ハンズオンラボ Visual Studio 2010 によるデータドリブン型のマスター - 詳細ビジネスフォームの作成 ラボバージョン : 最終更新日 : 2010 年 2 月 9 日 ページ 1

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ハンズオンラボ Visual Studio 2010 によるデータドリブン型のマスター - 詳細ビジネスフォームの作成 ラボバージョン : 1.0.0 最終更新日 : 2010 年 2 月 9 日 ページ 1

目次 概要... 3 演習 1: アプリケーションのデータスキャフォールディングの作成と基本的なカスタマイズ... 6 タスク 1 [Data Source] ( データソース ) ウゖンドウを使用してプロジェクトにデータベースを追加する... 6 タスク 2 [Data Sources] ( データソース ) ウゖンドウを使用してデータバンドコントロールをウゖンドウに追加する... 11 演習 2: マスター - 詳細データのスキャフォールディングの作成と細かいカスタマイズ... 15 タスク 1 - 一覧の詳細グリッドをウゖンドウに追加する... 16 タスク 2 移動用に [Forward] ボタンと [Back] ボタンを用意する... 17 タスク 3 Listings DataGrid のデータを目に見えるようにする... 20 演習 3: リソースの作成と使用... 24 タスク 1 ボタンの Background プロパテゖからリソースを作成する... 24 タスク 2 リソースを使用して他のボタンの Background プロパテゖを更新する... 26 まとめ... 28 ページ 2

概要 このラボでは Visual Studio 2010 付属のツールを使用して WPF 4.0 でマスター - 詳細ビジネ スフォームを作成およびカスタマズするのに必要なすべての手順について学習します 目的 このラボを修了すると 次の方法を理解できます WPF プロジェクトと [Data Sources] ( データソース ) ウゖンドウを使用して ゕプリケ ーションのデータバンドに初期スキャフォールデゖングを作成する [Data Sources] ( データソース ) ウゖンドウを使用して 既存の WPF コントロールのデ ータバンドを 描画 する [Data Sources] ( データソース ) ウゖンドウで マスター - 詳細スキャフォールデゖング を作成する Visual Studio 2010 property browser ( プロパテゖブラウザー ) のデータバンド式ビル ダを使用し [Data Sources] ( データソース ) ウゖンドウの出力を独自の外観にカスタ マズする マークゕップの拡張 Intellisense を使用して データバンド式を作成する Visual Studio 2010 のリソース抽出機能を使用して 共通の情報をリソースに取り出 す Visual Studio 2010 のリソース選択機能を使用して 共通情報をコントロールに適用 する シナリオ このラボでビルドするのは 不動産業者のオフゖスで物件の管理と閲覧に使用するゕプリケーションを シンプルな読み取り専用にしたものです 使用している技法は ほぼすべてのデータドリブン型のクラゕントゕプリケーションシナリオに簡単に応用できます ページ 3

演習 このハンズオンラボは 以下の演習から構成されています ゕプリケーションのデータスキャフォールデゖングの作成 マスター - 詳細スキャフォールデゖングの作成 リソースの作成と使用 ラボの推定所要時間 : 45 分 前提条件 このラボを始めるにあたって 次の製品やテクノロジについての基礎知識が必要です データドリブンゕプリケーションの UI 開発 Windows Presentation Foundation システム要件 このラボには 次のものが必要です Visual Studio 2010.NET Framework 4 演習の教材 このハンズオンラボには次の教材が含まれています Visual Studio のソリューション : 演習には ラボ演習の出発点として使用できる Visual Studio ソリューションを用意しています ソリューションは %TrainingKitInstallFolder%\Labs\WPF4DataDrivenMasterDetailBusinessForm\Source\Ex0 1-CreatingTheAppDataScaffolding\begin\C# にあります Southridge.sln: 演習 1 から始まる各演習の出発点として使用するシンプルな WPF ゕプリケーションを含むソリューションです メモ : 各演習には End フォルダーがあり 演習を完了すると完成する 最終結果となるソリューションも含まれています ページ 4

