SIer視点からみたハイパーコンバージドの選定構成・サイジングのポイント、注意点

Similar documents
FUJITSU Integrated System 新着 情報 PRIMEFLEX for VMware vsanエンハンス ハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)は Software Defined Storage(SDS)技術によりサーバ のローカルディスクを共有ストレージとして使

Presentation Template Koji Komatsu

NEC Hyper Converged System の機能 サービス提供内容 NEC Hyper Converged System 構築サービス : 本サービスを利 する事で すぐに仮想マシンの作成を開始できる仮想化基盤を導 できます お客様はシステム導 までの期間を短縮 業務の構築に集中すること

Windows Server 2016 Hyper-V ストレージQoS機能の強化

HPEのハイパーコンバージドへの取り組み

Software-Defined Storage ware Virtual SAN ware Virtual SAN

動作環境 WebSAM Storage VASA Provider 2.4 istorage M110 istorage M310 istorage M310F 対象ディスクア istorage M510 istorage M710 istorage M710F レイ ストレージ制御ソフトリビジョン

仮想化基盤構築サービスと価格 ( 参考 : 予定 ) かんたん VM 基本構築サービス ( オンサイト ) 基盤環境 VMware 構築初期設定 1 物理 Server 400,000 円 ( 税別 ) 監視環境構築 (vcenter) 1VM Server 220,000 円 ( 税別 ) 仮想環

PowerPoint プレゼンテーション

FY14Q4 SMB Magalog December - APJ Version

PowerPoint プレゼンテーション

クラウド基盤向けに処理性能や拡張性を強化した「HA8000シリーズ」の2プロセッサーサーバを販売開始

スライド 1

Windows Embedded 8 Standard

ビッグデータやクラウドのシステム基盤向けに処理性能を強化した「BladeSymphony」および「HA8000シリーズ」の新製品を販売開始

PowerPoint プレゼンテーション

富士通PCサーバ「PRIMERGY RX2530 M4」における「TeraStation TS5010 / TS3010」シリーズ動作検証報告

ServerView Resource Orchestrator V3.0 Cloud Edition サポート機種情報

目次 1 はじめに 登録商標 商標 注意事項 免債事項 SR-IOV の機能概要 性能検証事例 測定環境 測定結果 各方式による共有 NIC 性能比較 ( ポートあ

<4D F736F F D2081A F815B A838A815B83588CB48E862E646F63>

FUJITSU Software Systemwalker Centric Manager Lite Edition V13.5 機能紹介資料

Veeam_Corporate_Template_16x9

Microsoft PowerPoint - DELL EMC PowerEdge 選定ガイド_ [読み取り専用]

VMware vSphere Virtual Volumesで変わる仮想化環境

Corp ENT 3C PPT Template Title

KSforWindowsServerのご紹介

PowerPoint プレゼンテーション

2015 年 4 月 6 日 Biz ホスティング Enterprise Cloud における Oracle Database Enterprise Edition RAC の提供開始について ~Oracle Database Enterprise Edition RAC をクラウド基盤で利用可能と

Cisco Storage Solutions

Microsoft Word - nvsi_050110jp_netvault_vtl_on_dothill_sannetII.doc

fse7_time_sample

CTX-6114AI Citrix Access Suite 4

Microsoft Word LenovoSystemx.docx

CLUSTERPRO X 4.0 for FileMaker Server ご紹介資料

最終版 _IBMストレージ_講演_西村様

記憶域スペースダイレクト (S2D) を活用したハイパーコンバージドインフラ技術解説ガイド 概要本ドキュメントは Windows Server 2016 で構築したハイパーコンバージドインフラ (Hyper-Converged Infrastructure:HCI) を技術的な観点から解説したガイド

業務サーバパック for 奉行シリーズスタートアップガイド

弊社アウトソーシング事業

Microsoft PowerPoint VIOPS.ppt

ms_2.pptx

istorage StoragePathSavior 製品概要 本製品は istorage SAN ストレージ製品を管理対象 (*1) とし Windows, Linux, VMware がインストールされたサーバ上で動作するソフトウェアです 本製品は サーバからディスクアレイへのアクセスパス上に障

