる国際フェスティバルとなっています 評価のポイント 富山県南砺市の スキヤキ ミーツ ザ ワールド には これまで 34 ヶ国から 136 組 のアーティストが出演し 演奏 ダンス講座を通じた市民との交流により 音楽を通しての異文化交流 が図られている また 海外から招聘したアーティストのワークショップにより 地域に市民楽団がいくつも誕生するなど 地域の新しい文化の創造にもつながっている
第 15 回ふるさとイベント大賞優秀賞 ( 財団法人地域活性化センター会長表彰 ) 全国高校書道パフォーマンス選手権大会 自治体名 愛媛県四国中央市 ( 人口 92,754 人 ) 主催団体 書道パフォーマンス甲子園実行委員会 開催回数 第 3 回 開催日 平成 22 年 7 月 31 日 ( 土 ) 開催場所 愛媛県四国中央市川之江体育館 観客動員数 3,000 人 イベントの概要 紙製品出荷額日本一の紙のまち四国中央市で 地元を盛り上げようと市内の県立高校書道部員が音楽に合わせて大きい紙に歌詞を揮毫していた書のデモンストレーションがきっかけとなり 2008 年から開催している大会です 昨年 5 月に全国公開された映画 書道ガールズ!! わたしたちの甲子園 のモデルとなった大会でもあります 選手 12 名以内 演技時間 6 分以内の規程の中 音楽に合わせ それぞれの演出で縦 4M 横 6M の紙に揮毫し 書の美 演技の美 を競います 同時開催している 四国中央紙まつり の実行委員会や商工会議所 行政等に民間 高校生ボランティアも加わり 産 官 学協働で運営しています 大会で使用する大型の用紙は市内製紙メーカーから提供を受けているほか 優勝旗や参加賞の筆型ストラップは地元伝統工芸の水引細工で制作する等 紙産業 文化 人材といった地域資源を活かし 紙のまち四国中央市をアピールしています 評価のポイント 全国屈指の紙の産地である愛媛県四国中央市において開催される 全国高校書道パフォーマンス選手権大会 は 地域産業と文化が融合した斬新なイベントである このイベントを通じて 若い人達に書道に関心をもってもらうきっかけにもなっており 紙産業の振興など地域の活性化に貢献している
第 15 回ふるさとイベント大賞奨励賞 ( 財団法人地域活性化センター理事長表彰 ) ながい黒獅子まつり 自治体名 山形県長井市 ( 人口 29,616 人 ) 主催団体 ながい黒獅子まつり実行委員会 開催回数 第 21 回 開催日 平成 22 年 5 月 22 日 ( 土 ) 開催場所 長井市内目抜き通り 白つつじ公園 観客動員数 77,000 人 イベントの概要 長井の黒獅子舞の起源は今から千年前に遡り 現在に至るまで市内約 50 地区で五穀豊穣などを祈願し 春から秋にかけ伝統神事として継承されています しかしながら 尐子高齢化やライフスタイルの変化により継承者も減尐し 祭りの存続が危ぶまれる地区も聞かれるようになりました 先人たちが守り 伝承してきた黒獅子舞をより多くの人々に紹介し 地域の活性化に繋げ 黒獅子舞の興隆を図る目的で 地域住民等の賛同者を募り実行委員会を立ち上げ 各地区の獅子舞が一堂に会し 中心市街地を練り歩く 黒獅子まつり を平成 2 年から実施してきました 市民の熱い想いにより 黒獅子の新たな魅力と地域の盛り上がりが生まれ 充実感を共有できるまつりとして 多くのお客様を呼び込むまでに成長しました この 黒獅子まつり は 市内小学校の獅子舞クラブ誕生や各地区の後継者育成に貢献するなど 地域内の絆と人の和を強め 市民が誇れる まつり です 評価のポイント 山形県長井市の ながい黒獅子まつり は 各地区で個別に伝承されてきた黒獅子を一同に会して 市内中心部で開催することにより地域の活性化に貢献している 一時 後継者不足で千年の歴史を誇る黒獅子舞の存続が危ぶまれていたが このイベントをきっかけに小学校に 獅子舞クラブ ができるなど 地域の伝統文化の継承にもつながっている