関連情報 次のビデオには このゕプリケーションをビルドするようすが収録されています What's New for Microsoft Silverlight and Microsoft Windows Presentation Foundation (WPF) Developers in Microsoft Visual Studio 2010 (Microsoft Visual Studio 2010 の Microsoft Silverlight および Microsoft Windows Presentation Foundation (WPF) 開発者向け新機能 ) http://videos.visitmix.com/mix09/t73m ( 英語 ) What's New in Windows Presentation Foundation (WPF) 4 (Windows Presentation Foundation (WPF) 4 の新機能 ) http://videos.visitmix.com/mix09/t39f ( 英語 ) セットアップ メモ : 日本語環境でこのラボを実行する場合は下記の Read Me を参考にして セットゕッ プを実行してください http://msdn.microsoft.com/ja-jp/netframework/ff384798.aspx 依存関係チェッカー (Dependency Checker) を使用すると このラボの要件がすべて確認されます すべての要件が正しく構成されていることを確認するには 次の手順を実行します メモ : セットゕップ手順を実行するには 管理者特権を使ってコマンドウゖンドウからスクリプトを実行する必要があります 1. トレーニングキットの依存関係チェッカーを以前に実行していなければ 実行します これを行うには %TrainingKitInstallationFolder%\Labs\WPF4DataDrivenMasterDetailBusinessForm\S ource\setup フォルダーにある CheckDependencies.cmd スクリプトを実行します 前 ページ 5

提条件を満たしていなければ 必要な項目をすべてンストールし ( 必要に応じて再スキャンし ) ウゖザードを完了します メモ : 便宜上 このラボで管理するコードの大半は Visual Studio のコードスニペットとして使用できるようにしています CheckDependencies.cmd フゔルによって Visual Studio ンストーラーフゔルが起動し コードスニペットがンストールされます ソリューションを作成する際にスニペットが見つからない場合は Visual Studio 2010 コードスニペットリポジトリにコードスニペットがンストールされていることを確認してください 複数のバージョンの Visual Studio がンストールされている場合 対象のコードスニペッ トをすべて選択した上で ンストール先に Visual Studio のバージョンを選択してくださ い 次の手順 演習 1: ゕプリケーションのデータスキャフォールデゖングの作成と基本的なカスタマズ 演習 1: ゕプリケーションのデータス キャフォールデゖングの作成と基本的 なカスタマズ この演習では ゕプリケーションのデータバンドスキャフォールデゖングを作成し 最初のデータを表示します [Data Sources] ( データソース ) ウゖンドウ出力の初期カスタマズも行います タスク 1 [Data Source] ( データソース ) ウィンドウを使用してプロジェクトにデータベースを追加する ページ 6

1. [ スタート ] ボタンをクリックし [ すべてのプログラム ] [Microsoft Visual Studio 2010] [Microsoft Visual Studio 2010] の順にクリックします 2. [File] ( フゔル ) メニューの [Open] ( 開く ) をポントし [Project/Solution] ( プロジェクト / ソリューション ) をクリックします [Open Project] ( プロジェクトを開く ) ダゕログボックスで %TrainingKitInstallFolder%\Labs\WPF4DataDrivenMasterDetailBusinessForm\Source \Ex01-CreatingTheAppDataScaffolding\begin\ フォルダーの C# フォルダーもしくは VB フォルダーにある Southridge.sln ソリューションフゔルを開きます ( お好きな言語を選択してください ) 3. ソリューションエクスプローラーで Window1.xaml フゔルをダブルクリックして開きます 4. ルートウゖンドウを選択します ( グリッドではなくウゖンドウを選択してください 何が選択されているか確認するには Visual Studio の [Properties] ( プロパテゖ ) ウゖンドウか [document outline] ( ドキュメントゕウトラン ) ウゖンドウをチェックします ) プロパテゖブラウザー (Property Browser) で ウゖンドウの [Width] ( 幅 ) を 800 に [Height] ( 高さ ) を 600 に設定します ページ 7

図 1 Window1 の高さと幅の変更 (C# の例 ) ページ 8

図 2 Window1 の高さと幅の変更 (VB の例 ) 5. [Data] ( データ ) メニューの [Show Data Sources] ( データソースの表示 ) をクリックして [Data Sources] ( データソース ) ウゖンドウを開きます 6. [Add New Data Source] ( 新しいデータソースの追加 ) をクリックして 新しいデータソースを作成します ページ 9

図 3 [Data Sources] ( データソース ) ウゖンドウ 7. データソースの種類として [Database] ( データベース ) をクリックします [ 次へ ] を クリックします 8. データベースモデルとして [Dataset] ( データセット ) を選択し [ 次へ ] をクリックし ます 9. [New Connection] ( 新しい接続 ) をクリックし 次のオプションを選択し [OK] をクリ ックします a. [Data source] ( データソース ): [Microsoft SQL Server Database File] (Microsoft SQL Server データベースフゔル ) b. [Database file name] ( データベースファイル名 ): %TrainingKitInstallFolder%\Labs\WPF4DataDrivenMasterDetailBusinessForm\Source \Assets\Southridge.mdf c. [Log on to server] ( サーバーへのログオン ): [Use Windows Authentication] (Windows 認証を使用する ) 10. [ 次へ ] をクリックします [ はい ] をクリックして ローカルプロジェクトにフゔ ルをコピーします 11. 既定の接続文字列名をそのまま使用し [ 次へ ] をクリックします 12. [Choose Your Database Objects] ( データベースオブジェクトの選択 ) 画面で 次の操作 を実行します ページ 10

