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FortiAnalyzer Version.5.0 MR6 Patch4 Information 第 1.0 版

改訂履歴 発行年月版数改版内容 2018 年 7 月第 1.0 版初版発行 1

目次 1. はじめに... 3 2. サポート機種... 3 3. アップグレードパス... 4 4. バージョンアップ時の注意事項... 5 5. ダウングレードについて... 8 6. VM 版の環境について... 9 7. サポート機種... 11 8. サポート仮想環境... 13 9. 推奨 Web ブラウザ... 14 10. version5.0 MR6 注意事項... 14 2

1. はじめに 本マニュアルは FortiAnalyzer の OS バージョンを弊社推奨バージョン version5.0 MR6 Patch4 へアップグレードする際の注意事項について記載しています 具体的なアップグレード手順については 以下のバージョンアップ手順書を参照ください https://gold.nvc.co.jp/document/fortinet/os/fortianalyzer_versionup_manual_v1.1.pdf FortiAnalyzer バージョンアップ手順書 10. version5.0 MR6 注意事項 に version5.0 MR6 に関わる注意事項を記載していますので 必ずご確認下さい 2. サポート機種 version5.0 MR6 Patch4 をサポートしている機種は以下の通りです FortiAnalyzer FortiAnalyzer VM FAZ-200D, FAZ-200F, FAZ-300D, FAZ-300F, FAZ-400E, FAZ-1000D, FAZ-1000E, FAZ-2000E, FAZ-3000D, FAZ-3000E, FAZ-3000F, FAZ-3500E, FAZ-3500F, FAZ-3700F, FAZ-3900E. FAZ-VM64, FAZ-VM64-AWS, FAZ-VM64-AWS-OnDemand, FAZ-VM64-Azure, FAZ-VM64-HV, FAZ-VM64-KVM, FAZ-VM64-XEN (Citrix XenServer and Open Source Xen). 3

3. アップグレードパス 現在ご利用の OS バージョンによっては バージョンアップを段階的に行う必要がございます 下記のアップグレ ードパスをご参照いただき ご利用バージョンに合わせたバージョンアップ手順を行ってください 現在の利用バージョン 経由バージョン ターゲットバージョン version5.0 Patch6 以降 version5.0 MR2 Patch10 version5.0 MR4 Patch4 version5.0 MR6 Patch4 version5.0 MR2 以降 version5.0 MR4 Patch4 version5.0 MR6 Patch4 version5.0 MR4 以降 なし version5.0 MR6 Patch4 version5.0 MR6 なし version5.0 MR6 Patch4 (* 表記方法例 v5.0.5 = version5.0 Patch5, v4.3.1 = version4.0 MR3 Patch1) version5.0 MR2 未満のお客様は version5.0 MR2 Patch10 以上へ一度バージョンアップを行って頂く必要 がございます バージョンアップ時の注意事項につきましては下記マニュアルをご参照下さい FortiAnalyzer Ver.5.0 MR2 Patch10 Information https://gold.nvc.co.jp/document/fortinet/os/faz/information/fortianalyzer%20ver.5.0%20mr2%20p acht10%20information.pdf 注意 v5.6 より前のバージョンからのバージョンアップ後 SQL データベースの再構築が発生致します 再構築中は下記機能を使用することができませんので御留意下さい 下記機能は SQL データベースの再構築後 使用が可能になります レポート作成 ( スケジュールレポート機能も含みます ) リアルタイムでのログ表示 FortiView 4

