令和元年度公開プロセス

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月報私学2013年10月号

参考資料1_学術研究関連データ集

Lenovo Introduction

教育 学びのイノベーション事業 ( 平成 23~25 年度 ) 総務省と連携し 一人一台の情報端末や電子黒板 無線 LAN 等が整備された環境の下で 教科指導や特別支援教育において ICT を効果的に活用して 子供たちが主体的に学習する 新たな学び を創造する実証研究を実施 小学校 (10 校 )

【資料3-2-6】論点に関する参考資料

ICT による新しい学び 急速な情報通信技術 (ICT) の進展やグローバル化など 変化の激しい社会を生きる子供たちに 確かな学力 豊かな心 健やかな体の調和のとれた 生きる力 を育成することがますます重要になってきています 2

平成 27 年度 ICT とくしま創造戦略 重点戦略の推進に向けた調査 研究事業 アクティブラーニングを支援する ユーザインターフェースシステムの開発 ( 報告書 ) 平成 28 年 1 月 国立高等専門学校機構阿南工業高等専門学校

教科書の電子化について 平成 23 年 2 月 24 日

政策評価書3-3(4)

平成16年度小学校及び中学校教育課程研究協議会報告書

タブレット タブレット と言われるが タブレットを授業に 取り入れて みたいのですが 実証研究の予算化はい つになるのかね 新しくタブレットの 操作を覚える 時間なんてありません いつになったら タッチ用のアプリが 使えるのかしら 2020年 1人1台 間に合うのですか PC 教室の パソコンを キ

2-(6)-イ①-2ICT活用環境整備

実践 報告書テンプレート

( 報道発表資料 ) 2016 年 4 月 22 日 西日本電信電話株式会社中国事業本部 株式会社保安企画 株式会社オール オン スポーツ ジャスプ ジュニアアスリートサポートプログラム(JASP ) の提供開始について ~ スポーツ医 科学を活用した情報提供により中学校 高等学校の運動部活動をサポ

09 平成27年度概算要求 私学助成関係の説明

平成28年度「英語教育実施状況調査」の結果について

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インターネット白書2002

260829平成27年度専修学校関係概算要求

2007report

【資料3-2-5】論点に関する参考資料

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基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

第 2 部 東京都発達障害教育推進計画の 具体的な展開 第 1 章小 中学校における取組 第 2 章高等学校における取組 第 3 章教員の専門性向上 第 4 章総合支援体制の充実 13

実践 報告書テンプレート

補足説明資料_教員資格認定試験

資料3「デジタル教科書」の現状と課題

私立大学教育研究活性化設備整備事業作成・提出要領

平成27年度公立小・中学校における教育課程の編成実施状況調査結果について

が実現することにより 利用希望者は認証連携でひもづけられた無料 Wi-Fi スポットについて複数回の利用登録手続が不要となり 利用者の負担軽減と利便性の向上が図られる 出典 : ICT 懇談会幹事会 ( 第 4 回 )( 平成 27(2015) 年 4 月 24 日 ) 2. 現状 日本政府観光局

遠隔授業操作マニュアル(長崎県)

次世代学校 ICT 環境実証事業 の取組 徳島県教育委員会 対象校 学級 人数 科目 資料 1-4 対象校 学級 児童生徒数 該当科目等 徳島県立城北高等学校 1 年生 7クラス 2 年生 7クラス 3 年生 7クラス 合計 836 名 徳島県立城ノ内高等学校 1 年生 6クラス 2 年生 6クラス

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

教育と法Ⅰ(学習指導要領と教育課程の編成)

(資料1)これまでの議論の整理(案)

ICT活用指導力調査項目の改善に向けた調査研究

スクール・ニューディール(3)ICT化関係

ICT 環境の構築を通して抽出された主な課題の分析結果 学校における ICT 環境の構築を通して抽出された主な課題の分析結果 ICT インフラの整備状況に応じた導入の容易性 児童 教員 保護者の ICT リテラシーに応じた導入教育の必要性 校舎の形状 ( 木造 鉄筋 広さ等 ) に応じたネットワーク

