各位 会社名 代表者名 問合せ先 2019 年 5 月 13 日九州旅客鉄道株式会社代表取締役社長執行役員青柳俊彦 ( コード番号 :9142 東証第一部 福証 ) 広報部 TEL(092) 株主提案に対する当社取締役会意見に関するお知らせ 当社は 当社の株主 ( 以下 提案株主 と

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預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

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止するとともに 取締役等に付与済みのストックオプションとしての新株予約権で未行使の ものにつきましては 本制度に基づく応分のポイントを付与することを条件として 当 該取締役等において権利放棄することといたします 2. 本制度の概要 (1) 本制度の概要本制度は 当行が拠出する金銭を原資として当行株式

(2) 変更の内容 定款変更の内容は別紙のとおりであります (3) 日程 定款変更のための株主総会開催日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 定款変更の効力発生日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 以上 - 2 -

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< 本制度の仕組みの概要 > 5 ポイント付与 委託者 当社 3 自己株式の処分 1 役員株式交付規程の 制定 2 信託 < 他益信託 > を設定 ( 金銭を信託 ) 3 払込 受託者 ( 予定 ) 三井住友信託銀行 ( 再信託受託者 : 日本トラスティ サービス信託銀行 当社株式 株式交付信託 信

平成27年5月20日

2. 本制度の仕組み 株式市場 残余財産の給付残余株式の無償譲渡 消却94 当社株式 4 代金の支払 1 本株主総会決議 54配代当金の支6 委託者 議決権不行使の指図8当社 受託者( 共同受託 ) ( 予定 ) 三菱 UFJ 信託銀行 日本マスタートラスト信託銀行 BIP 信託 当社株式 金銭 4

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2. BIP 信託の仕組み 1 本株主総会決議 株式市場 9 残余財産の給付 8 残余株式の無償譲渡 消却 4 当社株式 5 配当 委託者 当社 受託者 ( 共同受託 ) ( 予定 ) 三菱 UFJ 信託銀行 ( 株 ) 日本マスタートラスト信託銀行 ( 株 ) 本信託 3 信託設定 7 当社株式等

業績連動型株式報酬制度の導入に関するお知らせ

別紙 現行定款第 1 章総則 ( 下線は変更部分を示す ) 変更案第 1 章総則 第 1 条 ( 条文省略 ) 第 1 条 ( 現行どおり ) ( 目的 ) ( 目的 ) 第 条 当会社は 次の事業を営むことを目的とする 第 条 当会社は 次の事業を営むことを目的とする 1. トランプ類の製造販売

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平成 26 年 5 月 13 日 各 位 会社名カルビー株式会社代表者名代表取締役社長兼 COO 伊藤秀二 ( コード番号 :2229 東証第一部 ) 問合せ先上級執行役員財務経理本部長菊地耕一 (TEL: ) 業績連動型株式報酬制度の導入に関するお知らせ 当社は 平成 26

剰余金の配当に関するお知らせ

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2 主総会第号 議案 取締役 6 名選任の件 当社では 取締役の経営責任を重視し 株主のみなさまに各年毎に取締役の信任をお諮りするため 定款により取締役の任期を1 年と定めています また 取締役会の少人数化のため 定款により取締役の人数を12 名以内と定めています つきましては 取締役 7 名が本総

< 別紙 > 本制度の概要 株式市場 9 残余財産の給付 8 残余株式の無償譲渡 消却 4 当社株式 4 代金の支払い 1 本株主総会決議 5 配当 委託者 当社 受託者 ( 共同受託 ) ( 予定 ) 三菱 UFJ 信託銀行 ( 株 ) 日本マスタートラスト信託銀行 ( 株 ) 本信託 当社株式

( 別紙 1) BIP 信託の概要 株式市場 残余財産の給付4 本件株式 4 代金の支払い 1 株主総会決議 委託者 5配当 受託者( 共同受託 ) ( 予定 ) 三菱 UFJ 信託銀行 日本マスタートラスト信託銀行 本 BIP 信託株式 金銭 6 議決権不行使の指図93信託設定7 株式交付 8 残

2 名以上の独立社外取締役の選任状況 2 名以上の独立社外取締役を選任する上場会社の比率は 市場第一部では 9 割を超え 91.3% に JPX 日経 400では 97.7% に 2 名以上の独立社外取締役を選任する上場会社 ( 市場第一部 ) の比率推移 ( 参考 ) 100% 88.0% 91.

株式併合、単元株式数の変更および定款の一部変更に関するお知らせ

2019 年 6 月 26 日 各 位 会社名 代表者名 問合せ先 株式会社スターフライヤー代表取締役社長執行役員松石禎己 ( コード番号 :9206 東証第二部 ) 取締役常務執行役員柴田隆 (TEL ) コーポレートガバナンス方針 の改定について 当社は 2019 年 6

単元株式数の変更、株式併合および定款一部変更に関するお知らせ

平成13年11月8日

2. 株式の併合 (1) 併合の目的上記 1. に記載のとおり 単元株式数を 1,000 株から 100 株に変更することに伴ない 証券取引所が望ましいとしている投資単位の水準 (5 万円以上 50 万円未満 ) および中長期的な株価変動等を勘案し 株式の併合を行なうことといたします (2) 併合の

