別紙 3 個人情報及び機密情報に係る標準特記仕様書 受託者は 契約書及び仕様書等に定めのない事項について この特記仕様書に定める事項に従って 契約を履行しなければならない 1 定義本業務において 公益財団法人東京都中小企業振興公社 ( 以下 公社という ) の保有する個人情報 ( 以下 単に 個人情

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銀座パートナーズ法律事務所弁護士岡本正氏 株式会社新建新聞社取締役リスク対策.com 主筆中澤幸介氏 ( ファシリテーター ) 2. 業務の内容 (1) 企画調整 1 企画立案 (3. 企画提案を参照 ) 2 講演者との調整 講演者との連絡窓口となり 講演依頼やスケジュールの調整 講演内容の調整など


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必要となる教育を行うとともに 実施結果について指定する書面により甲に提出しなければならない 第 10 条乙は 甲がこの特記事項の遵守に必要となる教育を実施するときは これを受けなければならない ( 知り得た情報の保持の義務 ) 第 11 条乙は 本契約の履行に当たり知り得た受託情報を第三者に漏らして

3 受託者は 前項の規定による検査の結果不合格となったときは 委託者の指定する日までに補正して提出し 再度検査を受けなければならない 4 前 2 項の規定による検査に直接要する費用は受託者の負担とする ( 委託料の支払 ) 第 8 条委託者は 前条の規定により引渡しを受けた後 受託者から適法な支払請

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特定個人情報の取扱いに関するモデル契約書 平成27年10月

1 委託業務の件名東京 e スポーツフェスタ企画運営業務委託 東京 e スポーツフェスタ企画運営業務委託 仕様書 2 契約期間契約確定日の翌日から令和 2 年 3 月 19 日まで 3 履行場所東京 e スポーツフェスタ実行委員会が指定する場所 4 事業概要東京 e スポーツフェスタ実行委員会 (

保健福祉局地域福祉課

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仕様書 1 件名 各種ガイド (SPT / NCS) の DTP 制作等業務委託 ( 複数単価契約 ) 2 契約期間 契約締結の翌日から 2019 年 7 月 31 日まで 3 履行場所 公益財団法人東京オリンピック パラリンピック競技大会組織委員会 ( 以下 委託者 と いう ) 及び委託者が指定

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医事業務請負契約書

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6 服務等 ( 1) 請負者は 風紀衛生及び規律維持等に関して 一切の責任を負うものとする ( 2) 請負者は 本契約に当たり知り得た内容 個人情報等について 別添の特記事項 を遵守し みだりに他人に知らせ 又は不当な目的に利用してはならない ( 3) 業務終了後 業務内容等について 別紙 2 広聴

Taro-件名:.jtd

14個人情報の取扱いに関する規程

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第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

個人情報保護規程

イ ) サイトコンテンツの企画ウ ) 企画に基づいたコンテンツ制作のための情報収集及び素材開発 ( 取材撮影等 ) エ ) コンテンツ制作のための情報整理 ( 取材内容 写真等の素材整理 ) オ ) テキストコンテンツの制作実務 ( 編集 コピー 画像トリミング等 ) および英訳 35 事業者カ )

3 乙は 業務従事者が本誓約に基づき課される守秘義務に違反した場合は 乙が本誓約に違反した ものとして その責任を負うものとする ( 乙による具体的措置の実施 ) 第 4 条乙は 業務従事者に対して入手した秘密情報を本件に必要な限度で開示 提供するものとする 2 乙は 甲の求めに応じて 業務従事者の

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梅田住宅管理センター分室両開き書庫買入仕様書 1 買入物品 梅田住宅管理センター分室に設置する両開き書庫の買入 2 買入物品の種類及び仕様 台数 別紙買入リストのとおり ( 参考メーカーと相当品 ) 3 納入場所 梅田住宅管理センター分室 大阪市北区梅田 大阪駅前第 3 ビル

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個人情報保護規定

委託契約書(案)

1 件名 目的 応募要件 全体概要 業務内容 成果物の納品 受託者の責務 履行期限 支払方法 セキュリティポリシー要件 著作権等 契約情報

目次 1. 件名 履行場所 契約期間 支払条件 ペーパーレス会議システム構築の仕様及び仕様等詳細協議 瑕疵担保責任 再委託及び再委託に係る受託者の責任 実施体制 機密保持.

