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Agenda サイジングとは? サイジングの重要性 サイジングの 3 つの工程 サイジングの実際 システム要件確認 - データベース - アプリケーション サイジング ベンチマーク Oracle のサイジング Oracle 構成相談サービス サービス利用例 無償技術サービス Oracle Direct Concierge Oracle Database バージョンアップ支援 Oracle 構成相談 (Sizing) サービス パフォーマンス クリニック サービス SQL Server からの移行アセスメント DB2 からの移行支援サービス Sybase からの移行支援サービス MySQL からの移行相談サービス PostgreSQL からの移行相談サービス Access からの移行アセスメント Oracle Developer/2000 Web アップグレード相談 仮想化アセスメントサービス ビジネスインテリジェンス エンタープライズエディション アセスメントサービス 簡易業務診断サービス http://www.oracle.com/lang/jp/direct/services.html 2

新規システム構築 / ハードウェアリプレース時の課題 システム構成 ( ハードウェア選定 ) について悩んでいませんか? これから構築するデータベースやアプリケーションには どれくらいのCPUやメモリが必要なの? パフォーマンス要件を満たすには どういう構成にすればいいの? 現在想定している構成に無理や無駄はないの? 適切なサーバサイジングで お悩み解決! 3

サイジングとは? 想定される負荷を見積もり それを処理するのに 十分な性能 台数のハードウェアを用意すること 4

サイジングを適切に行わないと リリース後にシステム性能問題発生 問題発生後の対策は非常に困難! 5

適切なサイジングに必要な 3 つの工程 可能な限りサイジングの精度を高めていく 同時アクセス数 トランザクション量 処理タイプ (OLTP,DSS) システム要件 の確認 サイジング 公表されているベンチマーク結果の参照 同様のシステム構成を参照 H/W 性能から計算 出来るだけ本番環境に近い環境でのベンチマーク ベンチマーク リリース ( 運用開始 ) 後に性能問題が発生するリスクを低減 6

Agenda サイジングとは? サイジングの重要性 サイジングの 3 つの工程 サイジングの実際 システム要件確認 - データベース - アプリケーション サイジング ベンチマーク Oracle のサイジング Oracle 構成相談サービス サービス活用事例 無償技術サービス Oracle Direct Concierge Oracle Database バージョンアップ支援 Oracle 構成相談 (Sizing) サービス パフォーマンス クリニック サービス SQL Server からの移行アセスメント DB2 からの移行支援サービス Sybase からの移行支援サービス MySQL からの移行相談サービス PostgreSQL からの移行相談サービス Access からの移行アセスメント Oracle Developer/2000 Web アップグレード相談 仮想化アセスメントサービス ビジネスインテリジェンス エンタープライズエディション アセスメントサービス 簡易業務診断サービス http://www.oracle.com/lang/jp/direct/services.html 7

適切なサイジングに必要な 3 つの工程 同時アクセス数 トランザクション量 処理タイプ (OLTP,DSS) システム要件 の確認 サイジング 公表されているベンチマーク結果の参照 同様のシステム構成を参照 H/W 性能から計算 出来るだけ本番環境に近い環境でのベンチマーク ベンチマーク ポイント はじめに処理タイプを確認 ピーク時を想定して性能要件を算出 将来の増加率を予測して性能要件を算出 8

ポイント 1. はじめに処理タイプを確認 対象となるデータベース システムの 特性 を確認 データベース システムは大きく分けて下記 2 種類 OLTP 系と DSS/DWH 系の特徴 OLTP DSS/DWH 履歴データ 尐 大量 処理負荷 定型の処理 DML 中心 非定型の問合せ 索引 多 小 結合 多 小 複製データ 正規化 DBMS 非正規化 DBMS 集計 希尐 一般的 処理タイプにより考慮すべき性能要件やサイジングの指標は異なる 9

