CasePlayer2 チュートリアル Ver. 1.0.4 2015/06/10-1 -
CasePlayer2 チュートリアル... 3 はじめに... 3 CasePlayer2 概 要... 3 稼 働 環 境... 3 1. CasePlayer2 起 動... 4 2. 新 規 プロジェクト 作 成... 4 その 他 の 設 定 について(プロジェクトの 新 規 作 成 ダイアログ)... 6 プロジェクトの 種 類... 6 オプションパラメータファイルの 指 定... 6 言 語 設 定... 6 C ソースに 関 する 設 定... 6 C++ソースに 関 する 設 定... 6 アセンブラソースに 関 する 設 定... 6 階 層 化 を 有 効 にする... 6 プロジェクトの 設 定 データファイル... 6 3. ソースコードの 登 録... 7 その 他 の 設 定 について (ソースファイルの 登 録 ダイアログ)... 8 サブフォルダも 含 む... 8 ユーザインクルードパスに 追 加 する... 8 ファイル 構 成 に 合 わせてフォルダ 付 きで 登 録 する... 8 4. 仕 様 書 生 成 ( 標 準 モード)... 8 仕 様 書 閲 覧... 10 チャートリンク 機 能...11 アセンブラソースのフローチャート... 13 5. 詳 細 解 析 モード... 15 詳 細 解 析 設 定... 15 仕 様 書 生 成... 16 仕 様 書 閲 覧... 17 変 数 参 照 情 報 の 閲 覧... 19 6. MISRA-C ルールチェック... 20 MISRA-C ルールチェックを 実 行... 20 表 示 オプション... 22 ルールの 選 択... 22 ソースコード メトリックス 閲 覧... 23 7. 検 索 機 能... 25 8. 印 刷 機 能... 27 9. 仕 様 書 の Word 変 換... 28 10. 仕 様 書 の HTML 変 換... 30 11. 詳 細 解 析 モードの 詳 細 設 定 について... 32 プリプロセッサの 設 定... 32 #define (デファイン 名 [= 数 値 ])... 32 #undef (デファイン 名 )... 32 プレインクルードファイル... 32 システムインクルードパス/ ユーザーインクルードパス... 33 C オプションパラメータ... 33 User Keyword ユーザーキーワード... 33 置 き 換 えキーワード... 34 C オプションパラメータのその 他 の 設 定 について... 34 12. 最 後 に... 34-2 -
CasePlayer2 チュートリアル はじめに この 度 は 仕 様 書 作 成 解 析 ツール CasePlayer2 にご 興 味 を 頂 き 誠 にありがとうございます 本 チュートリアルは 初 めて CasePlayer2 をご 使 用 頂 くお 客 様 にサンプルプログラムを 使 用 しながら 実 際 にツールをご 操 作 頂 き 基 本 的 な 使 用 方 法 と 機 能 を 理 解 して 頂 く 事 を 目 的 として 作 成 させて 頂 い ております チュートリアル 開 始 の 前 に CasePlayer2 をインストールして 頂 きますようお 願 い 致 します CasePlayer2 はデフォルトでは C: Program Files gaio Caseplayer2 にインストールされます CasePlayer2 概 要 CasePlayer2 は ANSI 準 拠 C 言 語 C++ 組 み 込 み 向 け C 言 語 ( 非 ANSI)を 解 析 して フローチャ ートなどの 仕 様 書 を 作 成 するツールです 仕 様 書 ブラウザ を 搭 載 し ソースコードと 各 仕 様 書 間 の 連 携 を 自 由 に 取 ることができます 過 去 のソースコードのロジック 解 析 や 新 たに 開 発 したプログラム ソースの 仕 様 書 作 成 作 業 を 強 力 に 支 援 致 します ソースコードの 静 的 解 析 機 能 として 外 部 変 数 の 参 照 / 代 入 の 一 覧 作 成 機 能 や C 言 語 コーディング 規 約 MISRA-C のルールチェック 機 能 も 搭 載 して います 稼 働 環 境 * IBM PC/AT 互 換 機 * USB ポート (ライセンスキーの 装 着 に 使 用 します) * Windows XP, Windows Vista (32 ビット), Windows 7 (32/64 ビット), Windows 8.1 (32 ビット 64 ビット) *インストールに 必 要 な HDD 容 量 ::80MB * HTML フォーマット 文 書 の 閲 覧 :Microsoft Internet Explorer 6 以 上 * MS-Word 形 式 文 書 出 力 :Microsoft Word 2000 SP3 以 降 Microsoft Word 2002 SP3 以 降 Microsoft Word 2003 SP3 以 降 Microsoft Word 2007 SP2 以 降 Microsoft Word 2010 SP1 以 降 - 3 -