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3 システムの概要等 (1) システムの範囲システムの業務フロー 機能一覧及び帳票一覧は別紙 1~3のとおりである (2) システム構成本システムは 本県の庁内全体に配備されている行政情報ネットワークに接続する共通利用パソコン ( クライアント ) 又は本県のファイル共有システム内で動作している な

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調査票

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はじめてのマイナンバーガイドライン(事業者編)

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

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3. 使用期間当団体は (1) 本使用許諾において許諾された期間の満了日 又は (2) 貴法人がその裁量において当団体に本使用許諾の取消を電子メールを含む書面 ( 以下 書面 といいます ) により通知した日のいずれか早い日まで 本事業に対してマーク等を使用することができ 当該日の翌日以降はマーク等

贈与税の非課税措置にかかわる証明書等の発行業務約款

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 (

個人情報保護規程

4 保護管理者は 次の各号に掲げる組織体制を整備する (1) 職員 ( 臨時職員を含む 以下同じ ) がこの訓令に違反している事実又は兆候を把握した場合の保護管理者及び監査責任者への報告連絡体制 (2) 保有個人情報等の漏えい 滅失又は毀損等 ( 以下 情報漏えい等 という ) の事案の発生又は兆候

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ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

仕様書 1. 業務名人材派遣業務 ( 介護給付適正化業務 ) 2. 履行期間令和元年 6 月 1 日から令和 3 年 3 月 31 日まで 3. 履行場所堺市堺区南瓦町 3 番 1 号 堺市健康福祉局長寿社会部介護保険課 4. 派遣人数 1 人 5. 業務の休日土 日曜日 国民の祝日に関する法律に規

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東京芸術祭委託仕様書(改)

Microsoft Word - 個人情報管理規程(案)_(株)ふるさと創生研究開発機構(2016年1月27日施行).doc

(3) 利用 保管方法 要介護認定情報等の申出にて発生する厚生労働省 大学内での倫理審査の文書 研究方法のマニュアル等は 研究室で適切に管理する 厚生労働省より提供を受けた要介護認定情報等の保存媒体の保管場所は 研究室の戸棚に保管し 施錠する 要介護認定情報等の利用場所は 研究室のみとする サーバ室

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

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3 部門管理者は 個人データの取扱いを外部に委託する場合には その委託先における個人データの取扱状況等の監督を行わなければならない 4 個人データの取扱いにかかる事項であってこの細則に定めのない事項については 取扱者の申請に基づき 部門管理者がこれを承認して行う 5 部門管理者は 個人データの組織的

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日本赤十字社企業年金基金特定個人情報等取扱規程 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 日本赤十字社企業年金基金 ( 以下 当基金 という ) における個人番号及び特定個人情報 ( 以下 特定個人情報等 という ) の適正な取扱いを確保するために必要な事項を定めることを目的とする ( 定義

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第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

様式第19号

4 機能配置案作成 ( 相関関係図 ) 5 総括業務 6. 業務の対象範囲 ( ア ) 本庁舎に属する施設 施設名 所在地 延床面積 ( m2 ) 部署数職員数 本庁舎 ( 新館 旧館 ) 岸和田市岸城町 7-1 9, 別館 岸和田市本町 6-1 4,

第 2 章 個人情報の取得 ( 個人情報の取得の原則 ) 第 4 条個人情報の取得は コンソーシアムが行う事業の範囲内で 利用目的を明確に定め その目的の達成のために必要な範囲においてのみ行う 2 個人情報の取得は 適法かつ公正な方法により行う ( 特定の個人情報の取得の禁止 ) 第 5 条本条各号

業務委託契約書 ( 書式 ) 委託業務の名称やまがた子育て応援パスポート協賛店検索システム構築業務委託委託期間平成 年 月 日から平成 28 年 3 月 31 日まで業務委託料 円 ( うち消費税及び地方消費税の額 円 ) 契約保証金 (100 分の10 以上の額 ) 頭書業務の委託について 委託者

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1 / 7 名古屋港管理組合共通仕様書 ( 設計 測量 調査等業務 ) 改定表平成 29 年 7 月 ( 新旧対比表 ) 頁 行又は項目 原 文 改 定 摘 要 10) 総括監督員 とは 主に受注者に対する指示 承諾又は協議及び契約書 設計図書の記載内容に関する確認 10) 総括監督員 とは 主に受