4. バージョンアップ時の注意事項 下記は version5.0 MR6 Patch4 へアップグレードする際の注意事項となります 混合 HA グループ FortiAnalyzer は ハイアベイラビリティ (HA) グループ名を使用して デバイスマネージャーで FortiGate デバイスを作成および登録します 複数の FortiGate クラスタで同じグループ名が使用されている場合は FortiAnalyzer では 1 つのクラスタとして表示されます この問題を解決するには FortiAnalyzer で HA メンバーの自動グループ化を無効にし 混在したクラスタをクリーンアップします FortiAnalyzer では HA メンバーの自動グループ化がデフォルトで有効になっています HA メンバーの自動グループ化を無効にするには 1. FortiAnalyzer の CLI にログオンし 次のコマンドを実行します config syste global set ha-member-auto-grouping disable end 混合クラスタをクリーンアップするには 1. FortiOS GUI から FortiGate HA インフラストラクチャに従って 2 つの HA クラスタのプライマリおよびセカンダリメンバを特定します 2. FortiAnalyzer の GUI で 2 つ目の HA クラスタの HA メンバーを削除して 混合 HA クラスタをクリーンアップします 1 デバイスマネージャーに移動します 2 HA クラスタを右クリックし [ 編集 ] を選択します 3 このクラスタに属していないメンバーを削除するには 削除 アイコンをクリックします その結果 必要なデバイスを備えた 1 つの HA クラスタが作成されます 2 番目のクラスタの削除されたデバイスは 登録されていないデバイスのリストに表示されます 3. FortiAnalyzer CLI から 以下のコマンドを使用して 混合 HA クラスタの VDOM 名を削除します execute log device vdom delete < デバイス名 > <VDOM> 4. FortiAnalyzer GUI から 登録されていないデバイスを確認し 2 番目のクラスタとして登録します 1 デバイスマネージャーに移動し 2 番目の HA クラスタの削除されたデバイスが 登録されていないデバイスのリストに別の HA デバイスとして表示されていることを確認します 2 登録されていない HA デバイスを登録します 5. デバイスマネージャーで 2 番目のクラスタをクリーンアップします 1 2 番目のクラスタの 2 番目のデバイスを右クリックし [ 編集 ] を選択します 2 セカンダリデバイスの [HA クラスタ ] チェックボックスをオフにし スタンドアローンにします 3 2 番目のクラスタのプライマリデバイスを右クリックし [ 編集 ] を選択します 4 セカンダリデバイスをクラスタに追加して戻します 6. FortiAnalyzer で 2 番目のクラスタに適切な VDOM があることを確認します そうでない場合は CLI を使用して手順 3 に従って混合 VDOM を削除します 5

7. FortiAnalyzer GUI から デバイスマネージャーに移動し F5 キーを押して再読み込みします AMD CPU 搭載の Hyper-V 上で動作する FortiAnalyzer-VM AMD 製 CPUが搭載されているサーバ上で動作している Hyper-V 版の FortiAnalyzer-VM はカーネルパニックを引き起こす可能性がございますので VM 版で使用する物理ハードウェアの CPU は Intel 製のものをご利用ください ロギング用の FortiOS への IPsec 接続 FortiAnalyzer 5.4.2 では FortiOS 5.0 / 5.2 との IPsec 接続をサポートされなくなりましたが 代わりに UDP または TCP での reliable 機能がサポートされています FortiOS のコマンドライン上で下記コマンドより reliable ロギング機能を有効にすることで ログを暗号化して FortiAnalyzer に送信することができます また 下記コマンドの enc-algorithm より暗号化方法 (default/high/low/disable のいずれかを入力 ) の制御も可能です FortiAnalyzer 5.4.1 以前では FortiOS 5.0 / 5.2 との IPsec 接続はサポートされています config log fortianalyzer setting set reliable enable 無効にする場合は disable set enc-algorithm default/high/low/disable end ブラウズ時間に関するデータセット FAZ 5.4.2 以前のイメージからアップグレードする場合 ブラウズ時間を照会するクローンデータセットは アップグレード後に結果を返すことができない場合があります FortiAnalyzer 5.4.2 には 推定ブラウズ時間を計算するための拡張機能が含まれています この変更により ブラウズ時間を照会するクローンのデータセットは アップグレード後に結果を返すことができない場合があります アップグレード後にシステム構成または VM ライセンスが失われる FortiAnalyzer version5 MR4 または version5 MR4 Patch1 から version5 MR4 PatchX または version5 MR6 Patch0 へアップグレードする場合 アップグレード前に再起動を実施下さい 再起動せずにアップグレードするとシステム構成または VM ライセンスが失われる可能性があります 状態を回復するためには以下 2 つの方法があります 1. システム構成を再設定する または VM ライセンスを下記コマンドで追加する execute add-vm-license <vmlicense> 2. version5 MR4 でリストアを実施後に version5 MR4 Patch2 へアップグレードする 6