株式併合、単元株式数の変更および定款の一部変更に関するお知らせ

「株式報酬型ストックオプション制度」の廃止および「株式報酬制度」の導入に関するお知らせ

株式併合、単元株式数の変更及び定款の一部変更に関するお知らせ

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定款の一部変更に関するお知らせ

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プレスリリース

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2. 株式併合 (1) 株式併合の目的上記 1. 単元株式数の変更 に記載のとおり 当社株式の単元株式数を変更するにあたり 中長期的な株価変動を勘案しつつ 投資単位を証券取引所が望ましいとする水準 (5 万円以上 5 0 万円未満 ) に調整することを目的として 株式併合 (2 株を1 株に併合 )

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平成 年 月 日

定いたします なお 配当の回数は原則として中間配当と期末配当の年 2 回といたします 3 自己株式 当社は 経営環境の変化に機動的に対応し 株主価値の向上に資する財務政策等の経営の諸施策を実行することを可能とするため 市場環境や資本効率等を勘案しながら適宜自己株式を取得いたします (3) 政策保有株

(3) 分割の日程 ( 予定 ) 1 基準日設定公告 2013 年 9 月 13 日 ( 金 ) 2 基準日 2013 年 9 月 30 日 ( 月 ) 3 効力発生日 2013 年 10 月 1 日 ( 火 ) (4) 新株予約権の目的である株式の数の調整今回の株式の分割に伴い 当社発行の第 1

(2) 併合の内容 1 併合する株式の種類普通株式 2 併合の割合平成 30 年 10 月 1 日をもって 同年 9 月 30 日 ( 実質上 9 月 28 日 ) の最終の株主名簿に記載された株主さまの所有株式 5 株につき 1 株の割合で併合いたします 3 併合により減少する株式数併合前の発行済

東証上場会社における独立社外取締役の選任状況及び委員会の設置状況 2017 年 7 月 26 日株式会社東京証券取引所

2. 本制度の一部改定について本制度の継続にあたり 本株主総会において承認を得ることを条件として 以下のとおり既に設定している信託の信託期間を延長するとともに 従前の制度から以下の点を一部改定します (1) BIP 信託の延長及び延長時における残存株式等の承継 2018 年 8 月 31 日に信託期

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2. 株式併合 (1) 併合の目的上記 1. に記載の単元株式数の変更後も 当社株式の売買単位当たりの価格について 証券取引所が望ましいとする水準 (5 万円以上 50 万円未満 ) を維持し 各株主さまの議決権数に変更が生じることがないよう 当社株式について 10 株を 1 株に併合 ( 以下 本

単元株式数の変更、株式の併合及び定款の一部変更に関するお知らせ

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定款新旧対照表 ( 株式会社オーハシテクニカ ) 第 1 章総則 現行定款 第 1 章総則 下線は ( 下線部分は変更箇所を示す ) ( 商号 ) 第 1 条当会社は株式会社オーハシテクニカと称し 英文では OHASHI TECHNICAINC. と表示する ( 目的 ) 第 2 条当会社は 次の事

直しも行う これらの事務については 稟議規程 文書管理規程 契約書取扱規程は管理本部長が所管 情報管理規程 情報セキュリティ管理規程はコンプライアンス推進部長が所管し 運用状況の検証 見直しの経過等 適宜取締役会に報告する なお 業務を効率的に推進するために 業務システムの合理化や IT 化をさらに

単元株式数の変更、株式併合及び定款の一部変更に関するお知らせ

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しております 2. 株式併合により減少する株式数 は 株式併合前の発行済株式総数に株式の併合割合を乗じた理論値です (3) 株式併合による影響等本株式併合により 発行済株式総数が 2 分の 1 に減少することとなりますが 純資産等は変動しませんので 1 株当たり純資産額は 2 倍となり 株式市況の変

ための手段を 指名 報酬委員会の設置に限定する必要はない 仮に 現状では 独立社外取締役の適切な関与 助言 が得られてないという指摘があるのならば まず 委員会を設置していない会社において 独立社外取締役の適切な関与 助言 が十分得られていないのか 事実を検証すべきである (2) また 東証一部上場

議決権行使に係る事務取扱手続

コーポレートガバナンス ガイドライン 2015 年 10 月 27 日制定 2018 年 12 月 13 日改定 大王製紙株式会社 1

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業績連動型株式報酬制度の導入に関するお知らせ

単元株式数の変更、株式併合および定款の一部変更に関するお知らせ

単元株式数の変更、株式併合および定款の一部変更に関するお知らせ

定款

また 代表取締役社長直属の内部監査部門を設置し 法令遵守 内部統制の有効性と効率性 財務内容の適正開示 リスクマネジメントの検証等について 各部門 工場 グループ会社などの監査を定期的に実施し チェック 指導するとともに 監査役との情報共有等の連携を図っております 1-4( 中長期的な経営戦略等 )

(4) 併合により減少する株主数本株式併合を行った場合 10 株未満の株式のみご所有の株主様 156 名 ( そのご所有株式数の合計は 198 株 ) が株主たる地位を失うことになります なお 当社の単元未満株式をご所有の株主様は 会社法第 192 条 1 項の定めにより その単元未満株式を買い取る

