設置する前に必ずお読みください 無線遠隔監視システム 機器設定マニュアル 無線遠隔監視システムの機器を設置する前に, 必ず, このマニュアル にしたがって, 機器の設定と作動状態を確認してください 1
目次 ページ ソフトウェアのインストールとパソコンの設定 1. ソフトウェアのインストール 2. パソコンの IP アドレスの設定 3 3 無線 LAN アクセスポイントの IP アドレスの設定 7 送受信機の設定 1. 監視元の無線 LAN アクセスポイントの登録 2. 送受信機の無線 LAN IP アドレスの設定 3. 送受信機のカメラ LAN IP アドレスの設定 10 14 16 無線 LAN セキュリティーの設定 送受信機の管理パスワードの設定 送受信機の WEP(64/128bitWEP) による暗号化の設定 19 21 作動確認 23 2
ソフトウェアのインストールとパソコンの設定 本マニュアルは,Windows XP を使用したときの画面で説明しています Windows 2000 の画面と異なることがあります あらかじめ, ご了承ください Windows は, 米国マイクロソフト社 (Microsoft Corporation) の米国およびその他の国における商標または登録商標です 本マニュアルの一部またはすべての内容を無断転載することを禁止します 1. ソフトウェアのインストール 送受信機 RMT2 に付属している無線遠隔監視システム用ソフトウェア (CD-ROM) を市販のパソコンにインストールします (Windows 2000/XP に対応 ) ソフトウェアのインストール方法は, ソフトウェアインストールマニュアル をご覧ください 2. パソコンの IP アドレスの設定 1 スタート メニューから コントロールパネル (C) をします 3
ソフトウェアのインストールとパソコンの設定 ( つづき ) 2 コントロールパネル の画面で, ネットワークとインターネット接続 をします 3 ネットワークとインターネット接続 の画面で, ネットワーク接続 をします 4
ソフトウェアのインストールとパソコンの設定 ( つづき ) 4 ネットワーク接続 の画面で, 無線 LAN アクセスポイントを接続する ローカルエリア接続 を 右して, プロパティ (R) をします 右 5 ローカルエリア接続のプロパティ の画面で, インターネットプロトコル (TCP/IP) にチェックが入っていることを確認して, 選択します ( チェックが入っていないときは, チェックを入れてください ) 6 プロパティ(R) をします チェックが入っていることを確認して選択 ( 反転表示されます ) 5
ソフトウェアのインストールとパソコンの設定 ( つづき ) 7 インターネットプロトコル (TCP/IP) のプロパティ の画面で, 次の IP アドレスを使う (S) を選択します 8 IP アドレス (I) に 192.168.11.10, サブネットマスク (U) に 255.255.255.0 と入力します 複数のパソコンを接続する場合, 下記 複数のパソコンを使用するときは をご覧ください 9 OK をします 選択 入力 10 ローカルエリア接続のプロパティ の画面で, OK をして, 画面を閉じます 11パソコンのIPアドレスの設定完了です 複数のパソコンを使用するときは パソコンは最大 10 台, 使用できます 複数のパソコンを使用する場合, 下表にしたがって, それぞれのパソコンに IP アドレスと サブネットマスクを入力してください パソコン IP アドレス サブネットマスク 1 台目 192.168.11.10 2 台目 192.168.11.11 3 台目 192.168.11.12 4 台目 192.168.11.13 255.255.255.0 10 台目 192.168.11.19 ご注意 双方向通話などの機能が使用できるパソコンは,1 台だけとなります 詳しくは, 無線遠隔監視システムソフトウェア CD の 操作マニュアル をご覧ください 6