Hitachi Storage Adapter -Hitachi Storage Adapter for VMware vCenter- サポートマトリックス

MAGNIA Storage Server Configuration Guide

マイクロソフトの最新OS「Windows Server® 2008 R2」、「Windows® 7」プレインストールモデルを販売開始

ライトニングFAX 仮想環境 動作確認状況

(Microsoft Word - WhitePaper_EvaluationAvanceNVBU__rev2_\203t\203H\201[\203\200\211\374\222\371\224\305_.doc)

SANsymphony™-V Product Overview -ストレージハイパーバイザーのメリット-

Agenda 会社紹介 API Connect エディションと導入形態 サンプル構成

1.3 ソフトウェア体系および対応表 (1) istorage ソフトウェアは istorage シリーズのディスクアレイを管理 および ディスクアレイが有する機能を制御するソフトウェア群です このソフトウェア群が提供するストレージ管理 制御機能を利用すると 様々なストレージソリューションを実現でき

ウイルスバスター コーポレートエディション XG システム要件

 

Dell-PowerEdge_handbook_12p_final.indd

PowerPoint プレゼンテーション

目次 1 本業務の目的 本業務の基本事項... 3 (1) 認証一元化基盤とは... 3 (2) 前提条件... 4 (3) 本業務の対象範囲... 6 (4) 本業務のスケジュール 認証一元化基盤設定要件... 6 (1) 仮想マシン... 6 (2) AD... 6

PUBLIC CLOUD 02 03

Arcserve Unified Data Protection サーバ構成とスペック見積もり方法 2018 年 10 月 Arcserve Japan Ver

InfiniDB最小推奨仕様ガイド

Arcserve Unified Data Protection サーバ構成とスペック見積もり方法 2016 年 06 月 Arcserve Japan Ver

日立アドバンストサーバ「HA8000シリーズ」の2プロセッサーモデル3機種を強化

PowerPoint プレゼンテーション

IBM Internet Security Systems NTFS ファイルシステム必須 一覧の 以後にリリースされた Service Pack (Release 2 等は除く ) は特に記載の無い限りサポートいたします メモリ 最小要件 512MB 推奨要件 1GB 最小要件 9GB 推奨要件

Atlantis Computing 会社概要 ソフトウェア会社 2006 年設立 会社所在地 米国カリフォルニア州マウンテンビュー 世界最大の VDI 導入システムで採用 JP Morgan Chase にて採用 VDI 最適化のイノベータ --- VDI の採用を加速させる! ネットワールドは

Microsoft Word - nvsi_100220jp_dell_nvfr40.doc

PowerPoint プレゼンテーション

Veritas System Recovery 16 Management Solution Readme

Microsoft Word - gori_web原稿:TrusSPSにおけるNAS OSのパフォーマンス評価.docx

VMware vcloud Suite

PSQL v12 新機能のご紹介 ~ 認証要件変更に伴う運用の見直し ~ 株式会社エージーテック 2015 年 1 月 13 日

<4D F736F F F696E74202D204E505F8E9F90A291E E815B CFC82AF B838B B838B C5E B8D5C91A E E4E41532E7


Windows Server 2016 ライセンス体系に関するデータシート 製品の概要 Windows Server 2016 は 準備が整った時点でクラウドコンピューティングへ簡単に移行できる新しいテクノロジを導入すると同時に 現在のワークロードをサポートするクラウドレディのオペレーティングシステ

Windows Server だけで作る HCI Solutions for Azure Stack HCI(S2D) のご紹介と実践デモ 最も経済効率のよいハイパー コンバージド インフラストラクチャー 業界唯一の Windows Server HCI

「BladeSymphony」「HA8000 シリーズ」において最新OS Windows Server 2008 プレインストールモデルを販売開始

延命セキュリティ製品 製品名お客様の想定対象 OS McAfee Embedded Control 特定の業務で利用する物理 PC 仮想 PC や Server 2003 Server 2003 ホワイトリスト型 Trend Micro Safe Lock 特定の業務で利用するスタンドアロン PC