特別支援教育における ICT 教育に関する調査 のまとめ 奈良教育大学特別支援教育研究センター (2014 年 4 月 ) 1 / 24

施策目標1-2

教育を語る時のターゲット 希有な才能の持ち主を見出す - 早期から高度な教育を行い, イノベーション創出やグローバル化を担う日本を支える人材に 一方で義務教育段階の公立学校は - 国民としての水準維持 - 最低限身に付けさせるべき社会規範, 学力保障 時代の変化により, 保障すべき学力も変化 ( 従

新長を必要とする理由今回合理性の要望に設 拡充又は延⑴ 政策目的 資源に乏しい我が国にあって 近年 一層激しさを増す国際社会経済の変化に臨機応変に対応する上で 最も重要な資源は 人材 である 特に 私立学校は 建学の精神に基づき多様な人材育成や特色ある教育研究を展開し 公教育の大きな部分を担っている

文部科学省教科書課説明資料(全会場共通)

平成 30 年度全国学力 学習状況調査の結果について ( 速報 ) 1. 調査の概要 実施日平成 30 年 4 月 17 日 ( 火 ) 調査内容 1 教科に関する調査 ( 国語 A 国語 B 算数 数学 A 算数 数学 B 理科 (3 年に 1 回 )) A 問題 : 主として知識に関する問題 B

資料7 新学習指導要領関係資料

工業教育資料347号

北海道日高管内高等学校ICT活用教育促進事業

18 歳人口予測 ( 全体 : :217~228 年 ) 年 45,961 人 228 年 4,98 人 (5,863 人減少 ) は 12 年間で 5,863 人 12.8% 減少し 全国の減少率 9.6% を 3.2 ポイント上回る 223 年に 41,13 人まで減少した後 224

第8章 学校におけるICT環境整備

06-2 平成28年度概算要求の説明2

事務連絡 平成 26 年 4 月 23 日 各実施機関実施責任者殿 各実施機関事務連絡担当者殿 文部科学省科学技術 学術政策局 人材政策課 科学技術人材育成費補助金により雇用する研究者等に係る人件費の取扱いについて 旧科学技術振興調整費 ( 以下 旧調整費 という ) の課題を実施する研究者等の人件

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平成30年度学校組織マネジメント指導者養成研修 実施要項

123

教育公務員特例法等の一部を改正する法律について

TSKYSH.01-02

44 大分県

03 【別添1】平成29年度調査票について

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5 所要資格 基礎 免許 在職年数 有することを必要とする学校の免許状高等学校教諭普通免許状 1 基礎免許取得後 当該免許で良好な成績で勤務したことを必要とする最低在職年数以下に掲げる高等学校等における教員経験 高等学校 3 年 中等教育学校の後期課程 特別支援学校の高等部 基礎免許取得後 大学等に

新設 拡充又は延長を必要とする理⑴ 政策目的 地震等の災害からの復旧に際して 公的補助が公立学校に比べて少なく 自主財源の確保が求められる私立学校にとって 寄附金収入は極めて重要な財源である 災害時には 大口の寄附だけでなく 広く卒業生や地域住民を中心に 義援金 募金という形で小口の寄附を集める必要

集計表H29.xlsx

平成30年度シラバス作成要領

教育研究グループ報告書

3 調査結果 1 平成 30 年度大分県学力定着状況調査 学年 小学校 5 年生 教科 国語 算数 理科 項目 知識 活用 知識 活用 知識 活用 大分県平均正答率 大分県偏差値

実践例の特徴 傾向分析 本誌の作成にあたり, 北村山地区内の小 中学校の多くの先生方からご協力をいただき, 小学校から8 事例, 中学校から14 事例, 合計 22の実践事例を掲載することができた それらの実践事例について, 北村山視聴覚教育センター学校教育専門部会で実践事例の特徴と傾向の分析を行っ