1. CasePlayer2 起 動 Windows のスタートメニュー 全 てのプログラム CasePlayer2 CaseViewer.exe をクリッ クして 下 さい 2. 新 規 プロジェクト 作 成 ソースコード 解 析 仕 様 書 生 成 実 行 のために CasePloayer2 の 新 規 プロジェクトを 作 成 しましょう 1. CasePlayer2 メニュー ファイル 新 規 作 成 プロジェクト をクリックして 下 さい 2. プロジェクト 名 :test 3. 場 所 : ( 任 意 ) 4. プロジェクトの 種 類 :: 仕 様 書 生 成 のみ 5. 言 語 設 定 ::ANSI-C 6. オプションパラメータファイルの 指 定 :[アセンブラオプションパラメータファイル]にチェックを 付 けてく ださい [ 参 照 ]ボタンで 下 記 ファイルを 指 定 してください 7. アセンブラオプションパラメータファイル:C:\Program Files\gaio\CasePlayer2\sample\Z80\Z80.rev 8. 上 記 以 外 の 設 定 はデフォルト 設 定 のままにしてください 9. [OK]ボタンをクリックしてください - 4 -
上 記 3. 場 所 : ( 任 意 )で 選 択 して 頂 いたパスにプロジェクトフォルダが 作 成 され そのフォルダ 配 下 に はプロジェクトファイル(test.vproj)と 関 連 ファイルが 配 置 されます test.vproj をダブルクリックする 事 で CasePlayer2 を 起 動 する 事 が 可 能 です - 5 -
その 他 の 設 定 について(プロジェクトの 新 規 作 成 ダイアログ) プロジェクトの 種 類 仕 様 書 生 成 のみ:: 本 モードではソースコードから 各 種 仕 様 書 を 生 成 する 事 ができます (チュートリアルではこちらを 使 用 します) 概 要 説 明 をソースに 戻 す: 本 モードでは 上 記 の[ 仕 様 書 生 成 のみ]に 加 え 仕 様 書 に 書 き 込 んだコメ ントをソースファイルのコメントとしてソースに 戻 すことが 出 来 ます [ソースファイルをコピーする]が ON になっている 場 合 コメントの 反 映 はプロジェクト 内 にコピーされたソースに 反 映 されます オプションパラメータファイルの 指 定 C オプションパラメータファイル: C オプションパラメータファイルは C 言 語 のコンパイラ 依 存 の 表 記 などを 定 義 します ANSI-C 規 格 に 準 拠 している 場 合 には 設 定 する 必 要 はありません アセンブラオプションパラメータファイル: アセンブラオプションパラメータファイルは 主 にアセンブル 言 語 の 命 令 を 定 義 します ガイオでは 40 以 上 のマイクロプロセッサのパラメータファイルをサンプルとしてご 提 供 しております 本 チュートリアルでは Z80 マイコンのアセンブラ 解 析 に 使 用 致 します 言 語 設 定 C ソースに 関 する 設 定 C の 言 語 仕 様 を 設 定 してください 本 チュートリアルでは[ANSI-C]を 使 用 します C++ソースに 関 する 設 定 C++ 解 析 を 行 う 場 合 は C++ 解 析 を 行 う のチェック 指 定 を 有 効 にしてください 本 チュートリアルでは 使 用 致 しません アセンブラソースに 関 する 設 定 アセンブリマクロ 記 述 を 解 析 するための 種 類 を 選 択 して 下 さい 本 チュートリアルでは[ 通 常 のアセン ブラソース(ガイオ 構 造 化 マクロ)]を 使 用 します 階 層 化 を 有 効 にする チェックを ON にした 場 合 プロジェクト 内 にフォルダを 作 成 し その 中 にソースファイルを 登 録 すること ができます 本 チュートリアルでは 使 用 致 しません プロジェクトの 設 定 データファイル 既 存 のプロジェクトの 設 定 を 新 規 に 作 成 するプロジェクトに 設 定 できます 設 定 を 使 用 する 場 合 は あ らかじめプロジェクトから 設 定 データをエクスポートしておく 必 要 があります 本 チュートリアルでは 使 用 致 しません - 6 -
