Systemwalker Network Assist V10.0/V11.0 ノード定義データ適用ガイド 第 1.4 版 2006 年 02 月 20 日 Microsoft(R) Windows NT(R)/Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 Solaris(TM) Operating System
まえがき 本書の目的 本書は Systemwalker Network Assist ノード定義データ ( 以降 ノード定義データと表記します ) の導入方法について説明しています Systemwalker Network Assist ( 以降 Network Assistと表記します ) では ネットワーク機器の詳細監視に必要な情報をノード定義データという形式で用意しています 本書の読者 本データをNetwork Assistへ導入することで Network Assistをバージョンアップすることなく 管理 監視対象となるネットワーク機器 機種を追加することができます 本書は すでにNetwork Assistを導入済で 監視サポート機器を追加される方を対象としています 本書の構成 本書は 1 章 ~2 章からなり 以下の構成となっています 第 1 章ハードウェア環境本データの導入に必要なハードウェア およびに必要なディスク所要量と 作業域ついて説明します 第 2 章導入手順本データの導入手順ついて説明します 本書のコメント 略語表記について Solaris(TM) 8 Operating System Solaris(TM) 9 Operating System を "Solaris(TM) Operating System と略しています Solaris(TM) Operating Systemを Solaris と略しています Microsoft(R) Windows NT(R) Server network operating Version4.0を "Windows NT(R)" と略しています Microsoft(R) Windows(R) 2000 Serverを "Windows(R) 2000" と略しています Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003, Standard Edition を "Windows Server(TM) 2003" と略しています Windows NT(R) Windows(R) 2000 およびWindows Server(TM) 2003を "Windows" と略しています i
輸出管理規制表記 当社ドキュメントには 外国為替および外国貿易管理法に基づく特定技術が含まれていることがあります 特定技術が含まれている場合は 該当ドキュメントを輸出または非住居者に提供するとき 同法に基づく許可が必要になります 平成 15 年 03 月初版平成 15 年 05 月 1.1 版平成 16 年 03 月 1.2 版平成 17 年 04 月 1.3 版平成 18 年 02 月 1.4 版 商標について Sun Sun Microsystems Sunロゴ Solaris およびすべてのSolarisに関連する商標及びロゴは 米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems,Inc. の商標または登録商標であり 同社のライセンスを受けて使用しています iplanet JavaおよびすべてのJava 関連の商標およびロゴは 米国およびその他の国における米国 Sun Microsystems,Inc. の商標または登録商標です Microsoft, Windows, Windows NTは 米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です Netscape, Netscape Navigator, Netscape Communicatorは 米国 Netscape Communications Corporationの商標です そのほか 本書に記載されている会社名および製品名は それぞれ各社の商標または登録商標です その他の製品名は 各社の商標または登録商標です 製品名等の固有名詞は 各社の商標または登録商標です その他 本マニュアルに記載されているシステム名 製品名等には 必ずしも商標表示 ((TM) (R)) を付記しておりません お願い 本書を無断で他に転載しないようお願いします 本書は予告なしに変更されることがあります All Rights Reserved,Copyright(C) 富士通株式会社 2003-2006 ii
