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第 2 版平成 26 年 2 月 14 日発行 V05L11R1 V05L11R1 Release News Letter 機能拡張 本リリースニュースレターは V05L11R1 のリリース内容をまとめたものです 過去のリリース内容につきましては プロダクトメディア (x:\rnl) または 以下の URL をご参照ください http://www.iim.co.jp/tabid/200/default.aspx

改版履歴 日付 版数 内容 2014/02/01 1 V05L11R1 リリース 2014/02/14 2 項番を追加 3.2. Control Center がデータベースソフトウェアとして使用する SQL Serverのお知らせ文言を削除 19.1.1. vmwmon for VirtualCenter 統計情報収集方式の変更 注意 収集インターバルを 30 分 に設定している場合 ~ を削除

目次 1. はじめに... 1 1.1. V05L11R1 における大きな機能拡張ポイント... 1 2. 前リリースとの性能比較... 2 2.1. ES/1 NEO CS シリーズ V05L10R3/Performance Web Service V05L10R3 との比較... 2 3. ES/1 NEO CS シリーズ全般... 3 3.1. メンテナンスサポートを終了する動作環境のお知らせ... 3 3.1.1. 2014 年 1 月にてサポート終了... 3 3.1.2. 2014 年 7 月にてサポート終了予定... 3 3.1.3. 2015 年 1 月にてサポート終了予定... 3 3.2. Control Center がデータベースソフトウェアとして使用する SQL Server のお知らせ... 4 3.2.1. Control Center がデータベースソフトウェアとして使用する SQL Server のサポートバージョ ン... 4 3.3. 既存機能の拡張... 5 3.3.1. インストーラの改善... 5 3.3.2. 実行ログに出力されるメッセージの長さを無制限に拡張... 6 3.3.3. バッチ実行時に引数間にブランク ( 空白 ) が複数存在する場合も実行可能に... 7 3.3.4. 指定されたパスの妥当性チェックを強化... 8 4. Acquire... 9 4.1. 新機能の提供... 9 4.1.1. Windows Acquire によるエージェントレスデータ収集の提供... 9 5. 管理コンソール...11 5.1. 既存機能の拡張... 11 5.1.1. CS-ADVISOR バッチ実行パラメータの拡張... 11 6. pdbmagic2... 13 6.1. 既存機能の拡張... 13 6.1.1. ps コマンドの sz と rss をフラットファイルに取り込み... 13 6.1.2. 最終インターバルをデータ抽出の対象とする オプション機能の追加... 14 7. CS-MAGIC... 15 7.1. 新機能の提供... 15 7.1.1. 標準提供クエリーの追加... 15 7.2. 既存機能の拡張... 17 7.2.1. OpenXML 準拠の新グラフエンジンの実装... 17 7.2.2. 推奨クエリーグループに月次 年次を追加... 19 7.2.3. メモリー使用率のミニグラフに対応... 21 7.2.4. グラフ作成対象期間の指定に矛盾がある場合のログメッセージを追加... 22 7.2.5. 半角大括弧 ([ ]) つきのグラフ作成フォルダ名への対応... 23 7.2.6. CS-MAGIC 実行時にタスクトレイにアイコンを表示... 24

7.2.7. フリーメモリ量を示す等高線グラフの凡例の色を変更... 25 7.2.8. グラフファイル名が Excel の上限を超える場合の検知方法の拡張... 27 7.2.9. AIX OS タイプの種別の判定方法を改善... 28 8. CS-REPORT... 29 8.1. 既存機能の拡張... 29 8.1.1. グラフが作成されていない場合の対処 の初期選択を変更... 29 9. CS-ADVISOR... 30 9.1. 既存機能の拡張... 30 9.1.1. CS-ADVISOR バッチ実行パラメータの拡張... 30 9.1.2. AIX OS タイプの判定方法を改善... 32 9.1.3. 半角大括弧 ([ ]) つきの評価結果出力フォルダ名への対応... 33 10. CS Scripting Interface... 34 10.1. 既存機能の拡張... 34 10.1.1. AIX OS タイプの判定方法を改善... 34 10.1.2. db オブジェクトのバージョンアップ... 35 10.1.3. メール送信 API の暗号化通信への対応... 36 10.1.4. Windows イベントログへのログ出力 API の追加... 37 11. CS-Oracle... 38 11.1. 新機能の提供... 38 11.1.1. Oracle セッション毎のスキャンブロック数のグラフを追加... 38 12. CS-SAP ERP... 39 12.1. 新機能の提供... 39 12.1.1. 標準提供クエリーの追加... 39 13. CS-TREND... 42 13.1. 既存機能の拡張... 42 13.1.1. 半角大括弧 ([ ]) つきのベースフォルダ名への対応... 42 14. CS-Network Packet Monitor... 43 14.1. 既存機能の拡張... 43 14.1.1. TTL(Time to Live) 項目の追加... 43 15. CS-Web Option HTTP Log Processor... 44 15.1. 既存機能の拡張... 44 15.1.1. 推奨クエリーグループ [ 日次 ]HTTP Log Processor の設定変更... 44 16. CS-Java 共通... 45 16.1. CS-Java configuration assistant... 45 16.1.1. GUI 操作のロギング... 45 17. CS-Java for Interstage... 46 17.1. 既存機能の拡張... 46 17.1.1. Interstage Application Server V11 への対応... 46 18. CS-Java for JBoss... 47

18.1. 既存機能の拡張... 47 18.1.1. JBoss Application Server V6 への対応... 47 19. CS-VMware... 48 19.1. 既存機能の拡張... 48 19.1.1. vmwmon for VirtualCenter 統計情報収集方式の変更... 48 19.1.2. VMware のメモリー等高線グラフの色を 10% 刻みで表示... 50 20. CS-KVM... 51 20.1. 新機能の提供... 51 20.1.1. KVM の新規対応... 51 21. CS-Utility... 55 21.1. iim kickout...55 21.1.1. Red Hat Enterprise Linux の x86-64 環境用モジュールの提供... 55 22. Flatfile Maintenance: データ検査機能 ( 限界値チェック )... 56 22.1. 既存機能の拡張... 56 22.1.1. 一括メール送信設定で全条件グループの結果をメールに反映... 56 22.1.2. SAP 限界値チェック項目の追加... 57 22.1.3. Windows 環境のカーネルメモリのサイズと特定コマンドの Private Bytes の限界値チェック項 目の追加... 58 22.1.4. AIX OS タイプの判定方法を改善... 59 23. Flatfile Maintenance: データ集約機能... 60 23.1. 既存機能の拡張... 60 23.1.1. AIX OS タイプの判定方法を改善... 60 23.1.2. 実施済みの月を再集約する / しないを指定するバッチパラメータを追加... 61 23.1.3. 内部処理の変更による集約時間の短縮... 62 24. 変更一覧... 63 24.1. 本リリースより 出力される値 ( 数値 / 文字列 ) 表示の変更一覧... 63 24.1.1. 変更一覧... 63

1. はじめに 1.1. V05L11R1 における大きな機能拡張ポイント 本リリースでは 以下の大きな機能拡張が行われています 詳細な内容につきましては 各機能の紹介ページを参照してください (1) Acquire : Windows Acquire によるエージェントレスデータ収集の提供 P. 8 (2) CS-MAGIC : OpenXML 準拠の新グラフエンジンの実装 P. 16 (3) CS-Network Packet Monitor : TTL(Time to Live) 項目の追加 P. 42 (4) CS-Java for Interstage : Interstage Application Server V11 への対応 P. 45 (5) CS-Java for JBoss : JBoss Application Server V6 への対応 P. 46 (6) CS-VMware : vmwmon for VirtualCenter 統計情報収集方式の変更 P. 47 (7) CS-KVM : KVM の新規対応 P. 50-1-

2. 前リリースとの性能比較 2.1. ES/1 NEO CS シリーズ V05L10R3/Performance Web Service V05L10R3 との比較 本リリース ES/1 NEO CS シリーズ V05L11R1/Performance Web Service V05L11R1 と ES/1 NEO CS シリーズ V05L10R3/Performance Web Service V05L10R3 で処理時間を比較した結果です コンポーネント結果備考 CS-MAGIC - 変化なし CS-ADVISOR - 変化なし 検査 - 変化なし Flatfile Maintenance 集約 内部処理の変更により 集約時間が短縮されました 管理 - 変化なし CS-REPORT - 変化なし Performance Web Service Uploader - 変化なし バックアップ - 変化なし Performance Web Service Maintenance リストア - 変化なし 削除 - 変化なし 結果の記号について - : 変化なし : 処理時間が 2 割以上短縮 : 一部の処理または条件で処理時間が短縮 : 処理時間が 2 割以上増加 メモ! 実行環境のスペックや処理量によって同じ結果が得られない場合があります -2-

3. ES/1 NEO CS シリーズ全般 3.1. メンテナンスサポートを終了する動作環境のお知らせ ES/1 NEO CS シリーズの安定稼働を図るため 機能強化および機能拡張に関わるメンテナンスサポートを終了する動作環境についてお知らせします 3.1.1. 2014 年 1 月にてサポート終了 対象サーバ AIX 5.3 SUSE LINUX Enterprise Server 8 MIRACLE LINUX 4 3.1.2. 2014 年 7 月にてサポート終了予定 対象サーバ SQL Server 2000 CS-VMware VMware vcenter Server 2.5 VMware ESXi 3.5 VMware ESX 3.5 3.1.3. 2015 年 1 月にてサポート終了予定 管理用マシン Microsoft Excel 2003 Service Pack 3 Microsoft Word 2003 Service Pack 3 Performance Home Page 対象サーバ CS-i5 i/5 OS V5.4 CS-Java for WebSphere WebSphere Application Server V6.1 CS-Java for WebLogic WebLogic Server 9.2-3-