ポイント 2. ピーク時を想定して性能要件を算出 アフ リ アフ リ アフ リ AS AS AS AS AS AS AS アプリケーションサーバ リクエスト数 ( 秒間ページ数など ) アプリケーションの複雑度 etc. DB DB DB DB DB DB DB データベースサーバ 同時接続ユーザ数 ( セッション数 ) トランザクション数 データベースのサイズ etc. システム概要や総利用ユーザ数の確認等によってピーク値を予測 10

例 ) OLTP 系 WEB システムアプリケーションサイジング要件 : リクエスト数 明らかになっている数値目標から算出する Page 数 / 秒 : Web システムに対して 1 秒間に要求する Page 数 ( ブラウザに表示される画面数 ) 例 ) 一日当りのトランザクション数とページ数から算出 P = Page 数 / 秒 ( 目標スループット ) Pd = Page 数 / 日 Td = 1 日 (7H 稼動 ) 当りのトランザクション数 ( 業務レベル ) Pa = 1トランザクションあたりの平均ページ数 Pd = Td * Pa P = Pd / 7( 時 ) / 60( 分 ) / 60( 秒 ) X?( ピーク時を想定 ) 11

例 ) OLTP 系 WEB システムデータベースサイジング要件 : 同時接続ユーザー数 明らかになっている数値目標から算出する 同時接続ユーザー数 : 必要とされる同時接続ユーザー数 例 ) 目標スループットと実ユーザーでの処理時間から算出 P = Page 数 / 秒 ( 目標スループット ) ピーク時を想定 U = 想定ユーザー数 Pa = 1トランザクションあたりの平均ページ数 S = 人が操作して1トランザクションあたりの総処理秒 U = P / (Pa / S) 12

ポイント 3. 将来の増加率を予測して性能要件を算出 予測が難しい場合は前もって拡張性を考慮した設計をする 13

適切なサイジングに必要な 3 つの工程 同時アクセス数 トランザクション量 処理タイプ (OLTP,DSS) システム要件 の確認 サイジング 公表されているベンチマーク結果の参照 同様のシステム構成を参照 H/W 性能から計算 出来るだけ本番環境に近い環境でのベンチマーク ベンチマーク ポイント 参照対象の選定 ハードウェア性能検証結果 一般公開されているベンチマーク結果 14

ポイント : 参照対象の選定ハードウェア性能検証の結果 http://www.oracle.co.jp/solutions/grid_center/ 使用用途やユーザー規模に応じたサイジング情報 最適なハードウェア構成情報を提供 15

ポイント : 参照対象の選定一般公開されているベンチマーク結果 http://www.tpc.org/tpcc/ 最新ハードウェアの処理性能や価格性能比の指標を提供 16

参考 ディスク I/O(Input/Output) ボトルネックについて CPU やメモリのサイジングだけでよいか? CPU のマルチコア化 メモリの大容量化などによる性能向上が期待されるが CPU やメモリを増強してもパフォーマンスが向上しないケースがある idle ディスクドライブの性能が CPU 性能に対し不足している可能性あり ディスクドライブは DB サーバーを構成するデバイスの中でも相対的に性能が低いため パフォーマンスのボトルネックになりやすい!! 17

参考 ディスク I/O 削減に効果的な機能 Automatic Storage Management(ASM) 従来の DB 設計 論理設計 表 索引 表領域 Automatic Storage Management 論理設計 表 索引 表領域 物理設計 データファイルファイルシステム Volume Manager 物理設計 ASMによるストレージ仮想化 ディスクグループ ディスク ドライブ セル 複雑な物理設計 ディスクレイアウト設計 ディスク追加時の手作業のパフォーマンス最適化 ( 高度なスキルが必要 ) ストレージ技術によるミラーリング ストライピング ( ハイエンド ストレージの機能 ) 物理構造を Oracle Database に最適化 自動的にリバランシング実施 自動的にミラーリング ストライピングを行い DB パフォーマンスの最適化 18

