CHAPTER 5 この章では 次のタスクを順序どおりに実行します 1. Cisco Unity サーバ上にウィルススキャンソフトウェアか Cisco IDS Host Sensor Agent がインストールされている場合 : ウィルススキャンサービスを無効にして IDS Host Sensor Agent を On-Warning モードで実行するように設定します P.5-4 の インストールプログラム実行前にセキュリティ監視ソフトウェアを設定 を参照してください 2. Cisco Unity システムチェックアシスタントを使用して 必要な Windows コンポーネント ブラウザとデータベース および必要なサービスパックをインストールします P.5-6 の Cisco Unity システムチェックアシスタントの実行 を参照してください 3. MSDE 2000 を使用しているシステムの場合 :Enterprise Manager をインストールして MSDE のシステム管理者パスワードを設定します P.5-11 の MSDE 2000 の管理用ソフトウェアをインストールして MSDE システム管理者パスワードを設定 を参照してください 4. Cisco Unity サーバをネットワークに接続します P.5-13 の Cisco Unity サーバのネットワークへの接続 を参照してください ( 注 ) Cisco ICS 7750:Cisco Unity を Cisco ICS 7750 にインストールする場合は タスク 5. は省略してください 5-1
5. Cisco Unity サーバにデュアル NIC が装着されている場合 : デュアル NIC を構成するか その構成を確認します P.5-14 の Cisco Unity 内のデュアル NIC を構成 を参照してください ( 注 ) Cisco ICS 7750:Cisco Unity を Cisco ICS 7750 にインストールする場合は タスク 6. は省略してください 6. システムがネットワークに接続されている場合 :Windows 2000 Server のインストール時にスタティック IP アドレスを割り当てなかった場合は ここで割り当てるか DHCP にアドレスを予約します P.5-15 の スタティック IP アドレスの割り当て または DHCP に IP アドレスを予約 を参照してください ( 注 ) Cisco ICS 7750:Cisco Unity を Cisco ICS 7750 にインストールする場合は タスク 7. は省略してください 7. システムがネットワークに接続されている場合 : サーバに有効な IP アドレスが設定されていることと ネットワークに接続されていることを確認します P.5-17 の IP アドレスおよびネットワーク接続の確認 を参照してください 8. Windows エクスプローラのフォルダ設定を変更し Cisco Unity のトラブルシューティング中にすべてのファイルおよびフォルダが表示されるようにします P.5-18 の Windows エクスプローラのフォルダ設定の変更 を参照してください 9. Microsoft Active Directory をインストールするか または Cisco Unity サーバを既存のドメインに追加します P.5-20 の Cisco Unity サーバの既存のドメインへの追加 を参照してください この章の作業が完了したら ご使用のプラットフォームタイプに応じたタスクリストに戻って 正しい手順で Cisco Unity システムのインストールを継続してください Cisco Unity を適合サーバ上にインストールするためのタスクリスト (P.1-2) 5-2
Cisco ICS 7750 に Cisco Unity をインストールするためのタスクリスト (P.1-8) ( 注 ) リスト内のタスクでは Cisco Unity インストレーションガイド およびその他の Cisco Unity マニュアルに記載されている詳細な手順を参照します これらのドキュメントに従って 正しくインストールを完了してください 5-3
インストールプログラム実行前にセキュリティ監視ソフトウェアを設定 インストールプログラム実行前にセキュリティ監視ソフトウェアを設定 システムを準備するプログラムの実行や Cisco Unity ソフトウェアのインストールの前にセキュリティ監視プログラムを設定して インストールプログラムの実行が妨げられないようにします 次の該当する項を参照してください ウィルス検出サービスの無効化 (P.5-4) IDS Host Sensor Agent を On-Warning モードに設定 (P.5-5) 新規のインストールの場合は ウィルススキャンソフトウェアなどのサードパーティ製アプリケーションや Cisco Unity IDS Host Sensor ソフトウェアを インストールの後半までインストールしないでください Cisco Unity インストレーションガイド は それらのソフトウェアのインストールについて後で説明しています ウィルス検出サービスの無効化 Cisco Unity サーバ上のウィルススキャンサービスをすべて無効にします インストールの間にそれらのサービスが稼動していると インストールプログラムの処理速度が低下したり インストールを実行できなくなることがあります Cisco Unity インストレーションガイド は ウィルス検出サービスの再度有効化について 以降のインストール手順の中で説明しています ウィルス検出サービスを無効にする ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 ウィルス検出ソフトウェアのドキュメントを参照して ウィルス検出サービスの名前を判別します Windows の [ スタート ] メニューで [ プログラム ]>[ 管理ツール ]>[ サービス ] をクリックします 各ウィルス検出サービスを無効にします a. 右側のペインで サービスをダブルクリックします 5-4
