第 章 D 機能の基本操作 この章では TurboCAD v9 Professionalおよび TurboCAD v9 Standardに備えられている D 機能について説明します TurboSketch v9をお使いの場合は D 機能は使用することはできません - TurboCAD の D 機能の基本 Dオブジェクトを作成するツールは メニューの図形入力 Dオブジェクトもしくは [ 左面 ] ツールバーに備わっています ツールを選択しマウスによる操作での Dオブジェクトの作成や 編集バーを使った数値指定 スナップモードなど TurboCADの基本的な操作方法は 次元の図形の作成と同様です D 機能を使う際の座標フィールド 次元平面での作図では 通常 X Yの 次元の座標値のみで図形 ( オブジェクト ) が管理されます D 機能を使う際は X Yの座標値に加えて高さの座標である Z 座標値も意識して操作する必要があります TurboCADでは 現在のマウスカーソルの座標値は 画面右下の座標フィールド (p.) に表示されています 座標フィールド Z 座標値 D 機能を使う際には 必要に応じて この座標フィールドの情報を参照しながら操作を行ってくさい - D の視点の切り替え D 操作時の視点 D 機能を使う際は 次元平面での作図と異なり オブジェクトに対する視点を意識して操作する必要があります 87
TurboCAD では 図示したもののほかに 底面 背面 左側面に視点を切り替えることができます 平面 ( 上面 ) 側面 ( 右側面 ) オブジェクトに対する視点 正面図 通常 TurboCADで 次元の製図を行う際は オブジェクトを真上から見た平面が使われます 高さを持ったオブジェクトを視認しながらモデリングやオブジェクトの編集を行うには オブジェクトを斜め上方から俯瞰した視点であるアイソメ ( 等角投影法 ) などに切り替えます メニューバーから視点の切り替えを選択する場合は 表示 D ビュー以下のコマンドを使います 視点の切り替えに使うツールこれら視点の切り替えは [ 標準 ] ツールバーにある標準表示詳細選択ツールバーにあるツールを使います 標準表示詳細選択ツールバー 標準表示詳細選択ツールバーからは 次の視点を選択することができます 88
視点ボタン説明 ワールド平面 TurboCAD 標準の平面 通常はオブジェクトを真上からみた視点 (X-Y 平面 ) 左オブジェクトの左側面からの視点 (Y-Z 平面 ) 正面オブジェクトの正面からの視点 (X-Z 平面 ) 底面オブジェクトの真下からの視点 (X-Y 平面 ) 背面オブジェクトの背面からの視点 (X-Z 平面 ) 右オブジェクトの右側面からの視点 (Y-Z 平面 ) アイソメ表示のときの方角は 平面図における上方向を 北 とみなして 図面を見る方向を表現したものです アイソメ SE の場合なら 平面図の右下方向から図面を俯瞰した視点であることを示しています アイソメSE アイソメSW アイソメNE アイソメNW オブジェクトの南東からの視点オブジェクトの南西からの視点オブジェクトの北東からの視点オブジェクトの北西からの視点 視点を変更するツール また 現在の視点は TurboCADウィンドウのタイトルバーに図面名 ( ファイル名 ) とともに表示されています 現在の視点を表示 - D オブジェクト作成の基本 単純な Dオブジェクトの作成練習を開始するために TurboCADを起動し 起動画面で [ 新規 ] ボタンをクリックして新規の図面を作成してください また ここでの練習は すべてスナップなしの状態で行います [ 標準 ] ツールバーにある標準表示詳細選択ツールバーからアイソメ SE ツール す ( 表示 D ビュー アイソメ SE) クリックしてアイソメ表示に切り替えま 89
ここで斜め方向に傾いた四角形が作成されますが 現在はアイソメ表示なので 実際には長方形を作成していることになります アイソメ SE をクリック 直方体ツール ( 図形入力 Dオブジェクト Dプリミティブ 直方体 ) を選択します 用紙上の適当な位置をクリックします マウスを動かすと 斜め方向に四角形が動きます 最初にクリックした点 マウスの動きに合わせて四角形の形が伸び縮みする 適当な点をクリックして四角形を固定します これが直方体の底面になります 6 次にマウスを上下方向に動かします すると 直方体が上下方向に伸び縮みします この操作で直方体の高さを指定します マウス上下方向に動かすと直方体の高さを指定できる 90