FortiAnalyzer-VM64-AWS における SSLv3 について FortiAnalyzer-VM64-AWS はデフォルトで TLSv1 のみ有効ですが 他全てのモデルは TLSv1 と SSLv3 の両プロトコルが有効となっています SSLv3 機能は既知の脆弱性に該当しているため 下記の CLI コマンドを使用することで無効化することを推奨します config system global end set ssl-protocol tlsv1 推定ブラウジング時間の算出下記条件を全て満たすセッション開始時と終了時のログ time を比較することで 推定ブラウジング時間の算出が可能です logid が 2 もしくは 13 (13 であれば hostname が空欄でないこと ) service が HTTP,80/TCP または 443/TCP devid vdom user (user が空欄の場合 srcip) が 2 つのログで合致 ポート 8443 使用について ポート 8443 は FortiClient EMS の Chromebook 用の https ログ用に予約されています 7

5. ダウングレードについて FortiAnalyzerはすべてのダウングレードパスを提供しておりません Web-based ManagerもしくはCLIから以前のバージョンにダウングレード可能ですが 設定が失われてしまいます ダウングレード完了後 システムのリセットとdiskのフォーマットを行う必要がございます リセットとdiskのフォーマットを行う場合は コンソール接続をして以下のCLIコマンドを入力して下さい execute reset all-settings execute format {disk disk-ext4} コマンド実行後 機器の再起動が発生致します 8

6. VM 版の環境について FortinetはVMware ESX/ESXi およびMicrosoft Hyper-V Server virtualization environmentsのための FortiAnalyzer 仮想ファームウェアイメージを提供しております 以下は提供しているファームウェアイメージの説明となります Amazon Web Services AWS マーケットプレイス上で利用可能な The 64-bit Amazon Machine Image (AMI) です Citrix XenServer and Open Source XenServer.out ファイル 既存の FortiAnalyzer VM インストーラをアップグレードするための 64bit 版ファームウェアです.out.OpenXen.zip ファイル 新規の FortiAnalyzer VM インストーラのための 64bit 版パッケージとなります Open Source Xen Server のために QCOW2 ファイルが含まれています.out.CitrixXen.zip ファイル 新規の FortiAnalyzer VM インストーラのための 64bit 版パッケージとなります このパッケージには Citrix XenServer Disk (VHD) や OVF files が含まれています Linux KVM.out ファイル 既存の FortiAnalyzer VM インストーラをアップグレードするための 64bit 版ファームウェアです.out.kvm.zip ファイル 新規の FortiAnalyzer VM インストーラのための 64bit 版パッケージとなります qemu. のために QCOW2 ファイルが含まれています Microsoft Azure.out ファイル 既存の FortiAnalyzer VM インストーラをアップグレードするためのファームウェアです.hyperv.zip 新規の FortiAnalyzer VM インストーラのためのパッケージとなります このパッケージは Microsoft Azure 向けの Virtual Hard Disk (VHD) ファイルを内蔵しております 9

