SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 Service Pack 3 リリース ノート
著 作 権 2010 SAP AG. All rights reserved.sap R/3 SAP NetWeaver Duet PartnerEdge ByDesign SAP Business ByDesign および 本 書 に 記 載 されたその 他 のSAP 製 品 サービス ならびにそれぞれのロゴは ドイツおよびその 他 の 国 々にお けるSAP AGの 商 標 または 登 録 商 標 です Business ObjectsおよびBusiness Objects ロゴ BusinessObjects Crystal Reports Crystal Decisions Web Intelligence Xcelsius および 本 書 で 引 用 されているその 他 のBusiness Objects 製 品 サービス ならびにそれぞれのロゴは 米 国 およびその 他 の 国 々におけるBusiness Objects S.A.の 商 標 または 登 録 商 標 です Business ObjectsはSAPのグループ 企 業 です 本 書 に 記 載 されたその 他 すべての 製 品 およびサービス 名 は それぞれの 企 業 の 商 標 です 本 書 に 記 載 されたデータは 情 報 提 供 のみを 目 的 として 提 供 されています 製 品 仕 様 は 国 ごとに 変 わる 場 合 があります これらの 文 書 の 内 容 は 予 告 なしに 変 更 されることがあります また これらの 文 書 はSAP AGおよびその 関 連 会 社 ( SAP グループ )が 情 報 提 供 のためにのみ 提 供 するもので いかなる 種 類 の 表 明 および 保 証 を 伴 うものではなく SAPグループは 文 書 に 関 する 誤 記 脱 落 等 の 過 失 に 対 す る 責 任 を 負 うものではありません SAPグループの 製 品 およびサービスに 対 する 唯 一 の 保 証 は 当 該 製 品 およびサービスに 伴 う 明 示 的 保 証 がある 場 合 に これに 規 定 されたものに 限 られます 本 書 のいかなる 記 述 も 追 加 の 保 証 となるものではあり ません 2010-03-30
リリース ノートについて リリース ノートについて これらのリリース ノートには このリリースの SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 Service Pack 3 に 関 する 情 報 のみが 含 まれています Business Objects のソフトウェアをインストールする 前 に このドキュメント 全 体 を 熟 読 し てください ソフトウェアのリリース 後 最 新 情 報 はオンライン SAP BusinessObjects リリース ノート (http://help.sap.com/content/bobj/overview/index.htm)に 追 加 され ます 注 最 新 の 情 報 を 確 認 するには オンライン リリース ノートを 参 照 してください リリース 番 号 について Xcelsius 2008 は この 製 品 の 最 初 のリリースで 非 公 式 に Xcelsius 2008 RTM と 呼 ば れることもあります Xcelsius 2008 SP1 は 最 初 のサービス パック(SP)リリースで アップデート 修 正 機 能 強 化 および 追 加 機 能 が 含 まれています サービス パックは 主 要 なリリースとみな され すべての 関 連 ドキュメンテーションが 更 新 されます Xcelsius 2008 Fix Pack 1.1 は SP1 のための 最 初 のフィックス パックで パッチやバ グ 修 正 が 含 まれていますが 機 能 強 化 や 追 加 機 能 は 含 まれていません フィックス パックは 主 要 なリリースとはみなされず ドキュメンテーションの 更 新 は リリース ノー ト や Fixed Issues に 限 られます フィックス パックの 番 号 は 以 下 のように 構 成 されています:[サービス パック 番 号 ].[フィックス パック 番 号 ] たとえば 4 番 目 のサービス パックの 3 番 目 のフィックス パックの 場 合 は Fix Pack 4.3 になります 今 後 のサービス パックおよびフィックス パッ クは 上 記 の 番 号 システムに 従 います フィックス パックは 関 連 するサービス パック のみに 適 用 してください 注 インストールした Xcelsius 2008 がどのリリースかは [ヘルプ]メニューから 確 認 で きます [ヘルプ] > [Xcelsius について]をクリックしてください ダイアログ ボックス に Xcelsius のバージョン 番 号 とビルド 番 号 が 表 示 されます 以 前 のリリースは 以 下 の 番 号 に 対 応 します SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 Service Pack 3 リリース ノート 3