3.2. Control Center がデータベースソフトウェアとして使用する SQL Server のお知らせ す Control Center がデータベースソフトウェアとして使用する SQL Server のサポートバージョンについてお知らせしま 3.2.1. Control Center がデータベースソフトウェアとして使用する SQL Server のサポートバージョン 管理用マシン SQL Server 2014 年 8 月出荷予定の Control Center 次期バージョンでは 使用するデータベースソフトウェアとして SQL Server 2008 SQL Server 2012 をサポートします Control Center 8.x が使用するデータベースソフトウェアとしては 従来どおり SQL Server 2005 SQL Server 2008 SQL Server 2012 をサポートします -4-

3.3. 既存機能の拡張 3.3.1. インストーラの改善 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要 効果 インストーラ画面を改善し インストール作業の利便性が向上しました 以前のリリースよりも少ない画面数にてインストール可能です (15 画面から 6 画面へ減少 ) Adobe Reader のサイレントインストール機能を追加しました 画面イメージ機能の選択 オプション選択 Adobe Reader のサイレントインストール 機能の選択画面からインストールを選択できるようになりました ( 新規 バージョンアップインストールのみ ) -5-

3.3.2. 実行ログに出力されるメッセージの長さを無制限に拡張 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要 CS シリーズ各製品の実行ログに出力されるメッセージの長さの制限が無制限に拡張しました 効果 従来実行ログに出力されるメッセージの長さには 256 バイトの制限がありました これまでは制限内に収まる内容の メッセージとなっていましたが 本拡張により 多くの情報を伝えるメッセージを出力することが可能になりました -6-

3.3.3. バッチ実行時に引数間にブランク ( 空白 ) が複数存在する場合も実行可能に 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要バッチ実行時に引数と引数の間にブランク ( 空白 ) が複数存在する場合でも 正常実行できるように拡張しました 効果従来 バッチ実行時に引数と引数の間にブランク ( 空白 ) が複数存在すると 該当プログラムはエラー終了していました 本機能により 誤って半角空白が複数あるコマンドラインを記述しても正しく動作するようになりました 前提 バッチ実行 詳細 本拡張の対象プロダクト ( 対象プログラム ) は以下の通りです - CS-MAGIC (Csmgcmgr.exe) - CS-ADVISOR (Lchcs.exe) - CS-REPORT (Csrptsub.exe) - Flatfile Maintenance (Lchffm.exe) 2つ以上のブランク ( 空白 ) は1つの半角ブランクとして扱います ( ただし ダブルクォーテーションの中は除外 ) -7-

3.3.4. 指定されたパスの妥当性チェックを強化 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要出力先として指定されたパスの妥当性チェックを強化しました 詳細以下の製品において パス指定の妥当性チェックを追加しました < 対応製品 > pdbmagic2 iimca PWS Uploader iimsft CS-Hyper-V (ca) CS-TREND (view) CS-Virtage Log Utility < 妥当性チェック> 末尾の. 末尾の半角スペース パス中の. パス中の.. パス中の. パス中の予約デバイス名 (AUX,CON,NUL 等 ) パス中のストリーム指定 ( : 但し ドライブレターは除く) ( 例 ) 特殊パス \.\ (. は 1 回以上の繰り返し ) が含まれる場合のエラーメッセージ -8-

4. Acquire 4.1. 新機能の提供 4.1.1. Windows Acquire によるエージェントレスデータ収集の提供 分類 新機能の提供 既存機能の拡張 数値変更 表示変更 特記事項 Windows Server 2008 R2 のみ 概要 Windowsにエージェントをインストールすることなくリモートでデータ収集を行う機能に対応しました 詳細 リモート収集専用の Windows マシン リモート収集サーバ にリモート収集用 Acquire プログラムをインストールし 対象 業務サーバ の性能データを収集します この際 業務サーバ 上にはデータ収集用のエージェントプログ ラムをインストールする必要はありません 一度 リモート収集サーバ に蓄積される性能データは 全て Control Center が稼働する 管理マシン 上に集 められ管理されます リモート収集サーバ と 業務サーバ 間は WMI Windows Management Instrumentation という Windows 標準の管理用インターフェースを使用してデータ収集を行います データ収集対象OSおよびデータ - Windows Server 2008 R2のみ - プロセッサ メモリー ディスクIO ファイルスペース - Oracle SQL Server Symfoware IISといったミドルウェアデータは非サポート 効果 従来Windows Serverのシステムデータを取得する際には 個々の業務サーバにAcquireエージェントを導入する 必要がありました 本機能により 対象OSに限り エージェントを導入することなくデータ収集することが可能になりま す 9

前提 ソフトウェアバージョン - リモート収集サーバ Windows Acquire 8.8 - 管理マシン Control Center 8.8 データ収集のためビルトインのAdministratorまたはAdministratorsグループに所属するユーザが必要 - リモート収集サーバ および 業務サーバ の両方で必要です DCOM( 分散 COM) の設定 - リモート収集サーバ および 業務サーバ の両方で必要です - 設定変更を行った場合 変更を行った対象サーバの再起動が必要となります WMIの設定 - リモート収集サーバ および 業務サーバ の両方で必要です - 設定変更を行った場合 変更を行った対象サーバの再起動が必要となります ファイヤウォール設定 - WMI 通信をおこなうために必要に応じて設定が必要です - リモート収集サーバ および 業務サーバ の両方で必要です 時刻同期の設定 - リモート収集サーバ の時刻は 業務サーバ の時刻と同期する必要があります 収集されるデータのタイムスタンプは リモート収集サーバ がデータ採取を指示したタイミングの 業務サーバ の時刻となります 使用方法 リモート収集サーバ へWindows Acquire 導入の際に WMI Monitor という機能を一緒に導入することで エー ジェントレスデータ収集が可能になります 導入後は 管理マシン 上のSystem Managerから リモート収集サーバ 業務サーバ の順に設定することで データ収集を行うことができます 設定方法の詳細に関しましては プロダク トマニュアル Acquire 使用者の手引き ~Windows 編 ~8.8 と Control Center 使用者の手引き 8.8 をご参照ください データ収集時の負荷 リモート収集可能な台数に論理的な制限はなく Windows Acquire 導入サーバのスペックとネットワークの能力によ ります リモート収集サーバ が 業務サーバ のデータを収集する際の負荷に関しまして おおよそ下記の通りとな っております プロセッサ2コア メモリ4GB ネットワークGigabit ethernetで10 台のリモート収集を行った場合 プロセッサ :1% 未満 メモリー使用量 :10MB 未満 ネットワーク : 送受信量 1MB/sec 未満 実際にリモート収集を行われる場合は 業務サーバ 台数を少しずつ増やしながら 無理なくデータ収集を行える 台数に設定してください 注意 エージェントレスデータ収集の特性上 ネットワークの問題などによってデータが欠損した場合は 従来の Acquireと異なりデータの復旧を行うことはできません 収集されるデータは従来のAcquireと取得先が異なる為 数値に若干の差異が出る可能性がございます 一部メモリーのデータが取得できないため 下記のグラフを作成することができません - [ 詳細 ] メモリー使用量とページアウト - 複合 - - [ 月次 ] メモリー使用量とページアウト - 複合 - - [ 詳細 ] メモリー使用率の推移 - 等高線 - -10-

5. 管理コンソール 5.1. 既存機能の拡張 5.1.1. CS-ADVISOR バッチ実行パラメータの拡張 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要 CS-ADVISORのバッチ実行パラメータ /BATADV /CONFの引数に指定する 設定名 ( 評価条件ファイルタイトル ) を複数指定できるようになりました 日付指定のパラメータ (/F /T) の利用が可能になりました 管理コンソールから 設定名を複数指定してCS-ADVISORを実行できるようになりました 効果本機能により 設定名 ( 評価条件ファイルタイトル ) が複数ある環境でも 1 行のバッチ実行文に記載し 一括実行することができます バッチ実行時の対象日付の指定方法が容易になりました 詳細 バッチ実行の例は下記の通りです < 設定名 の複数指定 : 実行例 > "C: IIM CS Cs.exe" /BATADV /CONF 日次評価, 日次 Oracle 評価, 日次 VMware 評価 す 設定名 ( 評価条件ファイルタイトル ) が 日次評価 日次 Oracle 評価 日次 VMware 評価 の処理を実行しま < 日付の指定 : 実行例 > "C: IIM CS Cs.exe" /BATADV /CONF " 日次評価, 日次評価 2" /F20131118 /T20131118 2013 年 11 月 18 日のデータを対象に 日次評価 日次評価 2 の処理を実行します < サイト / システムの指定 : 実行例 > "C: IIM CS Cs.exe" /BATADV /CONF " 日次評価 " /SITE SiteA /SYS /SysA /F20131118 /T20131118 サイト / システム SiteA/SysA の 2013 年 11 月 18 日のデータを対象に 日次評価 を実行します サイト / システムパラメータを使用する場合は 設定名は 1 つのみを指定してください -11-

