茨城大学大学院理工学研究科博士前期課程の改組について 茨城大学では 平成 28 年 4 月より 大学院理工学研究科博士前期課程の 物質工学専攻 応用粒子線科学専攻を改組し 理工融合のを設置します 工学系 6 専攻 ( 機械工学専攻 電気電子工学専攻 都市システム工学専攻 知能システム工学専攻 ) は現行どおりです 改組の概要 平成 28 年 4 月からの組織図 現行 平成 28 年 4 月 応用粒子線科学専攻 (102 名 ) 物質工学専攻 博士前期課程 博士後期課程 (45 名 ) 機械工学専攻 機械工学専攻 (33 名 ) 機械工学専攻 知能システム工学専攻 知能システム工学専攻 (30 名 ) 知能システム工学専攻 電気電子工学専攻 電気電子工学専攻 (25 名 ) 電気電子工学専攻 (21 名 ) (23 名 ) 都市システム工学専攻都市システム工学専攻 (22 名 ) 都市システム工学専攻 ( ) 内数字は入学定員を示す 博士前期課程の工学系 6 専攻 ( 機械工学専攻 電気電子工学専攻 都市システム工学専攻 知能システム工学専攻 ) の入学試験は こちらをご覧下さい 博士前期課程の の入学試験は こちらをご覧下さい
茨城大学大学院理工学研究科博士後期課程の改組について 茨城大学では 平成 28 年 4 月より 大学院理工学研究科博士後期課程の 6 専攻 ( 物質科学専攻 生産科学専攻 情報 システム科学専攻 宇宙地球システム科学専攻 環境機能科学専攻 応用粒子線科学専攻 ) を改組し 3 専攻 ( ) を設置します 改組の概要 平成 28 年 4 月からの組織図 現行 平成 28 年 4 月 博士前期課程 博士後期課程 応用粒子線科学専攻 物質科学専攻 (20 名 ) 宇宙地球システム科学専攻 環境機能科学専攻 (10 名 ) 機械工学専攻知能システム工学専攻電気電子工学専攻 生産科学専攻 (8 名 ) 情報 システム科学専攻 都市システム工学専攻 ( ) 内数字は入学定員を示す 博士後期課程の入学試験については現在検討中です 詳細が決定次第 本学ホームページにてお知らせいたします
社会のニーズ 放射線の基礎と評価技術をベースに社会で正しく説明できる技術者 量子線の基礎知識をそなえ 新材料創出 量子医療科学等の先端応用分野で活躍できる国際性豊かな理工系人材 ( 前期課程 後期課程 ) 大学の強み 応用原子科学教育研究の実績 ( 応用粒子線科学専攻, 大学院卒業生修士 25 名 博士 9 名 ) 茨城県と連携した中性子科学研究の実績 ( フロンティア応用原子科学研究センター ) 地域の特性 最先端原子科学の一大集積地 (J-PARC, 原子力機構 高エネ研 ) 首都圏北部 総合電機産業立地 専攻の目的 量子線科学分野における 全国的な教育 研究拠点として 原子科学や放射線科学の分野で活躍できる人材の育成量子線を直接の学問対象とするだけではなく 理学 工学の各分野 ( 生物 化学 物理 材料 ) の中で量子線が関連する分野を広くカバーして教育研究を行う そのために 4 つのコースを設ける 放射線の生体影響や放射性物質の環境動態をはじめとした放射線防護に関する知識と技術に加え 放射線リスクコミュニケーション能力も兼ね備えた専門技術者 研究者 がん治療を始めとする量子線医療における中核的人材 ( 原子力機構 放医研 行政機関など ) 化学工業において量子線関連技術を利用した研究分野を開拓する中核的人材 ( 化学メーカー 薬業 医療メーカー 理研 放医研など ) 環境放射線科学コース 環境レベル 低線量放射線の測定 生体影響解析 がんリスクに関する専門知識 放射線リスクコミュニケーション能力 専門科目例 放射線生物学放射線環境科学放射線計測実習 化学 生命コース 赤可紫外視外線光線 化学 生命科学に関する専門分野の知識 量子線( 中性子線 X 線など ) を研究 開発のための道具として活用 駆使できるスキル専門科目例量子線分光分析量子生物化学量子無機化学 マイクロ波 電磁波 γ 線 量子線 X 線 非荷電粒子線 中性子線 物質量子科学コース 物理学 材料科学に関する専門分野の知識 量子線 ( 中性子線 X 線など ) を研究 開発のための道具として活用 駆使できるスキル 荷電粒子線 電 子 線 専門科目例 機能材料工学特論固体物性学特論量子線分光学 ビームライン科学コース 量子ビーム( 中性子線 X 線 ) の制御 計測技術 中性子線を利用した金属材料 高分子材料の開発技術やたんぱく質の構造解析技術のスキル専門科目例中性子分光学量子化学特論放射光科学特論 量子線を活用し 社会基盤材料の開発や特性解析において中核となる技術者 研究者 ( 鉄鋼メーカー 自動車 機械メーカー 物材機構など ) 中性子ビームを駆使した物質研究ができる量子線科学分野の先導的人材 ( 原子力機構 高エネ研 放射線関連メーカー 材料メーカーなど ) 地域連携 J-PARC 原子力機構 KEK 茨城県 東海村 学内連携 フロンティア応用原子科学研究センター 国際連携 英 ラザフォード研究所米 オークリッジ研究所米 モンタナ州立大学独 ユーリッヒ研究所など
