JAMA 電 情報フォーラム 2018 動 業界における RFID の活 に向けた標準化活動 般社団法 本 動 業会 電 情報委員会ビジネスシステム部会 AIDC-WG 主査 : 崎敏夫 2018 年 2 月 16
次 1 AIDC-WG 2 ガイドライン体系 3 JAIF ガイドライン改訂のポイント 4 本版ガイドラインの検討ポイント 5 程 1
1.1 AIDC-WG AIDC-WG は 電 情報委員会の中の BS 部会で活動している WG で JAMA メンバーと JAPIA メンバーで構成されています ビジネスシステム部会 JAPIA: 般社団法 本 動 部品 業会 BS 統括分科会 NextEDI-WG AIDC-WG < メンバー構成 > JAMA14 社メンバー JAPIA 代表メンバー 2
1.2 AIDC とは AIDC は RFID やバーコードなどを利 した 動認識技術で つひとつの個品を識別することが容易にできるようになります AIDC とは 動認識およびデータ取得 という意味の英語略称 Automatic Identification and Data Capture RFID やバーコード QR コードを活 した 動認識技術のこと 個品識別個品 ( 両や 動 部品 ) を つひとつ特定することこれにより 製品ライフサイクルの中で個品を追跡したり 管理することができる 3
1.3 WG 活動 WG 活動は ISO など国際標準を前提とし 1 国内意 を集約 2JAIF や ISO へ要請 3 国内ガイドラインの作成 普及などの活動をしています <ISO 組織 > ISO 審議団体 本審議団体 国際ルール 国際ルールの 動 業界展開 < 動 業界 > 動 業界の要請 JAIF 動 業国際団体 Joint Automotive Industry Forum ガイドライン 4 JAMA JAPIA AIAG ODETTE 要請 ガイドライン 意 集約 普及 本 動 業界 国 動 業界標準化推進団体 Automotive Industry Action Group 欧州 動 業界標準化推進団体 Organization for Data Exchange by Tele-Transmission in Europe
次 1 AIDC-WG 2 ガイドライン体系 3 JAIF ガイドライン改訂のポイント 4 本版ガイドラインの検討ポイント 5 程 5
2.1 JAMA AIDC ガイドライン体系 ガイドラインは 完成 部品 RTI の作成を検討しています 完成 ガイドライン部品ガイドライン RTI ガイドライン 1 編 ( 共通の内容 ) 2 業務モデル ( 業務フロー ) 3 テクニカルルール 完成 テクニカル編 部品 テクニカル編 RTI テクニカル編 4 前提知識 前提知識編 ( 関連 ISO 関連規格 RFID 構造等 ) 6
2.2 ガイドラインロードマップ ( アイテム個品 ) JAIF ガイドラインは データのレイアウト コードなど IT 関連のみの規定 8 ビット対応 本語対応 その他課題を検討し ガイドラインに記載します 対象 JAMA/JAPIA ガイドライン ガイドライン アイテム レベル 標準 8 ビット版 ( 部品 RTI) JAIF 改訂折り込み 完成 物流ガイドライン JAIF ガイドラインの翻訳版 アイテム レベル 標準 6+8 ビット版 翻訳発 アイテムレベルガイドライン和訳版 Ver.2 Item Level Standard (6+8bit) 8 ビットを提案予定 JAIF ガイドライン Item Level Standard Ver.1 Item Level Standard Ver.2 2017 年改訂 7
2.3 本 の報告のポイント 対象 JAIF ガイドライン改訂は欧 の利 拡 に伴う改善です その概要を解説します 本の活 は 8 ビット化と実 場 の課題対応がポイントだと考えています 現在の想定している課題を説明します JAMA/JAPIA ガイドライン 今後の活動検討のポイント ガイドライン アイテム レベル 標準 8 ビット版 ( 部品 RTI) JAIF 改訂折り込み 完成 物流ガイドライン JAIF ガイドラインの翻訳版 アイテム レベル 標準 6+8 ビット版 翻訳発 アイテムレベルガイドライン和訳版 Ver.2 2017 年度成果改訂のポイント Item Level Standard (6+8bit) 8 ビットを提案予定 JAIF ガイドライン Item Level Standard Ver.1 Item Level Standard Ver.2 8