3. ソースコードの 登 録 プロジェクト 作 成 後 次 に 解 析 対 象 のソースコードをプロジェクト 登 録 します 1. プロジェクトビューのプロジェクト 名 (test)を 右 クリックして ソースファイルの 登 録 フォルダから をクリックして 下 さい 2. チュートリアル 用 のソースが 置 かれている 下 記 フォルダを 選 択 して 下 さい C: Program Files gaio CasePlayer2 sample チュートリアル 拡 張 子 (.xas)のファイルはアセンブラソースになります 本 チュートリアルでは z80 用 のアセンブルソ ースを 使 用 します アセンブラソースとして 認 識 する 拡 張 子 の 設 定 は CasePlayer2 メニュー プロジ ェクト プロパティ で 変 更 する 事 が 可 能 です 3. OK ボタンをクリックして 下 さい - 7 -
その 他 の 設 定 について (ソースファイルの 登 録 ダイアログ) サブフォルダも 含 む このチェックボタンを ON にした 場 合 サブフォルダ 内 のソースファイルもファイルリストに 表 示 する 事 ができます ユーザインクルードパスに 追 加 する このチェックボタンを ON にしタ 場 合 ヘッダファイルを 登 録 する 際 そのファイルのあるフォルダパスを プリプロセッサ 設 定 のユーザーインクルードパスに 追 加 する 事 ができます ファイル 構 成 に 合 わせてフォルダ 付 きで 登 録 する このチェックボタンを ON にしてサブフォルダ 内 のファイルを 登 録 した 場 合 プロジェクトにサブフォルダ と 同 名 のフォルダが 自 動 的 に 作 成 され そのフォルダ 内 にファイルを 登 録 する 事 ができます ただし このチェックボタンは プロジェクトの 新 規 作 成 時 に 階 層 化 を 有 効 にする をチェックしている 場 合 のみ 有 効 です 4. 仕 様 書 生 成 ( 標 準 モード) それでは 標 準 モードで 仕 様 書 を 生 成 してみましょう 本 モードではフローチャート モジュール 仕 様 書 などを 生 成 する 事 ができます 1. アプリケーションメニュー プロジェクト -> 全 仕 様 書 生 成.をクリックしてください ソースファイルを 解 析 し 各 種 仕 様 書 の 生 成 を 開 始 します 2. 生 成 された 各 種 仕 様 書 はプロジェクトビュー 内 のツリーの[ 仕 様 書 ]を 展 開 して 頂 くと 表 示 する 事 が できます - 8 -
標 準 モードでは 下 記 の 仕 様 書 が 生 成 可 能 です フローチャート: 関 数 の 構 造 をフローで 表 示 する 仕 様 書 です モジュール 仕 様 書 : 関 数 の 引 数 戻 り 値 などを 表 示 する 仕 様 書 です モジュール 構 造 図 : 関 数 の 呼 出 し 関 係 を 表 示 する 仕 様 書 です 構 造 体 仕 様 書 : 構 造 体 のメンバなどを 表 示 する 仕 様 書 です モジュール 一 覧 : 解 析 した 関 数 の 一 覧 を 表 示 する 仕 様 書 です 構 造 体 一 覧 : 解 析 した 構 造 体 の 一 覧 を 表 示 する 仕 様 書 です 上 記 以 外 のドキュメント 生 成 は 詳 細 解 析 モードで 生 成 する 必 要 があります ( 本 チュートリアル 後 半 で 説 明 します). - 9 -
仕 様 書 閲 覧 モジュール 構 造 図 を 見 てみましょう 1. プロジェクトビューの[ 仕 様 書 ] [モジュール 構 造 図 ]を 選 択 して 下 さい 2. 仕 様 書 リストビュー 内 にモジュール 仕 様 書 の 一 覧 が 表 示 されますので Test.vblk をダブルクリックして 下 さい 表 示 倍 率 表 示 モードの 変 更 などが 可 能 です - 10 -
チャートリンク 機 能 簡 単 にソースコード 仕 様 書 ドキュメント 間 をジャンプできます フローチャートの 右 クリックメニューからソースコードの 該 当 箇 所 へジャンプしてみましょう 1. プロジェクトビューの[ 仕 様 書 ] [フローチャート]を 選 択 して 下 さい 2. 仕 様 書 リストビュー 内 にフローチャートの 一 覧 が 表 示 されますので etos をダブルクリックして 下 さい 3. 関 数 etos のフローチャートが 表 示 されます 表 示 倍 率 は プルダウンメニューから 変 更 する 事 が 可 能 です 4. チャートボックスを 選 択 して 右 クリックメニュー ソースを 開 く をクリックして 下 さい - 11 -