管理コンソールに 評価 (CS-ADVISOR) のパラメータ指定画面の評価方法に設定名選択を追加しました 管理コンソールからも同様に 設定名を複数指定して CS-ADVISOR を実行することができます -12-

6. pdbmagic2 6.1. 既存機能の拡張 6.1.1. ps コマンドの sz と rss をフラットファイルに取り込み 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要 Unix 及び Linux システムについて ps コマンドの sz と rss の項目をフラットファイルに格納するようになりました 前提 本項目が取得できるのは Athene のバージョンが 8 以降の場合です Athene8 以降であれば Acquire のバージョン は 7.3 でも取得できます Athene7.3 を使用している場合は取得できません 効果 将来的に Unix 及び Linux システムのユーザ コマンド毎のメモリー使用量を表示させる予定です 本リリースでは 該当データの保存までを行います 詳細以下の 3 つの表に追加されます アカウント 詳細 ( 表名 :ATACCD) アカウント ユーザ ( 表名 :ATACCU) アカウント コマンド ( 表名 :ATACCC) 系列名は 3 表とも以下の通りです MEMSIZ sz MEMRSS rss -13-

6.1.2. 最終インターバルをデータ抽出の対象とする オプション機能の追加 新機能の提供既存機能の拡張 - - 概要 pdbmagic2 実行時の抽出対象データに 最終インターバルを含むオプション機能を追加します 効果 pdbmagic2では パフォーマンス データベース (PDB) に含まれる最終インターバルの1つ前のインターバルまでを抽出対象としています 理由は Control Centerによるデータ変換処理途中状態の未確定データを抽出してしまうことを避けるためです そのため Oracle 待機イベント等のイベント発生時にのみ値が格納される性質のデータでは 前日の全てのイベントデータを抽出できない場合がありました ( インターバル毎にはデータが格納されないためです ) 本機能を有効にすると 格納されている全てのデータを抽出対象とすることができるようになります 前提 pdbmagic2 実行前にAthene Control Centerのサービスを停止してください 詳細 pdbmagic2 設定画面の 設定 オプション 画面に 最終インターバルをデータ抽出の対象とする のチェックボックスを追加しました 初期設定では チェックボックスにチェックは入りません 最終インターバルを除いたデータを抽出対象とします 使用方法本機能を有効にする場合 pdbmagic2 設定画面の 設定 オプション 画面に 最終インターバルをデータ抽出の対象とする のチェックボックスをチェックします その後 pdbmagic2を実行してデータを抽出します 注意 Athene Control Centerのサービスが停止状態以外の場合 データ変換処理が実行中であり最終インターバルは未確定の状態です この状態で本機能を使用すると 不完全な状態で最終インターバルのデータが抽出されてしまいます 実行前には Athene Control Centerのサービスを必ず停止してください -14-

7. CS-MAGIC 7.1. 新機能の提供 7.1.1. 標準提供クエリーの追加 新機能の提供既存機能の拡張 - - Windows データ 概要 Windows 環境のカーネルメモリ ( ページプールと非ページプール ) のサイズと特定コマンドのPrivate Bytesを使用した標準提供グラフを追加しました 効果メモリリークの発生を確認できるようになります 前提カーネルメモリ ( ページプールと非ページプール ) の値を使用するにはAthene8 以降を使用している必要があります 詳細 サンプルグラフ [ 詳細 ] カーネルメモリーサイズ~Windows - 折れ線 - ページプールと非ページプールのサイズを時系列に表示しています OS やドライバが使用するメモリ領域の内 ページング可能なものがページプール 不可能なものが非ページプールです これらの値が長期にわたり徐々に増加している場合メモリリークの可能性があります -15-

[ 詳細 ] コマンドの Private Bytes~Windows - 折れ線 - 特定コマンドの Private Bytesを時系列に表示 ( なお 複数のプロセスで同一のコマンドが実行されている場合はそれの合計を表示 ) しています プロセスに割り当てられたメモリの内 他のプロセスと共有できない領域がプライベートメモリです この値が長期にわたり増加し続けている場合はそのプロセスのメモリリークの可能性があります 使用方法 CS-MAGICのクエリーグループに使用したいグラフを登録し グラフ作成を行ってください Performance Web Serviceで作成したグラフや限界値チェックの検査結果を閲覧する場合は グラフ作成後 Performance Web Serviceにアップロードを行ってください -16-

7.2. 既存機能の拡張 7.2.1. OpenXML 準拠の新グラフエンジンの実装 新機能の提供既存機能の拡張 - - 概要既存のグラフ作成エンジンに置き変わる OpenXML 準拠の新たなグラフ作成エンジンを用意しました 効果処理時間の短縮および安定性向上の効果があります 処理時間はデータの読み込み集計時間と描画時間の 2つに大別できますが このうち描画時間が改善されます 描画時間の改善は環境にもよりますが 1グラフあたり0.6~0.8 秒程度です 使用方法グラフ作成エンジンの選択はGUIより変更可能です 環境 (E) Microsoft Office 2007/2010/2013 設定 (O) Microsoft Excel のグラフ作成エンジンを使用する Microsoft Excel の使用を最小限としグラフを作成する 既存のグラフ作成エンジンを使用 新規のグラフ作成エンジンを使用 尚 バージョンアップ時には既存エンジンが 新規インストール時は新エンジンが使用されるように設定されます 制限事項 一部のグラフについては新グラフ作成エンジンで対応が行えない為 旧グラフエンジンを使用します - この切り替えは製品内部で自動判断し行う為 ご利用上意識いただく必要はありません - 旧エンジンを使用する主なグラフは 円グラフ ドーナツグラフ 等高線グラフ 等です 3Dグラフには対応しておりません ( 標準提供されたグラフには 3Dグラフは含まれません ) Excel8(97-2003) 形式ワークブック (xls) 形式での出力は行えません モノクロハッチング指定は無効となり グレースケールに読み替え処理します グラフを貼り付けるExcelシートの種類は ワークシート のみとなり グラフシート での出力は行えません これに伴い CS-REPORTでの貼り付け時に凡例領域が広がりプロットエリアが狭まるなどの影響が生じる場合があります 一部の折れ線マーカーの背景色が透過設定できず塗りつぶしになります ( 詳しくは 詳細 ) -17-

詳細 X * + の3 種類のマーカー背景色を透過にできず マーカー背景色をプロットエリアと同色 ( この場合は白 ) としています これら 3 種のマーカーの下に存在するマーカーは 塗り潰され視認できない状態となります マーカーが重なってしまった場合は 実際の数値が記録されたシートまたはPerformance Web Serviceにアップロード時の 数値情報 から値を確認することができます 旧グラフ作成エンジンで作成したグラフ 新グラフ作成エンジンで作成したグラフ -18-

7.2.2. 推奨クエリーグループに月次 年次を追加 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要推奨クエリーグループ機能にて 月次 年次 ( 直近 13ヶ月 /1 月 ~12 月固定 ) の推奨クエリーを追加しました また 今まで推奨クエリーになかったサブシステムについても 推奨クエリーに追加しました 本機能は CS-MAGIC メイン画面 の クエリーグループ名一覧 に登録されるクエリーグループを弊社推奨クエリーグループとして時系列 各種 OSやサブシステム毎に提供します 効果従来は 推奨クエリーグループが存在しない場合 対象システム 出力グラフを選択し クエリーグループを作成する必要がありました 本機能により 推奨クエリーグループを使用することで 容易にクエリーグループを登録できるようになり 画面上の視認性も改善されました 詳細以下の推奨クエリーグループを追加しました 月次 年次( 直近 13ヶ月 )/ 年次 (1 月 ~12 月固定 ) [ 月次 ]Windows [ 年次 ]Windows [ 月次 ]AIX [ 年次 ]AIX [ 月次 ]HP-UX [ 年次 ]HP-UX [ 月次 ]Solaris [ 年次 ]Solaris [ 月次 ]Linux [ 年次 ]Linux [ 月次 ]VMware( データセンタ ) [ 年次 ]i5 [ 月次 ]VMware(ESXホスト) [ 年次 ]VMware( データセンタ ) [ 月次 ]Hyper-V [ 年次 ]VMware(ESXホスト) [ 月次 ]Virtage [ 年次 ]Oracle [ 月次 ]Oracle [ 年次 ]DB2 [ 月次 ]DB2 [ 年次 ]MySQL [ 月次 ]MySQL [ 月次 ]WebLogic [ 月次 ]Interstage [ 月次 ]WebSphere [ 月次 ]SAP ERP [ 月次 ]Packet Monitor [ 月次 ]MIB Collector [ 月次 ]Zabbix -19-

使用方法 CS-MAGIC メイン画面 の クエリーグループ名一覧 (L) 欄にある [ 推奨グループ (I)...] ボタンを押下すると CS-MAGIC 推奨クエリーグループ登録 画面が表示されます 注意推奨クエリーグループはプロファイル機能を使用しています このため.NET Framework 4.0 の導入が必要です.NET Framework 4.0 が導入されていない場合 本機能を使用できません -20-

7.2.3. メモリー使用率のミニグラフに対応 新機能の提供既存機能の拡張 - - Acquire バージョンが 8 以降であること 概要 メモリー使用率を示す Performance Web Service のミニグラフを追加しました [ 詳細 ] メモリー使用率 - 面 - [PWSミニグラフ] 効果これまでプロセッサ使用率のミニグラフを提供していましたが 新たにメモリー使用率のミニグラフを提供します これにより システムグループ全体のメモリー使用率の稼働状況を確認することができます 前提データ収集エージェントのAcquireバージョンが8 以降である必要があります -21-

