62 4 2016 395 412 : 28 3 9 : 28 6 3 要旨 : 1952 27 1954 29 1921 25 1921 25 キーワード : Ⅰ はじめに 目的と方法 1 1921 25 1921 25 1921 25 1952 27 1954 29 1960 35 1 14 16 17 21 1921 25 17 21 22 26 10 14 21 25 34 36 59 61 1921 25
396 62 4 2016 表 1 1938.8 1926 30 1938.6.23 1939.9 1931 35 1939.6.23 1951.1 1947 48 3 22 4 23 3 3 1952.2 1948 49 1948 1949 4 4 1956.1 1950 1950 1950 1955.10.12 1959.10 1955 1955 1955 3 1960.4 1954 56 1954 56 1954 56 1960.2.5 1960.11 1921 25 Prefecture Life Tables 1921 25 1921 25 Haruo Mizushima, Yujiro Majima, Shigemasa Nakamuta, Keiji Nakanishi Kyushu Journal of Medical Science 1959.12.1 1964 1959 61 1959 1961 1959 1961 10 1968.10 1965 1965 1965 1975 1969 71 1969 71 1969 71 1981.3 1974 76 1974 76 1974 76 1980.12.10 1921 25 2016;62(3): 253 272 1 : 2 13 1921 25 1921 25 Ⅱ 結果 1. 水島あるいは水島に関連する生命表における死亡統計の正確性に関する認識 (1) 初出論文, 著作の生命表における死亡統計の正確性に関する認識 2 1938 13 1926 30 2 qx A B C D E F F
: 397 表 2 1938.8 1939.9 q 0 q 1 q 4 q 22 q 27 5 l5 2 6 46 10.31 11.07 C 1 0 q 0.05043.04493.09221.08182 3 e 9 0 e 9 3 1951.1 3 1952.2 4 1956.1 1950 1959.10 1955 0 1960.4 1954 56 1960.11 1921 25 As the report of infant deaths in Okinawa was probably very incomplete, the life table for that prefecture was unreliable and excluded in this discussion. q 0 q 0 1 q1 q 1964 1959 1961 1 q 0 8.7 1 5.8 1 1920 q 0 q 0 1968.10 1965 q 0 2 q 0 1920 q 0 q 0 1920 1975 1969 71 1981 1974 76 e 70 : 2 13
398 62 4 2016 2 A E 5 F 2 A 5 l5 2 6 2 C l5 l52/l22 100 46 2 9 e0 A 0 9 e0 50.47 50.14 2 10.31 11.07 2 0 9 e0 2 e 9 0 2 9 e0 C 9 e0 0 22 9 e0 9 e22 1939 14 1931 35 3 q x A 3 B 3 C 1 3 1 3 3 0 q 0.05043.04493.09221.08182 3 3 1 l x 2 25% 75% 3 5 4 6 25 26 25 27 20 3
: 399 25% 72 76 77 3 2 e 9 0 3 3 3 3 3 0 e 9 0 4 3 0 3 9 e0 9 e3 3 4 3 e 9 3 3 1955 4 7 2 1951 26 3 4 4 1959 34 1955 7 7 2 1960 35 Prefecture Life Tables 1921 25 9 9 2 Table 1. Some selected figures from Prefecture Life Tables 1921 2547 Okinawa Map 1. Code number of prefecture 9 1964 39 1959 61 10 10 2 1968 43 1965 11 11 2 11 2 1969 71 12 1974 76 13 4 70 2 47 46 13 (2) 水島の他の論文および 府県別生命表集 1921 1956 その他の生命表における死亡統計の正確性に関する認識 27 29 1921 1956 30 3 1952 27 27 1955 7 27 1954 29 28 0 46 28 1921 25
