2015 年 3 期第 1 四半期連結決算概況 2014 年 8 7 オリンパス株式会社取締役専務執 役員グループ経営統括室 内康雄
2015 年 3 期第 1 四半期 連結業績および事業概況 2
2015 年 3 期第 1 四半期実績 1 連結業績概況 売上 は前年同期 5% 増 各利益項 は 幅増益 当期純利益は第 1 四半期として過去最 益 ( 単位 : 億円 ) 2014 年 3 期 1Q 2015 年 3 期 1Q 増減額前年同期 売上 1,592 1,670 +78 +5% 販管費 ( 販管費率 ) 859 (54.0%) 913 (54.7%) +54 (+0.7pt) +6% 営業利益 ( 営業利益率 ) 82 (5.1%) 151 (9.0%) +69 (+3.9pt) +84% 経常利益 ( 経常利益率 ) 24 (1.5%) 112 (6.7%) +88 (+5.2pt) +365% 当期純損益 ( 当期純利益率 ) 18 (-) 81 (4.9%) +100 (-) - 円 /US$ 99 円 102 円 3 円 ( 円安 ) 円 /Euro 129 円 140 円 11 円 ( 円安 ) 売上 への影響額 - +63 億円 営業利益への影響額 - +39 億円 3
2015 年 3 期第 1 四半期実績 2 セグメント別概況 医療事業は売上 営業利益が第 1 四半期として過去最 を更新し 全社業績を牽引 その他事業は バイオロジクス事業の撤退により 字化 ( 単位 : 億円 ) 2014 年 3 期 1Q 2015 年 3 期 1Q 増減額前年同期 医療 科学 ( ) 映像その他全社 消去連結合計 売上 1,079 1,209 +130 +12% 営業利益 185 242 +57 +31% 売上 199 211 +11 +6% 営業利益 10 3 +7 - 売上 250 198 51 21% 営業利益 6 22 16 - 売上 64 52 12 19% 営業利益 14 3 + 17 - 売上 - - - - 営業利益 73 70 + 3 - 売上 1,592 1,670 +78 +5% 営業利益 82 151 +69 +84% ( ) ライフ 産業 のセグメント名称を 科学 に変更 4
2015 年 3 期第 1 四半期実績 3 医療事業 1,500 30% 1,000 500 売上 営業利益 営業利益率 ( 億円 ) 1,209 1,079 20% 17% 242 185 ( 前年同期 ) 20% 0 10% 2013 年 4-6 2014 年 4-6 売上 :+12% 営業利益率 : +3pt 営業利益 :+31% 主 の消化器内視鏡 エネルギーデバイス 処置具等の販売好調により 第 1 四半期としては過去最 の売上 営業利益を計上 要員強化 ( 販売 強化 ) 主要拠点 ( 欧 中 ) における年間 1,000 名の増員 標に対して 約 25% の進捗 ( うち セールスは欧 を中 に約 150 名増 ) 販売促進費 研究開発費 第 2 四半期以降に本格投下予定 5
2015 年 3 期第 1 四半期実績 4 科学事業 ( ) 売上 営業利益 220 ( 億円 ) 199 211 ( 前年同期 ) 売上 :+6% 海外を中 に好調な 破壊検査分野 物顕微鏡分野が牽引し 増収を確保 140 60 営業損益 :+7 億円 顧客群別戦略に合わせた機能統合 州 アジア地域で 先 的にライフ分野 ( 顕微鏡 ) 産業分野のセールス機能等を統合 10 3-20 2013 年 4-6 2014 年 4-6 ( ) ライフ 産業 のセグメント名称を 科学 に変更 6
2015 年 3 期第 1 四半期実績 5 映像事業 - (1) 売上 ( 億円 ) 250 250 150 営業利益 ミラーレス成 率 : +22% 198 ( 前年同期 ) 売上 : 21% コンパクト リスク極 化 付加価値モデルへの集中で販売台数圧縮 ( 前年同期 78% 減の 20 万台 ) ミラーレス 前年同期 22% 増収 OM-D シリーズにより欧 市場の販売拡 欧州 : 約 70% 増収 州 : 約 10% 増収 50 91 6 111 営業損益 : 16 億円 22 消費税増税の影響による 本市場の減速 PEN シリーズの低迷 -50 2013 年 4-6 2014 年 4-6 ミラーレスへの販促投資継続 7
