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6) 個人情報管理担当者個人情報管理責任者によって選任され 各部門において個人情報保護計画等に基づく個人情報保護のための業務について 統括的責任と権限を有する者をいう 7) 個人情報取扱担当者個人情報のコンピューターへの入力 出力 台帳 診療申込書等の個人情報を記載した帳票等を保管 管理する担当者を

第 2 章 個人情報の取得 ( 個人情報の取得の原則 ) 第 4 条個人情報の取得は コンソーシアムが行う事業の範囲内で 利用目的を明確に定め その目的の達成のために必要な範囲においてのみ行う 2 個人情報の取得は 適法かつ公正な方法により行う ( 特定の個人情報の取得の禁止 ) 第 5 条本条各号

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個人情報保護規定

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14個人情報の取扱いに関する規程

個人情報保護規程例 本文

制定 : 平成 24 年 5 月 30 日平成 23 年度第 4 回理事会決議施行 : 平成 24 年 6 月 1 日 個人情報管理規程 ( 定款第 65 条第 2 項 ) 制定平成 24 年 5 月 30 日 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 定款第 66 条第 2 項の規定に基づき 公益社団法

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第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 株式会社スマートバリュー ( 以下 当社 という ) が個人情報保護方針に基づく個人情報の取扱いの基本事項を定めたもので 個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規程における用語の定義は 次の各号に定めるところによ

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(5) 個人データ 個人データ とは 個人情報データベース等を構成する個人情報をいう (6) 保有個人データ 保有個人データ とは 当会館が 開示 内容の訂正 追加又は削除 利用の停止 削除及び第三者への提供の停止を行うことのできる権限を有する個人データであって その存否が明らかになることにより公益

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プライバシーポリシー ( 個人情報保護に関する基本方針 ) 株式会社ビットポイントジャパン ( 以下 当社 といいます ) は 個人情報の保護とその適正な管理が重要であることを認識し 個人情報の保護に関する法律 ( 以下 個人情報保護法 といいます ) 関連法令 ガイドラインその他の規範を遵守すると

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

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東レ福祉会規程・規則要領集

個人情報によって識別される特定の個人をいう ( 基本理念 ) 第 3 条個人情報は 個人の人格尊重の理念の下に慎重に取り扱われるべきものであることにかんがみ その適正な取扱いを図るものとする 第 2 章個人情報 ( 利用目的の特定 ) 第 4 条個人情報を取り扱うに当たっては 定款の定める業務を遂行

取扱いに特に配慮を要するものとして政令第 2 条で定める記述等が含まれる個人情報をいう (4) 個人情報データベース等 とは 個人情報を含む情報の集合物であって 次のいずれかに該当するもの ( 利用方法からみて個人の権利利益を害するおそれが少ないものとして政令第 3 条第 1 項で定めるものを除く

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拍, 血圧等 ) を, ユーザー本人または当社の提携先からと提携先などとの間でなされたユーザーの個人情報を含む取引記録や, 決済に関する情報を当社の提携先 ( 情報提供元, 広告主, 広告配信先などを含みます 以下, 提携先 といいます ) などから収集することがあります 4. 当社は, ユーザーが

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個人情報の適正な取扱いに関する基本方針

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(2) 情報資産の重要度に応じた適正な保護と有効活用を行うこと (3) 顧客情報資産に関して 当法人の情報資産と同等の適正な管理を行うこと (4) 個人情報保護に関する関係法令 各省庁のガイドライン及び当法人の関連規程を遵守すると共に これらに違反した場合には厳正に対処すること ( 個人情報保護 )

特定個人情報等取扱規程

3 部門管理者は 個人データの取扱いを外部に委託する場合には その委託先における個人データの取扱状況等の監督を行わなければならない 4 個人データの取扱いにかかる事項であってこの細則に定めのない事項については 取扱者の申請に基づき 部門管理者がこれを承認して行う 5 部門管理者は 個人データの組織的

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1 資料 1 パーソナルデータの利活用に関する制度改正に係る法律案の骨子 ( 案 ) TM 2014 年 12 月 19 日 内閣官房 IT 総合戦略室 パーソナルデータ関連制度担当室