400 62 4 2016 表 3 1952 1 1926 1930 0 49.11 49.58 48.24 50.12 48.20 49.24 47.22 49.41 0 0 0 1954 1957 1961 24 1921 1956 0 The infant mortality for Okinawa was extraordinarily low. It was most probably due to incomplete reporting of the deaths. : 27 29 31 9 e0 1948 49 28 28 1957 32 29 29 1961 36 1921 1956 31 10 14 0 31 5 31 30 30 1974 76 1974 76 13 1996 8 32 2009 4 33 (3) 他の生命表における死亡統計の正確性に関する認識 4 1938 13 34
: 401 表 4 1938 0 1 0.06550.05519 1.07228.06244 0 1 0 0 1939 1 0 1 2 0 q 0.055.065 1940 : 34 36 34 4 35 35 4 36 2 36 4 2. 沖縄の死亡統計の正確性についての水島以外の論者の議論 (1) 第二次大戦前および沖縄占領期の死亡統計の正確性について 1936 11 1 4 37 40 1919 8 1931 6 2 38 10 38 1940 15 41 1925 14 1935 10 0 41
402 62 4 2016 1943 18 42 42 1959 34 43 1959 34 3 30 43 43 43 1961 36 44 44 45 1962 37 1 4 46 49 1960 35 47 1963 38 50 1920 9 1940 15 50 6 1 3 50 α-index 51 10 50 52 α-index 52 (2) 琉球政府生命表および 崎原生命表 における死亡統計の正確性についての論及 3 1956 57 31 32 53 1960 35 54 1965 40 55 1956 57 31 32 1 53 53 2 1960 54 54 56 2.7 26 56 1 2 0
403 見憲一 水島府県別生命表における死亡統計届出の正確性に関する認識の変化 もとこの世に生れなかったんだから出生届は出し 率が異常に低いことを指摘し 死亡届出が完全 もしないし 受理もしない という言葉をきかさ におこなわれたとすれば 沖縄の新生児死亡率 れ 56 たことを回想している ひいては乳児死亡率は 本土より相当高くなるも 次いで琉球政府により作製された 1965 年簡 55 のと考えられる この観点から 乳児死亡率を本 易生命表 は その 概況 において そこでの 土なみに修正した生命表が作成されている この 平均寿命が本土の昭和 40 年簡易生命表と比較し 場合 平均寿命は男 0.96 年 女 0.69 年短縮する て高い原因として 人口動態統計資料の不備 55 が 実際にはさらに短縮するものとみられよう 55 すなわち乳児死亡の届出漏れを挙げていた し p. 73 58 とし 同号の Ⅰ 沖縄における衛生 かし 沖縄においても乳児の死亡状況が本土と の 動 向 に お け る 記 述 ひ い て は 琉 球 政 府 の 同じ水準にあると仮定して その時の平均寿命を 1965 年簡易生命表 57 よりも厳しい見解を示し 計算 本土の昭和 39 年簡易生命表の乳児死亡率 ていた と同程度と仮定 しても男の平均寿命は 68.04 年 なお 琉球政府による生命表ではないが 琉球 となって本土の昭和 40 年の平均寿命よりはやは 大学医学部保健学科教授であった崎原盛造らに り高くなっている また女は 74.95 年となって本 よって 平成 8 年度厚生科学研究 沖縄の気候 土における昭和 41 年のそれよりもなお高くなっ 風土と長寿に関する研究 の中で 1970 昭和 55 ている と述べ 乳児の死亡状況が本土と同 45 年分の沖縄県の生命表が作製されている59 じ水準であったとしても 平均寿命は沖縄の方が 報告書中 崎原らは 乳児死亡届出の正確性に 良好である とも主張していた このような認識 ついて特に論及していないが 考察 において は同時期の占領期沖縄の報道にもみられ 1965 1972 73 年 間 の 乳 児 死 亡 率 の 差 が 3.3 人 口 昭和 40 年 2 月 7 日の沖縄タイムスの記事57 に 59 と述べ その理由 1000 対 と目立っている も しかし沖縄の場合は 周産期死亡 妊娠ニ として 出生数の増加を上回る乳児死亡の増 八週目から生後一週間以内の死亡児 の届け出が 加 59 としていた すなわち 本土復帰前と復帰 完全に行われていないといわれ そういった要素 後の乳児死亡率の差は 実際に乳児死亡が増加し を考えると やはり日本と同じていどの寿命とみ ているとの前提に立っており 乳児死亡届出の正 57 るのが妥当とみられている と述べていた 他方 同時期の日本本土の 厚生の指標 誌の 特 別 編 集 号 58 を 沖 縄 に お け る 衛 生 の 動 向 みてみよう 同特集58 は Ⅰ 生 の 動 向 p. 3 65 Ⅱ p. 66 95 Ⅲ 沖縄における衛 本 土 か ら み た 概 況 座 談 会 ま と め に か え て p. 96 104 から構成されているが 初めの Ⅰ 沖縄における衛生の動向 中の 第 2 章 確性については考慮していなかった Ⅲ 考 察 1 死亡統計の正確性に関する水島の認識と 