太陽光発電計測 システム仕様書 デジタル アナログ混在計測 (Beans のみ ) 留意点 本仕様書は標準仕様書となっております パワーコンディショナや各種センサーの仕様により 本仕様に変更が発生します 予めご了承下さいますようお願い申し上げます (2013.8.6 作成 )
目次 1. 太陽光発電計測システムについて... 2 1-1 太陽光発電計測システムの概要... 2 1-2 太陽光発電計測システムの構成... 2 2. ハードウェアについて... 3 2-1 ハードウェアの構成... 3 2-2 ハードウェアの仕様... 3 3. ソフトウェアについて... 6 3-1 ソフトウェアの概要... 6 3-1-1 ソフトウェアの構成... 6 3-1-2 システム要件 ( 最低動作保証スペック )... 6 3-2 多目的計測ソフトウェア Beans の仕様... 7 3-2-1 概要... 7 3-2-2 計測間隔と記録方法... 7 3-2-3 計測チャンネル設定... 7 3-2-4 保存項目... 7 3-2-5 表示項目... 7 3-2-6 NEDO 対応... 7 4. 外形寸法... 8 4-1 データ収集装置... 8 添付資料一覧 Ⅰ. 多目的計測ソフトウェア Beans 計測チャンネル設定 Ⅱ. 多目的計測ソフトウェア Beans 画面仕様書 1
1. 太陽光発電計測システムについて 1-1 太陽光発電計測システムの概要 太陽光発電計測システムとは 太陽光発電システムからの数値情報 1) をパワーコンディショナや各種セ ンサーから取得することで 計測する為のシステムです 1-2 太陽光発電計測システムの構成 太陽光発電計測システムは パーソナルコンピュータを中心としたハードウェアと ソフトウェア( 含むデータベース ) によって構成されます 以下に 本仕様における太陽光発電計測システムのシステム構成図を示します 20 型ワイド液晶モニタ RGB ケーブル RGB ポート RS232C ポート RS232C ケーブル RS232C RS485 変換器 RS485 信号 パワーコンディショナ RS232C ポート ( 増設 ) RS232C ケーブル A/D 変換器 4~20mA 信号 アナログデータ ( 日射 気温 ) 計測ソフト Beans DATA BASE USB ポート USB ケーブル UPS PC ラック 破線で図示した部分は 本仕様における弊社担当範囲外を意味します 1) 直流並びに交流の発電電力等 ( 太陽光発電システムの構成によって変動します ) が該当します 2
2. ハードウェアについて 2) 2-1 ハードウェアの構成 本仕様において必要となるハードウェアは以下の通りです 機器 個数 型番 メーカー 1 PC 1 Endeavor AT991E EPSON 2 RS232C 増設ボード 1 CP-102U MOXA 3 20 型ワイド液晶モニタ 1 LCD-AD202XW アイ オー データ機器 4 RS232C RS485 変換器 付属変換ケーブル使用 1 KS-485PTI システムサコム工業 5 A/D 変換器 1 R1M-GH2T-BR2/MSR エム システム技研 6 抵抗モジュール 2 REM3-250 エム システム技研 7 UPS 1 BY50FW オムロン 8 PC ラック 1 RAC-EC50 サンワサプライ 2-2 ハードウェアの仕様 3) 本仕様において必要となるハードウェアの仕様は以下の通りです 1. PC ベースユニット Endeavor AT991E OS Windows 7 Professional 32bit 正規版 CPU インテル Core i3-3220 プロセッサー (3.3GHz) メモリ 2.0GB(2.0GB 1) ハードディスク 500.0GB 以上 光学ドライブ スーパーマルチドライブ (DVD±R 2 層書込 ) 外形寸法 99(W) 383(D) 310(H)mm( スタンド 突起部を除く ) 本体質量 約 6.8kg 消費電力 通常運用時 25.9W / 理論最大値 305W 2) 全て相当品でのご提案です 3) 一部のハードウェア ( ケーブル等 ) の仕様に関しては 割愛しております また本章内の通し番号は 2-1 に記載した表中の番号と一致します 3
3. 20 型ワイド液晶モニタ表示面積解像度 ( 最大 ) 外形寸法本体質量消費電力 ( 最大 ) 442.8mm 249.075mm 1600 900 ドット (WXGA) 482(W) 178(D) 365(H)mm 約 3.5kg 20W( スタンバイ時 :0.3W) 4. RS232C RS485 変換器 RS232C RS485 電源消費電力 最大伝送速度 115.2kbps 最大伝送距離 15m 出力 3kΩ 負荷にて ±5V 以上 入力 入力抵抗 3kΩ 以上 最大伝送速度 115.2kbps(RS-232C 側制約による ) 最大伝送距離 1.2km 絶縁抵抗 100MΩ 以上出力平衡型 54Ω 負荷にて ±1.5V 以上入力平衡型 入力抵抗 12kΩ 以上 終端抵抗 100Ω レシーバー感度 ±200mV 以上 AC95~115V(50/60Hz) 5W 以下 外形寸法 ( 突起部含まず ) 100(W) 141(D) 30(H)mm 本体質量 約 500g 動作温度 湿度 5~45 30~80%( 結露しないこと ) 4