無線 LAN アクセスポイントの IP アドレスの設定 ご注意 複数の無線 LANアクセスポイントを使用する場合, 設定しようとする無線 LANアクセスポイントのみ, 電源を入れてください 他の無線 LANアクセスポイントの電源を入れておくと, 同じ設定になってしまうことがあります 1パソコンと無線 LAN アクセスポイントを, 無線 LAN アクセスポイントに付属の LAN ケーブルで接続します 2 無線 LAN アクセスポイントの電源を入れ, パソコンを再起動します 3 無線 LAN アクセスポイントの設定画面を表示させます 設定画面の表示方法は, 無線 LAN アクセスポイントに同梱されている らくらく! セットアップシート の p.2 設定画面を表示するには をご覧ください 4 WLA2-G54C トップ画面 で, アドバンスト をします 7
無線 LAN アクセスポイントの IP アドレスの設定 ( つづき ) 5 アドバンストモード の画面で, LAN ポート をします 6 IP アドレス の 手動設定 が選択されていることを確認して, IP アドレス に 192.168.11.101, サブネットマスク に 255.255.255.0 と入力します 複数の無線 LAN アクセスポイントを接続する場合,p.9 複数の無線 LANアクセスポイントを使用するときは をご覧ください 選択の確認 入力 7 設定 をします 8 アドバンストモード の画面で, 右上の 閉じるボタン をして, 画面を閉じます 9 無線 LAN アクセスポイントの IP アドレスの設定完了です 8
無線 LAN アクセスポイントの IP アドレスの設定 ( つづき ) 複数の無線 LANアクセスポイントを使用するときは 監視元に複数の指向性アンテナを使用する場合, 監視元の各アンテナに無線 LAN アクセス ポイントを接続します 無線 LAN アクセスポイントは, 最大 9 台まで使用することができます 複数の無線 LAN アクセスポイントを使用する場合, 下表にしたがって, それぞれの無線 LAN アクセスポイントに IP アドレスとサブネットマスクを入力してください 無線 LAN アクセスポイント IP アドレス サブネットマスク 1 台目 192.168.11.101 2 台目 192.168.11.102 3 台目 192.168.11.103 4 台目 192.168.11.104 255.255.255.0 9 台目 192.168.11.109 9
送受信機の設定 ご注意 複数の送受信機を使用する場合, 設定しようとする送受信機と無線 LANアクセスポイントのみ, 電源を入れてください 他の送受信機と無線 LAN アクセスポイントの電源を入れておくと, 同じ設定になってしまうことがあります 設定は 1 台ずつ行い,p.10~18 送受信機の設定 が完了したら, 次の送受信機を設定してください 1. 監視元の無線 LAN アクセスポイントの登録 送受信機と無線 LAN アクセスポイントの距離は,2m 以内にしてください 1 送受信機のフタを開けます 2 無線 LANアクセスポイント, 送受信機の順にACプラグをACコンセントに差込みます 3パソコンを再起動します 4 スタートメニュー から すべてのプログラム(P) BUFFALO イーサネットコンバータ イーサネットコンバータマネージャ をします 10
送受信機の設定 ( つづき ) 5 ネットワークアダプタ選択 の画面で, 無線 LAN アクセスポイントを接続したネットワークアダプタを選択 して, OK をします 選択 ( 反転表示されます ) 6 イーサネットコンバータ検索 の画面で, 表示されたものを選択して, WEB 設定 (W) をします 選択 ( 反転表示されます ) 7 192.168.11.20 に接続 の画面で, ユーザー名 に root と入力して, OK をします 入力 11
送受信機の設定 ( つづき ) 8 WLI3-TX1-G54 トップ画面 で, ESSID(SSID) の 検索 をします 9 ESSID(SSID) の検索 画面で, 表示された無線 LANアクセスポイントのESSID(SSID) の一覧から無線 LANアクセスポイント WLA2-G54Cの Wired MAC と同じものを選択します 10 ESSID(SSID) の検索 画面で, 選択 をします Wired MAC について Wired MAC は, 無線 LAN アクセスポイント WLA2-G54Cの背面に記載されています Wired MAC 無線 LAN アクセスポイント WLA2-G54C( 背面 ) 選択 12
