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Transcription:

APPENDIX B この章では Clean Access Manager(CAM) の について説明します この章の内容は以下のとおりです 概要 (p.b-1) 認証要件 (p.b-2) MAC の操作 (p.b-3) 証明済みデバイスリストの操作 (p.b-5) ユーザの操作 (p.b-6) ゲストアクセスの操作 (p.b-9) レポートの操作 (p.b-11) 概要 Cisco NAC アプライアンスは HTTPS POST を使用して特定の操作を実行できる cisco_api.jsp という名前のユーティリティスクリプトがあります CAM の Clean Access API には Web ブラウザから次の URL でアクセスできます https://<ip-or-name>/admin/cisco_api.jsp この API を使用する場合は 次の点に注意してください 企業内に Perl などのスクリプト言語に精通している担当者が必要です 管理ユーザ認証のみをサポートします HTTP GET および 認証を行わない API はサポートされません これらのスクリプトを実行するマシンには Perl または同様のソフトウェアをインストールする必要があります Cisco TAC は Perl またはその他のスクリプトパッケージのデバッグをサポートしません CAM から Cisco API ページを表示できます (https://<ccam-ip-or-name>/admin/cisco_api.jsp) また 次の URL にある cisco_api.jsp ページで Cisco NAC アプライアンスの情報を確認できます http://www.cisco.com/warp/customer/707/ca-mgr-faq2.html#q8 CAM Web コンソールインターフェイスを介してデバイスを免除する方法については デバイスおよびサブネットのグローバルフィルタリング (p.3-8) を参照してください B-1

認証要件 認証要件 API にアクセスするには SSL を介した認証が必要です 2 つの認証方式がサポートされています セッションによる認証管理者は adminlogin および adminlogout 関数を使用して認証シェルスクリプトを作成し このスクリプトを使用して 管理セッションの残りの部分でアクセスするセッション ID をクッキーに設定します セッション ID クッキーが設定されていないと Invalid User エラーが表示されます adminlogin( 管理者ログイン ) 関数は セッション ID を返します adminlogout 関数は セッションを終了します ただし adminlogout 関数を使用しなかった場合は CAM が設定されたか またはデフォルトの管理セッションタイムアウトに従ってセッションを終了します 関数による認証クッキーを使用するシェルスクリプトを作成しない場合は 関数が使用されるたびに認証することができます 関数による認証の場合 ユーザは既存スクリプトで使用しているすべての関数に admin および password パラメータを追加する必要があります この場合は adminlogin および adminlogout 関数は使用しません 管理者の操作 クッキーを使用してセッション ID による認証を実行する場合は adminlogin および adminlogout 関数を使用してシェルスクリプトを作成します これらの関数を使用しない場合は 各関数に管理者のユーザ名およびパスワードのパラメータを含める必要があります adminlogin adminlogin 関数はセッション ID を返します セッション ID は 別の API で使用するためにクッキーとして設定する必要があります op:adminlogin admin: 管理者のユーザ名を指定します passwd: 管理者のパスワードを指定します Success: 次の 2 番めのコメントに メッセージ値 0 とセッション ID が示されます <!--session_id=session_id_string--> adminlogout adminlogout 関数は クッキー内のセッション ID を使用して管理者をログアウトします op:adminlogout B-2

MAC の操作 MAC の操作 ここでは 次の項目について説明します addmac(p.b-3) removemac(p.b-3) addcleanmac(p.b-4) removecleanmac(p.b-4) addmac addmac 関数は 1 つまたは複数の MAC アドレスを証明済みデバイスリストに追加します op:addmac mac: 正確な MAC アドレスまたは範囲を指定します サポートされる形式 :00:01:12:23:34:45 00:01:12:* または 00:01:12:23:34:45-11:22:33:44:55:66 任意の入力パラメータ : ip: 正確な MAC アドレスの IPv4 アドレスを指定します ワイルドカードまたは範囲を指定して MAC アドレス範囲を指定する場合は [ip] パラメータは使用しないでください サポートされる形式 :192.168.0.10 type: 次の文字列のいずれかを指定します :deny( デフォルト ) allow userole check または ignore role: ロール名を指定します role パラメータは Unauthenticated ロール ( デフォルト ) の場合は必須ではありませんが [userole] または [check] の場合は必須です desc: 説明を入力します ssip:clean Access Server(CAS) を CAM に設定するために使用した IP アドレスを指定します デフォルトは global です removemac removemac 関数は 1 つまたは複数の MAC アドレスをデバイスフィルタリストから削除します op:removemac mac: デバイスフィルタリストから削除する 1 つまたは複数の MAC アドレスを指定します MAC アドレスは ワイルドカードを含む表示形式に完全に一致している必要があります カンマで区切って複数の MAC アドレスを指定できます 任意の入力パラメータ : ssip:cas を CAM に設定するために使用した IP アドレスを指定します デフォルトは global です B-3