7.2.4. グラフ作成対象期間の指定に矛盾がある場合のログメッセージを追加 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要クエリーグループに登録されているグラフ作成対象期間の指定に矛盾がある場合 不正な設定を行っているクエリーグループ名とクエリー名がログメッセージに出力されるようになりました 効果本機能により クエリーグループに登録されているグラフ作成対象期間に矛盾がある場合 どのクエリーが誤っているのかを容易に判断できるようになります 詳細クエリーグループに登録されているグラフ作成対象期間に矛盾がある場合 下記の通りCS-MAGIC 実行時のログメッセージを変更します ( 変更前 ) WARN:00000030,YYYY/MM/DD,HH:MM:SS,p01 対象期間の指定が不正です ( 変更後 ) WARN:00000030, YYYY/MM/DD,HH:MM:SS,p01 対象期間の指定が不正です < クエリーグループ名 > - < クエリー名 > -22-

7.2.5. 半角大括弧 ([ ]) つきのグラフ作成フォルダ名への対応 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要グラフ作成フォルダ名に半角大括弧 ([ ]) が含まれている場合もグラフ作成可能になりました 詳細グラフ作成処理に使用しているメソッド (SaveAs) が 出力フォルダ名に半角大括弧 ([ ]) を含むパスに対応していないため 出力フォルダ名に半角大括弧が含まれる場合 Excelにてエラーが発生することがありました このため ファイル保存を行う際はカレントをグラフ作成フォルダに移動し SaveAsにはファイル名のみを指定して保存するよう変更しました -23-

7.2.6. CS-MAGIC 実行時にタスクトレイにアイコンを表示 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要 CS-MAGIC をバッチ実行中はタスクトレイにアイコンを表示するようにしました 効果 タスクトレイより CS-MAGIC がバッチ実行中であるか否かを判断できるようになります -24-

7.2.7. フリーメモリ量を示す等高線グラフの凡例の色を変更 新機能の提供既存機能の拡張 - - 概要フリーメモリ量の推移を示す等高線グラフにおいて 凡例の色を以下のように表示するようにしました ( 変更前 ) フリーメモリ量が少ない場合を青色 多い場合を赤色で表示していました ( 変更後 ) フリーメモリ量が少ない場合を赤色 多い場合を青色で表示していました 効果フリーメモリ量が少ない場合 ( 余裕が無い場合 ) を赤色で表示することで 視認性が向上します 詳細凡例の色が変更されたグラフは以下の通りです [ 詳細 ] フリーメモリー量の推移 - 等高線 - [ 詳細 ] フリーメモリー量の推移 ( 平日 )- 等高線 - [ 詳細 ] フリーメモリー量の推移 ( 休日 )- 等高線 - [ 時間 ] フリーメモリー量の推移 - 等高線 - [ 時間 ] フリーメモリー量の推移 ( 平日 ) - 等高線 - [ 時間 ] フリーメモリー量の推移 ( 休日 ) - 等高線 - サンプルグラフ [ 詳細 ] フリーメモリー量の推移 - 等高線 - V05L10R3まで -25-

V05L11R1-26-

7.2.8. グラフファイル名が Excel の上限を超える場合の検知方法の拡張 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要グラフファイル名がExcelの上限を超える場合はファイル名の切り詰めが実施されます 切り詰めが実施された場合は INFOレベルのログを出力します 効果従来ですと グラフファイル名の切り詰めが行われた結果 複数のグラフファイル名が意図せず同一名になってしまうことをログから検知することができなかったのですが 今回の拡張により 検知することが可能になりました 前提 Excelグラフファイル名の長さが218Byteを超える場合 詳細 Excelグラフファイル名の長さが218Byteを超えている場合 ファイル名の切り詰め処理を行います このファイル名の切り詰め処理が動作した時 ログファイルに INFOレベルのメッセージを出力します -27-

7.2.9. AIX OS タイプの種別の判定方法を改善 新機能の提供既存機能の拡張 - - AIX データ 概要 PowerVM 環境を判定するためのマクロを追加しました 効果 このマクロを使用することにより 今後 Acquire で OS のカテゴリが追加された場合でもクエリーを編集する必要が なくなります 詳細 以前は 環境に適した計算を使用するために PowerVM 環境であるかどうか判定する式を次のように記述して いました IBAVG(FIF(OSNAME not like 'IBM AIX 5.3*',ATACCC.CPUUSE / #{CPUNUM},FIF(ATCPU.ENTCPC >= 0 and ATCPU.ENTC >= 0, ATACCC.CPUUSE / ATCPU.ENTC, FIF(ATCPU.PHYSC >= 1, ATACCC.CPUUSE / ATCPU.PHYSC, ATACCC.CPUUSE / ATCPU.CPUNUM)))) 今回追加したマクロを使用する場合は以下のように記述します 上記の 'IBM AIX 5.3*' というパターン以外への 対応が必要な場合でもマクロ定義の変更のみで対応可能となり クエリー自体は修正する必要がなくなります IBAVG(FIF(not `es1_is_pvm_os,ataccu.cpuuse / #{CPUNUM},FIF(ATCPU.ENTCPC >= 0 and ATCPU.ENTC >= 0, ATACCU.CPUUSE / ATCPU.ENTC, FIF(ATCPU.PHYSC >= 1, ATACCU.CPUUSE / ATCPU.PHYSC, ATACCU.CPUUSE / ATCPU.CPUNUM)))) また 以下の標準クエリについても 標準マクロの計算式を使用してプロセッサ使用率を算出するよう変更しまし た [ 年次平均 ] ユーザ コマンド毎のプロセッサ使用率 ~Unix - 棒 - [ 詳細 ] ユーザ毎のプロセッサ使用率 ~AIX LPAR - 面 - [ 詳細 ] コマンド毎のプロセッサ使用率 ~AIX LPAR - 面 - [ 詳細 ] ユーザ コマンド毎のプロセッサ使用率 ~AIX LPAR - 面 - [ 平均 ] コマンド毎のプロセッサ使用率 ~AIX LPAR - 棒 - [ 平均 ] ユーザ毎のプロセッサ使用率 ~AIX LPAR - 棒 - [ 平均 ] ユーザ コマンド毎のプロセッサ使用率 ~AIX LPAR - 棒 - [ 平均 ] コマンド毎のプロセッサ使用時間 ~AIX LPAR - 棒 - [ 平均 ] ユーザ毎のプロセッサ使用時間 ~AIX LPAR - 棒 - [ 平均 ] コマンド毎のプロセッサ総使用時間 ~Unix - 棒 - [ 平均 ] ユーザ毎のプロセッサ総使用時間 ~Unix - 棒 - -28-

8. CS-REPORT 8.1. 既存機能の拡張 8.1.1. グラフが作成されていない場合の対処 の初期選択を変更 新機能の提供既存機能の拡張 - - 概要 ES/1 NEO CSシリーズ CS-REPORT 報告書テンプレート作成 / 編集 (1/2) 画面の グラフが作成されていない場合の対処 の初期選択を グラフを貼らずに 処理を続行する に変更しました 効果 CS-REPORT 実行時に貼り付け対象のグラフが一部存在しない場合 その位置を空欄として処理を続行します このことで 存在する対象グラフは全て貼り付け処理されます 従来の初期選択では対象となるグラフが見つからなかった時点で貼り付け処理を中止していたため 以降のグラフが出力されていた場合でも貼り付けが行われておりませんでした -29-

9. CS-ADVISOR 9.1. 既存機能の拡張 9.1.1. CS-ADVISOR バッチ実行パラメータの拡張 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要 CS-ADVISORのバッチ実行パラメータ /BATADV /CONFの引数に指定する 設定名 ( 評価条件ファイルタイトル ) を複数指定できるようになりました 日付指定のパラメータ (/F /T) の利用が可能になりました 管理コンソールから 設定名を複数指定してCS-ADVISORを実行できるようになりました 効果本機能により 設定名 ( 評価条件ファイルタイトル ) が複数ある環境でも 1 行のバッチ実行文に記載し 一括実行することができます バッチ実行時の対象日付の指定方法が容易になりました 詳細 バッチ実行の例は下記の通りです < 設定名 の複数指定 : 実行例 > "C: IIM CS Cs.exe" /BATADV /CONF 日次評価, 日次 Oracle 評価, 日次 VMware 評価 設定名 ( 評価条件ファイルタイトル ) が 日次評価 日次 Oracle 評価 日次 VMware 評価 の処理を実行します < 日付の指定 : 実行例 > "C: IIM CS Cs.exe" /BATADV /CONF " 日次評価, 日次評価 2" /F20131118 /T20131118 2013 年 11 月 18 日のデータを対象に 日次評価 日次評価 2 の処理を実行します < サイト / システムの指定 : 実行例 > "C: IIM CS Cs.exe" /BATADV /CONF " 日次評価 " /SITE SiteA /SYS /SysA /F20131118 /T20131118 サイト / システム SiteA/SysA の 2013 年 11 月 18 日のデータを対象に 日次評価 を実行します サイト / システムパラメータを使用する場合は 設定名は 1 つのみを指定してください -30-

管理コンソールに 評価 (CS-ADVISOR) のパラメータ指定画面の評価方法に設定名選択を追加しました 管理コンソールからも同様に 設定名を複数指定して CS-ADVISOR を実行することができます -31-