インストール Xcelsius リリース Xcelsius 2008 (RTM) Xcelsius 2008 SP1 Xcelsius 2008 FixPack 1.1 Xceslius 2008 SP2 Xcelsius 2008 FixPack 2.1 Xcelsius 2008 SP3 Xcelsius バージョン 5.0.0.99 5.0.0.99 5.1.1.0 5.2.0.0 5.2.1.0 5.3.0.0 ビルド 番 号 12,1,0,121 12,1,0,247 12,1,1,344 12,2,0,608 12,2,1,66 12,3,0,670 Fix Pack 1.1 以 降 Xcelsius バージョン 番 号 は 上 記 のフィックス パック 番 号 構 造 に 対 応 します バージョン 番 号 は 次 のように 構 成 されます:[ 製 品 バージョン].[サービス パック 番 号 ].[フィックス パック 番 号 ].0 インストール インストール 要 件 Xcelsius 2008 には レジストリやインストール ディレクトリにファイルを 書 き 込 む 機 能 が 必 要 です Xcelsius 2008 がファイルのアクセスと 書 き 込 みをできない 場 合 インストー ルに 失 敗 します Xcelsius 2008 は 指 定 されたオペレーティング システムで 以 下 の 権 限 が 必 要 です オペレーティング シ ステム Windows XP Windows Vista 要 件 現 在 のユーザーは 管 理 者 であるか 管 理 者 レベルの 権 限 を 持 っている 必 要 があります 現 在 のユーザーは 管 理 者 であるか 管 理 者 レベルの 権 限 を 持 っている 必 要 があります ユーザー アカウント 制 御 を 無 効 にする 必 要 があります システム 要 件 とサポートされているプラットフォームの 全 リストについては https://www.sdn.sap.com/irj/boc/articles にある SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 サポートされているプラットフォーム ドキュメントを 参 照 してください インストー ル 手 順 については http://help.sap.comのsap ヘルプ ポータルにある SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 インストール ガイド を 参 照 してください 4 SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 Service Pack 3 リリース ノート
インストール Fix Pack 1.1 適 用 Xcelsius 2008 のアンインストール 時 の エラー Fix Pack 1.1 が 適 用 されている 場 合 Service Pack 3 をインストールするために SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 をアンインストールしようとすると エラーが 発 生 しま す 回 避 策 : Xcelsius 2008 をアンインストールする 前 に Fix Pack 1.1 をアンインストール します xcelsius.msi ファイルの 不 足 SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 SP2 または SP1 をインストールしている 場 合 SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 SP3 をインストールする 前 に 以 前 のバージョンをアン インストールする 必 要 があります SP1 または SP2 インストールのソース ファイルを 削 除 した 場 合 Service Pack 3 をアンインストールしようとすると 以 下 のエラーが 発 生 し ます ファイル <filepath> は Xcelsius 2008 の 有 効 なインストール パッケージではありませ ん Xcelsius 2008 をインストール 可 能 なフォルダでインストール パッケージ Xcelsius.msi を 見 つけてください Service Pack 3 用 の xcelsius.msi ファイルの 場 所 が 適 正 ではない このエラーは Microsoft の 既 知 の 問 題 で エラー 1706 必 要 なファイルが 見 つかりま せん です リムーバブル メディアから MSI ファイルをインストールする 際 に 発 生 しま す 回 避 策 としては 可 能 であれば 以 前 のインストール バージョンから xcelsius.msi ファ イルをコピーし 以 前 のプログラム ソース ファイルが 保 存 されていた 場 所 に 保 存 して から Xcelsius をアンインストールします 以 前 インストールしたバージョンのソース ファイルにアクセスできない 場 合 は http://support.microsoft.com/kb/299803 の Microsoft のサポート サイトでこの 問 題 を 解 決 する 手 順 に 従 ってください SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 Service Pack 3 リリース ノート 5