PowerPoint プレゼンテーション

事業概要

教員の専門性向上第 3 章 教員の専門性向上 第1 研修の充実 2 人材の有効活用 3 採用前からの人材養成 3章43

教育の情報化の目的 教育の情報化について 1 ICT の活用により 子供の興味関心を高め 子供たちが分かりやすい授業を実現 主体的 協働的な学びを通じて 一人一人の個性や能力を発揮できる新しい学びを創造 学習への関心 意欲を高める学び 子供たちが教え合う学び ( 協働学習 ) つながり 広がる学び

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第1表 概算要求額総表

4. タブレット端末の利用状況 ( 利用機材の内容と利用のねらい ) ハードウェア機材名 :ipad ねらい : 水が流れる様子や地形が変化した様子を確認できるよう 動画で撮影し記録する 上流 中流 下流それぞれの様子が撮影できるよう ipadは3 台準備する 機材名 :ENVY110( 複合印刷機

02-01 ビジョンの基本的考え方

資料3-3.文部科学省における子供の貧困対策の総合的な推進

報道資料

平成29年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査調査票

国語科教育に関する研究Ⅰ

施策目標2-1 確かな学力の育成

「標準的な研修プログラム《

研究課題 副題 主体的な学び 対話的な学び の視点からのタブレットを活用した授業改善 ~ 教科の枠を越えて活用可能な授業方法のモデル化に向けて ~ キーワード 学校名 主体的な学び 対話的な学び 協働学習 ICT タブレット 目黒区立目黒中央中学校 所在地 東京都目黒区中町 2-3

スライド 1

認定こども園法改正に伴う幼稚園免許状授与の所要資格の特例について(概要資料)

会社概要 情報の価値化と知の協創をデザインする 公共関連事業 ( 教育 自治体 ) 公共の場 学びの場 をデザインする 教育 公共期間のお客様へのシステム サービス 製品などの提供を通じて地域イノベーションを促進し 豊かな地域社会の発展に貢献します オフィス関連事業 人を中心に 働く場 をデザインす

公式WEBサイト_取得できる免許・資格(H27入学生~)Ver_02

資料4-3 デジタル教科書関係資料

「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて

【資料2】社会教育主事講習の見直しについて【派遣社会教育主事制度とその現状】

図 : StarBoard Student Tablet Software の利用イメージ StarBoard Student Tablet Software Ver. 2.0 の主な特長 1. StarBoard Software との連携の強化 StarBoard Software と Star

自己点検・評価表

市中学校の状況及び体力向上策 ( 学校数 : 校 生徒数 :13,836 名 ) を とした時の数値 (T 得点 ) をレーダーチャートで表示 [ ] [ ] ハンドボール ハンドボール投げ投げ H29 市中学校 H29 m 走 m 走 表中の 網掛け 数値は 平均と同等または上回っているもの 付き

札幌市教育研究推進事業のあらまし Ⅰ. 札教研事業とは 1. 経緯 札幌市教育研究推進事業( 札教研事業 ) は 札幌市教育研究協議会 ( 昭和 25 年 5 月創設 ) いわゆる 札教研 の研究 研修活動部分を引き継ぐ形で 平成 19 年度より新たに教育委員会の事業として推進されて今日に至る 2.

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資料4_1いじめ防止対策推進法(概要)

研修講座教科領域別研修校務に便利な表計算研修講座 2(Excel2013)- 関数 グラフ作成編 - C 月 10 日 ( 水 ) 30 表計算ソフト エクセル の基本的な計算式や関数を用いて 校務に必要な計算処理 書類作成を行うための技能を習得する研修 午前 午後 研修のねらい 表

報道関係各位 2014 年 4 月 15 日 株式会社ベネッセコーポレーション代表取締役社長明田英治 学校教育用タブレット学習ソフト ミライシード を 2014 年 7 月から提供開始全国の小中学校の先進的先生方のノウハウを結集 協働学習 授業での具体的活用プランを実体化 株式会社ベネッセコーポレー

目的 予算の状況 資金の流れ 活動実績 成果実績 事業所管部局による点検 評価項目評価に関する説明 広く国民のニーズがあり 優先度が高い事業であるか 国が実施すべき事業であるか 地方自治体 民間等に委ねるべき事業となっていないか 不用率が大きい場合は その理由を把握しているか 支出先の選定は妥当か