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3. JAIF ガイドライン改訂 RFID の利 拡 した欧州が中 になり改訂を実施しました 本側は内容の妥当性と既存ルールとの共存の視点でチェックしました 変更の背景 利 数の増加のため管理対象を細分化 制御 字を利 してIT 処理のしやすい機能を追加 主な変更点 # 対象主な変更内容変更目的 1 アイテム部品と車両アプリ識別子 A1 から車両用 90 を分離 2 アイテム車両用の 5I( 製造ライン ) と 4I( 輸送車両 ) を追加 部品の点数増加によるレスポンス改善 車両の管理範囲拡大 3 アイテム部品データ識別子 25S に 37S を追加データ内容は同じであるが データセパレータ (+) を採用 4 RTI 輸送容器のデータ識別子 25B を 26B ~29B に細分化 大物 小物 容器に細分化データセパレータ (+) を採用 5 共通データ終端文字の追加 IT 処理しやすさのため制御文字追加 10
3.1 製造中 両の識別 欧州では 完成 の製造ラインが複数の国を移動することがあるため5I を利 します DI とはデータ識別 (Data Identifier) を指す DI=5I RFID の UII を書換 DI=I 国を移動国を移動 出荷 ボディショップ塗装組 出荷 AFI DI BTN セパレータ PON セパレータ シリアル データ終端 Application family Data Body Production Serial! Identifier Identifier Tag Number Order Number Number 90 5I x char (an) + y char (an) + z char (an) 100001 11
3.2 輸送容器の識別 輸送容器 (RTI,RPI) を DI 26B 29B に細分化する 今まで 25B のみ 26B 29B に細分化 12
3.3 DI 26B 29B データ構造 輸送容器 (RTI,RPI) を DI 26B 29B に細分化する これらは タイプコードとシリアルが + で区切られているためデータ処理がしやすいデータ構造になっています 対象 DI 発番機関企業番号 RTI タイプ番号とシリアル番号データ終端 Data Identifier Issuing Agency Code Company Identificati on Number RTI Identifier Component Data Separator Serial Number Component! 既存 RTI 25B IAC CIN RTI Serial Number 25B 代替用 26B IAC CIN RTI Number + RTI Serial Number RTI Large Load Carrier RTI Small Load Carrier 27B IAC CIN 28B IAC CIN RTI Type Code RTI Type Code + RTI Serial Number + RTI Serial Number RPI 用 29B IAC CIN RPI + RPI Serial Number 13
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4. 本版ガイドラインの検討ポイント 以下のポイントを押さえた 本向けのガイドラインを作成します < 基本的な考え > 本のOEM 部品メーカの実 場 を想定します < 検討ポイント> 本語の使 もできるRFIDの8ビット化 多くは海外にも 場があるため海外 場の利 を想定 各国の電波法が異なるため どこでも読める周波数は? 先 している物流業界 RFIDや6ビット 8ビットRFIDが混在する場合の考え 動 業界では 属部品が多く RFIDは影響を受けやすいため 属 RFID 特性と選定 法 扱い の考慮点 15
4.1 RFID 8 ビット化対応 User UII のそれぞれで UTF8 が使 できるように ISO に改訂申請をしています User TID (Tag identifier) RFID UII Unique Item Identifier Reserved ユーザエリア タグメーカが利 ユニークキー必須 パスワード設定等 世界でユニークなキー UTF8 で漢字も使えるようにする 英数限定であるが 8 ビット 字コードを使えるようにする 申請中 制御ビット UTF8 を選択可能に DI ユーザ設定エリア データ 制御ビット 8 ビット AFI ユーザ設定エリア識別 I 台番号 申請中 字選択に 6 ビットと 8 ビット (UTF8) があるが ISO で 8 ビットは許可されていない 16 UII の 字コードは AFI で規定されている 現在の AFI は 6 ビットが前提である