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(5) 開示患者本人または別に定める関係者に対して これらの者が当院の保有する患者人に関する情報を自ら確認するために 患者本人等からの請求に応じて 情報の内容を書面で示すこと 書面として記録されている情報を開示する場合には その写しを交付することとする ( 個人情報の取得と利用目的の通知 ) 第 3

役職員等 とは, この法人に所属するすべての理事, 監事及び組織内にあって直接又は間接にこの法人の指揮監督を受けてこの法人の業務に従事している者をいい, 雇用関係にある従業者のみならず, この法人との間に雇用関係のない者 ( 派遣社員等 ) も含む. (10) 個人情報管理責任者 個人情報管理責任者

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公平かつ客観的な立場で 個人情報遵守プログラムの適用状況に関する監査の実施及び報告を行う権限を有する者をいう (17) 監査人監査責任者及びその指名する者で 個人情報保護に関する監査業務を実施する者の総称をいう (18) 被監査部門個人情報の取扱いを行っている部門等で 監査人によって監査を受ける組織

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個人情報の保護に関する

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特定個人情報取扱規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 岩手県建設業厚生年金基金 ( 以下 当厚生年金基金 という ) における個人番号及び特定個人情報 ( 以下 特定個人情報等 という ) の適正な取扱いを確保するために必要な事項を定めることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本

情報システムセキュリティ規程

Ⅰ バイタルリンク 利用申込書 ( 様式 1-1)( 様式 ) の手続 バイタルリンク を利用する者 ( 以下 システム利用者 という ) は 小松島市医師会長宛に あらかじ め次の手順による手続きが必要になります 新規登録手続の手順 1 <システム利用者 ( 医療 介護事業者 )>

んだ者をいう 13 従業者本会の組織内にあって 直接または間接に本会の指揮監督を受けて本会の業務に従事している者をいい 従業員のみならず 本会との間の雇用契約にない者 ( 理事 監事 各委員会委員等及び派遣職員等 ) を含む 14 特定個人情報の取扱い特定個人情報の取得 安全管理措置 保管 利用 提

学校法人久留米大学個人情報の保護に関する規程

東京弁護士会個人情報保護規則

公益財団法人岩手県南技術研究センター特定個人情報取扱規程 平成 28 年 4 月 1 日制定 規程第 14 号 第 1 章目的等 ( 目的 ) 第 1 条この規程は 公益財団法人岩手県南技術研究センター ( 以下 センター という ) が 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関す

プライバシーポリシー EU 版 /GDPR 対応 株式会社オールアバウトライフワークス ( 以下 当社 といいます ) は 個人情報保護の重要性を認識し 個人情報保護に関する方針 規定及び運用体制を含む個人情報保護に関するマネジメントシステムを確立 運用し 適切な取扱いと継続的な改善に努めることを目

特定個人情報の取扱いに関するモデル契約書 平成27年10月

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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特定個人情報の取扱いの対応について

特定個人情報取扱要領 ( 目的 ) 第 1 条この要領は この組合の 個人情報保護方針 および 特定個人情報取扱規程 ( 以下 規程 という ) に基づき この組合における特定個人情報の具体的な取扱いを定めたもので 特定個人情報の保護と適正な利用を図ることを目的とする ( 用語の定義 ) 第 2 条

とはありません 5. 個人情報の利用目的 (1) 当社は お客様よりご提供いただいた個人情報を次の目的のために利用いたします 第二種金融商品取引業および当該業務に関連 付随する業務を行うため 金融商品 ( ファンド ) 第二種金融商品取引業に関する情報を提供するため 取引時確認を行うため お客様との

利用者情報管理規程

保総発第○○○号

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別段の定めがない限り 当院の職員に準じて扱うものとする (5) 個人情報保護管理責任者個人情報保護に関する具体的な取組みを推進する責任者で 個人情報保護委員会の委員長もかね 当院では院長がつとめる 3. 個人情報の取得 1. 利用目的の通知患者から個人情報を取得する場合には その情報の利用目的 当該

別紙(例 様式3)案


個人情報の取り扱いについて TaoTao 株式会社 ( 以下 当社 という ) は お客様が安心して当社のサービスをご利用いただけるよう 個人情報保護方針に基づき お客様の個人情報 個人番号 特定個人情報 ( 以下 ここではすべてを総称し 個人情報 といいます ) のお取扱いに細心の注意を払っており