.dll ファイルの 登 録 でのインストールの 中 止 SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 SP3 のインストール 時 に ファイアウォールまたは ネットワーク セキュリティ アプリケーション(McAfee Norton など)によってリモートのイ ンストール ソース ファイルへの 接 続 がブロックされ インストーラが 以 前 にインストール されたリリースを 削 除 できず レジストリへの.dll ファイルの 登 録 処 理 でインストールが 中 止 されます 回 避 策 :SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 SP3 をインストールする 前 に 以 下 のいず れかを 実 行 します Xcelsius のソース ファイルをインストール 先 のローカル ドライブにコピーする リモートのソース ファイルへのアクセスをブロックする 可 能 性 があるすべてのファイ アウォールまたはネットワーク セキュリティ アプリケーション(McAfee Norton など) を 無 効 にする Xcelsius 2008 の 起 動 :エラー メッセージ Microsoft Windows テンポラリ フォルダ %temp% (たとえば 管 理 者 用 の C:\Documents and Settings\Administrator\Local Settings\Temp)が 存 在 しない 場 合 SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 を 起 動 すると 以 下 のエラーが 発 生 します Microsoft Visual C++ Runtime Library RuntimeError!... 回 避 策 としては Xcelsius を 起 動 する 前 にデフォルトの 場 所 に Windows のテンポラリ フォルダが 存 在 することを 確 認 します ユーザー アカウント コントロールとアドオンの 管 理 ユーザー アカウント コントロール(UAC)が 有 効 な 場 合 [アドオンの 管 理 ]メニュー 項 目 は Xcelsiusで 使 用 できません 回 避 策 として アドオンを 管 理 する 場 合 は UAC をオフにします 6 SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 Service Pack 3 リリース ノート
Xcelsius 2008 へアップグレード 後 のフォント サイズ [Xcelsius 4.5]から[SAP BusinessObjects Xclesius 2008]へのアップグレード 後 SWF ファイルではフォントが 小 さく 見 えますが [プロパティ]パネルでは フォント サイズは 以 前 のバージョンと 同 じです 回 避 策 として Xcelsius 4.5 で 作 成 し Xcelsius 2008 にアップグレードしたモデルの フォント サイズを 調 整 して サイズの 違 いに 適 合 させます PowerPoint で SWF を 印 刷 する SWF が 含 まれる Microsoft PowerPoint ファイルを 開 き スライド ショーを 実 行 する 前 にスライドを 印 刷 した 場 合 空 白 のスライドが 印 刷 されます PowerPoint で SWF を 印 刷 するには スライド ショー モードを 開 始 して 各 スライドを 開 いてからファイルを 印 刷 します エクスポートの 問 題 ファイル 名 が 長 い 場 合 の HTML へのエクスポート モデルが HTML にエクスポートされ ファイル 名 (UNICODE ファイル 名 )のワイド 文 字 数 が 59 を 超 えていると エクスポートされた HTML ファイルは SWF ファイルをロード できません エクスポートされた HTML ファイルでは SWF ファイル 名 の 59 ワイド 文 字 数 を 超 えた 分 は 切 り 捨 てられます 回 避 策 としては ファイル 名 を 59 ワイド 文 字 数 以 下 にするか <EMBED src=""> に 実 際 のファイル 名 が 含 まれるように HTML ファイルを 手 動 で 変 更 します HTML へのエクスポート 時 の SWF ファイルと HTML ファイルのモデル サ イズの 違 い HTML 形 式 にエクスポートした 場 合 HTML 出 力 のモデルのサイズは SWF 出 力 の モデルのサイズよりも 大 きくなります HTML ファイルのモデルのサイズを 変 更 するには ブラウザでファイルのソースを 表 示 し OBJECT タグの 高 さと 幅 の 設 定 を 調 整 します SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 Service Pack 3 リリース ノート 7