目次 第 1 章ハードウェア環境... 1 1.1 ハードウェア環境... 2 1.2 静的ディスク資源... 3 1.2.1 必要とするディスク容量... 3 1.2.2 必要とする作業域 ( 監視サーバ )... 3 1.2.3 必要とする作業域 (PCクライアント)... 3 第 2 章導入手順... 5 2.1 導入フロー... 6 2.2 導入時の注意事項... 7 2.3 ノード定義データの導入 (Solaris 版 )... 8 2.3.1 ノード定義データファイルの展開 転送... 8 2.3.2 ノード定義データファイルの導入... 8 2.3.3 導入作業に必要な時間... 8 2.4 ノード定義データの導入 (Windows 版 )... 9 2.4.1 ノード定義データファイルの展開 転送... 9 2.4.2 ノード定義データファイルの導入... 9 2.4.3 導入作業に必要な時間... 9 2.5 ノード定義データの導入 ( クラスタシステム )... 10 2.6 Centric Manager 連携ツール用設定ファイルの更新... 11 iii
第 1 章 ハードウェア環境 第 1 章では 本データの導入に必要なハードウェア および必要なディスク所要量と 作業域ついて説明します 本章は 次の節から構成されています 1.1 ハードウェア環境 1.2 静的ディスク資源
第 1 章ハードウェア環境 1.1 ハードウェア環境 必須ハードウェア 本データを導入する場合 以下のハードウェアが必要になります 項番 機器名 備考 1 PCクライアント (FMVシリーズおよび PC/AT 互換パーソナルコンピュータ ) 本データのダウンロード 展開をおこなうために必要となります 2
1.2 静的ディスク資源 1.2 静的ディスク資源 本データを導入するために必要なディスク所要量と 作業域について説明します 1.2.1 必要とするディスク容量 本データを導入するためには 監視サーバ上に以下の空きディスク容量が必要になります ディスク容量が不足している場合は 該当するファイルシステムのサイズを拡張してください 項番 ディレクトリ ディスク所要量 ( 単位 :Mバイト) 1 Network Assistインストールディレクトリ 64MB 備考 1.2.2 必要とする作業域 ( 監視サーバ ) 本データを導入する場合 監視サーバ上に作業域として以下の空きディスク容量が必要になり ます 項番 ディレクトリ ディスク所要量 ( 単位 :Mバイト) 1 任意の一時ディレクトリ 64MB 備考 1.2.3 必要とする作業域 (PC クライアント ) 本データを展開する PC クライアントについても 以下の空きディスク容量が必要になります 項番 ディレクトリ ディスク所要量 ( 単位 :Mバイト) 1 任意の一時ディレクトリ 64MB 備考 3
4 第 1 章ハードウェア環境
第 2 章 導入手順 第 2 章では 本データの導入手順ついて説明します 本章は 次の節から構成されています 2.1 導入フロー 2.2 導入時の注意事項 2.3 ノード定義データの導入 (Solaris 版 ) 2.4 ノード定義データの導入 (Windows 版 ) 2.5 ノード定義データの導入 ( クラスタシステム ) 2.6 Centric Manager 連携ツール用設定ファイルの更新
第 2 章導入手順 2.1 導入フロー 本データの導入フローを以下に示します 6
2.2 導入時の注意事項 2.2 導入時の注意事項 本データ導入時の注意事項を以下に示します 本データの導入は 必ず監視クライアント上で表示しているNetwork Assistウィンドウをすべてクローズした上でおこなってください 本データの導入後は 必ずNetwork Assistサービスを再起動してください 本データの導入は 必ず Network Assist 本体の緊急修正 応急修正 およびNetwork Assist オプション製品を適用した後におこなってください 本データ導入後にNetwork Assist 本体の緊急修正 応急修正 Network Assistオプション製品を適用した場合は 再度本データを適用し直してください 7
第 2 章導入手順 2.3 ノード定義データの導入 (Solaris 版 ) 本データの導入手順を以下に示します 2.3.1 ノード定義データファイルの展開 転送 1. 本データを展開するために PC クライアントおよび監視サーバ上のディスクに十分な空きがある かを確認してください 2. Systemwalker ホームページ (Systemwalker 技術情報 ) より 本データを PC クライアント上にダウン ロードします 3. ダウンロード先ディレクトリ上で以下のコマンドを実行し ダウンロードした本データを展開し ます > node_solaris.exe <Return> 4. 実行すると 以下のファイルが展開されます 1 README.TXT 定義データ説明書です 2 node_data.tar.z サーバインストール用ファイルです 3 support.ini Centric Manager 連携ツール用設定ファイルです 5. サーバインストール用ファイルを アップデート対象の監視サーバ上にある作業域へ転送します ファイル転送には 以下の方法があります 項番転送方法備考 1 FTP によるファイル転送方法必ずバイナリモードで転送してください 2 フロッピー等のメディアを介するファイル転送方法 2.3.2 ノード定義データファイルの導入 1. 