令和元年度 歩掛データ整理業務 特別仕様書 北陸農政局 土地改良技術事務所
第 1 章総則 ( 適用範囲 ) 第 11 条本業務の施行にあたっては 農林水産省農村振興局制定 設計業務共通仕様書 ( 以下 共通仕様書 という ) によるほか 同仕様書に対する特記及び追加事項は この特別仕様書によるものとする ( 目的 ) 第 12 条本業務は 土地改良工事積算基準 ( 土木工事 ) における歩掛改定を目的に 平成 30 年度までに調査した ブロックマット設置工 開水路目地補修工 ( 充填工 ) の歩掛調査データの整理 解析及び コンクリートはつり ( 人力 ) の歩掛調査データの整理を行い とりまとめまでを行うものである ( 適用の対象 ) 第 13 条本業務で検討する歩掛は 農林水産省土地改良工事積算基準 ( 土木工事 ) における施工歩掛を対象とする ( 担当技術者 ) 第 14 条 担当技術者は 共通仕様書第 18 条によるものとする ( 配置技術者の確認 ) 第 15 条共通仕様書第 111 条における業務組織計画の作成及び共通仕様書第 112 条に基づく技術者情報の登録にあたっては 次によるものとする (1) 受注者は 業務計画書の業務組織計画に配置技術者の所属 役職及び担当する分担業務を明確に記載するものとする なお 変更業務計画書において 業務組織計画を変更する際も同様とする (2) 農業農村整備事業測量調査設計業務情報サービスへの技術者情報の登録は 業務計画書の業務組織計画において位置付けられた技術者を登録対象とし 事前に監督職員の承認を得るものとする 第 2 章 作業条件 ( 貸与資料 ) 第 21 条 貸与資料は下記のとおりである 貸 与 資 料 数 量 備考 (1) ブロックマット設置工調査票電子データを貸与 1 式件数は 第 31 条作業項目表 参照 (2) 開水路目地補修工 ( 充填工 ) 調査票電子データを貸与 1 式件数は 第 31 条作業項目表 参照 (3) コンクリートはつり ( 人力 ) 調査票電子データを貸与 1 式件数は 第 31 条作業項目表 参照 (4) 歩掛調査データとりまとめ様式 1 式 (5) 歩掛解析マニュアル 1 式 (6) その他参考となる資料 1 式 必要に応じて貸与 ( 貸与資料の取扱い ) 第 22 条第 21 条に示す貸与資料の取扱いは 次のとおりとする (1) 貸与資料は原則として 初回打合せ時に一括貸与するものとし 完了検査時に一括返納
しなければならない (2) 貸与資料は 厳重に保管しなければならない 第 3 章 作業内容 ( 作業項目及び数量 ) 第 31 条 作業項目表 1. 資料整理 貸与資料の把握 本業務における作業項目は 数量は次の作業項目表のとおりであり 貸与する資料 等を参考に 歩掛解析及びとりまとめを行うものである なお 詳細については別紙 作業項目一覧表による 作業項目と標準作業内容数量 歩掛調査データの整理 解析作業にあたっての作業方針等の計画策定 2. 異常値の棄却 解析 2 シグマ検定等を行い異常値は棄却する ( 棄却要因についても整理する ) 有効データから最小 2 乗法等により解析を行う 3. 歩掛検討 解析データから歩掛改正案の作成を行う 4. 整理 各農政局からの査読意見のとりまとめと回答 を行い歩掛改正案及び必要に応じて歩掛調査 票様式に反映させる とりまとめ様式を参考に結果を整理する 5. とりまとめ 報告書としてとりまとめる 1 2 コンクリートはつり ( 人力 ):18 件 ブロックマット設置工 :53 件 2 コンクリートはつり ( 人力 ):18 件 1) ブロックマット設置工 30 件はデータ整理済み 残り 24 件の整理を行う 2) コンクリートはつり ( 人力 ) はデータ整理及び報告書へのとりまとめを対象とする ( 作業条件 ) 第 32 条本業務における作業条件は以下のとおりである (1) 本業務の期間内において 1 次解析後 3 回の発注者査読を行う事としており 各々の査読結果を反映し 2 次解析 最終解析 解析結果の整理を行うものとする (2) 資料作成に当たっては 市販されているソフト (Word 又は Excel) を使用し 計算式 計算方法 データの棄却理由について出典及び根拠を明確にし確認できるようにすること 第 4 章 打合せ ( 打合せ ) 第 41 条 共通仕様書第 110 条に基づく打合せについては 主として次の段階で行うものとす る 初回 作業着手前の段階 第 2 回 1 次解析案作成の段階 第 3 回 2 次解析案作成の段階 最終回 報告書とりまとめの段階 なお 業務を適正かつ円滑に実施するために 受注者は 業務打合せ記録簿を作成