送受信機の設定 ( つづき ) 11 WLE3-TX1-G54 トップ画面 で,ESSID(SSID) に無線 LAN アクセスポイントの Wired MAC と同じもの が表示されたことを確認し, 設定 接続 をします ESSID(SSID) を確認 12 接続開始 の画面で, ウインドウを閉じる をして, 画面を閉じます ( イーサネットコンバータ検索 の画面は, 閉じずにお進みください ) 13 監視元の無線 LAN アクセスポイントの登録完了です 13
送受信機の設定 ( つづき ) 2. 送受信機の無線 LAN IP アドレスの設定 1 イーサネットコンバータ検索 の画面で, 表示されているものを選択して, IP 設定 (I) をします 選択 ( 反転表示されます ) 2 IP アドレスの設定 の画面で, IP アドレス に 192.168.11.21, サブネットマスク に 255.255.255.0 と入力します 複数の送受信機を使用する場合,p.15 複数の送受信機を使用するときは( 無線 LAN IPアドレス ) をご覧ください 入力 入力 3 OK をします 4 イーサネットコンバータ検索 の画面で, 閉じる をして, 画面を閉じます 5 送受信機の無線 LAN IP アドレスの設定完了です 14
送受信機の設定 ( つづき ) 複数の送受信機を使用するときは ( 無線 LAN IP アドレス ) 送受信機は最大 9 台まで使用することができます 複数の送受信機を使用する場合, 下表にしたがって, それぞれの送受信機に無線 LAN IP アドレスとサブネットマスクを入力してください 送受信機 無線 LAN IP アドレス サブネットマスク 1 台目 192.168.11.21 2 台目 192.168.11.22 3 台目 192.168.11.23 4 台目 192.168.11.24 255.255.255.0 9 台目 192.168.11.29 15
送受信機の設定 ( つづき ) 3. 送受信機のカメラ LAN IP アドレスの設定 1 スタートメニュー から すべてのプログラム (P) 遠隔監視システム QVGA Admin Tool を します 2 Admin Tool の画面で, Within Local Network が選択されていることを確認し, IP and User Set を します 選択の確認 3 ListBox の画面で, 表示されたものをします ( 反転表示されます ) 16
送受信機の設定 ( つづき ) 4 Confirm ID/PW の画面で, Admin ID に root が入力されていることを確認して, Admin PW に root と入力します 5 OK をします root が入力されていることを確認 root を入力入力した文字は, xxxx と表示されます 6 SetBox の画面で, Change IP Address をして, チェックを入れます 7 Static IP Address が選択されていることを確認し, IP Addr に 192.168.11.31, Subnet Mask に 255.255.255.0 と入力します 複数の送受信機を使用する場合,p.18 複数の送受信機を使用するときは( カメラ LAN IP アドレス ) をご覧ください チェックを入れる 選択の確認 入力 入力 8 Apply をします 17
送受信機の設定 ( つづき ) 9 Alram の画面で, はい (Y) をします 109 と同じ画面がでる場合, 再度, はい (Y) をします 11 Admin Tool と ListBox の画面で, 右上の 閉じるボタン をして, 画面を閉じます 12 送受信機のカメラ LAN IP アドレスの設定完了です 複数の送受信機を使用するときは ( カメラ LAN IP アドレス ) 送受信機は最大 9 台まで使用することができます 複数の送受信機を使用する場合, 下表にしたがって, それぞれの送受信機にカメラ LAN IP アドレスとサブネットマスクを入力してください カメラ LAN IP アドレスサブネットマスク送受信機 (IP Addr) (Subnet Mask) 1 台目 192.168.11.31 2 台目 192.168.11.32 3 台目 192.168.11.33 255.255.255.0 4 台目 192.168.11.34 9 台目 192.168.11.39 18