参考 ディスク I/O 削減に効果的な機能 Oracle Partitioning パーティショニング機能 (Oracle Partitioning) アプリケーションからは 1 つの表 として認識されるデータを データの特性や利用目的に合わせ 期間や範囲などの論理単位で分割し管理する手法 主なメリットは 管理性の向上 処理性能の向上 パーティション単位に様々な管理作業を実施することで処理時間の短縮が可能 パーティションの追加 索引再構成統計情報取得 バックアップ 負荷分散による同時実行性の向上 必要な行を含むパーティションだけにアクセスすることによる高速化 パラレル処理による集計処理の高速化 ( 例 ) 処理日付でレンジ パーティショニングし 10 月のデータを検索 パーティションの削除 4-6 月 7-9 月 10-12 月 1-3 月 19

参考 ディスク I/O 削減に効果的なアプライアンス製品 Oracle Exadata 従来型アーキテクチャの課題を解決 あらゆるデータ活用に圧倒的なパフォーマンスを発揮従来のアーキテクチャ Exadataを使用した場合 DB サーバー 問合せ ボトルネック 全件をサーバーに転送して必要なデータを抽出 全件検索処理 サーバーとストレージのデータ転送帯域がボトルネック DB サーバー 問合せ InfiniBand 高速な理由 1 InfiniBand によるデータ転送帯域の確保 (40Gb/s) 高速な理由 2 ストレージ並列処理によりデータ量に依存しない高速な全件検索を実現 高速な理由 3 Smart Scan により Exadata が必要な行と列データだけを抽出して DB サーバーに転送 高速な理由 4 Storage Index により 不要な Disk I/O も削減 検索対象を全件検索 ストレージ 検索対象データの増加に伴いパフォーマンス劣化 Storage Server 側で検索結果だけを抽出 V2 New 20

適切なサイジングに必要な 3 つの工程 同時アクセス数 トランザクション量 処理タイプ (OLTP,DSS) システム要件 の確認 サイジング 公表されているベンチマーク結果の参照 同様のシステム構成を参照 H/W 性能から計算 出来るだけ本番環境に近い環境でのベンチマーク ポイント ベンチマーク ツールの利用 データベース設定 変更テスト アプリケーションの品質管理 21

ポイント : ツールの利用 データベース設定 リリース前の性能評価でツール活用 Oracle Enterprise Manager 10g なら簡単 確実 リスク リソース割当が不適切 必要なオブジェクトの作成が不明 ボトルネックとなる SQL への対処 EM 10g メモリ アドバイザによりリソースを最適な値で配分リソース不足によるパフォーマンス問題を解決 SQL アクセス アドバイザによりパッケージで発行される SQL に適したオブジェクトの作成が可能 SQL チューニング アドバイザにより高負荷の SQL に対しても最適な対処が可能 22

ポイント : ツールの利用 データベース設定 リソース使用率の調査 Oracle Enterprise Manager ハードウエア / OS 情報の取得 マシンリソースの使用率を表示 ハードウエア構成の詳細 23

ポイント : ツールの利用 データベース設定 最適なリソースの割当て Oracle Enterprise Manager メモリー アドバイザー メモリーの最適値をグラフから判断して設定 24

ポイント : ツールの利用 データベース設定 最適な SQL 処理に必要なオブジェクトの作成 Oracle Enterprise Manager SQL アクセス アドバイザー プログラムから発行されている SQL 文に対して最適なアクセスか診断 必要な索引やサマリー表の作成をアドバイス AWR カーソル キャッシュ ユーザ 定義 Enterprise Manager が必要なオブジェクトの作成をアドバイス 索引 サマリー表 ( マテリアライズド ビュー ) 25

ポイント : ツールの利用 データベース設定 最適な SQL 処理に必要なオブジェクトの作成 Oracle Enterprise Manager SQL アクセス アドバイザー 効率よく SQL を実行するためのオブジェクトの作成がアドバイスされます サマリ表 ( マテリアライズドビュー ) の作成がアドバイスされています 26

ポイント : ツールの利用 データベース設定 最適な SQL 処理に必要なオブジェクトの作成 Oracle Enterprise Manager SQL アクセス アドバイザー SQL の表示も可能 あらかじめパッケージのオブジェクトを作成するスクリプトの中に組み込むことも可能 27

