Ver. 対応 6ch アナログ出力用信号変換処理システム 概 要 CC39-6AO は (Ver. 対応 ) のリモートデバイス局として上位のマスタより送信されたデジタルデータを DA 変換し ラック当たり最大 6 チャネルのアナログ信号 ( 各チャネル ) を出力する信号変換処理システムです 本システムは 出力用信号変換モジュール MS39 シリーズ を搭載可能で 出力信号は出力用端子台から出力します また電源モジュールに対して外部電源を一括供給することで した内部電源を各モジュールに供給します また 通信モジュールの MCU には T.I. 社製 Hercules セーフティマイコン (ARM Cortex -R4Dual Core) を搭載し ソフトウェアとハードウェアの双方から安全機能を監視しています 型式番号 CC39-6AO- - ご発注形式 通信用のケーブル 終端抵抗 が必要となります ( オプション品 ) 詳細は オプション品ご発注形式 配線方法 P.5 通信配線図 をご確認下さい オプション品ご発注形式 ケーブル型式 上位 -CC39-6AO 間接続用 CC39-CBL-M3-xxL CC39-CBL-M3.5-xxL (-M3 は M3 端子台用 -M3.5 は M3.5 端子台用 ) (xx は長さ : 5 5cm m) CC39-6AO 間接続用 CC39-CBL-xxL (xx は長さ : 5 5cm m) 上位 PLC のコネクタが 3M 社製 356-553-B PE の場合は CC39-CBL をご指定下さい コネクタ型式 終端抵抗 35T5-6M-BM GF 357-L-B AK 共通仕様供給電源 ( にご指定下さい ) 取付方法 ( にご指定下さい ) 取付 形状配線方法 ( 使用コネクタ ) 仕 様 ~4VAC (5~6Hz) AU 4VDC( ) D DIN レール取付 ( オプション ) D 壁取付 R 出力端子台 : M3.5 ねじ端子 RAS 出力端子台 : M3.5 ねじ端子 ( 共に脱落防止機能付き ) 通信 : 356-553-B PE (3M 社製 ) 外 形 寸 法 壁取付 : W48 H Dmm DIN レール取付 : W48 H D6mm 配線方法出力出力 (RAS) 通信 オプション品 (3M 社製コネクタ型式 ) M3.5 ネジ端子 M3.5 ネジ端子ケーブル CC39-CBL-M3-xxL CC39-CBL-M3.5-xxL CC39-CBL-xxL (3555-6-BM GF) 終端抵抗 Ω (35T5-6M-BM GF) (357-L-B AK) を使用することで マスタやその他の局の通信に影響なく オンラインユニット交換が可能です PJ-339-H Rev.. Page: 5
仕様 Ver. Ver..Ver. 対応 ( ピアノスイッチにより設定 ) 局 種 別リモートデバイス局 設定アドレス ~64 ( ロータリスイッチにより設定 ) 伝 送 速 度 M5M.5M65k56k ( ボーレート ) ( ピアノスイッチにより設定 ) 占 有 局 数 34 局 ( ピアノスイッチにより設定 ) 出力チャネル数最大 6ch ( Ver. と占有局数による ) <Ver..> 局 :4ch 局 :8ch3 局 :ch 4 局 :6ch <Ver.> 6ch ( 拡張サイクリック設定 :4 倍固定 ) 接 続 数最大 64 局 最大 4 台 ( リモートデバイス局のみ接続時 ) 通信ケーブル 専用 Ver.. 対応品 コ ネ ク タ 356-553-B PE (3M 社製 ) 終 端 抵 抗無し ( 左記 オプションコネクタより選択 ) アナログ出力仕様 出力チャネル数 6 チャネル 適合信号変換器 MS39 シリーズ出力信号変換器 ( 入力レンジ :-5V DC のみ ) 出力レンジ信号変換器による 絶 縁 方 式トランスアイソレーション ( 信号変換器により ) アナログ出力変 4V =.4mV 換データ分解能 データフォーマット 符号付き 6bit 整数出力レンジ - カウント -% (-5 カウント以下の場合 :-5% カウント以上の場合 :% 但し 信号変換器の仕様による ) 基準出力精度 ±.88%FS @5 データ更新周期 Ver..: リンクスキャンタイムと同等 Ver..: リンクスキャンタイムの 4 倍と同等温度ドリフト ±.88%FS ( 基準 5 に対して ) エラー発生時出力状態 RESET( 出力 -5%)HOLD ( 出力モード設定用スイッチにより設定 ) 