いまさら聞けない AWS 入門 アマゾンウェブサービスジャパン株式会社マーケティング本部シニアプロダクトマーケティングマネージャー兼プロダクトエバンジェリスト石 達司 2016/6/2 2016, Amazon Web Services, Inc. or its Affiliates. All rights reserved.
AWS の起源 アマゾン社内のビジネス課題を解決するために生まれた API
既存の IT インフラをサービス化 データセンター サーバー ストレージ機器 API テープ装置
必要なインフラが数クリックで手配可能に クリックで選択 OS サーバースペック リージョン ( 国 ) セキュリティ設定
世界中にクラウドの拠点を展開 12 のリージョン 1. US EAST (Virginia) 2. US WEST (N. California) 3. US WEST 2 (Oregon) 4. EU WEST (Ireland) 5. JAPAN (Tokyo) 6. South America (Sao Paulo) 7. ASP 1 (Singapore) 8. ASP 2 (Sydney) 9. Government Cloud 10. BJS 1 (Beijing China) limited preview 11. EU (Frankfurt) 12. South Korea(Seoul) 33 のアベイラビリティ ゾーン 54 のエッジロケーション (As of April, 2016)
薄利多売でビジネスを回す Amazon のビジネスモデル 規模の拡大とイノベーション 資本投資 より多くの顧客獲得 値下げ 効率改善 技術投資 過去 10 年間で 51 回 の値下げを実施 (As of April, 2016)
AWS の機能拡張 改善のスピード 2015 年は 722 ものサービスや機能の改善を発表 イノベーションが急加速 2016 年 4 月 30 日時点で 313 24 AWS EMR Amazon VPC Amazon RDS 2009 Amazon SNS AWS Identity & Access Management Amazon Route 53 48 AWS Import/Export 2010 82 Amazon SES AWS Elastic Beanstalk AWS CloudFormation Amazon ElastiCache AWS Direct Connect GovCloud 2011 AWS Storage Gateway Amazon Dynamo DB Amazon CloudSearch Amazon SWF Amazon Glacier 159 Trusted Advisor Amazon Redshift AWS Data Pipeline 2012 Amazon Elastic Transcoder AWS OpsWorks Amazon CloudHSM Amazon AppStream Amazon CloudTrail Amazon WorkSpaces Amazon Kinesis 280 2013 516 AWS CodeDeploy AWS CodeCommit AWS CodePipeline Amazon EC2 Container Service Amazon Lambda Amazon Config Amazon CloudWatch Logs Amazon RDS for Aurora AWS KMS Amazon Cognito Amazon WorkDocs AWS Service Catalog AWS Directory Service Amazon Mobile Analytics 2014 AWS IoT 722 AWS Mobile Hub Amazon EC2 Container Registry AWS Database Migration Service Amazon Inspector Amazon RDS for MariaDB Amazon Kinesis Analytics Amazon Kinesis Firehose AWS Import/Export Snowball Amazon QuickSight Amazon Elasticsearch Service AWS WAF Amazon API Gateway AWS Device Farm Amazon EFS Amazon WorkMail Amazon Machine Learning 2015 (As of Jan, 2016)
70 以上の AWS サービス群 ライブラリ & SDKs Java, PHP,.NET, Python, Ruby 管理インターフェイス Management Console, CLI お客様のアプリケーション 認証とログ IAM, Cloud Trail, Cloud HSM, Config ディレクトリ Directory Service モニタリング Cloud Watch, Trusted Advisor コード管理 CodeDeploy, CodeCommit, CodePipeline デプロイと自動化 Elastic Beanstalk, Cloud Formation, OpsWorks エンタープライズアプリケーション WorkSpaces, WorkDocs, WorkMail モバイルサービス Mobile Analytics, Cognito, SNS, IoT Region コンピュート処理 EC2, Auto Scaling, Lambda Elastic Load Balancing, EC2 Container Service AZ データベース RDS, DynamoDB, Redshift, ElastiCache アプリケーションサービス AppStream, Cloud Search, SWF, SQS, SES ストレージ EBS, S3, Glacier, Storage Gateway ネットワーク VPC, Route 53, Direct Connect グローバルインフラリージョン アベイラビリティゾーン エッジロケーション 分析 Elastic MapReduce, Kinesis, Data Pipeline コンテンツ配信 CloudFront
広がる製品ポートフォリオ 仮想デスクトップ モバイル向けサービス Hi Amazon Cognito Amazon Mobile Analytics Amazon Mobile SDK Amazon SNS プッシュ通知 IoT ビッグデータリアルタイム分析サーバレスアーキテクチャ AWS IoT Amazon Redshift Amazon Kinesis AWS Lambda
広がる製品ポートフォリオ (AWS マネジメントコンソール ) 対応リージョン EU ( アイルランド ) 3/10 アジアパシフィック ( 東京 ) 3/10 米国東部 ( バージニア北部 ) 国 部 ( オレゴン ) ( 米国時間 2 月 9 日発表 ) 9
IoT でビッグデータ + リアルタイム処理で利益向上 年間 10 億件にものぼるデータをクラウド上で解析 + 現在の消費状況から 15 分後の需要予測 を個々の店舗で実現
クラウドサービス利 前に抱く漠然とした不安 運用コストが高くなってしまうのでは? 顧客情報 業務情報等の漏えいの不安がある クラウドへの移 コストが高いのでは? 信頼性や可用性は大丈夫? システムの構築 運用ノウハウがない
その 1: 運用コストが高くなってしまうのでは?
