p

Similar documents
別紙様式 (Ⅴ)-1-3で補足説明している 掲載雑誌は 著者等との間に利益相反による問題が否定できる 最終製品に関する研究レビュー 機能性関与成分に関する研究レビュー ( サプリメント形状の加工食品の場合 ) 摂取量を踏まえた臨床試験で肯定的な結果が得られている ( その他加工食品及び生鮮食品の場合

(3) 摂取する上での注意事項 ( 該当するものがあれば記載 ) 機能性関与成分と医薬品との相互作用に関する情報を国立健康 栄養研究所 健康食品 有効性 安全性データベース 城西大学食品 医薬品相互作用データベース CiNii Articles で検索しました その結果 検索した範囲内では 相互作用

別紙様式 (Ⅱ) 商品名 : 伝統にんにく卵黄 (31 粒入り 62 粒入り ) 食経験の評価 1 喫食実績による食経験の評価 安全性評価シート 喫食実績の有無 : あり なし ( あり の場合に実績に基づく安全性の評価を記載) 本製品 伝統にんにく卵黄 と同等の製品は 1993 年 11 月より日

別紙様式 (Ⅱ)-1 添付ファイル用 本資料の作成日 :2016 年 10 月 12 日商品名 : ビフィズス菌 BB( ビービー ) 12 安全性評価シート 食経験の評価 1 喫食実績 ( 喫食実績が あり の場合 : 実績に基づく安全性の評価を記載 ) による食経験の評価ビフィズス菌 BB-12

機能性表示食品制度に対する意見書

特定できるものではありませんでした そのため 個人の体質や体調による影響が大きく影響したものであると判断しました よって 当該製品が原因と考えられる健康被害の発生は 確認されませんでした ただし 届出の製品と喫食実績で調査対象とした製品でルテイン量に違いがありましたので 既存情報から喫食経験および安

保健機能食品制度 特定保健用食品 には その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をすることができる 栄養機能食品 には 栄養成分の機能の表示をすることができる 食品 医薬品 健康食品 栄養機能食品 栄養成分の機能の表示ができる ( 例 ) カルシウムは骨や歯の形成に 特別用途食品 特定保健用

改版履歴 版数 日付 改版者 摘要 ( 変更箇所 ) /04/01 消費者庁 新規作成 /03/30 消費者庁 P6 機能性表示食品の届出情報検索 画面に 届出者の住所 の検索項目を追加 /03/29 消費者庁 P1 1-1(1)OS に Window

Microsoft Word - 奈良県GQP-GVPガイドライン doc

旧制度からの主な変更点 1 加工食品と生鮮食品の区分の統一 JAS 法と食品衛生法において異なる食品の区分について JAS 法の考え方に基 づく区分に統一 整理 新たに加工食品に区分されるもの さん現行の食品衛生法では表示対象とはされていない 軽度の撒塩 生干し 湯通し 調味料等により 簡単な加工等

Microsoft Word - 日薬連宛抗インフル薬通知(写).doc

医薬品たるコンビネーション製品の不具合報告等に関する Q&A [ 用いた略語 ] 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行規則 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則 ( 昭和 36 年

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

もっと知って欲しい!健康づくりに役立つ食品表示ガイド


記 1. 調査結果で判明した不十分な SR に基づき販売されている商品 企業名を明らかにすべきです消費者庁 報告書 は 届出 SR の報告内容が不十分で ガイドラインに準拠していない報告内容である商品が多数販売されていることを明らかにしました 制度の根幹を揺るがす事態であることを受け止め 消費者被害

Microsoft Word - 作成手引き(回収、報告)

日医発第437(法安23)

301226更新 (薬局)平成29 年度に実施した個別指導指摘事項(溶け込み)

スライド 1

食品表示法における酒類の表示の Q&A 目次 総則 ( 問 1) ( 問 2) ( 問 3) ( 問 4) ( 問 5) ( 問 6) ( 問 7) どのような食品が食品表示基準の適用を受けますか 食品表示基準では 加工食品は一般用加工食品と業務用加工食品に区分されますが それぞれどのような酒類が該