個人情報保護規程

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江戸川病院個人情報保護規程 第 1 章総則第 1 条 ( 目的 ) この規程は 社会福祉法人仁生社江戸川病院 ( 以下 当院 という ) が取り扱う個人情報の適切な保護に関し 必要な事項を定めたものである 当院職員は この規程に従って個人情報を保護していかなければならない 第 2 条 ( 対象 ) この規程は 当院が保有するすべての個人情報を対象とする 第 3 条 ( 定義 ) この規程における用語の定義は 以下のとおりとする (1) 個人情報生存する個人に関する情報であって 当該情報に含まれる氏名 生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの ( 他の情報と容易に照合することができ それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む ) をいう 個人情報を以下に例示する 診療録 処方箋 手術記録 看護記録 検査所見記録 エックス線写真 紹介状 診療要約 調剤録等の診療記録 検査等の目的で 患者から採取された血液等の検体の情報 介護サービス提供にかかる計画 提供したサービス内容等の記録 職員 ( 研修医, 各部門実習生を含む ) に関する情報 ( 採用時の履歴書 身上書, 職員検診記録等 ) ただし 医療においては死者の情報も個人情報保護の対象とすることが求められており 当院では生存者の個人情報と同様に取り扱う (2) 個人情報データベース特定の個人情報を一定の規則 ( 例えば 五十音順 生年月日順など ) に従って整理 分類し 特定の個人情報を容易に検索することができるよう 目次 索引 符号等を付し 他人によっても容易に検索可能な状態においているものをいう 紙媒体 電子媒体の如何を問わない (3) 個人データ 個人情報データベース等 を構成する個人情報をいう 検査結果については 診療録等と同様に検索可能な状態として保存されることから 個人データに該当する 診療録等の診療記録や介護関係記録については 媒体の如何にかかわらず個人データに該当する (4) 保有個人データ個人データのうち 個人情報取扱事業者が 開示 内容の訂正 追加又は削除 利用の停止 消去及び第三者への提供の停止を行うことのできる権限を有するものをいう ただし 1その存否が明らかになることにより 公益その他の利益が害されるもの 26ヶ月以内に消去する ( 更新することは除く ) ものは除く (5) 個人情報管理責任者 ( 以下 管理責任者 という ) 個人情報保護の策定 実施 評価 改善等の個人情報保護のための業務について 統括的責任と権限を有する者をいう 1

(6) 個人情報取扱管理者 ( 以下 取扱管理者 という ) 原則 各部署の所属長が務め 個人情報取扱担当者に啓蒙を行う (7) 個人情報取扱担当者 ( 以下 取扱担当者 という ) 個人情報のコンピュータへの入力 出力 台帳 申込書等の個人情報を記載した帳票等を保管 管理等する担当者をいう (8) 預託当院以外の者にデータ処理等の委託のために当院が保有する個人情報を預けること 第 2 章個人情報の収集第 4 条 ( 収集の原則 ) 個人情報の収集は 収集目的 ( 第 7 条 ) を明確に定め その目的の達成に必要な限度において行わなければならない 2 新しい目的で個人情報を収集するときは 担当者は管理責任者に届け出なければならない 3 前項の届け出を受けた管理責任者は 速やかに院長の承諾を得なければならない 承諾後 新しい目的での個人情報の収集が可能となる 第 5 条 ( 収集方法の制限 ) 個人情報の収集は 適法 かつ公正な手段 ( 第 8 条 ) によって行わなければならない 2 新しい方法又は間接的に個人情報を収集するときは 担当者は管理責任者に届け出なければならない 3 前項の届け出を受けた管理責任者は 速やかに院長の承諾を得なければならない 承諾後 新しい方法又は間接的に個人情報の収集が可能となる 第 6 条 ( 特定の個人情報の収集の禁止 ) 次に示す内容を含む個人情報の収集 利用又は提供を行ってはならない 1) 門地 本籍地 ( 所在都道府県に関する情報を除く ) 犯罪歴 その他社会的差別の原因となる事項 2) 思想 信条及び宗教に関する事項注 : 上記 1) および2) は疾病と関連する場合に限定し利用 収集できる 3) 勤労者の団結権 団体交渉及びその他団体行動の行為に関する事項 4) 集団示威行為への参加 請願権の行使及びその他の政治的権利の行使に関する事項 第 7 条 ( 個人情報を収集する目的 ) 患者 利用者 関係者から個人情報を取得する目的は 患者 利用者 関係者に対する医療 介護の提供 医療保険事務 入退院等の病棟管理等 病院運営に必要な事項などで利用することである 当院職員についての個人情報収集の目的は 雇用管理のためである 通常の業務で想定される個人情報の利用目的 ( 別表 ) は ホームページ ポスターの掲示 パンフレットの配布等にて公表する 2

