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Transcription:

Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書 (Systemwalker 共通ユーザー管理 / Systemwalker シングル サインオン編 ) Windows/Solaris/Linux J2X1-7517-01Z0(01) 2010 年 8 月

まえがき 本書の目的 本書は Systemwalker 共通ユーザー管理 /Systemwalker シングル サインオン機能を使用して Systemwalker Service Quality Coordinator V13.4.0 を利用する場合の導入方法および使用方法について説明しています 本書の読者 本書は Systemwalker 共通ユーザー管理 /Systemwalker シングル サインオン機能を使用して Systemwalker Service Quality Coordinator を運用管理する方を対象としています また 本書を読む場合 OS や GUI の一般的な操作 および TCP/IP ディレクトリサービス (Active Directory または LDAP) などの一般的な知識をご理解の上でお読みください 本製品のマニュアル体系 Systemwalker Service Quality Coordinator のマニュアル構成は以下です Systemwalker Service Quality Coordinator 解説書機能の概要について説明しています Systemwalker Service Quality Coordinator 導入手引書インストール セットアップについて説明しています Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書機能の使用方法について説明しています Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書 ( コンソール編 ) 機能の使用方法のうち 画面の使用に関する説明をしています Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書 ( ダッシュボード編 ) ダッシュボード機能の使用方法を説明しています Systemwalker Service Quality Coordinator リファレンスマニュアルコマンド データフォーマット メッセージ等について説明しています Systemwalker Service Quality Coordinator トラブルシューティングガイドトラブルの対処方法について説明しています Systemwalker Service Quality Coordinator Web 利用状況管理編本製品の提供する機能のうち Web 利用状況分析機能 Web コンテンツの改ざん監視機能について説明しています 本書の構成 本書は 以下の構成になっています 第 1 章概要 Systemwalker 認証リポジトリおよび Systemwalker シングル サインオン機能について説明しています 第 2 章設定 Systemwalker Service Quality Coordinator で Systemwalker 認証リポジトリ および Systemwalker シングル サインオン機能を利用する場合の設定方法 および管理コンソール定義画面について説明しています - i -

第 3 章運用 Systemwalker Service Quality Coordinator で Systemwalker 認証リポジトリ および Systemwalker シングル サインオン機能を利用する場合の運用について説明しています 第 4 章設定解除 Systemwalker Service Quality Coordinator で Systemwalker 認証リポジトリ および Systemwalker シングル サインオン機能の設定を解除する方法について説明しています 第 5 章リファレンス Systemwalker Service Quality Coordinator が提供する Systemwalker 認証リポジトリ および Systemwalker シングル サインオン機能を利用するために必要なコマンド および本機能使用時に Systemwalker Service Quality Coordinator が出力するメッセージについて説明しています 本書の位置づけ本書は Systemwalker Service Quality Coordinatorの共通マニュアルです 本書は 以下の製品に対応しています Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.4.0 Windows 版 Systemwalker Service Quality Coordinator Standard Edition V13.4.0 Windows 版 Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.4.0 Windows for Itanium 版 Systemwalker Service Quality Coordinator Standard Edition V13.4.0 Windows for Itanium 版 Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.4.0 Linux 版 Systemwalker Service Quality Coordinator Standard Edition V13.4.0 Linux 版 Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.4.0 Linux for Itanium 版 Systemwalker Service Quality Coordinator Standard Edition V13.4.0 Linux for Itanium 版 Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition V13.4.0 Solaris(TM) オペレーティングシステム版 Systemwalker Service Quality Coordinator Standard Edition V13.4.0 Solaris(TM) オペレーティングシステム版 略語表記について Microsoft(R) Windows NT(R) Server network operating system Version 4.0 および Microsoft(R) Windows NT(R) Workstation operating system Version 4.0 を "Windows NT(R)" と表記します Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional operating system Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server operating system および Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server operating system を "Windows(R) 2000" と表記します Microsoft(R) Windows(R) 98 operating system を "Windows(R) 98" と表記します Microsoft(R) Windows(R) XP Professional を "Windows(R) XP" と表記します Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 Enterprise Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 Standard Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 Web Edition を "Windows(R) 2003" と表記します Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard を "Windows(R) 2008" と表記します Microsoft(R) Windows Vista(R) Ultimate Microsoft(R) Windows Vista(R) Home Premium Microsoft(R) Windows Vista(R) Home Basic Microsoft(R) Windows Vista(R) Business Microsoft(R) Windows Vista(R) Enterprise を "Windows Vista(R)" と表記します Microsoft(R) Windows(R) 7 Ultimate Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional Microsoft(R) Windows(R) 7 Home Premium Microsoft(R) Windows(R) 7 Home Basic を "Windows(R) 7" と表記します Microsoft(R) SQL Server(TM) を "SQL Server" と表記します Microsoft(R) Cluster Server を "MSCS" と表記します - ii -

