Dell EMC Networking OS10 - Configuration and Programmability

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Transcription:

DELL EMC ネットワーク OS10 - 設定とプログラミング

目次 初めに... 3 初めに... 4 ラボの概要... 5 ラボの概要... 6 OS10 オープンエディションラボ 1 - OS 10 オープンエディションのCLI...8 OS10 オープンエディションラボ 1 - OS 10オープンエディションのCLI...9 OS10 オープンエディションラボ 2 - Quaggaを用いたL3ファブリックの構築...18 OS10 オープンエディションラボ 2 - Quaggaを用いたL3ファブリックの構築...19 OS10 オープンエディションラボ 3 - CPS APIを使用したOS10のプログラミング...33 OS10 オープンエディションラボ 3 - CPS APIを使用したOS10のプログラミング...34 補足...37 OS10オープンエディションのトラブルシューティング...38

初めに Page 3

初めに このドキュメントでは 新しいDell EMCのOS 10ネットワークオペレーティングシステムについて学ぶことができます ノート : これは Dell EMC OS 10オープンエディションを実行する仮想のラボ環境です これは仮想ラボであり 物理的なハードウェアのパフォーマンスをシミュレートしているため 物理インフラストラクチャを使用しているラボのパフォーマンスよりも遅くなる可能性があります ラボの一部の要素は 物理環境で通常行われる場合よりも完了までに時間がかかる場合があります Dell EMC OS 10 Dell EMC ネットワークオペレーティングシステム 10(OS10) は データセンタやエンタープライズ環境内のネットワーク サーバ およびストレージソリューションを展開 構成 管理する創造的な方法の革新的なオペレーティングシステムです OS10 は変更されていない Linux カーネルと標準の Linux ディストリビューションを使用して 豊富な Linux エコシステムを利用し ネットワークのニーズに応じて OS10 を柔軟にカスタマイズできます 現在サポートしている Dell EMC のスイッチは 下記の機種になります S3048-ON, S4048-ON, S4028T-ON, S6000-ON, S6010-ON Dell EMC は仮想アプライアンス [vos10] バージョンの OS10 ネットワークオペレーティングシステムをリリースしました 顧客または他の関心のある人々は この仮想マシンを使用して さまざまなネットワークトポロジをシミュレートし 実験し テストすることができます 統一された OS10 ディストリビューションと単体イメージの一貫性を備えた 生産プラットフォームと開発プラットフォーム間の堅牢で実証済のネットワークオペレーションシステムのプロビジョニングを可能にします vos10 オープンエディションは 新しいアプリケーションの試作 開発 テストに使用されます Dell EMC OS 10 Page 4

ラボ概要 Page 5

ラボ概要 このラボ環境は次の通りです : 1 x LaunchPad 1 x Domain Controller 1 x vcenter Server 2 x ESX Hosts 1 x OS10 Lab Server - ラボサーバは OS10 のインストールに DHCP と Image サービスを提供します 4 x OS10 Base virtual appliances 2 x Servers for testing OS10 Base ラボのシナリオ Dell EMC OS10 ラボには ユーザが実行するためのシナリオがあり 多数のモジュールがあります 1. OS 10 オープンエディション OS10 オープンエディションラボ 1 - OS 10 オープンエディションの CLI OS10 オープンエディションラボ 2 - Quagga を用いた L3 ファブリックの構築 OS10 オープンエディションラボ 3 - CPS API を使用した OS10 のプログラミング ノート : ラボで提供されるモジュールは相互依存性はありません モジュールはユーザが学習ニーズを最もよく満たすと判断した順序で使用することができます Page 6