インストールプログラム実行前にセキュリティ監視ソフトウェアを設定 b. [ 全般 ] タブをクリックして [ 停止 ] をクリックします c. [ スタートアップの種類 ] リストで [ 無効 ] をクリックして [OK] をクリックします ステップ 4 すべてのウィルス検出サービスを無効にしたら サービス MMC を閉じます IDS Host Sensor Agent を On-Warning モードに設定 Cisco Unity サーバ上の IDS Host Sensor Agent を On-Warning モードに設定することにより無効にします インストールの間に IDS Host Sensor Agent が On-Protecting モードで稼動していると ファイルの Cisco Unity サーバへのコピーがエージェントにより阻止され インストールは失敗します Cisco Unity インストレーションガイド は On-Protecting モードで実行するための IDS Host Sensor Agent のリセットについて 以降のインストール手順の中で説明しています IDS Host Sensor Agent を On-Warning モードに設定する ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 IDS Host Console がインストールされているサーバの Windows の [ スタート ] メニューで [ プログラム ]>[Cisco HIDS]>[Cisco HIDS Console] をクリックします コンソールの左側のペインで [Agents] をクリックします 右側のペインに [Agents] ビューが表示されます 右側のペインで Cisco Unity サーバ上の IDS Host Sensor Agent の名前を右クリックし [Set to Warning Mode] をクリックします 現在の状態 (Current State) が要求された状態 (Requested State) になるまで数分かかることに注意してください 5-5
Cisco Unity システムチェックアシスタントの実行 Cisco Unity システムチェックアシスタントの実行 Cisco Unity システムチェックアシスタントは Cisco Unity のプラットフォームをカスタマイズするのに役立つプログラムです 必要な Windows コンポーネント ブラウザ データベース およびサービスパックを確認してインストールします MSXML 3.0 Service Pack 1 インターネットインフォメーションサービス (IIS) Windows ターミナルサービス NNTP サービス SMTP サービス Message Queuing Services バージョン 2.0 Windows 2000 Service Pack 3 Internet Explorer 6.0 Service Pack 1 SQL Server 2000 Service Pack 3 または MSDE 2000 Service Pack 3 ( 注 ) 不足しているコンポーネントをインストールするには アシスタントは Cisco Unity と共に出荷されている Service Packs CD および Data Store CD を必要とします Cisco Unity システムチェックアシスタントを実行する ステップ 1 ステップ 2 ステップ 3 Local Admins グループのメンバーになっているアカウントを使用して Windows にログオンします Cisco Unity Service Packs CD 1 上 またはダウンロードした Cisco Unity Service Packs CD 1 のイメージファイルを保存した場所から Cuspa ディレクトリを参照し Cuspa.vbs をダブルクリックします 要求されたら 選択する言語をダブルクリックしてインストールを続けます ステップ 4 [ セットアップへようこそ ] 画面で [ 次へ ] をクリックします 5-6
Cisco Unity システムチェックアシスタントの実行 ステップ 5 [Cisco Unity サーバの特性 ] ページで 次のフィールドを設定します [ コンフィギュレーション ] Cisco Unity コンフィギュレーションによって [ ユニファイドメッセージ ] または [ ボイスメッセージ専用 ] をクリックします [ フェールオーバー ] [ プライマリもしくはセカンダリフェールオーバー用サーバ ] チェックボックスをオフにします [ ポート数 ] Cisco Unity サーバに接続するボイスポートの数を入力します アシスタントは この情報を使用してシステムに SQL Server と MSDE のどちらが必要かを決定します 33 個以上のボイスポートがあるシステムでは SQL Server が必要です それ以外の場合は MSDE が必要です ステップ 6 [ 次へ ] をクリックします アシスタントによってコンポーネントの一覧が表示され それらのコンポーネントがインストールされているかどうかが示されます ステップ 7 画面の指示に従って 不足しているコンポーネントをインストールします インストールが終了すると データストアをインストールするための画面の指示が表示されます ( 注 ) Microsoft AutoMenu ウィンドウが アシスタントがアプリケーションをインストール中に表示された場合は このウィンドウを閉じると アシスタントを続行できます 5-7