4.2 英国 ( イングランド ) 調査の概要 2007 年 1 月に英国 ( イングランド ) における教育の情報化の現状と将来像について調査するために訪問調査を実施した 1 月 8 日 TheDarlingtonEducationVillage 昼間は幼稚園から高校までの学校 夜間は

よく行った と回答した学校は 小学校約 15% 中学校約 10% であり どちらかといえば行った と回答した学校は 小学校約 51% 中学校約 43% である つまり 今後目指す 主体的で対話的な深い学び に結びつくICTの活用は積極的には行われていないといえる こうしたことから ICTを授業に活用

高齢者福祉施設でのみんなの体操等実演会 講師派遣実施要領 1 目的社会福祉法人等が運営する高齢者福祉施設に入所されているみなさんや当該施設でケアにあたる皆さんの健康の維持 向上のために みんなの体操等を活用して健康の保持増進等のため みんなの体操等実演会を実施するもの 2 スキーム施設に入所されてい

Transcription:

現状 課題 次期学習指導要領等を踏まえ ICT を活用した教育環境を整備する必要がある インプット 平成 31 予算額 :24 億円 アクティビティ コンピュータやインターネット等を活用した教育を推進するため 私立高等学校等におけるコンピュータ等 ICT 教育設備の購入費の一部を補助 私立大学等研究設備整備等 ロジックモデル アウトプット PC1 台あたり生徒数 普通教室の大型提示装置整備率 校内 LAN 整備率 アウトカム 児童生徒の授業への満足度上昇 ICT を活用した授業時間数の増加 児童生徒の情報活用能力上昇 マイルストーン : 第 3 期教育振興基本計画 ( 抜粋 ) 私立学校については 国公立学校の状況 ( ) を勘案しつつ 学校の ICT 環境整備の促進に取り組む 教育の ICT 化に向けた環境整備 5 ヶ年計画 (2018~2022 ) 学習者用コンピュータ : 3 クラスに 1 クラス分程度整備 大型提示装置 実物投影機 : 100% 整備 超高速インターネット及び無線 LAN : 100% 整備 インパクト ICT を活用した学習による 児童生徒の授業への理解度の上昇 私立大学等研究設備等整備費補助 現状 課題 教育研究内容 方法等の変化や多様性に対応するため設備の充実を図りもって教育研究の質的向上を図る必要がある インプット 平成 31 予算額 :5 億円 アクティビティ 特色ある私学の教育研究環境の質的向上を図るため 私立大学の教育研究設備等の整備に要する経費の一部を補助 状況把握 私立学校における ICT 環境整備の状況を把握するための調査を実施中 また 当該補助事業を活用した ICT 環境整備によるアウトカム インパクトを把握するためのフォローアップ調査を実施予定 アウトプット 大学等において補助金を交付した学校法人数 アウトカム 教育基盤設備 利用者数 ( 教員 学生 ) 利用時間数 ( 教員 学生 ) 研究設備 ( 機械 器具等 ) 利用者数 ( 教員 学生 ) 利用時間数 ( 教員 学生 ) 研究設備 ( 図書等 ) 利用者数 ( 教員 学生 ) インパクト 質の高い教育研究環境を確保し次代を担う人材育成やイノベーション創出を実現 幅広い教養取得 高度で専門的な教育の実現 研究活動の促進