a. [Tables] ( テーブル ) の [Listings] テーブルを展開して [MLS] [Title] [PrimaryPhoto] の各チェックボックスをオンにします b. [Tables] ( テーブル ) の下の [Neighborhoods] テーブルのチェックボックスをオンにします c. [Tables] ( テーブル ) の下の [Viewings] テーブルのチェックボックスをオンにします 13. [ 完了 ] をクリックします 14. これで [Data Sources] ( データソース ) ウゖンドウにデータベーススキーマが設定されます ソリューションエクスプローラーには 厳密に DataSet に型指定された 関連 XSD が表示されます 15. ソリューションをビルドします ビルドエラーは発生しません タスク 2 [Data Sources] ( データソース ) ウィンドウを使用してデータバインドコントロールをウィンドウに追加する 1. [Data Sources] ( データソース ) ウゖンドウで [Listings] ドロップダウンリストボックスをクリックし [Details] ( 詳細 ) をクリックします 図 4 Listings の詳細 ページ 11

2. [Listings] ドロップダウンリストボックスから Windows1 にドラッグゕンドドロップします 3. データバンドコントロールが自動作成されます 作成された XAML を調べ SouthridgeDataSet データソースとのリレーションシップを確認します 図 5 WPF デザナーでの Listings の詳細 (C# の例 ) ページ 12

図 6 WPF デザナーでの Listings の詳細 (VB の例 ) 4. [Design] ( デザン ) ペンで Primary Photo のラベルとテキストボックスを削除します 5. ツールボックスから [Image] ( メージ ) コントロールをドラッグゕンドドロップし 詳細グリッドの右に配置します 6. [Data Sources] ( データソース ) ウゖンドウで [Listings] テーブルを展開し [PrimaryPhoto] フゖールドを [Image] ( メージ ) コントロール上にドラッグゕンドドロップします これにより データバンドの情報がコントロールに 描画 されます ページ 13

図 7 メージコントロールの追加 7. Ctrl キーを押しながら F5 キーを押して ゕプリケーションを実行します データベ ースの 1 行目のデータと画像が表示されます ページ 14

図 8 ゕプリケーションの実行 次の手順 演習 2: マスター - 詳細データのスキャフォールデゖングの作成と細かいカスタマズ 演習 2: マスター - 詳細データのスキャ フォールデゖングの作成と細かいカス タマズ ページ 15

この演習では ウゖンドウにいくつか詳細を追加します 一覧形式のデータをユーザーが前後に移動できるようにもします また データを見やすくするために 既定のテンプレートの 1 つを置き換えて 一覧を前後のどちらに進んでいるかが目に見えるようにします タスク 1 - 一覧の詳細グリッドをウィンドウに追加する 1. この演習を行うには 演習 1 のソリューションを続行するか %TrainingKitInstallFolder%\Labs\WPF4DataDrivenMasterDetailBusinessForm\Source\Ex0 2-CreatingMasterDetailDataScaffolding\begin\ の C# フォルダーもしくは VB フォルダーにある Southridge.sln ソリューションフゔルを開きます ( お好きな言語を選択してください ) 演習 1 で行った WPF の作業をデザナーで表示する前にソリューションをビルドしておく ([Build] ( ビルド ) メニューの [Build Solution] ( ソリューションのビルド ) をクリックします ) 必要があります 2. [Data Sources] ( データソース ) ウゖンドウが表示されていなければ [Data] ( データ ) メニューの [Show Data Sources] ( データソースの表示 ) をクリックします 図 9 [Data Sources] ( データソース ) ウゖンドウでの Viewings 3. [Data Sources] ( データソース ) ウゖンドウの [Listing] テーブルの下にある [Viewings] 外 部キーテーブルをウゖンドウにドラッグして マスター - 詳細ビューを作成します 2 つのビューの同期を維持するために必要なすべての詳細が [Data Sources] ( データ ページ 16

ソース ) ウゖンドウによって管理され 次の図のように 各列のすべてのフゖールド を備えた DataGrid が作成されます 図 10 デザナーへの Viewing の追加 タスク 2 移動用に [Forward] ボタンと [Back] ボタンを用意する 1. ツールボックスから デザンサーフェスに新しく [Button] ( ボタン ) を 2 つドラッグします 2. 1 つ目のボタンの名前を forwardbutton に設定します 3. forwardbutton の [Content] プロパテゖに Forward と入力します ページ 17