しなければならない 2. 乙は プライバシーマーク付与の更新を受けようとするときは プライバシーマーク付与契約 ( 以下 付与契約 という ) 満了の8ヶ月前の日から付与契約満了の4 ヶ月前の日までに 申請書等を甲に提出しなければならない ただし 付与契約満了の4ヶ月前の日までにプライバシーマーク付

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Transcription:

別紙 3 個人情報及び機密情報に係る標準特記仕様書 受託者は 契約書及び仕様書等に定めのない事項について この特記仕様書に定める事項に従って 契約を履行しなければならない 1 定義本業務において 公益財団法人東京都中小企業振興公社 ( 以下 公社という ) の保有する個人情報 ( 以下 単に 個人情報 という ) とは 公社が貸与する原票 資料 貸与品等に記載された個人情報及びこれらの情報から受託者が作成した個人情報並びに受託者が公社に代わって行う本業務の過程で収集した個人情報のすべてをいい 受託者独自のものと明確に区分しなければならない また 委託者が機密を要する旨を指定して提示した情報及び委託者からの貸与品等に含まれる情報は 全て委託者の機密情報である ( 以下 機密情報 という ) ただし 委託者からの貸与品等に含まれる情報のうち 既に公知の情報 委託者から受託者に提示した後に受託者の責めによらないで公知となった情報 及び委託者と受託者による事前の合意がある情報は 機密情報に含まれないものとする 2 受託者の責務 (1) 受託者は この契約の履行に当たって 個人情報を取り扱う場合は 東京都個人情報の保護に関する条例 ( 平成 2 年東京都条例第 113 号 ) を遵守して取り扱う責務を負い 以下の事項を遵守し 個人情報の漏えい 滅失 き損の防止その他個人情報保護に必要な措置を講じなければならない (2) 受託者は 東京都サイバーセキュリティ基本方針及び東京都サイバーセキュリティ対策基準の趣旨を踏まえ 以下の事項を遵守しなければならない 3 業務の推進体制 (1) 受託者は 契約締結後直ちに委託業務を履行できる体制を整えるとともに 当該委託業務に関する責任者 作業体制 連絡体制及び作業場所について書面にし 委託者に提出すること (2) (1) の事項に変更が生じた場合 受託者は速やかに変更内容を委託者に提出すること 4 業務従事者への遵守事項の周知 (1) 受託者は この契約の履行に関する遵守事項について 委託業務の従事者全員に対し十分に 説明し周知徹底を図ること 5 秘密の保持 受託者は この契約の履行に関して知り得た秘密を漏らしてはならない この契約終了後も同様 とする 6 目的外使用の禁止 受託者は この契約の履行に必要な委託業務の内容を他の用途に使用してはならない また こ の契約の履行により知り得た内容を第三者に提供してはならない 7 複写及び複製の禁止受託者は この契約に基づく業務を処理するため 委託者が貸与する原票 資料 その他貸与品等及びこれらに含まれる情報 ( 以下 委託者からの貸与品等 という ) を 委託者の承諾なくして複写及び複製をしてはならない