基本仕様 電源表示 電源 ON 時点灯 ( 緑 ) 通信モジュール ( 緑 )ERR( 赤 ) L E D Link( 緑 )( 赤 )( 黄 ) ( 黄 ) 自己診断機能 電源電圧 CPU(WDT エラー メモリ異 常 ) 通信バス 出力リードバック診断 CPU 異常の場合は 電源再投入までエラーを継続します R A S 出 力 MOS リレー (ACDC 負荷対応 ) 負荷電圧 :6V 負荷電流 :ma max. (WDT エラー メモリ異常時に RAS 出力端子がショートします ) 絶 縁 抵 抗 MΩ 以上 (@5V DC) 出力 - 内部回路 -RAS 出力 - 通信 - 電源 -F.G. 各間 耐 電 圧 出力 -[ 内部回路 通信 RAS 出力 電源 F.G.] 各間 :5VAC 分間遮断電流.5mA 通信 -RAS 出力 -[ 内部回路 電源 F.G.] 各間 :5VAC 分間遮断電流 ma 内部回路 - 電源 -F.G. 各間 :5VAC 分間遮断電流 5mA 出力 CH 各間 :5VAC 分間遮断電流.5mA 動 作 環 境温度 :~55 湿度 :5~9%RH( 結露のないこと ) 電源電圧範囲 AC 電源時 :85~64VAC (47~63Hz) DC 電源時 :4VDC±% 消 費 電 力 AC 電源時 :5VA max. ( 定格 VAC 変換器フル実装時 ) :6VA max. ( 定格 4VAC 変換器フル実装時 ) DC 電源時 :48W max. ( 定格 4VDC 変換器フル実装時 ) 突 入 電 流 AC 電源時 :35A 以下 (5 4VAC) DC 電源時 :3A 以下 (5 4VDC) 保 存 温 度 -~6 保 証 期 間納入後 3 年 材質 材 質 SECC-JN 基 板ガラスエポキシ 防 湿 処 理 HumiSeal A7NS ( ポリウレタン樹脂 ) 質量 ( 信号変換器含まず ) CC39-6AO-AU-D.5g 以下 CC39-6AO-AU-R.g 以下 CC39-6AO-D-D,g 以下 CC39-6AO-D-R,5g 以下 PJ-339-H Rev.. Page: 5
フロントパネル配置図 局番設定用スイッチ 局番設定用ロータリスイッチ 動作状態表示用 進ロータリスイッチを 個 ( の位と の位 ) 使用して設定します 電源投入時にスイッチの設定を読み込み 通信モジュールの局番とします 不正な局番 または動作中に設定を変更した場合はエラーとなります CC Link 各種設定スイッチ 設定用ピアノスイッチ 通信状態表示用 通信用コネクタ 動作状態表示用 L E D 動作状態 表示パターン システム異常 (WDT エラー メモリ異常 ) ERR 初期化中 正常動作中 設定異常 バージョン不一致 断線 設定変更 FLASH メモリ異常 ( 入力補正係数 ) リードバック異常 : 点灯 : 点滅 : 消灯 ERR ERR (.5s 周期 ) ERR (.5s 周期 ) (.5s 周期 ) ERR (.5s 周期 ) (.5s 周期 ) ERR (.5s 周期 ) ERR (.5s 周期 ) ERR (.5s 周期 ) ERR (.5s 周期 ) 出力モード設定用スイッチ : 異常条件によっては検知できない場合がありますので 通信状態 ピアノスイッチの ~4 極でボーレート 5,6 極で占有局数 8 極で Ver. を設定します 電源投入時に設定を読み込むため 動作中に設定を変更した場合はエラーとなります 3 4 5 6 7 8 設定 OFF OFF OFF OFF 56kbps ( 出荷時設定 ) OFF OFF OFF ON 65kbps OFF OFF ON OFF.5Mbps OFF OFF ON ON 5Mbps OFF ON OFF OFF Mbps OFF OFF 4 局占有 ( 出荷時設定 ) OFF ON 3 局占有 ON OFF 局占有 ON ON 局占有 OFF ON Ver.. ( 出荷時設定 ) Ver. 出力モード設定スイッチ 拡張サイクリック設定 :4 倍 ピアノスイッチの 極でエラー発生時の出力モード (RESETHOLD) を設定します 設定 OFF 出力 HOLD モード ( 出荷時設定 ) ON 出力 RESET モード 表示用 と合わせて確認してください PJ-339-H Rev.. Page: 35