図 11 [Forward] ボタンのプロパテゖ 4. デザナーサーフェスの forwardbutton をダブルクリックします コードビュー に切り替わり このボタンのクリックハンドラーが追加されます 5. 新しいクリックハンドラーに次のコードを挿入します ( コードスニペット WPF MasterDetail Lab Ex2 ForwardClickHandler C#) C# private void forwardbutton_click(object sender, RoutedEventArgs e) { CollectionViewSource cvs = (this.findresource("listingsviewsource")) as CollectionViewSource; cvs.view.movecurrenttonext(); } ( コードスニペット WPF MasterDetail Lab Ex2 ForwardClickHandler VB) Visual Basic Private Sub forwardbutton_click(byval sender As System.Object, ByVal e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles forwardbutton.click Dim cvs = TryCast(Me.FindResource("ListingsViewSource"), CollectionViewSource) cvs.view.movecurrenttonext() End Sub ページ 18

コードエデゖター内を右クリックして [View Designer] ( デザナーの表示 ) をクリックし デザナーに切り替えます 6. 2 つ目のボタンの名前を backbutton に設定します 7. backbutton の [Content] プロパテゖに Back と入力します 図 12 [Back] ボタンのプロパテゖ 8. デザナーサーフェスの backbutton をダブルクリックします コードビューに 切り替わり このボタンのクリックハンドラーが追加されます 9. 新しいクリックハンドラーに次のコードを挿入します ( コードスニペット WPF MasterDetail Lab Ex2 BackClickHandler C#) C# private void backbutton_click(object sender, RoutedEventArgs e) { CollectionViewSource cvs = (this.findresource("listingsviewsource")) as CollectionViewSource; cvs.view.movecurrenttoprevious(); } ( コードスニペット WPF MasterDetail Lab Ex2 BackClickHandler VB) ページ 19

Visual Basic Private Sub backbutton_click(byval sender As System.Object, ByVal e As System.Windows.RoutedEventArgs) Handles backbutton.click Dim cvs = TryCast(Me.FindResource("ListingsViewSource"), CollectionViewSource) cvs.view.movecurrenttoprevious() End Sub [Debug] ( デバッグ ) メニューの [Start without Debugging] ( デバッグなしで開始 ) をクリックし ( または Ctrl キーを押しながら F5 キーを押し ) ゕプリケーションを実行します 各項目の詳細を選択して確認しながら データセット内を戻ったり進んだりできます タスク 3 Listings DataGrid のデータを目に見えるようにするこのタスクでは 先ほど作成した DataGrid を細かくカスタマズします 列の 1 つを変更して CheckBox ( チェックボックス ) コントロールではなく 信号機のような赤と緑の四角形をンジケーターとして表示します これを行うには プロジェクトで作成済みの BooleanToBrushConverter を使用して 列のブール値を赤か緑のブラシに変換します 1. デザンサーフェスの DataGrid コントロールをクリックして選択します デザンサーフェスを右クリックして [Document Outline] ( ドキュメントゕウトラン ) をクリックします 図 13 [Document Outline] ( ドキュメントゕウトラン ) での DataGrid ページ 20

2. [Document Outline] ( ドキュメントゕウトラン ) で [DataGrid] ノードを展開し DataGrid 内の下から 3 番目の列を探します 該当の列は DataGridCheckBoxColumn で XAML エデゖターでは関連コードが強調表示されます 図 14 [Document Outline] ( ドキュメントゕウトラン ) での DataGridCheckBoxColumn 3. XAML エデゖターで DataGridCheckBoxColumn をコメントにし 次の DataGridTemplateColumn を挿入します XAML <!-- <DataGridCheckBoxColumn Binding="{Binding Path=Proceeding}" Header="Proceeding" Width="SizeToHeader" /> --> <DataGridTemplateColumn Header="Proceeding" Width="SizeToHeader"> <DataGridTemplateColumn.CellTemplate> <DataTemplate> <Rectangle /> </DataTemplate> </DataGridTemplateColumn.CellTemplate> </DataGridTemplateColumn> 4. カーソルを <Rectangle /> コードに合わせると [Properties] ( プロパテゖ ) ウゖンドウに Rectangle のプロパテゖが表示されます 5. [Properties] ( プロパテゖ ) ウゖンドウで 検索フゖールドを使用して Fill 属性を検索します ページ 21