別紙7_ソフトウェア一覧

JP1 Version 11

X-MON3

PRIMEFLEX HS ご紹介資料

White Paper EMC DATA DOMAIN BOOST と SYMANTEC NETBACKUP の分散重複除外機能によるバックアップ処理の高速化 実機による検証結果の報告 要約 EMC Data Domain Boost for Symantec OpenStorage( 以下 DD

Microsoft Word - qtsi_110235_vranger_tandberg_rdx.docx

CLUSTERPRO X 3.2 for FileMaker Server 13 ご紹介資料 2015 年 8 月日本電気株式会社クラウドプラットフォーム事業部 CLUSTERPRO グループ ( グローバル プロモーションチーム )

新サービス「専用サーバPlatform」提供開始に関するお知らせ

スライド 1

CLUSTERPRO X 4.1 for FileMaker Server ご紹介資料

InterSec/LB400k システム構成ガイド 2019 年 01 月第 3 版

Microsoft Word - nvsi_080177jp_trendmicro_bakbone.doc

proventia_site_protector_sp8_sysreq

,480 9,720 12,960 19,440 3,240 3, ,440 9,660 12,880 19,320 3,220 3, ,390 9,580 12,780 19,170 3,195 3, ,350 9,520

中堅中小企業・SOHO市場におけるICT利活用の促進に向けた協業について~日本マイクロソフト、NTT東日本、デルの製品

ージソリューションでは 総ストレージコストの最適化に加えて データ保護とサービスの俊敏性の向上 が実現します StorSimple の特徴 ストレージ構成をシンプルに StorSimple 1 台で 搭載する SSD と HDD によるデータ貯蔵から クラウドアーカイブ クラウドバックアップ / シ

vdi_service_details

目次 1. はじめに 本ドキュメントについて 目的 範囲 対象者 キーテクノロジー Fusion-io iomemory について VMware Horizon Vie

(Microsoft PowerPoint - Mirapoint\220\273\225i\221\316\224\344\225\\\(6\203V\203\212\201[\203Y_7\203V\203\212\201[\203Y\).ppt)

2016 converged platform goals

まえがき 2011 年 11 月 1 日 ver1.0 [ 初版 ] 本手順書では vcenter サーバが管理する仮想コンピュータを Acronis Backup & Recovery 11 エージェント for ESX(i)( バーチャルアプライアンス ) を用いてバックアップする手順をご紹介し

PowerPoint プレゼンテーション

Smart Data Platform サービス利用規約新着情報 令和元年 9 月 30 日 Smart Data Platform サービス利用規約の一部改正 Flexible InterConnect サービスの提供を開始します ( 実施期日 : 令和元年 9 月 30 日 ) 令和元年 9 月

改版履歴 版数 改版 内容 新規作成 Microsoft.NET Framework のダウンロード先 URL を追記 バージョンアップに伴い改版 i

東芝 MAGNIA R3320b での SSD 性能の検証 2012 年 8 月 株式会社東芝 クラウド & ソリューション事業統括部 目次 1. はじめに ソリッドステートドライブの概要 使用機器一覧 単体性能について サーバー用途別のテスト

ウイルスバスター コーポレートエディション 10.6 SP3 システム要件

Transcription:

Internet Week 2016 D2-1 今知るべきハイパーコンバージドインフラ SIer 視点からみたハイパーコンバージドの選定構成 サイジングのポイント 注意点 ネットワンシステムズ株式会社ビジネス推進本部応用技術部川満雄樹

ネットワンシステムズ株式会社 Network 社名設立代表者 ネットワンシステムズ株式会社 (Net One Systems Co., Ltd.) 1988 年 2 月 1 日 代表取締役社長執行役員吉野孝行 Workstyle Security 本社 東京都千代田区 資本金 122 億 79 百万円 (2016 年 3 月 31 日現在 ) 社員数 ( 連結 ) 2,252 人 (2016 年 3 月 31 日現在 ) 売上高 ( 連結 ) 1,451 億 80 百万円 (2016 年 3 月期 ) Cloud Platform Academy グループ会社 ネットワンパートナーズ株式会社 株式会社エクシード Net One Systems USA, Inc. Net One Systems Singapore Pte. Ltd. 1