私立大学等研究設備整備費等補助金 2019 予算額 28 億円 (28 億円 ) 1. 事業の目的私立学校の個性 特色を活かした教育研究に必要な設備の整備を支援することにより 教育研究条件の維持向上を図る 2. 事業の内容 24 億円 (24 億円 ) ( ) 内予算額は平成 30 (2018 ) 予算額 私立の高等学校等において 私学の特色を活かしつつコンピュータやインターネット等を活用した教育を推進するとともに 次期学習指導要領等を踏まえ アクティブ ラーニング等を推進するため コンピュータ等 ICT 教育設備の購入費の一部について国が補助を行う ( 補助率 1/2 以内 ) 事業の対象 私立の高等学校 中等教育学校 中学校 小学校 義務教育学校及び特別支援学校 補助対象設備 コンピュータ ソフトウェア 周辺機器 ネットワーク関連機器 視聴覚関連機器 附帯工事費 私立大学等研究設備等整備費補助 5 億円 (5 億円 ) 私立大学等の多様で特色ある教育 研究の一層の推進を図るため 教育基盤設備及び研究設備の購入費の一部について国が補助を行う ( 補助率 1/2 以内又は2/3 以内 ) 事業の対象 私立の大学 短期大学 高等専門学校 専修学校 ( 専門課程 高等課程 ) 補助対象設備 コンピューター室 教育 研究に必要な設備 情報処理設備 機械 器具 標本 図書等高等学校等のICT 環境整備 3. 予算 ( 当初 ) の推移 2015 2016 2017 2018 ( 単位 : 億円 ) 2019 予算額 30.2 32.3 28.6 28.5 28.5 生体ガス分析用質量分析システム ( マルチ 5 連仕様 ) 運動中のヒトの呼気の分析 単位未満四捨五入のため 計が一致しない場合がある

1 2019 予算額 24 億円 ( 前予算額 24 億円 ) 背景説明学習環境としてのICT 活用の重要性に鑑み 私学の特色を活かしつつ より一層 ICTを活用した教育の推進を図ることが必要 また 学習指導要領の改訂に伴い アクティブ ラーニングの手段としてのICT 活用が求められている 第 3 期教育振興基本計画 目標 (17)ICT 利活用のための基盤の整備 私立学校については 国公立学校の状況を勘案しつつ 学校の ICT 環境整備の促進に取り組む 事業内容 私立の高等学校等において 私学の特色を活かしつつコンピュータやインターネット等を活用した教育を推進するとともに 次期学習指導要領等を踏まえ アクティブ ラーニング等を推進するため コンピュータ等 ICT 教育設備の購入費の一部について国が補助を行う ( 補助率 1/2 以内 ) 事業の概要 対象学校種 私立の高等学校 中等教育学校 中学校 小学校 義務教育学校及び特別支援学校 補助対象設備 コンピュータ ( パソコン タブレット サーバ等 ) ソフトウェア (DVD ライセンス等 ) 周辺機器 ( プリンタ スキャナー等 ) ネットワーク関連機器 ( ルーター モバイル端末等 ) 視聴覚関連機器 ( デジタルカメラ 電子黒板等 ) 附帯工事費 補助対象経費の限度額は 250 万円以上 4,000 万円以下 2019 予算においては 下限額を緩和 (500 万円 250 万円 ) 予算の推移 ( 単位 : 億円 ) 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 予算額 1.5 0.1 9.9 12.0 12.0 23.6 23.6 上記のほか 2013( 平成 25) 補正 :20.0 億円 2014( 平成 26) 補正 :0.9 億円を措置

〇事業の流れ 1 文部科学省 3 4 都道府県 2 6 5 学校法人 7 1 事業募集 ( 募集期間 例年 4 月 ~5 月頃 おおよそ 1 か月程度 ) 2 学校法人において事業計画書を作成 都道府県を通して提出 3 文部科学省において事業計画書の確認 ( 補助対象内外のチェック等 ) 4 予算の範囲内で交付内定 決定手続き ( 事業の事前着手は対象外 ) 5 学校法人において ICT 教育設備の整備を実施 6 事業が完了したら実績報告書の提出 7 補助金の支払い 私立小 中 高校等の所轄庁である都道府県を通してやりとり 2

3 〇補助金を活用した授業事例 複数の大画面電子黒板 プレゼン発表用のタブレットパソコン等を整備することにより 生徒が主体的に学べる授業を実施 無線接続を可能とするためのアクセスポイント 持ち運びが可能なノートパソコンやグループ毎に使用するタブレットパソコンを整備し 講義型だけでなくグループ型の授業に対応 教員のタブレットからデジタル教科書をはじめとしたデジタル教材を提示したり タブレットのカメラ機能を利用して生徒のノートを撮影し投影することにより 板書時間を削減 ノートパソコンを用いて海外の講師とリアルタイムで画面を見ながら一対一で会話することにより 英語スピーキング能力や英語でのプレゼンテーション能力を伸ばす授業を実施 動画コンテンツの活用により 体育の実技や理科の実験等 視覚的な理解を深める授業を展開