Solaris(TM) オペレーティングシステムを "Solaris" と表記します Systemwalker Centric Manager を "Centric Manager" と表記します Symfoware Server を "Symfoware" と表記します Interstage Application Server を "Interstage" と表記します Oracle Database を "Oracle" と表記します Systemwalker Resource Coordinator を "Resource Coordinator" と表記します Windows 上 および Itanium に対応した Windows 上で動作する Systemwalker Service Quality Coordinator を "Windows 版 " と表記します Itanium に対応した Windows 上で動作する Systemwalker Service Quality Coordinator の固有記事を "Windows for Itanium 版 " と表記します Solaris で動作する Systemwalker Service Quality Coordinator を "Solaris 版 " と表記します Linux 上 Itanium に対応した Linux 上で動作する Systemwalker Service Quality Coordinator を "Linux 版 " と表記します Itanium に対応した Linux 上で動作する Systemwalker Service Quality Coordinator の固有記事を "Linux for Itanium 版 " と表記します Solaris 版 Linux 版および Linux for Itanium 版の Systemwalker Service Quality Coordinator を包括して UNIX 版 と表記します Agent for Server/Agent for Business の共通記事を "Agent" と表記します 記号について コマンドで使用している記号について以下に説明します 記述例 [PARA={a b c }] 記号の意味 記号 意味 [] この記号で囲まれた項目を省略できることを示します {} この記号で囲まれた項目の中から どれか 1 つを選択することを示します 省略可能記号 [ ] 内の項目をすべて省略したときの省略値が 下線で示された項目であることを示します この記号を区切りとして並べられた項目の中から どれか 1 つを選択することを示します この記号の直前の項目を繰り返して指定できることを示します 商標について MS-DOS Microsoft Windows Windows ロゴ Windows NT は 米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標または登録商標です Sun Sun Microsystems Sun ロゴ Java(TM) およびすべての Java(TM) に関連する商標およびロゴは 米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems,Inc. の商標または登録商標であり 同社のライセンスを受けて使用しています UNIX は 米国およびその他の国におけるオープン グループの登録商標です Solaris(TM) オペレーティングシステムおよびすべての Solaris(TM) オペレーティングシステムに関連する商標およびロゴは 米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems,Inc. の商標または登録商標であり 同社のライセンスを受けて使用しています Oracle は 米国 Oracle Corporation の登録商標です - iii -

Linux は Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における商標または登録商標です Red Hat RPM および Red Hat をベースとしたすべての商標とロゴは 米国およびその他の国における Red Hat, Inc. の商標または登録商標です Intel Pentium および Itanium は Intel Corporation の登録商標です Systemwalker は 富士通株式会社の登録商標です Interstage は 富士通株式会社の登録商標です Symfoware は 富士通株式会社の登録商標です その他 本書に記載の会社名および製品名などは 該当する各社の商標または登録商標です 謝辞 This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit. (http://www.openssl.org/) 2010 年 4 月 お願い 本書を無断で他に転載しないようお願いします 本書は予告なしに変更されることがあります 変更履歴 追加 変更内容変更箇所マニュアルコード 機能説明の誤りを修正しました 5.1.1 J2X1-7517-01Z0(01) Copyright FUJITSU LIMITED 2003-2010 - iv -

目次 第 1 章概要...1 第 2 章設定...4 2.1 注意事項...4 2.2 設定手順...5 2.2.1 Systemwalker シングル サインオン機能のインストール...5 2.2.2 Systemwalker シングル サインオン機能の有効化...7 2.2.3 ユーザー登録...7 2.2.3.1 管理コンソール使用ユーザーの登録...7 2.2.3.2 コンソール使用ユーザーの登録...7 2.2.4 通信環境のセットアップ...7 2.2.4.1 仮想ディレクトリの作成...7 2.2.4.2 ハンドラマッピングの設定...7 2.2.4.3 ディレクトリ セキュリティの設定...7 2.2.5 Systemwalker Centric Manager からのコンソール画面呼び出し設定...8 2.2.5.1 しきい値超えのイベントメッセージから呼び出す場合...8 2.2.5.2 ノードから呼び出す場合...9 2.3 管理コンソール...10 2.3.1 管理コンソール定義...10 第 3 章運用...13 3.1 ユーザーの管理...13 3.1.1 ユーザーの追加...13 3.1.2 ユーザー情報の変更...13 3.1.3 ユーザーの削除...13 3.2 バックアップ リストア...13 3.3 運用環境の変更...14 3.4 Systemwalker シングル サインオンサーバ停止時の運用...14 3.5 Systemwalker 認証リポジトリ停止時の運用...14 第 4 章設定解除...15 4.1 Systemwalker シングル サインオン機能の設定解除...15 4.2 Systemwalker シングル サインオン機能のアンインストール...15 4.3 仮想ディレクトリの削除...16 第 5 章リファレンス...17 5.1 コマンドリファレンス...17 5.1.1 sqcsetssoid(systemwalker シングル サインオン機能設定コマンド )...17 5.2 メッセージ...18 - v -

第 1 章概要 Systemwalker 共通ユーザー管理機能および Systemwalker シングル サインオン機能の概要について説明します 詳細は Systemwalker 共通 Systemwalker 共通ユーザー管理 /Systemwalker シングル サインオン使用手引書 を参照してください Systemwalker 共通ユーザー管理 Systemwalker 共通ユーザー管理機能を使用すると 従来は Systemwalker 製品ごとに管理していたユーザー情報を 一元管理することができます Systemwalker 共通ユーザー管理機能は Systemwalker 製品を使用する利用者のユーザー情報を一元管理するディレクトリとして Systemwalker 認証リポジトリを使用します Systemwalker 認証リポジトリは Systemwalker Service Quality Coordinator と他の Systemwalker 製品とで共通して使用することができます Interstage ディレクトリサービス または Active Directory を使用して構築します 詳細は Systemwalker 共通 Systemwalker 共通ユーザー管理 /Systemwalker シングル サインオン使用手引書 を参照してください Systemwalker 共通ユーザー管理機能を利用すると 従来は Systemwalker 製品ごとに管理していたユーザー情報を 以下の図のように一元管理することができます Systemwalker 認証リポジトリによって管理された Systemwalker ユーザー ID を利用して Systemwalker Centric Manager からダイレクトにユーザー専用の Systemwalker Service Quality Coordinator のコンソールを呼び出し 該当ホストのサマリ画面を表示することができます - 1 -

