都道府県バスケットボール協会 事務局御中 2019 年 4 月 2 日 公益財団法人日本バスケットボール協会 審判担当ダイレクター / 審判委員長宇田川貴生 2019 年度 U 1 2 カテゴリー新ルール変更点について 拝啓時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます さて 2019 年度から適用する U12 カテゴリー新ルール変更点について 下記の通り連絡いたします 都道府県におかれましたはご理解とご協力をよろしくお願いします 敬具 記 1. 適用時期 変更内容については 別添資料を参照ください 別添資料 2019 年度 U12 新ルール変更点 20190401 この資料は F I B A 新ルール変更点 2 0 1 9 0 2 0 6 および U 12 カテゴリーにおける競技規則の一部変更について マンツーマン推進におけるテクニカルファウルの対応変更について の内容に加え これまでの競技規則とミニバスケットボール競技規則の相違点も含めて 2 019 年度の U 12 カテゴリー新ルールの変更点をまとめたものであり 新たなルール変更を示すものではありません 2. 各所連絡について 2019 年 4 月 2 日都道府県バスケットボール協会事務局 都道府県審判長 2019 年 4 月 2 日全登録審判員 J B A 公認コーチ U 1 2 カテゴリーチーム責任者へTeamJBAを通して送付 以上 本件に関する問い合わせ先 公益財団法人日本バスケットボール協会育成普及担当 : 松澤 E - M A I L j b a - uc@ b a s k e t b a l l. o r. j p 電話 03-4415-2020 / F A X 0 3-4 4 1 5-2 0 2 1
2019 年度 U12 カテゴリー新ルール変更点 20190401 JBA 審判担当 U12 カテゴリー部会 2019 年度の U12 カテゴリー新ルールの適用については 以下の対応により実施する ただし 以下に 記載のない事項については ミニバスケットボール競技規則によるものとする なお この資料は FIBA 新ルール変更点 20190206 および U12 カテゴリーにおける競技規則の一部変更について マンツーマン推進におけるテクニカルファウルの対応変更について の内容に加え これまでの競技規則とミニバスケットボール競技規則の相違点も含めて 2019 年度の U12 カテゴリー新ルールの変更点をまとめたものであり 新たなルール変更を示すものではない < 変更点概略 > 1 施設用具に関する事項 ( 変更点 1,5) 競技運営関連 2 競技規則に関する事項 ( 変更点 2,3,4,6,8,9,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20) 審判関連 3 言葉の整理 ( 変更点 7,10) 審判関連 < 適用時期 > 変更点 11( テクニカルファウル ),12( 失格 退場 ),20( マンツーマンペナルティー ) 2018 年度全国ミニバスケットボール大会から適用する その他の変更点 2019 年 4 月 1 日から適用する 1. 制限区域 ( ミニバス競技規則第 4 条境界線とコート内のライン ) JBA 競技規則に則ったコートデザインも利用できるようにするため 制限区域はミニバスケットボール競技規則第 4 条に定める台形または JBA 競技規則第 2 条 4-3 に準拠する長方形とする 2. プレーヤーが負傷した場合 ( ミニバス競技規則に規定なし ) 負傷したプレーヤーの交代について新たに規定するため JBA 競技規則第 5 条を準用する 怪我をしたプレーヤーが速やかに ( 約 15 秒以内 ) プレーを継続できない場合 プレーヤーは交代をしなければならない ゲーム中に出血したり傷口の開いているプレーヤーは交代しなければならない 怪我をしたプレーヤーがタイムアウト中に回復した場合 プレーを続行することができる
3. 主審の任務と権限 ( ミニバス競技規則第 9 条審判 ) 主審のみの任務の一部を審判 ( 主審または副審 ) の任務とし より円滑な 競技進行を図るため JBA 競技規則第 40 条を準用する 5 個のファウルを宣せられたプレーヤーは審判によってそのことを伝えられ 速や かにコートを離れなければならない JBA 競技規則では 主審 は クルーチーフ 副審 は アンパイア とし ている 4. コーチ ( ミニバス競技規則第 13 条構成 第 14 条コーチ ) 新たにアシスタントコーチのエントリーを認めるため JBA 競技規則第 4 条および第 7 条を準用する 各チームの構成にアシスタントコーチを加える コーチとアシスタントコーチは 一度にどちらか一方であればゲーム中に立ち続けることを認める 5. チームベンチエリア ( ミニバス競技規則第 14 条コーチ ) コーチの移動できる範囲を明確にするため JBA 競技規則第 2 条を準用する 大会主催者は 次の 2 本のラインでチームベンチエリアを区画する サイドラインと直角に センターラインから 3m 離れた位置に引いたライン エンドラインを延長したライン 6. 身につけるもの 身につけてはいけないもの ( ミニバス競技規則第 14 条コーチ 第 15 条ユニフォーム ) 身につけてはいけないものと T シャツ アンダーガーメント以外の身につけるものを定めるため JBA 競技規則第 4 条を準用する プレーをするのにふさわしくないもの ゲームに支障をもたらすものを身につけてはならない 身につけるものは シャツと同じ主となる色か黒色か白色のもので 同じチームのプレーヤーは同じ色を着用しなければならない 7. 競技時間 ( ミニバス競技規則第 16 条 ) 使用する言葉を整理し 表現を統一するため FIBA 新ルール変更点 20190206 を適用する クォータータイム を インターバル に変更する 延長時限 を オーバータイム に変更する 競技時間そのものに変更はない 6-1-6-5-6-1-6(-2-3 )