SIer の立場で ICT の導入 リファレンスモデル化 ICT 利活用を SIer として お客様に最適 最新な提案をするために私たちは自ら リファレンスモデル化 働き方革命 を実践しています 最新 ICT を自ら実践し 効果を実感 いつでも どこでも 誰でも どんな情報端末でも 目的に合わせてフレキシブルな働き方を実現 VDIにより 自宅でも外出先でも場所を選ばず どこでもセキュアに仕事ができる環境を実現 会議室やフリースペースにビデオ会議端末を配備し どこからでもFace to Faceのコラボレーションを実施 Jabber Videoを活用することで 社外からも社員間のコミュニケーションを実施することが可能 そのノウハウをお客様に提供し ともに実現する

自己紹介 経歴 経歴 ~ 2007: 前職では開発系 SIer にて金融 流通系のシステム開発と基盤の導入を担当 2007~ 現在 : NOS に入社後 主に仮想化基盤のプリセールスと構築技術者として従事 得意分野は仮想化 バックアップ ストレージ 現在は EMC Vmware Veritas 製品等の製品技術とハイパーコンバージド関連を担当 コミュニティ活動など Japan HCI Community (https://japanhci.connpass.com/) EMC Community Network Vmware Technology Network にて "kawaman" のアカウントで活動中 かわみつゆうき川満雄樹ネットワンシステムズ ( 株 ) 応用技術部クラウド DC チーム 表彰 VSAN と HCI(EVO:RAIL VxRail) の取組で vexpert 2015-2016 を受賞 3

ネットワンシステムズ HCI の取り組み

2014 年春 :Vmware OEM パートナーの締結 VMworld 2014 で HCI 市場へ参入を発表 ハイパーコンバージドという名称が一気に広がった時でした 5

2014 年 9 月 EVO:RAIL 1.0 リリース (vsphere5.5 ベース ) 2015 年 8 月自社 VDI 基盤に EVO:RAIL を導入 2015 年 12 月 EVO:RAIL 2.0 リリース (vsphere6.0 ベース ) 2016 年 2 月 Vmware EVO:RAIL プログラムの変更 2016 年 3 月 EMC パートナーとして EVO:RAIL の後継である VxRail 3.0 の販売を開始 2016 年 7 月 VxRail 3.5 のリリースこのタイミングで自社の VDI 基盤を VxRail にコンバート 2016 年 12 月 VxRail 4.0 でついに DELL ハードウェアモデル登場 6

EVO:RAIL と VxRail の関係 2014/9 EVO:RAIL 1.0 vsphere 5.5u2 2015/12 EVO:RAIL 2.0 vsphere 6.0u1 2016/3 VxRail 3.0 vsphere 6.0u1 基本は EVO:RAIL 2.0 を踏襲 7

VxRail バージョンの推移 2016/6 VxRail 3.5 vsphere 6.0u2 ブランドは EMC ではなく VCE 2016/12 VxRail 4.0 vsphere 6.0u2 ブランドが DELL EMC に変更ベースサーバも DELL R シリーズへ 8

SIer 視点からみたハイパーコンバージドの選定構成 サイジングのポイント 注意点

HCI とサーバー仮想化のサイジング 10

サーバー仮想化のサイジングについて振り返り サーバー仮想化統合のもっとも大きな動機は 余っているサーバーリソース (CPU メモリ ドライブ ) を統合する事でコスト 運用を最適化する事でした CPU は平均的に 20% 以下の利用率 メモリは 60% 以上の利用率が多い 100 CPU 利用率 100 CPU 利用率 50 0 1 5 9 13 17 21 CPU 0 CPU 1 50 0 1 5 9 13 17 21 CPU 0 CPU 1 CPU 2 それぞれ平均 10% 未満の使用率 統合して 60-80% の使用率 物理サーバ VMware vsphere 11