Cisco Unity システムチェックアシスタントの実行 ステップ 8 MSDE がインストールされたら ステップ 9 に進みます SQL Server がインストールされたら 次の 21 サブステップを実行します ( 注 ) SQL Server は P.2-6 の Cisco Unity システムファイルの配置先ドライブの決定 で書き留めた場所にインストールします a. [ ようこそ ] ダイアログボックスで [ 次へ ] をクリックします b. [ コンピュータ名 ] ダイアログボックスで [ 次へ ] をクリックし デフォルト設定の [ ローカルコンピュータ ] を使用します c. [ インストールの選択 ] ダイアログボックスで [ 次へ ] をクリックし デフォルト設定の [SQL Server の新規インスタンスの作成またはクライアントツールのインストール ] を使用します d. 画面の指示に従って [CD キー ] ダイアログボックスを表示します e. ソフトウェアディスクと共に出荷されている Cisco Unity ソフトウェアキーから Cisco Unity Data Store 2000 のキーを入力し [ 次へ ] をクリックします f. [ インストールの定義 ] ダイアログボックスで [ 次へ ] をクリックし デフォルト設定の [ サーバーとクライアントツール ] を使用します g. [ インスタンス名 ] ダイアログボックスで [ 既定インストール ] チェックボックスをオンにします h. [ 次へ ] をクリックします i. [ セットアップの種類 ] ダイアログボックスで [ 次へ ] をクリックし デフォルト設定の [ 標準 ] を使用します j. [ サービスアカウント ] ダイアログボックスの先頭の [ 各サービスに同じアカウントを使用 ] をクリックします k. [ サービスの設定 ] で [ ローカルシステムアカウントを使用 ] をクリックします l. [ 次へ ] をクリックします m. [ 認証モード ] ダイアログボックスでは [Windows 認証モード ] をクリックすることを推奨します [ 混合モード ]( サポートされているが安全性は低い ) をクリックすると [SA ログインのパスワードの追加 ] で SQL Server のシステム管理者がログインする際に使用するパスワードの入力および確認を行います 5-8
Cisco Unity システムチェックアシスタントの実行 n. [ 次へ ] をクリックします o. [ ファイルコピーの開始 ] ダイアログボックスで [ 次へ ] をクリックします p. [ ライセンスモードの選択 ] ダイアログボックスで [ プロセッサライセンス ] をクリックし Cisco Unity サーバのプロセッサの数を指定します q. [ 続行 ] をクリックします r. インストールが継続される前に シャットダウンタスクについての指示が表示されたら [ 次へ ] をクリックします s. [ 完了 ] をクリックします t. ステップ 10 へ進みます ステップ 9 MSDE がインストールされたら 次の 2 つのサブステップを実行します a. 画面の指示に従います b. インストールが完了したら [ はい ] をクリックし サーバを再起動させます ステップ 10 SQL Server または MSDE のインストールが完了したら 引き続き アシスタント画面上の指示に従って プラットフォームのカスタマイズを完了させます ステップ 11 MSDE Service Pack 3 がインストールされたら ステップ 12 に進みます SQL Server Service Pack 3 がインストールされたら 次の 11 サブステップを実行します a. [ セットアップへようこそ ] 画面で [ 次へ ] をクリックします b. 認証モードの選択を要求する画面が表示されるまで 画面の指示に従って進みます c. Windows 認証を選択し [ 次へ ] をクリックします d. [SA パスワードの警告 ] ダイアログボックスが表示されたら パスワードの入力と確認を行い [ 次へ ] をクリックします e. [Microsoft Search をアップグレードし SQL Server 2000 SP3 を適用する ( 必須 )] チェックボックスをオンにして [ 続行 ] をクリックします ([ すべてのデータベースで 複数データベースの組み合わせ所有権を有効にする ( お勧めしません )] チェックボックスをオンにしないでください ) f. 画面の指示に従い 処理を続行します g. インストールが継続される前に シャットダウンタスクについての指示が表示されたら [ 次へ ] をクリックします 5-9