公 刊前 1921 25 年分府県別生命表 本稿の 結果 で述べた 水島の論文および著 作における第二次大戦前の各地域の生命表の正確 人口動 性に関する記述を経時的にまとめ 表 5 に示す 態と生命表 p. 17 28 においては 沖縄にお 第二次大戦前においては 水島は著書 朝鮮住 ける乳児死亡率も本土と同様だと仮定して その 34 あるいは彼の指導する一連の論 民ノ生命表 時の平均寿命を計算しても沖縄の方が高く 男で 文35,36 などにおいて 朝鮮住民の乳児死亡の届出 68.04 年 女では 74.95 年となっている p. 28 58 が不完全であったと断言し そのデータそのもの 55 と述べ 上述の 1965 年簡易生命表 と同様の を生命表作製に使用しなかった一方で 沖縄の死 記述であった しかし 続く Ⅱ 本土からみた 亡率については その評価は避けながらも死亡統 人口動態と生命表 日本と沖 計の正確性について判断を留保し 沖縄を九州な 縄との人口動態比較について p. 67 73 にお どの暖国の一部として記述し あるいは表や一部 いては 沖縄は月齢 2 か月未満の月齢別乳児死亡 の図には沖縄を掲載していた また 沖縄以外の 概況 の 第 2 章
404 62 4 2016 表 5 1938 1938 1951 1952 1921 25 1952 1952 1954 1921 25 1957 1959 1955 1960 1921 25 1961 1921 1956 1964 1959 1961? 1968 1965 1 2 4 : : : : 1957 32 29 1926 30 1931 35 1952 27 27 1952 27 1957 32 1 1921 25 1921 25 1954 29 1952 27 1921 25 1952 27 1954 29 1952 27 1921 25 1954 29 4 1921 25 Prefecture Life Tables 1921 25 9
: 405 1921 25 1921 25 Prefecture Life Tables 1921 25 9 1921 25 1921 25 1952 27 27 1952 27 1952 27 27 1921 25 1921 25 1957 32 60 1958 33 1 3 61 1962 42 1 4 62 1921 25 3 5 1921 25 1921 25 1974 76 13 70 13 1975 50 1969 71 12 1974 76 13 32 2009 4 33 1938 13 34 34 36 1921 25 34
406 62 4 2016 35 36 63,64 2. 沖縄 = 伝統的長寿県 説 1992 4 17 1921 25 1985 17 1999 11 18 2004 16 Michel Poulain 19 19 1921 2000 19 1921 25 2006 18 10 14 46.3 2 50.5 1 20 2009 21 21 1959 34 3 13 1 53 3 14 65 66 1 53 67 1920 1925 7.3 67
見憲一 水島府県別生命表における死亡統計届出の正確性に関する認識の変化 407 日本文部分 英文部分 図1 琉球政府と米国琉球民政府共同発表における 1921 25 年分府県別生命表の出典表記 出典 琉球政府 琉球生命表 いる同生命表の印刷された版53 には この 解 説 は掲載されていない また 同関連書類 67 第1回 1959 年 03 月 文献 67 Tables 1921 25 9 が受理されていることから こ れが完成に近い形で 特に英文で米国琉球民政府 中の琉球政府と米国琉球民政府企画部による に読まれていた可能性は十分にあるのではなかろ 1959 昭和 24 年 3 月 13 日の共同発表において うか ここで 図 1 を参照されたい 共同発表の も 琉球の生命表を日本のそれと比較すると 日本語版は 水島教授の日本県別生命表の数字を 常に琉球人が長寿で 1921 年 25 年間は男子 4.2 用いた と 九州大学に論及しておらず 府県別 67 年 女子 7.3 年高く との記述があった また ではなく 県別 などやや不自然な表現のように この共同発表には 1921 25 年分生命表は水島に すなわち 日本語版共同発表の作成者が水島や府 67 よると明記されていた 図 1 参照 県別生命表について不案内であるように思われま いか 一方で 英文版の方は Life expectancy 3 沖縄 伝統的長寿県 説と水島生命表 前稿でみたように Prefecture Life Tables 1921 9 data for prewar periods (1921 35) were compiled from Professor Mizushima s Japanese prefectural life 25 の公刊は 1960 昭和 35 年 11 月 受理すら tables. であり 日本語版の不自然さはこの英文 1959 昭和 34 年 12 月であった 本稿の表 1 参 版の直訳と考えれば納得ができるのではないか 53 第 1 回 の 刊 行 は 他方 英文版では 