Stratus everrun Enterprise Arcserve Unified Data Protection バックアップ / リストア手順書
目次 第一章バックアップ環境... 4 第二章 Windows のシステムバックアップ... 5 第三章 Linux のシステムバックアップ... 9 第四章 Windows のシステムリストア (BMR)... 13 第五章 Linux のシステムリストア (BMR)... 23 2 ページ
改版日版数改版内容 2016.2 1.0 初版 改版履歴 バックアップ / リストア実施するにあたり Arcserve Unified Data Protection ( 以下 Arcserve UDP) の詳細な手順 操作については以下の Arcserve 社提供のドキュメントをご 参照ください Arcserve Unified Data Protection ソリューションガイドバージョン 5.0 Arcserve Unified Data Protection Agent for Windows ソリューションガイドバージョン 5.0 Arcserve Unified Data Protection Agent for Linux ソリューションガイドバージョン 5.0 本テクニカルガイドは Arcserve Japan と日本ストラタステクノロジーの協力のもと SCSK が 評価用ライセンスの供与を受け独自の検証結果から手順を既述しました 本書は情報提供のみを目的としています Arcserve Japan 及び日本ストラタステクノロジーは本情報の正確性または完全性に対して一切の責任を負いません また 実際の動作環境をこの資料により保障するものではありません SCSK は 該当する法律が許す範囲で いかなる種類の保障 ( 商品性 特定に目的に対する適合性または非侵害に関する黙示の保障を含みますが これに限定されません ) も伴わずに このドキュメントを 現状有姿で 提供します SCSK は 利益損失 投資損失 事業中断 営業権の喪失 またはデータの喪失など ( ただし これに限定されません ) このドキュメントに関連する直接損害または間接損害については SCSK がその損害の可能性の通知を明示的に受けていた場合であっても一切の責任を負いません Arcserve は Arcserve(USA), LLC の登録商標または商標です Stratus everrun は 日本ストラタステクノロジー株式会社の登録商標または商標です SCSK および のロゴマークは の登録商標または商標です 3 ページ
第一章バックアップ環境 バックアップ対象とする仮想マシンに OS 対応のエージェントをインストールし ネットワーク経由で別の Windows Server 上の CIFS 共有領域にバックアップを取得 バックアップジョブは 各仮想マシンにインストールされるエージェントにブラウザからアクセスして管理する 手順書作成時の環境 対象仮想マシン Windows 仮想マシン (Windows Server 2012R2) Linux 仮想マシン (CentOS6.7) インストールエージェント Arcserve UDP 5.0.1897.1086 (Arcserve_Unifide_Data_Protection_withUpdate_4.exe) Arcserve UDP 5.0.3230.1 (arcserve_unified_data_protection_agent_linux_updat e_4.bin) (arcserve_unified_data_protection_restore_utility_u pdate_4.iso) バックアップサーバは CIFS 共有領域のみを提供する Windows Server2012R2 4 ページ
第二章 Windows のシステムバックアップ 第一章で示しているバックアップ対象の Windows 仮想マシンで実施するシステムバックア ップ手順 1. エージェントをインストールした仮想マシンにブラウザでアクセスし ログインしま す 2. ログイン後 表示されるウィザードを使用してバックアップ設定をします 5 ページ
3. バックアップ先 バックアップソース スケジュール等の設定し保存します 4. 画面右にある 今すぐバックアップ をクリックします 6 ページ
5. [ フルバックアップ ] を選択し バックアップ名をつけて [OK] を押します 6. [ ジョブモニタ ] でジョブの実行を確認します 7 ページ
7. [ アクティビティログ ] で バックアップが完了したことを確認します 8 ページ
第三章 Linux のシステムバックアップ 第一章で示しているバックアップ対象の Linux 仮想マシンで実施するシステムバックアッ プ手順 1. エージェントをインストールした仮想マシンにブラウザでアクセスし ログインしま す 2. ウィザードを使用してバックアップ設定をします 9 ページ
3. バックアップソース バックアップ先等の設定し保存します 10 ページ
4. 画面右にある 今すぐ実行 をクリックします 5. [ フルバックアップ ] を選択し [OK] を押します 6. [ ジョブステータス ] でジョブの実行を確認します 11 ページ
7. バックアップが完了したことを確認します 12 ページ
第四章 Windows のシステムリストア (BMR) 第一章で示しているバックアップ対象の Windows 仮想マシンで実施するシステムリストア (BMR) 手順 1. エージェントをインストールした仮想マシンに管理者アカウントでログオンします 2. BMR 用のブートキットを作成するために ブートキットウィザードを起動します 3. 作成する BMR ISO イメージの種類 (Windows 8/8.1) を指定し [ 次へ ] をクリックします ブート可能 ISO イメージを作成するには コンピュータに Windows ADK または Windows AIK ( 該当する場合 ) がインストールされている必要があります 13 ページ