選 択 したチャートボックスに 対 応 したソースコードの 行 が 表 示 されます. 仕 様 書 とソースコードとが 互 いにリンクされているので 容 易 に 右 クリックメニューからプログラム 文 書 とソースコードを 開 くこと.ができます 図 1 モジュール 仕 様 書 からフローチャートへ 移 動 - 12 -
図 2 モジュール 構 造 図 からソースコードへ 移 動 アセンブラソースのフローチャート CasePlayer2 はアセンブラソースからも 仕 様 書 を 生 成 する 事 が 可 能 です. 本 チュートリアルでは Z80 デバイスのアセンブラソースを 含 んでいます - 13 -
Sample.xas のフローチャート 表 示 方 法 : 1. プロジェクトビュー(ファイルタブ)の[ソースファイル] [Sample.xas]を 選 択 して 下 さい 2. 仕 様 書 リストビュー 内 に 表 示 される START(フローチャート)をダブルクリックして 下 さい 3. アセンブリルーチン START のフローチャートが 表 示 されます ( 注 釈 )::アセンブラ 命 令 は MPU に 応 じて 異 なるため(P5 参 照 ) プロジェクト 生 成 時 に 適 切 なアセンブリパラメータファイル(*.rev)を 設 定 する 必 要 があります 設 定 して 頂 く(*.rev)ファイルは C:\Program Files\gaio\CasePlayer2\sample 配 下 にいくつかのサンプルがございます. 作 成 された 仕 様 書 が 解 析 した MPU のフローとして 正 しく 表 示 されない 場 合 (*.rev) ファイルをユーザー 様 で 変 更 して 頂 く 必 要 がございます - 14 -
5. 詳 細 解 析 モード 詳 細 解 析 モードでは 外 部 変 数 一 覧 構 造 体 リファレンスリストなどの 仕 様 書 を 追 加 で 作 成 する 事 が 可 能 です これらの 仕 様 書 は 外 部 変 数 の 予 期 せぬ 書 き 込 みや 参 照 構 造 体 の 構 造 上 の 問 題 な どを 早 期 に 発 見 するのに 役 立 ちます 詳 細 解 析 モードでは 全 てのコンパイルソースとヘッダファイルを 解 析 のためにおプロジェクトに 追 加 する 必 要 がございます 本 チュートリアルはシンプルな 構 成 ですので 詳 細 解 析 のために 追 加 するフ ァイル 設 定 はございません 実 際 の 組 み 込 みプロジェクトでは 詳 細 解 析 のために CasePlayer2 の 設 定 項 目 プリプロセッサの 設 定 C オプションパラメータの 設 定 をして 頂 く 必 要 がございます これらの 設 定 につきましては チュートリアルの 項 目 11 以 降 にてご 紹 介 させて 頂 いておりますのでご 参 照 ください 詳 細 解 析 モードでは 標 準 モードの 仕 様 書 に 加 えて 下 記 の 仕 様 書 が 生 成 可 能 です 外 部 変 数 一 覧 typedef 一 覧 #define 一 覧 インクルード 関 係 図 外 部 変 数 リファレンスリスト 関 数 リファレンスリスト 構 造 体 リファレンスリスト メンバリファレンスリスト 詳 細 解 析 設 定 詳 細 解 析 モードの 設 定 : 1. [プロジェクトビュー]の[ 設 定 ]タブを 表 示 して 下 さい 2. [ 仕 様 書 生 成 ]をダブルクリックして 下 さい - 15 -
3. [ 詳 細 解 析 ]の 配 下 [winams 用 プログラム 解 析 情 報 を 生 成 する] 以 外 のすべてを ON にしてくださ い 4. [OK]ボタンをクリックして 下 さい 仕 様 書 生 成 CasePlayer2 メニュー プロジェクト 全 仕 様 書 生 成.をクリックしてください ソースファイルを 解 析 し 各 種 仕 様 書 を 生 成 を 開 始 します - 16 -
仕 様 書 閲 覧 外 部 変 数 一 覧 と 外 部 変 数 リファレンスリストを 見 てみましょう 作 成 したプログラムの 仕 様 書 を 表 示 する 操 作 方 法 は 前 述 の 標 準 モードと 同 様 になります 1. プロジェクトビュー(ファイルタブ)を 表 示 して 下 さい 2. [ 仕 様 書 ] [ 外 部 変 数 一 覧 ]を 選 択 して 下 さい 3. 仕 様 書 リストビュー 内 に 表 示 される test.vvlt をダブルクリックして 下 さい 4. Kcode を 選 択 して 右 クリックして 下 さい 5. 外 部 変 数 リファレンスリストを 開 く をクリックして 下 さい - 17 -
外 部 変 数 リファレンスリストは kcode が 参 照 されている 位 置 をソースファイル 名 行 番 号 関 数 名 を 含 むリストで 表 示 します リストの 上 で 右 クリックするとメニューが 表 示 され Kcode が 参 照 されている 各 種 仕 様 書 にジャンプできます - 18 -