公刊前 1921 25 年分府 1959 昭和 34 年 3 月 琉球政府と米国琉球民 県別生命表 を含め すでに存在している府県別 67 照 一 方 琉 球 生 命 表 は 1959 昭和 34 年 3 生命表から収集された compiled と読み取れ 月 13 日と Prefecture Life Tables 1921 25 21 論文 る また 先に紹介した 3 月 14 日の琉球新報記 受理の半年以上前であり 翌日の 3 月 14 日には 事のリード文には この生命表は 過去数ヶ月 政府企画部の共同発表 すでに新聞に掲載されていた 65,66 すなわち 水 にわたり両政府がそれぞれ別個の立場で 査した 島による 公刊前 1921 25 年分府県別生命表 65 は原紙破損により 資料にもとづくもので は 公刊の前に何らかの形で当時の琉球政府と米 判読不能と考えられる部分 との記述があり 琉 国琉球民政府が入手し利用したものと考えられる 球政府と米国琉球民政府が過去数ヶ月別個に資料 ここで 琉球政府が利用した 公刊前 1921 を収集していたことが知られる すなわち 琉球 25 年分府県別生命表 に 沖縄の生命表および 政府とは別に 沖縄の米国琉球民政府がこの 公 乳児死亡届出の正確性についての論及があったか 刊前 1921 25 年分府県別生命表 を独自に入手 否かは定かではない しかし この 琉球生命表 していた可能性が考えられるのである 53 第 1 回 発表後 半年もせずに Prefecture Life さらに 水島は第二次大戦前の 1928 昭和 3
408 62 4 2016 1896 29 1923 12 1926 15 1927 2 1928 3 1934 9 1940 15 1942 17 1947 22 1960 35 1975 50 : 68 70 表 6 2 2 Johns Hopkins Lowell J. Reed 71 6 1946 21 Reed GHQ/SCAP GHQ 71 Reed 1953 28 1956 31 Johns Hopkins President 1966 41 72,73 1963 38 Reed Dr. Lowell J. Reed 74 1921 25 1921 25 1921 25 1957 32 29 Prefecture Life Tables 1921 25 9 5 1959 34 67 1921 25 1921 25 1 53 Prefecture Life Tables 1921 25 9 1 66,67
: 409 46 49 50 56 43 44 17 16 4. 水島および水島生命表の評価と今日の問題 1896 29 1975 50 6 71 70 75 1 70 1963 38 71 1 1921 251954 29 1960 35 71 70 5 7,10,11,27,29 4,5,8,28 76 78 1969 71 12 1974 76 13 31 32 2009 4 33 1921 25 Prefecture Life Tables 1921 25 9 70
410 62 4 2016 付 記 27 5 27 C 15K01129 謝辞 文献 1 1921 25 2016; 62(3): 253 272 2 1938;28(8): 92 132 1136 1176 3 1939; 29(9): 124 159 1768 1803 43 22 4 23 3 1951;4(1): 14 29 5 1948 1949 4 1952;5(2): 1 17 6 1950 1956;26(1): 1 23 7 1955 3 1959:341 357 8 1954 56 1960;30(4): 1 34 855 888 9 Haruo Mizushima, Yujiro Majima, Shigemasa Nakamuta, Keiji Nakanishi. Prefecture Life Tables 1921 25. Kyushu Journal of Medical Science. 1960; 11: 15 35 101959 1961 10 1964 11 1965 1968;15: 109 173 12 1969 71 1975;30: 109 182 13 1974 76 1981;8(1): 25 45 14 50 : 1995 : 1996 15 : : 2000 16 : 2002. p. 17 28 17 : ;1992 18 1999. p. 105 122 19 Michel Poulain 2000 2004;35(11): 13 33 20 2006;40: 121 127 21 1975 2005 2009;43: 129 135 22 2 : ;1993 23 7 : ;1998 24 12 : ; 2003 25 17 : ; 2008 26 22 : ; 2013 27 1952;1: 23 27 28 1954;24(4): 725 737
