実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 22.96% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は 地方公共団体の全会計を対象とした実質赤字額又は資金の不足額の標準財政規模に対する比率で 実質赤字比率の算定範囲 資金不足比率の算定範囲 ( 会計別 ) 地方公共団体全体の赤字の程度を指標化し 地方公共団体全体としての財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率の算定範囲 一般会計等 用語解説 一般会計等に属する特別会計 会計名 一般会計 合計 (1) 標準財政規模実質赤字比率 (%) ( 黒字の比率 (%)) 会計名 ( 公営事業会計 : 除く公営企業 ) 一般会計等以外の特別会計のうち公営企業に係る特別会計以外の会計 法適用企業 法非適用企業 宅地造成事業以外 宅地造成事業 宅地造成事業以外 宅地造成事業 国民健康保険特別会計後期高齢者医療特別会計老人保健特別会計 会計名 ( 公営企業会計 ) 水道事業会計 合計 (2) 標準財政規模連結実質赤字比率 (%) ( 黒字の比率 (%)) ( 単位 : 千円 ) 実質収支額 172,432 194,878 186,926 172,533 185,142 172,432 194,878 186,926 172,533 185,142 2,956,372 3,32,817 3,17,92 3,173,973 3,13,984 (5.83%) (6.42%) (5.89%) (5.43%) (5.96%) 7,421 88,683 96,35 5,188 2,297 2,113 7,38 3,52 3,359 5,24 39 627 資金不足 剰余額 434,16 513,94 581,782 656,493 71,825 679,21 85,166 868,578 837,573 88,694 2,956,372 3,32,817 3,17,92 3,173,973 3,13,984 (22.96%) (26.54%) (27.39%) (26.38%) (28.37%) 一般会計等: 地方公共団体の会計のうち 地方公営事業会計以外のもので 決算統計における普通会計に相当する会計 標準財政規模: 標準的な状態で通常収入されるであろう経常的一般財源 ( 地方税 普通交付税等 ) の規模を示すもの 実質赤字額: 当該年度に属すべき収入と支出との実質的な差額であり 形式収支から翌年度に繰り越すべき財源を控除した額 資金の不足額 : 公営企業ごとに資金収支の累積不足額を表すもの ( 法適用企業の場合 : 基本的に流動負債の額から流動資産の額を控除した額 法非適用企業の場合 : 基本的に一般会計等の実質赤字額と同様に算定した額 ) 公営企業: 地方公共団体が経営する企業 ( 地方公営企業法が適用される法適用企業とそれ以外の法非適用企業に分類 )
実質公債費比率の状況と推移 8.% 実質公債費比率 11.4% 9.7% 8.% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等の額を その団体の標準財政規模を基本とした額 ( ) と比べたときの率をいいます 借入金 ( 地方債 ) の返済額及びこれに準じる額の大きさを指標化し 資金繰りの程度を示す指標ともいえます ( 標準財政規模から 元利償還金等のうち普通交付税において基準財政需要額に算入されている額を控除した額 下の算定式を参照 ) 実質公債費比率は 以下に示すように (1) 単年度の実質公債費の比率を計算し (2) その過去 3 ヶ年の平均値を計算することにより算定します (1) 単年度の実質公債費の比率を計算 ( 下は H24 決算数値の場合 ) 元利償還金等 (a) 算入公債費等の額 (b) 一般会計等の負担額 ( 分子 ) ( 単位 : 千円 %) H24 決算単年 度の実質公債 455,6 239,13 216,587 7.55983219% 費の比率 3,13,984 239,13 2,864,971 標準財政規模 (c) 算入公債費等の額 (b) 比較する財政の規模 ( 分母 ) (2) 過去 3 ヶ年の平均値を計算 ( 小数点以下第 2 位切捨て ) の実質公債費比率 8.27724593 + 8.64992827 + 7.55983219 (H22 単年度の実質公債費比率 ) (H23 単年度の実質公債費比率 ) (H24 単年度の実質公債費比率 ) 24.487639 / 3 実質公債費比率が何 % かということだけでなく その算定に用いられた各数値の構成要素の内訳について他団体との比較や過去からの推移の把握を行うことで より詳しい分析が可能になります 特に 元利償還金等 (a) の構成要素の内訳について他団体との比較や過去からの推移の把握を行うことは その団体の一般会計等が負担する地方債の償還の内容について具体的に分析する上で有益です 一般会計等の負担額 ( 分子 ) の内訳について 計算式 : 元利償還金等 (a) 算入公債費等の額 (b) 元利償還金等 (a) の内訳 ( 単位 : 千円 %) 1 元利償還金 266,66 281,762 5.9 31,11 1.1 34,93 9.9 36,133 5.6 2 積立不足額 3 満期一括償還債 4 公営企業債等繰入額 64 48 25. 