注 Firefox でモデルのサイズを 縮 小 するには EMBED タグの 高 さと 幅 の 設 定 も 変 更 する 必 要 があります PDF または PPT にエクスポートする 場 合 のコンポーネントのサイズ Adobe PDF 形 式 または Microsoft PowerPoint(PPT) 形 式 にエクスポートした 場 合 一 部 のコンポーネントのサイズが XLF やプレビューでのサイズと 異 なり 設 計 モード 時 と 同 じように 配 置 されない 場 合 があります これは Adobe Flash Player の 既 知 の 問 題 が 原 因 です 詳 細 については Adobe Flash Player Bug and Issue Management System(http://bugs.adobe.com/jira/browse/FP- 1090)を 参 照 してください コンポーネント スライド ショーのトランジション タイプ スライド ショーのトランジションは デザイン モードの 場 合 や 実 行 時 には 意 図 したとお りに 動 作 しません デザイン モードの 場 合 以 下 のトランジション タイプは 正 しく 動 作 します スライドイン( 左 へ) スライドイン( 右 へ) プッシュ( 左 へ) プッシュ( 右 へ) ズーム 実 行 時 には [スムースフェード]トランジション タイプのみが 意 図 どおりに 動 作 します 以 下 のトランジション タイプは 意 図 どおりには 動 作 しません 8 SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 Service Pack 3 リリース ノート
選 択 したトランジション プッシュ( 左 へ) プッシュ( 右 へ) スライドアウト( 左 上 へ) 実 行 時 のトランジションの 動 作 プッシュ( 右 へ) プッシュ( 左 へ) プッシュ( 上 へ) フラッシュ メモリ 管 理 および SWF ローダー コンポーネント 新 しい Web 接 続 コンポーネントである SWF ローダーは SWF ファイルを 実 行 時 に ロードするために 設 計 されたもので スライド ショー コンポーネントよりもメモリ 管 理 に 優 れています ただし アクティブでないコンポーネントをメモリから 削 除 する 時 期 の 制 御 については Adobe Flash Player メモリ 管 理 方 法 に 従 います SWF ローダー 使 用 時 にメモリが 大 量 に 消 費 されないようにするには 次 のようにしま す 1 つのモデルに 含 まれる SWF ローダー コンポーネントおよびスライド ショー コン ポーネントの 数 を 減 らす モデル 内 の SWF ローダー コンポーネントおよびスライド ショー コンポーネントが 実 行 時 に 同 時 にロードする 必 要 のある SWF ファイルの 数 を 減 らす HTML の 複 数 のスライド ショー コンポーネントでアイテムが 失 われる 複 数 のスライド ショー コンポーネントを 含 むモデルを HTML にエクスポートすると ス ライド ショー コンポーネントの 1 つの 子 SWF で 一 部 のアイテムが 失 われる 場 合 が あります モデルのスライド ショーから 一 部 のアイテムが 失 われた 場 合 は スライド ショー コン ポーネントではなく SWF ローダー コンポーネントを 使 用 してモデルを 再 度 作 成 しま す チャートの 後 ろにあるコンポーネントとの 対 話 操 作 Crystal Xcelsius 4.5 では 対 話 操 作 が 有 効 なコンポーネントの 前 面 にチャートが 配 置 されていても チャートの 背 後 にあるコンポーネントとの 対 話 操 作 が 可 能 でした SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 では チャートが 他 のコンポーネントの 前 面 にある 場 合 デフォルトでは 背 後 にあるコンポーネントとの 対 話 操 作 を 行 うことはできません チャートの 背 後 にあるコンポーネントとの 対 話 操 作 を 行 うには 次 のようにします SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 Service Pack 3 リリース ノート 9