ポイント : ツールの利用 データベース設定 負荷の高い SQL の特定 Oracle Enterprise Manager 上位 SQL カーソル キャッシュ内の最近の上位 SQL がリスト 期間 SQL AWR( 自動ワークロードリポジトリ ) で取得された上位 SQL の履歴がリスト カーソル キャッシュ AWR ADDM Enterprise Manager がパフォーマンスおよびリソース使用に関する SQL 文を分析 高負荷の SQL 文 28

ポイント : ツールの利用 データベース設定 負荷の高い SQL の特定 Oracle Enterprise Manager 上位 SQL SQL と実行計画 SQL 文と実行計画 ( 実行手順 アクセスパス ) が表示 上位 SQL 実行されている SQL の中で負荷の高い SQL をソートして表示 29

ポイント : ツールの利用 データベース設定 負荷の高い SQL の特定 Oracle Enterprise Manager 期間 SQL 履歴間隔の選択高負荷な SQL の履歴の取得間隔を設定出来ます 30

ポイント : ツールの利用 データベース設定 負荷の高い SQL のチューニング Oracle Enterprise Manager SQL チューニングアドバイザ 高負荷な問題となる SQL 文や実行計画を診断する 診断結果は? SQL 文の問題点を探し SQL 文の修正方法 必要な索引の作成をアドバイス SQL プロファイルの作成 失効 欠落している統計の収集 索引の作成 高負荷の SQL 文 SQL チューニング アドバイザ Enterprise Manager が負荷を軽減する最適な対処方法を提示 SQL 文の再構成 SQL プロファイルの作成 31

ポイント : ツールの利用 データベース設定 負荷の高い SQL のチューニング Oracle Enterprise Manager SQL チューニングアドバイザ 高負荷の SQL に対して SQL チューニング アドバイザを実行します 索引の作成がアドバイスされています アドバイスの実装 32

参考 SQL プロファイルの作成と使用 SQL プロファイルの作成 オプティマイザ ( チューニング モード ) SQL チューニングアドバイザ 補助的な統計を取得して SQL プロファイルを作成 SQL プロファイル チューニング後 オプティマイザ ( 通常モード ) 利用 チューニングされた実行計画 エンドユーザー 作成された SQL プロファイルを利用して実行計画を作成 アプリケーションの変更は不要! 33

ポイント : ツールの利用 変更テスト リプレース アップグレード検証でツール活用 Oracle Real Application Testing システム変更テストを効率的に実施 Database Replay 機能 システム全体のテスト向き SQL Performance Analyzer 機能 SQL 単体のテスト向き Analysis & Reporting 34

ポイント : ツールの利用 変更テスト Database Replay ワークフロー 本番環境 テスト環境 Clients リプレイ クライアント Mid-Tier リプレイ時に中間層やアプリケーションの構築は不要 キャプチャ 前処理 リプレイ 分析レポート 35

ポイント : ツールの利用 変更テスト SQL Performance Analyzer ワークフロー 本番環境 Clients テスト環境 SQL 実行 Mid-Tier SQL キャプチャ Storage SQLキャプチャ (STS) STS 移行 変更適用前 1 回目テスト 変更適用後 2 回目テスト 分析レポート 36

ポイント : ツールの利用 アプリケーションの品質管理 Web アプリに対する包括テストでツール活用 Oracle Application Testing Suite アプリケーション品質管理を効率的に実施 Load Testing for Web Applications 性能と拡張性を簡単かつ正確に計る負荷テスト Functional Testing for Web Applications 機能 / 回帰テストを自動化 Test Manager for Web Applications 品質に関わる全ての情報を一元管理 37

参考 Oracle Application Testing Suite ~ 国内導入ライセンス数 No.1 負荷テストソフトウェア ~ ライセンス本数 その他 25.2% 日本オラクル ( 旧エンピレックス ) 35.7% B 社 10.5% A 社 28.6% データ出典元 : 株式会社富士キメラ総研 2008 パッケージソリューション マーケティング便覧 38

