J I S J A S O 廃止提案書 1. 対象規格 JASO M 304:02 ( 自動車用発泡体 ) 2. 廃止の背景と理由この規格は自動車用の断熱 防音 防振及びクッション用材料の性能 試験方法を標準化する趣旨で 1969 年に制定され 以後 4 回の改正が行われた なお 本年度の定期見直し

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Transcription:

1. 対象規格 JASO M 304:02 ( 自動車用発泡体 ) 2. 廃止の背景と理由この規格は自動車用の断熱 防音 防振及びクッション用材料の性能 試験方法を標準化する趣旨で 1969 年に制定され 以後 4 回の改正が行われた なお 本年度の定期見直しにおいて この規格の維持要否を確認した結果 現在は各社個別の社内規定での運用 または 2004 年に制定された JIS K6400-1~-8( 軟質発泡材料の規格郡 ) を活用している状況であり M304 は利用されていないことが判明した 従って 規格としての需要がない状況であり 規格の存在意義が薄れており 材料部会審議の結果 廃止が妥当との結論に至った 3. 廃止後の対応完全廃止 ( 移行規格なし ) 関連規格の JIS K6400-1~-8( 軟質発泡材料の規格郡 ) の活用を推奨する 規格 法規 なし -1-

1. 対象規格 JASO M 352:98 ( 自動車用ガソリン機関 吸気系清浄剤による燃焼室デポジットへの影響性評価試験方法 ) 2. 廃止の背景と理由この規格は自動車用ガソリン機関の燃焼室デポジットの生成に及ぼすガソリン中の吸気系清浄剤の影響を評価する試験方法として 1998 年に制定された 本試験法は 1994 年 ~1997 年の自動車工業会と石油連盟の共同研究の成果をもとに JASO 規格化されたが この規格の試験用エンジンは既に生産が終了し供給困難であること 及び現状ではエンジン仕様が多種多様化しており, 代表的な規格試験および特定のエンジン機種では十分かつ有益な評価が困難であることから, 各社 各会においては独自の対応をしている状況であり 材料部会審議の結果は廃止が妥当との結論に至った また この規格の関連団体である自動車工業会 及び石油連盟への照会結果も廃止が妥当との見解であることから JASO M352 は規格としての役割を終えたものと判断する 3. 廃止後の対応完全廃止 ( 移行規格なし ) 規格 法規なし -2-

1. 対象規格 JASO M 402:90 ( 自動車用ジュートフェルト ) 2. 廃止の背景と理由 M402 は 1968 年に制定され その後 1990 年の改正を最後に改正は行われず現在に至っている 制定当時はジュートフェルトの品質確保の観点から 試験方法 性能を標準化する趣旨で規格化された なお 現在では車両設計や使用材料の多様化に伴い 各社ともに独自の社内規格で対応している状況であり また関連規格として JIS L3203( ジュートフェルト ) が存在するため 材料部会での確認結果として M402 を改正しても活用需要が無いことが判明した により規格の存在意義が薄れており 審議の結果 廃止が妥当との結論を得た 3. 廃止後の対応完全廃止 ( 移行規格なし ) 関連規格の JIS L3203( ジュートフェルト ) の活用を推奨する 規格 法規 なし -3-

1. 対象規格 JASO B006 タイヤ空気圧監視システム 実車試験方法 2. 廃止の背景と理由現在 タイヤ空気圧監視システム (TPMS) については国連法規として UN-R141 が制定され 日本は国際基準調和の動きに従い 2018 年より装着時要件としてこれを準拠することになっている そのためこの JASO は 法規と異なる内容となり 利用者に混乱を与えたり 不要な試験を行ったりする可能性があるため 廃止するのが適当である もともとこの規格は 2008 年に JASO TP-06002:TPMS 実車試験方法に基づき 米国法規 FMVSS138 への適合を狙った試験方法として制定された 背景として当時国際標準として ISO21750 が制定されていたが 一部不適切な要件が含まれており また FMVSS138 との協調等 適正化を狙って改正の検討が行われていたためである 3. 廃止後の対応完全廃止 ( 移行規格なし ) 但し国際基準として UN-R141 が存在する 規格 法規 無 -4-

1. 対象規格 JASO C 422 乗用車 トレーラ連結時ブレーキ実車試験方法 2. 廃止の背景と理由この規格は, 乗用車と 750kg 以下のトレーラからなる連結車のブレーキの実車試験方法を規定したものである 1974 年の制定以降,1987 年に SI 単位を併記した以外は, 改正されていない 業界各社へヒアリングの結果, この規格を活用実績は無く, 規格改正の要望もないことから, 廃止を提案する 尚, 乗用車とトレーラ連結時のブレーキ性能については, UN No.13-H で規定されており, 各社 UN No.13-H に従って いるのが実態である 3. 廃止後の対応完全廃止 ( 移行規格なし ) ただし, 国際基準として UN No.13-H が存在する 規格 法規 対応法 - 5.4. によって想定される影響 -5-

1. 対象規格 JASO F304 : 2012 自動車部品 丸形ソフトワッシャ 2. 廃止の背景と理由 丸形ソフトワッシャを使用しているカーメーカーは 7 社あるが, いずれも社内規格, 図面で問題なく運用されており, F304 を引用しているカーメーカーはない 丸形ソフトワッシャの製造は 全て地元の小規模メーカーが行っており, 新たに JASO 規格を活用して頂くことは難しい 丸形ソフトワッシャの殆どが車室外での使用で, 車室内の使用は台当たり数個レベルであり, 車室内 VOC 規制への影響は殆ど無い事を確認済み JASO 制定目的は 自動車産業全体及び消費者に標準情報を提供し, 自動車に係わる技術進歩, 安全性の確保及び生産の効率化を行う である 現状は, 自動車での丸形ソフトワッシャの使用量は減少しており, 制定当初目的としていた製品規格の標準化 ( 部品共用化 ) による生産の効率化への寄与度は非常に低いと判断できる 3. 廃止後の対応完全廃止 ( 移行規格なし ) 規格 法規 特になし -6-

JASO TR 1. 対象規格 TR001-01 ( 乗用車の年少者保護装置の取付部 - 位置及び強度 ) 2. 廃止の背景と理由既に法規として UN R14, R16 に同じ要件があり それらを運用しているため 3. 廃止後の対応完全廃止 ( 移行規格なし ) 移行 ( 規格番号 :UN R14, R16 ) 規格 法規なし -7-

1. 対象規格 JIS D1050:1998 ( 自動車 衝撃試験における計測 ) 2. 廃止の背景と理由 ISO6487:1987 の和訳版の位置づけである. ISO6487:1987 に対する追加項目は, 数点あったが, 現在では ISO と JIS の統一化が図られ,ISO6487:2014 に対する追加項目は, 記録 の部分のみである.( 記録 : 使用計測器に関する記録, 湿度, 温度 ) JIS のみに追加されている項目の 記録 については, 衝突試験において, 各 OEM にて通常実施していることで, JIS として規格化している必要性が低い. 従って, 規格を廃止とする. 3. 廃止後の対応完全廃止 ( 移行規格なし ) 規格 法規なし -8-