1 チャート コンポーネントを 選 択 して[プロパティ]パネルを 開 きます 2 [ 表 示 ]ビューをクリックして [レイアウト]タブで 次 のオプションを 設 定 します [チャート 領 域 ]で [チャートの 背 景 を 表 示 ]オプションの 選 択 を 解 除 します [プロット 領 域 ]で [ 塗 りつぶしを 表 示 ]オプションの 選 択 を 解 除 します 複 数 のコンポーネントを 選 択 してバインドすると 1 つのプロパティに 対 し て 複 数 のバインドが 存 在 する 結 果 となる 場 合 がある 複 数 のコンポーネントを 選 択 してプロパティを 値 にバインドする 際 に 最 初 に 選 択 した コンポーネントにそのプロパティへのバインドが 存 在 せず 2 番 目 に 選 択 したコンポー ネントにバインドがすでに 存 在 する 場 合 2 番 目 のコンポーネントにはそのプロパティ 値 へのバインドが 2 つ 存 在 することになります 1 つのプロパティを 複 数 の 値 にバイン ドすることはできないため 2 番 目 のコンポーネントのプロパティ シートには 新 しい 値 ではなく 既 存 の 値 が 表 示 されます このバインド 値 を 変 更 するには まず 既 存 のバイン ドを 削 除 してから プロパティを 新 しい 値 にバインドする 必 要 があります 動 的 ディスプレイの 動 作 Xcelsius 2008 SP3 では モデルの 実 行 時 に 動 的 ディスプレイで 非 表 示 にするコンポー ネントについて 動 的 ディスプレイの[ステータス]ボックスおよび[キー]ボックスの 両 方 に 有 効 な 値 を 設 定 する 必 要 があります ステータス 値 が 設 定 されていて キー 値 が 設 定 されていない 場 合 コンポーネントはモデル 内 に 表 示 されたままになります Xcelsius 2008 SP2 では コンポーネントは [キー] 値 が 設 定 されているかどうかに 関 わらず [ステータス]ボックスに 値 が 設 定 されていれば 非 表 示 になっていました 回 避 策 : 動 的 ディスプレイの[ステータス]ボックスに 値 が 設 定 されている 場 合 は [キー] 値 も 設 定 されていることを 確 認 します 1 コンポーネントを 選 択 して[プロパティ]パネルを 開 きます 2 [プロパティ]パネルで [ 動 作 ] > [ 一 般 ]を 選 択 します 3 動 的 ディスプレイで [ステータス]ボックスに 値 が 設 定 されている 場 合 は [キー] ボックスに 適 切 な 値 を 設 定 してください 注 モデルに 不 要 なコンポーネントがある 場 合 は SWF ファイルのファイル サイズを 縮 小 し 全 体 のパフォーマンスを 向 上 させるために コンポーネントを 削 除 してく ださい 10 SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 Service Pack 3 リリース ノート
接 続 BusinessObjects Xcelsius Enterprise 2008 Live Office BusinessObjects Enterprise から Live Office 互 換 性 モードを 開 く Live Office アプリケーションは [Live Office 互 換 モード]が 有 効 になっていても Microsoft Office アプリケーションで 使 用 する 場 合 とは 異 なり Xcelsius 2008 ではすべ ての 機 能 を 使 用 することはできません たとえば InfoView に 保 存 されている Microsoft Excel スプレッドシートを 開 くことができません また スプレッドシートを BusinessObjects Enterprise へ 公 開 することも 最 新 表 示 オプションを 使 用 することもできません この 問 題 を 回 避 するためには Microsoft Excel で Live Office の 機 能 を 使 用 してから Live Office 対 応 のスプレッドシートを Xcelsius にインポートしてください Live Office 対 応 スプレッドシートによるパフォーマンスの 低 下 モデルにLive Office 対 応 スプレッドシートが 含 まれている 場 合 SWF ファイルの 生 成 時 のパフォーマンスがおよそ 10% 低 下 します パフォーマンスは Live Office 接 続 を 切 断 しても 低 下 します ローカル 子 コンテンツのある BusinessObjects Enterprise InfoView にホストされている 親 SWF の 表 示 問 題 :ローカル PC に 格 納 されているローカル コンテンツ( 子 SWF や 画 像 など)のあ る SWF( 親 )を BusinessObjects Enterprise へエクスポートしています 親 SWF は InfoView で 表 示 できますが 子 コンテンツをロードできません 回 避 策 :この 問 題 の 回 避 策 はありません これは Adobe のセキュリティ 制 限 です Adobe Flash Player 9 では URL(たとえば BusinessObjects Enterprise InfoView や Web サ イト)にホストされている SWF は ローカル ファイル システムに 格 納 されているファイ ルをロードできません BusinessObjects Enterprise InfoView にホストされている 親 SWF には BusinessObjects Enterprise InfoView にもホストされている 子 コンテンツが 必 要 です 詳 細 については Adobe Web サイト(http://www.adobe.com/devnet/flashplayer/arti cles/fplayer9_security.html)から 入 手 できる Security Changes in Flash Player 9 の ドキュメントを 参 照 してください SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 Service Pack 3 リリース ノート 11