ポイント : ツールの利用 アプリケーションの品質管理 Load Testing for Web Applications Oracle Application Testing Suite 負荷テストツール Load Testing for Web Applications - Web アプリケーションの性能と拡張性を簡単かつ正確にテスト [ 負荷テストの実施 ] QoE の計測 仮想ユーザ FW/LB Web AP DB サーバ性能の計測 39

Agenda サイジングとは? サイジングの重要性 サイジングの 3 つの工程 サイジングの実際 システム要件確認 - データベース - アプリケーション サイジング ベンチマーク Oracle のサイジング Oracle 構成相談サービス サービス活用事例 無償技術サービス Oracle Direct Concierge Oracle Database バージョンアップ支援 Oracle 構成相談 (Sizing) サービス パフォーマンス クリニック サービス SQL Server からの移行アセスメント DB2 からの移行支援サービス Sybase からの移行支援サービス MySQL からの移行相談サービス PostgreSQL からの移行相談サービス Access からの移行アセスメント Oracle Developer/2000 Web アップグレード相談 仮想化アセスメントサービス ビジネスインテリジェンス エンタープライズエディション アセスメントサービス 簡易業務診断サービス http://www.oracle.com/lang/jp/direct/services.html 40

いざ サイジング! サイジング方法 ( 理論 ) はわかったけど 実際には システム要件は緻密に定義したものの いざサイジングとなると的確な方法がわからない 参照対象となる類似システム ( 同規模システム ) 検証結果情報がみつからない 自分でやってみたサイジング結果に自信がもてない あなたにいちばん近いオラクル Oracle Direct にきいてみよう! 41

Oracle 構成相談サービス Oracle Direct がサイジングを支援 お客様の要件に基づき Oracle Database WebLogic Server を使ったシステムに必要な CPU やメモリサイズをアドバイス ご要望に合わせて 構成を決める際に必要な情報や推奨構成案もご案内 最新ハードウェア情報 検証結果 数多くの事例を元に あなたのシステム ( アプリケーション / データベース ) の サイジングを実施します! 新規システムの構成 既存システムリプレイスの際の指標として ぜひご活用下さい! http://www.oracle.com/direct/service/sizing.html 42

Oracle 構成相談サービス活用事例 Q1. 5 年前のサーバーをリプレースします どのような構成にすればよいでしょうか? 最新 H/W のサイジングが簡単にできて助かった! A1. ユーザー数が ** でデータ量が ** でしたら 最新のハードウェアでこれくらいの CPU とメモリをご用意ください Q2. 新規構築システムにおいて お客様に提出するためのシステム構成案を作成しました これは適切でしょうか? サイジングの精度確認 構成の適正確認 その他アドバイスをもらって よりよい構成にできた! A2. CPU 数は問題ありませんが メモリは最低 ** 程度必要となります 32bit OS をご利用予定とのことですが 可能な限り 64bit OS をご採用いただき 十分なメモリ領域を確保していただくことをおすすめいたします エンドユーザ様 ヒアリングシート送付 システム担当者様 診断レポート送付 Q3. 現行システムでパフォーマンスが劣化してきたため CPU やメモリの増設を検討しています どれくらい増設すれば足りるでしょうか? そもそも増設によって本当にパフォーマンスが向上するのでしょうか? 適切な対処により 早くなったことを実感できた! A3. 現行マシン スペックで CPU メモリともに十分なようです パフォーマンス劣化の原因は他にあるかもしれませんので 原因を確認したうえでシステム構成を考えていきましょう 43