り, 変更後においても当社株式の売買単位あたりの価格水準を維持するとともに, 議決権数に変更が生じないことを目的として併合を行なうものです (2) 株式併合の内容 1 併合する株式の種類普通株式 2 併合の割合 2017 年 10 月 1 日をもって, 同年 9 月 30 日の最終の株主名簿に記録さ

各 位 平成 29 年 5 月 18 日会社名太平洋セメント株式会社代表者名代表取締役社長福田修二 ( コード番号 5233 東証第 1 部 福証 ) 問合せ先総務部長井町孝彦 (TEL ) 単元株式数の変更 株式併合および定款一部変更に関するお知らせ 当社は 本日開催の取締

1 制定の目的 方針 当社におけるコーポレートガバナンスを向上させるための枠組みである パーク 24 コーポレートガバナンスガイドライン を制定し コーポレートガバナンスの強化 充実に努めることで 当社の中長期的な価値向上と持続的成長を実現する コーポレートガバナンスに対する基本的な考え方公正で透明

各 位 2017 年 5 月 24 日会社名住友金属鉱山株式会社代表者名代表取締役社長中里佳明 ( コード番号 5713 東証第 1 部 ) 問合せ先広報 IR 担当部長元木秀樹 (TEL ) 単元株式数の変更 株式併合および定款の一部変更に関するお知らせ 当社は 平成 29

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2. 株式併合 (1) 株式併合を行う理由上記 1. 単元株式数の変更 のとおり 単元株式数を 1,000 株から 100 株にするにあたり 中長期的な株価変動を勘案しつつ 投資単位を適切な水準に調整するため 株式併合を行います (2) 併合の内容 1 併合する株式の種類 普通株式 2 併合の方法

単元株式数の変更、株式併合および定款一部変更に関するお知らせ

行役員の任期は 現行規約第 17 条第 2 項の定めにより 平成 28 年 11 月 1 日より 2 年間となります ( 執行役員 1 名選任の詳細については 添付資料 第 2 回投資主総会招集ご通知 をご参照ください ) 3. 補欠執行役員 1 名選任について執行役員が欠けた場合又は法令に定める員

単元株式数の変更、株式併合および定款一部変更に関するお知らせ

コーポレート・ガバナンス基本方針

【PDF】コーポレートガバナンス・ガイドライン

2 併合の方法 比率平成 30 年 10 月 1 日をもって 平成 30 年 9 月 30 日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主様の所有株式 5 株につき1 株の割合で併合いたします 3 減少株式数株式併合前の発行済株式総数 ( 平成 30 年 3 月 31 日現在 ) 124,415,013

日本版スチュワードシップ コード についての第一生命の取組み 当社は 責任ある機関投資家 の諸原則 ( 日本版スチュワードシップ コード ) の趣旨に深く賛同し 受け入れることを表明し ます 当コードの原則 1 から 7 について 以下のような方針で取り組んでいきます 原則 1 機関投資家は スチュ

(4) 1 株未満の端数が生じる場合の処理本株式併合の結果 1 株未満の端数が生じた場合は 会社法第 235 条の定めに基づき 一括して処分し その処分代金を端数が生じた株主様に対して端数の割合に応じて分配いたします (5) 効力発生日における発行可能株式総数本株式併合による発行済株式数の減少に伴い

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大和コーポレートガバナンス ガイドライン正式

3. 資本剰余金からの配当について ( ご参考 ) 今回の配当は 全額 その他資本剰余金 を配当原資とするため 資本の払戻し に該当し 一般的な 利益剰余金 を配当原資とする配当とは税務上の取扱いが異なります 今回の配当は 所得区分が 配当所得 ( みなし配当 ) 部分と みなし配当以外 の部分に分

< 本制度の仕組みの概要 > 5 ポイント 付与 委託者 当社 3 自己株式の処分 2 信託 < 他益信託 > を設定 ( 金銭を信託 ) 3 払込 1 株式交付規程の制定 受託者 ( 予定 ) 三井住友信託銀行 ( 再信託受託者 : 日本トラスティ サービス信託銀行 ) 当社株式 株式交付信託 金

コーポレートガバナンス・ガイドライン

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単元株式数の変更、株式併合および定款の一部変更に関するお知らせ

グループガバナンス体制の変更等に関する検討の開始および人事異動等に関するお知らせ_SOMPOホールディングス

2 政策保有株式に係る議決権行使の基準政策保有株式の議決権行使に当たっては 投資先企業の中長期的な企業価値向上が株主利益への向上にも繋がるものであることを前提とし 株主への還元方針 コーポレートガバナンスや企業の社会的責任への取組み等総合的観点から議決権を行使する (4) 買収防衛策は 経営陣 取締

3 併合により減少する株式数併合前の発行済株式総数 ( 平成 29 年 3 月 31 日現在 ) 併合により減少する株式数 併合後の発行済株式総数 80,615,668 株 72,554,102 株 8,061,566 株 ( 注 ) 併合により減少する株式数 および 併合後の発行済株式総数 は 併

2. 株式併合について (1) 株式併合の目的上記 1. 単元株式数の変更について に記載のとおり 単元株式数を 1,000 株から 100 株に変更するにあたり 単元株式数の変更後も 当社株式の売買単位あたりの価格の水準を維持するため 当社株式について 10 株を1 株に併合 ( 以下 株式併合