MAC の操作 addcleanmac addcleanmac 関数は 1 つまたは複数の MAC アドレスを証明済みデバイスリストに免除デバイスとして追加します op:addcleanmac mac: 追加する MAC アドレスを指定します サポートされる形式 :00:01:12:23:34:45 00-01-12-23-34-45 または 000112233445 任意の入力パラメータ : ssip: デフォルトは global です CAS を CAM に設定するために使用した IP アドレスを指定します removecleanmac removecleanmac 関数は 1 つまたは複数の MAC アドレスを証明済みデバイスリストから削除します op:removecleanmac mac: 削除する 1 つまたは複数の MAC アドレスを指定します サポートされる形式 : 00:01:12:23:34:45 00-01-12-23-34-45 または 000112233445 任意の入力パラメータ : ssip: デフォルトは global です CAS を CAM に設定するために使用した IP アドレスを指定します B-4

証明済みデバイスリストの操作 Failure:ssip が指定されていない場合 または複数の CAS から MAC アドレスを削除できない場合は 1 つまたは複数のエラー文字列が表示されることがあります 証明済みデバイスリストの操作 clearcertified 関数は Clean Access 証明済みデバイスリストから既存のエントリをすべて削除します op:clearcertified B-5

ユーザの操作 ユーザの操作 ここでは 次のユーザ管理関数について説明します kickuser(p.b-6) kickuserbymac(p.b-6) kickoobuser(p.b-7) queryuserstime(p.b-7) renewuserstime(p.b-7) changeuserrole(p.b-8) changeloggedinuserrole(p.b-8) getlocaluserlist(p.b-9) addlocaluser(p.b-9) deletelocaluser(p.b-10) kickuser kickuser 関数は 1 つまたは複数の現在ログインしている in-band(ib; インバンド ) ユーザのアクティブセッションを終了します op:kickuser ip:1 つの IP アドレスまたはカンマ区切りの IP アドレスのリストを指定します kickuserbymac kickuserbymac 関数は 1 つまたは複数のログインしている IB ユーザのアクティブセッションを MAC アドレスによって終了します op:kickuserbymac mac:1 つの MAC アドレスまたはカンマ区切りの MAC アドレスのリストを指定します B-6

ユーザの操作 kickoobuser kickoobuser 関数は 1 人または複数の out-of-band(oob; アウトオブバンド ) ユーザのアクティブセッションを終了します op:kickoobuser mac:1 つの MAC アドレスまたはカンマ区切りの MAC アドレスのリストを指定します queryuserstime queryuserstime 関数は ログインしているユーザの残りのセッション時間を照会します この関数は セッションタイムアウトが設定されたロールのログインユーザのリストを返します op:queryuserstime もう 1 つの <!--list=iplist--> コメントには IP リストと 各 IP エントリのセッションの残り時間が示されます renewuserstime ログインしたユーザのセッションタイムアウトを セッションを使用して更新します op:renewuserstime list: カンマ区切りの IP アドレスのリストを指定します サポートされる形式 :10.1.10.10, 10.1.10.11, 10.1.10.12 B-7

ユーザの操作 changeuserrole changeuserrole 関数は IB ユーザをオンラインユーザロールから削除し そのユーザの MAC アドレスを新しいロールでデバイスフィルタリストに追加することで IB ユーザがログインする前にそのユーザのアクセス権を変更します op:changeuserrole ip: ログインしているユーザの IP アドレスを指定します role: ユーザの移動先のロールを指定します changeloggedinuserrole changeloggedinuserrole 関数は ログインしている IB ユーザの現在のロールを新しいロールに変更することで そのユーザのアクセス権を変更します op:changeloggedinuserrole ip: ログインしているユーザの IP アドレスを指定します 複数のユーザを指定するには カンマ区切りの IP リストを使用します role: ユーザの新しいロールを指定します B-8