64 33.3 皆減 15 皆増 5 組合等負担等額 2,467 17,277 15.6 16,273 5.8 17,213 5.8 16,626 3.4 6 債務負担行為 138,89 139,555.5 139,37.2 138,982.2 78,736 43.3 7 一時借入金 元利償還金等 (a) 425,487 438,642 3.1 465,754 6.2 497,98 6.7 455,6 8.3 算入公債費等の額 (b) の内訳 ( 単位 : 千円 %) 公債費算入 ( 元利 ) 129,322 151,246 17. 166,529 1.1 184,453 1.8 194,558 5.5 公債費算入 ( 準元利 ) 1,16 1,16. 681 33. 1,18 49.5 1,2.2 事業費補正 ( 元利 ) 48,115 14,758 69.3 21,429 45.2 19,295 1. 19,276.1 事業費補正 ( 準元利 ) 21,14 3,741 46.3 18,79 41.2 21,11 16.2 5,333 74.6 密度補正 ( 元利 ) 1,526 11,185 6.3 13,327 19.2 15,392 15.5 16,871 9.6 密度補正 ( 準元利 ) 1,945 1,831 5.9 1,591 13.1 2,456 54.4 1,955 2.4 算入公債費等の額 (b) 211,938 21,777.5 221,636 5.2 243,625 9.9 239,13 一般会計等の負担額 ( 分子 ) ( 単位 : 千円 %) (a)(b) H2 決算 H21 決算 H22 決算 H23 決算 H24 決算 一般会計等の負担額 213,549 227,865 6.7 244,118 7.1 253,3 3.8 216,587 14.6
実質公債費比率の状況と推移 8.% 比較する財政の規模 ( 分母 ) の内訳について 計算式 : 標準財政規模 (c) 算入公債費等の額 (b) 標準財政規模 (c) の内訳 ( 単位 : 千円 %) 標準税収入額等 1,666,27 1,648,49 1.1 1,565,212 5. 1,585,465 1.3 1,59,516.3 普通交付税額 1,122,536 1,124,63.2 1,248,92 11.1 1,323,146 5.9 1,272,81 3.9 臨時財政対策債発行可能額 167,629 26,165 55.2 356,788 37.1 265,362 25.6 241,387 9. 標準財政規模 (c) 2,956,372 3,32,817 2.6 3,17,92 4.6 3,173,973.1 3,13,984 算入公債費等の額 (b) 211,938 21,777.5 221,636 5.2 243,625 9.9 239,13 比較する財政の規模 ( 分母 ) ( 単位 : 千円 %) H2 決算 H21 決算 H22 決算 H23 決算 H24 決算 (c)(b) 比較する財政の規模 2,744,434 2,822,4 2.8 2,949,266 4.5 2,93,348.6 2,864,971 単年度の実質公債費の比率 経年推移グラフ H2 決算 7.78116726 ( 単位 :%) H21 決算 H22 決算 H23 決算 H24 決算 8.7484 3.8 8.27724593 2.5 8.64992827 4.5 7.55983219 12.6 元利償還金等 (a) の総額及び内訳 一般会計等の負担額及び実質公債費比率 6 26 25% 253 5 497 25 466 456 244 2% 425 439 24 4 15% 23 228 3 11.4% 22 214 9.7% 8.6% 217 1% 2 21 7.8% 8.