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

単元株式数の変更、株式併合及び定款一部変更に関するお知らせ

平成8年月日

(3)1 株未満の端数が生じる場合の処理 株式併合の結果 1 株未満の端数が生じた場合は 会社法第 235 条に基づき一 括して処分し その処分代金を端数が生じた株主様に対して 端数の割合に応じ て分配いたします (4) 株式併合により減少する株主数 平成 28 年 3 月 31 日現在の当行株主名

単元株式数の変更、株式併合および定款の一部変更に関するお知らせ

PYT & Associates Attorney at law

(2) 増加する剰余金の項目及びその額その他資本剰余金 12,038,370,234 円繰越利益剰余金 2,474,794,981 円 3. 剰余金の処分会社法第 452 条の規定に基づき 上記資本準備金振替後のその他資本剰余金並びに資産圧縮積立金及び別途積立金の全額を繰越利益剰余金に振り替えるもの

Microsoft Word 適時開示資料(投資単位).doc

コーポレート ガバナンスに関する報告書の主な開示項目 コーポレート ガバナンスに関する報告書 記載項目 ( 内訳 ) 記載上の注意 基本的な考え方 ( 記載例 : コーポレート ガバナンスについての取組みに関する基本的な方針 目的 ) Ⅰ コーポレート ガバナンスに関する基本的な考え方及び資本構成

(2) 株式併合の内容 1 併合する株式の種類 普通株式 2 併合の方法 比率 2018 年 10 月 1 日をもって 2018 年 9 月 30 日 ( 実質上 9 月 28 日 ) の最終の株主名簿 に記載または記録された株主さまの所有株式数を基準に 10 株につき 1 株の割合で併 合いたしま

(開示様式例)第三者割当により発行される株式/新株予約権/新株予約権付社債/転換社債型新株予約権付社債の募集に関するお知らせ

営業報告書モデルの改訂について(案)

Transcription:

各位 会社名 代表者名 問合せ先 2019 年 5 月 13 日九州旅客鉄道株式会社代表取締役社長執行役員青柳俊彦 ( コード番号 :9142 東証第一部 福証 ) 広報部 TEL(092)474-2541 株主提案に対する当社取締役会意見に関するお知らせ 当社は 当社の株主 ( 以下 提案株主 といいます ) の代理人である Fir Tree Capital Management L.P. より 2019 年 6 月 21 日開催予定の第 32 回定時株主総会 ( 以下 本定時株主総会 といいます ) における議案について株主提案 ( 以下 本株主提案 といいます ) を行う旨の書面 ( 以下 本株主提案書面 といいます ) を受領しておりましたが 本日の当社取締役会において 本株主提案について反対することを決議いたしましたので 下記のとおりお知らせいたします Ⅰ. 本株主提案の内容及び理由 1. 議題 (1) 自己株式の取得の件 (2) 定款一部変更 ( 指名委員会等設置会社への移行 ) の件 (3) 取締役 3 名選任の件 (4) 取締役 ( 監査等委員である取締役を除く )3 名選任の件 (5) 取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) の報酬額改定及び譲渡制限付株式の導入の件 (6) 社外取締役の報酬額改定の件 2. 議案の要領及び提案の理由別紙に記載の通りです なお 提案株主から提出された株主提案書の該当記載を原文のまま掲載したものであります ( 注 ) 以下 上記 1.(1) の議題に係る株主提案を 自己株式取得株主提案 と 上記 1. (2) の議題に係る株主提案を 定款変更株主提案 と 1.(3) の議題に係る株主提案を 取締役選任株主提案 1 と 1.(4) の議題に係る株主提案を 取締役選任株主提案 2 と 1.(5) の議題に係る株主提案を 株式報酬導入株主提案 と 1.(6) の議題に係る株主提案を 報酬額改定株主提案 といいます Ⅱ. 本株主提案に対する当社取締役会の意見 1. 自己株式取得株主提案について (1) 自己株式取得株主提案の概要自己株式取得株主提案は 会社法第 156 条第 1 項の規定に基づき 本定時株主総会終結の時から1 年以内に 当社普通株式を 1,600 万株 取得価額の総額金 720 億円を限度として 金銭の交付をもって取得することを提案するものであります 1