Systemwalker シングル サインオン Systemwalker 共通ユーザー管理を使用したシステムでは Systemwalker 製品間での Systemwalker シングル サインオンが実現できます 例えば 下図のように Systemwalker Centric Manager の Web コンソールにログインした後 Systemwalker Operation Manager および Systemwalker Service Quality Coordinator の Web 画面を呼び出す際 ユーザー ID とパスワードを入力する必要がなくなります - 2 -

- 3 -

第 2 章設定 Systemwalker Service Quality Coordinator で Systemwalker 共通ユーザー管理機能 および Systemwalker シングル サインオン機能を利用する場合の注意事項 設定方法 および管理コンソール定義画面について説明します 2.1 注意事項 Systemwalker シングル サインオン機能に関する注意事項について説明します 以下の OS 上で 複数の Systemwalker 製品を同一サーバに導入し Systemwalker シングル サインオン機能を利用するには 製品群内の製品を組み合わせて利用してください OS - Windows Server(R) 2008(64-bit) - Windows Server(R) 2003 x64 Editions 製品群 1 - Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition メディアパック V13(13.4) - Systemwalker Centric Manager Standard Edition メディアパック V13(13.4) - Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition メディアパック V13(13.4) - Systemwalker Operation Manager Standard Edition メディアパック V13(13.4) - Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition メディアパック V13(13.4)( 1) - Systemwalker Service Quality Coordinator Standard Edition メディアパック V13(13.4)( 1) 1) Systemwalker Service Quality Coordinator では Systemwalker シングル サインオン機能のインストール時に指定するパラメタで x86 を指定してください 製品群 2 - Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition メディアパック (64bit) V13(13.4) - Systemwalker Centric Manager Standard Edition メディアパック (64bit) V13(13.4) - Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition メディアパック (64bit) V13(13.4) - Systemwalker Operation Manager Standard Edition メディアパック (64bit) V13(13.4) - Systemwalker Service Quality Coordinator Enterprise Edition メディアパック (64bit) V13(13.4)( 2) - Systemwalker Service Quality Coordinator Standard Edition メディアパック (64bit) V13(13.4)( 2) 2) Systemwalker Service Quality Coordinator では Systemwalker シングル サインオン機能のインストール時に指定するパラメタで x64 を指定してください 例えば Systemwalker Centric Manager Enterprise Edition メディアパック V13(13.4) と Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition メディアパック (64bit) V13(13.4) を混在させた場合は Systemwalker シングル サインオン機能を利用することはできません - 4 -

2.2 設定手順 Systemwalker Service Quality Coordinator で Systemwalker 共通ユーザー管理機能 および Systemwalker シングル サインオン機能を利用する場合 以下の手順で設定を行います Systemwalker シングル サインオンサーバの環境構築 ( 注 1) 2.2.1 Systemwalker シングル サインオン機能のインストール 接続先 Systemwalker 認証リポジトリの設定 ( 注 1) Systemwalker シングル サインオンエージェントの環境構築 ( 注 1)( 注 2) Systemwalker 共通ユーザーの登録 ( 注 1) Web ブラウザの設定 ( 注 1) 2.2.2 Systemwalker シングル サインオン機能の有効化 2.2.3 ユーザー登録 2.2.4 通信環境のセットアップ ( 注 3) 2.2.5 Systemwalker Centric Manager からのコンソール画面呼び出し設定 ( 注 3) 注 1) 詳細は Systemwalker 共通 Systemwalker 共通ユーザー管理 /Systemwalker シングル サインオン使用手引書 を参照してください 注 2) Systemwalker シングル サインオンエージェントの設定後 以下のディレクトリに NETWORK SERVICE がフルコントロールでアクセスできるように設定してください %F4AM_INSTALL_PATH%\F4AMidmg\client %F4AM_INSTALL_PATH% は 環境変数です 環境変数からパスを確認し設定を行ってください 注 3) Systemwalker Centric Manager から本製品のサマリ画面を呼び出す場合に必要です 2.2.1 Systemwalker シングル サインオン機能のインストール Systemwalker Service Quality Coordinator での Systemwalker シングル サインオン機能のインストールについて説明します - 5 -