通信状態表示用 L E D 通信状態 正常交信しているが ノイズで CRC エラーが時々発生している リセット解除時のボーレート 局番設定から ボーレートまたは局番が変化した ( は.4s 周期で点滅 ) 受信データが CRC エラーとなり 応答できない 正常交信 自局あてデータが受信しない ポーリング応答はしているが リフレッシュ受信が CRC エラー 自局あてデータが CRC エラー リンク起動されていない 自局あてデータがないか ノイズにより自局あてを受信不可 断線などでデータを受信できない電源断またはハードウェアセット中 ボーレート 局番設定不正 : 点灯 : 点滅 : 消灯 はシステム構成により 点灯に見える場合があります 表示パターン 通信用コネクタ 5 極 段の 通信用コネクタを使用しており 適合するケーブル側コネクタまたは終端抵抗を 個挿入可能です 段目と 段目の各信号は 通信モジュール内で接続しています オンラインユニット交換を行う場合には H 型を使用します ピン番号 信号名 ピン番号 信号名 _ DA _ DA _ DB _ DB _3 DG _3 DG _4 N.C. _4 N.C. _5 SLD _5 SLD 信号名 DAx DBx DGx N.C. SLDx 3M 356 B 説明 通信データ A 通信データ B 通信グラウンド未接続 通信シールド 変換データフォーマット 変換データは符号付き 6 ビット整数です ~ カウントを各信号変換器の出力レンジ ~% に変換します また -5 カウント以下の場合には 出力 -5% + カウント以上の場合には 出力 +% に変換します 但し 信号変換器の入出力仕様により 出力の下限が -5% より大きい場合があります アナログ出力値 ( カウント ) + + -5-5 + + 出力 (%) PJ-339-H Rev.. Page: 45
5 5 システム構成ブロック図 C C L I n k 通信配線図 ケーブル AOUT AOUT_ 各チャネル間 AOUT_5 AOUT_6 V4VAC or 4VDC コネクタ 通信モジュール SN_X SN_X CC39-6AO 7 8 9 6 3 45 7 8 9 B.RATE 占有局数 Ver. OUT MODE MS39 シリーズ出力モジュール MS39 シリーズ出力モジュール MS39 シリーズ出力モジュール 5 MS39 シリーズ出力モジュール 6 電源モジュール +4V 出力 6 3 45 6 +4V +4V ISO_AO [6..] ISO_AO ISO_AO ISO_AO5 ISO_AO6 以下に 通信の配線例を示します < 通信ユニット n 台接続 ( あり )> を使用し 通信ユニットを n 台接続する場合の配線図を下図に示します 上位 PLC へ接続 CC39-CBL CC39-CBL ~ 終端抵抗 _ DA DB DG _ SLD CC39 -DA ( 台目 ) CC39 -DA (n 台目 ) 内で同一端子番号間を電気的に接続 配線には 下記オプション品が必要です 上位接続用ケーブル CC39-CBL : 本 CC39 間接続用ケーブル CC39-CBL : n- 本 終端抵抗 CC39- : 個 CC39- : n 個 ケーブル +4V GND RAS ( 端子台 ) 通信モジュールブロック図 通信 RS485 IF 電源監視 型 DCDC 電源ブロック 電源監視 WDT & RST 回路 通信モジュール SN_X 9 8 7 3 4 6 SN_X 8 通信 IC 9 EMIF EMIF 7 3 4 6 Flash RAM E PROM Piano SW B.RATE 占有局数 Ver. MCU (Dual ARM Cortex-R4F in lockstep) は 内部で 通信の同一端子番号間を電気的に接続しています その為 ありの場合は オンライン時にその他の通信ユニットの動作に影響を与えることなく 特定の通信ユニットを交換することが可能です < 通信ユニット n 台接続 ( なし )> 通信ユニットを n 台接続する場合の配線図を下図に示します 上位 PLC へ接続 CC39-CBL CC39-CBL ~ 終端抵抗 CC39 -DA ( 台目 ) CC39 -DA (n 台目 ) ISO_AO [6..] Buffer 6 6 DAC ADC SPI Piano SW OUT MODE 配線には 下記オプション品が必要です 上位接続用ケーブル CC39-CBL : 本 CC39 間接続用ケーブル CC39-CBL : n- 本 終端抵抗 CC39- : 個 なしの場合は オンライン時に特定の通信ユニットを交換することができません PJ-339-H Rev.. Page: 55