(2) 当社取締役会の意見取締役会としては 自己株式取得株主提案に反対いたします (3) 反対の理由自己株式取得株主提案は 当社の発行済株式の 10% に相当する 大規模な自己株式の取得を提案するものであります しかし 以下の理由から 当社はこの提案に反対いたします 九州を主たる事業エリアとする当社グループは 国鉄分割民営化による会社発足以来 厳しい事業環境の中で ななつ星 in 九州 や JR 博多シティ に代表される鉄道 駅周辺開発等の事業を行い その成長を通じて地域社会の活性化に貢献し 地域の皆様からの信頼を得て 2016 年に株式を上場するに至りました 当社グループとしては 引き続き九州のモビリティサービスを担う企業グループとして その社会的役割を全うしていくことで 企業価値を高めてまいります 一方 2019 年 3 月 19 日に公表しました JR 九州グループ中期経営計画 2019-2021 でお示ししているとおり 当社グループにおける本計画期間の3 年間は 税制特例措置の廃止や鉄道事業における減価償却費の増加等に伴い 営業利益が減益見通しとなる局面であります このような中 当社グループは 人口減少をはじめとした事業環境の急激な変化に対応して 企業価値の源泉である九州における鉄道を中心とした持続的なモビリティサービスの構築を図る必要があり 運輸サービスセグメントにおける維持更新投資 ( 安全投資を含む ) に加えて成長投資の資金が必要となります さらに 当社グループの企業価値を中長期的に高めるためには不動産 ホテルセグメントにおける熊本駅周辺開発や宮崎駅西口開発に加え 博多駅空中都市構想や長崎駅周辺開発等の将来の成長に向けた投資や既存の駅ビル等への維持更新投資の資金が必要であります 当社グループの企業価値の源泉を維持 発展させつつ 中長期的な企業価値の向上を図るためには 当面の間は連結営業キャッシュフローを上回る設備投資 ( 成長投資 維持更新投資 安全投資 ) を行うことが必要であり その施策を推進していく方針であります より具体的には 本計画期間の3 年間においては 成長投資 2,100 億円 維持更新投資 1,300 億円 ( 安全投資 700 億円を含む ) 合計 3,400 億円の設備投資を計画しております 他方で 当該 3 年間における連結営業キャッシュフローは 2,200 億円を想定しており その範囲内において 維持更新投資 成長投資の一部 及び株主還元を実施するとともに 残りの成長投資につきましては 借入余力 ( 社債 借入金 ) を活用することを計画しております 九州における人口減少や地震 豪雨等の激甚化する自然災害のリスク等に機動的かつ柔軟に対応することで当社グループの社会的役割を適切に果たしながら これらの投資を通じて中長期的な成長を実現していくためには 財務健全性の維持が必要であります これに対し 大規模な負債調達などにより金銭で自己株式を取得することを提案する自己株式取得議案は 財務健全性を顧みず 短期的な株主還元のみを志向しようとするものであり 事業リスクへの対応力を弱め 地域社会における当社グループへの信頼 ひいては企業価値の源泉そのものを毀損するとともに 将来の成長を犠牲にするものであります このように当社グループの中長期的な企業価値を毀損しかねない自己株式取得株主提案には 重大な問題があると考えます 2

また 株主還元の重要性については当社としても認識しており JR 九州グループ中期経営計画 2019-2021 でお示ししているとおり 減益局面であっても 長期安定的に株主還元を実施するという強いコミットメントを示すため これまでの方針である配当性向 30% を総還元性向 35% に引き上げるとともに 状況に応じて自己株式取得を行うこととしております これに対し 自己株式取得株主提案における総還元性向 50% という水準は 減益局面であっても投資機会を機動的にとらえ 借入余力 ( 社債 借入金 ) を活用し中長期的な成長を実現しようとしている当社グループにおいては 相当ではないと考えます (4) 反対理由の補足説明 1 国鉄分割民営化及び完全民営化における当社固有の事情 1987 年 4 月に国鉄民営化が実施された際 当社は鉄道事業の赤字が見込まれたため 経営安定基金 (3,877 億円 ) が設置され 毎期に運用収益を営業損失の填補や 鉄道事業の設備投資に充当しておりました 株式上場前の 2015 年度末に経営安定資金は全額取り崩され 新幹線リース料や借入金の返済等に振り替えられた結果 経営安定基金運用収益を計上できなくなり 鉄道事業固定資産 ( 約 5,200 億円 ) について減損損失を計上いたしました 2 安定的な利益及びキャッシュ創出のための成長投資の重要性当社の鉄道事業の収益性については 2015 年度末の鉄道事業固定資産の減損損失の影響 ( 減価償却費の減少等 ) が反映されており 当面の間 費用の増加 ( 維持更新投資に伴う減価償却費の増加等 ) が見込まれます その中で 当社グループの社会的役割であるモビリティサービスの中心となる鉄道事業について 人口減少や自然災害等のリスクに適切に対応しながら安全を確保し効率化を図ることで維持していくためには 安定的な利益及びキャッシュフローが必要であります 財務規律を維持し 成長投資を着実に推進することで安定的な利益及びキャッシュを創出し 2030 年の長期ビジョンである 九州におけるモビリティサービス の事業基盤の構築に備えることが 当社の持続的な成長及び中長期的な企業価値向上に不可欠であると考えます 2. 定款変更株主提案について (1) 定款変更株主提案の概要定款変更株主提案は 指名委員会等設置会社への移行のため 現行定款を一部変更することを提案するものであります (2) 当社取締役会の意見取締役会としては 定款変更株主提案に反対いたします (3) 反対の理由当社の取締役会は 取締役会における議決権を有する監査等委員を取締役会の構成員とし 取締役会の監査 監督機能を強化することを通じて より一層のコーポレート ガバナンスの充実を図ること 及び 重要な業務執行のうち一部を取締役に権限委任し 迅速かつ効率的な会社運営の実現を通じて 更なる企業価値の向上を図ることを目的として 2018 年の定時株主総会における承認を経て 監査等委員会設置会社に移行しました 3