9.1.2. AIX OS タイプの判定方法を改善 新機能の提供既存機能の拡張 - - AIX データ 概要 効果 PowerVM 環境を判定する条件を外部ファイルへ定義できるように変更しました 今後 Acquire で OS のカテゴリが追加された場合でも システム評価機能の処理自体を変更しないで対応が可能と なります 詳細 以前は 環境に適した計算を使用するために PowerVM 環境であるかどうか判定する条件をシステム評価機能の 処理内部へ次のように直接記述していました 1. sysprof.xml から os_name を取得 2. os_name がとれない場合 フラットファイルのシステムデータの前にある 0000 番レコードから os_name を取得 3. os_name like "HP-*" のとき OsSubType_HPUX 4. os_name like "*Solaris*" のとき OsSubType_Solaris 5. os_name like "*IBM AIX 5.3*" のとき OsSubType_AIX5_3 6. os_name like "*AIX*" のとき OsSubType_AIX 本リリースでは 環境を判定する条件を外部ファイルへ定義し 限界値チェック処理から参照するようになりました これにより 'IBM AIX 5.3' というパターン以外への対応が必要な場合には システム評価機能の処理自体を変更す ることなく 外部ファイルを変更することにより対応可能となりました 次の評価項目について 新しい判定方法に対応するようにしました ユーザのプロセッサ使用率ページングデーモンのプロセッサ使用率 Oracleプロセス群のプロセッサ使用率 Ingressプロセス群のプロセッサ使用率ネットワーク制御プロセス群のプロセッサ使用率 SQL Server 制御プロセス群のプロセッサ使用率 SQL Server 制御プロセス群のプロセッサ使用率 SQL Server 制御プロセス群のプロセッサ使用率 DB2プロセス群のプロセッサ使用率 -32-

9.1.3. 半角大括弧 ([ ]) つきの評価結果出力フォルダ名への対応 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要評価結果出力フォルダ名に半角大括弧 ([ ]) が含まれている場合もグラフ作成可能になりました 詳細グラフ作成処理に使用しているメソッド (SaveAs) が 出力フォルダ名に半角大括弧 ([ ]) を含むパスに対応していないため 出力フォルダ名に半角大括弧が含まれる場合 Excelにてエラーが発生することがありました このため ファイル保存を行う際はカレントをグラフ作成フォルダに移動し SaveAsにはファイル名のみを指定して保存するよう変更しました -33-

10. CS Scripting Interface 10.1. 既存機能の拡張 10.1.1. AIX OS タイプの判定方法を改善 新機能の提供既存機能の拡張 - - AIX データ 概要 PowerVM 環境を判定する関数を追加しました 効果 今後 Acquire で OS のカテゴリが追加された場合でも 内部の判定式を変更しないで対応が可能となります 詳細 以前は PowerVM 環境を判定するために 評価ロジックの中へ判定条件を直接定義していました if db.osname[0:11] == 'IBM AIX 5.3': 追加した関数を使用することにより 上記の 'IBM AIX 5.3' というパターン以外への対応が必要な場合でも 追 加した関数部分のみを変更することにより対応可能となります es1_is_pvm_os(db) ( 使用例 ) from es1lib import * def main(context, db, param): if es1_is_pvm_os(db):... else:... また 次の CS Scripting Interface サンプルスクリプト内部にある AIX5.3 環境の判定式について 上記の関数 を使用するよう変更しました [ サンプルスクリプトファイル ] プロセスループ検出 インターバルサマリー -34-

10.1.2. db オブジェクトのバージョンアップ 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要 CS Scripting Interface( 以下 CSSI) は パフォーマンスデータを一時格納する領域としてリレーショナルデータベース (SQLite) を使用しております このSQLiteのバージョンアップを行いました (3.6.11 3.7.17) バージョンアップによるCSSIで作成された既存スクリプトへの影響はありません 効果データベースに問い合わせ時に 文字列検索関数 (instr) が使用可能になります 使用方法バージョンアップによるCSSI 使用方法に差異は生じません -35-

10.1.3. メール送信 API の暗号化通信への対応 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要メール送信 APIを暗号化通信可能とするために 認証機能およびSTARTTLS( スタート ティーエルエス ) への対応を行いました STARTTLSは専用のポートを割り当てずに 途中から平文の通信を暗号化通信に切り替える技術です 効果暗号化通信が必要なメールサーバとのメール通信が可能となります 使用方法 CS Scripting Interface 使用者の手引き をご参照ください -36-

10.1.4. Windows イベントログへのログ出力 API の追加 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要 CS Scripting Interface( 以下 CSSI) からWindowsイベントログにログを出力する機能を追加しました 効果事象をWindowsイベントログに出力することが可能となります 詳細下記 3つの要素を指定し出力します イベントログのメッセージ イベントログのID イベントログの種類 - ES1_EVENTLOG_ERROR_TYPE( エラー ) - ES1_EVENTLOG_WARNING_TYPE( 警告 ) - ES1_EVENTLOG_INFORMATION_TYPE( 情報 ) - ES1_EVENTLOG_AUDIT_SUCCESS( 成功の監査 ) - ES1_EVENTLOG_AUDIT_FAILURE( 失敗の監査 ) 尚 下記は固定値として出力します ログの名前 "Application" ソース "ES/1 CS Scripting Interface" 使用方法 CS Scripting Interface 使用者の手引き をご参照ください -37-

11. CS-Oracle 11.1. 新機能の提供 11.1.1. Oracle セッション毎のスキャンブロック数のグラフを追加 新機能の提供既存機能の拡張 Oracle セッション情報 概要 Oracleセッション毎のインターバル平均のスキャンブロック数と スキャン1 回あたりのスキャンブロック数を示すクエリーを詳細 / 時間 / 月次 / 年次の各時系列について用意しました スキャンブロック数の既存のグラフと追加されるグラフの体裁を揃えるために 既存のスキャンブロック数のグラフの一部を変更しました 効果セッション毎のスキャンブロック数は2つの指標のグラフを閲覧可能となります セッション毎のスキャン1 回あたりのスキャンブロック数 セッション毎のインターバル当たりの平均スキャンブロック数詳細グラフと月次グラフの確認時のように 期間が異なるグラフを参照する際に 同じ指標の値を確認できるようになりました 詳細新たに追加されるグラフ 及び既存のグラフの変更内容は下記の通りです < 追加されるグラフ > [ 詳細 ]Oracleセッション毎の平均スキャンブロック数 - 面 - [ 時間 ]Oracleセッション毎のスキャン1 回当たりのスキャンブロック数 - 折れ線 - [ 月次 ]Oracleセッション毎のスキャン1 回当たりのスキャンブロック数 - 折れ線 - [ 年次 ]Oracleセッション毎のスキャン1 回当たりのスキャンブロック数 - 折れ線 - Y 軸ラベルの表示 セッション毎のスキャン1 回当たりのスキャンブロック数 Y 軸 : スキャンブロック数 (/ 回 ) セッション毎の平均スキャンブロック数 Y 軸 : スキャンブロック数 (/ インターバル ) Oracle のクエリー定義ファイル (Trdoriim.ini) の内容を変更しました 使用方法対象グラフをクエリーグループに登録し グラフ出力設定を行ってください -38-

12. CS-SAP ERP 12.1. 新機能の提供 12.1.1. 標準提供クエリーの追加 新機能の提供既存機能の拡張 - SAP データのみ対象 概要 SAP 関連のパフォーマンス管理を行うクエリーを追加しました 効果 SAP のパフォーマンス管理を行う際 使用できるグラフが増えました 詳細追加されたグラフは以下です [ 詳細 ] ロールエリアの割り当てと使用量 - 折れ線 - [ 月次 ] ロールエリアの割り当てと使用量 - 折れ線 - [ 詳細 ] ページングエリアの割り当てと使用量 - 折れ線 - [ 月次 ] ページングエリアの割り当てと使用量 - 折れ線 - [ 詳細 ] 拡張メモリとヒープメモリの割り当てと使用量 - 複合 - [ 月次 ] 拡張メモリとヒープメモリの割り当てと使用量 - 複合 - [ 月次 ]DB02 Oracleテーブルスペース毎の使用率 - 折れ線 - [ 月次 ]DB02 Oracleテーブルスペース毎のサイズ - 折れ線 - [ 月次 ]DB02 Oracleテーブルスペース毎の使用量 - 折れ線 - [ 詳細 ] プログラムバッファのヒット率 空きスペース率 スワップ発生回数 - 折れ線 - [ 月次 ] プログラムバッファのヒット率 空きスペース率 スワップ発生回数 - 折れ線 - [ 詳細 ] トランザクション毎のヒープメモリ使用量 - 面 - [ 詳細 ] タスクタイプ別のヒープメモリ使用量 - 面 - [ 詳細 ] ワークプロセス毎のワークプロセス待ち時間 - 棒 - [ 詳細 ] ワークプロセス毎のワークプロセス待ちトランザクション数 - 棒 - -39-

サンプルグラフ [ 詳細 ] ロールエリアの割り当てと使用量 - 折れ線 - ロールエリアに対してのメモリ割当量 最大使用量 使用量を時系列に表示しています 使用量に対し 割当量が妥当であるかを確認する事ができます [ 月次 ] ロールエリアの割り当てと使用量 折れ線 ロールエリアに対してのメモリ割当量 最大使用量 使用量の日ごとの最大値を表示しています 使用量に対し 割当量が妥当であるか また使用量が増加していないかを確認することができます -40-