クラウドの Before/After 余剰キャパシティ 常に必要以上の投資 無駄のない投資 余剰キャパシティ 予測できないピーク リソース不 機会損失 自動 手動でピーク対応 必要な時に必要なだけ瞬時に調達
クラウドの Before/After ソフトウェア関連費用パッケージ製品使用権等 ソフトウェア関連費用 OS/ データベース使用権等 TCO 削減 (ROI 改善 ) 的リソース捻出 ( 新たな取り組み ) 時間の捻出 ( 質向上 ) 減価償却費 ハードウェア費用 設備費用 保守 運用費プロフェッショナルサービス費 削減削減 削減 ソフトウェア関連費用パッケージ製品使用権等 クラウド利 料 保守 運用費プロフェッショナルサービス費
クラウドインフラの IT リソースを有効活用 1 年間または 3 年間予約することで オンデマンドインスタンスに べて料 の 幅な割引のリザーブドインスタンス ( 最大 75%) 1 インスタンスあたり 1 時間あたりの支払い上限価格 ( 入札価格 ) のスポットインスタンス 積算料 オンデマンドインスタンス リザーブドインスタンス 期間ご利 の場合 大幅にお安く 予約 ( キャパシティ予約 時間単価割引確定 ) リザーブドインスタンスの詳細 https://aws.amazon.com/jp/ec2/purchasing-options/reserved-instances/ スポットインスタンス 1 年 /3 年 期間
その 2: 顧客情報 業務情報等の漏えいの不安がある
AWS のセキュリティとガバナンス セキュリティは AWS において最優先されるべき事項 テクノロジー 専門組織 プロセスに継続的に投資 セキュリティと統制の要求が厳しい企業 組織の要求 ニーズに応えてきたサービスをご提供 利 料に込み
AWS のセキュリティの考え方 ( 共有責任モデル ) アプリケーション データ OS これまでと同様のセキュリティをお客様 SI 様で実現 = Your Apps 仮想 OS 以下 DC, インフラ よりハイレベルの セキュリティを AWS が提供 < 第三者認証 DC, 電源 専 線 ネットワーク冗 化
AWS の高いセキュリティ基準と運用基準複数の第三者認証と監査 ISO Series GxP SEC Rule 17a-4(f)
セキュアなアプリケーションを構築するサービス ネットワーク 暗号化 Virtual Private Cloud Web Application Firewall Key Management Service CloudHSM Server-side Encryption 認証 コンプライアンス IAM ActiveDirectory Integration SAML Federation Service Catalog CloudTrail Config Inspector 各リージョンでサービス提供の有無について差異がございます ご使 前にご確認をお願い致します
その 3: クラウドへの移 コストが いのでは?
既存の概念の置き換えが可能 Region Availability Zone Availability Zone データセンター リージョンアベイラビリティゾーン サーバー Amazon EC2 ストレージ機器 Amazon S3 /Amazon EBS / Amazon EFS テープ装置 Amazon Glacier
DB 間のデータ移 もクラウドでサポート RDB 間のデータ移 を 援するサービス 異機種間のデータ移 も対応 利 が容易 使った分だけの料 体系 オンプレ RDB オンプレ RDB 本来注 すべき確認に集中できる データマイグレーションの工数が下がる 納品時の質向上 RDS RDB on EC2 DMS AWS Database Migration Service オンプレ to オンプレは未サポート RDS RDB on EC2
クラウドベースの開発ツールで効率的に移 準備 ローカル環境の準備が最小化し ソースコード管理 展開が容易に ビルドや展開を自動化し 人的ミスを防止 チーム連携により効率的にプロジェクト運営 納品物の質が向上 ( 一部東京リージョンは対象外 )
その 4: 信頼性や可用性は大丈夫?
日本で数万以上のお客様 ( 世界で 100 万以上 ) アクティブアカウントを指します AWS ホームページで事例や動画公開中
AWS 利 ユーザからの数々の 葉 AWS ホームページで動画公開 https://aws.amazon.com/jp/solutions/case-studies/enterprise-it/
堅牢性と可 性の いストレージサービス 3 箇所以上で自動複製 い堅牢性を実現 ネットワーク越しにファイルを格納 バケット データセンタ C データセンタ A データセンタ B AWS リージョンを指定可能 東京リージョン データ
堅牢性と可 性の いストレージサービス 容量無制限 1 ファイル最大 5TB まで い堅牢性 99.999999999% 安価なストレージ 月額 1GB / 約 4 円 (0.033USD ) スケーラブルで安定した性能 データ容量に依存しない性能 Amazon Simple Storage Service (S3) ( 1USD を 120 円で換算 )
その 5: システムの構築 運用ノウハウがない
トレーニング ユーザコミュニティでラーニング環境も充実 公式トレーニング ユーザーコミュニティ セルフペースラボ 認定試験 JAWS-UG= Japan AWS User Group 全国 50 拠点以上で活動中
AWS 技術チーム +AWS パートナーお客様のクラウド導 移 をお 伝い ソリューション アーキテクトプロフェッショナル サービス ( コンサルティング )
増え続ける AWS 対応ソフトウエアと SaaS 17 のソリューションカテゴリー 270 以上の AWS 対応製品 580 ページ以上
クラウドを活 している多数の導 事例 21 の業種 120 以上の導入事例 250 ページ以上
エンタープライズ企業での典型的な導入パターン Amazon EC2 Amazon S3 Amazon VPC Amazon Direct Connect Elastic Load Balancing Amazon CloudWatch
AWS クラウド利 の効果 コスト削減 TCO 削減 ROI 改善 IT の構築 運用が 楽にできる アプリケーションの開発 利 を俊敏化 セキュリティ ガバナンスが 度化
Thank you!