サーバー仮想化統合とサイジングのポイント 1. 物理サーバのリソースを集約 IA サーバのリソース利用を効率化 2. 集約によって OS ライセンスなども効率化 (Windows Server DataCenter Edition など ) 3. 容量が余りがちで 物理サーバローカルに閉じられていた HDD RAID を外部共有ストレージに集約して効率化 (VSAN など SDS はこの空いたローカルドライブを有効利用しています ) 12

Software Defined X とサイジング HCI の中核となる Software Defined Storage (SDS) や NSX などのネットワーク仮想化の Software Defined Network(SDN) など これらは高性能化した IA サーバの恩恵で 従来は専用機器で処理していた事をソフトウェア化したものですが サイジングのポイントは SDx は集約した仮想マシンと IA サーバリソースを共有している事です 13

HCI ベンチマークの値とサイジングの注意点 14

Software Defined X とサイジングの注意点 ストレージ IO や ネットワークスループットのベンチマークテストの値を参照する際の注意点は SDx 最大性能値を発揮している時は IA サーバの CPU リソースもかなり消費しているという点 SDx は 仮想マシンとその他の機能を同居させて初めてメリットが生まれます SDx のサイジングはそれを利用する仮想マシンとのリソース共有を正しく把握する事が重要です 15

ベンチマーク性能の落とし穴 : VSAN IOPS 計測 IOPS[IO/sec] CPU 利用率 [%] 40 台の仮想マシンから VSAN に IO 負荷をかけた場合の IOPS と CPU 負荷の関係性 270,000 220,000 170,000 IOPS CPU 利用率 [%] 100.0 90.0 80.0 70.0 60.0 120,000 50.0 40.0 70,000 30.0 SSD *1 HDD *3 SSD *1 HDD *3 SSD *1 HDD *3 HCI アプライアンス (VSAN) SSD *1 HDD *3 20,000 R:W = 100:0 R:W = 70:30 R:W = 0:100 R:W = 100:0 R:W = 70:30 R:W = 0:100 20.0 10.0-30,000 Intel E5-2600 v3 4KB Random IO Intel E5-2600 v2 0.0 VSAN データストア ( 分散共有ストレージ ) ベンチマーク結果では非常に高い IOPS を記録していますが 同時に CPU も多く消費するため実際のサイジングには注意が必要 16

Throughput[Mbps] CPU 利用率 [%] ベンチマーク性能の落とし穴 : NSX の処理負荷 9,000 25 台のNSX ESGに対して負荷を 8,000 かけた際のスループットとCPU 負荷 の関係性 10,000 7,000 6,000 Throughput[Mbps] CPU 利用率 [%] 100.0 90.0 80.0 70.0 60.0 5,000 50.0 4,000 40.0 NSX Edge NSX Edge NSX Edge NSX Edge NSX Edge NSX Edge 3,000 30.0 2,000 20.0 1,000 10.0 SSD *1 HDD *3 SSD *1 HDD *3 SSD *1 HCI アプライアンス (VSAN) VSAN データストア ( 分散共有ストレージ ) HDD *3 0 0 Gbps 2 Gbps 4 Gbps 6 Gbps 8 Gbps 10 Gbps Intel E5-2600 v3 Packet Size 1KB NSX を利用したネットワークの仮想化を行った場合も 高負荷処理を掛け続けた場合には 仮想化基盤そのものの CPU が枯渇してしまうリスクがあります 0.0 17

HCI における集約とサイジングのポイント 1. SDx 環境では仮想マシンの負荷のサイジングに加え ストレージ IO + ネットワーク IO の負荷分のオーバヘッドも考慮する事 ( 事前検証を推奨 ) 2. 各 SDS の可用性ポリシーにも寄るが カタログスペック容量ではなく データの冗長性 ( ミラーリングなど ) を考慮した実効容量を把握する事 3. 仮想マシンのデータ保護の実装方法も従来方式と変わる可能性があるので 必ず検討する事 18

1