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アート VS 側溝縦断用 製品 CAD データ 近畿版 製品名 アート VS 側溝縦断用 サイズ ~ 2000 アート模様の付いた自由勾配側溝 コンクリート蓋は車道用と歩道用(300サイズ) グレーチング蓋は普通目 細目

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Transcription:

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1.2-1 1. はじめに 本技術資料の目的 構成の記載 2. 雪崩の基礎知識 雪崩に関する基礎的な知識の記載 2.1 雪崩の定義と種類 : 雪崩 の定義 及び種類について記載 2.2 雪崩の発生機構 : 雪崩の発生機構 発生形態と特徴 雪崩発生要因を記載 2.3 北海道の国道でみられる道路雪崩の特徴 : 北海道における道路雪崩の発生状況と特徴を記載 3. 雪崩現象把握のための着眼点 雪崩現象を把握するための着眼点について記載 3.1 気象状況の把握 : 雪崩発生の危険性を把握するための気象情報について記載 3.2 雪崩現象の観察のための着眼点 : 現地で雪崩発生の兆候や雪崩対策施設の状況を観察するための着眼点について記載 3.3 調査時の携帯機材 : 雪崩の観察 調査を実施する際の携行機材について記載 4. 応急対策 応急対策方法の事例を記載 4.1 雪崩の危険性軽減のための雪崩発生区内における応急処理 : 発生区における応急処理手法の例を記載 4.2 雪崩発生区以外における応急処理 : 走路または堆積区における応急処理手法の例を記載 図 1.2-1 本技術資料の構成

2.1-1 2.1-1 3 2.1-2 8 図 2.1-1 典型的な雪崩跡地の区分

表 2.1-1 雪崩の分類要素と区分名 2.1-2 点発生面発生乾雪湿雪表層全層 一点からくさび状に動き出す 一般に小規模 かなり広い面積にわたりいっせいに動き出す 一般に大規模 発生域の雪崩層 が水気を含まない 発生域の雪崩層 が水気を含む すべり面が積雪内部 すべり面が地面 表層雪崩 全層雪崩 図 2.1-2 表層雪崩と全層雪崩の概要

表 2.1-2 雪崩の分類名称 1 点発生乾雪表層雪崩 ( 2.1-3) 5 面発生乾雪表層雪崩 ( 2.1-4) 2.1-5 図 2.1-3 点発生乾雪表層雪崩の例

図 2.1-4 面発生乾雪表層雪崩の例 図 2.1-5 面発生湿雪全層雪崩の例

2.2-1 2.2-1 Wsin 図 2.2-1 雪崩発生の典型的な過程 2.2-1 2.2-2

表 2.2-1 弱層の種類と特徴 2.2-2 表 2.2-2 降雪粒子との結合が弱い雪面の種類と特徴

2.2-2 18 24 2-4p 2.1-4 発生点 H 表層雪崩 全層雪崩 24 18 見通し角 L3H 図 2.2-2 雪崩到達の目安

3545 30 60 2.2-3 2.2-4 30 602-3p 2.1-3 2.2-3 図 2.2-3 わが国の傾斜別雪崩頻度の報告例 図 2.2-4 発生区の傾斜角 ( 面発生乾雪表層雪崩 )

表 2.2-3 縦断形 横断形別雪崩発生頻度調査例

2.2-5 2.2-4 2.2-6 30 30 図 2.2-5 雪崩発生の植生条件

表 2.2-4 全層雪崩の発生防止に必要な立木密度 35 630 /ha l = 4.0m 40 1,250 /ha l = 2.8m 45 1,880 /ha l = 2.3m l 図 2.2-6 樹高と積雪の関係 1)

2.2-7 図 2.2-7 笹地斜面における全層雪崩発生までの過程 写真 2.2-1 笹地斜面で発生したクラック ( 左 ) と全層雪崩 ( 右 )

2.2.1 cm 2.2-8 図 2.2-8 しもざらめ雪が形成されやすい気象状況 ( 典型例 )

2.2-9 図 2.2-9 表面霜が形成されやすい気象状況 ( 典型例 ) * 45 4cm/h 2mm/h 8 * * 2.2-1

2.2-10 1m 1m 2.2-10 3m 3m 1981 56 2.2-5 図 2.2-10 積雪深と雪崩災害発生件数 表 2.2-5 平年と豪雪年における表層雪崩と全層雪崩の発生割合

2.3-1 1996 8 2006 18 18 161 115 1960 2.3-1 ( 件 ) 180 160 38 豪雪 平成 18 年豪雪 140 120 100 80 その他登山スキー集落道路 56 豪雪 59 豪雪 (1996 年 ) 60 40 20 0 1900 1905 1910 1915 1920 1925 1930 1935 1940 1945 1950 1955 1960 1965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 ( 寒候年 ) 図 2.3-1 全国の雪崩災害の発生状況 (1900( 明治 33 年 )~2008( 平成 20 年 )) 19001999 (2002) 20002008 (2008) *