変 数 参 照 情 報 の 閲 覧 詳 細 解 析 モードでの 仕 様 書 生 成 によりモジュール 仕 様 書 に 追 加 された 変 数 の 参 照 情 報 を 見 てみま しょう 1. プロジェクトビュー(ファイルタブ)の[ 仕 様 書 ] [モジュール 仕 様 書 ]を 選 択 して 下 さい 2. 仕 様 書 リストビュー 内 に 表 示 される main をダブルクリックして 下 さい 詳 細 解 析 モードで 仕 様 書 を 生 成 した 場 合 次 の 項 目 が 追 加 されます 参 照 している 外 部 変 数 一 覧, ローカル 変 数 一 覧, 呼 出 し 関 数 一 覧. これにて 本 チュートリアルでの 仕 様 書 生 成 についての 説 明 は 終 了 いたします ここまでの 手 順 にて 標 準 モードと 詳 細 解 析 モード 各 種 仕 様 書 間 の 右 クリックメニューでのリンク 機 能 についてご 説 明 させて 頂 きました - 19 -
6. MISRA-C ルールチェック MISRA-C は 組 込 みソフトウェアのコードの 安 全 性 移 植 性 と 信 頼 性 を 容 易 にするために MISRA ( 自 動 車 産 業 ソフトウェア 信 頼 性 協 会 )によって 開 発 された C プログラミング 言 語 のためのソフトウェア 開 発 標 準 です ここでは CasePlayer2 の MISRA-C ルールチェック 機 能 についてご 説 明 させて 頂 きます CasePlayer2 にてサポートしている MISRA-C ルールセットは MISRA-C1998 及 び MISRA-C2004 にな ります MISRA-C ルールチェックを 実 行 MISRA-C ルールチェックを 行 うためには 本 チュートリアルの 前 篇 でご 説 明 させて 頂 きました 詳 細 解 析 モードの 設 定 が 必 要 になります これ 以 降 のご 説 明 は 前 篇 で 使 用 致 しました test.vproj の 詳 細 解 析 モードの 設 定 が 行 われている 事 を 前 提 にご 説 明 させて 頂 きます 1. アプリケーションメニュー プロジェクト -> 全 MISRA-C 解 析.をクリックしてください 2. プロジェクトビュー(ファイルタブ)の[MISRA-C 解 析 情 報 ]を 開 いて 下 さい 3. [MISRA-C:2004 解 析 結 果 ]をダブルクリックして 下 さい - 20 -
MISRA-C のルールに 違 反 しているコードがある 場 合 違 反 しているルール 番 号 と 共 にソース 名 行 番 号 補 足 説 明 がリストで 表 示 されます リストを 選 択 してダブルクリックして 頂 くと 該 当 するソース 行 にジャンプできます - 21 -
表 示 オプション 表 示 順 ルール 番 号 順 : 解 析 結 果 をルール 番 号 順 で 表 示 します 表 示 順 ソース 位 置 順 : 解 析 結 果 をファイル 毎 に 行 番 号 順 で 表 示 します 表 示 モード 全 体 表 示 : 全 ルールのメッセージを 表 示 します. 表 示 モード 簡 易 表 示 : ルール 情 報 のみ 表 示 し ファイル 名 や 行 番 号 などソース 位 置 に 関 する 情 報 は 表 示 されません 表 示 モード 部 分 表 示 : 部 分 表 示 モードでは 本 設 定 の 右 側 にあるルールメニューで 選 択 して 頂 いたメニューについて 表 示 します 上 記 表 示 モードの 説 明 は 表 示 順 でルール 番 号 順 を 選 択 頂 いたのみのご 説 明 になります ルールの 選 択 下 記 ダイアログにて 結 果 表 示 させるルールを 選 択 する 事 が 可 能 です 1. CasePlayer2 メニュー プロジェクト 全 MISRA-C 解 析. MISRA-C:2004 解 析 結 果 をダブルクリックして 下 さい 2. 仕 様 書 ビューア メニュー ルール 表 示 ルール 設 定 をクリックして 下 さい ルールは 項 目 別 に 分 類 されています このリストの 項 目 の 選 択 によって ルールリストの 表 示 内 容 が 更 新 されます チェックを ON にして 頂 いたルールが 解 析 結 果 に 表 示 されます - 22 -