第 8 条 ( 個人情報を収集する方法 ) 患者 利用者 関係者から個人情報を取得する方法は以下である 1) 本人の申告および提供 2) 直接の問診または面談 3) 患者家族 知人 目撃者 救急隊員 関係者等からの提供 4) 他の医療機関 介護施設等からの紹介状等による提供 5) 15 歳未満の方の個人情報については 診療に関して必要な事項以外は原則として保護者等から提供をうける 6) その他の場合は 本人 もしくは家族の ( 意識不明 認知症等で判断できない時 ) 同意を得て収集する 第 3 章個人情報の利用第 9 条 ( 利用範囲の制限 ) 個人情報の利用は 原則として収集目的の範囲内で 具体的な業務に応じ権限を与えられた者が 業務の遂行上必要な限りにおいて行う 2 管理責任者の承諾を得ないで 個人情報の目的外利用 第三者への提供 預託 通常の利用場所からの持ち出し 外部への送信等の個人情報の漏洩行為をしてはならない 3 当院職員 派遣職員 委託外注職員および関係者は 業務上知り得た個人情報の内容をみだりに第三者に知らせ 又は不当な目的に使用してはならない その業務に係る職を退いた後も 同様とする 第 10 条 ( 利用目的の範囲 ) 個人情報は 通常の業務で想定される個人情報の利用目的 ( 別表 ) および 通常の業務以外として次の1) から5) について使用する 1) 患者 利用者 関係者が同意した医療業務 2) 患者 利用者 関係者が当事者である契約の準備又は履行のために必要な場合 3) 当院が従うべき法的義務の履行のために必要な場合 4) 患者 利用者 関係者の生命 健康 財産等の重大な利益を保護するために必要な場合 5) 裁判所および令状に基づく権限の行使による開示請求等があった場合 第 11 条 ( 目的範囲外利用の措置 ) 収集目的の範囲を超えて個人情報の利用を行う場合は 患者 利用者 関係者本人の同意を必要とする 第 12 条 ( 個人情報の入出力 保管等 ) 診療情報 台帳 申込書等の個人情報を記載した帳票の保管 管理や紹介状等の書類のスキャナーでの電子カルテへ等への取り込み およびそれらの管理等は 別に定める 3

第 4 章個人情報の適正管理第 13 条 ( 個人情報の正確性の確保 ) 管理責任者は 個人情報を利用目的に応じ必要な範囲内において 正確かつ最新の状態で管理しなければならない 2 患者 利用者 関係者から 個人情報の開示 当該情報の訂正 追加 削除 利用停止等の希望を受けた場合は 各部署責任者または 患者様ご相談窓口担当者 が窓口となり 管理責任者は 速やかに処理しなければならない 第 14 条 ( 個人情報の安全性の確保 ) 管理責任者は 個人情報への不当なアクセス又は個人情報の紛失 破壊 改ざん 漏洩等の 危険に対して セキュリティ体制を構築し 個人情報の安全性を確保しなければならない 第 15 条 ( 個人情報の委託処理等に関する措置 ) 情報処理や作業を第三者に委託するために 個人情報を第三者に預託する場合においては 委託担当者は事前に管理責任者に届け出なければならない 2 第三者より個人情報の預託を受ける場合においては第三者の定める管理規則を考慮して当院規程に従うものとする 3 管理責任者は 以下の各号の措置を講じ 院長の承諾を得てから基本契約を締結しなければならない 基本契約締結後に個別契約を締結し 当該個人情報の預託は 個別契約締結後にしなければならない (1) 個人情報の預託先について預託先責任者との面接 必要に応じて預託先の情報処理施設の状況を視察あるいは把握し 個人情報保護及びセキュリティ管理が当院の基準に合致することを確認すること 再委託に関しては 同様の取り扱いをするか あるいは 委託先の責任で同様の取り扱いを保証することが必要である (2) 次の事項を入れた基本契約書案を作成すること 1 守秘義務の存在 取り扱うことのできる者の範囲に関する事項 2 預託先における個人情報の秘密保持方法 管理方法ついての事項 3 預託先の個人情報の取扱担当者に対する個人情報保護のための教育 訓練に関する事項 4 契約終了時の個人情報の返却及び消去に関する事項 5 個人情報が漏洩 その他事故の場合の措置 責任分担についての事項 6 再委託に関する事項 7 当院からの監査の受け入れについての事項 4 個別契約に基づき個人情報を預託先に提供するときは 担当者は前項 3の事項を記した書面を預託先に交付して 注意を促さなければならない 5 委託中 担当者は 預託先が当院との契約を遵守しているかどうかを確認し 契約に抵触する事項を発見したときは その旨を管理責任者に通知しなければならない 6 前項の通知を受けた管理責任者は 直ちに院長と協議して個人情報の預託先に対して必要な措置を講じなければならない 7 管理責任者は 年に一度以上 個人情報の預託先責任者と面接し 必要に応じて預託先の情 4