Microsoft Hyper-V Server.out ファイル 既存の FortiAnalyzer VM インストーラをアップグレードするためのファームウェアです.hyperv.zip 新規の FortiAnalyzer VM インストーラのためのパッケージとなります このパッケージは Microsoft Hyper- V Server 向けの Virtual Hard Disk (VHD) ファイルを内蔵しております VMware ESX/ESXi.out 既存の FortiAnalyzer VM インストーラをアップグレードするための 64bit 版ファームウェアです.ovf.zip 新規のFortiAnalyzer VMインストーラのための64bit 版パッケージとなります このパッケージはVMware 向けのOpen Virtualization Format (OVF) とデプロイ中にOVFファイルによって使用される二つのVirtual Machine Disk Format (VMDK) ファイルを内蔵しております 詳しくは以下の URL をご参照下さい http://www.fortinet.com/products/fortianalyzer/index.html. 10

7. サポート機種 FortiAnalyzer Version5.0 MR6 Patch4 は以下の機種をサポートします FortiOS FortiOS Carrier FortiMail FortiWeb FortiClient FortiManager FortiSandbox version5.0 MR6 から version5.0 MR6 Patch5 version5.0 MR4 から version5.0 MR4 Patch8 version5.0 MR2 から version5.0 MR2 Patch13 version5.0 MR4 Patch5 version5.0 MR3 Patch12 version5.0 MR2 Patch10 version5.0 MR1 Patch7 version5.0 Patch10 version5.0 MR9 Patch1 version5.0 MR8 Patch6 version5.0 MR8 Patch3 version5.0 MR8 Patch1 version5.0 MR8 version5.0 MR7 Patch2 version5.0 MR6 Patch1 version5.0 MR5 Patch6 version5.0 MR4 Patch1 version5.0 MR3 Patch9 version5.0 MR2 Patch4 version5.0 MR1 Patch4 version5.0 Patch6 version5.0 MR6 以降 version5.0 MR4 以降 version5.0 MR2 以降 version5.0 Patch4 以降 version5.0 MR6 から version5.0 MR6 Patch4 version5.0 MR4 から version5.0 MR4 Patch3 version5.0 MR2 以降 version5.0 以降 version2.0 MR5 Patch2 version2.0 MR5 version2.0 MR4 Patch1 version2.0 MR4 version2.0 MR3 Patch3 version2.0 MR3 Patch2 version2.0 MR2 Patch2 11

version2.0 MR1 Patch3 version2.0 Patch3 version1.0 MR4 以降 version1.0 MR3 version1.0 MR2 and version1.0 MR2 Patch3 12

8. サポート仮想環境 FortiAnalyzer-VM は下記の仮想環境をサポートしております Amazon Web Service AMI, Amazon EC2, Amazon EBS Citrix XenServer 6.2 Linux KVM Redhat 6.5 Microsoft Azure Microsoft Hyper-V Server 2008 R2, 2012 & 2012 R2 OpenSource XenServer version4.0 MR2 Patch5 VMware: ESX versions 4.0 and 4.1 ESXi versions 4.0, 4.1, 5.0, 5.1, 5.5, 6.0 and 6.5 13

9. 推奨 Web ブラウザ FortiAnalyzer Version5.0 MR6 Patch4 での推奨 Web ブラウザは下記の通りです Microsoft Internet Explorer versions 11, Edge 40 Microsoft Internet Explorer または Edge の制限により ポリシーまたはオブジェクトの大きなセットを含むページが完全にレンダリングされないことがあります Mozilla Firefox version 59 Google Chrome version 66 上記以外のブラウザを利用する場合 動作は保障致しかねます 10. version5.0 MR6 注意事項 version5.0 MR6 でログビュー機能を使用するにあたっての注意事項は下記の通りです CSV 形式でのログダウンロード ログビューからログをダウンロードする際 CSV 形式でダウンロードを実行しても.log ファイルとしてダウ ンロードされてしまいますが ファイル名末尾に.csv をつけることで CSV 形式に変換可能です Internet Explorer 使用時に確認されたシステム設定の注意事項 Mail サーバ Syslog サーバ設定が表示されないことがある Fire Fox や Google Chrome など IE 以外のブラウザを使用することで改善されることがあります 14