4. [ ブート可能 BMR ISO イメージの作成 ] を選択し [ 次へ ] をクリックします. 14 ページ
5. ISO イメージのプラットフォームを選択します 6. デスティネーションを指定します 7. 生成する BMR ISO イメージファイルの名前を指定します 8. プラットフォームとデスティネーションを指定したら [ 次へ ] をクリックします 9. BMR ISO イメージで使用する言語を選択し [ 次へ ] をクリックします 15 ページ
10. [ ドライバの指定 ] ダイアログボックスで [ ローカルドライバを含む ] をクリッ クします 11. ドライバが追加されたのを確認し [ 作成 ] をクリックします 12. 処理が完了すると確認画面が表示され BMR ISO イメージが正常に生成されたこと が示されます 16 ページ
13. 作成されたブート用 ISO イメージを everrun システムで VDC として登録します 14. everrun 管理コンソール (eac) でリストア対象の仮想マシンを手順 13 で登録した ISO イメージから起動します 15. アーキテクチャ (x86/x64) を選択し Enter キーを押して続行します 16. Arcserve UDP エージェント (Windows) の言語選択画面が表示されます 言語を 選択し [ 次へ ] をクリックして続行します 17 ページ
17. [Arcserve Unified Data Protection のバックアップからのリストア ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 18. [ ユーティリティ ] をクリックし ネットワークの設定をします 18 ページ
19. [ ネットワーク / ローカルパスから参照 ] を選択し バックアップイメージの復 旧ポイントが含まれているマシンを選択します 19 ページ
20. サーバのホスト名 ユーザ名 パスワードを指定して [OK] をクリックします 21. バックアップイメージの復旧ポイントが含まれているフォルダを選択します 20 ページ
22. 復旧対象のイメージを選択し [ 次へ ] をクリックします 23. [ 高速モード ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 21 ページ
24. サマリ情報が正しいことを確認したら [OK] をクリックします 25. リストアが実行されます 26. リストア完了後 再起動がかかったら Windows にログオンしてリストアされたこと を確認します 22 ページ
第五章 Linux のシステムリストア (BMR) 第一章で示しているバックアップ対象の Linux 仮想マシンで実施するシステムリストア (BMR) 手順 1. Agent for Linux をインストール時に作成された Live CD の ISO イメージを everrun システムで VDC として登録します Live CD は /opt/ca/d2dserver/packages に作成されます 2. everrun 管理コンソール (eac) でリストア対象の仮想マシンを手順 1 で登録した ISO イメージから起動します 3. ターゲットマシンの画面で Enter キーを押して シェル環境に入ります 4. 以下のコマンドを実行して 静的 IP を設定します # ifconfig <NIC 名 > < 静的 IP アドレス > netmask < ネットマスク > # route add default gw < ゲートウェイ IP アドレス > <NIC 名 > 5. 手順 4 で割り当てた IP アドレスにブラウザでアクセスします https://xxx.xxx.xxx.xxx:8014 23 ページ
6. [ ウィザード ] メニューから [ リストア ] をクリックし [ ベアメタル復旧 (BMR)] を 選択します 7. [ 次へ ] をクリックします 24 ページ
8. [ セッションの場所 ] ドロップダウンリストからセッション (CIFS) を選択し 共有 のフルパスを入力します 9. [ セッションの場所 ] の右にある [ 接続 ] をクリックします 10. 指定した共有にアクセスするためのユーザ名 パスワードを入力します 25 ページ
11. [ マシン ] ドロップダウンリストからリストアするノードを選択します 12. 選択したノードの復旧ポイントがすべてリスト表示されます 13. リストア対象の復旧ポイントを選択し [ 次へ ] をクリックします 14. [MAC/IP アドレス ] フィールドにターゲットマシンの MAC アドレスまたは IP アドレスを入力します 15. [ ホスト名 ] フィールドに名前を入力します 16. IP アドレスを手動で設定します 26 ページ
17. [ 今すぐ実行 ] を選択し [ 次へ ] をクリックします 18. サマリを確認し [ サブミット ] をクリックします 27 ページ
19. リストアが実行されます 20. リストア完了後 再起動がかかったら Linux にログインしてリストアされたことを 確認します 以上 28 ページ
製品情報 everrun シリーズ (SCSK) https://www.scsk.jp/product/common/everrun/ Arcserve UDP Arcserve シリーズ総合情報サイト http://arcserve.com/jp/ Arcserve UDP 情報ページ http://www.arcserve.com/jp/lpg/catalog-center.aspx テクニカルサポート https://arcserve.zendesk.com/hc/ja テクニカルサポート ( 製品マニュアル ) https://arcserve.zendesk.com/hc/ja/articles/202393819 29 ページ