1. Systemwalker シングル サインオン機能を利用する前に 運用管理クライアントで以下の緊急修正を適用してください 適用手順は 緊急修正の Readme を参照してください - 修正番号 :T004072WP-01 以降 - 修正番号 :T004175WP-01 以降 2. Systemwalker シングル サインオン機能を利用するために必要なパッケージをインストールおよびセットアップするために 運用管理クライアントで以下のコマンドを実行してください ポイント Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバ 部門管理サーバ 業務サーバ および Systemwalker Operation Manager サーバと同居する場合は実行しないでください 実行に必要な権限 Administrators グループに所属するユーザー権限が必要です 実行環境 運用管理クライアントで実行可能です 記述形式 - 運用管理クライアントが Windows(x86) にインストールされている場合 < インストールディレクトリ >\bin\sqcssoidsetup.bat -s x86 - 運用管理クライアントが Windows(x64) にインストールされている場合 < インストールディレクトリ >\bin\sqcssoidsetup.bat -s x64 注意 ただし Windows(x64) で Systemwalker シングル サインオンを利用する他製品が 32bit 互換モードでインストールされる場合は -s x86 オプションで実行してください 復帰値 0 : 正常終了 0 以外 : 異常終了 実行結果 / 出力形式インストールおよびセットアップが成功した場合 F3FSSMEE Install start Securecrypto Library R Install start Systemwalker Auth IDM CL Install start - 6 -

(Success) : sqcssoidsetup succeeded. 2.2.2 Systemwalker シングル サインオン機能の有効化 Systemwalker Service Quality Coordinator の Systemwalker シングル サインオン機能の有効化を行います 5.1.1 sqcsetssoid(systemwalker シングル サインオン機能設定コマンド ) を参照して -s オプションで Systemwalker シングル サインオン機能の設定を行ってください 2.2.3 ユーザー登録 Systemwalker Service Quality Coordinator の管理コンソール使用ユーザーの登録 およびコンソール使用ユーザーの登録方法について説明します 2.2.3.1 管理コンソール使用ユーザーの登録 Systemwalker Service Quality Coordinator の管理コンソールを使用するユーザーを登録します 5.1.1 sqcsetssoid(systemwalker シングル サインオン機能設定コマンド ) を参照して -s および -a オプションで Systemwalker 共通ユーザーとして登録されたユーザーを登録してください 2 人目以降の管理コンソール使用ユーザーは 登録済みの管理コンソール使用ユーザーが [ 管理コンソール定義 ] 画面を使用して登録することができます 詳細は 2.3.1 管理コンソール定義 を参照してください 2.2.3.2 コンソール使用ユーザーの登録 Systemwalker Service Quality Coordinator のコンソールを使用するユーザーを登録します 運用管理クライアントで Systemwalker 共通ユーザーとして登録されたユーザーの登録 設定を行います 管理コンソール使用ユーザーもすべて コンソール使用ユーザーとして登録してください ユーザーの登録 設定方法については 使用手引書 ( コンソール編 ) 1.3 ユーザー定義 を参照してください 2.2.4 通信環境のセットアップ 通信環境のセットアップは Systemwalker 共通ユーザー管理機能を使用して Systemwalker Centric Manager からダイレクトに本製品のサマリ画面を呼び出す場合に設定します 2.2.4.1 仮想ディレクトリの作成 仮想ディレクトリ ( エイリアス ) SSQCS を追加します 仮想ディレクトリ ( エイリアス ) SSQCS の追加には運用管理クライアントで以下のコマンドを実行してください 実行に必要な権限 Administrators グループに所属するユーザー権限が必要です 記述形式 < インストールディレクトリ >\bin\sqcsetiisreg.exe -e SSQCS -d < インストールディレクトリ >\www 2.2.4.2 ハンドラマッピングの設定 ハンドラマッピングの設定は Microsoft(R) Internet Information Services のバージョンが 7.0/7.5 の場合に必要な設定です 設定方法については 導入手引書 5.2.1.3 ハンドラマッピングの設定 を参照し 仮想ディレクトリ名 SSQC を SSQCS に読み替えて設定を行ってください 2.2.4.3 ディレクトリ セキュリティの設定 2.2.4.1 仮想ディレクトリの作成 で作成した仮想ディレクトリ SSQCS に対してディレクトリ セキュリティの設定を行います - 7 -