機能性表示食品の届出等に関するガイドライン構成 対象食品となるかの判断 疾病に罹患している者 未成年者 妊産婦 ( 妊娠を計画している者を含む ) 授乳婦を対象としていない 機能性関与成分が明確であり 食事摂取基準が定められた栄養素でない 特別用途食品 栄養機能食品 アルコールを含有する飲料 脂質や

Microsoft PowerPoint - ②【清水様】新たな機能性表示の科学的根拠 CAA150325公開版.ppt [互換モード]

15 変更管理

youkou

<4D F736F F D20926E C5E B8FC797E192E88B CC8DC489FC92E88E9696B D2E646F63>

5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

Microsoft Word _ネットQA(その2)set

料 情報の提供に関する記録 を作成する方法 ( 作成する時期 記録の媒体 作成する研究者等の氏名 別に作成する書類による代用の有無等 ) 及び保管する方法 ( 場所 第 12 の1⑴の解説 5に規定する提供元の機関における義務 8 個人情報等の取扱い ( 匿名化する場合にはその方法等を含む ) 9

特定個人情報の取扱いの対応について

< F2D819B955C8EA692CA926D DC58F4994AD8F6F>

ともに 申請者が承認審査のスケジュールに沿って法令上求められる製造体制を整備することや承認後円滑に医療現場に提供するための対応が十分になされることで 更なる迅速な実用化を促すものである この制度では 原則として新規原理 新規作用機序等により 生命に重大な影響がある重篤な疾患等に対して 極めて高い有効

る として 平成 20 年 12 月に公表された 規制改革推進のための第 3 次答申 において 医療機器開発の円滑化の観点から 薬事法の適用範囲の明確化を図るためのガイドラインを作成すべきであると提言したところである 今般 薬事法の適用に関する判断の透明性 予見可能性の向上を図るため 臨床研究におい

年管管発 0928 第 6 号平成 27 年 9 月 28 日 日本年金機構年金給付業務部門担当理事殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 障害年金の初診日を明らかにすることができる書類を添えることができない場合の取扱いについて 厚生年金保険法施行規則等の一部を改正する省令 ( 平成 2

医師主導治験取扱要覧

医政経発第 号 平成 20 年 3 月 28 日 社団法人日本臨床検査薬協会会長 在日米国商工会議所 (ACCJ) 医療機器 IVD 小委員会委員長 殿 欧州ビジネス協会 ( E B C) 医療機器委員会委員長 厚生労働省医政局経済課長 医療機器等へのバーコード表示の実施について 医

事務連絡 平成 26 年 3 月 26 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 薬務主管課御中 厚生労働省医薬食品局安全対策課 医薬部外品及び化粧品に関する副作用等報告に関する Q&A について 医薬部外品及び化粧品に関する副作用等報告については 薬事法施行規則及び医薬品 医薬部外品 化粧品及び医療機

一について第一に 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成十年法律第百十四号 以下 感染症法 という )第十二条の規定に基づき 後天性免疫不全症候群(以下 エイズという )の患者及びその病原体を保有している者であって無症状のもの(以下 HIV感染者 という )(以下 エイズの患者等

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

08-03月くらし-3.3

<4D F736F F F696E74202D F38DFC A8C928D4E C682CD82C782F182C882E082CC81482E B93C782DD8EE682E890EA97705D>

untitled

<4D F736F F D208D B B835896F2938A975E82CC8D6C82A695FB2E646F63>

<4D F736F F F696E74202D202888F38DFC AB38ED28FEE95F182CC8BA4974C82C98AD682B782E B D B2E >

Ⅲ-3 試用医薬品に関する基準 平成 10 年 1 月 20 日公正取引委員会届出改定平成 13 年 3 月 19 日公正取引委員会届出改定平成 16 年 5 月 25 日公正取引委員会届出改定平成 17 年 3 月 29 日公正取引委員会届出改定平成 26 年 6 月 16 日公正取引委員会 消費

特定個人情報の取扱いの対応について

薬生発 0926 第 5 号 平成 29 年 9 月 26 日 都道府県知事 各保健所設置市長殿 特別区長 厚生労働省医薬 生活衛生局長 ( 公印省略 ) コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズ ( カラーコンタクトレンズを含む ) の販売に関しては これまで

