ご存知ですか? データ転送 System i のデータベースを PC にダウンロード System i 上のデータベースからデータを PC にダウンロードできます テキスト形式や CSV Excel(BIFF) 形式などに変換可能 System i データベースへのアップロードも可能 必要なライセンスプログラムは iseries Access for Windows(5722-XE1) または PCOMM だけ iseries Access をお使いの場合 スタート パーソナルコミュニケーションズ ユーティリティー データ転送 PCOMM をお使いの場合 スタート iseries Access System i サーバーへのデータ転送 1
System i のテーブル名 ( ファイル名 ) とダウンロード先 条件を指定 PC にデータがダウンロードされます データ転送の詳細機能 ダウンロード時にレコードやフィールドの選択が可能 複数ファイルの JOIN も可能 PC 上のファイルタイプを指定可能 HTML 形式 ディスプレイ表示 印刷形式でのダウン ロードも可能 上書き 既存ファイルへのデータの追加などを選択可能 2
PC ファイルタイプの指定 3
ダウンロード条件式の入力 データ転送で DB2 UDB for System i からデータをダウンロードする PCOMM や iseries ナビゲーターを使って System i 上のデータを PC にダウンロードすることが できます ( 注 ) これは iseries Access for Windows のデータ転送の画面例です PCOMM のデータ転送 の画面は 入力する内容は同じですが 画面イメージが若干異なります 実行準備 (PCOMM のみ ) 手順 1 PCOMM を使用する場合 事前に以下の手順を実施しておきます 4
IBM パーソナルコミュニケーションズ ユーティリティー System i 接続定義を選択します 手順 2 IP ホスト接続の表示 追加ボタンとして接続パラメーターウィンドウを表示します 接続する System i のホスト名を入力します ホスト名とはパソコン (PC) のコマンドプロンプトから PING コマンドなどで応答確認できる System i のシステム名です 入力が完了したら OK ボタンを押して終了します 実行手順 手順 1 データ転送機能を開始します ( 下図は iseries Access の例です ) 5
iseries Access for Windows を使用する場合スタートボタンからプログラム IBM iseries Access for Windows System i サーバーからのデータ転送を選択します PCOMM を使用する場合スタートボタンからプログラム IBM パーソナルコミュニケーションズ ユーティリティー データ転送を選択します 6
手順 2 以下のように入力します システム名 : System i のシステム名 ( 例 BLUE1) ファイル名 : チームのスキーマ名 AS425xx 次に参照ボタンを押します 手順 3 System i へのサインオン ( ログイン ) ウィンドウが表示されます 以下を入力します ユーザー ID : AS425xx パスワード : AS425xx OK ボタンを押します 7
手順 4 下のようなテーブル選択の画面が表示されます AS425xx の下にあるテーブル TOKMSP の左のアイコンをクリックします TOKMSP が展開されます 下段の TOKSMP をクリックしてから選択ボタンをクリックします 選択済みファイルおよびメンバー欄が AS425xx/TOKMSP(TOKMSP) に変更されます OK ボタンを押します 手順 5 下の図のようにファイル名 : TOKMSP が入力されます ( ファイル名が分かっている場合はファイル名欄に直接入力も出来ます ) 次に以下を指定します 出力装置 : ファイルをプルダウンメニューから選択します 8
次に詳細ボタンを押します 手順 6 ダウンロードするファイル タイプを指定します ファイル タイプから CSV を選択します 手順 7 9
ファイル タイプに CSV が選択されているのを確認します OK ボタンを押します 手順 8 PC のファイル名を指定します ここではデスクトップ上の TOKMSP.CSV というファイル名を指定します ファイル名を入力する際は参照ボタンを押すと簡単に入力できます 10
参照ボタンを押すと以下のウィンドウが表示されます ファイルの場所 : デスクトップファイル名 : TOKMSP.CSV を指定して開くボタンを押すと上図のようにファイル名がセットされます 手順 9 System i からのデータ転送ボタンを押します 手順 10 以下のような確認メッセージが表示されます 11
はいを選択します 参考ファイル記述ファイルとはデータ転送で指定した System i のファイル情報などを保管す るためのファイルのことです ファイル記述ファイルを使用して後から データ転送をバッチプログ ラムで実行したり出来ます また PC から System i へデータをアップロードする場合にもファイル記述ファイルが必要となります PC から System i へデータをアップロードする場合は 事前にこの資料に書かれている手順で System i から PC にデータをダウンロードしてファイル記述ファイルを作成します その後 作成されたファイル記述ファイルを利用して PC から System i へデータのアップロードを行います 手順 11 データが System i から PC に転送されます 手順 12 転送されたファイルの内容を確認します 12
デスクトップの TOKMSP.CSV を右クリックしてアプリケーションから開く Notepad を選択します 手順 13 CSV 形式でファイルが転送されていることを確認します 確認したらメモ帳を閉じます 手順 14 データ転送の画面を終了します ファイルメニュー 13
終了 定義を保管しますか? ときかれた場合はいいえを選択します 以上でデータ転送で DB2 UDB for System i からデータをダウンロードする手順は完了です データ転送でレコード指定してダウンロードする方法 14
iseries Access for Windows,PCOMM のデータ転送では SQL の WHERE 句と同じように条件 式を入力して ダウンロードするレコードを選択することが出来ます データオプションをクリックします WHERE 句にカーソルをおいて詳細ボタンを押すと入力アシスト画面 ( 次ページ ) を表示すること が出来ます WHERE 欄に直接条件式を入力することも出来ます 15
詳細ボタンを押して表示される入力アシスト画面です GUI のパネルから選択すると条件式を完 成させることが出来ます 完成した条件式です また グループ機能を使用可能にするをチェックすると Join by Group by Having など全ての条 件式を指定可能です データ転送で指定可能なファイル形式 16
iseries Access for Windows V5.2 のデータ転送で指定可能な PC のファイル形式は以下のとお りです Lotus 1-2-3 形式 Lotus 1-2-3 バージョン 9 形式 Lotus 1-2-3 wk4 形式 ASCII テキスト MS Excel (BIFF3, BIFF4, BIFF5, BIFF7, BIFF8) DOS ランダム DOS ランダム タイプ 2 無変換 タブ区切りテキスト iseries Access for Windows のデータ転送時に以下を選択できます PC 上に新しくファイルを作成する PC 上に既存のファイルがある場合 既存レコードを上書きする PC 上に既存のファイルがある場合 既存ファイルにレコードを追加する PCOMM データ転送 V5.7 では以下の PC ファイル形式を指定できます ASCII テキスト MS Excel (BIFF4, BIFF8) DOS ランダム BASIC 順次 BASIC ランダム DOS ランダム タイプ 2 DIF 無変換 PCOMM データ転送時に以下を選択できます PC 上に新しくファイルを作成する PC 上に既存のファイルがある場合 既存レコードを上書きする PC 上に既存のファイルがある場合 確認ウィンドウを表示して上書き or キャンセルを 選択させる 上記のように iseries Access for Windows と PCOMM では若干データ転送の仕様に差異があ ります 17
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