設定方法については 導入手引書 5.2.1.4 ディレクトリ セキュリティの設定 を参照し 仮想ディレクトリ名 SSQC を SSQCS に読み替えて設定を行ってください 2.2.5 Systemwalker Centric Manager からのコンソール画面呼び出し設定 Systemwalker シングル サインオン機能を使用して Systemwalker Centric Manager からサマリ画面をダイレクトに呼び出すには 2 つの方法があります 2.2.5.1 しきい値超えのイベントメッセージから呼び出す場合しきい値監視の定義を行い アラームアクションとして Systemwalker Centric Manager メッセージ連携 を設定していると しきい値超えのイベントメッセージが Systemwalker コンソールに通知されます ここで説明する設定を行うことで しきい値超えのイベントメッセージから簡単に該当ホストの [ServerMonitor] を表示し 基本的なシステムリソースの状況を確認することができます 2.2.5.2 ノードから呼び出す場合ここで説明する設定を行うことで Systemwalker コンソールで監視している特定のホストから多数のイベントが発生している場合などに ノードを右クリックして表示されるポップアップメニューから簡単に該当ホストの [ServerMonitor] を表示し 基本的なシステムリソースの状況を確認することができます Systemwalker Centric Manager 運用管理クライアントで以下の設定を行ってください 2.2.5.1 しきい値超えのイベントメッセージから呼び出す場合 監視イベント種別の追加 1. [ スタート ] - [ プログラム ] - [Systemwalker Centric Manager] - [ 環境設定 ] - [ システム監視設定 ] メニューを選択して [ システム監視設定 ] 画面を開きます 2. [ サーバ環境定義 ] ボタンをクリックして [ サーバ環境定義 ] 画面を起動します 3. [ 詳細設定 ] ボタンを選択して [ サーバ環境定義詳細 ] 画面を開き [ 監視イベント種別 ] タブを選択します 4. [ 追加 ] ボタンをクリックして表示される [ 監視イベント種別設定 ( 追加 )] 画面で [ 監視イベント種別 ] に任意の監視イベント種別名 ( 例 :SQC しきい値監視 ) を入力し [OK] ボタンをクリックします 5. [ サーバ環境定義詳細 ] 画面および [ サーバ環境定義 ] 画面で順に [OK] ボタンをクリックします サービスの再起動を確認する画面が表示された場合は 設定を有効にするために [ はい ] ボタンを選択してください [ システム監視設定 ] 画面で他の設定を行わない場合は [ 閉じる ] ボタンをクリックします [ 監視イベント種別設定 ( 追加 )] 画面については Systemwalker Centric Manager のヘルプを参照してください 連携のためのコマンドの登録 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] の [ 表示 ] - [ デザインの設定 ] メニューを選択して [ デザインの設定 ] 画面を起動し [ 監視イベント種別ウィンドウ ] タブを選択します 2. 追加した監視イベントが表示されているので選択し [ 更新 ] ボタンをクリックして [ カスタマイズ ] 画面を起動します 3. [ 正常時 ] のアイコンとして [ 参照 ] ボタンをクリックして表示される [ アイコン選択 ] 画面で [sqc_normal] を選択し [OK] ボタンをクリックします 4. [ イベント発生時 ] のアイコンとして [ 参照 ] ボタンをクリックして表示される [ アイコン選択 ] 画面で [sqc_error] を選択し [OK] ボタンをクリックします 5. [ コマンド名 ] に 任意のコマンド名 ( 例 :SQC) を入力します 6. [ コマンドライン ] に 以下の文字列を入力し [OK] ボタンをクリックします mpbcmcallie -u "http://< 運用管理クライアントの IP アドレス or ホスト名 >:< ポート番号 >/SSQCS/cgi-bin/ Console.cgi?mode=monitor&type=Agent&name=%HOST&monitor=ServerMonitor" -p -h 7. [ デザインの設定 ] 画面で [OK] ボタンをクリックします [ カスタマイズ ] 画面については Systemwalker Centric Manager のヘルプを参照してください - 8 -

イベント監視の条件定義 1. [ スタート ] - [ プログラム ] - [Systemwalker Centric Manager] - [ 環境設定 ] - [ システム監視設定 ] メニューを選択して [ システム監視設定 ] 画面を開きます 2. [ イベント監視の条件定義 ] ボタンをクリックして [ イベント監視の条件定義 ] 画面を起動します 3. [ イベント ] - [ イベントの追加 ] メニューを選択し [ イベント定義 / アクション定義 ] 画面を起動します 4. [ イベントの特定 ] タブの [ 詳細設定 ] ボタンをクリックし [ イベント定義 ( 詳細 )] 画面を起動します 5. Systemwalker Service Quality Coordinator のしきい値監視のメッセージを特定するため [ メッセージの特定 ] 欄の設定を行い ( 例 :[ ラベル名 ] を SSQC と設定 ) [OK] ボタンをクリックします 6. [ メッセージ監視アクション ] タブの [ 詳細設定 ] ボタンをクリックし [ メッセージ監視 ( 詳細 )] 画面を起動します 7. [ 監視イベント種別の設定 ] の [ 監視イベント種別を設定する ] ラジオボタンを選択し 追加した監視イベント種別を選択します [OK] ボタンをクリックします 8. [ イベント定義 / アクション定義 ] 画面で [OK] ボタンをクリックして終了し [ イベント監視の条件定義 ] 画面の [ 定義の保存 ] ボタンをクリックして定義した内容を保存後 [ イベント監視の条件定義 ] 画面を終了します 簡易チェックツールは 必要に応じて使用してください [ システム監視設定 ] 画面で他の設定を行わない場合は [ 閉じる ] ボタンをクリックします [ イベント定義 ] 画面については Systemwalker Centric Manager のヘルプを参照してください Systemwalker Service Quality Coordinator 画面の呼び出し 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] の [ 監視イベント一覧 ] で 上記で特定したイベントを選択します 2. 以下のいずれかを行います 1. [ 操作 ] メニューの 上記で登録したコマンド名 ( 例 :SQC) を選択します 2. イベントツールバーの連携製品を起動するボタンを選択します 3. 右クリックしてポップアップメニューを表示し 上記で登録したコマンド名 ( 例 :SQC) を選択します 4. 右クリックして表示されるポップアップメニューで [ イベントの詳細 ] を選択するか 該当のイベントをダブルクリックすると [ 監視イベント詳細 ] 画面が表示されるので 連携製品を起動するボタン ( 上記で登録したコマンド名 ( 例 :SQC) が反映されています ) をクリックします 3. Systemwalker コンソールにログインしているユーザーに定義付けられたコンソール画面で 該当のホストの [ServerMonitor] が表示されます 注意 Systemwalker Centric Manager にログインしているユーザーが Systemwalker Service Quality Coordinator の [ ユーザー定義 ] 画面で定義され 定義割り当てされていることが必要です Systemwalker Service Quality Coordinator 画面の呼び出しを行うイベントの発生元ホストが 該当のユーザーに割り当てられたコンソールに定義されていることが必要です Systemwalker Centric Manager のホスト名と Systemwalker Service Quality Coordinator の Agent 名を一致させてください 2.2.5.2 ノードから呼び出す場合 操作メニューの登録 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] の [ 操作 ] - [ 操作メニューの登録 ] メニューを選択して [ 操作メニュー登録 ] 画面を起動し [ 指定システム ] タブを選択します 2. [ 追加 ] ボタンをクリックして [ 指定システム設定 ( 追加 )] 画面を起動します 3. [ メニュー項目 ] に 任意の項目名 ( 例 :SQC) を入力します - 9 -