4.2 8 ビットの必要性 ( 場利 -UII) 製造ラインでは RFID 以外の機器は 8 ビットであり RFID のみ 6 ビットです RFID を 8 ビット化して 変換時間のロスをなくします ボディショップ塗装組 出荷 キー情報を保持する UII の 8 ビット化が必要です 8 6bit RFID 6 8bit IT System 8bit Hand y MES 8bit 8 6bit 8 6bit 8 6bit RFID RFID RFID 6 8bit 8 6bit 8 6bit RFID RFID 6 8bit 6 8bit 6 8bit PLC MES 8bit PLC MES 8bit stamping machine 基幹システム 製造 IT 環境 IT System 8bit Handy IT System 8bit Gate System 17
4.3 8 ビットの必要性 ( 物流 -User) 情報共有には 的地 会社名など 本語のデータを保持したい場合があります User では 漢字 (UTF-8) を利 できるようにしておく必要があります - 輸送時には 会社名や 場名など 本語 ( 国語 ) で保持したい場合が 多々あります - 参考情報として User に漢字が使 できるようにします 原材料の届け先 部品の届け先 T2 T1 OEM Delivery to company: 部品メーカ factory : 本社 場 Delivery to company : ヤマハ (YAMAHA) factory : 磐 場 (Iwata) in Europe in China n Korea 18
4.4 電波周波数 各国に電波法があり RFID リーダが発する電波は指定された周波数になります 適切な RF タグを選択しないと国を移動した時に RF タグが反応できずリーダの読取精度が低くなります どの国でも読める RF タグ選定等のポイントを推奨したい 920MHz 帯 本の電波法 920MHz 帯 USの電波法 輸出 輸出 欧州の電波法 輸出 輸出 RFID 付のパレットが国を移動 860MHz 帯 東南アジアの電波法 920MHz 帯 どこの国のリーダーでも精度 く読める RF タグ選定等のポイントの推奨 出典 : RFID 製品画像は ( 株 ) デンソーウェーブ https://www.densowave.com/ja/adcd/pr oduct/rfid/index.html より転載 19
4.5 RFID の混在 RFID 付の輸送容器は 国を超えて移動します 本 に 8 ビット化したものだけでなく国際化された 場では これらが混在した想定が必要になります 混在した環境でも業務がスムーズにできるような推奨のガイドラインをつくります 会検討の RFID US 利 の RFID 付パレット 輸 輸 欧州利 の RFID 付パレット 物流業界の RFID 完成 製造国には 々な種類のタグが存在する 混在した環境でも業務がスムーズにできる使い 読み 等ポイント 20
4.6 属部品 属 RTI の RF タグ 動 業界では 属部品が多く RFID の読み取りに悪い影響がでます 属 RFID も市販されています 業務に活 するための選定ポイントや通常 RF タグとの使い分けなどを検討して ガイドラインで 属 RF タグの特徴とあわせて検討結果を紹介します 属は電波を反射するため 反射した電波の影響で 通常の RF タグでは読取精度が悪くなります 属の輸送容器 電波が 属に反射 属 RF タグ 属の反射波があっても読みやすい電波を 成 出典 : RFID 製品画像は ( 株 ) デンソーウェーブ https://www.densowave.com/ja/adcd/pr oduct/rfid/index.html より転載 21
お願い これまで 般社団法 本 動認識システム協会様 (JAISA) には JAIF のガイドライン作成や 8 ビット化の ISO 申請に 会活動に ご協 をしていただいています 今 の 属 RTI についても講演をお願いしました 講演内容は 属 RFID の実証実験に基づき 常に参考になる講演です ぜひ聴講をお願いします 22
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5.AIDC-WG 中期計画 RFID を含む AIDC ガイドラインを計画を てて作成していく 2017 年度 2018 年度 2019 年度 2020 年度 2021 年度 1JAIF ガイドライン改訂 改訂作業 内容合意 本語化 発 8 ビット追加 発 2 ガイドライン発 企画 企画 3 ガイドライン (RTI) 課題検討 ガイドライン作成 発 3 ガイドライン ( 部品 ) 課題検討 ガイドライン作成 発 24
最終ページ ご清聴ありがとうございました 引き続きJAMA 活動へのご理解とご協 を宜しくお願い致します 25