2015 年 3 期第 1 四半期実績 5 映像事業 - (2) ( 億円 ) 2013 年 4-6 2014 年 4-6 増減 売上 250 198 51 デジタル 眼 91 111 +20 コンパクトカメラ 126 51 75 売上 減少コンパクトカメラの販売減をデジタル 眼で補えず 前年同期 減収 その他 33 37 +4 売上総利益 116 88 28 販管費 122 110 12 営業損益 6 22 16 粗利減少 販促 B to B 投資 営業損失増 8
2015 年 3 期第 1 四半期実績 6 地域別売上 好調な医療事業が牽引し 本を除く全地域で増収 ( 本 : 消費税増税の反動減を受けた映像事業の売上減少 ) ( ) 1,528 億円 ( 前年同期 ) 1,618 億円 +6% 1,079 億円 1,209 億円 ( 前年同期 ) +12% 260 266 +2% 143 156 +9% 400 451 +13% 275 335 +22% 502 551 +10% 402 455 +13% 317 312 2% 231 239 +3% ( ) グラフは主要 3 事業 ( 医療 科学 映像 ) の数値合計 9
2015 年 3 期第 1 四半期実績 7 進捗状況 ( 社内計画 ) 売上 営業利益売上 営業利益 消化器内視鏡を中 に 本 欧州 国等 全ての地域において計画通りに進捗 収益性の い消化器内視鏡が好調に推移した事に加え 販管費の 部に発 遅れもあり 計画を若 上回る実績 消費税増税の反動減により 本で売上 が未達となったものの 産業分野を中 とした新製品効果により 全体では計画に沿った進捗 売上 の達成により 計画に沿った進捗 売上 営業利益 コンパクトは計画通り ミラーレスは OM-D シリーズは好調だったが PEN シリーズが未達 加えて消費税の反動減で想定 準を下回った ミラーレスの売上 が計画未達となり 想定 準を下回った ( ) ライフ 産業 のセグメント名称を 科学 に変更 10
連結貸借対照表 (2014 年 6 末 ) 資本 率は 33.0% 有利 負債も早期弁済も含めて約 169 億円圧縮 ミラーレス拡販に向けた在庫が増加 第 2 四半期以降の販売によって消化する 込み ( 単位 : 億円 ) 2014 年 3 末 2014 年 6 末 増減額 2014 年 3 末 2014 年 6 末 増減額 流動資産 ( デジカメ在庫 ) 5,765 (217) 5,655 (246) 110 (+29) 流動負債 2,763 2,940 +177 有形固定資産 1,354 1,350 4 固定負債 ( 内 : 社債 期借 ) 4,199 (3,468) 3,794 (3,103) 405 ( 365) 無形固定資産 1,736 1,670 65 純資産 3,313 3,340 +27 投資その他資産 1,420 1,399 21 ( 資本 率 ) (32.1%) (33.0%) (+0.9pt) 資産合計 10,275 10,075 200 負債純資産合計 10,275 10,075 200 有利 負債 : 3,990 億円 (2014 年 3 末 169 億円 ) 純有利 負債 : 1,530 億円 (2014 年 3 末 107 億円 ) 11
連結キャッシュフロー計算書 (2014 年 4 2014 年 6 ) ( 単位 : 億円 ) 2014 年 3 期 1Q 2015 年 3 期 1Q 増減 売上 1,592 1,670 +78 営業利益 82 151 +69 (%) 5.1% 9.0% +3.9pt 営業 CF 115 210 +95 投資 CF 65 83 18 財務 CF 937 170 +767 キャッシュフロー 887 43 +844 フリーキャッシュフロー 50 127 +77 現 及び現 同等物期末残 1,424 2,455 +1,031 減価償却費 87 90 +4 のれん償却額 23 23 0 設備投資額 79 88 +9 12
2015 年 3 期業績 通し 13
2015 年 3 期連結業績 通し 5 に公表した上期 年間計画に変更なし 医療事業が牽引する営業利益 及び営業外収 の改善で当期純利益が 幅増益 ( 単位 : 億円 ) 2015 年 3 期上期累計 前年同期 2015 年 3 期通期 前年 売上 3,600 +8% 7,600 +7% 営業利益 ( 営業利益率 ) 350 (9.7%) +23% 880 (11.6%) +20% 営業外収 100-180 - 経常利益 ( 経常利益率 ) 250 (6.9%) +48% 700 (9.2%) +38% 当期純損益 ( 当期純利益率 ) 130 (3.6%) - 450 (5.9%) +230% 14