4. [ コマンドライン ] に 以下の文字列を入力し [OK] ボタンをクリックします mpbcmcallie -u "http://< 運用管理クライアントの IP アドレス or ホスト名 >:< ポート番号 >/SSQCS/cgi-bin/ Console.cgi?mode=monitor&type=Agent&name=%HOST&monitor=ServerMonitor" -p -h 5. [ 操作メニュー登録 ] 画面で [OK] ボタンをクリックします 監視ウィンドウの再起動を促す画面で [OK] ボタンをクリックしてください 設定を有効にするためは [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] を再起動してください [ 操作メニュー登録 ] 画面については Systemwalker Centric Manager のヘルプを参照してください Systemwalker Service Quality Coordinator 画面の呼び出し 1. [Systemwalker コンソール [ 監視 ]] でノードを選択します 2. 以下のいずれかを行います 1. [ 操作 ] メニューの [ ユーザ登録メニュー ] のサブメニューとして上記で登録したメニュー ( 例 :SQC) が表示されるのでクリックします 2. 右クリックして表示される [ 操作 ] - [ ユーザ登録メニュー ] のサブメニューとして上記で登録したメニュー ( 例 :SQC) が表示されるのでクリックします 3. Systemwalker コンソールにログインしているユーザーに定義付けられたコンソール画面で 該当のホストの [ServerMonitor] が表示されます 注意 Systemwalker Centric Manager にログインしているユーザーが Systemwalker Service Quality Coordinator の [ ユーザー定義 ] 画面で定義され 定義割り当てされていることが必要です Systemwalker Service Quality Coordinator 画面の呼び出しを行うノードが 該当のユーザーに割り当てられたコンソールに定義されていることが必要です Systemwalker Centric Manager のホスト名と Systemwalker Service Quality Coordinator の Agent 名を一致させてください 2.3 管理コンソール 2.3.1 管理コンソール定義 管理コンソール定義画面について説明します 管理コンソール定義画面では 管理コンソールを操作可能なユーザーの作成 修正 削除を行うことができます 管理コンソール定義画面は Systemwalker シングル サインオン機能が有効化されている場合 管理コンソール のタブに 管理コンソール定義 が表れ このタブをクリックすると表示されます - 10 -

画面 基本的な操作方法 管理コンソール定義画面には いくつかの操作ボタンが配置されています 各ボタンの動作を以下に示します ボタン 新規登録 ユーザーを新規に登録します 動作 ボタンをクリックした後 プロンプトが表示されますので新規作成するユーザー名を入力し [OK] ボタンをクリックしてください ユーザー名には 以下の文字が使用できます 半角英数字 半角記号( _ -. の3 種類のみ使用可能 ) ユーザー名の長さの制限は32バイト以内です 修正 指定したユーザー名の修正を行います ボタンをクリックした後 プロンプトが表示されますのでユーザー名を修正し [OK] ボタンをクリックしてください - 11 -

ボタン 動作 ユーザー名には 以下の文字が使用できます 半角英数字 半角記号( _ -. の3 種類のみ使用可能 ) ユーザー名の長さの制限は32バイト以内です 削除 再表示 指定したユーザーを削除します 最新の情報で管理コンソール定義を表示します - 12 -