第 15 回ふるさとイベント大賞奨励賞 ( 財団法人地域活性化センター理事長表彰 ) 金屋町楽市 in さまのこ 自治体名 富山県高岡市 ( 人口 177,326 人 ) 主催団体 金屋町楽市実行委員会 開催回数 第 3 回 開催日 平成 22 年 9 月 18 日 ( 土 )~19 日 ( 日 ) 開催場所 金屋町石畳通り 観客動員数 24,000 人 イベントの概要 金屋町楽 in さまのこ は 江戸時代以来の町並みと銅器工芸の職を残す高岡市金屋町全域を使い 伝統的な町屋や石畳通りなどの加賀藩以来の町並みをとどめる空間で 伝統を守る生活の中で工芸作品の原点を考えてもらおうという企画です ストリートマーケットとイベントを組み合わせた工芸と生活と産業が同居する ゾーンミュージアム という方法論を軸に 伝統産業の再活性化と街区の再活性化を同時に行おうと産 学 官連携で展開してきました 招待作家や地元の作家 全国から公募の作家に出展いただいた陶芸や金工 ガラスなどの多種多様な作品を美術館レベルに展示し 通りでは市も開催しています 什器自体も新しい産品への刺激として地元産業であるアルミで制作したもので 世界的な建築家 隈研吾氏にデザインを依頼しました また 前日には記念シンポジウムを開催し 西洋におけるジャポニズムの成立に深く関わった高岡市出身のパリ万博プロデューサー 林忠正の足跡と視点に焦点を当てながら 日本工芸 の復興と地域の伝統産業の新たな展開を示唆することも目標にしています 評価のポイント 富山県高岡市の 金屋町楽市 in さまのこ は 江戸時代初期以来のシンボルである さまのこ ( 千本格子 ) が残る町並みと伝統工芸品などの地域資源を活用したイベントである このイベントを通じて 厳しい状況が続く伝統産業の活性化にもつながっているだけでなく 街中の賑わいの創出にも貢献している
第 15 回ふるさとイベント大賞奨励賞 ( 財団法人地域活性化センター理事長表彰 ) INAKA イルミ @ おおなん 自治体名 島根県邑南町 ( 人口 12,124 人 ) 主催団体 INAKA イルミ実行委員会 開催回数 第 1 回 開催日 平成 22 年 12 月 3 日 ( 金 )~5 日 ( 日 ) 開催場所 島根県邑智郡邑南町宇都井 観客動員数 10,000 人 イベントの概要 中山間地には珍しく 本町には LED デバイス開発の技術を有する企業があります また 棚田と石州赤瓦の家屋が並ぶ田舎の原風景が広がり さらに日本では珍しい地上 20m に位置する天空の駅の名称のある JR 宇都井駅 があります 今回は この豊かな田園風景と JR 宇都井駅を舞台に 本町の LED メーカの技術力を地域資源に活用し イルミネーションイベントを実施しました このイベントの立上げから実行まで 専門家の指導のもと地域住民ひとりひとりが 邑南町の資源 について見つめ 光の活用をテーマに考え 話し合い 協力し LED デバイスのひとつひとつから手造りで手掛けたものです さらに このイベントで使用した LED の大部分は 地元 LED 製造企業から無償で提供を受けているなど 地域に点在している産業 知恵 技術 人 風景といった全ての資源を総動員し 実現がなされています 評価のポイント 島根県邑南町の INAKA イルミ @ おおなん は 日本一高い地上 20 メートルの 天空の駅 として有名な JR 三江線 宇都井駅や 棚田や赤瓦の家屋 川などを LED でライトアップする 自然の中のイルミネーション である イベントの開催にあたっては 住民や地元企業など地域が一体となり開催しており 地域に対する愛情を育むとともに 地域内外の交流が生まれている