無線 LAN セキュリティーの設定 無線遠隔監視システムは, 無線 LANのセキュリティーを設定できます 無線 LANアクセスポイントのセキュリティーの設定方法については, 無線 LANアクセスポイントに付属の CD-ROM AirNavigator のマニュアルをご覧ください 送受信機の管理パスワードの設定 管理パスワードを設定すると, 送受信機の無線 LANに関する設定 ( 監視元の無線 LANアクセスポイントの設定, 無線 LAN IPアドレスの設定 ) を変更するときに, 管理パスワードの入力が必要になります 1p.10 監視元の無線 LAN アクセスポイントの登録 の 1~7 にしたがって, 設定画面を表示します 2 WLI3-TX1-G54 トップ画面 で, アドバンスト をします 19
無線 LAN セキュリティーの設定 ( つづき ) 3 アドバンストモード の画面で, 管理 本体設定 をします 4 管理パスワード に設定するパスワードを入力します ご注意管理パスワードを忘れてしまうと, 送受信機の無線 LAN に関する設定ができなくなります 入力 管理パスワードについて 管理パスワードに使用できる文字は, 半角英数字と _ ( アンダーバー ) の組み合わせで, 文字数は最大 8 文字で大文字と小文字は別の文字として認識されます 5 設定 をします 6 アドバンストモード の画面で, 右上の 閉じるボタン をして, 画面を閉じます 7 送受信機の管理パスワードの設定完了です 20
無線 LAN セキュリティーの設定 ( つづき ) 送受信機の WEP(64/128bitWEP) による暗号化の設定 WEP(64/128bitWEP) による暗号化を設定すると, 無線 LAN の信号が暗号化されます ご注意 暗号化の設定 解除は, 必ず, 送受信機, 無線 LAN アクセスポイントの順に設定してください 送受信機と無線 LAN アクセスポイントの暗号化キーは, 同じものにしてください 暗号化キーが異なると, 通信できなくなります 受信機の暗号化キーを設定すると, 無線 LAN アクセスポイントに同じ暗号キーを設定するまでの間, 通信できなくなりますが, 異常ではありません 送受信機を追加する場合, 暗号化を解除してから, 送受信機の設定を行なってください 1p.10 監視元の無線 LAN アクセスポイントの登録 の 1~7 にしたがって, WLI3-TX1-G54 トップ画面 を表示します 2 データの暗号化 で, V をして, WEP16 進数入力 または WEP 文字入力 を選択します 3 暗号化キーを入力します (p.22 暗号化キーについて をご覧ください ) 4 設定 接続 をします 暗号化キーを入力 WEP16 進数入力 または WEP 文字入力 を選択 21
無線 LAN セキュリティーの設定 ( つづき ) 5 接続開始 の画面で, ウインドウを閉じる をして, 画面を閉じます 6 送受信機の WEP による暗号化の設定完了です 7 無線 LAN アクセスポイントに送受信機と同じ暗号化キーを設定します 設定方法は, 無線 LAN アクセスポイントに付属の CD-ROM AirNavigator のマニュアルをご覧ください 暗号化キーについて暗号化キーは 16 進数入力または文字入力を選択して, 入力します WEP16 進数入力 16 進数は, 半角数字および A~F までのアルファベットのみ入力できます 10 桁または 26 桁で入力します WEP 文字入力 半角英数字または半角記号を入力してください 入力文字の大文字と小文字を区別します 文字数は 5 文字または 13 文字です 暗号化の解除について 暗号化を解除するときは, WLE3-TX1-G54 トップ画面 で, データの暗号化 を 暗号化しない にしてください 選択 22
作動確認 ご注意 各機器の設定が正しく行われたことを確認するため, 必ず, 下記にしたがって作動状態を確認してから機器を設置してください 送受信機と無線 LAN アクセスポイントの距離は,2m 以内にしてください 1 送受信機のフタを開けます 2 無線 LANアクセスポイント, 送受信機の順にACプラグをACコンセントに差込みます 3パソコンを再起動します 4 スタートメニュー から すべてのプログラム(P) 遠隔監視システム 遠隔監視システム をして, ソフトウェアを起動します 5 無線遠隔監視システムソフトウェアCD の 操作マニュアル,p.5 2-1. 映像の表示 にしたがって, カメラの映像が表示されることを確認してください 23
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