本学がおかれた地域的特性 本学が立地する 福島県南部から茨城県中北部の太平洋岸地域は 近年 高度な複雑化が進行する先端的機器製造業やソフトウェア産業等が集中する ものづくり 地域である 地域及び社会の要請 1 高度な複雑化が進行する ものづくり 分野において 高度で複雑なシステムを理解できる実践的な高度専門人材の育成 2 農林水産分野における先端的機器 先端的技術の導入による高度で複雑な科学技術システムを理解できる人材の育成 専攻分野とするシステムの特性 大規模システム ものづくりシステム 環境システムなど多種多様な高度で複雑なシステム 理学 工学にまたがる 7 分野構成 人間が生活する人間社会システム系を構成する種々の科学技術システムの教育 他分野の学生が身につける能力 専攻分野の学生が身につける能力 教育目的 分野名 専攻としての対応 1 主専攻の学問分野に固有な高度な専門知識の修得 2 主専攻に関連する他の学問分野の学修を可能とする教育カリキュラム 専攻の目的 1 人間が生活する人間社会システム系を構成する 様々な科学技術システムのもつ人文 社会科学的側面の理解と これら科学技術システムの功罪の社会に対する説明能力を身に付けさせる 2 入学時に選んだ主専攻以外の学問分野の教員とのディスカッションを通して 主専攻以外の学問分野の知見を広めるとともに 主専攻とする学問分野の科学技術全体における位置付けを理解させる 3 主専攻分野での専門技能を修得するとともに コミュニケーション能力の向上 ならびに社会人としての自覚を涵養する 想定される出口 各種民間企業の設計技術者及びシステム系関連の技術者 研究者 教育機関 シンクタンクの調査研究員 関連分野の専門行政担当者 高等学校数学 理科 工業教員 大学教員 科学ジャーナリスト等 2
社会インフラシステムに対する地域 社会の要請ハードインフラ 1 生活を支える上で安定したエネルギー供給 2 堅牢な情報環境 3 安全 安心を保証する都市環境ソフトインフラ金融システム法律システム流通システム公共施設道路港湾上下水道電力システム通信システム情報システム都市 環境インフラシステム分野人が安全 安心 快適に生きていくうえで 快適な都市環境を生み出す様々なインフラシステムや防災 国土保全 自然と共生できる環境インフラシステムの構築ができる人材の育成情報 通信インフラシステム分野電子デバイス 信号処理 電子計測 通信関連 情報科学の数理的側面から応用的なソフトウエアに関する知識の習得を通して安全 安心な社会を実現するための情報インフラの構築に取り組みうる人材の育成社会インフラ基礎分野様々な社会インフラシステムと関わりを持つ人間の諸活動を社会インフラを構成する重要な基礎として様々な形態 環境下の中にある社会インフラの中で生きる人間の活動を理解できる人材の育成 人々が安全 安心 快適に暮らしていくために不可欠な情報 通信システムの円滑かつ安定した運用 公共の建築物 施設の保全や活用 1 様々な人間との関わりを考慮した社会インフラをシステムとして実現することを目指す 2 人間の思考パターンや行動パターンを理解し そのうえで社会インフラシステムを構築できる能力を身に付けさせる 3 従来の自然科学及び工学的側面だけでなく 人文 社会学的側面からも社会インフラをとらえ 快適な社会インフラのための公共政策や経営 管理に関する素養をも培う教育理学系 計算流体科学特論工学系 社会システムデザイン特論 材料強靱化特論 交通システム運用特論 知的リモートセンシング特論 知的インフラ安全維持管理学特論 沿岸環境システム工学特論 空間情報モニタリング特論等理学系 信号処理学特論 適応学習システム特論 ソフトウエア設計特論 現代暗号理論特論工学系 マルチメディア通信工学特論 光デバイス工学特論 光計測工学特論 ワイヤレスネットワークシステム特論 情報通信工学特論 ゆらぎ工学特論 通信システム特論 無線通信システム学特論等理学系 知能数理工学特論 ヒューマンインターフェース特論 マンマシン工学特論人社系 公共心理学特論工学系 生体情報処理特論 計算知能特論 人間情報科学特論 情報物理学特論 思考システム特論 自然言語処理特論 非線形モデル解析特論実現のための要素専攻の目的対象とする社会インフラシステムの学問分野社会インフラシステの基盤となる学問分野近年の要請 強度 機能性 経済性従来の要請現代において社会を構成する様々なインフラシステム 3 分野構成で専攻の目的を達成建設 建築 環境 エネルギー関連分野 情報通信関連分野の技術者 研究者 教育機関 シンクタンクの調査研究員 関連分野の専門行政担当者 高等学校理科 工業教員 大学教員 科学ジャーナリスト等研究者のみならず 企業や各種機関 自治体等の社会の多様な場所で活躍できる広い視野と高い研究力を持った博士レベルの高度専門職業人 3