ソースコード メトリックス 閲 覧 プロジェクトビュー(ファイルタブ)の[MISRA-C 解 析 情 報 ]] [ソースコード メトリックス] をダブルクリックして 頂 くと 表 示 されます ソースコード メトリックスでは 下 記 の 情 報 が 出 力 されます: 関 数 名 : 関 数 名 が 表 示 されます 定 義 ファイル 名 : 関 数 の 定 義 されているソースコード 名 が 表 示 されます. 行 番 号 : 関 数 の 定 義 されているソースコード 上 での 行 番 号 が 表 示 されます 経 路 複 雑 度 : 分 岐 の 下 図 マイヤーズ インターバル: 分 岐 の 数 +"?:","&&"," "の 数 が 表 示 できます ネストの 深 さ: 一 番 深 いネスト コード サイズ: 関 数 の 行 数 ( { から } までの 行 数 ) コメントを 含 む 行 の 数 : 上 記 の 行 のうちコメントを 含 む 行 のカウント. コメント 比 率 : コメントを 含 む 行 のコード サイズにおける 割 合 静 的 バスカウント: 静 的 パスをカウントしたもの( 総 経 路 数 ) - 23 -
ソースコード メトリックスの 解 析 結 果 表 示 を 絞 り 込 んで 表 示 する 事 が 可 能 です 仕 様 書 ビューア メニュー ツール 表 示 設 定 をクリックして 下 さい 例 として 静 的 パスカウントのチェックを ON 数 値 を 50 に 設 定 して 下 さい 静 的 パスカウントが 50 以 上 の 関 数 がソースコード メトリックスのリストに 表 示 されます 条 件 設 定 の 絞 り 込 みにより 下 記 のように 表 示 されます:: これで MISRA-C 解 析 についての 説 明 を 終 了 します - 24 -
7. 検 索 機 能 詳 細 仕 様 書 ブラウザではプロジェクト 内 の 関 数 変 数 typedef 構 造 体 などの 様 々な 情 報 を 検 索 する 事 が 可 能 です 1. 本 チュートリアルで 使 用 している test.vproj を 開 いてください 2. CasePlayer2 メニュー [ツール] [ 仕 様 書 ブラウザを 開 く]をクリックして 下 さい 3. 種 類.を 関 数 に 設 定 して 下 さい 4. 名 前 の 項 目 は 空 白 のままにしてください 5. 検 索 ボタンをクリックして 下 さい プロジェクト 内 にある 関 数 名 が 表 示 されます 6. リストの 中 から getchar を 選 択 して OK ボタンをクリックして 下 さい - 25 -
getchar 関 数 が 定 義 / 宣 言 されている 位 置 また 参 照 / 代 入 されている 位 置 の 情 報 が 表 示 されます 関 連 するソースファイルの 行 を 表 示 するには リストをダブルクリックして 下 さい 詳 細 仕 様 書 ブラウザでは 検 索 したい 項 目 / 設 定 をして 頂 く 事 によりプロジェクト 内 の 情 報 を 検 索 する 事 が 可 能 です - 26 -
8. 印 刷 機 能 CasePlayer2 では 仕 様 書 を 実 際 に 印 刷 する 前 に. 印 刷 プレビュー 機 能 を 使 用 して 実 際 の 印 刷 イメージを 確 認 し カスタマイズする 事 ができます 印 刷 ドキュメントに 無 駄 な 空 白 部 分 がない 事 やページ 数 が 無 駄 に 増 えていないか 等 の 確 認 に 役 立 てて 頂 けます 1. プロジェクトビュー(ファイルタブ)を 表 示 して 下 さい 2. [ 仕 様 書 ] [フローチャート]をクリックして 下 さい 3. 仕 様 書 リストビュー 内 に 表 示 される etos をダブルクリックして 下 さい 4. フローチャートビューア メニュー [ファイル] [ 印 刷 プレビュー]をクリックして 下 さい 5. メニューバーの 下 に 現 れる[2 ページ]ボタンをクリックして 下 さい 6. [ 印 刷 倍 率 ]の 右 側 に 位 置 する (+) or (-)をクリックする 事 によって 印 刷 倍 率 を 設 定 する 事 が できます 変 更 した 印 刷 プレビューの 設 定 は 仕 様 書 を 再 生 成 した 後 も 維 持 されます - 27 -
9. 仕 様 書 の Word 変 換 仕 様 書 は CasePlayer2 の 機 能 を 使 用 して Word 変 換 する 事 ができます 1. CasePlayer2 メニュー プロジェクト Word 変 換.をクリックして 下 さい 2. Word 変 換 する 仕 様 書 の 種 類 を 右 側 の[<< 変 換 する 仕 様 書 の 種 類 >>]に 追 加 して 下 さい 3. [OK]ボタンをクリックして 下 さい 4. プロジェクトビュー(ファイルタブ)の[ 外 部 ファイル]を 展 開 して 下 さい 5. [Word]をダブルクリックして 下 さい - 28 -