ゲストアクセスの操作 ゲストアクセスの操作 ここでは 次の関数について説明します getlocaluserlist(p.b-9) addlocaluser(p.b-9) deletelocaluser(p.b-10) これらの API 関数を使用して 管理者は CAM 上でローカルユーザアカウントを作成 削除 および表示できます ( ローカルユーザは 外部認証サーバではなく CAM によって内部的に検証されるユーザです ) これらの API は ダイナミックトークンユーザアクセスを生成するためのゲストアクセスのサポートを目的としています そのため 次の機能を備えています Web ページを使用して Cisco NAC アプライアンス API にアクセスし ビジターのユーザ名 / パスワードの組み合せ (jdoe@visitor.com/jdoe112805 など ) を挿入し ロールを割り当てます (guest1day など ) 該当日にゲストアクセスロールに関連付けられたゲストユーザをすべて削除します ゲストアクセスロールに関連付けられたすべてのユーザ名をリストします これらの API は ゲストユーザアクセス用のダイナミックトークン / パスワード生成をほとんどサポートし ゲストロールに対応するゲストユーザの削除を許可します フロントエンド生成パスワード / トークンを作成する必要があります Cisco NAC アプライアンスに備わっているアカウンティング機能は RADIUS のみです getlocaluserlist getlocaluserlist 関数は ローカルユーザアカウントとそれらのユーザ名およびロール名のリストを返します op:getlocaluserlist <!--count=10--> に返されたユーザ数が示され 続いて <!--NAME=jdoe,ROLE=Student--> の形式で同じ数のコメントが表示されます addlocaluser addlocaluser 関数は 新しいローカルユーザアカウントを追加します op:addlocaluser username: 新しいローカルユーザアカウントのユーザ名を指定します userpass: 新しいローカルユーザアカウントのユーザパスワードを指定します userrole: 新しいローカルユーザアカウントのロールを指定します B-9

ゲストアクセスの操作 deletelocaluser deletelocaluser 関数は 1 つまたはすべてのローカルユーザアカウントを削除します op:deletelocaluser qtype:name または all のいずれかのデータタイプを指定します qval: 一重引用符で囲んだ正確なユーザ名を指定するか または [all] を示す空の文字列 を指定します B-10

レポートの操作 レポートの操作 スクリプトを作成して情報のリストを編集したり 次のレポート関数を使用してレポートしたりできます getuserinfo(p.b-11) getoobuserinfo(p.b-12) getcleanuserinfo(p.b-12) getreports(p.b-12) getuserinfo 特定の IP アドレス MAC アドレス またはユーザ名について getuserinfo 関数は次のユーザ情報を取得します IPv4 形式の IP MAC アドレス Name はユーザ名です Provider は LDAP サーバの場合があります Role は ユーザに割り当てられている現在のロールです Origrole は ユーザに割り当てられた本来のロールです VLAN は 本来の VLAN タグです NEWVLAN は 現在の VLAN タグです ユーザのシステムのオペレーティングシステム 複数のユーザが条件に一致する場合 システムはユーザのリストを返します qtype パラメータとして [all] を入力した場合は すべてのユーザのすべての情報が取得されます op:getuserinfo qtype: 次の文字列のいずれかを指定します :ip mac name または all qval:qtype パラメータに応じて IP アドレス MAC アドレス またはユーザ名を指定します [all] を指定した場合は 空の文字列 ( ) を入力します <!--count=10--> に返されたユーザ数が示され 続いて 対応する数のコメント <!--IP=10.1.10.12,MAC=0A:13:07:9B:82:60,NAME=jdoe,PROVIDER=LDAP Server,ROLE=Student,ORIGROLE=Student,VLAN=1024,NEWVLAN=1024,OS=Windows XP--> が表示されます B-11

レポートの操作 getoobuserinfo 特定の IP アドレス MAC アドレス またはユーザ名について getoobuserinfo 関数は ログインしている OOB ユーザに関する情報を取得します または qtype パラメータに [all] を指定した場合は システムはログインしているすべての OOB ユーザに関するすべての情報のリストを生成します 複数のユーザが条件に一致する場合 システムはユーザのリストを生成します op:getoobuserinfo qtype:1 人または複数のユーザを識別する方式を指定します ip mac name または all qval:ip アドレス MAC アドレス またはユーザ名を指定します [all] を指定する場合は 空の文字列 ( ) を入力します <!--count=10--> に返されたユーザ数が示され 続いて 相当する数のコメント <!--IP=10.1.10.12,MAC=0A:13:07:9B:82:60,NAME=jdoe,PROVIDER=LDAP Server,ROLE=Student,AUTHVLAN=10,ACCESSVLAN=1024,OS=Windows XP,SWITCHIP=10.1.10.1,PORTNUM=18--> が表示されます getcleanuserinfo 特定の MAC アドレスまたはユーザ名について getcleanuserinfo 関数は認証済みユーザに関する情報を返します 複数のユーザが条件に一致する場合 システムは認証済みユーザのリストを生成します op:getcleanuserinfo qtype:1 人または複数のユーザを識別する方式を指定します mac name または all qval:mac アドレスまたはユーザ名を指定します [all] を指定する場合は 空の文字列 ( ) を入力します <!--count=10--> に返されたユーザ数が示され 続いて 相当する数のコメントが <!--MAC=0A:13:07:9B:82:60,NAME=jdoe,PROVIDER=LDAP Server,ROLE=Student,VLAN=10--> の形式で表示されます getreports getreports 関数は カスタマイズされた内容を含むレポートを返します また この関数を使用して 特定のソフトウェアがインストールされているユーザのリストを編集できます op:getreports B-12