8. 出場と交代 ( ミニバス競技規則第 23 条 ) 8 人以上による試合成立を導入するため 交代により多くのプレーヤーに出場機会を与えるため 8 人以上による試合成立と交代を適用する 競技者登録数が 8 人または 9 人のチームでも試合成立を認める 10 人以上のチームの出場ルールはこれまで通り 第 4 クォーターと各オーバータイムでは ボールがデッドでゲームクロックが止まった ときに交代を認める 交代席は設けなくてもよい 交代席がない場合 交代するプレーヤーは スコアラーズテーブルの横に腰を下ろして待つ 9. タイムアウト ( ミニバス競技規則第 24 条 ) きめ細かく指導する機会を与えるため タイムアウトが認められる時機を明確にするため タイムアウト回数の変更を適用する JBA 競技規則第 18 条を準用する ただし ゲームの最後の 2 分間における再開時にスローインする位置の選択は採用しない 各クォーターおよびオーバータイムに 1 回ずつ 45 秒間のタイムアウトをとることができる タイムアウトが認められる時機は 次のときに始まる ボールがデッドでゲームクロックが止められたときただし ファウルまたはバイオレーションのあとは 審判がテーブルオフィシャルズに伝達を終えたとき ( 両チームとも請求することができる ) 最後のフリースローが成功してボールがデッドになったとき( 両チームとも請求することができる ) 相手チームがフィールドゴールで得点したとき( 得点されたチームは請求することができる ) タイムアウトを認められる時機は スローインするプレーヤーにボールが与えられたとき あるいはフリースローの場合はボールがフリースローシューターに与えられたときに終わる 再開の方法 タイムアウトが認められた時点で指定された位置からのスローイン またはフリースローで再開する 10. ボールのコントロール ( ミニバス競技規則第 26 条 ) 使用する言葉を整理し 表現を統一するため 保持 を コントロール に変更する
11. テクニカルファウル ( ミニバス競技規則第 43 条 p85 スコアシートの記入法 ) スコアシート テクニカルファウルの規程と罰則を明確化するため FIBA 新ルール変更点 20190206 を適用する JBA 競技規則第 36 条を準用する 試合中のコーチの暴力的行為や暴言はコーチのテクニカルファウル (C) とする テクニカルファウルの罰則は 1 本のフリースローのみとする ボールをコントロールしていたチームのテクニカルファウルの場合 再開時のショッ トクロックは継続する ボールをコントロールしていないチームのテクニカルファウルの場合 再開時の ショットクロックは 24 秒にリセットする コーチのテクニカルファウルは (C) ベンチのテクニカルファウルは (B) と記入する マンツーマンディフェンスの基準規則の違反は マンツーマンペナルティー として別途処置する 12. コーチの失格 退場 ( ミニバス競技規則第 43 条 ) インテグリティ委員会の決定に対応し 新たに規定するため JBA 競技規則第 36 条を準用する コーチのテクニカルファウル (C)2 個で失格 退場とするベンチのテクニカルファウル (B)3 個またはベンチのテクニカルファウル (B)2 個と (C)1 個で失格 退場とする スコアシート コーチのテクニカルファウル (C)2 個またはベンチのテクニカルファウル (B)3 個 あるいはベンチのテクニカルファウル (B)2 個と (C)1 個で失格 退場となった場合は 隣の欄に (GD) と記入する 13. 処置の訂正 ( ミニバス競技規則第 48 条 ) 訂正できる誤りを追加して定めるため JBA 競技規則第 44 条を準用する フリースローの誤りに加え 得点の間違いも訂正できることを明記する 訂正できる時期は これまでのミニバス競技規則から変更しない 14. ショットクロック ( ミニバス競技規則第 12 条 第 37 条 ) ショットの機会と 1 対 1 の攻防を増やし よりスピーディーなゲーム展開とするため ショットクロックの変更を適用し 24 秒ルール /14 秒リセットを導入する JBA 競技規則第 29 条および第 50 条を準用する ただし 14 秒リセットはオフェンスリバウンド ( チームリバウンドを含む ) のみとする ボールがバックボードとリングの間に挟まった場合は 24 秒または 14 秒のリセットとする
15. スローイン ( ミニバス競技規則第 40 条 ) ゲームの最後の 2 分間での遅延を防ぐため FIBA 新ルール変更点 20190206 を適用する ゲームの最後の 2 分間でのスローインに対する遅延行為は TF とする 審判はプリベンティブシグナルで警告を与える 16. アンスポーツマンライクファウル ( ミニバス競技規則第 46 条 ) ゲームの最後の 2 分間でのスローインのとき オフボールで起きたファウルについて新たに規定するため JBA 競技規則第 37 条を準用する ゲームの最後の 2 分間でのスローインのとき スローインのボールが手から離れる前にコート上のディフェンスプレーヤーが起こしたファウルはアンスポーツマンライクファウルとする (C4 適用 ) U12 では UF,DQ のフリースロー後のスローインは