環境活動レポート 平成 23 年度 ( 平成 23 年 10 月 ~ 平成 24 年 9 月 ) 平成 24 年 11 月 16 日作成 PPU BE 株式会社別府梢風園 エコアクション 21 認証 登録番号 0003059
目 次 1. 組織の概要 1 2. 対象範囲 1 3. 環境方針 2 4. 環境目標 3 5. 環境活動計画 4 6. 環境目標の実績 5 7. 環境活動の取組結果とその評価, 次年度の取組内容 6 8. 環境関連法規等の遵守状況確認及び評価の結果並びに違反 起訴等の有無 7 9. 代表者による全体の取組状況の評価及び見直しの結果 8
1. 組織の概要 (1) 企業理念 : 自然とコミュニケーション (2) 名 : 株式会社別府梢風園 (3) 代表者名 : 代表取締役別府壽信 (4) 所在地 : 8130025 本社福岡市東区青葉 1 丁目 6 番 53 号 (5) 関連会社 :( 株 ) 千年翠 (6) 法人設立年月日 :1976 年 6 月 23 日 (7) 環境管理責任者 : 寺島誠及び連絡先 TEL 0926910678 FAX 0926914554 HP www.shoufuen.co.jp Email info@shofuen.co.jp 佐賀支店佐賀県唐津市半田 1938 番地 (8) 事業内容 : 土木工事業 石工事業 とび 土工工事業 舗装工事業 造園工事業 造園用資材販売 樹木診断 保護 養生 回復 (9) 事業の規模 : 資本金 85.000 千円役員 8 名従業員 7 名売上高 522 百万 ( 平成 23 年度 ( 平成 23 年 10 月 1 日 ~ 平成 24 年 9 月 30 日 ) 実績 ) 2. 対象範囲 (1) 認証登録の対象組織 : 株式会社別府梢風園 関連会社株式会社千年翠 < 中国浙江省台州市崇梵寺水蓮池作庭 > (2) 認証登録の対象活動 : 土木工事業 石工事業 とび 土工工事業 舗装工事業 (3) 対象外 : なし 造園工事業 造園用資材販売 樹木診断 保護 養生 回復 本社 代表取締役別府壽信 取締役会長別府保男 EA21 委員会 環境管理責任者 寺島誠 EA21 事務局寺島誠 ( 兼務 ) 千年翠 3 人 総務部 2 人 営業部 4 人 技術部 5 人 1
3. 環境方針 2
4. 環境目標 平成 18 年度を基準年とする平成 23 年度の単年度と中長期の環境目標は 以下のとおりです 基準年 単年度目標 ( 年度 :10 月 ~ 翌年 9 月 ) 中長期目標 環境目標活動場所単位 H18 年度実績 H23 年度 H24 年度 H25 年度 H26 年度 1 二酸化炭素排出量の削減 kg CO 2 / 売上百万円 121.2 111.5 以下 (8%) 110.3 以下 (9%) 109.0 以下 (10%) 107.8 以下 (11%) 2 廃棄物排出量の削減 t/ 売上百万円 0.118 0.108 以下 (8%) 0.107 以下 (9%) 0.106 以下 (10%) 0.105 以下 (11%) 3 総排水量の削減 m 3 / 売上百万円 0.74 0.680 以下 (8%) 0.673 以下 (9%) 0.666 以下 (10%) 0.658 以下 (11%) 4 グリーン購入の促進 ( 事務用品 ) 品目 対象事務用品購 H23 年度実績値に基づき次年度以降の目標を設定入品目数の現状する把握 ( 再生建設資材 ) 件数 対象再生建設資 H23 年度実績値に基づき次年度以降の目標を設定材調達工事の現する状把握 化学物質の使用量及び管 5 kg 現状把握理の適正化 化学物質の使用量を把握し適正使用と適正管理を徹底する 6 再生浄化汚泥の活用件数 現状把握 H24 年度実績値に基づき次年度以降の目標を設定する 備考 ) ( ) は H18 年度実績値に対する削減率を示す 二酸化炭素排出量の購入電力排出係数は 0.369kgCO2/kWh( 九州電力 ( 株 )H21 年度実排出係数 ) を用いた 3
5. 環境活動計画 環境目標を達成するために取組んだ平成 23 年度の環境活動計画の内容は 以下のとおりです 取組目標 責任者 活動場所 具体的活動項目 スケジュール 10~12 月 1~3 月 4~6 月 7~9 月 電気使用量の削減 寺島 OA 機器の不要電力 OFF 昼休み消灯 エアコンの調整 ( 夏期 28, 冬期 20 ) 節電効果機器の導入 1 二酸化炭素排出量の削減 都市ガス使用量の削減 別府 ( 幸 ) トイレの手洗い場 食器洗浄時の温水使用抑制 ガソリン 軽油使用量の削減 秋山 エコカーの積極的導入 エコドライブ徹底 車両整備の実行 リサイクルの徹底 別府 ( 幸 ) 廃棄物分別の徹底 マニュフェストの管理 