レポートの操作 任意のクエリパラメータ : 表 B-1 に getreports 関数のクエリパラメータを示します 表 B-1 getreports 関数のクエリパラメータ パラメータ名有効な値説明 status 次の値のいずれか : any( デフォルト ) success 指定されたステータスの情報だけをレポートします failure user 文字列 デフォルトは 一重引用符で囲んだ空の文字列です 指定されたユーザに関する情報をレポートします userkey 文字列 デフォルトは 一重引用符で囲んだ空の文字列です このユーザの鍵を含む情報をレポートします ip mac 1 つの有効な IPv4 アドレス (10.20.30.40 など ) デフォルトは一重引用符で囲まれた空の値です 1 つの有効な MAC アドレス (00:01:12:23:34:45 など ) デフォルトは 一重引用符で囲んだ空の値です 指定された IP アドレスに関する情報をレポートします 指定された MAC アドレスに関する情報をレポートします os 次の値のいずれか : 指定された OS に関する情報をレポートします 任意の OS を指定するには 一重引用符で囲んだ空の値 ('') を入力します ( デフォルト ) WINDOWS_VISTA_ALL(Windows Vista) WINDOWS_VISTA_HOME_BASIC(Windows Vista Home Basic) WINDOWS_VISTA_BUSINESS(Windows Vista Business) WINDOWS_VISTA_ULTIMATE(Windows Vista Ultimate) WINDOWS_VISTA_ENTERPRISE(Windows Vista Enterprise) WINDOWS_XP(Windows XP) WINDOWS_PRO_XP(Windows XP Pro/Home) WINDOWS_TPC_XP(Windows XP Tablet PC Edition) WINDOWS_MCE_XP (Windows XP Media Center Edition) WINDOWS_2K(Windows 2000) WINDOWS_ME(Windows ME) WINDOWS_98(Windows 98) B-13

レポートの操作 表 B-1 getreports 関数のクエリパラメータ ( 続き ) パラメータ名 有効な値 説明 timerange timefrom timeto 指定した時間範囲内に収集した情報を レポートします timefrom は 次の値のいずれかになります - タイムスタンプ ( 形式 :yyyy-mm-dd hh:mm:ss) - 現在より何時間前かを示す負の整数 - past timeto は 次の値のいずれかになります - タイムスタンプ ( 形式 :yyyy-mm-dd hh:mm:ss) - 現在より何時間前かを示す負の整数 - now - -48, -24( 昨日 ) - -24, now( 当該日 ) - 2007-01-01 00:00:00, 2007-02-28 23:59:59(1 月 1 日から 2 月 28 日までの間 ) デフォルト :past, now( 時間を問わず すべての可能なレポート ) showtext 次の値のいずれか : true テキストを返します false テキストを返しません ( デフォルト ) orderby 次の値のいずれか : user userkey ip mac os レポートテキストを返すかどうかを指定します レポートの編成方法を指定します time( デフォルト ) orderdir 次の値のいずれか : asc 昇順を指定します ( デフォルト ) desc 降順を指定します instsoft 次の値のいずれか : 一重引用符で囲んだ空の値 ( ) は [any] を示しています ( デフォルト ) AV AntiVirus(AV; アンチウイルス ) がインストール済み AS AntiSpyware(AS; アンチスパイウェア ) がインストール済み UNKNOWN AV/AS 不明の AV/AS reqname AV または AS ソフトウェア名の要件 一重引用符で囲んだ空の値は [any] を示します ( デフォルト ) reqstatus 次の値のいずれか : any( デフォルト ) success failure データの昇順または降順を指定します このタイプのインストール済みソフトウェアを含むレポートのみに制限します このソフトウェア要件を満たすレポートだけに制限します ソフトウェア要件を満たし ステータスが条件に一致するレポートだけに制限します (reqname が使用されている場合のみ ) B-14

レポートの操作 <!--count=count--> に返されたレポート数が示されます レポート数に続き 同じ数のコメントが <!--status=status,user=user,userkey=userkey,ip=ip,mac=mac,os=os,time=time,text=text--> の形式で表示されます B-15

レポートの操作 B-16