[ポータル データ 接 続 ]チェックボックスの 動 作 [ポータル データ 接 続 ]が IBM WebSphere 接 続 モデルに 追 加 され [ 接 続 タイプ] が[なし]で[パラメータ タイプ]が[チェックボックス]に 設 定 されている 場 合 ユーザー が IBM Websphere ポータルでチェックボックスを 選 択 すると 挿 入 値 は -1 になりま す チェックボックスを 選 択 しない 場 合 挿 入 値 は NULL です SAP NetWeaver BW 接 続 および 双 方 向 SSL 認 証 デザイン モードでは 双 方 向 SSL 認 証 を 必 要 とする SAP NetWeaver BW 接 続 のク エリーを 選 択 した 場 合 2032 エラーが 発 生 します 実 行 時 には 接 続 は 正 しく 機 能 します 単 方 向 SSL 認 証 による SAP NetWeaver BW 接 続 は デザイン モードおよび 実 行 時 の 両 方 で 正 しく 機 能 します Microsoft Excel Microsoft Excel の 応 答 停 止 Xcelsius および Microsoft Excel の 両 方 が 同 じシステム 上 で 同 時 に 使 用 されている 場 合 Microsoft Excel の 応 答 が 停 止 する 可 能 性 があります この 問 題 が 起 きる 可 能 性 を 抑 えるには 以 下 を 行 ってください すべての Microsoft Excel アップデートがインストールされていることを 確 認 する Xcelsius および Excel を 同 時 に 使 用 する 場 合 は 必 ず Xcelsius を 先 に 起 動 し そ れから Excel を 起 動 する Microsoft Excel 機 能 配 列 式 (Ctrl + Shift + Enter を 使 用 して 入 力 ) 問 題 :Xcelsius 2008 では Microsoft Excel の 配 列 式 はサポートされませ ん 条 件 : 式 が Ctrl + Shift + Enter を 使 用 して 入 力 され 中 かっこ {} で 囲 ま れた 配 列 式 である たとえば ={SUM(B2:D2*B3:D3)} など 動 作 : 間 違 った 計 算 が Xcelsius 2008 によって 返 されます 12 SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 Service Pack 3 リリース ノート
DATEVALUE(date_text) 問 題 :Xcelsius 2008 では Microsoft Excel の 内 部 テキストベース 日 付 形 式 がサポートされません 条 件 :Date_text が 数 値 以 外 の 形 式 で 入 力 された たとえば January 1, 2008 など 動 作 :Xcelsius 2008 は #VALUE! を 返 します Excel は 内 部 日 付 値 を 返 します INDEX(array, row_num, column_num) 問 題 :Xcelsius 2008 では INDEX がセル 参 照 ではなく 値 として 計 算 され ます したがって セル 参 照 を 使 用 する 他 の 関 数 と 組 み 合 わせることはで きません 条 件 :セル 参 照 を 必 要 とする INDEX と 結 合 された 他 の 関 数 たとえば SUM(A1:INDEX( )) など 動 作 :Xcelsius 2008 では 値 が 計 算 され セル 参 照 を 使 用 する 他 の 関 数 についてはエラーが 作 成 されます IRR(values, guess) 問 題 :Xcelsius 2008 は guess 値 が 負 の 場 合 に 間 違 った 計 算 を 返 しま す 条 件 :Guess 値 が 負 である 動 作 :Xcelsius 2008 では 空 白 が 返 されます Excel では 有 効 な IRR 値 が 返 されます SUMIF(range, criteria, sum_range) 問 題 :Xcelsius 2008 では range セル 選 択 が sum_range セル 選 択 よりも 大 きい 場 合 に 拡 張 された sum_range が 計 算 されません 条 件 :Rangeセル 選 択 が sum_range セル 選 択 よりも 大 きい 動 作 :Xcelsius 2008 では sum_range で 選 択 されたセルのみ 計 算 されま す Excel では