使用方法 CS-MAGICのクエリーグループに作成するグラフを登録し グラフ作成を行ってください また Performance Web Serviceで閲覧する場合は グラフ作成後 Performance Web Serviceにアップロードを行ってください 注意 Oacleテーブルスペース関連のグラフはSAPで取得したデータから作成しています Oracleから直接データ収集を行ったテーブルスペースの値と一部異なる可能性があります -41-

13. CS-TREND 13.1. 既存機能の拡張 13.1.1. 半角大括弧 ([ ]) つきのベースフォルダ名への対応 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要 CS-TRENDが出力するパターン分析結果やシナリオファイルの保存先となるベースフォルダ名に半角大括弧 ([ ]) が含まれている場合もグラフ作成可能になりました 詳細グラフ作成処理に使用しているメソッド (SaveAs) が 出力フォルダ名に半角大括弧 ([ ]) を含むパスに対応していないため 出力フォルダ名に半角大括弧が含まれる場合 Excelにてエラーが発生することがありました このため ファイル保存を行う際はカレントをグラフ作成フォルダに移動し SaveAsにはファイル名のみを指定して保存するよう変更しました -42-

14. CS-Network Packet Monitor 14.1. 既存機能の拡張 14.1.1. TTL(Time to Live) 項目の追加 新機能の提供既存機能の拡張 - - 概要 TTL(Time to Live) 値の最小 最大 平均値を報告できるようになりました TTL(Time to Live) とは パケットの有効期間を表す値で サーバ毎に最大 255までの整数値を設定することができます TTL 値は ルータなどを1 回経由する度に値が1ずつ減少します TTL 値がゼロになったパケットは その時点で廃棄され 廃棄通知がパケットを送信したサーバに届きます TTLは パケットの無限ループを防止するために設定される機能ですが ネットワーク上距離が遠い相手先へパケットを送信する際には TTL 値をある程度大きい値に設定しておかないと 相手先へ到達する間にTTL 値がゼロになってしまい 目的のパケットが相手先に到達しなくなることもあります 効果 RTT( 回線遅延時間 ) が安定していれば TTLの最小値 最大値は通常大きな差は無いと考えられますが RTT が不安定な場合は TTL 値の変動幅が大きくなります 前提 V05L11R1のwiremonを使用してパケットデータを収集する必要があります 詳細 TCP PtoP 情報 (TCPPTOP) に 下記レコードを追加しました TTLAVGL 平均 TTL(Low) TTLMAXL 最大 TTL(Low) TTLMINL 最小 TTL(Low) TTLAVGH 平均 TTL(High) TTLMAXH 最大 TTL(High) TTLMINH 最小 TTL(High) 注意 クライアント毎の再転送率 - 棒 - グラフの Excel シート内 最後尾に下記 4 列を追加しました 最小 TTL/Client 最小 TTL/Server 最大 TTL/Client 最大 TTL/Server ES/1 モジュールのバージョン組み合わせにより TTL フィールドの出力形態は下記のようになります wiremon wmonpost 処理可 / 不可 補足 V05L10R1 以前 V05L11R1 可 TTL フィールドは欠損値 (-1) V05L11R1 V05L11R1 可 TTL フィールドに値を出力 V05L11R1 V05L10R1 以前不可 - -43-

15. CS-Web Option HTTP Log Processor 15.1. 既存機能の拡張 15.1.1. 推奨クエリーグループ [ 日次 ]HTTP Log Processor の設定変更 新機能の提供既存機能の拡張 - - 概要推奨クエリーグループ [ 日次 ]HTTP Log Processor に登録されている [ 詳細 ] レスポンス時間の分布 - 複合 - グラフのユーザ指定パラメータリストに 全 URLを対象として登録しました 効果従来はユーザ指定パラメータリストに何も登録されていない状態だったため クエリーグループをそのまま使用すると 抽出結果が0 件です とメッセージが出てグラフ等が作成されませんでした 本拡張により 全 URLを対象としたグラフ等が作成されるようになりました 詳細変更があった推奨クエリーグループとグラフは 以下の通りです 推奨クエリーグループ [ 日次 ]HTTP Log Processor グラフ [ 詳細 ] レスポンス時間の分布 - 複合 - -44-

16. CS-Java 共通 16.1. CS-Java configuration assistant 16.1.1. GUI 操作のロギング 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要 CS-Java configuration assistant 操作ログをログファイルに出力する機能を追加しました 効果 CS-Java configuration assistantでは 対象ノードの選択や収集項目の設定などを行います CS-Javaはリモートでのデータ収集という製品構成上 CS-Java configuration assistantでの設定変更を確実に行う必要があります 本リリースより作業証跡がログファイルに残る 設定作業を画面キャプチャするなどの工数を削減することができます 使用方法バージョンアップ後の操作では自動的にロギングします -45-

17. CS-Java for Interstage 17.1. 既存機能の拡張 17.1.1. Interstage Application Server V11 への対応 新機能の提供既存機能の拡張 - - Interstage Application Server V11 概要本リリースから Interstage Application Server V11 に対応しました 本機能では Interstage Application Server V11 の性能情報を CS-Java で収集し フラットファイルに取り込むことが可能となります -46-

18. CS-Java for JBoss 18.1. 既存機能の拡張 18.1.1. JBoss Application Server V6 への対応 新機能の提供既存機能の拡張 - - JBoss Application Server V6 概要本リリースから JBoss Application Server V6 に対応しました 本機能では JBoss Application Server V6 の性能情報を CS-Java で収集し フラットファイルに取り込むことが可能となります -47-

19. CS-VMware 19.1. 既存機能の拡張 19.1.1. vmwmon for VirtualCenter 統計情報収集方式の変更 新機能の提供既存機能の拡張 - - 概要 CS-VMware 統計情報収集エージェント (vmwmon for VirtualCenter) の統計情報の収集方式を変更しました vmwmon for VirtualCenter では 構成情報と性能情報の 2 種類の統計情報を取り扱っています 構成情報 性能情報 : クラスタ リソースプール ESX VM 等の各要素の構成やスペック等を示す情報が含まれます : クラスタ リソースプール ESX VM 等の各要素の稼働状態を示す情報が含まれます 従来は 上記統計情報のデータソースとして vcenterに格納されたサマリー済みの情報を対象としていました 本拡張で ESXとVMの性能情報については データソースをESXが持つリアルタイム情報を対象とするように変更しました 効果 vcenterの統計レベルの変更が不要となり 統計レベル 1 でのデータ収集が可能となりました 従来はデータソースがvCenterであったため VMware 環境のパフォーマンス管理に必要十分な統計情報を収集するためには vcenterの統計情報レベルを 3 に設定して明細レベルの統計情報がvCenterに格納される必要がありました vcenterの統計情報レベルを 3 に設定すると 大規模なVMware 環境ではvCenterサーバの負荷が高くなり また データのサイズが増大するため 大きなストレージスペースを必要とする場合がありました 統計レベル 1 でデータ収集の運用が行えることで vcenterサーバの負荷軽減および必要なストレージスペースの減少が図れます 詳細 旧方式 新方式 ESX 全統計情報を DB に格納する必要がある DB に IO が集中し高負荷を招きやすい ESX DB への格納データを減らし容量を低減できる IO 量が減少し負荷を低減できる DB DB vcenter 統計レベル 3 vcenter 統計レベル 1 CS-VMWare CS-VMWare -48-

ESXは 20 秒インターバルでのリアルタイム情報を過去 1 時間分まで保持しています vcenterは 定期的にESXに接続してESXやVMの統計情報を収集し それらをサマリーしてデータベースに保持しています 従来は vcenterのデータベースに格納された統計情報からすべての CS-VMware 対象データを抽出していました 本拡張により ESXが保持するリアルタイム情報から ESXとVMの性能情報を収集するように変更しました vmwmon for VirtualCenterでは vcenterとまったく同様のvmware APIを使用して統計情報を取得しています vcenterが定常的に行っている情報収集と同様の形式でデータを収集する方式であるため データソースを ESXに変更することによる VMware 環境への影響はまったく問題なく 安全なデータ取集が行えます データ収集方式変更による負荷の上昇は 非常に小さく無視できるレベルとなります 弊社での検証では 2コア等の小規模なESX 環境ではCPU 使用率で0.2% 程度でした コア数がより大きな環境では さらに微小のため確認できないレベルでした また vcenterの統計情報レベルを 3 で運用されているお客様では 1 に変更していただくことにより vcenter 自身の負荷を低減できますので 全体としての負荷は減少します 使用方法 V05L11R1にバージョンアップすることで 新方式のデータ収集方式に無条件に切り替わります vmwmon configuration assistant for VirtualCenterによる設定変更は不要です 統計情報収集時の内部仕様の変更になりますので プログラムの使用方法等については従来から変更はありません 注意 新方式はデータソースがESXに変更されます ESXでの情報保持範囲が過去 1 時間分までとなっているため vmwmon configuration assistant for VirtualCenterにて設定可能な統計情報インターバルとして 60 分が廃止されました もし 既存の設定で60 分インターバルが指定されている場合 V05L11R1にバージョンアップした後は 60 分を15 分と読み替えてデータ収集動作を継続します V05L10R3までのvmwmon for VirtualCenter で収集される統計値は vcenterとvmwmon for VirtualCenterのインターバル長が同一の場合 vcenterから報告される値と同じになります V05L11R1 以降は 平均値を持つ一部のデータ項目について微小な差異が生じる場合があります これは集約方式の違いから生じるもので 誤差の範囲内です V05L10R3まで : 集約が2 回行われる ESXリアルタイム情報 (20 秒 ) vcenterでの集約(5 分 ) vmwmon for VirtualCenterでの集約 (15 分 ) V05L11R1 : 集約が1 回行われる ESXリアルタイム情報 (20 秒 ) vmwmon for VirtualCenterでの集約 (15 分 ) -49-