第 3 章運用 Systemwalker Service Quality Coordinator で Systemwalker 共通ユーザー管理機能 および Systemwalker シングル サインオン機能を利用する場合の運用について説明します 3.1 ユーザーの管理 Systemwalker Service Quality Coordinator を利用するユーザーを管理する方法について説明します 3.1.1 ユーザーの追加 Systemwalker 共通ユーザーを追加し 本製品のユーザーとして登録を行う場合は以下の手順を実施してください 1. Systemwalker 共通ユーザーの追加 Systemwalker 共通 Systemwalker 共通ユーザー管理 /Systemwalker シングル サインオン使用手引書 3.5 Systemwalker 共通ユーザーを登録する を参照して Systemwalker 共通ユーザーを追加してください 2. 本製品のユーザーとしての登録 - 管理コンソール使用ユーザーの登録管理コンソール使用ユーザーが 手順 1 で追加した Systemwalker 共通ユーザーを [ 管理コンソール定義 ] 画面で登録します 詳細は 2.3.1 管理コンソール定義 を参照してください - コンソール使用ユーザーの登録管理コンソール使用ユーザーが 手順 1 で追加した Systemwalker 共通ユーザーを [ ユーザー定義 ] 画面で登録します 管理コンソール使用ユーザーもすべて コンソール使用ユーザーとして登録してください 詳細は 使用手引書 ( コンソール編 ) 1.3 ユーザー定義 を参照してください 3.1.2 ユーザー情報の変更 Systemwalker 共通ユーザーの以下の情報を変更する場合は Systemwalker 共通 Systemwalker 共通ユーザー管理 /Systemwalker シングル サインオン使用手引書 4.2.2 Systemwalker 共通ユーザーを変更する を参照してください - パスワード - 所属組織名 - 所属グループ名 運用管理クライアントに Systemwalker 共通ユーザーとして登録されたユーザーの以下の情報を変更する場合は 管理コンソール使用ユーザーが [ ユーザー定義 ] 画面で行います 詳細は 使用手引書 ( コンソール編 ) 1.3 ユーザー定義 を参照してください - 使用するコンソール定義 3.1.3 ユーザーの削除 Systemwalker 共通ユーザーを削除する場合は Systemwalker 共通 Systemwalker 共通ユーザー管理 /Systemwalker シングル サインオン使用手引書 4.2.3 Systemwalker 共通ユーザーを削除する を参照してください 管理コンソール使用ユーザーを削除する場合は 管理コンソール使用ユーザーが [ 管理コンソール定義 ] 画面で行います 詳細は 2.3.1 管理コンソール定義 を参照してください コンソール使用ユーザーの削除を行う場合は 管理コンソール使用ユーザーが [ ユーザー定義 ] 画面で行います 管理コンソール使用ユーザーを削除した場合は そのユーザーを [ ユーザー定義 ] 画面からも削除してください 詳細は 使用手引書 ( コンソール編 ) 1.3 ユーザー定義 を参照してください 3.2 バックアップ リストア Systemwalker 共通ユーザー管理機能 および Systemwalker シングル サインオン機能を使用したシステムのバックアップ リストアを行う場合は Systemwalker 共通 Systemwalker 共通ユーザー管理 /Systemwalker シングル サインオン使用手引書 4.3 バックアップ リストア を参照してください - 13 -

3.3 運用環境の変更 Systemwalker 共通ユーザー管理機能 および Systemwalker シングル サインオン機能を使用したシステムの運用環境の変更を行う場合は Systemwalker 共通 Systemwalker 共通ユーザー管理 /Systemwalker シングル サインオン使用手引書 4.4 運用環境の変更 を参照してください 3.4 Systemwalker シングル サインオンサーバ停止時の運用 Systemwalker シングル サインオンサーバが何らかの理由 ( 障害によるサーバ停止 定期メンテナンスのためのサーバ停止等 ) で使用できなくなった場合 一時的にシングル サインオンの運用を停止する必要があります 詳細については Systemwalker 共通 Systemwalker 共通ユーザー管理 /Systemwalker シングル サインオン使用手引書 4.5 Systemwalker シングル サインオンサーバ停止時の運用 を参照してください 3.5 Systemwalker 認証リポジトリ停止時の運用 Systemwalker 認証リポジトリが何らかの理由で使用できなくなった場合 Systemwallker 共通ユーザー管理機能および Systemwalker シングル サインオン機能の運用は行うことができません この場合は以下の手順で 接続先リポジトリの設定の無効化と本製品の Systemwalker シングル サインオン機能を無効化する必要があります 1. Systemwalker 認証リポジトリの設定の無効化 Systemwalker 共通 Systemwalker 共通ユーザー管理 /Systemwalker シングル サインオン使用手引書 4.6 Systemwalker 認証リポジトリ停止時の運用 を参照して Systemwalker 認証リポジトリの設定を無効化します 2. Systemwalker シングル サインオン機能の無効化 Systemwalker Service Quality Coordinator の Systemwalker シングル サインオン機能の無効化を行います 5.1.1 sqcsetssoid(systemwalker シングル サインオン機能設定コマンド ) を参照して Systemwalker シングル サインオン機能の設定を行ってください - 14 -

第 4 章設定解除 Systemwalker Service Quality Coordinator で Systemwalker 共通ユーザー管理機能 および Systemwalker シングル サインオン機能の設定を解除する方法について説明します Systemwalker 共通ユーザー管理機能 および Systemwalker シングル サインオンエージェント機能の削除 ( 注 1) 4.1 Systemwalker シングル サインオン機能の設定解除 4.2 Systemwalker シングル サインオン機能のアンインストール 4.3 仮想ディレクトリの削除 注 1) 詳細は Systemwalker 共通 Systemwalker 共通ユーザー管理 /Systemwalker シングル サインオン使用手引書 第 5 章削除 を参照してください 4.1 Systemwalker シングル サインオン機能の設定解除 Systemwalker シングル サインオン機能の設定を解除する方法について説明します 5.1.1 sqcsetssoid(systemwalker シングル サインオン機能設定コマンド ) を参照して -u オプションで Systemwalker シングル サインオン機能の設定解除を行ってください 4.2 Systemwalker シングル サインオン機能のアンインストール Systemwalker シングル サインオン機能をアンインストールする方法について説明します Systemwalker シングル サインオン機能を利用するために必要な機能をアンインストールおよびアンセットアップするために 運用管理クライアントで以下のコマンドを実行してください 実行に必要な権限 Administrators グループに所属するユーザー権限が必要です 実行環境 運用管理クライアントで実行可能です 記述形式 < インストールディレクトリ >\bin\sqcssoidsetup.bat -u 復帰値 0 : 正常終了 0 以外 : 異常終了 実行結果 / 出力形式 アンインストールおよびアンセットアップが成功した場合 Systemwalker Auth IDM CL Uninstall start - 15 -