Cisco Unity システムチェックアシスタントの実行 h. [ 完了 ] をクリックして コンポーネントのインストールを開始します i. セットアップメッセージが現れたら [OK] をクリックします j. [ 完了 ] をクリックしてサーバを再起動します k. ステップ 13 へ進みます ステップ 12 MSDE Service Pack 3 がインストールされたら 次の 2 つのサブステップを実行します a. 画面の指示に従います b. インストールが完了したら [ はい ] をクリックし サーバを再起動させます ステップ 13 Cisco Unity システムチェックアシスタントの処理が完了したら [ 完了 ] をクリックします 注意 Internet Explorer がインストールされている場合は WScript.exe ファイルは自動的にインストールされます この WScript.exe は削除しないでください 削除すると インストール手順の後半で Cisco Unity セットアッププログラムが失敗します 新規のインストールのときに 必要な Windows コンポーネント ブラウザ データベース およびサービスパックを手動でインストールする手順は 付録 C 新規インストール中に Cisco Unity システムチェックアシスタントによってインストールされるソフトウェアの手動でのインストール手順 を参照してください 5-10
MSDE 2000 の管理用ソフトウェアをインストールして MSDE システム管理者パスワードを設定 MSDE 2000 の管理用ソフトウェアをインストールして MSDE システム管理者パスワードを設定 Cisco Unity システムチェックアシスタントでインストールした MSDE 2000 には 管理ソフトウェアが含まれていません Enterprise Manager 管理ソフトウェアをインストールして トラブルシューティング中に Cisco TAC が Cisco Unity MSDE データベースにアクセスできるようにします セキュリティ上の理由から シスコは 空白以外の MSDE システム管理者 (sa) パスワードを設定することを強くお勧めします デフォルトでは sa パスワードは空白です Enterprise Manager をインストールすると それを使用して sa パスワードをリセットできます 次の 2 つの手順を順番に実行します Enterprise Manager をインストールする ステップ 1 ステップ 2 サーバが再起動したら Windows にログオンします Cisco Unity Data Store 2000 の CD が自動的に実行されない場合は ルートディレクトリを参照し Autorun.exe をダブルクリックします ステップ 3 [SQL Server 2000 コンポーネント ] をクリックします ステップ 4 [ データベースサーバーのインストール ] をクリックします ステップ 5 [ ようこそ ] ダイアログボックスで [ 次へ ] をクリックします ステップ 6 [ コンピュータ名 ] ダイアログボックスで [ 次へ ] をクリックし デフォルト設定の [ ローカルコンピュータ ] を使用します ステップ 7 [ インストールの選択 ] ダイアログボックスで [ 次へ ] をクリックし デフォルト設定の [SQL Server の新規インスタンスの作成またはクライアントツールのインストール ] を使用します ステップ 8 画面の指示に従って [CD キー ] ダイアログボックスを表示します 5-11
MSDE 2000 の管理用ソフトウェアをインストールして MSDE システム管理者パスワードを設定 ステップ 9 ソフトウェアディスクと共に出荷されている Cisco Unity ソフトウェアキーから Cisco Unity Data Store 2000 のキーを入力します ステップ 10[ 次へ ] をクリックします ステップ 11[ インストールの定義 ] ダイアログボックスで [ クライアントツールのみ ] をクリックします ステップ 12[ 次へ ] をクリックします ステップ 13[ コンポーネントの選択 ] ダイアログボックスで [ コンポーネント ] リスト内の [ 管理ツール ] 以外のすべてのチェックボックスをオフにします ステップ 14[ 管理ツール ] を選択します ( チェックボックスをオフにしないようにします ) ステップ 15[ サブコンポーネント ] リスト内の [Enterprise Manager] 以外のすべてのチェックボックスをオフにし [ 次へ ] をクリックします ステップ 16[ ファイルコピーの開始 ] ダイアログボックスで [ 次へ ] をクリックします ステップ 17[ 完了 ] をクリックします MSDE の sa パスワードを設定する ステップ 1 ステップ 2 Windows の [ スタート ] メニューで [ プログラム ]>[Microsoft SQL Server]> [Enterprise Manager] をクリックします ツリー表示で コンソールルート \Microsoft SQL Servers\SQL Server グループ \(local)(windows NT)\ セキュリティを展開します ステップ 3 [ ログイン ] をクリックします ステップ 4 右側のペインで [sa] を右クリックし [ プロパティ ] をクリックします 5-12
Cisco Unity サーバのネットワークへの接続 ステップ 5 [SQL Server ログインのプロパティ ] ダイアログボックスで [ 全般 ] タブをクリックします ステップ 6 [SQL Server 認証 ] の下で 新しいパスワードを入力します ステップ 7 パスワードを確認して [OK] をクリックします ステップ 8 [Enterprise Manager] を閉じます Cisco Unity サーバのネットワークへの接続 Cisco Unity サーバをネットワークに接続する ネットワークケーブルを Cisco Unity サーバに接続します 5-13