7 適当な位置でクリックすると Dオブジェクトの高さが固定され 直方体が完成します D オブジェクトをレンダリングして表示 作成した D オブジェクトは エッジのみが表示されたいわゆるワイヤーフレーム 表示の状態です これをレンダリングして表示します このほかにレンダリング方法には 陰線処理 クオリティレンダリング アドバンスレンダリングがあります ( アドバンスレンダリングは Tur bocad Professional のみ利用可能 ) それぞれのレンダリング方法の違いについて詳しくは リファレンスマニュアルの -8 D ビューの表示方法 を参照してください [ プロパティ ] ツールバーにあるレンダリング詳細選択ツールバーからドラフトレンダリングツール ( 表示 ビジュアルスタイル ドラフトレンダリング ) を選択します ドラフトレンダリングを選択 このメッセージはグラフィックエンジンに RedSDK を使用している場合は 表示されません すると次のようにメッセージが表示されます [ はい ] をクリックして次に進みます 9
次のようにメッセージが表示されます [ はい ] をクリックすると D オブジェクトがレンダリングされて表示されます レンダリング表示を終了する場合は レンダリング詳細選択ツールバーからワイヤーフレームツール ( 表示 ビジュアルスタイル ワイヤーフレーム ) を選択します 編集バーに数値を指定して D オブジェクトを作成 次元の図形を描くときと同じように 編集バーを使えば数値を指定して Dオブジェクトを作成することができます 直方体ツールを選択します 用紙上の適当な点をクリックします <Tab> キーを 回押して 編集バーの長さボックスを反転表示させ 0 と入力します 再び <Tab> キーを押し幅ボックスを反転表示させ 60 と入力します もう一度 <Tab> キーを押して高さボックスを反転表示させ 0 と入力します 長さ 幅 高さを指定 6 <Enter> キーを押すと 60 0 0 の直方体が作成されます 9
0 0 60 次元の図形から Dオブジェクトを作成する TurboCADでは 次元平面に描いた図形を基にして Dオブジェクトを作成する方法も用意されています 新規作成ダイアログで [ デフォルト ] を選択して図面を新規作成して 以下の操作を練習してみてください ( 表示がアイソメ表示になっている場合は [ 標準 ] ツールバーにある標準表示詳細選択ツールバーからワールド平面ツールをクリックしてください ) サイズを指定しての長方形の描き方は 数値で指定して図形を描く 編集バーの使い方 (p.7) を参照してください 矩形ツール ( 図形入力 矩形 ) を選択し 任意の位置に 60 0の長方形を作成します 次に 中心 半径指定円ツール ( 図形入力 円 中心 半径指定円 ) を選択します 用紙上の任意の点をクリックしたら <Tab> キーを 回押して編集バーの半径ボックスを反転表示させ 0 と入力して 半径 0の円を描きます 60 0 の長方形半径 0 の円 標準ツールバーにある標準表示詳細選択ツールバーからアイソメ SE ツール 9
をクリックしてアイソメ表示します [ 標準 ] ツールバーにある縮小ツールを 回クリックして D オブジェクトを 作図するためのスペースを確保します 6 単純押出しツール ( 図形入力 Dオブジェクト Dプロファイル参照 単純押出し ) を選択します 7 長方形をクリックします 8 <Tab> キーを押して 編集バーの高さボックスを反転表示させます 9 高さボックスに 0 を入力します これでオブジェクトの高さを指定したことになります 0 を入力 <Enter> キーを押します 長方形を底面とした直方体が完成します 錐ツール ( 図形入力 Dオブジェクト Dプリミティブ 錐 ) を選択します 編集バーに表示されている (D 底面を指定 ) をクリックします 9
[D 底面を指定 ] をクリック 円をクリックします <Tab> キーを 回押して編集バーの高さボックスを反転表示させ 0 と入力します 0 を入力 <Enter> キーを押すと 円を底面とした円錐が完成します ドラフトレンダリングツール リング ) を選択してレンダリングをします ( 表示 ビジュアルスタイル ドラフトレンダ 9
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