目 次 ページより 各 種 仕 様 書 の word 文 書 へジャンプする 事 ができます 目 次 の 各 項 目 を[Ctrl+クリック] する 事 で 該 当 文 書 を 表 示 できます 注 釈 : 本 機 能 のご 利 用 には お 使 いの PC に Microsoft Word がインストールされている 必 要 があります Word 変 換 操 作 を 実 行 する 前 にご 使 用 中 の 全 ての Microsoft Word 文 書 を 閉 じて 下 さい 変 換 時 に<Template List>エラーが 発 生 した 場 合 下 記 の 操 作 にしたがって Microsoft Word のセ キュリティ 設 定 を 変 更 して 下 さい CasePlayer2 メニュー [ヘルプ] [ヘルプ]をクリックして CasePlayer2 ヘルプを 起 動 して 下 さい [ 検 索 ]タブの 検 索 エリアに Word 変 換 時 のエラー を 入 力 して[ 検 索 開 始 ]ボタンをクリックして 下 さ い 検 索 結 果 に Word 変 換 時 のエラー が 表 示 されますのでクリックして 下 さい お 使 いの Word バージョンに 合 わせて セキュリティ 設 定 をご 変 更 下 さい - 29 -
10. 仕 様 書 の HTML 変 換 生 成 した 仕 様 書 は CasePlayer2 の 機 能 を 使 用 して HTML 変 換 する 事 ができます 1. CasePlayer2 メニュー プロジェクト HTML 変 換.をクリックして 下 さい 2. HTML 変 換 する 仕 様 書 の 種 類 を 右 側 の[<< 変 換 する 仕 様 書 の 種 類 >>]に 追 加 して 下 さい 3. [OK]ボタンをクリックして 下 さい 4. プロジェクトビュー(ファイルタブ)の[ 外 部 ファイル]を 展 開 して 下 さい 5. [HTML]をダブルクリックして 下 さい - 30 -
. HTM 形 式 の 文 書 が 作 成 され 各 種 仕 様 書 がリンクされますのでクリックする 事 で 該 当 する 仕 様 書 へジャンプする 事 ができます - 31 -
11. 詳 細 解 析 モードの 詳 細 設 定 について 本 項 目 では 詳 細 解 析 モードの 追 加 説 明 と 致 しまして 詳 細 解 析 モードで 仕 様 書 生 成 するための 設 定 方 法 をご 紹 介 致 します 本 チュートリアルにて 使 用 するサンプルプログラムはシンプルな 構 成 であるため 詳 細 設 定 は 必 要 ありません しかし 実 際 の 組 込 み 開 発 プロジェクトでは 詳 細 設 定 が 必 要 な 場 合 があります プリプロセッサの 設 定 CasePlayer2 では 解 析 時 にプリプロセッサの 設 定 情 報 を 使 用 してソースコードの 解 析 を 行 うため 開 発 時 にクロスコンパイラで 設 定 されているプリプロセッサの 設 定 情 報 を CasePlayer2 側 にも 与 えてく ださい 1. プロジェクトビュー( 設 定 タブ) を 表 示 して 下 さい 2. [プリプロセッサ]をダブルクリックして 下 さい #define (デファイン 名 [= 数 値 ]) プリプロセッサに 渡 すデファインマクロを 指 定 してください 複 数 指 定 する 場 合 には 改 行 で 区 切 っ てください 改 行 するには Ctrl+Enter キーを 押 下 してください [ 追 加 ]ボタンを 押 下 すると デファイ ンマクロを 追 加 できます #undef (デファイン 名 ) ソース 解 析 前 に 指 定 したデファイン 名 を 無 効 にします プレインクルードファイル 全 ての C ソースファイルに 予 めインクルードさせるファイルのファイル 名 を 指 定 します お 使 いのクロスコンパイラが 暗 黙 のキーワードや 定 義 を 有 する 場 合 これらの 解 析 エラーを 回 避 するために 使 用 します - 32 -
システムインクルードパス/ ユーザーインクルードパス プリプロセッサに 渡 すシステムインクルードパス(#include < >のパス) ユーザーインクルード パス(#include " "のパス)を 設 定 します パスを 追 加 するには ストボックスの 右 側 にある 追 加 ボタンをクリックして [フォルダの 選 択 ]ダイアログを 表 示 し 指 定 するフォルダを 選 択 した 状 態 で [OK]ボタンをクリックしてください C オプションパラメータ この 設 定 は 開 発 に 使 用 しているクロスコンパイラ 独 自 の 方 言 に 対 応 するためのものです CasePlayer2 の 解 析 エンジンは 指 定 した 言 語 仕 様 に 対 応 していますが クロスコンパイラ 独 自 の 言 語 仕 様 ( 方 言 )には 対 