Cisco Unity 内のデュアル NIC を構成 Cisco Unity 内のデュアル NIC を構成 Cisco Unity サーバでデュアル NIC を使用する場合 Adaptive Fault Tolerant(AFT) モードか Network Fault Tolerant(NFT) モードに構成することをお勧めします 1 つの NIC は active-passive フォールトトレランスのプライマリに指定され もう 1 つはセカンダリに指定されます この構成では プライマリ ( アクティブ )NIC はトラフィックの 100 パーセントを処理します プライマリ NIC が使用不能になった場合にだけ セカンダリ NIC はアクティブになり トラフィックの 100 パーセントを処理します また AFT または NFT 構成にしたくない場合や使用可能な 2 つめの LAN ポートがない場合に使用できるように 次の構成がサポートされています ただしお勧めしません 2 つめの NIC で TCP/IP を使用不可能にする 最初の NIC に障害が発生した場合 2 つめの NIC をリモートから再び使用可能にできます (2 つめの NIC で TCP/IP を使用不可能にするには [ コントロールパネル ] の [ ネットワークとダイアルアップ接続 ] を使用します ) BIOS で 2 つめの NIC を無効にする 注意 2 つめの NIC からネットワークケーブルをはずすだけでは不十分なことに注意してください NIC は BIOS で無効にされなければなりません 無効にしないと Cisco Unity は正常に動作しない可能性があります Cisco Unity 内のデュアル NIC を構成する ステップ 1 NIC を構成して ( または構成を確認して ) 次のことを確実にします 両方とも同じネットワークセグメントに接続されている 両方が同じ IP アドレスを共有している Dell または IBM のサーバを使用するときに両方とも AFT にセットアップされている または Hewlett-Packard のサーバを使用するときに両方とも NFT にセットアップされている (NIC の製造元またはサーバのベンダーが提供するドキュメントを参照してください ) ステップ 2 Cisco Unity サーバを再起動して 行った変更を有効にします 5-14
スタティック IP アドレスの割り当て または DHCP に IP アドレスを予約 スタティック IP アドレスの割り当て または DHCP に IP アドレスを予約 Cisco Unity サーバには IP アドレスが必要です シスコから購入した Cisco Unity サーバと共に出荷されているプラットフォームコンフィギュレーション CD からオペレーティングシステムをインストールし ネットワークにダイナミックホストコンフィギュレーションプロトコル (DHCP) サーバが存在する場合は Cisco Unity サーバは IP アドレスを DHCP サーバから取得するように設定されています この設定を 次のいずれかの方法により変更することを強くお勧めします この項の手順 スタティック IP アドレスを割り当てる に従って Cisco Unity サーバにスタティック IP アドレスを割り当てる DHCP に IP アドレスを予約する 詳細については Windows のヘルプを参照してください Cisco Unity サーバの IP アドレスを選択するときは つぎのことに注意してください インターネットからアクセスできるアドレスを選択しない これを守らないと Cisco Unity サーバをインターネットからの侵入の危険にさらすことになります それが侵入に対して強固なものであったとしてもです Cisco Unity サーバをファイアウォールを挟んで次と反対に位置させるような IP アドレスを選択しない - Cisco Unity が接続する Domino サーバ - Cisco Unity ユーザをホストするすべての Domino サーバ - Cisco Unity がアクセスする ドメインコントローラ / グローバルカタログサーバ ただし Cisco Unity サーバがドメインコントローラでない場合 スタティック IP アドレスを割り当てる ステップ 1 Windows の [ スタート ] メニューで [ 設定 ]>[ コントロールパネル ]>[ ネットワークとダイヤルアップ接続 ]>[ ローカルエリア接続 ] をクリックします ステップ 2 [ プロパティ ] をクリックします 5-15
スタティック IP アドレスの割り当て または DHCP に IP アドレスを予約 ステップ 3 [ チェックマークがオンになっているコンポーネントがこの接続で使用されています ] リスト内の [ インターネットプロトコル (TCP/IP)] チェックボックスをオンにします ステップ 4 [ インターネットプロトコル (TCP/IP)] をクリックし ( チェックボックスはオフにしません ) [ プロパティ ] をクリックします ステップ 5 適切な値を入力します 詳細については Windows 2000 のヘルプを参照してください ステップ 6 [OK] をクリックします ステップ 7 サーバを再起動します 5-16
