カーブの所はロックミシンの巻きロックがないと綺麗にほつれ止めしにくいので ロックミシンをお持ち無い方は ほつれ止め液のピケを裁断する前にカーブの所に塗って 乾いてから切るとほつれず綺麗に仕上がりますよ 特に薄い生地はそのままジグザグをするとシワが入ったりしやすいので ほつれ止め液を塗ると乾いたときに張りが出るのでその上をジグザグ縫いをすると綺麗に縫いやすくなります 裁断した全てのパーツの端をほつれ止めをしてください 指定された場所の裏に接着芯を付けてください くわしくは縫う前の下準備を参照してください 表 裏 接着芯 お洋服に模様や刺繍を入れたい場合はこの時点で入れておくと楽です 前中心と前脇 後中心と後ろ脇を表同士が内側になるように重ねて縫ってください 縫い代はアイロンで左右に折ってください スカート部分にギャザーを寄せてください ギャザーの寄せ方は縫う前の下準備参照 後フリルのスカートのワンピース 1 手作り服の作り方と型紙 USAKO の洋裁工房 http://yousai.net
後スカートのファスナーを付ける位置から下を縫ってください ピンクの印の所を あきどまり といいます ここも縫い代は左右に折ってください 表を上にしたスカートに後上半身 ( 後ろ身頃 ) を裏を上にして重ねてください 縫い代は上半身へ折ってください 後上半身 ( 後見頃 ) を起こしてください 縫い代を上半身側に折って 表側の縫い目から 5mm 離れた所を縫って縫い代を固定してください 後中心にファスナーをつけます そのために後中心を大きい縫い目で縫っておきます あとで解くのでこの縫い目は大きな縫い目で縫ってください 目立つ色の糸で縫うとほどきやすいです 後フリルのスカートのワンピース 2 手作り服の作り方と型紙 USAKO の洋裁工房 http://yousai.net
縫ったら 縫い目の長さを 2~3mm に戻し アイロンで縫い代を左右に広げてください 洋裁用語で割るといいます あれば熱接着の両面テープをファスナーの表面に貼ってください 裏を上にして生地を置いてください 熱接着の両面テープのはくり紙をはがしてください 縫い代の上に 裏を上にしたファスナーを置く アイロンで固定してください 熱接着の両面テープが無い場合 れば手縫いで 2cm くらいの大きい縫い目でしつけ糸でファスナーと 縫い代だけを開きどまりの所まで大雑把に縫ってください ミシンの押さえをコンシールファスナー押さえに替えてください このコンシールファスナー押さえは一般的な家庭用ミシンであれば数百円で購入ができます お洋服を作る人は 1 つ持っておくと便利ですよ 左側は軸から替えるタイプ 右は後のボタン押して押さえを交換するタイプ用コンシールファスナー押さえはこのように裏側に溝が入っています 後フリルのスカートのワンピース 3 手作り服の作り方と型紙 USAKO の洋裁工房 http://yousai.net
後中心の大きな縫い目の所だけ解いてください この溝にファスナーのムシ ( レール部分 ) を入れて縫うと ファスナーのムシのそばギリギリを縫うことができますそして開きどまりまで縫ってください これでファスナー付けができました 前上半身 ( 見頃 ) を前スカートに合わせて縫ってください 上半身 ( 見頃 ) を起こして縫い代を押さえるために表側の縫い目から 5mm 離れた所を縫ってください 縫い代は上半身に向けて折ってください 前後を表同士が内側になるように重ねてください 肩と脇を縫ってください 前後の見返しを表側が中になるように重ね肩のところを縫ってください 後フリルのスカートのワンピース 4 手作り服の作り方と型紙 USAKO の洋裁工房 http://yousai.net
えりの上に見返しを重ねてください 身頃 見返しを重ねた状態で縫い代を縫って下さい 後見返しはファスナーの 5mm 手前で折り返してください えりの角の縫い代に必ず切り込みをいれてください 切込みを入れず見返しを裏がえすと引きつった感じになります ( 試しに切り込みをいれずに裏返してみてください そうすると意味が分かると思います ) 縫い目を切らないように気をつけてね 見返しを上に向かって折ってください ファスナーを裏に折ってください 見返しを裏へかぶせてください アイロンをかけて形を固定してください 後フリルのスカートのワンピース 5 手作り服の作り方と型紙 USAKO の洋裁工房 http://yousai.net
えりの端から 5mm の所を縫って見返しを固定してください 裏返して見返しを手縫いでまつり縫いをしてください 縫い代を折る カフスをアイロンで図のように折り目をつけてください 上の図の点線のところで半分に折る そで山の中心に印を付けてください ( これは位置合わせに必要です ) そで山とそで口の縫い代に 2 本ギャザーを寄せてください ( 赤い部分 ) そで底を縫うってください カフスも脇を縫ってください そで口のギャザーを縮めてカフスと同じ長さになるように調整してください 引っ張るのは下糸を引っ張ってください 上糸を引っ張ると糸がしまってギャザーを寄せにくくなります 表替えした袖に 裏返したカフスを重ね 赤い部分を縫ってください 後フリルのスカートのワンピース 6 手作り服の作り方と型紙 USAKO の洋裁工房 http://yousai.net
カフスをアイロンでつけた折り目どおりに折り返してください そで口とカフスの境目から 5mm の所をミシンで縫ってください 慣れていない場合はしつけ糸で境目から 2~3 mm の所を手縫いしてから ミシンをかけるといいよ お好みで袖口にレースやフリルをつけて下さい 見頃 ( 胴部分 ) は裏返して そでは表側にひっくり返してください 見頃の中にそでを入れてください 肩と 脇を最初にあわせてまち針でとめてください 縫う場所より 2~3 ミリ横を仕付け糸を使い縫っておくと ミシンで縫う時に針を折る心配がなくていいよ! しつけ縫いをしたらミシンで縫ってください えりの後ろのファスナーの上にカギホックを付てください カギホックの穴に針を通してください 利き手で糸を持ち 反対の手で針を固定してください 針に 1 周糸を引っかけて輪を作ってください 糸を引っ張って輪を締めてください 糸を親指で押さえて針を引き抜いてください これを繰り返してください こうすると一針一針が強くなりますし 一か所糸 後フリルのスカートのワンピース 7 手作り服の作り方と型紙 USAKO の洋裁工房 http://yousai.net
が切れてもすべての糸がが抜けたりしなくなりますよ 縫う数は決まりはありません だいたい 1 つの穴に付き 4~8 針程度で充分です 太い糸より細い糸の方が強度が弱いので多めに縫ってください 仕上げに縫い代にしっかりアイロンをかけて完成です 仕上げのアイロンはしわをのばすよりも 縫い代にしっかり折り目をつけることが重要です 必要な材料表の生地接着芯コンシールファスナーかぎホック糸 オススメの生地ポリエステルアムンゼン ( 薄手 ) 化繊なのでシワになりにくくやわらかいので綺麗にドレープが入ります 薄手のツイル ( ギャバ ) 斜めの織り模様の入った生地です 厚手のものは張りがありますが薄めのものであれば ドレープが綺麗に入るものもあります ポリエステルツイル 光沢のある生地 華やかな衣装にしたい時はオススメ 関連説明書縫う前の下準備 後フリルのスカートのワンピース 8 手作り服の作り方と型紙 USAKO の洋裁工房 http://yousai.net