監視クライアント上で表示している Network Assist ウィンドウを すべて終了してください 2. 監視サーバへスーパ ユーザーでログイン後 コンソールを起動してください 3. サーバインストール用ファイルを格納したディレクトリへ移動後 データを展開するために以下 のコマンドを実行します # zcat node_data.tar.z tar xvf - <Return> 4. データ展開先ディレクトリへ移動します # cd node_data <Return> 5. addnode コマンドを実行し 本データを導入します #./addnode <Return> 6. コマンドが終了した時点で 本データの導入作業が完了となります コンソールを終了させた後 Network Assist ウィンドウを再起動してください 2.3.3 導入作業に必要な時間 本データを導入するために必要な時間は 約 5 分です 8
2.4 ノード定義データの導入 (Windows 版 ) 2.4 ノード定義データの導入 (Windows 版 ) 本データの導入手順を以下に示します 2.4.1 ノード定義データファイルの展開 転送 1. 本データを展開するために PC クライアントおよび監視サーバ上のディスクに十分な空きがある かを確認してください 2. Systemwalker ホームページ (Systemwalker 技術情報 ) より 本データを PC クライアント上にダウン ロードします 3. ダウンロード先ディレクトリ上で以下のコマンドを実行し ダウンロードした本データを展開し ます > node_windows.exe <Return> 4. 実行すると 以下のファイルが展開されます 1 README.TXT 定義データ説明書です 2 node_data.exe サーバインストール用ファイルです 3 support.ini Centric Manager 連携ツール用設定ファイルです 5. サーバインストール用ファイルを アップデート対象の監視サーバ上にある作業域へ転送します ファイル転送には 以下の方法があります 項番転送方法備考 1 フォルダ共有による転送方法 2 フロッピー等のメディアを介するファイル転送方法 2.4.2 ノード定義データファイルの導入 1. 監視クライアント上で表示している Network Assist ウィンドウを すべて終了してください 2. 監視サーバへ Administrator 権限でログイン後 DOS プロンプトを起動してください 3. サーバインストール用ファイルを格納したフォルダへ移動後 データを展開するために以下のコ マンドを実行してください > node_data.exe<return> 4. データ展開先ディレクトリへ移動します > cd node_data <Return> 5. addnode コマンドを実行し 本データを導入します > addnode.exe <Return> 6. コマンドが終了した時点で 本データの導入作業が完了となります DOS プロンプトを終了させた後 Network Assist ウィンドウを再起動してください 2.4.3 導入作業に必要な時間 本データを導入するために必要な時間は 約 5 分です 9
第 2 章導入手順 2.5 ノード定義データの導入 ( クラスタシステム ) 本データの導入手順を以下に示します Solaris 版 Network Assist 本体をクラスタシステム上に導入している場合は 必ず本データをプライマリノード セカンダリノードの両クラスタノードへ導入してください Windows 版 Network Assist 本体をクラスタシステム上に導入している場合は 本データを稼動中のクラスタノード ( プライマリノードまたはセカンダリノード ) へ導入してください 10
2.6 Centric Manager 連携ツール用設定ファイルの更新 2.6 Centric Manager 連携ツール用設定ファイルの更新 Centric Manager 連携ツール用設定ファイルを Systemwalker Centric Managerの運用管理コンソール端末上にインストール ( コピー ) したNetwork Assist Centric Manager 連携ツールのフォルダへ 上書きコピーしてください 新規に管理 監視対象となるネットワーク機器が Systemwalker Centric Manager に登録されて いる場合 Network Assist Centric Mamager 連携ツールを用いて Network Assist の監視対象ノ ードとして登録 監視することが可能になります Network Assist Centric Manager 連携ツールのフォルダの場所は 以下の通りです Solaris 版の場合 \Centric Manager 連携ツールをコピーしたフォルダ \tools\nodeassist Windows 版の場合 \Network Assistインストールフォルダ \tools\nodeassist 11
12 第 2 章導入手順