する 研究実施施設の環境 ( プライバシーの保護状態 ) について記載する < 実施方法 > どのような手順で研究を実施するのかを具体的に記載する アンケート等を用いる場合は 事前にそれらに要する時間を測定し 調査による患者への負担の度合いがわかるように記載する 調査手順で担当が複数名いる場合には

標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会

標準業務手順 目次

プロモーション展開 Healthy & Go! のキャッチコピーのもと Web SNS 新聞折込みなどで 4 月中旬よりプロモーションを実施します モデルは RINA( りな ) さん ( ファッションモデル ) を起用し 健康が女性をアクティブに美しくすることをブランドサイト プロモーションで表現

北里大学病院モニタリング 監査 調査の受け入れ標準業務手順 ( 製造販売後臨床試験 ) 第 1 条 ( 目的 ) 本手順書は 北里大学病院において製造販売後臨床試験 ( 以下 試験とする ) 依頼者 ( 試験依頼者が業務を委託した者を含む 以下同じ ) が実施する直接閲覧を伴うモニタリング ( 以下

「組換えDNA技術応用食品及び添加物の安全性審査の手続」の一部改正について

HACCP 自主点検リスト ( 一般食品 ) 別添 1-2 手順番号 1 HACCP チームの編成 項目 評価 ( ) HACCP チームは編成できましたか ( 従業員が少数の場合 チームは必ずしも複数名である必要はありません また 外部の人材を活用することもできます ) HACCP チームには製品

を追加する (2) 実施要領通知の報告様式別紙 1 医薬品安全性情報報告書 及び同報告様式別紙 2 医療機器安全性情報報告書 を別添のとおり変更する

<4D F736F F D2088E396F BB91A28BC EF C8EA695DB8AC78BE695AA816A C826F8AEE8F808F918EE88F878F B2E646F63>

事業概要 事業概要 確認日 1. 事業概要の把握 従業員数 操業日数 操業時間 約 名 約 日 午前 時 ~ 午後 時 製造銘柄数 製造数量( 単位をそれぞれ選択 ) 約 銘柄 月産 kg 日産 約 トン 組織図 工場全体図 設備リスト 帳簿書類リスト 製品リスト 別添 1 組織 体制図のとおり別添

【事務連絡】偽造医薬品省令Q&A

<4D F736F F D208DBB939C97DE8FEE95F18CB48D EA98EE58D7393AE8C7689E6816A2E646F63>

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

<4D F736F F D E9197BF A95CA8E86976C8EAE A8C928D4E94ED8A5182CC8FEE95F18EFB8F5791CC90A72E646F6378>

<4D F736F F D C482CC A82A882E082BF82E182CC82DD E838B8E5F E646F63>

手順書03

<945F96F B3816A2E786264>

Microsoft Word - 02-頭紙.doc

JCROA自主ガイドライン第4版案 GCP監査WG改訂案及び意見

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

栄養成分等の分析方法等及び「誤差の許容範囲」の考え方について

< F2D816994D48D FA957493FC816A >

上ある場合は 現行ルールと同様 3カ国目以降を その他 と表示することができる 一方 冠表示には いちごジャム の いちご のように 商品を特徴付ける原料が商品名に含まれるものの他に ブルーベリーガム の ブルーベリー のように 風味を表しているもの さらには たいやき の 鯛 のように 商品名自体

29Boyo

員長及び医薬品医療機器等法登録認証機関協議会代表幹事宛て送付するこ ととしていることを申し添えます 記 1. 基本要件基準第 13 条第 5 項及び第 6 項への適合性確認の基本的な考え方について (1)2023 年 ( 平成 35 年 )2 月 28 日 ( 以下 経過措置期間終了日 という )

日本スポーツ栄養研究誌 vol 目次 総説 原著 11 短報 19 実践報告 資料 45 抄録

中医協総 医薬品及び医療機器の費用対効果評価に関する取扱いについて 1 既収載品に係る費用対効果評価の手続き (1) 対象品目の指定中央社会保険医療協議会の定める以下の選定基準に基づき 費用対効果評価専門部会において指定 公表されたものとする 次の全ての要件を満たす品

平成13年度税制改正(租税特別措置)要望事項(新設・拡充・延長)