4 〇過去に補助金を活用して整備した事例 1ICT 教室 : デスクトップパソコン プリンタ サーバー

5 〇過去に補助金を活用して整備した事例 2 科学教室 : 短焦点型プロジェクタ ( 電子黒板機能付き )

6 〇過去に補助金を活用して整備した事例 3 パソコン教室 : デスクトップパソコン プリンタ サーバー

7 私立大学等の教育 研究設備の整備 2019 予算額 5 億円 ( 前予算額 5 億円 ) 1. 事業の概要 ( 補助対象 ) 私立大学等の教育研究の充実と質的向上を図ることを目的として事業に要する経費の一部を補助 私立大学等研究設備整備費による設備整備への補助 教育基盤設備情報処理教育に必要な電気計算機その他の情報処理関係設備 研究設備学術の基礎的研究に必要な機械 器具 標本 図書 その他の設備 2. 予算の推移 ( 単位 : 億円 ) 2015 2016 2017 2018 2019 予算額 15.1 20.2 16.6 4.9 4.9 3. 事業の補助率 下限額 私立大学等研究設備整備費による設備整備への補助 教育基盤設備 ( 補助率 1/2 以内 ) 大学 短大 高専 下限額 500 万円以上 専修学校 下限額 250 万円以上 研究設備 ( 補助率 2/3 以内 ) 大学 下限額 500 万 ( 図書 100 万 ) 円以上 専修学校に対する補助の対象は専門課程及び高等課程に限り 一般課程を除く

私立大学等の教育 研究設備の整備 〇事業の流れ 1 文部科学省 3 4 2 6 5 学校法人 7 1 事業募集 ( 募集期間 例年 4 月 ~5 月頃 おおよそ 1 か月程度 ) 2 学校法人において事業計画書を作成 文部科学省へ提出 3 文部科学省において事業計画書の確認 ( 補助対象内外のチェック等 ) の上 私立大学等研究設備整備費等補助金等選定委員による審査 ( 意見の徴収 ) 4 予算の範囲内で交付内定 決定手続き ( 事業の着手は交付内定後 ) 5 教育 研究装置等の整備を実施 6 事業が完了したら実績報告書の提出 7 補助金の支払い ( 精算払い ) 8

9 私立大学等の教育 研究設備の整備 〇過去に整備した設備による成果事例 近畿大学 ( 平成 26 補助 ) 魚の養殖技術の研究に係る設備の導入 デジタル PCR システム 延べ 77 回 / 約 231 時間 (H26.12.7~29.2.6) 軟 X 線デジタル画像解析装置 延べ 1 518 回 / 約 220 時間 (H27.1.15~29.3.23) 高速液体クロマトグラフィー装置 延べ 120 回 / 約 1 320 時間 (H27.3.18~29.3.22) 栄養塩分析装置 延べ 110 回 / 約 770 時間 (H26.12.7~29.2.6) 元素分析装置付き走査型電子顕微鏡 延べ 116 回 / 約 315 時間 (H27.1.9~29.3.18) 主な研究成果 完全養殖の高度化 を構成する種苗生産技術と環境低負荷技術として 社会へ実装できる新種苗の作出 寄生虫防除薬の開発 ( 特許 ) 低魚粉飼料開発 環境改善への麹菌の利用等 完全養殖システムの構築 において 新交雑ハタの作出に成功し 養殖魚としての有用性を検証等 明治大学 ( 平成 25 補助 ) 漆の養化学分析法の研究に係る設備の導入 漆脂質分析用四重極型質量分析計一式 漆色材分析装置一式等 主な研究成果 漆の化学分析法の開発に関する研究からその成果を美術 工芸 歴史等の文化的側面から学術的な研究へ繋げており 国内外との共同研究に発展