5. A/D 変換器 機器仕様 入出力部 M3 ねじ端子接続 アイソレーション 入力 -RS-232C RS485- 電源間 入力信号 熱電対 直流入力 :16 点 入出力仕様 入力抵抗 300kΩ 印加電圧 約 DC5V 1mA 供給電源 交流電源 許容電圧範囲 :AC100V ( 電源アダプタ ) 47~66Hz 約 10VA 外形寸法 175.0(W) 40.0(D) 115.0(H)mm 本体質量 約 400g 消費電力 ( 最大 ) 約 50W 7. UPS 運転方式 常時商用給電方式 定格入力電圧 AC100V 出力容量 ( 上限 ) 500VA/300W 定格出力電流 5~4.2A 出力コンセント数 3 バックアップ時間 3.5 分以上 4) 自動シャットダウン機能 5) 設定ソフト (PowerAct Pro) 付き 外形寸法 287(W) 330(D) 45(H)mm 本体質量 約 6kg 内部消費電力 ( 最大 ) 約 20W 8. PC ラック 総耐荷重 外形寸法 本体質量 45kg 600(W) 600(D) 700(H)mm 9.8kg 4) 周辺温度 20 バッテリが初期状態の場合 5) UPS の稼働時に 商用電源が停電した場合 パソコンを自動的にシャットダウンします 商用電源が復旧した際は 自動的にパソコンが起動し 計測を再開します 5
3. ソフトウェアについて 3-1 ソフトウェアの概要 3-1-1 ソフトウェアの構成 本仕様において必要となるソフトウェアは以下の通りです ソフトウェア 個数 バージョン メーカー 1 多目的計測ソフトウェア Beans 1 Ver.4 フィールドロジック 以下に 本仕様におけるソフトウェアの構成図を示します パワーコンデ ィショナ等 数値情報 計測ソフト Beans 書き込み DATA BASE パソコン 3-1-2 システム要件 ( 最低動作保証スペック ) 多目的計測ソフトウェア Beans のシステム要件 ( 最低動作保証スペック ) は以下の通りです Beans OS Windows7 メモリ 2.0GB 以上ハードディスク 80GB 以上ディスプレイ 18.5 型ワイドディスプレイ ( 解像度 ) 1280 720 以上 6
3-2 多目的計測ソフトウェア Beans の仕様 3-2-1 概要 多目的計測ソフトウェア Beans とは 太陽光発電システムからの数値情報をパワーコンディショナや各種センサーから取得することで計測を行い データベースに数値情報を記録する為のソフトウェアです リアルタイムな計測値を確認できる他 グラフによる計測値の推移や 日 月 年毎の集計値等の確認ができます また 計測値の CSV 出力や各種研究 補助事業 6) にも対応しています 3-2-2 計測間隔と記録方法 データ取得間隔:6 秒 ( 可変 ) データ保存間隔:60 秒 ( 可変 ) データ記録方法:60 秒間のデータ ( データ取得数 10) の演算値をデータベースに記録 ( 可変 ) 3-2-3 計測チャンネル設定 パワーコンディショナや各種センサーから取得する項目を 計測チャンネルと呼びます 計測チャンネルの設定は 添付資料 Ⅰ 多目的計測ソフトウェア Beans 計測チャンネル設定 をご参照ください 計測値から演算する数値 ( 二酸化炭素削減量等 ) についても 添付資料 Ⅰをご参照ください 3-2-4 保存項目 計測チャンネル全てのデータを保存します 3-2-5 表示項目 各画面にて表示する項目については 添付資料 Ⅱ 多目的計測ソフトウェア Beans 画面仕様書 をご参照ください 3-2-6 NEDO 対応 平成 20 年度 NEDO フィールドテスト事業の計測指針に対応しています 6) 地域新エネルギー等導入促進事業 新エネルギー等事業者支援対策事業 NEDO フィールドテスト等々 7
1070mm 4. 外形寸法 4-1 データ収集装置 600mm 600mm 8
免責事項 弊社の計測 表示システムは NEDO 指針を参考に コストパフォーマンスを鑑み パーソナルコンピュータを用いております 欠測を完全に回避することを保証するものではありません また OS に Microsoft 社の Windows など 弊社外製品 ( サードパーティ ) を使用しております関係上 それらに起因する不具合の特定やその対応が不可能な場合がございます 天災 盗難 あるいは操作ミス等の人為的作業が原因による機器故障 システムトラブルについて 弊社ではその責を負いかねます トラブルの原因に因らず 欠測していた間の計測データを復元する事はできません また データの欠測により生じる如何なる損害に対してもその責を負いかねます 9