8 作業場所以外への持出禁止 受託者は 委託者が指示又は承認する場合を除き 委託者からの貸与品等 ( 複写及び複製したも のを含む ) について 3(1) における作業場所以外へ持ち出してはならない 9 情報の保管及び管理 受託者は 委託業務に係る情報の保管及び管理に万全を期するため 委託業務の実施に当たって 以下の事項を遵守しなければならない (1) 全般事項 ア契約履行過程 ( ア ) 以下の事項について安全管理上必要な措置を講じること a 委託業務を処理する施設等の入退室管理 b 委託者からの貸与品等の使用及び保管管理 c 仕様書等で指定する物件 ( 以下 契約目的物 という ) 契約目的物の仕掛品及び契 約履行過程で発生した成果物 ( 出力帳票及び電磁的記録物等 ) の作成 使用及び保管管理 d その他 仕様書等で指定したもの ( イ ) 委託者から ( ア ) の内容を確認するため 委託業務の安全管理体制に係る資料の提出を求め られた場合は直ちに提出すること イ契約履行完了時 ( ア ) 委託者からの貸与品等を 契約履行完了後速やかに委託者に返還すること ( イ ) 契約目的物の作成のために 委託業務に係る情報を記録した一切の媒体 ( 紙及び電磁的記 録媒体等一切の有形物 )( 以下 記録媒体 という ) については 契約履行完了後に記録 媒体上に含まれる当該委託業務に係る情報を全て消去すること ( ウ ) ( イ ) の消去結果について 記録媒体ごとに 消去した情報項目 数量 消去方法及び消去 日等を明示した書面で委託者に報告すること ( エ ) この特記仕様書の事項を遵守した旨を書面で報告すること また 再委託を行った場合は 再委託先における状況も同様に報告すること ウ契約解除時 イの規定の 契約履行完了 を 契約解除 に読み替え 規定の全てに従うこと エ事故発生時 契約目的物の納入前に契約目的物の仕掛品 契約履行過程で発生した成果物及び委託者から の貸与品等の紛失 滅失及び毀損等の事故が生じたときには その事故の発生場所及び発生状 況等を詳細に記載した書面をもって 遅滞なく委託者に報告し 委託者の指示に従うこと (2) アクセスを許可する情報に係る事項受託者は アクセスを許可する情報の種類と範囲 アクセス方法について 業務着手前に委託者から承認を得ること (3) 個人情報及び機密情報の取扱いに係る事項 個人情報及び機密情報の取扱いについて 受託者は 以下の事項を遵守しなければならない ア個人情報及び機密情報に係る記録媒体を 施錠できる保管庫又は施錠及び入退室管理の可能 な保管室に格納する等適正に管理すること イアの個人情報及び機密情報の管理に当たっては 管理責任者を定めるとともに 台帳等を設 け個人情報及び機密情報の管理状況を記録すること ウ委託者から要求があった場合又は契約履行完了時には イの管理記録を委託者に提出し報告 すること エ個人情報及び機密情報の運搬には盗難 紛失 漏えい等の事故を防ぐ十分な対策を講じるこ と

オ (1) イ ( イ ) において 個人情報及び機密情報に係る部分については あらかじめ消去すべき情報項目 数量 消去方法及び消去予定日等を書面により委託者に申し出て 委託者の承諾を得るとともに 委託者の立会いのもとで消去を行うこと カ (1) エの事故が 個人情報及び機密情報の漏えい 滅失 毀損等に該当する場合は 漏えい 滅失 毀損した個人情報及び機密情報の項目 内容 数量 事故の発生場所及び発生状況等を詳細に記載した書面をもって 遅滞なく委託者に報告し 委託者の指示に従うこと キカの事故が発生した場合 受託者は二次被害の防止 類似事案の発生回避等の観点から 委託者に可能な限り情報を提供すること ク (1) エの事故が発生した場合 委託者は必要に応じて受託者の名称を含む当該事故に係る必要な事項の公表を行うことができる ケ委託業務の従事者に対し 個人情報及び機密情報の取扱いについて必要な教育及び研修を実施すること コその他 東京都個人情報の保護に関する条例 ( 平成 2 年東京都条例第 113 号 ) に従って 本委託業務に係る個人情報を適切に扱うこと 10 委託者の施設内での作業 (1) 受託者は 委託業務の実施に当たり 委託者の施設内で作業を行う必要がある場合には 委託者に作業場所 什器 備品及び通信施設等の使用を要請することができる (2) 委託者は (1) の要請に対して 使用条件を付した上で 無償により貸与又は提供することができる (3) 受託者は 委託者の施設内で作業を行う場合は 次の事項を遵守するものとする ア就業規則は 受託者の定めるものを適用すること イ受託者の発行する身分証明書を携帯し 委託者の指示があった場合はこれを提示すること ウ受託者の社名入りネームプレートを着用すること エその他 (2) の使用に関し委託者が指示すること 11 再委託の取扱い (1) 受託者は この契約の履行に当たり 再委託を行う場合には あらかじめ再委託を行う旨を書面により委託者に申し出て 委託者の承諾を得なければならない (2) (1) の書面には 以下の事項を記載するものとする ア再委託の理由イ再委託先の選定理由ウ再委託先に対する業務の管理方法エ再委託先の名称 代表者及び所在地オ再委託する業務の内容カ再委託する業務に含まれる情報の種類 ( 個人情報及び機密情報については特に明記すること ) キ再委託先のセキュリティ管理体制 ( 個人情報 機密情報 記録媒体の保管及び管理体制については特に明記すること ) ク再委託先がこの特記仕様書の1 及び3から9までに定める事項を遵守する旨の誓約ケその他 委託者が指定する事項 (3) この特記仕様書の1から10までに定める事項については 受託者と同様に 再委託先においても遵守するものとし 受託者は 再委託先がこれを遵守することに関して一切の責任を負う 12 実地調査及び指示等 (1) 委託者は 必要があると認める場合には 受託者の作業場所の実地調査を含む受託者の作業状