応 できません このため ソースコードに 記 述 された 方 言 を 解 析 時 にどの ように 扱 うかを 設 定 します 1. プロジェクトビュー( 設 定 タブ) を 表 示 して 下 さい 2. [C オプションパラメータ]をダブルクリックして 下 さい User Keyword ユーザーキーワード 非 ANSI-C またコンパイラ 固 有 のキーワードはユーザーキーワードにて 登 録 して 下 さい 以 下 に 登 録 方 法 の 例 を 挙 げます 例 1:int near p1; near は 型 修 飾 子 です これを 型 修 飾 子 として 認 識 させるために near のキーワードに TYPEATT 指 定 します キーワード:near 種 類 :TYPEATT 後 述 記 述 :[ 空 白 ] 例 2:direct int array[100]; direct は 記 憶 クラス です これを 記 憶 クラスとして 認 識 させるために direct のキーワードに STRAGE 指 定 します キーワード:direct 種 類 :STRAGE 後 述 記 述 :[ 空 白 ] 例 3: asm (... ) asm は インラインアセンブラ 記 述 です これをインラインアセンブラ 記 述 として 認 識 させるために asm のキーワードに ASM 指 定 します また このキーワードに 続 く 記 述 が asm の 内 容 の 記 述 で あることを 示 すために 後 置 記 述 に (EXPRESSION) を 指 定 します キーワード: asm 種 類 :ASM 後 述 記 述 :(EXPRESSION) 例 4: except (... ) except は 例 外 処 理 を 示 すコンパイラ 浦 独 自 の 記 述 文 法 です この 記 述 全 体 を 無 視 させるため に except のキーワードに IGNORE 指 定 します また このキーワードに 続 く 記 述 が except の 内 容 の 記 述 であり 同 時 に 無 視 させるために 後 置 記 述 に (EXPRESSION) を 指 定 します キーワード: except 種 類 :IGNORE 後 述 記 述 :(EXPRESSION) - 33 -
例 5: INT32 val; INT32 は 変 数 の 型 を 表 します 型 として 認 識 させるために INT32 のキーワードに TYPE を 指 定 しま す キーワード:INT32 種 類 :TYPE 後 述 記 述 :[ 空 白 ] 置 き 換 えキーワード コード 内 のキーワードを 置 き 換 えるために 使 用 します 例 1: typedef WCHAR_T_TYPE Wchart; このエラーを 回 避 するために WCHAR_T_TYPE を int 型 に 置 換 して 解 析 させます 新 キーワード: WCHAR_T_TYPE, 既 にあるキーワード int 例 2:typedef SIZE_T_TYPE Sizet; このエラーを 回 避 するために SIZE_T_TYPE を int 型 に 置 換 して 解 析 させます 新 キーワード: SIZE_T_TYPE, 既 にあるキーワード int C オプションパラメータのその 他 の 設 定 について 大 部 分 のエラーは 上 記 のユーザーキーワードと 置 き 換 えキーワードを 使 用 して 回 避 することがで きます 上 記 以 外 には 下 記 の 設 定 がございます 非 抽 出 コメント モジュール 仕 様 書 概 要 説 明 等 の 抽 出 定 義 構 造 体 仕 様 書 概 要 説 明 等 の 抽 出 定 義 #pragma 定 義 12. 最 後 に これにて CasePlayer2 のチュートリアルを 終 了 致 します 本 チュートリアルにて CasePlayer2 の 操 作 方 法 について 少 しでもご 理 解 を 深 めて 頂 ければ 幸 いです CasePlayer2 チュートリアル 会 社 名 商 品 名 は 各 社 の 商 標 または 登 録 商 標 です 本 資 料 の 無 断 転 載 複 写 は 禁 止 しております ガイオ テクノロジー 株 式 会 社 ユーザーサポートのご 案 内 http://www.gaio.co.jp/support/support_about.html 使 用 方 法 に 関 するお 問 い 合 わせ 方 法 ご 質 問 は ユーザーサポート 窓 口 をご 利 用 ください http://www.gaio.co.jp/support/support_entry.html ユーザーサポート 窓 口 へのお 問 い 合 わせには ユーザーIDが 必 要 です 保 守 契 約 がない 場 合 は いかなるサポートも 提 供 致 しません - 34 -