報処理を把握あるいは視察し 監査しなければならない 8 管理責任者は 本条に基づき作成された基本契約 個別契約 監査報告書 通知書等の文書 ( 電磁的記録を含む ) を当該個人情報の預託先との個別契約終了後 7 年間保存しなければならない 第 16 条 ( 個人情報の第三者への提供 ) 個人情報の第三者への提供は本人の同意がない場合は禁止する 例外として 以下の場合には第三者に提供することがある 1 令状等により要求された場合 ( 届出 通知 ) 2 公衆衛生 児童の健全育成に特に必要な場合 ( 疫学調査等 ) 3 人の生命 身体又は財産の保護に必要な場合 2 第三者への提供は 原則として管理責任者の承諾を得て 必要な措置を講じた後でなければならない 3 前記の通知あるいは報告を受けた管理責任者は 速やかにその是非を検討しなければならない 第 17 条 ( 個人情報の共同利用 ) 個人情報を第三者との間で共同利用する場合 本人の同意をえた後 担当者は管理責任者に届け出なければならない 2 前項の通知を受けた管理責任者は 直ちにその是非を検討し 院長の承諾を得なければならない 第 5 章自己情報に関する情報主体からの諸請求に対する対応第 18 条 ( 自己情報に関する権利 ) 当院が保有している個人情報について 患者 利用者から説明 開示を求められた場合 診療の現場における診療内容に関する事項は 主治医は 遅滞なく当院が保有している患者 利用者の診療に関する個人情報を 希望する方法で説明 開示しなければならない 開示に関する詳細の規程は 江戸川病院診療情報開示規程 に定める 2 家族あるいは第三者への個人情報の提供は あらかじめ 本人に対象者を確認し 同意を得る 一方 意識不明の患者や認知症などで合理的判断ができない場合は 本人の同意を得ずに家族等に提供する場合もある この場合 本人の家族等であることを確認した上で 本人の意識が回復した際には 速やかに 提供及び取得した個人情報の内容とその相手について本人に説明する 3 開示した結果 誤った情報があった場合で 訂正 追加又は削除を求められたときは 主治医 管理責任者は 遅滞なくその請求が妥当であるかを判断し 妥当であると判断した場合には 訂正等を行い 遅滞なく患者 利用者に対してその内容を通知しなければならない 訂正しない場合は 遅滞なく患者 利用者に対してその理由を通知しなければならない 4 死者の情報は 患者 利用者本人の生前の意思 名誉等を十分に尊重しつつ 診療情報の提供等に関する指針 において定められている規程により 遺族に対して診療情報 介護関係の記録の提供を行なう 5