古紙回収の徹底 2 廃棄物排出量の削減 用紙使用量 塩田 コピー用紙購入枚数の把握 両面印刷の徹底 裏紙使用の促進 3 総排水量の削減 節水活動と雨水の有効活動 一瀬 節水コマ設置 庭木散水時間の制限 水漏れ防止の点検 雨水の効率的活用 4 グリーン購入の促進 岩井原 事務用品のグリーン購入 資材等のグリーン購入 5 化学物質使用量及び管理の適正化 秋山 MSDS による化学物質の適正管理の徹底 化学物質使用量 保管量の管理 浄水汚泥を混入した緑化基盤材による緑化推進の提案 秋山 福岡市の水道浄化で発生する汚泥を調達し 緑化の基盤材として提案します 6 再生浄化汚泥の活用 ( その他 ) 設計時における緑化推進の提案 秋山 新築外構工事ご契約に対して 樹木 1 本進呈 設計における緑化の推奨 市町村における緑化補助金申請の提案 4
6. 環境目標の実績 平成 23 年度における環境目標の達成状況は 以下のとおりです 設定した環境目標 6 項目の内 におけるグリーン購入については現状把握が不十分であったが その他 5 項目はすべて目標を達成できました 環境目標項目 活動場所 単位 基準年 H23 年度 (H23 年 10 月 ~ H24 年 9 月 ) H18 年度実績目標実績 目標達成率 目標達成状況 1 二酸化炭素排出量の削減 kgco 2 / 売上百万円 121.2 111.5 以下 (8%) 91.9 121.0% 2 廃棄物排出量の削減 t/ 売上百万円 0.118 0.108 以下 (8%) 0.076 142.0% 3 総排水量の削減 m 3 / 売上百万円 0.74 0.680 以下 (8%) 0.674 101.0% ( 事務用品 ) 品目数 対象事務用品購入品目数の現状把握 購入品目 6 4 グリーン購入の促進 ( 再生建設資材 ) 件数 対象再生建設資材調達工事の現状把握 不十分 化学物質の使用量 5 及び管理の適正化 対象化学物質使用量の現状把握 対象化学物質 57.35 再生浄化汚泥の活 6 件数 用 活用件数の現状把握 0 備考 ) ( ) はH18 年度実績値に対する削減率を示す 二酸化炭素排出量の購入電力排出係数は0.369kgCO2/kWh( 九州電力 ( 株 )H21 年度実排出係数 ) を用いた 目標達成率の算定: 削減目標の場合目標 実績 100 表記区分 : 達成 : 未達成 : 判定不可 5
7. 環境活動の取組結果とその評価 次年度の取組内容 平成 23 年度の環境への取組状況と今後の予定は 以下のとおりです 環境目標項目 取組項目 活動場所 取組結果 評価及び次年度 ( 平成 24 年度 ) 取組内容 1 二酸化炭素排出量の削減 電力 都市ガス 燃料 OA 機器の不要電力 OFF 昼休み消灯 エアコン温度の調整 節電効果機器の導入 トイレの手洗い場 食器洗浄時の温水使用抑制 エコカーの積極的導入 エコドライブ徹底 車両整備の実行 車輌運転の見直し 実行 4 項目掲げた取組の内 エアコン温度の調整 昼休み消灯は実行できた 実行できた 4 項目掲げた取組のうち エコカー導入のみ実行できなかった 23 年度掲げた取組項目の実施状況は良好な結果であったため 次年度も継続して取り組んでいきたい 2 廃棄物排出量の削減 分別の徹底によるリサイクルの促進 再利用の促進 適切に処理業者に委 所期の取組が予定通託してリサイクルするこりできたので 前年度とができた の取組を継続する 庭木への散水回数の制限 3 総排水量の削減 ( 通常 1 回 /2 日から1 回 /3 日 ) 水漏れ防止の点検 雨水の効率的活用 実行できた 所期の取組が予定通りできたので 前年度の取組を継続する 4 グリーン購入の促進 対象事務用品購入品目数の現状把握 対象再生建設資材調達工事の現状把握 実行できた 実行したが 対象商品の把握が不完全であった 現状把握ができたので 今後の環境目標を設定する 引き続き次年度もこの取組を継続する 5 化学物質の使用量及び管理の適正化 化学物質の適正使用と適正管理を徹底する 実行できた 使用状況を引き続き把握するとともに 化学物質の今後の適正使用 管理に努める 6 再生浄化汚泥の活用 浄水汚泥を混入した緑化基盤材による緑化推進の提案 現状把握を行ったが 対象物件がなかった 引き続き現状把握に努める 備考 ) ( ) は H18 年度実績値に対する削減率を示す 二酸化炭素排出量の購入電力排出係数は 0.369kgCO2/kWh( 九州電力 ( 株 )H21 年度実排出係数 ) を用いた 6