2.3-2 66% 12 2.3-3 3 2.3-3 2.3-3 25 件数 20 15 10 5 5 月 4 月 3 月 2 月 1 月 12 月 0 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 * 寒候年 図 2.3-2 北海道の雪崩発生および雪崩の恐れによる月別通行止め発生件数 *1996 ( 8 )12 2008 ( 20 )5 湿雪雪崩 ( すり抜け ) 2 件 14 12 乾雪雪崩 乾雪雪崩 ( すり抜け ) 湿雪雪崩 湿雪雪崩 ( すり抜け ) 10 湿雪雪崩 13 件 乾雪雪崩 21 件 発生件数 8 6 4 乾雪雪崩 ( すり抜け ) 5 件 2 0 12 月 1 月 2 月 3 月 4 月 図 2.3-3 北海道の国道において発生した雪崩件数 ( 左 ) 及び月別発生件数 ( 右 ) ( 統計期間 :2001 年 ( 平成 13 年 )4 月 ~2006 年 ( 平成 18 年 )3 月 )

2.2.3

2-152-17p 3.1-1 3.1-2 表 3.1-1 各地域における なだれ注意報 発令基準 20 5 28 20 6 24 20 7 1 20 6 30 24 30cm 50cm 5 24 30cm 40cm 5 24 30cm 50cm 5 24 40 50 5 24 40cm 50 3 50 50 8 20mm

表 3.1-2 留意すべき気象情報 : 必要な情報 : 特に重要な情報

3.2-1 表 3.2-1 雪崩現象の観察のための着眼点

3.2-1 2.2-1 2.2-2 図 3.2-1 雪庇の形成 写真 3.2-1 雪庇の形成例

3.2-2 2.2-1 2.2-2 図 3.2-2 スノーボールの発生 写真 3.2-2 スノーボールの発生例

3.2-3 1020 12m 3.2-2 図 3.2-3 クラックの断面 表 3.2-2 灌木斜面におけるグライド速度と雪崩発生の危険度 写真 3.2-3 クラックの形成事例

3.2-4 図 3.2-4 雪しわの形成 写真 3.2-4 雪しわの形成事例

3.2-5 図 3.2-5 斜面積雪の平滑化

3.2-6 2.2-1 2.2-2 図 3.2-6 吹きだまりの形成模式図

2.2.3 3.2-7 3.2-1 図 3.2-7 雪崩による樹木の被害 ( イメージ )

3.2-8 2.2-1 2.2-2 図 3.2-8 樹木の着雪 冠雪の崩落 写真 3.2-5 樹木の着雪 冠雪形成事例

3.2-9 3.2-6 図 3.2-9 雪崩予防柵をすり抜けて流下する雪崩のイメージ 写真 3.2-6 雪崩予防柵を斜面積雪がすり抜けた現象の例 図中の破線は 積雪破断面の位置を示す

3.2-10 図 3.2-10 スノーシェッド出入り口部における雪崩の漏れ出し ( イメージ ) 3.2-11 図 3.2-11 雪崩防護擁壁の堆雪ポケット容量の確認 ( イメージ )

3.2-12 図 3.2-12 巻きだれの形成 写真 3.2-7

3.2-13 図 3.2-13 最下段の雪崩予防柵から発生する雪崩

3.3-1 表 3.3-1 携行する資機材 1/25000 1/50000 写真 3.3-1 携行する主要な資機材

4.1-1 発生区における応急処理の方法 (1) 機械処理 特殊車両 (2) 人力処理 雪庇処理 雪踏み (3) 火薬処理 図 4.1-1 発生区における応急処理方法

(1) 機械処理 4.1-1 表 4.1-1 機械処理の種類と方法 (2) 人力処理 4.1-2 表 4.1-2 人力処理の種類と方法 1) 2)

4.1-2 45 45 図 4.1-2 雪庇処理の方法 4.1-3 0.5m 図 4.1-3 雪踏みの方法 (3) 火薬処理

4.2-1 4.2-2 誘導堤 図 4.2-1 雪による雪崩誘導堤

雪崩停止 図 4.2-2 雪による雪崩防護堤 写真 4.2-1 雪による雪崩防護堤の構築例

() 1) (2005)199-203 2) (1998)190193pp 3) (2005)2005 417pp 4) (2000)13-81 5) (1998) 60419-444 6) (1979)13663-123 7) (2005)21202-211 8) (2009)2420-24 9) (2008)2215-20 10) (1996)() 170pp 11) (2005)205-215 12) (2004)278pp 13) (1997)59387-395 14) (1990)196pp 15) (2007) 200745-54 16) (2006)63 77-83 17) (1975) 199pp 18) (2007) 342pp 19) (1988)527pp 20) (2006)http://www.mlit.go.jp/ river/sabo/h17nadare/kaisetsu.pdf#search='' 22 2 3 21) (1969)3114-18 22) (1978)A3591-104 23) (1981)A3981-89

24) (1993)55113-120 25) (1983)200pp 26) (2000)1618 1999 3 262pp 27) (2008)2007-08 28 62 28) (2008) 66510-17 29) (2004)1518-21 30) (2005)21768-771 31) (2007) 2691-94 32) (2008), http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kijun/ index.html 22 2 3 33) (2005)()86pp 34) (1998)190161-178 35) (2005)82pp 36) (1986) 38169-180 37) (2002) 350pp 38) (2008) 2725-28

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22 3 TEL 011-841-1746