19.1.2. VMware のメモリー等高線グラフの色を 10% 刻みで表示 新機能の提供既存機能の拡張 - - 概要 [ 月次 ]VMware 特定ホストのメモリー使用率の推移 (VC) - 等高線 - グラフの表示色を10% 刻みで表示するようになりました 効果 VMwareのリクレーム動作は 使用率が90~95% になると発生します 使用率が90% を超えたかが VMwareにおけるメモリーの過負荷の判断材料の1つです 従来は20% 刻みで 80~100% の場合は赤色で表示していたため 90% を超えたかどうかの判断が本グラフから判断できませんでした 本リリースから 90% を超えたかどうかが判断できるようになります 詳細 サンプルグラフ VMware 特定ホストのメモリー使用率の推移 xxx.xxx.xxx.xxx 00:00 00:45 01:30 02:15 03:00 03:45 04:30 05:15 06:00 06:45 07:30 08:15 09:00 09:45 10:30 11:15 12:00 12:45 13:30 14:15 15:00 15:45 16:30 17:15 18:00 18:45 19:30 20:15 21:00 21:45 22:30 23:15 2013/04/29 2013/04/27 2013/04/25 2013/04/23 2013/04/21 2013/04/19 2013/04/17 2013/04/15 2013/04/13 2013/04/11 2013/04/09 2013/04/07 2013/04/05 2013/04/03 2013/04/01 時間 VC-SAMPLE 2013/04/01(MON) 00:00-2013/04/30(TUE) 23:45 0-10 10-20 20-30 30-40 40-50 50-60 60-70 70-80 80-90 90-100 VMware 環境において ホスト (VMware ESX Server) 毎に1 枚出力されます メモリー使用率の推移を等高線の形態で表示しています 横軸に1 日の時間 縦軸に日付を表し どの時間帯でメモリー使用率が高くなる傾向があるのかを週単位や月単位に把握することができます -50-

20. CS-KVM 20.1. 新機能の提供 20.1.1. KVM の新規対応 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要 効果 KVM に新規対応しました KVM によって仮想化された環境に対して性能管理が行えるようになりました KVM の筐体レベル / ドメインレベルでの統計情報の取り扱いを行えるようになりました また KVM の筐体レベル / ドメインレベルでの詳細と月次の稼働グラフが出力できるようになりました 前提 - ライセンス CS-KVM のオプションライセンス - 対象ホスト OS Red Hat Enterprise Linux 5.4 以降カーネルバージョン 2.6.20 以上 - ホスト OS で必要な設定 virsh コマンドを使用できる権限を持つ専用ユーザの作成 - ネットワーク KVM のホスト OS と ES/1 管理マシンの間で FTP もしくは ssh でファイル転送が行えること 詳細 以下の機能が提供されます - ピーク日 ピーク時間や性能問題の有無 傾向を確認する グラフ ( 詳細 / 月次 ) - データ収集状況を確認する 状態チェック -51-

サンプルグラフ KVM ドメイン毎のプロセッサ使用率 - 面 - 100 KVM ドメイン毎のプロセッサ使用率 90 80 70 プロセッサ使用率 (%) 60 50 40 30 20 10 0 00:00 00:30 01:00 01:30 02:00 02:30 03:00 03:30 04:00 04:30 05:00 05:30 06:00 06:30 07:00 07:30 08:00 08:30 09:00 09:30 10:00 10:30 11:00 11:30 12:00 12:30 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30 22:00 22:30 23:00 23:30 時間 KVM System 2014/01/01(WED) 00:00 2014/01/01(WED) 23:58 os 1 os 2 os 3 _OVER_ KVM 環境において KVM サーバ毎に 1 枚出力されます KVM サーバの持つ物理プロセッサ全体を100% として 各ドメインが使用していたプロセッサ使用率を時系列に表示しています KVM メモリー使用量 - 面 - 35000 KVM メモリー使用量 30000 25000 メモリー使用量 (MB) 20000 15000 10000 5000 0 00:00 00:30 01:00 01:30 02:00 02:30 03:00 03:30 04:00 04:30 05:00 05:30 06:00 06:30 07:00 07:30 08:00 08:30 09:00 09:30 10:00 10:30 11:00 11:30 12:00 12:30 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30 22:00 22:30 23:00 23:30 時間 KVM System 2014/01/01(WED) 00:00 2014/01/01(WED) 23:58 os 1 os 2 os 3 _OVER_ Linux IO Buffer Linux Page Cache Total KVM 環境において KVM サーバ毎に 1 枚出力されます KVM サーバの各ドメインが使用していたメモリ使用量を物理メモリ使用量全体とともに時系列に表示しています -52-

KVM ドメイン毎の IO コマンド量 - 折れ線 - 45 KVM ドメイン毎の IO コマンド量 40 35 30 IO コマンド量 (Iops) 25 20 15 10 5 0 00:00 00:30 01:00 01:30 02:00 02:30 03:00 03:30 04:00 04:30 05:00 05:30 06:00 06:30 07:00 07:30 08:00 08:30 09:00 09:30 10:00 10:30 11:00 11:30 12:00 12:30 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00 15:30 16:00 16:30 17:00 17:30 18:00 18:30 19:00 19:30 20:00 20:30 21:00 21:30 22:00 22:30 23:00 23:30 時間 KVM System 2014/01/01(WED) 00:00 2014/01/01(WED) 23:58 os 1 os 2 os 3 KVM 環境において KVM サーバ毎に 1 枚出力されます KVM サーバの各ドメイン毎にIOコマンド量を時系列に表示しています -53-

使用方法 KVM のホスト OS にエージェントをインストールしてデータを収集します 収集対象サーバ 管理用マシン Linux KVM 1 ckvm 2 統計情報ファイル ファイル転送 iim collect 3 4 統計情報ファイル x2f 収集対象サーバ 5 Linux 4 53 中間フラットファイル KVM ckvm ES/1 NEO CS シリーズ 2 CS-MAGIC グラフ作成機能 Flatfile Maintenance 状態チェック機能 統計情報ファイル 1 1 データ収集エージェントが virsh コマンドを発行し統計情報を収集 2 ckvm により gzip 圧縮された統計情報ファイルを生成 3 ファイル転送プログラム (iim collect) により管理用マシンに統計情報ファイルを転送 4 データ変換プログラム (x2f) により統計情報ファイルを中間フラットファイルに変換 5 中間フラットファイルを ES/1 NEO CS シリーズにインポートし グラフ生成 各種チェックを実行 CS-MAGIC で作成されたグラフは Performance Web Service を利用し Web 閲覧することができます -54-

21. CS-Utility 21.1. iim kickout 21.1.1. Red Hat Enterprise Linux の x86-64 環境用モジュールの提供 新機能の提供既存機能の拡張 - - Red Hat Enterprise Linux 6 概要 Red Hat Enterprise Linux 6のx86 系 64ビット版で動作するモジュールを準備しました 効果従来は Red Hat Enterprise Linux 6については x86 系 32ビット版のみモジュール提供しておりましたが 64ビット環境でも iim kickoutが利用可能となります 使用方法製品マニュアルに沿って導入ください その他 < 配布形式について> 従来 iim kickoutモジュールは圧縮してご提供していましたが 非圧縮でモジュール提供を行うようにしました モジュールのサイズ自体も小さく またcompressコマンドが利用できない環境への導入を円滑にするためです -55-

22. Flatfile Maintenance: データ検査機能 ( 限界値チェック ) 22.1. 既存機能の拡張 22.1.1. 一括メール送信設定で全条件グループの結果をメールに反映 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要 データの限界値チェック機能で 全条件グループの結果を 1 通のメールで送信することが可能になりました 効果 従来の仕様では 条件グループ毎にチェック結果を細分化し メール送信する必要がありました 本機能により 複 数条件グループの限界値チェック結果を 1 通のメールに集約し 送信することができるようになりました -56-

22.1.2. SAP 限界値チェック項目の追加 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要 SAP 限界値チェック項目に 下記項目を追加しました SAP ERP 対話型トランザクション - レスポンス時間 ( 秒 ) SAP ERP 対話型トランザクション - 稼働時間 ( 秒 ) SAP ERP 対話型トランザクション - 待ち時間 ( 秒 ) SAP ERPバッチ型トランザクション - レスポンス時間 ( 秒 ) SAP ERPバッチ型トランザクション - 稼働時間 ( 秒 ) SAP ERPバッチ型トランザクション - 待ち時間 ( 秒 ) SAP ERPその他のトランザクション - レスポンス時間 ( 秒 ) SAP ERPその他のトランザクション - 稼働時間 ( 秒 ) SAP ERPその他のトランザクション - 待ち時間 ( 秒 ) 効果従来は SAPの限界値チェック項目は トランザクションの中で T-CODE 別 プログラム別 ユーザ別 バッチ JOB 名別などの種別でチェックを行っていました 本拡張により トランザクション単位で限界値チェックを行うことができるようになりました -57-