Page 7

OS10 オープンエディションラボ 1 - OS10 オープンエディションの CLI Page 8

OS10 オープンエディションラボ 1 - OS10 オープンエディションの CLI オープンエディションの CLI 所要時間 15 分 OS10 オープンエディションには システム管理者が Dell EMC 固有のソフトウェアおよび ハードウェア機能を管理するための一連のツールとコマンドが用意されています 物理ポート, メディア情報, システム情報 OS10オープンエディションのコマンドは CPS APIを使用してPythonで記述され Linuxのコマンドラインからスイッチ設定にアクセスします これらのスクリプトは / opt / dell / os10 / binディレクトリパスに含まれています このモジュールでは下記を実行します オープンエディションのスイッチに対して OS10 コマンドを実行する これらのコマンドの出力を調べる ラボの準備 ラボを開始する前に いくつかの準備ステップを実行する必要があります VMware vsphere Web Client にログインする必要があります LaunchPad デスクトップで Firefox ショートカットをダブルクリックしてください Page 9

VMware vsphere e Web Clientへのログイン Firefox のトップページは 環境内で使用される vcenter Server に設定されています 以下でログインしてください : ユーザ名 - administrator@vsphere.locale.local パスワード - Password123! Loginをクリック ホストとクラスタに移動 ホームビューから Hosts and Clusters を選択します OS10-Ent-Lab の電源オフ もし OS10-Ent-Lab の電源が入っているときは OS10-Ent-Lab を右クリックし Power > Power Off を選択します これで OS10-Ent-Lab の電源が切れます Page 10

OS10-Ent-Lab のシャットダウンを確認 Confirm Power Off のポップアウトが表示され Yes をクリックします セットアップ モジュールは スイッチのCLIにログインすることから始まります デスクトップ上で mremoteng アイコンをクリックします ログイン 各スイッチのログイン情報はスイッチに保存されています mremoteng から起動される接続は OS10b-a OS10b-b OS10b-c OS10b-d OS10bsrv1 OS10b-srv2 です OS10-OpenEdition-Lab で各セッションをダブルクリックして SSH セッションを確立します Page 11

インタフェース統計情報およびトランシーバ情報を表示 OS10b-a に次のコマンドを入力します os10-ethtool -S e101-001-0 Page 12

物理ポートの詳細統計情報を表示 OS10b-a に次のコマンドを入力します os10-show-stats if_stat less ネイティブ 40G ポートを 4 x 10G インタフェースにファンアウト OS10b-a で次のコマンドを入力します os10-config-fanout e101-020-0 true NPU コマンドを実行 OS10b-a に次のコマンドを入力します Page 13

os10-switch-shell e101-001-0 スイッチングエンティティの値を取得 OS10b-a に次のコマンドを入力します os10-config-switch show トランシーバの種類について情報を取得する OS10b-a に次のコマンドを入力します os10-show-transceivers summary Page 14

ソフトウェアをシステム情報を表示する OS10b-a に次のコマンドを入力します os10-show-version ロギング情報を有効にします ログ情報は ver/log/syslog ファイルです OS10b-a に次のコマンドを入力します os10-logging show all Page 15

システムハードウェア情報の表示 OS10b-a に次のコマンドを入力します os10-show-env Page 16

LED の状態を設定するユーティリティ OS10b-a に次のコマンドを入力します os10-env-set-led ラボの完了 モジュール 1 ブラウザ OS10 オープンエディション CLI を正常に完了しました 次のモジュールに進んでください Page 17

OS10 オープンエディションラボ 2 - Quagga を用いた L3 ファブリックの 構築 Page 18

OS10 オープンエディションラボ 2 - Quagga を用いた L3 ファブリックの構築 Quagga を用いた L3 ファブリックの構築 所要時間 - 20 分 Quagga は ネットワークルーティングソフトウェアです Open Shortest Path First (OSPF), Routing Information Protocol (RIP), Border Gateway Protocol (BGP) IS-IS for Unix-like platforms. QuaggaはGNU General Public License(GPL) の条項の下で配布されています ノート :Quaggaは すでにすべてのオープンエディションノードにインストールされています トポロジを構築するには 以下の手順に従ってください Page 19