range のより 大 きなセル 選 択 に 基 づいて 拡 張 された sum_range が 計 算 されます SUMPRODUCT((Condition1)*( 集 計 する 範 囲 )) 問 題 :Xcelsius 2008 では SUMPRODUCT ((Condition1)*( 集 計 する 範 囲 )) がサポートされていません 条 件 :((Condition1)*( 集 計 する 範 囲 )) はサポートされていません 動 作 : 関 数 は 実 行 されると #VALUE を 返 します Xcelsius 2008 では SUMPRODUCT(Range1,Range2,...) の 使 用 のみがサポートされていま す SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 Service Pack 3 リリース ノート 13
SUMXMY2 関 数 SUMX2MY2 関 数 SUMX2PY2 関 数 問 題 : 実 行 時 に SUMXMY2 関 数 SUMX2MY2 関 数 あるいはSUMX2PY2 関 数 のエラーメッセージが #Value! などに 設 定 されていると Xcelsius 2008 は #Value! ではなく NaN を 返 します TEXT(value, format_text) 問 題 :Xcelsius 2008 は Excel の 内 部 ナンバリング スキームから 年 への 書 式 設 定 をサポートしません 条 件 : 値 が Excel の 最 小 と 最 大 の 年 ( 数 値 形 式 )の 間 にある format_text 値 が e である 動 作 : 式 =TEXT(1,e) Xcelsius 2008 は e を 返 します Excel は 値 1900 を 返 します VLOOKUP(lookup_value, table_array, col_index_num, range_lookup) および HLOOKUP(lookup_value, table_array, row_index_num, range_lookup) 問 題 :Microsoft Excel と Xcelsius 2008 は table_array 内 の 重 複 する lookup_value に 対 して 異 なる 計 算 結 果 を 生 成 します Microsoft は これ らの 関 数 で 既 知 の 問 題 を 報 告 しています 条 件 : - Range_lookup 値 が 省 略 されるか TRUE に 設 定 されている - table_array 内 の Lookup_value が 重 複 している(2 回 以 上 ) - table_array の 最 初 の 列 の 値 が 昇 順 に 並 べ 替 えられている 動 作 :Xcelsius 2008 は table_array に 見 つかった 最 初 の 行 / 列 の 値 を 返 します Excel は table_array 内 の 最 後 の 行 / 列 の 値 を 返 します オプション パラメータを 持 つ 関 数 オプション パラメータ つまり 値 を 省 略 できるパラメータを 持 つ Excel 関 数 を 使 用 する 場 合 は これらのパラメータに 値 を 指 定 することをお 勧 めし ます オプション パラメータの 値 を 省 略 すると ビジュアライゼーションが 表 示 されない 場 合 があります IFERROR Excel 関 数 の 未 サポート SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 ユーザーズ ガイド およびオンライン ヘルプに は IFERROR がサポートされている Excel 関 数 として 記 載 されていますが これは 誤 りです Xcelsius 2008 では IFERROR 関 数 はサポートされていません 14 SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 Service Pack 3 リリース ノート
[スプレッドシートの 最 適 化 ]オプションおよび & 記 号 埋 め 込 みスプレッドシート 内 のワークシートの 名 前 に & 記 号 が 含 まれていて Excel のオプションダイアログ ボックスの[スプレッドシートの 最 適 化 ]オプションが 有 効 な 場 合 そのワークシートのデータがバインドされているコンポーネントは プレビューおよ び 実 行 時 に 適 切 にデータが 表 示 されない 可 能 性 があります 回 避 策 :[スプレッドシートの 最 適 化 ]オプションを 無 効 にします 1 [ファイル] > [ 基 本 設 定 ] > [Excel のオプション] をクリックします 2 スプレッドシートの 最 適 化 で [ 有 効 にする]の 選 択 を 解 除 します 3 [OK]をクリックします SAP BusinessObjects Xcelsius 2008 Service Pack 3 リリース ノート 15
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