インフルエンザ定点以外の医療機関用 ( 別記様式 1) インフルエンザに伴う異常な行動に関する調査のお願い インフルエンザ定点以外の医療機関用 インフルエンザ様疾患罹患時及び抗インフルエンザ薬使用時に見られた異常な行動が 医学的にも社会的にも問題になっており 2007 年より調査をお願いしております

2. 検討 ~ 医療に関する事故の特殊性など (1) 医師等による医療行為における事故 医師等が患者に対してどのような医療行為を施すべきかという判断は 医師等の医学的な専門知識 技能に加え 医師等の経験 患者の体質 その時の患者の容態 使用可能な医療機器等の設備等に基づきなされるものである ( 個別

Microsoft Word - 4-2”©„Èfi_„�Ł\.doc

( 権限の委任等 ) 第十五条内閣総理大臣は, この法律の規定による権限 ( 政令で定めるものを除く ) を消費者庁長官に委任する 2 及び3 略 4 この法律に規定する農林水産大臣の権限に属する事務の一部は, 政令で定めるところにより, 都道府県知事又は地方自治法 ( 昭和二十二年法律第六十七号

Microsoft PowerPoint - ④(資料3)食品表示法(保健事項(2017)

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

栄養表示に関する調査会参考資料①

(2) 特定機関からの報告の受理及び聴取に関すること (3) 特定機関に対する監査に関すること (4) 外国人家事支援人材の保護に関すること (5) 特定機関において外国人家事支援人材の雇用の継続が不可能となった場合の措置に関すること (6) その他 本事業の適正かつ確実な実施のために必要なこと 3

Microsoft Word _ソリリス点滴静注300mg 同意説明文書 aHUS-ICF-1712.docx

3. 定期接種の接種時期について結核の定期接種の対象者については 1 歳に至るまでの間にある者と予防接種法施行令 ( 昭和 23 年政令第 197 号 ) 第 1 条の3に規定されているが 本件に伴い 2に記載した方法を検討してもなお やむを得ず1 歳を超えて接種を行った者に対して定期接種の対象外と

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

Microsoft Word - 表紙 雛形(保険者入り)高齢者支援課180320

医療事故防止対策に関するワーキング・グループにおいて、下記の点につき協議検討する

Microsoft Word - (課×県・指定)【頭紙】「精神障害者保健福祉手帳の診断書の記入に当たって留意すべき事項について」等の一部改正について.rtf

内容 1. 健康食品の全体像 2. 健康食品と医薬品の違い 3. 安全性と有効性のエビデンス 4. 安全かつ効果的な利用法 5. 食品の機能性で考慮すべきこと

( 様式第 6) 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法に関する書類 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法 計画 現状の別 1. 計画 2. 現状 閲 覧 責 任 者 氏 名 閲 覧 担 当 者 氏 名 閲覧の求めに応じる場所 閲覧の手続の概要 ( 注 ) 既に医療法施行規則第 9 条の

1 栄養成分表示を活用してみませんか? 媒体の内容 1 ページ 導入 ねらい : 栄養成分表示 とは 食品に含まれているエネルギー及びたんぱく質 脂質 炭水化物 食塩相当量などを表示したものであることを理解する 栄養成分表示を見たことがありますか? と問いかけ 普段から栄養成分表示を見ているか 見て

H1-H4

薬食発 0718 第 15 号平成 24 年 7 月 18 日 各都道府県知事殿 厚生労働省医薬食品局長 コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について コンタクトレンズについては 薬事法 ( 昭和 35 年法律第 145 号 以下 法 という ) 第 2 条第 5 項に規定する 高度管

Microsoft Word - ①【修正】B型肝炎 ワクチンにおける副反応の報告基準について

<4D F736F F D CB48D655F94928D95445F90488E9690DB8EE68AEE8F802E646F63>

具体的論点 1( 栄養成分 ) ( 案 ) 平成 28 年 2 月 16 日第 2 回検討会資料 2 から抜粋 1 栄養成分を機能性表示食品制度の対象とする意義 2 安全性の確保 対象となる食品 成分の範囲 摂取量の在り方 3 機能性の表示 適切な機能性表示の範囲 消費者に誤解を与えないための情報の

Microsoft Word - 【発送版】製造所の登録通知

Transcription:

2016.9.1 p23-25 80 4 6 29 1 3 3 1 2 3

3 40 30 20 10 0 -- PIO-NET 54 4 282-289 2013

PIONET) BMJ Open. 5(11):e009038 2015

<n=46> Highly probable, 9% probable, 28%, 22% Highly possible, 32% Possible, 9%, 4%, 2%, 68%, 4%, 22% (30) ( ) 25 p23-25 1. 2. 2 1. 2. (1) (2) (1) 3. 4. 1. 2. 3.