図 15 Rectangle の Fill プロパテゖ 6. Fill という文字の右隣にある小さな黒い正方形をクリックします [Apply Data Binding] ( データバンドの適用 ) をクリックします 7. [Data Binding] ( データバンド ) ウゖンドウで [Converter] ( コンバーター ) ペンをクリックし [Southridge] (Southridge) [BooleanToBrushConverter] (BooleanToBrushConverter) [Create New] ( 新規作成 ) を順にクリックします 図 16 ページ 22

BooleanToBrushConverter の追加 8. キーの既定値を変更しないで [Create Resource] ( リソースの作成 ) ダゕログボックスで [OK] をクリックします 9. [Parameter] ( パラメーター ) フゖールドに Proceeding と入力します これにより 現在行でどのフゖールドから値を取得するかをコンバーター (Converter) が認識します 図 17 BooleanToBrushConverter の [Parameter] ( パラメーター ) 10. [Debug] ( デバッグ ) メニューの [Start without Debugging] ( デバッグなしで開始 ) をクリ ックし ( または Ctrl キーを押しながら F5 キーを押し ) [Proceeding] 列に 信号機のよ うな赤と緑が表示されることを確認します ページ 23

図 18 ゕプリケーションの実行 次の手順 演習 3: リソースの作成と使用 演習 3: リソースの作成と使用 タスク 1 ボタンの Background プロパティからリソースを作成する 1. この演習を行うには 演習 2 のソリューションを続行するか %TrainingKitInstallFolder%\Labs\WPF4DataDrivenMasterDetailBusinessForm\Source\Ex0 3-CreatedAndUsingResources\begin\ の C# フォルダーもしくは VB フォルダーにある ページ 24

Southridge.sln ソリューションフゔルを開きます ( お好きな言語を選択してください ) 演習 2 で行った WPF の作業をデザナーで表示する前にソリューションをビルドしておく ([Build] ( ビルド ) メニューの [Build Solution] ( ソリューションのビルド ) をクリックします ) 必要があります 2. Window1.xaml を開き 演習 2 で作成した forwardbutton を選択します 3. [Properties] ( プロパテゖ ) ウゖンドウで 検索ツールを使用して [Background] プロパテゖを探します 図 19 [Background] プロパテゖの設定 4. [Background] プロパテゖをクリックすると ブラシエデゖターが表示されます スポトツールをクリックして 画面の任意の場所から色を選択します ボタンの背景が変化します 5. プロパテゖブラウザー (Property Browser) で [Background] ラベルの横にある小さな黒い正方形をクリックして [Extract Value to Resource] ( リソースに値を抽出する ) オプションをクリックします ページ 25

図 20 [Extract Value to Resource] ( リソースに値を抽出する ) 6. [Create Resource] ( リソースの作成 ) ダゕログボックスで既定の値をそのまま使用し て [OK] をクリックします このウゖンドウでは 再利用できるリソースとしてプ ロパテゖ値を抽出できます この場合 リソースは Window1.xaml に作成されます 7. XAML コードエデゖターで参照すると <Window.Resources /> に SolidColorBrush が抽 出されています XAML <Window.Resources> <!-- 他のリソースは省略します --> <SolidColorBrush x:key="lightorangebrushkey">#fffff0d0</solidcolorbrush> </Window.Resources> タスク 2 リソースを使用して他のボタンの Background プロパティを更新する 1. backbutton を選択し [Properties] ( プロパテゖ ) ウゖンドウで [Background] プロパテゖを表示します 2. [Properties] ( プロパテゖ ) ウゖンドウで [Background] プロパテゖのラベルの横にある黒い正方形をクリックし [Apply Resource] ( リソースの適用 ) をクリックします ページ 26

図 21 [Apply Resource] ( リソースの適用 ) 3. [Local] ( ローカル ) を展開してリソースを選択します 図 22 [Apply Resource] ( リソースの適用 ) 4. これで forwardbutton と backbutton で同じリソースを共有するように [Background] が定義されます ページ 27

次の手順 まとめ まとめ このラボでは WPF 4.0 のマスター - 詳細ビジネスフォームを作成してカスタマズする方法を学習しました ゕプリケーションのデータスキャフォールデゖングとして シンプルなものと マスター - 詳細の形式のものを作成しました その他の機能として プロパテゖブラウザー (Property Browser) でデータバンド式ビルダーを使用して データソースの出力を独自の外観にカスタマズする方法を学び マークゕップの拡張 Intellisense を使用して データバンド式を作成しました さらに 共通の情報をリソースに抽出し 抽出したリソースをリソース選択機能を使用して他のコントロールに適用する方法も学習しました 最新リリースの Visual Studio 2010 に付属するツール プラットフォーム 言語をすべて駆使して 強力なマスター - 詳細ビジネスゕプリケーションを作成できます ページ 28