また 監査等委員会設置会社に移行することに加えて 業務執行区分の明確化を通じて 経営の意思決定 監督機能と業務執行機能を分離することにより 事業環境の急激な変化にも適切 迅速に対応できる機能的 戦略的な経営体制を構築し さらに 業務執行に優れた人材の執行役員への登用を通じて 会社の競争力強化を図り 業績向上を図ることを目的として 執行役員制度を導入しております 会社の機関設計には唯一絶対の正解があるものではなく 指名委員会等設置会社の導入が常に最適解であるとはいえない中で 当社は 監査等委員会設置会社への移行に際して 株主の皆様のご意見や取締役会の実効性に関する分析 評価で得られた結果等に基づき 取締役の員数や構成の抜本的な見直しの必要性を認識し 取締役会での議論により 監査等委員会設置会社及び執行役員制度の導入という機関設計が現在の当社を取り巻く経営環境に照らして最も適した機関設計であるとの結論が得られたことから 移行を決定しました 加えて 2019 年 3 月には それまでの報酬諮問委員会から 更なるコーポレート ガバナンスの強化を企図し 役員の指名 報酬等に関する手続きの客観性 透明性の向上を図るため 社外取締役を議長とし 6 名の社外取締役と1 名の社内取締役から構成される 指名 報酬諮問委員会を設置しました このように 当社は 2018 年 6 月末から監査等委員会設置会社への移行及び執行役員制度の導入後 コーポレート ガバナンスの機能性及び透明性を十分に高めるべく 指名 報酬諮問委員会の設置に加え セグメント経営の強化等の不断の改善を行っております このように 当社としては 監査等委員会設置会社という機関設計の下で コーポレート ガバナンスを強化していくことが最善であると考え 各種施策を推進している中 監査等委員会設置会社への移行から1 年しか経過していない現時点において 監査等委員会設置会社から指名委員会等設置会社へ移行することは 非効率である上 経営に混乱を来すおそれすら否定できず およそ現実的ではないと考えております また 当社としては 現時点では 監査等委員会設置会社への移行を含めた各種改善策の効果を測っていくことこそが重要であると考えております 以上から 当社としては 指名委員会等設置会社に移行することは相当でないと判断いたします 3. 取締役選任株主提案 1 及び取締役選任株主提案 2( 以下両提案をまとめて 取締役選任株主提案 といいます ) について (1) 取締役選任株主提案の概要取締役選任株主提案 1は 定款変更株主提案の承認可決を条件として 以下の取締役候補者 3 名を取締役として選任することを提案するものであります 候補者番号氏名 1 トシヤ ジャスティン クロダ氏 2 黒田恵吾氏 3 J. Michael. Owen ( ジェイ マイケル オーエン ) 氏 取締役選任株主提案 2 は 定款変更株主提案が否決されたことを条件として 以下の 取締役候補者 3 名を取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) として選任することを提 4

案するものであります 候補者番号氏名 1 トシヤ ジャスティン クロダ氏 2 黒田恵吾氏 3 J. Michael. Owen ( ジェイ マイケル オーエン ) 氏 (2) 当社取締役会の意見取締役会としては 取締役選任株主提案に反対いたします (3) 反対の理由当社は 2018 年の定時株主総会において監査等委員会設置会社に移行することを 株主の皆様にご承認いただき 取締役会の監査 監督体制を強化するとともに 重要な業務執行の一部を取締役に権限委任し 迅速かつ効率的な会社運営を実現してきております 現在の取締役会の構成は 監査等委員でない取締役 9 名及び監査等委員である取締役 4 名のうち それぞれ3 名 計 6 名が独立社外取締役であり ( 社外取締役比率は 46%) 取締役会の高い監督機能を確保しております また 女性取締役比率も 15% であり 取締役会の多様性も強化しております 2019 年 3 月 19 日に公表いたしました JR 九州グループ中期経営計画 2019-2021 においては 主力の鉄道事業と合わせて 戦略的まちづくりを行う不動産事業における収益力強化がテーマであり かつ戦略的な事業ポートフォリオを形成するための適切な経営資源配分の実現が重要であると考えております さらにそれを支える財務 ガバナンス面の強化が必要不可欠との判断から 社内取締役として最高財務責任者 (CFO) を明確化するとともに 会社提案として 不動産 財務及び IR の各分野に関し 豊富な経験と高い見識を有する以下の2 名の候補者を 新たに会社提案の社外取締役候補者として提案しております 候補者番号 1 < 会社提案の候補者の氏名 略歴等 > 氏名 ( 生年月日 ) いちかわ としひで 市川俊英 (1954 年 9 月 27 日生 ) 略歴 地位 担当及び重要な兼職の状況 1977 年 4 月三井不動産株式会社入社 2003 年 4 月同六本木プロジェクト推進部長 2005 年 4 月同執行役員六本木プロジェクト推進部長 2005 年 8 月同執行役員東京ミッドタウン事業部長 2008 年 4 月同常務執行役員東京ミッドタウン事業部長 2009 年 4 月同常務執行役員アコモデーション事業本部長 2011 年 6 月同常務取締役常務執行役員アコモデーション事業本部長 2013 年 4 月同取締役 2013 年 4 月三井ホーム株式会社顧問 2013 年 6 月三井不動産株式会社特任顧問 2013 年 6 月三井ホーム株式会社代表取締役社長社長執行役員 2018 年 10 月三井不動産株式会社グループ上席執行役員 2019 年 4 月同顧問 ( 現在に至る ) 所有する当社の株式の数 - 5