まとめ 適切なサイジングには 3 つの工程が必要 システム要件の確認 ( データベース / アプリケーション ) はじめに処理タイプ確認 ピーク時を想定 増加率を予測 サイジング 参照対象の選定 Disk I/O 対策 ベンチマーク できるかぎり本番環境に近づける ツールを使って効率的に サイジング理論はわかっても実践は難しい 最新ハードウェア情報 検証結果 多くの事例が必要 Oracle 構成相談サービス オススメ! 本セミナーの内容は OTN にも掲載されております ( 構成相談レポートサンプルもご確認いただけます ) お悩み解決! オラクルのサイジング http://www.oracle.com/technology/global/jp/pub/jp/articles/ord/sizing/index.html 44

OTN ダイセミでスキルアップ!! 技術的な内容について疑問点を解消したい! 一般的なその解決方法などを知りたい! セミナ資料など技術コンテンツがほしい! Oracle Technology Network(OTN) を御活用下さい http://otn.oracle.co.jp/forum/index.jspa?categoryid=2 技術的な疑問点は OTN 掲示版の データベース一般 へ OTN 掲示版は 基本的に Oracle ユーザー有志からの回答となるため 100% 回答があるとは限りません ただ 過去の履歴を見ると 質問の大多数に関してなんらかの回答が書き込まれております http://www.oracle.com/technology/global/jp/ondemand/otn-seminar/index.html 過去のセミナ資料 動画コンテンツは OTN の OTN セミナーオンデマンドコンテンツ へ ダイセミ事務局にダイセミ資料を請求頂いても お受けできない可能性がございますので予めご了承ください ダイセミ資料は OTN コンテンツオンデマンドか セミナ実施時間内にダウンロード頂くようお願い致します 45

OTN セミナーオンデマンドコンテンツ 期間限定にて ダイセミの人気セミナーを動画配信中!! ダイセミのライブ感はそのままに お好きな時間で受講頂けます OTN オンデマンド 掲載のコンテンツ内容は予告なく変更になる可能性があります 期間限定での配信コンテンツも含まれております お早めにダウンロード頂くことをお勧めいたします 46

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IT プロジェクト全般に渡る無償支援サービス Oracle Direct Concierge サービスメニュー システム運用状況の診断 パフォーマンス クリニック サービス システム セキュリティ診断サービス データ管理最適化サービス 運用 経営企画 業務改善計画の作成支援 業務診断サービス BI アセスメントサービス IT 企画 システム企画の作成支援 業務診断サービス BI アセスメントサービス システム構築時の道案内 Access / SQL Server からの移行 MySQL / PostgreSQL からの移行 Oracle Database バージョンアップ支援 Oracle Developer Web アップグレード システム連携アセスメントサービス 構築 設計 RFP/ 提案書の作成支援 BI アセスメントサービス メインフレーム資産活用相談サービス 仮想化アセスメントサービス Oracle 構成相談サービス Oracle Database 高可用性クリニック 48

あなたにいちばん近いオラクル Oracle Direct まずはお問合せください Oracle Direct 検索 システムの検討 構築から運用まで ITプロジェクト全般の相談窓口としてご支援いたします システム構成やライセンス / 購入方法などお気軽にお問い合わせ下さい Web 問い合わせフォームフリーダイヤル 専用お問い合わせフォームにてご相談内容を承ります http://www.oracle.co.jp/inq_pl/inquiry/quest?rid=1 フォームの入力には Oracle Direct Seminar 申込時と同じログインが必要となります こちらから詳細確認のお電話を差し上げる場合がありますので ご登録さ れている連絡先が最新のものになっているか ご確認下さい 0120-155-096 月曜 ~ 金曜 9:00~12:00 13:00~18:00 ( 祝日および年末年始除く ) 49

以上の事項は 弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです また 情報提供を唯一の目的とするものであり いかなる契約にも組み込むことはできません 以下の事項は マテリアルやコード 機能を提供することをコミットメント ( 確約 ) するものではないため 購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい オラクル製品に関して記載されている機能の開発 リリースおよび時期については 弊社の裁量により決定されます Oracle PeopleSoft JD Edwards 及び Siebel は 米国オラクル コーポレーション及びその子会社 関連会社の登録商標です その他の名称はそれぞれの会社の商標の可能性があります 50