: 411 29 2 1957:256 263 30 1980;3: 36 43 31 1921 1956 : ;1961 32 10 36 : ;1996 33 2009 4 : :2009 CD-R 34 : ; 1938 35 1939;29(11): 68 108 2180 2220 36 1940;30(7,8): 1 32 1043 1074 37 1 1 1936;1: 111 137 38 2 1 1936; 1: 138 156 39 3 1 1936;1: 163 178 40 4 1 1936;1: 157 162 41 : ;1940. p. 102 42 1943;4(7): 11 25 43 : ; 1959. p. 21 25 44 1961; 8(9): 757 761 45 1953 1977 : ;1977 46 1 1962; 4(3): 209 213 47 2 1962;4(3): 214 218 48 3 1962; 4(3): 219 232 49 4 1962;4(3): 233 239 50 1963; 38(10): 731 746 51 1 : ;1989 52 2 : ;1942 53 1 1959 3 : ;1959 54 1960 : ;1965 55 1965 :;1969 56 1975;22(11): 27 29 57 1965 40 2 7 58 1971;18(15) 59 1970 8 ;1997. p. 83 89 60 1957;4(9): 451 453 61 1 3 1958;28(7): 138 153 2180 2195 62 1 4 1962;28(1): 64 74 63 / : ;2010. p. 17 52 64 : 2014;(167): 58 90 65 1959 34 3 14 66 1959 34 3 14 67 1 1959 03 R00009557B 68
412 62 4 2016 : ;1960 69 1868 2011 : ;2012. p. 586 70 50 1975:7 8 718 1963;27(8): 42 48 72 https://en.wikipedia.org/wiki/lowell_reed 2016 28 3 7 73 https://en.wikipedia.org/wiki/johns_hopkins_university 2016 3 7 74: ;1963 75 : ; 1974. p. 228 239 76 1949;4(145): 3 4 77 1954;9(403): 4 5 78 1954;9(404): 3 5 Change of Self-recognition about the Accuracy of Data on Okinawa in the Mizushima Prefectural Life Table: Influence of His Pre-publication of the 1921 25 Prefectural Life Table Kenichi OHMI Department of Health Promotion, National Institute of Public Health We examined the change in the self-recognition about the accuracy of data on Okinawa in the Mizushima Prefectural Life Table, and discussed its relationship to the Okinawa Is a Traditional Longevity Prefecture theory. In the Prefectural Life Table made before WWII, Mizushima had suspended his judgment as to the reliability of infant mortality data in Okinawa. However, after the production of the Proto- 1921 25 Life Table in 1952 1954, Mizushima asserted that infant mortality data in Okinawa was incomplete and unreliable, and excluded Okinawa in his analysis in two times of the life table. On the other hand, the Pre-publication of the 1921 25 Prefectural Life Table was, in a way that ignores Mizushima s own interpretation, used as the basis of tbe Okinawa Is a Traditional Longevity Prefecture thesis used by the Ryukyu government in its occupation era, and in recent years by other commentators. Key words: Mizushima Haruo, prefectural life table, Okinawa, longevity, infant mortality