2019 年 4 月三井ホーム株式会社常任相談役 ( 現在に至る ) < 重要な兼職の状況 > 三井不動産株式会社顧問三井ホーム株式会社常任相談役 一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会会長 一般社団法人住宅生産団体連合会副会長 ( 社外取締役候補者とした理由 ) 市川俊英氏は 三井不動産株式会社において 住宅開発 ビル事業等に従事し 東京ミッドタウン開発を通じたまちづくり事業で実績を上げる等 不動産 住宅事業に関する豊富な知識と経験を有しております また 国内最大手の不動産事業者である同社取締役及び三井ホーム株式会社代表取締役社長として経営に携わっておりました その経歴を通じて培った不動産及び経営の専門家としての経験 見識 特に当社グループが志向する都市開発プロジェクトの規模や複合性に類似した案件における高度なスキル ノウハウに裏付けされた視点に基づく経営の監督とチェック機能を期待し 社外取締役候補者といたしました ( 特別利害関係の有無 ) 市川俊英氏と当社との間に 特別の利害関係はありません 1984 年 4 月関西ペイント株式会社入社 2012 年 4 月同執行役員経営企画室長 2015 年 4 月同常務執行役員国際本部長 2016 年 6 月同取締役常務執行役員管理本部長あさつましんじ 2017 年 4 月同取締役常務執行役員管理本部長 2 - 浅妻慎司兼コーポレート事業部コーポレート管理本部長 (1961 年 2 月 2 日生 ) 2018 年 4 月同取締役常務執行役員管理 経営企画 人事企画管掌兼管理本部長 2019 年 4 月同取締役 (2019 年 6 月 27 日退任予定 ) ( 社外取締役候補者とした理由 ) 浅妻慎司氏は 関西ペイント株式会社において主として管理業務に従事し 財務及び会計に関する豊富な知識と知見を有しております 同社において 経営企画室長として中期経営計画の策定 実行に携わり 国際本部長として同社のグローバル化の促進に努め成果を収めたほか IR 活動を担当し 株主 投資家に対する情報発信及び企業価値向上に貢献するとともに 取締役としても経営に携わっております その経歴を通じて培った財務 IR 及び経営の専門家としての経験 見識からの視点に基づく経営の監督とチェック機能を期待し 社外取締役候補者といたしました ( 特別利害関係の有無 ) 浅妻慎司氏と当社との間に 特別の利害関係はありません 当該社外取締役候補者の提案に際し 指名 報酬諮問委員会 ( 社内取締役 1 名及び独 立社外取締役 6 名の計 7 名で構成されます ) は 取締役選任株主提案の候補者 3 名を含 む複数の候補者につき 複数回に亘り 候補者の資質 実績 専門性等の観点から検討 審議を行い 取締役会に答申を行っております 当社取締役会はその答申を踏まえ 上 記の新たな社外取締役候補者 2 名を会社提案の候補者として決議いたしました 両名が当社取締役会メンバーに加わることにより これまで以上に 不動産投資 投 資不動産の管理体制 適切な M&A 戦略を含む経営資源の配分 資金調達戦略等におけ る議論が深化し 当社の持続的な成長及び中長期的な企業価値の向上に寄与するものと 確信しております 本定時株主総会に上程する会社提案の取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) 候補 6

者は 11 名であり 監査等委員である取締役は 現任 1 名の辞任に伴いその補欠として1 名の候補者が上程されますが その全員が本定時株主総会で選任された場合の当社取締役会の構成は以下の通りとなります 監査等委員でない取締役 11 名うち独立社外取締役 5 名うち女性取締役 1 名監査等委員である取締役 4 名うち独立社外取締役 3 名合計 15 名うち独立社外取締役 8 名うち女性取締役 1 名 ( 独立社外取締役比率 53% 女性取締役比率 6%) 新たな取締役会は 独立社外取締役が過半数となり 取締役会の透明性 公正性が高まるだけでなく これまで 地域経済振興 観光及び金融 財務のそれぞれの分野に長けた企業経営経験者 4 名 法律 警察行政の専門家各 1 名によって構成されていた社外取締役に 不動産 財務 IRの専門性を有する企業経営経験者 2 名が新たに加わることにより 中期経営計画達成に向けて 多様かつ実効性の高い最善の経営体制が確立できるものと確信しております また 社内 社外のそれぞれに財務 IRに長けた取締役が加わることで 株主 投資家の皆様との対話を通じて 当社の持続的な成長と中長期的な企業価値向上につながるものと考えております さらに 当社定款に定められた監査等委員でない取締役の上限が 12 名であるところ 会社提案の候補者の総数を上限マイナス1 名とすることが entrenchment( 取締役会の保身 ) を回避するとともに 取締役会のスキルセットや適正規模の観点からも最適な構成であると考えております 上記の事情に鑑みれば 重ねて株主提案による候補者 3 名を社外取締役として選任する必要はなく 会社提案の候補者の方が中期経営計画等の達成に適任であると判断しております 4. 株式報酬導入株主提案について (1) 株式報酬導入株主提案の概要株式報酬導入株主提案は 定款変更株主提案が否決されたことを条件として 当社の取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) の報酬等の額につき 2018 年の定時株主総会において決議された 年額 420 百万以内 ( 内 社外取締役分は 36 百万円以内 ) とする報酬枠とは別枠で 業務執行取締役及び社外取締役に対して 新たに譲渡制限株式の付与のための報酬を年額 372 百万円以内 ( 内 業務執行取締役分は 300 百万円以内 社外取締役分は 72 百万円以内 ) で支給することを提案するものであります (2) 当社取締役会の意見取締役会としては 株式報酬導入株主提案に反対いたします (3) 反対の理由当社は 2019 年 3 月 19 日に公表した中期経営計画にガバナンス強化の一つの施策として役員報酬制度の見直しを掲げており 本定時株主総会において 取締役 ( 社外取締役及び監査等委員である取締役を除く ) 及び上席執行役員を対象とした業績連動型報酬制 7