Securecrypto Library R Uninstall start F3FSSMEE Uninstall start (Success) : sqcssoidsetup succeeded. ポイント Systemwalker シングル サインオンを他製品が利用している場合は コマンドを実行しても パッケージはアンインストールされません 4.3 仮想ディレクトリの削除 仮想ディレクトリ ( エイリアス ) SSQCS を作成した場合は Microsoft(R) Internet Information Services の設定画面 ( インターネットインフォメーションサービス (IIS) マネージャ ) で削除します - 16 -

第 5 章リファレンス 5.1 コマンドリファレンス Systemwalker 認証リポジトリ および Systemwalker シングル サインオン機能を利用する上で使用する Systemwalker Service Quality Coordinator が提供するコマンドについて説明します 5.1.1 sqcsetssoid(systemwalker シングル サインオン機能設定コマンド ) sqcsetssoid(systemwalker シングル サインオン機能設定コマンド ) について説明します 実行に必要な権限 Administrators グループに所属するユーザー権限が必要です 実行環境 運用管理クライアントで実行可能です 記述形式 < インストールディレクトリ >\bin\sqcsetssoid.exe { -s [ -a < ユーザー ID> ] -u -d } 機能説明 運用管理クライアントで Systemwalker シングル サインオン機能の設定および設定解除を行います また 管理コンソールを使用するユーザーの追加を行います 設定を行うと 管理コンソールの管理コンソール定義タブが表示されます 設定を解除すると管理コンソール定義タブが表示されなくなります オプション -s Systemwalker シングル サインオン機能の設定を行います 単独で使用する場合は Systemwalker シングル サインオン機能を有効化します 本オプションは -u および -d オプションと同時に指定することはできません -a < ユーザー ID > -u -d Systemwalker シングル サインオン機能を使用する場合に 管理コンソールを使用するユーザーを追加します 本オプション指定時は -s オプションの指定も必要です 本オプションは省略可能です ユーザー ID に使用可能な文字およびバイト数は以下になります - 1~32 バイト - 半角英数字および半角記号 ( _ -. の 3 種類のみ使用可能 ) Systemwalker シングル サインオン機能を無効化します 本オプションは -s および -d オプションと同時に指定することはできません Systemwalker シングル サインオン機能の有効 無効の状態を表示します 本オプションは -s および -u オプションと同時に指定することはできません 復帰値 0 : 正常終了 - 17 -

0 以外 : 異常終了 使用例 Systemwalkerシングル サインオン機能の設定 >sqcsetssoid.exe -s 管理コンソールを使用するユーザーの追加 >sqcsetssoid.exe -s -a user1 Systemwalker シングル サインオン機能の設定解除 >sqcsetssoid.exe -u Systemwalker シングル サインオン機能の設定状態を表示 >sqcsetssoid.exe -d 実行結果 / 出力形式 Systemwalker シングル サインオン機能の設定または解除が成功した場合 (Success) : sqcsetssoid succeeded. オプションの指定が誤っている場合 Usage : sqcsetssoid.exe { -s [ -a <UserID> ] -u -d } Systemwalker シングル サインオン機能の設定状態の表示で 設定されている場合 SSO/ID : Set Systemwalker シングル サインオン機能の設定状態の表示で 設定解除されている場合 SSO/ID : Unset 5.2 メッセージ Systemwalker 認証リポジトリ および Systemwalker シングル サインオン機能を利用する上で Systemwalker Service Quality Coordinator が出力するメッセージについて説明します 以下のメッセージは The error occurred in "CheckSSOID". の後に表示されます It failed in loading of SSO/ID DLL. - 18 -

メッセージの意味 Systemwalker シングル サインオン機能が有効化され かつ Systemwalker シングル サインオン機能がインストールされていない状態で Systemwalker Service Quality Coordinator の画面にアクセスしました 対処方法 2.2.1 Systemwalker シングル サインオン機能のインストール を参照して Systemwalker シングル サインオン機能をインストールしてください Your user account does not have the required permission. メッセージの意味 以下の場合に Systemwalker Service Quality Coordinator の画面にアクセスしました 対処方法 1. Systemwalker シングル サインオンエージェントの設定が正しく行われていない 2. 管理コンソールの使用権限がないユーザーである 3. ダイレクト呼び出しを行ったユーザーがコンソール使用ユーザーとして登録されていない または Systemwalker Centric Manager からコンソール画面呼び出しを行う場合で Systemwalker Centric Manager にログインしているユーザーがコンソール使用ユーザーとして登録されていない 1. Systemwalker 共通 Systemwalker 共通ユーザー管理 /Systemwalker シングル サインオン使用手引書 3.4.2 Systemwalker シングル サインオンエージェントを設定する を参照して Systemwalekr シングル サインオンエージェントを設定してください 2. 2.2.3.1 管理コンソール使用ユーザーの登録 を参照して ユーザーを管理コンソール使用ユーザーに登録してください 3. 2.2.3.2 コンソール使用ユーザーの登録 を参照して ユーザーをコンソール使用ユーザーに登録してください - 19 -