2015 年 3 期セグメント別業績 通し 好調な医療事業を中 として ほぼ全分野で増益傾向 その他事業は バイオロジクス事業からの撤退により 54 億円改善の 込み ( 単位 : 億円 ) 医療 科学 ( ) 映像その他全社 消去連結合計 2015 年 3 期上期累計 前年同期 2015 年 3 期通期 前年 売上 2,600 +13% 5,400 +10% 営業利益 520 +6% 1,150 +2% 売上 480 +9% 1,040 +6% 営業利益 0-45 8% 売上 440 6% 970 +1% 営業利益 30-35 - 売上 80 39% 190 28% 営業利益 0-0 - 売上 - - - - 営業利益 140-280 - 売上 3,600 +8% 7,600 +7% 営業利益 350 +23% 880 +20% ( ) ライフ 産業 のセグメント名称を 科学 に変更 15
広望遠2015 年 3 期第 2 四半期以降の映像事業 成果の え始めた欧 市場の拡 第 1 四半期に好調であった OM-D シリーズを主軸に販売を拡 第 1 四半期低迷した 本 アジア市場のテコ れ 競争 のある PEN シリーズの新製品投 プロ レンズラインナップ強化でレンズビジネス拡 を加速 2015 年 3 期第 1 四半期レンズ売上 前年同期 : 約 40% 増 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO 35mm 判換算 24-80mm (2013 年 11 29 発売 ) 12-40mm F2.8 35mm 判換算 24-80mm OM-D シリーズ PRO レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 35mm 判換算 80-300mm (2014 年度下期発売予定 ) 40-150mm F2.8 35mm 判換算 80-300mm 2015 年度以降 順次発売 M.ZUIKO DIGITAL ED 1 7-14mm F2.8 PRO 35mm 判換算 14-24mm ( 広 ) 2 300mm F4 PRO 35mm 判換算 600mm ( 超望遠 ) 16
参考資料 18
参考資料 研究開発費 ( ) 情報通信事業の売上 を除いた数値 19
参考資料 減価償却費 83 億円 78 億円 87 億円 90 億円 20
参考資料 設備投資 80 億円 72 億円 82 億円 94 億円 21
参考資料 デジタルカメラ ( 万台 ) 8% Olympus WW 台数シェア 8% 3,000 2,748 2,699 6% 7% 6% 2,000 1,564 3% 4% 1,068 1,000 2% 0 215 155 103 31 2011.4-2011.6 2012.4-2012.6 2013.4-2013.6 2014.4-2014.6 0% 22
上 合計売 参考資料 中期経営計画 セグメント別業績 標 医療科学映像その他 5,400 億円 1,040 億円 970 億円 190 億円 7,600 億円 1,150 億円 45 億円 35 億円 0 億円 280 億円 880 億円 6,500 億円 1,350 億円 1,000 億円 350 億円 9,200 億円 1,500 億円 150 億円 90 億円 10 億円 320 億円 1,430 億円 23
参考資料 有利 負債 7,000 6,000 6,384 5,862 5,962 5,604 5,000 4,000 4,718 4,300 4,336 4,158 3,990 3,000 2,000 1,000 0 2012 年 6 末 2012 年 9 末 2012 年 12 末 2013 年 3 末 2013 年 6 末 2013 年 9 末 2013 年 12 末 2014 年 3 末 2014 年 6 末 24
参考資料 資本 率 35.0% 30.0% 28.7% 31.8% 32.1% 33.0% 25.0% 20.0% 15.0% 10.0% 9.7% 15.5% 18.9% 5.0% 2.2% 3.7% 0.0% 2012 年 6 末 2012 年 9 末 2012 年 12 末 2013 年 3 末 2013 年 6 末 2013 年 9 末 2013 年 12 末 2014 年 3 末 2014 年 6 末 25
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