度を導入することを付議することといたしました ( 詳細につきましては 本日付で開示されました 業績連動型株式報酬制度の導入に関するお知らせ をご参照ください ) 業績連動型報酬の導入は 取締役の報酬と当社の業績及び株式価値との連動性をより明確化し 当社の持続的な企業価値向上を図るインセンティブを与えるとともに 株主の皆様と一層の価値共有を進めることを目的としております 提案株主からも同様の目的を想定して 譲渡制限株式報酬制度の導入を提案されているものの 明確な差異としては スキームと付与対象者が挙げられます スキームについては 会社提案は株式給付信託を活用した業績連動型株式報酬であるのに対し 株主提案は 譲渡制限付株式を付与するスキームであります 譲渡制限付株式は 在任中に付与され 一定の譲渡制限期間経過後に 譲渡制限が解除される株式です 一方 会社提案の業績連動型株式報酬は 対象者の役位や中期経営計画に定める目標指標に対する業績達成度等を勘案してポイントが付与され そのポイントに基づき給付される株式数が決定するため 業績向上のためのインセンティブとして機能するものであります また 累積されたポイント数に応じて 退職後に株式が給付されるため 在任期間中の株価向上のインセンティブとしても機能します 付与対象者については 会社提案では社外取締役及び監査等委員である取締役を除いた取締役と上席執行役員としておりますが 株主提案においては 社外取締役を含めた取締役としております 当社は 2018 年に監査等委員会設置会社への移行に併せて 執行役員制度を導入し 業務執行区分の明確化を通じて 経営の意思決定 監督機能と業務執行機能を分離しました これに伴い 報酬制度についても業務執行者と監督者で明確に分離させることが最適と判断し 指名 報酬諮問委員会の答申も踏まえたうえで 今般執行役員を兼務する社内取締役及び上席執行役員に業績連動型報酬制度を導入することとしました 業務執行者へのインセンティブを与えるとともに 監督者である社外取締役と監査等委員である取締役を対象としないことで 監督機能の強化がより図れるものと考えております 以上のことから 当社は会社提案である業績連動型株式報酬の方がより適切であると考えております < 会社提案と株主提案の株式報酬制度の比較 > 会社提案 株主提案 種類 株式給付信託 譲渡制限付株式 拠出資金 600 百万円 /3 年 372 百万円 / 年 ( 社内外合算 ) ( 内 取締役分を 390 百万円 ) 上限株式数 200,000 株を上限 上限株式数には言及なし 期間 信託期間は 3 事業年度 2~5 年で取締役会が定める期間 ( 付与は退任時 ) 対象者 取締役( 社外取締役及び監査等委員である取締役を除く ) 取締役( 監査等委員である取締役を除く ) 上席執行役員 業績達成条件 あり 言及なし 8

5. 報酬額改定株主提案について (1) 報酬額改定株主提案の概要報酬額改定株主提案は 定款変更株主提案が否決され かつ取締役選任株主提案 2が承認可決されたことを条件として 取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) の報酬等の額を年額 456 百万円以内 ( 内 社外取締役分は 72 百万円以内 ) とすることを提案するものであります (2) 当社取締役会の意見取締役会としては 報酬額改定株主提案に反対いたします (3) 反対の理由当社の取締役 ( 監査等委員である取締役を除きます 以下 本会社提案において同じです ) の報酬額は 2018 年の定時株主総会において 年額 420 百万円以内 ( 内 社外取締役分は 36 百万円以内 ) とご承認いただき今日に至っておりますが コーポレート ガバナンスの向上を目的とした社外取締役の増員等の事情を勘案し 監査等委員でない取締役の報酬額を年額 420 百万円以内に据え置いたうえで 社外取締役分を年額 60 百万円以内に改定すること 及び各取締役に対する具体的金額 支給の時期等の決定は 取締役会の決議によるものとすることを 本定時株主総会に付議する予定です なお 当該報酬額には 使用人兼務取締役の使用人分の給与は含まないものとします 上記より 監査等委員でない社外取締役の増員に伴う報酬額の増額は会社提案で十分担保されているため 報酬額改定株主提案は必要ないと判断いたします < 会社提案と株主提案の報酬枠の比較 > 会社提案報酬総額 420 百万円 / 年 ( 現行どおり ) 内 社外取締役分 60 百万円 / 年 (24 百万円 / 年増 ) 株主提案 456 百万円 / 年 (36 百万円 / 年増 ) 72 百万円 / 年 (36 百万円 / 年増 ) 以上 9