センターラインの延長から行い ショットクロックは 24 秒にリセットする 17. ドリブル ( ミニバス競技規則第 32 条 ) ドリブルについての規定を明確化する FIBA 新ルール変更点 20190206 を適用する バックボードを狙ってボールを投げることはドリブルではない 18. ダブルファウル ( ミニバス競技規則第 45 条 ) ダブルファウルとみなすための条件を新たに定めるため FIBA 新ルール変更点 20190206 を適用する ダブルファウルとみなすためには 次の条件を満たすことが求められる - 両方のファウルが プレーヤーのファウルであること - 両方のファウルが 体の触れ合いを伴うファウルであること - 両方のファウルが 対戦プレーヤー間で起きること - 両方のファウルの罰則が等しいこと 条件を満たさない場合はダブルファウルとはならず 事象が起きた順番通りに処置する U12 では オフェンスファウルでもチームファウルの罰則によるフリースローを与える ( 継続 ) 19. ファイティング ( ミニバス競技規則に規定なし ) これまでなかった規定を新たに定めるため JBA 競技規則第 39 条を準用する
20. マンツーマンペナルティー ( マンツーマンディフェンスの基準規則 ) マンツーマンディフェンスの基準規則違反について 競技規則によるテクニカル ファウルと明確に分けるため マンツーマン推進におけるテクニカルファウルの対応変更についてを適用する マンツーマンディフェンスの基準規則違反による赤旗対応のテクニカルファウルは マンツーマンペナルティー (M) に変更する マンツーマンペナルティーはスコアシートのコーチのファウル欄に (M) と記入する マンツーマンペナルティーは 3 個で失格 退場とする マンツーマンペナルティーとテクニカルファウルは合算しない マンツーマンペナルティーはチームファウルに数えない マンツーマンペナルティーによる失格 退場は規律案件とはしない 審判のシグナル マンツーマンコミッショナーの説明が終わったら 審判は笛を鳴らし 声で スコアシート マンツーマンペナルティー を宣し 1 本のフリースローを示す マンツーマンペナルティー 3 個で失格 退場となった場合 3 個目の (M) の隣の 欄に (GD) と記入する 21. スコアシート ( ミニバス競技規則 p84) U12 カテゴリー新ルールに対応するため U12 カテゴリーで使用するスコアシートは 別紙の様式とする コーチのファウル欄の記入 コーチのファウル欄に テクニカルファウル (BorC) とマンツーマンペナルティ (M) を 事象が起きた順に記入する
MINI-BASKETBALL OFFICIAL SCORESHEET 大会名 スコア Score チーム A - - チーム B 日付会場クルーチーフスコアラー 年月日時間 : アンパイア タイマー Game No. - - A スコアラー ショットクロックオヘ レーター ( 延長 ) チーム A: Team A ( 白 ) タイムアウト 1 2 3 4 OT ランニングスコア RUNNING SCORE A B A B A B 1 1 41 41 81 81 ライセンス No. 選手氏名 Players 出場時限ファウルチーム 2 2 42 42 82 82 1 2 3 4 1 2 3 4 5 ファウル 3 3 43 43 83 83 1 4 4 44 44 84 84 2 1Q 2Q 5 5 45 45 85 85 3 1 1 6 6 46 46 86 86 4 2 2 7 7 47 47 87 87 5 3 3 8 8 48 48 88 88 6 4 4 9 9 49 49 89 89 7 10 10 50 50 90 90 8 3Q 4Q 11 11 51 51 91 91 9 1 1 12 12 52 52 92 92 10 2 2 13 13 53 53 93 93 11 3 3 14 14 54 54 94 94 12 4 4 15 15 55 55 95 95 13 16 16 56 56 96 96 14 17 17 57 57 97 97 15 18 18 58 58 98 98 コーチ : A. コーチ : 19 19 59 59 99 99 20 20 60 60 100 100 チーム B: Team B ( ) 21 21 61 61 101 101 タイムアウト 22 22 62 62 102 102 1 2 3 4 OT 23 23 63 63 103 103 24 24 64 64 104 104 ライセンス No. 選手氏名 Players 出場時限ファウルチーム 25 25 65 65 105 105 1 2 3 4 1 2 3 4 5 ファウル 26 26 66 66 106 106 1 27 27 67 67 107 107 2 1Q 2Q 28 28 68 68 108 108 3 1 1 29 29 69 69 109 109 4 2 2 30 30 70 70 110 110 5 3 3 31 31 71 71 111 111 6 4 4 32 32 72 72 112 112 7 33 33 73 73 113 113 8 3Q 4Q 34 34 74 74 114 114 9 1 1 35 35 75 75 115 115 10 2 2 36 36 76 76 116 116 11 3 3 37 37 77 77 117 117 12 4 4 38 38 78 78 118 118 13 39 39 79 79 119 119 14 40 40 80 80 120 120 15 コーチ : A. コーチ : 勝利チーム 試合終了時間