22.1.3. Windows 環境のカーネルメモリのサイズと特定コマンドの Private Bytes の限界値チェック項目の追 加 新機能の提供既存機能の拡張 - - Windows データ 概要 Windows 環境のカーネルメモリ ( ページプールと非ページプール ) のサイズと特定コマンドのPrivate Bytesを Flatfile Maintenance データ検査 ( 限界値チェック ) へ項目を追加しました 効果メモリーリークの発生を検知できるようになります 前提カーネルメモリ ( ページプールと非ページプール ) の値を使用するにはAthene8 以降を使用している必要があります 詳細 OSやドライバが使用するメモリ領域の内 ページング可能なものがページプール 不可能なものが非ページプールです これらの値が長期にわたり徐々に増加している場合メモリリークの可能性があります プロセスに割り当てられたメモリの内 他のプロセスと共有できない領域がプライベートメモリです この値が長期にわたり増加し続けている場合はそのプロセスのメモリリークの可能性があります これらの値を監視する事でメモリリークの発生を検知する事ができます <Flatfile Maintenance データ検査 限界値チェック への追加項目 > ページプール(MB)(Windows) 非ページプール(MB)(Windows) コマンドのPrivate Bytes(MB)(Windows) 使用方法 Flatfile Maintenance データ検査 限界値チェック で検査したい項目を登録し 閾値を設定してください Performance Web Serviceで限界値チェックの検査結果を閲覧する場合は Flatfile Maintenance 実行後 Performance Web Serviceにアップロードを行ってください -58-

22.1.4. AIX OS タイプの判定方法を改善 新機能の提供既存機能の拡張 - - AIX データ 概要 PowerVM 環境を判定する条件を外部ファイルへ定義できるように変更しました 効果今後 AcquireでOSのカテゴリが追加された場合でも 限界値チェック処理自体を変更しないで対応が可能となります 詳細以前は 環境に適した計算を使用するために PowerVM 環境であるかどうか判定する条件を限界値チェック機能の処理内部へ次のように直接記述していました STRIDX(OSNAME, 'IBM AIX 5.3') < 0 本リリースでは 環境を判定する条件を外部ファイルへ定義し 限界値チェック処理から参照するようになりました これにより 'IBM AIX 5.3' というパターン以外への対応が必要な場合には 限界値チェック処理自体を変更すること なく 外部ファイルを変更することにより対応可能となりました -59-

23. Flatfile Maintenance: データ集約機能 23.1. 既存機能の拡張 23.1.1. AIX OS タイプの判定方法を改善 新機能の提供既存機能の拡張 - - AIX データ 概要 PowerVM 環境を判定する条件を外部ファイルへ定義できるように変更しました 効果今後 AcquireでOSのカテゴリが追加された場合でも 限界値チェック処理自体を変更しないで対応が可能となります 詳細以前は 環境に適した計算を使用するために PowerVM 環境であるかどうか判定する条件をデータ集約機能の処理内部へ次のように直接記述していました STRIDX(OSNAME, 'IBM AIX 5.3') < 0 本リリースでは 環境を判定する条件を外部ファイルへ定義し データ集約機能の処理から参照するようになりまし た これにより 'IBM AIX 5.3' というパターン以外への対応が必要な場合には データ集約機能の処理自体を変更 することなく 外部ファイルを変更することにより対応可能となりました -60-

23.1.2. 実施済みの月を再集約する / しないを指定するバッチパラメータを追加 新機能の提供既存機能の拡張 - - - 概要 Flatfile Maintenanceデータ集約機能にて 既に集約済みの月に対し再度集約を行うか否かを指定するバッチパラメータを追加しました 効果データ集約を実行する際に既に集約済みの月があった場合 Flatfile Maintenance データ集約 画面の 既に集約済みの月は再集約しない 欄の指定に従って処理を行っています 従来までは ここの指定と異なる指定でバッチ実行を行いたい場合 GUIで設定を変更してからバッチ実行を行う必要がありました このバッチパラメータを追加することで GUIでの設定の変更を行わずにバッチ実行が可能になりました 詳細以下 2つのバッチパラメータが指定可能となりました /RESUM=YES データ集約 画面の 既に集約済みの月は再集約しない 欄がチェックされていないものとし 再集約を行います /RESUM=NO データ集約 画面の 既に集約済みの月は再集約しない 欄がチェックされているものとし 再集約を行いません 使用方法主に バッチ実行によるリカバリ処理時でご利用いただけます 例 ) C: IIM CS Ffm Ffmainte.exe /BAT /DS /F201301 /T201312 /RESUM=YES 2013 年 1 月から2013 年 12 月までのデータ集約を実行します すでに集約済みの月がある場合は 再集約を行います -61-

23.1.3. 内部処理の変更による集約時間の短縮 新機能の提供既存機能の拡張 - - 概要データ集約におけるフラットファイルの文字列データを扱う内部処理の効率化を図りました 効果従来に比べてデータ集約処理時間が短縮されます 短縮の度合いについては Flatfile Maintenanceを実行するマシンのスペックや 入力データとなるフラットファイルのサイズ / 内容に依存します 参考情報として 弊社環境では20~40% 程度 処理時間が短縮される結果が得られています -62-

24. 変更一覧 24.1. 本リリースより 出力される値 ( 数値 / 文字列 ) 表示の変更一覧 24.1.1. 変更一覧 数値変更表示変更プロダクト内容 ES/1 NEO CS シリーズ全般 ES/1 NEO CS シリーズ全般 ES/1 NEO CS シリーズ全般 ES/1 NEO CS シリーズ全般 インストーラの改善 実行ログに出力されるメッセージの長さを無制限に拡張 バッチ実行時に引数間にブランク ( 空白 ) が複数存在する場合も実行可能に 指定されたパスの妥当性チェックを強化 Acquire Windows Acquire によるエージェントレスデータ収集の提供 管理コンソール pdbmagic2 CS-ADVISOR バッチ実行パラメータの拡張 ps コマンドの sz と rss をフラットファイルに取り込み pdbmagic2 最終インターバルをデータ抽出の対象とする オプション機能の追加 CS-MAGIC 標準提供クエリーの追加 CS-MAGIC OpenXML 準拠の新グラフエンジンの実装 CS-MAGIC CS-MAGIC CS-MAGIC CS-MAGIC CS-MAGIC 推奨クエリーグループに月次 年次を追加 メモリー使用率のミニグラフに対応 グラフ作成対象期間の指定に矛盾がある場合のログメッセージを追加 半角大括弧 ([ ]) つきのグラフ作成フォルダ名への対応 CS-MAGIC 実行時にタスクトレイにアイコンを表示 CS-MAGIC フリーメモリ量を示す等高線グラフの凡例の色を変更 CS-MAGIC CS-MAGIC グラフファイル名が Excel の上限を超える場合の検知方法の拡張 AIX OS タイプの種別の判定方法を改善 CS-REPORT グラフが作成されていない場合の対処 の初期選択を変更 CS-ADVISOR CS-ADVISOR CS-ADVISOR CS Scripting Interface CS Scripting Interface CS Scripting Interface CS Scripting Interface CS-ADVISOR バッチ実行パラメータの拡張 AIX OS タイプの判定方法を改善 半角大括弧 ([ ]) つきの評価結果出力フォルダ名への対応 AIX OS タイプの判定方法を改善 db オブジェクトのバージョンアップ メール送信 API の暗号化通信への対応 Windows イベントログへのログ出力 API の追加 CS-Oracle Oracle セッション毎のスキャンブロック数のグラフを追加 CS-SAP ERP 標準提供クエリーの追加 CS-TREND 半角大括弧 ([ ]) つきのベースフォルダ名への対応 CS-Network Packet Monitor TTL(Time to Live) 項目の追加 CS-Web Option HTTP Log Processor 推奨クエリーグループ [ 日次 ]HTTP Log Processor の設定変更 CS-Java 共通 CS-Java for Interstage CS-Java for JBoss GUI 操作のロギング Interstage Application Server V11 への対応 JBoss Application Server V6 への対応 CS-VMware vmwmon for VirtualCenter 統計情報収集方式の変更 CS-VMware VMware のメモリー等高線グラフの色を 10% 刻みで表示 CS-KVM CS-Utility Flatfile Maintenance: データ検査機能 ( 限界値チェック ) Flatfile Maintenance: データ検査機能 ( 限界値チェック ) Flatfile Maintenance: データ検査機能 ( 限界値チェック ) Flatfile Maintenance: データ検査機能 ( 限界値チェック ) Flatfile Maintenance: データ集約機能 Flatfile Maintenance: データ集約機能 Flatfile Maintenance: データ集約機能 KVM の新規対応 Red Hat Enterprise Linux の x86-64 環境用モジュールの提供 一括メール送信設定で全条件グループの結果をメールに反映 SAP 限界値チェック項目の追加 Windows 環境のカーネルメモリのサイズと特定コマンドのPrivate Bytesの限界値チェック項目の追加 AIX OSタイプの判定方法を改善 AIX OSタイプの判定方法を改善実施済みの月を再集約する / しないを指定するバッチパラメータを追加内部処理の変更による集約時間の短縮 数値変更 : 本バージョンの適用により 出力される値 ( 数値 / 文字列 ) に変更がある場合に が付きます表示変更 : 新規項目追加等により レイアウトが変更した場合に が付きます -63-