事前準備 このラボにはバグがあり ラボを正常に完了できるようにするには 修復の手順を実行する必要があります ラボを開始する前に mremotengmremoteng 内の OS10b-b セッションを起動して 以下のコマンドを実行してください : sudo bash vtysh configure terminal no router bgp 7675 end write Page 20

ループバックインタフェースの設定 スイッチ OS10b-a 上で次のコマンドを入力します ノート :linuxadmin ユーザーのパスワードを入力するよう求められたら dell123 と入力してください sudo bash vtysh configure terminal int lo ip address 10.1.1.1/32 no shut write ルータインタフェースの設定 スイッチ OS10b-a では 次のコマンドを入力します Page 21

configure terminal int e101-001-0 ip address 172.16.2.1/30 no shut int e101-002-0 ip address 172.16.3.1/30 no shut int e101-003-0 ip address 172.16.6.1/30 no shut write BGP の設定 スイッチ OS10b-a では 次のコマンドを入力します configure terminal router bgp 65020 network 10.1.1.1/32 network 172.16.2.0/30 network 172.16.3.0/30 network 172.16.6.0/30 neighbor 172.16.2.2 remote-as 65020 neighbor 172.16.3.2 remote-as 65021 neighbor 172.16.6.2 remote-as 65022 Page 22

write ループバックインタフェースの設定 スイッチ OS10b-b 上で次のコマンドを入力します ノート :linuxadmin ユーザーのパスワードを入力するよう求められたら dell123 と入力してください sudo bash vtysh configure terminal int lo ip address 10.1.1.2/32 no shut write ルータインタフェースの設定 スイッチ OS10b-b では 次のコマンドを入力します Page 23

configure terminal int e101-001-0 ip address 172.16.2.2/30 no shut int e101-002-0 ip address 172.16.4.1/30 no shut int e101-003-0 ip address 172.16.7.2/30 no shut write BGP の設定 スイッチ OS10b-b では 次のコマンドを入力します configure terminal router bgp 65023 network 10.1.1.2/32 network 172.16.2.0/30 network 172.16.4.0/30 network 172.16.7.0/30 neighbor 172.16.2.1 remote-as 65020 neighbor 172.16.4.2 remote-as 65022 neighbor 172.16.7.1 remote-as 65021 Page 24

write ループバックインタフェースの設定 スイッチ OS10b-c 上で次のコマンドを入力します ノート :linuxadmin ユーザーのパスワードを入力するよう求められたら dell123 と入力してください sudo bash vtysh configure terminal int lo ip address 10.1.1.3/32 no shut write Page 25

ルータインタフェースの設定 スイッチ OS10b-c では 次のコマンドを入力します configure terminal int e101-001-0 ip address 172.16.5.1/30 no shut int e101-002-0 ip address 172.16.3.2/30 no shut int e101-003-0 ip address 172.16.7.1/30 no shut int e101-004-0 ip address 172.16.10.1/30 no shut write Page 26

BGP の設定 スイッチ OS10b-c では 次のコマンドを入力します configure terminal router bgp 65021 network 10.1.1.3/32 network 172.16.3.0/30 network 172.16.5.0/30 network 172.16.7.0/30 network 172.16.10.0/30 neighbor 172.16.3.1 remote-as 65020 neighbor 172.16.5.2 remote-as 65022 neighbor 172.16.7.2 remote-as 65023 write Page 27

ループバックインタフェースの設定 スイッチ OS10b-d 上で次のコマンドを入力します ノート :linuxadmin ユーザーのパスワードを入力するよう求められたら dell123 と入力してください sudo bash vtysh configure terminal int lo ip address 10.1.1.4/32 no shut write Page 28