8. 環境関連法規等の遵守状況確認及び評価の結果並びに違反 訴訟等の有無 環境関連法規の遵守状況は以下のとおりであり 事業活動に当たっては該当法規を遵守することができました また 関係機関等からの違反等の指摘や 外部からの訴訟等も 過去 3 年間ありませんでした < 廃棄物処理 リサイクル関連 > 環境法規制等の名称 / 略称 適用範囲項目遵守事項 確認方法 遵守状況評価 収集 運搬 処分は 許可を受けた産業廃棄物収集 運搬業者並び許可業者への委託委託契約書に産業廃棄物処分業者に委託すること 委託基準の遵守 収集運搬業者及び処分業者との書面による委託契約 委託契約書の保管 :5 年間保存 委託契約書 廃棄物処理法 産業廃棄物 管理票の交付( 発行 ): 廃棄物の種類ごと 運搬先ごと 管理表の交付 管理票の記載事項: 廃棄物の種類 荷姿 最終処分を行なう所在 マニフェスト 地 など 管理表の写しの交付 運搬受託者が運搬を終了した時は 管理表を交付した者に当該管理表の写しを送付しなければならない マニフェスト 管理表の写しの交付を受けるまでの期間 管理表に関する知事への定期報告 交付から 90 日以内 ( 運搬 処理処分 ) 及び 180 日以内 ( 最終処分 ) に管理票の写しが返却の場合 照合確認と共日時に届け出る 毎年 6 月 30 日までに前年度 (3 月 31 日以前の 1 年間 ) に交付した管票の交付状況を様式第 3 号により知事に提出しなければならない マニフェスト 産業廃棄物処理実績報告書 写しの交付を受けないとき 規定する事項が記載されていない管理 管理表の適切な措置 表や虚偽の記載のある管理表の写しを受けた場合は 適切な措 マニフェスト 置を講じなければならない 廃棄物 管理表の保存期間 管理票写し:5 年間保存 マニフェスト 収運基準 積上げ高さの厳守 養生 保管場所の識別 聞き取り 焼却禁止 野焼きは禁止 聞き取り 建設リサイクル法 新築工事及び解体改修工事 発注者への書面による計画等説明 工事着手する日の7 対象建設工事の届出 日前までに必要事項を都道府県知事に届け出 発注者へ書面による完了報告 契約書 分別解体等 再資源化等の促進 再生資源の使用 発生抑制( 施工方法 資材選択 ) ラージリサイクル法指定副産物事業者の責務計画書 再利用 再生利用 再資源化努力 < 騒音 振動関連 > 騒音規制法 振動規制法 < 化学物質関連 > 農薬取締法 特定建設作業 適用指定地域 特定建設作業 適用指定地域 特定建設作業の届出 知事へ7 日前までに届け出 作業敷地境界にて85デシベル以下 聞き取り 該当なし 特定建設作業の届出 知事へ7 日前までに届け出 作業敷地境界にて75デシベル以下 聞き取り 該当なし 農薬販売者の届出 福岡県農薬指導士認定書 販売の制限または禁止 特定農薬以外の農薬( 無登録 ) の販売禁止伝票帳簿 農薬受払帳簿を備え付け 常に販売数量 在庫数量を確認出帳簿の保管管理農薬受払帳簿来るようにしなければならない 農薬の有効成分の含有量や効果について 誤認させるような虚偽の宣伝等の禁止 MSDS 宣伝を行うことを禁止している PRTR 法化学物質排出量の把握 届出 化学物質排出管理 届出聞き取り該当なし < その他 > 農薬 地球温暖化対策推進法温室効果ガス 知事の許可 事業活動に関し 温室効果ガスの排出の抑制等のための措置( 他の者の温室効果ガスの 排出の抑制並びに吸収作用の保全排出の抑制等に寄与するための措置を含む ) を講ずるように努めるとともに 国及び地方及び強化公共団体が実施する温室効果ガスの排出の抑制等のための施策に協力しなければならな 記録 6で確認 い グリーン購入法環境物品環境物品の選択 物品を購入する際は できる限り環境物品等を選択するように努める伝票帳簿 7
9. 代表者による全体の取組状況の評価及び見直しの結果 平成 24 年 10 月 26 日に エコアクション 21 の全体評価と見直し会議を実施しました 代表者による 評価 見直し結果は 以下のとおりです (1) 環境への取組状況について 環境目標の達成状況については 新ガイドラインへの対応から 平成 23 年度から設定した 6 項目 ( 二酸化炭素排出量 廃棄物排出量 総排水量 グリーン購入 化学物質 再生浄化汚泥の活用 ) のうち グリーン購入 ( ) を除いた他の 5 項目は目標を達成できました このことから 社員の環境への意識は高まり 環境活動はより適切に行われていることを確認しました 今後とも社員一丸となって 環境意識の高揚を図り 環境負荷軽減のための取組を拡大していく予定です (2) 見直しの必要性と今後の取組に向けて 環境方針 環境目標 環境活動計画及び環境経営システムについては変更なしとし 今後とも継続的な環境改善活動を進めていきます 現在の環境目標 ( 原単位値 ) については 更なるデータを累積し 取組量との関連性を分析して 見直しの必要性を今後見極めていく予定です 8