第 19 条 ( 自己情報の利用又は提供の拒否権 ) 当院が保有している個人情報について 患者 利用者から自己情報についての利用又は第三者への提供を拒まれた場合 これに応じなければならない ただし 裁判所および令状に基づく権限の行使による開示請求等又は当院が法令に定められている義務を履行するために必要な場合については この限りでない 第 6 章管理組織 体制第 20 条 ( 管理責任者 ) 管理責任者は 個人情報の保護についての統括的責任と権限を有する責任者であって 別に定める業務を行わなければならない 2 管理責任者は 各部に1 名以上取扱管理者を選任し 自己に代わり必要な個人情報保護についての業務を行わせ これを管理 監督しなければならない 3 取扱管理者は部に所属する者のなかから 取扱担当者を選任しなければならない 第 21 条 ( 個人情報保護苦情 相談窓口の設置 ) 管理責任者は 個人情報に関する苦情 相談の窓口を設置し 担当者を置く また この窓口の連絡先を患者 利用者に告知しなければならない 2 窓口は総合案内 患者様ご相談窓口 とする 第 22 条 ( 組織図 ) 病院長 個人情報委員会 個人情報管理責任者 個人情報苦情 相談窓口 個人情報取扱管理者 個人情報取扱担当者 6

第 7 章事故対応第 23 条 ( 発生時の報告 ) 取扱担当者は 漏洩などの不正行為や情報機器 (PC USB など ) の盗難等により個人情報が侵害され または侵害される恐れがある場合 直ちに取扱管理者に報告しなければならない 2 取扱管理者は 漏洩などの不正行為や情報機器 (PC USB など ) の盗難等により個人情報が侵害され または侵害される恐れがあるとの報告があったときは 直ちに管理責任者に報告しなければならない 第 24 条 ( 二次被害の防止 ) 管理責任者は 病院長と協議のうえ 必要に応じ以下の措置を講じなければならない 1 被害者への説明 謝罪 2 報道機関への公表 3 医療法に基づく東京都福祉保健局医療政策部への報告 4 警察への被害届の提出 第 8 章管理責任者の職務第 25 条 ( 個人情報の特定とリスク調査 ) 管理責任者は 当院が保有するすべての個人情報を特定し 危機を調査 分析するための手順 方法を確立し 維持しなければならない 2 管理責任者は 各部ごとに前項の手順に従って各部における個人情報を特定し 個人情報に関する危険要因 ( 個人情報への不正アクセス 個人情報の紛失 破壊 改ざん及び漏洩等 ) を調査 分析の上 適切な保護措置を講じない場合の影響を認識し 必要な対策を策定し 維持しなければならない 第 26 条 ( 法令及びその他の法規範 ) 管理責任者は 個人情報に関する法令及びその他の法規範を特定し 参照できる手順を確立し 維持しなければならない 第 27 条 ( 本規程等の見直し ) 管理責任者は 個人情報を保護するために 適宜 この規程を見直し 院長の承認を得なければならない 第 28 条 ( 文書の管理 ) 管理責任者は この規程に基づき作成される文書 ( 電磁的記録を含む ) を管理しなければならない 第 29 条 ( 研修実施 ) 管理責任者は 当院職員その他個人情報の預託先等の関係者に対して 次のような研修を実施しなければならない 7

1) 個人情報保護法の内容 2) 個人情報保護方針 本規程の内容 3) セキュリティ教育 2 管理責任者は 取扱管理者に対して その役割 預託先の調査 個人情報の漏洩事故等が発生した場合の対応についての研修を実施しなければならない 3 管理責任者は 第 1 項 前項の研修を効果的に行い 個人情報の重要性を自覚させる手順 方法を確立し維持しなければならない 第 9 章廃棄第 30 条 ( 個人情報の廃棄 ) 個人情報を廃棄する場合 匿名化もしくは 適切な廃棄物処理業者に廃棄を委託する 2 個人情報を記録したコンピュータを廃棄するときは 特別のソフトウェア等を使用して個人情報を消去し, フロッピー CD MO 等の記憶媒体は物理的に破壊する 3 個人情報を記録したコンピュータを他に転用するときは 特別のソフトウェア等を使用して個人情報を消去してから転用する 4 研修医, 実習生等の雇用管理に利用した個人情報についても, 同様の処理をする 5 個人情報の廃棄作業は取扱担当者が行う 6 廃棄の基準について 患者 利用者に告知しなければならない 第 10 章罰則第 31 条 ( 罰則 ) 当院は 本規程に違反した職員に対して就業規則に基づき懲戒を行うことがある 2 懲戒の手続きは当院就業規則に定める 附則平成 17 年 4 月 1 日制定平成 23 年 4 月 1 日改定平成 25 年 1 月 1 日改定 8