IP アドレスおよびネットワーク接続の確認 IP アドレスおよびネットワーク接続の確認 スタティック IP アドレスを割り当てた場合 および DHCP にアドレスを予約した場合のいずれの場合でも IP アドレスとネットワーク接続を確認します IP アドレスおよびネットワーク接続を確認する ステップ 1 Windows の [ スタート ] メニューで [ プログラム ]>[ アクセサリ ]>[ コマンドプロンプト ] をクリックします ステップ 2 [ コマンドプロンプト ] ウィンドウで ipconfig /all と入力して Enter キーを押します ステップ 3 ステップ 4 Cisco Unity サーバの IP アドレスを確認します ルータの IP アドレスか または Cisco Unity サーバと同じネットワークセグメント上にあるサーバを検索します ルータまたはサーバが見つからない場合 P.5-15 の スタティック IP アドレスの割り当て または DHCP に IP アドレスを予約 でスタティック IP アドレスを指定する際に デフォルトゲートウェイを指定していないか または Cisco Unity サーバがネットワークに接続されていません ステップ 5 ステップ 4 で見つけたルータ または IP アドレスを持つ他のサーバに対して ping を実行します [ コマンドプロンプト ] ウィンドウで ping <IP アドレス > を入力し Enter キーを押します デバイスが応答する場合は Cisco Unity サーバには有効な IP アドレスが割り当てられています デバイスが応答しない場合 いろいろな原因が考えられます よくある原因を次に示します 割り当てたスタティック IP アドレスまたは DHCP に予約したアドレスが ネットワーク上の他のコンピュータの IP アドレスと競合している スタティック IP アドレスを指定した場合に サブネットマスクが正しくない 5-17
Windows エクスプローラのフォルダ設定の変更 Cisco Unity サーバと DHCP サーバとの連絡に問題がある この場合はネットワークの設定を確認します 必要に応じて ネットワーク接続障害の解決と同様の方法で問題を解決します Windows エクスプローラのフォルダ設定の変更 フォルダ設定を変更し Cisco Unity のトラブルシューティング中にシステムファイルを含むすべてのファイルおよびフォルダが Windows エクスプローラで表示されるようにします シスコから購入した Cisco Unity サーバと共に出荷されているプラットフォームコンフィギュレーション CD から Windows 2000 をインストールした場合は すべてのファイルおよびフォルダは Windows エクスプローラですでに表示可能です ( 注 ) ここで次の手順を実行しないと Cisco TAC は 後で実行するようにお願いする場合があります Windows エクスプローラのフォルダ設定を変更する ステップ 1 Windows デスクトップで [ マイコンピュータ ] をダブルクリックします ステップ 2 [ ツール ] メニューで [ フォルダオプション ] をクリックします ステップ 3 [ 表示 ] タブをクリックします ステップ 4 [ すべてのファイルとフォルダを表示する ] をクリックします ステップ 5 [ 登録されているファイルの拡張子は表示しない ] チェックボックスをオフにします 5-18
Windows エクスプローラのフォルダ設定の変更 ステップ 6 [ 保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない ] チェックボックスをオフにし [ はい ] をクリックし確定します ステップ 7 [ 適用 ] をクリックします ステップ 8 [ 現在のフォルダ設定を使用 ] をクリックした後 [ はい ] をクリックし確定します ステップ 9 [OK] をクリックします 5-19
Cisco Unity サーバの既存のドメインへの追加 Cisco Unity サーバの既存のドメインへの追加 Cisco Unity サーバは 既存のドメインのメンバサーバである必要があります Cisco Unity とメッセージストアとのインタラクションを行う場合 サーバはワークグループに属すことはできません Cisco Unity サーバをそのドメイン内のドメインコントローラにせず 既存のドメインに追加するには次の手順を実行します ( 注 ) Cisco Unity サーバは Cisco Unity ユーザのホームの Domino サーバと同じドメインにインストールすることを推奨します Cisco Unity サーバを既存のドメインに追加する ステップ 1 Windows の [ スタート ] メニューで [ 設定 ]>[ コントロールパネル ]>[ システム ] をクリックします ステップ 2 [ ネットワーク ID] タブをクリックします ステップ 3 [ プロパティ ] をクリックします ステップ 4 [ 識別の変更 ] ダイアログボックスで [ ドメイン ] をクリックし 加入するドメインの名前を入力します ステップ 5 [OK] をクリックします ステップ 6 [ ドメインのユーザー名とパスワード ] ダイアログボックスで ドメインへのコンピュータの追加が許可されているアカウントの名前とパスワードを入力します ステップ 7 [OK] を 3 回クリックします ステップ 8 [ はい ] をクリックしてサーバを再起動します 5-20