機能性表示食品の届出等に関するガイドライン 制定 平成 27 年 3 月 30 日 ( 消食表第 141 号 ) 改正 平成 28 年 3 月 31 日 ( 消食表第 234 号 )

機能性表示食品の届出等に関するガイドライン構成 対象食品となるかの判断 疾病に罹患している者 未成年者 妊産婦 ( 妊娠を計画している者を含む ) 授乳婦を対象としていない (P2~) 機能性関与成分が明確であり 食事摂取基準が定められた栄養素でない (P3~) 特別用途食品 栄養機能食品 アルコールを含有する飲料 脂質やナトリウム等の過剰摂取につながる食品でない (P4~) 安全性の根拠 以下のいずれかにより 安全性の評価を行う 喫食実績により 安全性を説明できる (P9~) 既存情報を調査し 安全性を説明できる (P10~) 安全性試験を実施し 安全性を説明できる (P14~) 機能性関与成分の相互作用に関する評価を行う 機能性関与成分と医薬品の相互作用 (P15~) 機能性関与成分を複数含む場合 当該成分同士の相互作用の有無 (P16~) 相互作用が報告されている場合 届出しようとする食品を摂取しても安全な理由を説明すること 生産 製造及び品質の管理 機能性表示食品に特化した要件は定めないが 消費者の食品の選択に資する情報として 以下の情報を説明する ( 加工食品 P18~ 生鮮食品 P19~) 加工食品における製造施設 従業員の衛生管理体制 生鮮食品における生産 採取 漁獲等の衛生管理体制 規格外製品の出荷防止体制 機能性関与成分の分析方法等 製品規格を適切に設定するとともに 製品分析を実施して適合を確認する (P20~) 健康被害の情報収集体制 健康被害の情報収集体制を整えている (P23~) 機能性の根拠 以下のいずれかにより 表示しようとする機能性の科学的根拠が説明できる 最終製品を用いた臨床試験 (P25~) 最終製品又は機能性関与成分に関する研究レビュー (P30~) 表示の内容 容器包装に適正な表示が行われている (P36~ の他 食品表示基準 同基準に関する通知及び Q&A を参照のこと ) 届出 (P42~)

第 4 文書 記録の保管製造等に関する文書 記録を保管することは 適切な管理が維持されていることを示すものであるとともに 問題が生じた際には その原因の特定及び問題の改善に役立てる観点から 非常に重要である 文書や記録の保存期間は 当該文書が有効である期間や食品の流通実態等のほか関連法令における規定を踏まえて合理的な期間を設定する (Ⅳ) 健康被害の情報収集に係る事項機能性表示食品の摂取による健康被害の発生の未然防止及び拡大防止を図るため 届出者は健康被害の情報を収集し 行政機関への報告を行う体制を整備することが適当である また 機能性表示食品は 医薬品と異なり摂取が限定されるものではないことから 万が一 健康被害が発生した際には 急速に発生が拡大するおそれが考えられる そのため 入手した情報が不十分であったとしても速やかに報告することが適当である 第 1 健康被害の情報収集体制 1. 健康被害の情報収集体制届出者は 届出をしようとする食品によって発生した健康被害を消費者 医療従事者等からの連絡を受けるための体制を整える なお その窓口は国内に設置し 適切な日本語で応対ができる者を置くこととする 2. 届出時の提出資料届出者の健康被害情報の収集体制について 健康被害情報の対応窓口部署名 連絡先 ( 電話番号は必須とし 届出をしようとする食品に表示される電話番号と一致させる その他ファックス番号 メールアドレス等対応可能な連絡手段があれば追記する ) 連絡対応日時( 曜日 時間等 ) を別紙様式 (Ⅳ) に記載し 以下に示す資料を添付する 組織図 連絡フローチャート( 消費者への情報提供 行政機関への報告を含む ) 組織図は 届出者の組織内における健康被害情報の対応窓口部署の位置付けが明記されたものとする また 連絡フローチャートは 行政機関 ( 消費者庁 都道府県等 ( 保健所 )) への報告等 具体的に記載する 第 2 届出後における健康被害情報の収集 評価 報告 1. 健康被害情報への対応 23