第 15 回ふるさとイベント大賞奨励賞 ( 財団法人地域活性化センター理事長表彰 ) 夕焼けプラットホームコンサート 自治体名 愛媛県伊予市 ( 人口 39,537 人 ) 主催団体 夕焼けプラットホームコンサート運営委員会 開催回数 第 25 回 開催日 平成 22 年 9 月 4 日 ( 土 ) 開催場所 JR 下灘駅 観客動員数 1,000 人 イベントの概要 瀬戸内海に面する静かな無人駅が舞台の夕焼けプラットホームコンサート JR 下灘駅に降り立った東京から来たマスコミの きれいな夕日ですね の一言がコンサートのきっかけとなりました 第 1 回目は予算もなく 有志からの寄附金により 地元若者が中心となって運営した手づくりのイベントです 第 25 回目を迎えた夕焼けプラットホームコンサートは 多数の応募の中から選ばれた 2 組のアマチュアミュージシャンと運営委員会で選んだプロゲストが心に染みわたる歌声を披露してくれました その中でも 当初からの想いである 夕日が主役 であることに違いはなく 刻々と変化する夕景に魅せられて 出演者 来場者 スタッフが一体となって盛り上がりました このイベントから始まった しずむ夕日が立ちどまる町 双海町 のオンリーワンのまちづくりは 茜色に染める夕日とともに 地域に希望の光を与えてくれています 評価のポイント 夕焼けプラットホームコンサート は 愛媛県伊予市双海町が 夕日のきれいなまち として 県内外に広く周知されるきっかけとなったイベントである その効果は 観光客の増加等の経済効果に留まらず 地域住民の環境美化意識の向上にも及ぶなど様々な面で地域にとって良い影響を与えている
第 15 回ふるさとイベント大賞選考委員特別賞 ( 第 15 回ふるさとイベント大賞 選考委員長表彰 ) 瀬戸内国際芸術祭 2010 自治体名 香川県 ( 人口 1,012,280 人 ) 主催団体 瀬戸内国際芸術祭実行委員会 開催回数 第 1 回 開催日 平成 22 年 7 月 19 日 ( 月 )~ 平成 22 年 10 月 31 日 ( 日 ) 開催場所 直島 豊島 女木島 男木島 小豆島 大島 犬島及び高松港 観客動員数 938,246 人 イベントの概要 瀬戸内海は 古来 大陸との交易ルートとして海上交通の要路となり そこに浮かぶ島々には美しい景観とともに 個性豊かな生活様式や特有の文化が育まれてきました 瀬戸内国際芸術祭 2010 は 海の復権 をテーマに アートとともに瀬戸内海の島々の魅力を発信して 国内外から訪れる多くの人々の交流を促し 島々に以前の活力を取り戻すため 平成 22 年 7 月 19 日の海の日から 105 日間にわたり 瀬戸内の七つの島と高松港を会場に開催したものです 美しい瀬戸内海を船で巡りながら 島の自然や文化に溶け込んだアート作品を体感するとい うこれまでにない新しい芸術祭のスタイルが多くの人々の共感を呼び 会期中 93 万 8 千人余のご来場をいただきました 来場者だけでなく会場となった島民の 9 割以上から 芸術祭について 良かった との評価をいただきました また 今回の芸術祭には 800 人を超えるボランティアサポーター こえび隊 が 作品制作や会場運営に参加し 芸術祭の運営をしっかりと支えていただきました 評価のポイント 瀬戸内海の島々を舞台に開催した 瀬戸内国際芸術祭 は 現代アートを通じて地域の活性化に貢献した また このような芸術祭は日本に例はなく 訪れた多くの観光客に瀬戸内の島々の魅力を感じてもらうきっかけともなった