ルータインタフェースの設定 スイッチ OS10b-d では 次のコマンドを入力します configure terminal int e101-001-0 ip address 172.16.5.2/30 no shut int e101-002-0 ip address 172.16.4.2/30 no shut int e101-003-0 ip address 172.16.6.2/30 no shut int e101-004-0 ip address 172.16.11.1/30 no shut write BGP の設定 スイッチ OS10b-d では 次のコマンドを入力します Page 29

configure terminal router bgp 65022 network 10.1.1.4/32 network 172.16.4.0/30 network 172.16.5.0/30 network 172.16.6.0/30 network 172.16.11.0/30 neighbor 172.16.4.1 remote-as 65023 neighbor 172.16.5.1 remote-as 65021 neighbor 172.16.6.1 remote-as 65020 write 検証 - OS10b-srv1 から OS10b-srv2 への Ping OS10b-srv1 の SSH ウィンドウ内で次のコマンドを入力します ノート : 成功すれば OS10b-srv2 のインターフェイス IP アドレス (172.16.11.2) からの応答が表示されます ping 172.16.11.2 Page 30

検証 - OS10b-c で最適なルートを確認 OS10b-c で次のコマンドを入力してください show ip route ノート : 上記のコマンドを他のルータのいずれかに入力しても 出力結果は同じになります 検証 - トポロジ内定義済みのすべてのネットワークに到達するた めのルート ルータ OS10b-c で次のコマンドを入力してください show ip bgp ノート : 上記のコマンドを他のルータのいずれかに入力すると 出力結果は同じになります Page 31

ラボの完了 モジュール 2 Quagga を用いたレイヤ 3 ファブリックの構築を正常に完成しました 次のモジュールに進んでください Page 32

OS10 オープンエディションラボ 3 - CPS API を使用した OS10 のプログラミング Page 33

OS10 オープンエディションラボ 3 - CPS API を使用した OS10 のプログラミング PCPS API を使用したプログラミング所要時間 15 分 このモジュールでは下記を実行します スクリプトを使用してvlansにポートを追加する スクリプトを使用してvlansを削除する スクリプトを使用してvlansからポートを削除する スクリプトを使用してインターフェイスを設定する ノート : すべてのスクリプトは /home/linuxadmin/cps-examples ディレクトリにあります セットアップ デスクトップ上で mremoteng アイコンをクリックします ログイン 各スイッチのログイン情報は保存されています mremoteng から起動する接続は OS10b-a OS10b-b OS10b-c OS10b-d OS10bsrv1 OS10b-srv2 です OS10-OpenEdition-Lab で各セッションをダブルクリックして SSH セッションを確立します Page 34

addport_vlan.py OS10b-a で次のコマンドを実行してください cd /home/linuxadmin/cps-examples./addport-vlan.py 4000 e101-030-0 remport_vlan.py Please run the following commands on OS10b-a:./remport_vlan.py 4000 e101-030-0 Page 35

delete_vlan.py OS10b-a で次のコマンドを実行してください./delete_vlan.py 4000 set_intf.py OS10b-a で次のコマンドを実行してください./set_intfip.py e101-030-0 192.168.20.1 24 ラボの完了 CPS を使用した OS10 のプログラミングを正常に完了しました これで OS10 オープンエディションのラボは終了です Page 36

補足 Page 37

OS10 オープンエディションのトラブルシューティング 情報を収集し パケット解析 コアダンプ ポート統計 ファームウェアのバージョン など OS10 のデバッグに使用できる方法とツール Packet Analysis 任意のネットワークインターフェイス上のパケットをキャプチャするには tcpdump コマンドを使用します 特権ユーザーのみがコマンドを実行できます コアダンプ コアイメージファイルは /var/coredumps ディレクトリに保存されます ファームウェアバージョン インストールされているファームウェアに関するバージョン情報を表示するには /var/log/ firmware_versions ファイルを開きます ログ管理 OS10 は すべてのシステムロギングに標準で systemd-journald を使用します journald によってキャプチャされたログエントリは journalctl コマンドで表示できます 従来の syslog のサポートは エラーやクリティカルを含む多くのタイプのシステムメッセージの追跡とロギングに使用されます すべての OS10 アプリケーションモジュールのロギングは /var/log/ syslog に保存されます Page 38