況の調査及び受託者に対する委託業務の実施に係る指示を行うことができる (2) 受託者は (1) の規定に基づき 委託者から作業状況の調査の実施要求又は委託業務の実施に係る指示があった場合には それらの要求又は指示に従わなければならない (3) 委託者は (1) に定める事項を再委託先に対しても実施できるものとする 13 情報の保管及び管理等に対する義務違反 (1) 受託者又は再委託先において この特記仕様書の1から10までに定める情報の保管及び管理等に関する義務違反又は義務を怠った場合には 委託者は この契約を解除することができる (2) (1) に規定する受託者又は再委託先の義務違反又は義務を怠ったことによって委託者が損害を被った場合には 委託者は受託者に損害賠償を請求することができる 委託者が請求する損害賠償額は 委託者が実際に被った損害額とする 14 かし担保責任 (1) 契約目的物にかしがあるときは 委託者は 受託者に対して相当の期間を定めてそのかしの修補を請求し 又は修補に代えて 若しくは修補とともに損害の賠償を請求することができる (2) (1) の規定によるかしの修補又は損害賠償の請求は 契約履行完了後 契約目的物の引渡しを受けた日から1 年以内に これを行わなければならない 15 著作権等の取扱いこの契約により作成される納入物の著作権等の取扱いは 以下に定めるところによる (1) 受託者は 納入物のうち本委託業務の実施に伴い新たに作成したものについて 著作権法 ( 昭和 45 年法律第 48 号 ) 第 2 章第 3 節第 2 款に規定する権利 ( 以下 著作者人格権 という ) を有する場合においてもこれを行使しないものとする ただし あらかじめ委託者の承諾を得た場合はこの限りでない (2) (1) の規定は 受託者の従業員 この特記仕様書の10の規定により再委託された場合の再委託先又はそれらの従業員に著作者人格権が帰属する場合にも適用する (3) (1) 及び (2) の規定については 委託者が必要と判断する限りにおいて この契約終了後も継続する (4) 受託者は 納入物に係る著作権法第 2 章第 3 節第 3 款に規定する権利 ( 以下 著作権 という ) を 委託者に無償で譲渡するものとする ただし 納入物に使用又は包括されている著作物で受託者がこの契約締結以前から有していたか 又は受託者が本委託業務以外の目的で作成した汎用性のある著作物に関する著作権は 受託者に留保され その使用権 改変権を委託者に許諾するものとし 委託者は これを本委託業務の納入物の運用その他の利用のために必要な範囲で使用 改変できるものとする また 納入物に使用又は包括されている著作物で第三者が著作権を有する著作物の著作権は 当該第三者に留保され かかる著作物に使用許諾条件が定められている場合は 委託者はその条件の適用につき協議に応ずるものとする (5) (4) は 著作権法第 27 条及び第 28 条に規定する権利の譲渡も含む (6) 本委託業務の実施に伴い 特許権等の産業財産権を伴う発明等が行われた場合 取扱いは別途協議の上定める (7) 納入物に関し 第三者から著作権 特許権 その他知的財産権の侵害の申立てを受けた場合 委託者の帰責事由による場合を除き 受託者の責任と費用をもって処理するものとする 16 運搬責任 この契約に係る委託者からの貸与品等及び契約目的物の運搬は 別に定めるものを除くほか受託 者の責任で行うものとし その経費は受託者の負担とする

17 疑義についての協議 この特記仕様書の各項目若しくは仕様書で規定する個人情報の管理方法等について疑義等が生じ たとき又はこの特記仕様書若しくは仕様書に定めのない事項については 両者協議の上定める