届出者は 消費者等より健康被害情報を入手した際 情報提供者が医師以外であり 医師による診察が行われていない場合にあっては 事業者の責任において 医師への診察を勧める等適切な対応を行う また 健康被害の発生後も届出食品の摂取が継続されていることが判明した場合は 摂取を中止させる その後 医師の診断結果等も健康被害情報に付加し 当該健康被害情報の評価を行う 2. 健康被害情報の収集 評価 (1) 健康被害情報の評価を行うため 以下の項目を収集する ( ただし 特段の事情がある場合はこの限りではない ) ア情報入手日イ報告者 ( 消費者 医療従事者 その他 ) ウ性別 年齢 ( 又は年代 ) エ居住地オ製品名 ロット番号 消費期限又は賞味期限カ症状 発生時期 重篤度 転帰 転帰日 医療機関の受診の有無 ( 受診している場合には 医療機関名 連絡先 診断結果 ) キ製品の摂取状況 ( 摂取量 摂取期間 ) ク発生後の製品の摂取状況 ( 減量又は中止の有無 ) 及びその後の症状の状況ケ摂取の中止後 再び摂取をした旨の情報があった場合 症状が再発注 ) したかどうか注 ) 再摂取を勧めるというものではない コ他の食品 医薬品等の摂取状況サ既往歴 アレルギー疾患歴 (2)(1) で収集した情報を基に健康被害を評価する ア症状イ重篤度 ( 重篤 非重篤 不明 ) 重篤な健康被害とは以下の事例である 死亡に至るもの 生命を脅かすもの 治療のため入院又は入院若しくは治療の延長が必要なもの 後遺症が残るもの又は重大な障害 機能不全に陥るもの 後世代における先天性の異常を来すもの その他重篤と判断されたものウ因果関係 ( 確実 可能性あり 不明 ( 情報不足 ) 否定できる) 24

3. 消費者庁への報告 届出者は 評価の結果 届出食品による健康被害の発生及び拡大のおそれが ある場合は 消費者庁食品表示企画課へ速やかに報告する 4. 都道府県等 ( 保健所 ) への報告届出食品の健康被害情報に係る都道府県等 ( 保健所 ) に対する報告については 従来どおり行う (Ⅴ) 機能性に係る事項第 1 表示しようとする機能性の科学的根拠を説明するものとして必要な資料機能性表示食品の届出に当たっては 表示しようとする機能性の科学的根拠を説明するものとして 以下のいずれかによる資料を用意する (ⅰ) 最終製品を用いた臨床試験 (ⅱ) 最終製品又は機能性関与成分に関する研究レビュー 同一の製品につき複数の機能性を表示しようとする場合や 表示しようとする機能性が様々な属性の者に認められることを実証しようとする場合などにあっては (ⅰ) 又は (ⅱ) のいずれかを複数又は両方組み合わせても差し支えない ただし 一般消費者向けの抄録における記載が複雑になり その結果 一般消費者の理解が困難なものとならないよう 必要最小限の組合せに留めるよう留意する なお 機能性表示食品については 主観的な指標によってのみ評価可能な機能性の表示も対象となり得るため (ⅰ) 及び (ⅱ) のいずれにおいても主観的な指標を評価指標とすることは差し支えないが その指標は日本人において妥当性が得られ かつ 当該分野において学術的に広くコンセンサスが得られたものでなければならない 最終製品を用いた臨床試験又は研究レビューにおいて 実際に販売しようとする製品の試作品 ( 製造原理等は同等だが 量産用ではなく 小ロット用の製造ラインで製造したもの等 ) を用いて評価を行った場合は 両者の間に同一性が失われていないことについて 届出資料において考察されている必要がある (ⅰ) 及び (ⅱ) の実施者については特に定めないが 機能性表示食品の届出に用いた資料についての責任は 届出者が負うものとする 第 2 最終製品を用いた臨床試験の実施及び資料の届出 1 最終製品を用いた臨床試験の実施に当たっての留意事項 25