し 上記の打合せの都度 内容について監督職員と交互に確認するものとする 第 5 章成果物 ( 成果物 ) 第 51 条成果物を共通仕様書第 1 章 117 条に基づき作成し 次のものを提出しなければならない 1. 成果物の電子媒体 (CDR 若しくは DVDR) 正副 2 部 2. 成果物の出力 2 部 ( 電子媒体の出力 市販のファイル綴じで可 ) ( 成果物の提出先 ) 第 52 条成果物の提出先は 次のとおりとする 石川県金沢市新神田 4 丁目 3 番 10 号金沢新神田合同庁舎北陸農政局土地改良技術事務所 第 6 章契約変更 ( 契約変更 ) 第 61 条業務請負契約書第 17 条から第 20 条に規定する発注者と請負者による協議事項は 次のとおりとする (1) 第 31 条に示す 作業項目及び数量 に変更が生じた場合 (2) 第 41 条に示す 打合せ に変更が生じた場合 (3) 第 51 条に示す 成果物 に変更が生じた場合 (4) 履行期間の変更が生じた場合 (5) その他 第 7 章定めなき事項 ( 定めなき事項 ) 第 71 条 (1) 本業務の遂行に当たって知り得た事項及び解析結果を第三者に知らしめてはならない (2) この特別仕様書に定めなき事項又は業務の実施に当たり疑義が生じた場合は 必要に応じて監督職員と協議するものとする
別紙 作業項目一覧表 作業項目 作業内容 備考 当初 ブロックマット設置工 データ整理 解析 Ⅰ1. 資料整理 1 貸与資料の把握を行う 3 解析作業に当たっての作業方針等の計画を策定する 2 歩掛調査テ ータの整理 ( 工事件数 施工量 調査日数 施工能データ貸与力 材料の種類 規格 労務構成 施工機械等 ) を行う Ⅰ2. 異常値の棄却 解析 4 整理したテ ータは 2シク マ検定を行いテ ータ棄却を検討する なお 棄却されるテ ータについては棄却の要因等について詳細に整理を行う 5 有効テ ータは原則として最小 2 乗法により 数々の関数式 相関係数等を求め 歩掛の基礎数値として適正であるか十分検討する また結果が不適切な場合は 他の解析手法についても検討を行う Ⅰ3. 歩掛検討 6 適正な施工方法について検討を行う 7 適正な労務配置並びに補助機械等の決定について検討を行う 8 解析歩掛単位 ( 日当り歩掛 or 施工量当り歩掛 ) の検討を行う 9 基準作業量を求め工事施工量により補正が必要であるか否かの検討を行う 10 施工場所 施工材料により補正が必要であるか検討を行う 11 解析歩掛が 施工実態及び他省庁歩掛等と比較し 格差がある場合はその要因について明らかにする Ⅰ4. 整理 12 各農政局からの査読意見をとりまとめ 歩掛検討必要に応じて歩掛調査票様式に反映させる 13 別添歩掛調査とりまとめ様式を参考に データ等の整理を行う Ⅰ5. とりまとめ 14 作成した資料を報告書としてとりまとめる 開水路目地補修工 ( 充填工 ) データ整理 解析 Ⅰ1. 資料整理 1 貸与資料の把握を行う 3 解析作業に当たっての作業方針等の計画を策定する 2 歩掛調査テ ータの整理 ( 工事件数 施工量 調査日数 施工能データ貸与力 材料の種類 規格 労務構成 施工機械等 ) を行う Ⅰ2. 異常値の棄却 解析 4 整理したテ ータは 2シク マ検定を行いテ ータ棄却を検討する なお 棄却されるテ ータについては棄却の要因等について詳細に 整理を行う 5 有効テ ータは原則として最小 2 乗法により 数々の関数式 相関係数等を求め 歩掛の基礎数値として適正であるか十分検討する また結果が不適切な場合は 他の解析手法についても検討を行う Ⅰ3. 歩掛検討 6 適正な施工方法について検討を行う 7 適正な労務配置並びに補助機械等の決定について検討を行う 8 解析歩掛単位 ( 日当り歩掛 or 施工量当り歩掛 ) の検討を行う 9 基準作業量を求め工事施工量により補正が必要であるか否かの検討を行う 10 施工場所 施工材料により補正が必要であるか検討を行う 11 解析歩掛が 施工実態及び他省庁歩掛等と比較し 格差がある場合はその要因について明らかにする Ⅰ4. 整理 12 各農政局からの査読意見をとりまとめ 歩掛検討必要に応じて歩掛調査票様式に反映させる 13 別添歩掛調査とりまとめ様式を参考に データ等の整理を行う Ⅰ5. とりまとめ 14 作成した資料を報告書としてとりまとめる
別紙 作業項目一覧表 作業項目作業内容備考当初 コンクリートはつり ( 人力 ) データ整理 Ⅰ1. 資料整理 1 貸与資料の把握を行う 3 解析作業に当たっての作業方針等の計画を策定する 2 歩掛調査テ ータの整理 ( 工事件数 施工量 調査日数 施工能データ貸与力 材料の種類 規格 労務構成 施工機械等 ) を行う Ⅰ2. 異常値の棄却 解析 4 整理したテ ータは 2シク マ検定を行いテ ータ棄却を検討する なお 棄却されるテ ータについては棄却の要因等について詳細に 整理を行う 5 有効テ ータは原則として最小 2 乗法により 数々の関数式 相関係数等を求め 歩掛の基礎数値として適正であるか十分検討する また結果が不適切な場合は 他の解析手法についても検討を行う Ⅰ3. 歩掛検討 6 適正な施工方法について検討を行う 7 適正な労務配置並びに補助機械等の決定について検討を行う 8 解析歩掛単位 ( 日当り歩掛 or 施工量当り歩掛 ) の検討を行う 9 基準作業量を求め工事施工量により補正が必要であるか否かの検討を行う 10 施工場所 施工材料により補正が必要であるか検討を行う 11 解析歩掛が 施工実態及び他省庁歩掛等と比較し 格差がある場合はその要因について明らかにする Ⅰ4. 整理 12 各農政局からの査読意見をとりまとめ 歩掛検討必要に応じて歩掛調査票様式に反映させる 13 別添歩掛調査とりまとめ様式を参考に データ等の整理を行う Ⅰ5. とりまとめ 14 作成した資料を報告書としてとりまとめる