% 7.6% 5% 1 2 H2 決算 H21 決算 H22 決算 H23 決算 H24 決算 19 H2 決算 H21 決算 H22 決算 H23 決算 H24 決算 % 1 元利償還金 3 満期一括償還債 5 組合等負担等額 7 一時借入金 2 積立不足額 4 公営企業債等繰入額 6 債務負担行為 一般会計等の負担額実質公債費比率 (3 ヶ年平均 ) 実質公債費比率 ( 単年度 ) (* 実質公債費比率 ( 単年度 ) は小数点以下第 2 位を四捨五入して表示 ) 用語解説 一般会計等 : 地方公共団体の会計のうち 地方公営事業会計以外のもので 決算統計における普通会計に相当する会計 標準財政規模 : 標準的な状態で通常収入されるであろう経常的一般財源 ( 地方税 普通交付税等 ) の規模を示すもの 1 元利償還金 : 一般会計等に係る公債費の額から 繰上償還等の額及び都市計画税充当可能額等の公債費充当特定財源の額を控除した額 2 積立不足額 : 減債基金への積立不足額を考慮して算定した額 3 満期一括償還債 : 実際の償還額ではなく 償還期間 3 年の元金均等年賦償還とした場合における1 年当たりの元金償還金相当額 4 公営企業債等繰入額 : 一般会計等から一般会計等以外への繰出金のうち 公営企業債の償還の財源に充てたと認められるもの 5 組合等負担等額 : 一部事務組合等への負担金 補助金のうち 一部事務組合等が起こした地方債の償還の財源に充てたと認められるもの 6 債務負担行為 : 債務負担行為 ( 数年度に渡る建設工事の経費支出を予定するなどの 将来の財政支出を約束する行為 ) に基づく当該年度の支出のうち公債費に準ずるもの 7 一時借入金 : 当該年度に支出した一時借入金の利子 算入公債費等の額 : 地方債の元利償還金額及び準元利償還金額のうち 当該年度の普通交付税の算定において基準財政需要額として算入された額 四捨五入の関係で 数値が一致しない箇所があります
将来負担比率の状況と推移 将来負担比率 22.% 9.1% 4.% 将来負担比率は 地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め その地方公共団体の一般会計等が将来負担 すべき実質的な負債の額を その団体の標準財政規模を基本とした額 ( ) と比べたときの率をいいます 地方公共団体の一般会計 等の借入金 ( 地方債 ) や将来支払っていく可能性のある負担等の現時点での残高を指標化し 将来財政を圧迫する可能性の度合い を示す指標ともいえます ( 標準財政規模から 元利償還金等のうち普通交付税において基準財政需要額に算入されている額を控除した額 下の算定式を参照 ) 将来負担比率は 以下に示す算式で算定します 決算数値に基づく将来負担比率の場合 ( 小数点以下第 2 位切捨て ) 将来負担比率 将来負担額 (A) 充当可能財源等 (B) 実質的な将来負債額 ( 分子 ) ( 単位 : 千円 %) 6,5,337 7,192,546 692,29 2,864,971 3,13,984 239,13 標準財政規模 (C) 算入公債費等の額 (D) 比較する財政の規模 ( 分母 ) * 将来負担比率は 実質的な将来負債額 ( 分子 ) が負の場合 該当なしとなる ( で表示 ) 将来負担比率が何 % かということだけでなく その算出に用いられた各数値の構成要素の内訳について他団体との比較や過去からの推移の把握を行うことで より詳しい分析が可能になります 特に 将来負担額 (A) の構成要素の内訳について他団体との比較や過去からの推移の把握を行うことは 地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め その団体の一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の内容について具体的に分析する上で有益です 実質的な将来負債額 ( 分子 ) の内訳について 計算式 : 将来負担額 (A) 充当可能財源等 (B) 将来負担額 (A) の内訳 ( 単位 : 千円 %) H2 決算 H21 決算 H22 決算 H23 決算 H24 決算 1 地方債の現在高 3,75,278 3,971,496 5.9 4,94,86 23.5 4,974,2 1.4 5,33,369 1.2 2 債務負担行為 1,112,99 98,276 18.4 776,9 14.5 649,45 16.4 587,5 9.6 3 公営企業債等繰入見込額 2,773 皆増 1,572 43.3 1,925 22.5 4 組合等負担等見込額 55,29 45,876 16.9 37,422 18.4 26,397 29.5 16,21 39.3 5 退職手当負担見込額 1,87,9 1,35,744 4.8 953,289 8. 936,16 1.8 862,17 7.9 6 負担見込額 地方道路公社 7 負担見込額 土地開発公社 8 負担見込額 第三セクター等 9 負担見込額 地方独法 1 連結実質赤字額 11 組合等連結実質赤字額 6,5,337 将来負担額 (A) 6,5,956 5,961,392.7 6,674,517 12. 6,587,599 1.3 1.3 充当可能財源等 (B) ( 単位 : 千円 %) H2 決算 H21 決算 H22 決算 H23 決算 H24 決算 充当可能基金 2,732,171 2,911,864 6.6 3,186,752 9.4 3,429,936 7.6 3,621,845 5.6 特定歳入 都市計画税以外 246 皆減 特定歳入 都市計画税 交付税算入見込額 2,668,79 2,791,959 4.6 3,368,64 2.7 3,451,278 2.5 3,57,71 3.5 充当可能財源等 (B) 5,41,27 5,73,823 5.6 6,555,356 14.9 6,881,214 5. 7,192,546 4.5 実質的な将来負債額 ( 分子 ) ( 単位 : 千円 %) (A)(B) 算定の分子 H2 決算 H21 決算 H22 決算 H23 決算 H24 決算 64,749 692,29 実質的な将来負債額 64,749 257,569 57.4 119,161 53.7 293,615 皆減
将来負担比率の状況と推移 比較する財政の規模 ( 分母 ) の内訳について 計算式 : 標準財政規模 (C) 算入公債費等の額 (D) 標準財政規模 (C) 算入公債費等の額 (D) ( 単位 : 千円 %) H2 決算 H21 決算 H22 決算 H23 決算 H24 決算標準財政規模 (C) 2,956,372 3,32,817 2.6 3,17,92 4.6 3,173,973.1 3,13,984 資金算入公債費等の額 (D) 211,938 21,777.5 221,636 5.2 243,625 9.9 239,13 比較する財政の規模 ( 分母 ) ( 単位 : 千円 %) H2 決算 H21 決算 H22 決算 H23 決算 H24 決算 (C)(D) 算定の分母 比較する財政の規模 2,744,434 2,822,4 2.8 2,949,266 4.5 2,93,348.6 2,864,971 経年推移グラフ 将来負担額 (A) の総額及び内訳 8, 7, 6,675 6,588 6,5 6,6 5,961 6, 8, 7, 6, 5,41 充当可能財源等 (B) の総額及び内訳 7,193 6,555 6,881 5,74 5, 5, 4, 4, 3, 3, 2, 2, 1, 1, H2 決算 H21 決算 H22 決算 H23 決算 H24 決算 H2 決算 H21 決算 H22 決算 H23 決算 H24 決算 1 地方債の現在高 3 公営企業債等繰入見込額 5 退職手当負担見込額 7 負担見込額 土地開発公社 9 負担見込額 地方独法 11 組合等連結実質赤字額 2 債務負担行為 4 組合等負担等見込額 6 負担見込額 地方道路公社 8 負担見込額 第三セクター等 1 連結実質赤字額 充当可能基金特定歳入 都市計画税以外 特定歳入 都市計画税 交付税算入見込額 3,5 3, 2,5 2, 1,5 1, 5 5 1, 実質的な将来負債額 比較する財政の規模及び将来負担比率 2,949 2,744 2,822 2,93 2,865 65 258 119 22.% 9.1% 4.% 294 692.%.% H2 決算 H21 決算 H22 決算 H23 決算 H24 決算 実質的な将来負債額 ( 分子 ) 比較する財政の規模 ( 分母 ) 将来負担比率 25% 2% 15% 1% 5% % 用語解説 一般会計等 : 地方公共団体の会計のうち 地方公営事業会計以外のもので 決算統計における普通会計に相当する会計 標準財政規模 : 標準的な状態で通常収入されるであろう経常的一般財源 ( 地方税 普通交付税等 ) の規模を示すもの 1 地方債の現在高 : 一般会計等の決算年度末における地方債現在高 2 債務負担行為 : 債務負担行為 ( 数年度に渡る建設工事の経費支出を予定するなどの 将来の財政支出を約束する行為 ) に基づく支出予定額 ( 地方債を財源とできる地方財政法第 5 条各号に定める経費等に係るもの ) 3 公営企業債等繰入見込額 : 一般会計等以外の会計 ( 公営企業会計等 ) の地方債の元金償還に充てるため 一般会計等からの繰入れが必要と見込まれる額 4 組合等負担等見込額 : 当該市町村が加入する一部事務組合等の地方債の元金償還に充てるため 当該市町村からの負担等が必要と見込まれる額 5 退職手当負担見込額 : 退職手当支給予定額 ( 全職員が前年度末に自己都合退職すると仮定した場合の要支給額 ) のうち 一般会計等において実質的に負担することが見込まれる額 6 負担見込額 地方道路公社 7 負担見込額 土地開発公社 8 負担見込額 第三セクター等 9 負担見込額 地方独法 : 地方公共団体が設立した一定の法人の負債の額やその者のために債務を負担している場合の当該債務の額のうち 当該法人等の財務 経営状況を勘案して一般会計等において実質的に負担することが見込まれる額 1 連結実質赤字額 : 地方公共団体の一般会計等及び公営事業会計における連結ベースでの実質赤字額 11 組合等連結実質赤字額 : 一部事務組合等の連結実質赤字相当額のうち 一般会計等において実質的に負担することが見込まれる額 四捨五入の関係で 数値が一致しない箇所があります